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マンハッタン(1979)

MANHATTAN

メディア映画
上映時間96分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(UA)
初公開年月1980/02/23
ジャンルドラマ
マンハッタン [Blu-ray]
参考価格:¥ 2,057
価格:¥ 1,000
USED価格:¥ 1,050
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マンハッタン

【解説】
 ガーシュウィンの『ラプソディ・イン・ブルー』に促されて開幕する、このアレンのNY賛歌は一切魅力的だ。例のごとくコンプレックスを抱えた、アレン扮する中年男アイザックは、TVライターとしては売れっ子だったが、シリアスな小説に転向しようと産みの苦しみの最中。彼は粋なレストランで友達とダベっている。共にテーブルを囲むのは大学教授のエール(M・マーフィ)と妻のエミリー(A・バーン)。そして、現在、彼が同棲中の17歳の高校生トレーシー(M・ヘミングウェイ)。どちらかと言えば彼女の方が夢中で、これ以上深みにハマるのを彼は恐れている。過去に二度の結婚に失敗している彼。最初の妻は麻薬に溺れ、次の妻ジル(M・ストリープ)は彼と一児を設けながら、レズビアンに走った。現在の彼の最大の悩みはジルが彼との生活を暴露した小説を書こうとしていること。ある日、彼はMOMAを見物中のエールが連れていた浮気相手のメリー(D・キートン)に恋をする。雑誌のジャーナリストの彼女の似非インテリ臭さは鼻持ちならないが、再びパーティで出合った二人は完全に意気投合。夜が白み始めるまでマンハッタンを散策するのだが……。不埒なアレンの一転二転する恋心に皆が惑わされ、結果は寂しいことに。最後、マンハッタンを走りに走る、その姿は哀れを誘う。G・ウィリスの白黒撮影が秀逸。
<allcinema>
評価
【おすすめ作品】
A=無難にチョイス B=チャレンジの価値アリ C=発見があるかも!?
[001]Aアニー・ホール (1977)
[002]Aハンナとその姉妹 (1986)
[003]A博士の異常な愛情 (1964)
[004]Aタクシードライバー (1976)
[005]A勝手にしやがれ (1959)
[006]Aギター弾きの恋 (1999)
[007]Aパリ、テキサス (1984)
[008]Aクレイマー、クレイマー (1979)
[009]A東京物語 (1953)
[010]AL.A.コンフィデンシャル (1997)
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
18150 8.33
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【ユーザーコメント】
投稿者:ローランド投稿日:2016-05-23 09:53:06
  人種も男と女の関係も生活の価値観もなにもかにもが混沌としたメルティングポットニューヨークの空気感を味わう作品ってことのようで、歳の離れた若い恋人に別れを告げるときにも狢腓な目でにらむな、里親を探すボリビア孤児みたいだ瓩辰董△海鵑覆箸にもジョークをまぶすかって笑わせたり、レズビアンに走って別れた妻に私生活の知られたくない部分を暴露されオロオロしたり、好いた女に振られて目が覚めたように別れた若い恋人のもとに駆けつけるが、逆に諭されて何も言えなく犬のような顔して途方にくれると、相も変わらずのウディ節が快調で軽快な作品になってます。   

  ポール・モーリア楽団の「エーゲ海の真珠」や「オリーブの首飾り」が日本でヒットしていたときに、こういうファン層がモーツァルトを支持しているのかもしれないだなんて思ったくらいに世界中で崇められているその大作曲家の作品の良さを理解できないでいるのだけど、この映画で、ウディのカップルと友人夫婦四人での音楽コンサート観賞で演奏されているのがそのモーツァルトの交響曲40番で、四人ともあまり乗り気ではなくなかでも子供みたいに嫌だな早く帰りたいなって仕草のアレンに、あ、この人もモーツァルト嫌いでその意思表示なんだとニッコリとしてしまったのであります。   

