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マルタの鷹(1941)

THE MALTESE FALCON

メディア映画
上映時間100分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(セントラル)
初公開年月1951/01/10
ジャンルミステリー
マルタの鷹 特別版 [DVD]
参考価格:¥ 1,543
価格:¥ 1,383
USED価格:¥ 794
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【解説】
 31年の「マルタの鷹」(監督ロイ・デル・ルース、“SATAN MET A LADY”(監督ウィリアム・ディターレ)に次ぐ、ダシール・ハメットのミステリー3度目の映画化で、J・ヒューストンの初監督作品。“マルタの鷹”と呼ばれる彫像をめぐる争いに巻き込まれた私立探偵サム・スペードの活躍を描く。謎の美女(M・アスター)、不気味な風貌の小男(P・ローレ)、巨体の悪漢(S・グリーンストリート)らが入り乱れる中、ボギー扮するスペードの鮮やかな存在感が作品を名状しがたい域に昇華させている。そしてヒューストンのタイトな演出は、強烈なインパクトを各シーンに与えながら、ひとつの至宝を形作った。誕生した瞬間から、ハードボイルド映画の代名詞となるべき運命であった逸品。これ以降に製作されたこのジャンルのあらゆる作品の雛型と言っても過言ではなかろう。
<allcinema>
評価
【関連作品】
マルタの鷹(1931)
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
968 7.56
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【ユーザーコメント】
投稿者:北村もとい投稿日:2018-08-11 10:31:04
巨匠扱いの割に駄作もかなり多い低打率巨匠のJヒューストンの監督デビュー作。
とりあえず長い原作をスッキリとまとめてそつなく仕上げました的な感じで、特に映画的に突出した要素はない。
しかしハードボイルドミステリーって依頼者のヒロインが黒幕でしたって話ばかりだな。
投稿者:ローランド投稿日:2016-07-22 11:09:10
【ネタバレ注意】

  最初にある依頼人の謎の美女の語ることがウソなんでそれと知らずに観進んで行くとちょっと混乱するが、100分という時間にこれだけの話を盛り込んだ脚本はさぞかし苦労をしたのだろうなって思わせる間を置かない面白さが続き、さすがは名高い作品だけのことはあると感心させてくれまして、すぐに殺される相棒の探偵と太っちょの悪人のボスはこの翌年の作品 『カサブランカ』 にも出ていて監督は違うが製作が同じ人物で、それもあってか両作品ともボギーのかっこ良さを第一に考えているような気がするくらいに、酒もタバコも好き放題で鼻っ柱が強く頭の回転よく臨機応変の言動で女に対して甘いようでいてここぞというところでは・・・ と、思いつく限りにかっこ良い男を作り上げています。   

  相棒の探偵の奥さんと良い仲でその探偵が死んだら直ぐに共同名義の表札を書き換えさせたり、それに金にはかなりシビアなところを見せたりで汚い面も提示しておくが、なんたってこれぞハードボイルドと言いたくなる見事なエンディングがよろしくて、犇發禄个擦覆い韻病召里發里覆薛瓩反Щ迭櫃韻發笋襪係撞曚垢襪茲Δ吠慎い埜からウソの出てくる女にクールに対応し、そしてコソコソするのは男じゃないとばかりに金にも綺麗なところを見せると、このエンディングの5分だけで星の数が一個増えます。 狒畍過ぎるか?瓩搬記者に訊くところがあるのは、アクションは控えめでセリフが多すぎる作品との自覚があるからでしょうか。 考えた脚本ですね。   

  製作された1941年といえば12月には日本の真珠湾攻撃があったわけで、この時期にこういう粋な映画を作っていたと思うとなにやら複雑な気持ちになりますが、日本人が知っていたなら戦争を避けたかもしれない。

