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マッチ工場の少女(1990)

THE MATCH FACTORY GIRL
TULITIKKUTEHTAAN TYTTO

メディア映画
上映時間70分
製作国フィンランド
公開情報劇場公開(アルシネテラン)
初公開年月1991/03/01
ジャンルコメディ/ドラマ
ふしあわせな、あたし。
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【解説】
 マッチ工場で働く少女イリスは、裏通りの狭いアパートに母と義父と同居していた。ある日イリスは、貰ったばかりの給料で派手なドレスを衝動買いする。家で給料袋を待ち構えていた義父には殴られ、母には返品を命じられたイリスだったが、従わずにそのドレスを着てディスコに行った。そしてそこで出会った男にチーク・ダンスに誘われ、そのまま彼の家で一夜を過ごす……。アキ・カウリスマキはその殆どの作品が大変クセのあるものが多く、観客の合う合わないがハッキリ別れる監督だが、そのテーマには常に普遍的なものがある。それは、彼の作品はいつも私たちの側--無産階級の者達の淡い夢とささやかな反抗を描いているという点だ。本作でも監督は、世間から疎外され傷つけられた娘の反抗を決して悪びれることなく、むしろ至福の時を謳歌するかの様に描いている。またこの監督はいつもそうである様に、登場人物は極度に寡黙であり、音楽や歌が重要な要素となっている。
<allcinema>
評価
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
543 8.60
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【ユーザーコメント】
投稿者:Normandie投稿日:2011-11-21 21:02:45
「真夜中の虹」「コントラクトキラー」とコレ、負け犬三部作。
どれも狂おしいほど大好きさ。
肩の荷を降ろさせる作風で映画を撮り続けるアキちゃん、
まだ若いからいい映画をこれからも見せてくださいな。
投稿者:いまそのとき投稿日:2011-08-10 16:29:02
カウリスマキの寡黙な作品。嘆きたくなるような現実を直視する。ヒロインはささやかな幸せも打ち砕かれる。ニュースの中国天安門事件が被さり悲壮感に胸が痛む。最後見放された魂は思いもよらぬ行動に出る。即ち"彼らは遠くの森の奥で餓え凍えて死んだのだそのように思えます"
投稿者:なちら投稿日:2009-07-29 21:36:48
【ネタバレ注意】

不幸になって行くっつっても、今回は本人にも多少非がある気もするが…。
まぁ、あんな鬱屈した生活では、羽目を外したくもなるよね。

後半の彼女のキレっぷりは、笑える。
やはり、男とのその夜限りの関係を理解できず、彼氏の様にもてなすズレた感覚が
ネズミ殺しに繋がっているんだろーか?
男にわざわざ手紙を書く発想もちょっと変だし。
たまたま声を掛けた人物のグラスに笑顔で薬品を入れる様子なんて、もうネジが完全に外れちゃってるね。

世間知らず過ぎるっつーのは人一倍傷つくだろうし、不幸だな。

投稿者:ぶくろう投稿日:2005-04-09 14:14:14
オルタナティブ。
投稿者:ふじこ投稿日:2004-11-22 15:37:05
女性が主人公だから観ながらドンドン不幸になってく彼女に、馬鹿だなぁとか、しっかりせんかい、とか思ってたのだけど、後半から大胆になっていったのは驚きでした。しかもサラリとクールにやってのける。あの調子じゃまだまだ混入しそうな雰囲気でもありました。
しかし、流れてる音楽なんかは風変わりで(歌詞なんかすごいのだ。思わず読んで笑った)した。

マッチってあぁやって作るんだね。
投稿者:トレマー図投稿日:2003-06-03 23:22:34
ビデオで観たらおまけでついてたロッキー6、なんで作ったんだろう・・
投稿者:Katsumi_Egi投稿日:2003-01-02 19:41:28
【ネタバレ注意】

