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摩天楼を夢みて(1992)

GLENGARRY GLEN ROSS

メディア映画
上映時間100分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(東宝東和)
初公開年月1993/09/04
ジャンルドラマ

【解説】
 気鋭の劇作家で監督でもあるD・マメットのピューリッツァ賞戯曲を彼自身が脚本化、「アフター・ダーク」のJ・フォーリーが演出した、アンチ・ハリウッド的な男たちのドラマ。時に舞台の空間の狭さを故意に意識させつつ、夜通し降る雨で映画的な膨らみを持たせ、NYの不動産セールスマンたちの凌ぎあいを、練り上げられた台詞と劇構成でみせていく。茫洋と緊密のないまぜになった抑揚が、それまでのフォーリー演出の特徴だったが、今回はひたすら脚本のリズムに合わせ、畳みかけるような演出を披露する。役者たち--これだけの一流どころがこんな地味な企画で顔を合わせるのも稀だ--は誰もが全力投球。特に、保身のため不正な営業成績を捏造するJ・レモンのベテラン社員は全身から悲哀を漂わせ(その姑息なセールスの逐一が泣かせる)、やはり頭抜けている。反して、パチーノは業績トップのエリート社員、その颯爽とした実力者ぶりがまた板について見事。J・N・ハワードによるスコアも映画を更にタイトに引き締める。
<allcinema>
評価
【関連作品】
アフター・ダーク(1990)
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
16125 7.81
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【ユーザーコメント】
投稿者:bond投稿日:2013-03-30 08:31:21
実力派男優陣による、舞台劇の映画化。各々の演技が素晴らしい。不動産ってそういう商売なのね。
投稿者:にゃんにゃん投稿日:2012-05-06 11:09:39
派手な見せ場もなく、突出した演出があるわけでもなく、
ただ登場人物が会話しているだけと言っても過言ではない映画。
しかし時が経つのを忘れるほど釘付けになってしまう魅力がある。
それはベテラン俳優同士の演技のぶつかり合いと、それを綺麗にまとめあげた監督の力だと思う。

少ししか登場しないのに強烈な印象の“BMWの男”アレック・ボールドウィン、
コネで成り上がった出来ない上司のケビン・スペイシー、
口だけ達者なチンピラのエド・ハリス、
冴えないどこにでもいるサラリーマンにアラン・アキーン、
終始オドオドしたダメな男にジョナサン・プライス、
優秀なセールスマンで自身にあふれた男アル・パチーノ、
そしてクビになるまいと必死にしがみつくジャック・レモン。

あの大俳優がこんな役を!?と思うものもあるが、
みんなしっかり自分の役割をこなしているのがさすが。
この中でもやはり印象的なのがジャック・レモン。
ラストの複雑な表情が忘れられない。
投稿者:moviefantravis投稿日:2011-12-24 18:41:22
おもしろかった.
ジャックレモンはものすごい俳優だと見せつけられた.
アルパチーノがかすんでしまった.
サラリーマンになってから見たらまた違う魅力が見つけられそう.
投稿者:blacus投稿日:2011-10-26 11:52:39
ピューリツァ賞を受賞している戯曲が原作だけあって脚本は素晴らしいし、この上なく豪華な俳優陣の演技についても文句のつけようがない。ただ反面、舞台原作の映画化の例にもれず、映画的な演出はあまりないのでその点ではやや物足りない。
NYの事務所(原作の戯曲ではシカゴが舞台らしいが)でフロリダの土地を売りつけるって、東京で北海道のタダ同然の人も住めない未開の原野を売りつけるようなものだろうか。その意味では、会社の存在自体が詐欺みたいなもので、それを売りつけるためにジャック・レモンが嘘ばかりついているとしても特に非難には値しないのかもしれない。
下で別の人も書いてるけど、この邦題はいまいちだと思う。登場人物は中年ばかりで生活のために仕事をしているのであって、とても「夢」をみれるような年齢ではない。そもそも摩天楼なんてほとんどでてこないし。
原題のGlengarryはGlengarry Highlandsというフロリダの彼らが現在売りつけている物件、対してGlen RossはGlen Ross Farmsというかつて売りつけるのに成功した物件を指している。だから恐らく過去と未来の成功を示しているのではないかと思う。
投稿者:イドの怪物投稿日:2011-04-27 07:49:42
紛れも無く名優たちの演技を楽しむ名作。
芝居を見ている様な錯覚に陥る演出、デスカッションで進行する筋立て、これほどじっくり見れる映画は久しぶり、得した気分。
この映画も20年前の映画になるのか、、、、、、
投稿者:kopi投稿日:2011-04-17 14:49:56
面白い!
イヤなことがあると仕事をすぐ辞める人に勧めたい。
仕事とは楽しく仲良くするものではなく、過酷でつらいものなのです。
投稿者:ヘラジカ投稿日:2010-09-25 02:26:13
名優たちが”舌”で殴り合う。まさにその通り。
ジャック・レモン、アル・パチーノ、エド・ハリスとにかく凄い迫力。
ここまで演技に凄みがあると物語の地味さなんてどうでもよくなる。
お腹いっぱい。素晴らしいの一言。
投稿者:ベッカー投稿日:2010-08-13 18:40:12
いくらアメリカさんだって、上司や同僚にここまで言いたい放題の職場はないでしょう。
だから、ショボクレた存在のアラン・アーキンは現実感との間をつなぐ貴重なポジションにいるわけです。
業界ネタは好みではないしジャック・レモンが苦手なので、彼が出ていなければ多分観なかった。
なのに5人ばかりが持て囃されて、米盤のジャケットにも顔がないなんて、ヒドイです。