投稿者:uptail投稿日:2013-11-04 15:57:23
メアリー・アスター
投稿者:呑気呆亭投稿日:2012-12-06 10:34:08
誰に聞いてもこの映画は傑作だと言うが、今の時点で見直してみるとアクションよりも会話による闘いが目立って、それほどスッキリとした印象が残らない。不気味な風貌の小男のピ−タ−・ロ−レ−も「M」の怪演に比べれば恐ろしくないし、スペ−ドがいかれる美女(アスタ−)もミスキャスト(「深夜の告白」のスタンウイックだったら良かったのに!)で、ボギ−が目立つだけの映画になっている。スペ−ドが女との別れ際に言う台詞、“多分君にはわからないだろう、男は自分の仲間が殺されたら黙っちゃいない、そういうもんだ。探偵稼業で生きてるんだ…”によって、スペ−ドのこれまでの行動の動機が明かされるのだが、この後も長々と続けられるこの台詞は説明的に過ぎて、巻き上げた1000ドル(殺された同僚のカミサンに上げればいいのに)も警察に渡したりして、結局スペ−ドって、ハ−ドボイルドじゃなくって善い人だったんだ、とオチが付く。http://d.hatena.ne.jp/nanjakuteituisho/
投稿者:noir fleak投稿日:2012-02-13 09:36:21
であることは認めるが、その後のフィルムノワール諸名作に比べたら、映画としてはあまり面白くありません。ボガートのカリスマ的イメージとローレ、グリーンストリート、イライシャクックといった、これ以降ノワール映画の顔になった脇役陣、Jヒューストンの初監督、原作がハードボイルドの代名詞のDハメット、、、こういう要素のおかげで映画の名声があるのだろう。
いわゆる気の利いたセリフというのも、多大な影響を与えたかもしれないが、今となっては古臭い。それに、サスペンスは殆どなく(第二の殺人など話の中でしか出てこない!)、アクションもごくわずか。小説が原作の映画だからこうにしかならないのか??
個々の演出はさすがにいいものがる。ボガードがところどころ笑い出すシーンが何箇所もあるが、これが印象的だ。
メアリーアスターは、ちょっとおばさん的顔なのであまり役に合っていない。
ただしエンディングは良かった。



投稿者:遊乃舞寧夢投稿日:2011-10-24 07:10:34
【ネタバレ注意】

この作品のパロディーである「名探偵再登場」(ニール・サイモン脚本、ピーター・フォーク主演)
を先に観てしまい、オリジナルである当作品に興味が涌いた次第。

ああ、なるほど!とあちこちのシーンやエピソードにニヤリ。
と、そんな変則的な楽しみ方になってしまいました。

純粋に、この作品としても楽しみたかったのですが、私の鑑賞したDVDソフトでは、
劇中の英字幕や、新聞見出し等、台詞以外の原語については日本語字幕が一切表示されない
不親切さ。肝心の台詞の字幕もどうにも流れが掴みにくく、何度も同じ場面を繰り返し見たり、
と、アカデミー作品賞作の割りに、入り込めないまま終ってしまい、非常に残念でした。
字幕は大事ですね。

この手の古い年代の作品の翻訳や日本語版も、原作の権利が切れているとはいえ、
重要な文化的財産!一定のクオリティを維持していただきたいと切望。

しかしながら、俳優としてはピーター・ローレの達者ぶりを発見!
この人を初めて認識したのはヒッチコック監督のイギリス時代の作品「暗殺者の家」での悪役。
当作品でも同じく悪役ながら、これがまったく異なるキャラクター。

「暗殺者の家」のローレは、貫禄と不気味さ溢れるギャングのボスでしたが・・・
当作では、うって変わりキザで繊細なヤサ男。ステッキと白手袋を手にしゃなりと登場。
しゃべり方も気品を漂わせ、まるで違う。ピストルを手にしていても、アッという間に
ボギーにねじ伏せられてしまうか弱さ(笑)!