 私にはそれほど大した映画だとは思えないのだが、しかし、カティ・オウティネンの圧倒的な醜女ぶりと不幸の数珠繋ぎがとても面白いカウリスマキの佳編。堕胎したその帰り道で車に轢かれてしまうシーンなんてホント笑ってしまった。或いは、妊娠させた男と母親の情人に殺鼠剤を飲ませるのはストーリ的に普通だが、バーのカウンタで隣に座った男にまで飲ませるというところも笑える。
 またカウリスマキらしい音楽の使い方、ジュークボックスやラジオから流れるロックと画面とのミスマッチによる可笑しさも絶品。
http://www.page.sannet.ne.jp/egi/

投稿者:theoria投稿日:2002-07-18 20:57:30
「復讐は甘美なり」。ホメロスの『イリアス』に於けるこの箴言が箴言たる所以を本作品が端的に表現している。カティ・オウティネンが最も彼女らしい、決して美人ではないが個性的で、しかも女優×女優していない一女性として、否、性を越えた一人間の感情の機微というものをそこまで自然体でしかも強烈に演じられるものなのかと驚嘆させられるだけの説得力を携えて登場してくれる作品でもある。アキ・カウリスマキが彼女を重宝に思うのも無理なからぬ。ここで彼女は「イリス」即ちホメロスの二大叙事詩の一つ『イリアス』に出てくる「イリス=虹の女神」でもある訳で、当然カウリスマキの念頭に置かれている。母と義父を「猫イラズ」で殺害する前に、アイリス・インかアウトの手法を使ってまでの「茶化し」を見せていたかどうか定かでないが、花のアイリス(・・多分)をアップで映し出していたことからもイリスが単なる固有名詞でない存在であることが暗示されている。人間は誰でも「復讐の鬼」になり得るのだ。コメディ?ブラック・コメディ?確かに遊びで孕ませた男に復讐するシオラシイ女性の気持ちは分かるが、その腹癒せにバーでただヘラヘラと寄って来た酔っ払い男にまで「イチコロ猫イラズ(大)」を、ソノ気がある様に目配せしながらさり気無く酒を注ぎ足してあげるかの如くに「注入」し、あっけらかんとイチコロにしてしまうのは「怖い」のを通り越して余りにも「リアル」で、「性善説」とやらを単純に信じて疑わぬノーテンキな連中が、このシーンを観て呆気に取られた顔を想像すると・・私的には確かに笑える。が、この「コメディー」というカテゴリーにカウリスマキ自身が当て嵌めているならば、コメディーとして観ないと余りにも「現実的」過ぎて大半の観客が「人間不信」に陥ることが必至だからではなかろうか?ラストもタンゴを流し深入りを敢えて回避しているようにも思われる。パラドックスか。本作は人間にとって最も厄介な「憎悪」の念を題材にしつつも「叙情」ではなく「叙事」の傑作となっていて、そこが素晴らしい。クールな作品が多いアキ・カウリスマキだが本作はその中でも一際輝いている。勿論、撮影のティモ・サルミネンの奇を衒わぬ率直で真摯なカメラ・ワークあってこその映画でもある。こういう作品はやはり色々な意味で精神的素地がしっかりしていないと絶対に世に出ては来ないだろう。脱帽。
投稿者:酒尽尽投稿日:2001-11-04 08:09:47
 しばらく前に、全く予備知識なしに借りてきて見ましたが、こんな変な映画みたことがない、という感じです。
 ストーリーだけ読むと、まるで悲惨なリベンジ映画ですし、映画中、通常のコメディーにあるような感じのギャグは一切なく、北欧の暗い雰囲気がみちみちているのですが、たしかにこれはコメディーです。
 偶然一緒に見た友人(女性)がえらく気にいって、何回も何回も繰り返し見ていました。この友人は非常に個性的な人だったので、何か感性にあったのでしょう。
 やはり、カルト映画の上位に位置付けられるだけのことはある作品ですが、全く私の感覚(=まるで月並み。レスリーニールセンやジムキャリーのファン)とは相容れないものでした。
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