内容は資本主義を揶揄する社会派であると同時に、営業マン向けの娯楽作品。
そして顔をそむけさせるほどではないにしろ、衒気と匠気に満ちた、アメリカ流の芸術映画でした。
投稿者:vantsuma投稿日:2006-11-05 19:30:59
【ネタバレ注意】

パチーノ、レモン、ハリス、ボールドウィンがいわばオフェンスでやたらと「○ァック、ユー」を連発する。アーキン、プライスがディフェンスで、スペイシーがつなぎ役だとする。影のMVPはさしずめナイボーグ夫妻か。
何回も観てると、地味めのアーキンが気になってくる。アーキンが刑事に尋問される時、かっこつけて「コーヒー買ってきてくれ」と事務所の仲間に言うが、誰もピクリともしなかったり、パチーノとの会話のかみあわなさには思わず失笑してしまう。ラストもあれだけ激昂してたのに、昼飯食って帰ってきたら、ケロリとした顔してるしね。この後パチーノが出て行って、アーキンが電話をかけはじめる所で映画は終わるんだけど、映画の印象があまり陰鬱にならないのは、実際のセールスマンには一番多いであろう、アーキン演じる男のキャラクターが効いてるように思う。ちなみに冒頭では後の共犯者二人が電話をかけている。
スペイシーが商談をぶちこわしてパチーノからののしられている時に見せる、プライドを崩壊寸前でかろうじて保っている表情がなんともはまってて印象深い。レモンが刑事に二度目の尋問をされる直前、パチーノから改めて敬意を表された際に、憑物が落ちたような微笑みを浮かべるのも感動的だ。
あと『GLENGARRY GLEN ROSS』という原題は、グレンギャリーがノドから手が出るほど欲しい夢の物件で、グレンロスが有望だったのにダメにしてしまった物件だということを考えると、「天国と地獄」あるいは「照る日くもる日」のようなニュアンスだろうか?
 

投稿者:民謡から演歌まで投稿日:2006-05-27 22:36:12
ビッグマウスが招く落とし穴。
まず問答無用の傑作でしょう。
クライアントを煙に巻くアル・パチーノとジャック・レモンの劇中劇…いや凄まじい。
価値の無い物件を人間の欲(主に物欲)に訴えかけて勧める様は正に縦横家。奇貨おくべし。
一気に観れてサスペンスファンまで納得させる彼らのしゃべくりは名優の証。えっ、もう終わり?って感じのムービーだよ。
アレック・ボールドウィンの男前、金持ち、権力者って嫌味な演技は笑っちゃうね。
ざっくり秩序を守る為のルールに従っていては生きてゆけない職業は確かにある。
そして先輩の才能にリスペクトを捧げるNo.1セールスマン。
「契約書の話なんかどうでも良いんだ。僕には君の心配事の方が大事だよ。」
こいつは何処でも生きてゆける奴だ…
投稿者:シネマガール投稿日:2006-01-07 00:24:00
アンサンブル・キャストの演技合戦が見ものの渋い映画です。みんないいけど、アレック・ボールドウィンは殺してやりたいくらい嫌味。余談だがが、「ミーン・ガールズ」のレジーナ役、レイチェル・マクアダムスは、この嫌味ボールドウィンを演技の参考にしたそう。全米のセールスマンにはバイブルのような映画らしい。http://cinemagirleastcoast.blog37.fc2.com/blog-entry-56.html
投稿者:spruce2投稿日:2004-06-13 14:02:35
ジャック・レモンの怪演に酔いしれる・・・