ああ、こういう俳優だったのか!?
ギョロッとした目つきで、すぐにローレと分かったものの、達者な別人ぶりに目を見張る。
ボガートさんが、どんな作品に出ていても、常にニヒルなボギーなのと対照的。

ラスト近く、鷹の彫像が偽物と分かると、それまでの繊細さはどこへやら、怒りにまかせて
怒鳴りまくり泣き伏せる本性の表し方も演技派ぶりを印象付ける。
助演男優賞を獲得したのは、ローレの上役を渋く演じたシドニー・グリーンストリートでしたが、
私はローレのステレオ的とも言えるかもしれない、このキャラクター描写が好きでした。

調べてみると、すでに観ていた「カサブランカ」「海底二万哩」等にも出演しており、
はて?どんなキャラクターを演じていたのか?と再確認したくなります。ある作品では
日本人の役まで演じてるとか!?

没後ほぼ半世紀を経ていながら、こうして興味を涌かせてくれる俳優をまた発見!

投稿者:bond投稿日:2011-04-26 08:44:48
ボギーはハメットの描くスペイドとイメージが違うが、映画版としてはこれでいいのだろう。原作通りでラストのセリフが渋〜い、かっこいい、決まってる。悪女にはそれ相当の愛を与えるのだ。
投稿者:nedved投稿日:2011-04-14 01:49:14
ハンフリー・ボガート
投稿者:ピンクガンスモーキン投稿日:2010-03-25 16:39:57
【ネタバレ注意】

「マルチーズ」というのは「マルタの犬」という意味である。
(以下、ネタバレ。)
「マルタの鷹」はニセモノである。
結局、何をしたいのか良く分からない映画で、主役の探偵(ハンフリー・ボガート)が、胡散臭い依頼者=悪女に惚れているような惚れていないような、彼女のほうも探偵に惚れたような惚れてないような、切れ味の悪い話がメインである。
実際、ラストで「マルタの鷹」に何度もナイフを突き立てるんだが、どうも切れ味が悪いので、「ニセモノだコリャ、この置き物ぁ!」と分かる。

そんなわけで、「マルタの鷹」も恋愛めいた駆け引きも、あまり気にせず脇へ置いて、事務所経営に頭をフル回転する中年探偵は、ほとんど外出しない、といっても、しんみり思索にふけるわけでもなく、ただテキパキと秘書に指示を出している忙しそうなオッサンにしか見えないのだった。
やたらと忙しそうな(だからこそ電話で事を済ませることが多い)探偵は、1度、湿った夜の街角を歩いてみせるが、その程度のシーンが、何気なさにもかかわらず目に焼き付くわけである。

全体としては、地味で奇妙な印象の室内対話劇になっている。
正直なところ、外には出ないほうがいい、というのも、序盤早々、探偵の相棒が新規の仕事に(喜び)勇んで出かけた先で、あっさり射殺されているからである。
それを踏まえるなら、なるべく室内で、対話で、電話で、指図で、おおかたの仕事を済ませてしまうべきなのである。

「室内対話劇」といっても、立ち話が多い。
人が室内に立っていることが見ていて落ちつかないため、若干サスペンスを生み出すらしく、そのため終盤、敵味方一同がソファーにどっかり腰を下ろし、夜明けを待ちながら寝そべるシーンが、逆説的に、クライマックスになってしまうほどだった。

「笑いながら怒る」竹中直人の芸のようなボガートの表情を眺めるだけの奇妙な映画であり、たぶん「あんま面白くねえ(笑)」と、笑いながら怒鳴るほかないだろう。それでも「なんか変だ、なんか変だぞ」と思いながら画面を眺めているうちに、無視できない要素を発見できる作品なのかもしれない。ちなみに蓮実重彦は、「愚作」とも「面白い」とも表現している(はっきりしない)。

投稿者:o.o投稿日:2007-03-12 01:16:39
謎が謎を呼ぶ出来事が息継ぐ暇もなく生起し、振り落とされないように必死でしがみ付いて、ふと顔を上げてみたら終わっていたという感じです。登場人物の1人による長々とした説明のおかげで、そういう事だったかとすっきりしました。ただ、それまでの過程がそんなに面白かったというと、早く「解答」が知りたかったから目が離せなかっただけという気もします。結局ミステリーというジャンル自体がそんなに好きという訳ではない (嫌いでもないですが) ということかもしれませんが。

ハンフリー・ボガートは格好良かったと思いますが、主人公を翻弄する謎の女、相棒の女房、探偵事務所の秘書の、それぞれの女性達の魅力がいま一つで、映画を見る目的の半分は美人ウォッチングである低レベルの自分としては、大いに不満です。特に謎の女は、これじゃあ騙されても仕方ないと思えるような凄みのあるクールビューティーであって欲しかったと思いました。裏でうごめくマフィアもあまり迫力がありません。

こういう話だったのか、という感想です。
投稿者:SHELTER PEOPLE投稿日:2006-12-06 23:41:21
ボガートの顔好きじゃないのに格好いい!男前!
元祖ハードボイルドですね。
ストーリー展開も好きだし、今でも十二分に楽しめる。
映画らしい映画ですね。
投稿者:シネマA投稿日:2006-02-27 12:15:29
 あまりにも有名。じつは見てないひとでも観たような気持ちがしてたりする。ハードボイルド・ミステリー愛好者で読んでないひとはモグリでしょう、たぶん。たしかに間然する所のない名作ですね。

 主役のボギーはもちろん、その他の演技陣も万全だし、スタイリッシュな映像はすでにこのジャンルの規範になっています。フィルム・ノワールの濃厚な香りに溺れてみませんか。あ〜ん、むせ返りそうだわ。ちょっと眠たい? きっと、好きなひとはハマるはず。

 ただ不幸なことに映画の教科書的な見方をついしてしまいがちになるんで、いまの私には娯楽映画として純粋にはあんまり愉しめない。それが悩み。ま、プロットは意外としょぼいけれど、ダシール・ハメットの原作小説に忠実な映画化なんだから堪忍してちょ。作中の会話もほぼそのまま使っていたような……。簡潔な英語。この緊張感は舞台劇にちかいものがありますね。観おわるといつもため息がでちゃう。

 とにもかくにも、基本の基本。必見の一本といえます。
投稿者:民謡から演歌まで投稿日:2005-05-03 23:19:47
【ネタバレ注意】

物語の展開が速くスピーディー。キレがある。
そして犯罪の謎は深く、なかなか明らかにならない…
小説を読むかの如しは、言い得て妙。
ボギー扮するスペードは、腕っぷしは強くて頭脳明晰…そしてクール。
そしてラストは愛する人をも…非情な幕切れ。
これは…格好良過ぎる!
コンクリート打ち付けの部屋で逆さにぶら下がって拳銃を構えたりしないが(違)
ザッツ・ハードボイルド。

投稿者:篭瀬山投稿日:2004-09-23 22:24:58
ボギーの泰然自若ないし現実に拘泥しない態度は、「男らしい」「かっこいい」の対象であるのはもちろん、悪党としての魅力があります。加えて、ある種の精神的な強靭さを備えていて、その強さが、敵役のまとった幾重もの仮面を剥ぎ取り、真実を暴き出します。探偵としての起用はまさに大正解、この初主演作以降、スター街道を歩むのも得心です。と同時に、いまの世の中にも十分通用する高い現代性を持ってると言えますね。8
投稿者:さち投稿日:2004-06-14 02:52:03
ボガードの小ささがやたらと目についた
しかし,
あの全てを見透かしたような目は彼にしか出来ないと思う
けど どこかマイナーを抜けてない気もするな
投稿者:Ikeda投稿日:2003-08-03 13:58:04
この映画は私がダシール・ハメットを好きになるキッカケを作った映画です。本当に小説を読んでいるような佳作でした。演出や主役も良かったですが、ピーター・ローレ、シドニー・グリーンストリートが抜群でした。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 作品賞 
 □ 助演男優賞シドニー・グリーンストリート 
 □ 脚色賞ジョン・ヒューストン 
■ 新規登録作品 
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