投稿者:アルデニーロ投稿日:2003-09-06 22:39:36
【ネタバレ注意】

第一印象は息つく暇もなく喋り通したという感じでした。でも、最後には爽快感が残り、楽しく見ることができました。内容は実力主義の世界で苦悩するサラリーマンの姿が描かれていました。サラリーマンってたいへんなんだなーって感じです。やはり僕の目を引いたのはアルパチーノ。あの重みある声、黒い髪、濃い眉、ぎょろっとした大きな目とアルパチーノが画面出るとやっぱしひきつけられますよね。

投稿者:evans投稿日:2003-06-03 02:25:13
ジャック・レモンの熱演におもわず涙がでそうになりました。
ただこの邦題なんとかなりませんかね?摩天楼を夢みて...って
 
投稿者:うな投稿日:2003-01-03 06:14:07
男の競争社会、弱肉強食を見事に表現した傑作だと思いました。
なんと言ってもパチーノ扮するローマはいいです。彼ほど目で演技が出来る人は少ないと思います。娘を切り札に使うジャックレモンは哀れですね。敗者の最後の賭けだったのでしょう。しかし、この映画女性が全く出てこない。まさしく男社会なのでしょうが、登場しないというのに妻の発言権の強さは強い!これは是非殿方に見て欲しい作品ですね。
投稿者:cinemax投稿日:2002-09-23 23:20:50
◆ これだけの演技派男優がズラリと顔を並べるとは!しかも、みんな持ち味を出している。特にラストのジャック・レモンとケヴィン・スペイシーとの舌戦が凄い。そう言えば、ケヴィン・スペイシーは、『アメリカン・ビューティー』で二度目のオスカーを獲得した時、「ジャック・レモンに感謝します!」とスピーチしていたけれど、この映画でジャックと共演したことが、その後のケヴィンの大飛躍につながったと考えても不思議ではない。
投稿者:コクラン投稿日:2001-09-21 13:26:16
 私も真意は判りませんが、この邦題はそれなりに考えられたものだと思います。あの不動産会社に働く人間たちっていうのは、ウォール街の最前線で働いている男たちってわけでもなければ、ニューヨークの片隅のちっぽけな不動産屋に勤める男たち。つまり「摩天楼」をニューヨーカーのエリートサラリーに例えて比喩的な表現なんじゃないかなと思う。

 下のコメントにもあります通り、私もこの映画は間違いなく傑作だと思います。脚本、撮影、演技、演出、音楽。どれをとっても一級品です。また今は亡きジャック・レモンの晩年の代表作に数えられると思う。またオーバーアクトとの指摘もありますが、アル・パチーノもそう悪くないと思う。それにふてぶてしいまでのケビン・スペイシーはここでも光ってます。出番は少ないけどもアレック・ボールドウィンの思わぬ熱演も見れました。やっぱり皆凄いです。
投稿者:さむ投稿日:2001-09-21 10:25:18
照明が綺麗でしたね。雨が鋪道に滲んで、アスファルトが赤く染まってたり。こういう映画的な情感は、それだけで好きです。この脚本で、監督色を出したジェームズ・フォーリーはいいなーと思ったです。ただアル・パチーノはオーバーアクトですね。あと、この馬鹿げた邦題は酷いっすね。それ以外は本当に素晴しかったです。
投稿者:ろりぞー投稿日:2000-07-04 21:28:47
題材的には決して娯楽的要素や華やかさは見当たらないけれど、いざ見てみると、時間を忘れる程のめりこみました。役者達の名演、ジェームズ・フォーリー監督の的確な演出、これに尽きる作品です。特に俳優勢には、無駄なキャラクターも、一点の曇りもありません。アル・パチーノ、ジャック・レモン、ケビン・スペイシー、エド・ハリス・・・。少ない出番ながら、アレック・ボールドウィンの演技力にも驚かされました。とにかく、役者の熱演を見るだけでも一見の価値ありです。名演技のフルコースとでも言いましょうか。是非舞台版も見てみたいな。
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