  と、多くの人達を不愉快にする様なことを述べてしまったけど、その短いシークエンスは全体の話の流れと関係がなくて、冒頭の一度耳にしたら誰でも直ぐに思い出せるほどに特徴のあるラプソディー・イン・ブルーのクラリネットソロに、続いて使われるジャズもいつものクラシックではなくて都会の夜に馴染むモダンに近いものであるという、作品全体の雰囲気からもそうとしか思えない。
投稿者:sachi823投稿日:2013-02-02 01:03:41
ソファに座り上映を待つ人たち全員が文庫本を読んでいました。
これからアレンを見るんだ的な風景。
モノクロのカメラが美しく、アレンがなぜかとてもハンサムに見え、
この人はこの街が本当に好きなんだな
と思わせました。登場人物も皆個性的。
プライド高く饒舌ながら何かしら悩みがあり
人としての弱さを感じさせるところが面白いです。
最後の疾走のシーンはなかなか上手く撮れていると思いました。
アレンの作品の中でも名場面ですね。
投稿者:TNO投稿日:2011-12-06 19:36:21
ウッディ・アレンの自虐。自己チューで周囲に迷惑をかけていることがわからない。自分の弱さや過ちを他に理由を見つけて自省がない。作家の元妻(メリル・ストリープ)には、性癖悪癖を小説で暴露されるは、インテリ女性(ダイアン・キートン)には振られるは、18歳の小娘(マリエル・ヘミングウェイ)には説教されるは、ザマみろという感じ。ウッディ・アレンの映画の男女がくっついたり離れたりが延々と続くところに拒絶反応を示す私としては、溜飲の下がる思いのする不思議な映画。マンハッタンのエッセンスを紹介するような最後のウッディ・アレンが街を走り抜ける場面やマンハッタンの象徴のように登場するジョージ・ガーシュウィンのスタンダード・ナンバーは良かった。
投稿者:こじか投稿日:2010-11-28 14:45:22
アレンの中では評価も高く人気の作品。
いい出来なんだけど…わたしは案外ふつうでした。
投稿者:Normandie投稿日:2010-05-20 23:11:39
何を仰るウサギさん アレンの作品の中でもG・ウイリスの美しい映像やさりげなく深い会話など見るべき所がたくさんあります。一番好きかな。
ベルイマンの映画を見に行くシーンを入れてるとこがニクイね。
実はW・アレンは若い時は大嫌い!ハゲ・チビ・メガネ・コンプレックスの塊(ゴメンネ)のオッサンが何ほざいてんだと思ってたけど、今はダイスキだよ・・・。
投稿者:QUNIO投稿日:2009-10-18 10:40:22
とにかく映像のセンスはピカ一だと感じるウディ・アレン。毎回風景に固執する辺りがこの人の特徴で、テーマの追求もアメリカ映画とはかけ離れた深遠さがあるとこが凄いですね。インテリ野郎め!って感じが鼻に突く。これもその一本。見所は白黒映像のムードだけだった。
投稿者:クリモフ投稿日:2009-08-25 01:58:43
ウディ・アレン、この人、チビで眼鏡でハゲでそれにコンプレックスがあるのが丸わかりで、中途半端にインテリでしゃべりだけはやたら上手いっていう普通に考えればムカつく野郎なんですけど、すっと引きの部分をつくって観客を寄せます。そして気づけばロマンティックで酸っぱい世界を楽しんでいる感じ。このバランス感覚は凄いですね。
毎回おんなじような話ですが、この世界はやっぱり魅力的。みんな頭でっかちなんだけど理屈ではどうにもならない恋に右往左往するのが可笑しい。掛け合いは抜群の面白さで終始クスクスさせられたし、「やっぱり好き」「あれは間違いだった」ってのが妙に納得できるのもアレンならではですね。少女に諭され、返す言葉がないラストもいい。
ニューヨークの街はモノクロもあいまって非常に美しいです。主演男優賞は街かな。出てくる女優もみんな綺麗、特にストリープは凄いな。若いし美人だけどなんか鋭い。
アレンの中では傑作とは思いませんが、愛すべき秀作ですね。
投稿者:uptail投稿日:2009-05-23 17:19:46
ダイアン・キートン
投稿者:ロビーJ投稿日:2007-11-07 12:05:21
大好きなウディ・アレンの作品だったので中古ビデオを買って鑑賞しました。やはりとても良かったです。モノクロの映像がとにかく美しくて、ジョージ・ガーシュウィンの音楽も作品と見事にマッチ。本当に素敵でした。
本作のウディの元妻や恋人には、ダイアン・キートンやメリル・ストリープなどの大女優も登場しているのですが、私は何より高校生の恋人を演じたマリエル・ヘミングウェイがとても素敵に感じました。彼女のまっすぐなウディへの思いは痛いほど伝わってきたし、ラスト近くの彼女の成長も本当に素敵!見ていてとても気分よくなれました。
何にしてもモノクロでこんなに美しいマンハッタンを見たというのには感激だし、『巴里のアメリカ人』や『パリの恋人』などガーシュウィンの音楽を使ったミュージカル映画が大好きな私からすると、本作で流れる曲はどれも聴いたことのある名曲ばかりで本当に嬉しかったのです。
という訳で鑑賞して本当に良かったでした。
投稿者:Longisland投稿日:2007-03-13 00:09:42
端正な白黒映像で綴られる切ないラブストーリー。 本作品を劇場スクリーンで観直して自分が当時のアレンと同世代になったことに驚愕!
思うに、男とは愛を失ってからその重大さに気付く愚かな、でも愛すべき生き物だと痛感した。
白黒映像で描かれるNYマンハッタンは涙が出るほど美しく、ガーシュウィンの楽曲は切なさがこみ上げる。

70年後半から80年前半のアレン作品は、とんでもなく素晴らしかったんだと再確認。
投稿者:Sekino☆そら投稿日:2005-10-05 00:42:49
【ネタバレ注意】

ドラマチックな恋の展開に、嘘と本音を少しづつ絡めながら、次第に大事なものを自ら失っていく姿、またそれにすがり付こうとしていく男の弱さ。
彼が作ったマンハッタンであり、彼が生きたマンハッタンでした。

鼻持ちならない、自分をインテリで賢い女と豪語する相手を一方でけなすがその魅力にやがて落ちていく男。
純真な少女にオトナを見せかける男。
情けなくどうしようもない男、薄々気づいてはいるが止まらぬ恋に翻弄される男をウディ・アレンは見事に描き演じきっていました。

ウディ・アレン独特のコンプレックスに悩む男、それを隠す道具である詭弁の話術。「ギター弾きの恋」「スコルピオンの恋まじない」にも通づるウディ・アレンの恋世界。
たっぷり堪能いたしました。

http://blog.goo.ne.jp/anndarusia2000/

投稿者:ゆき投稿日:2004-03-07 15:28:13
 ウッディ・アレンの作品の中ではこれが一番好きです。相手役の女の子の持つ独特の雰囲気や存在感もとっても良かったです。相変わらず神経症の女が出てきたりもしますが、そんなに目に付くほどではなく私の中ではまだ許せる範囲です(笑)
モノクロで正解の映画です。
投稿者:黒美君彦投稿日:2003-11-03 23:10:54
結局ガーシュインの音楽とウディ・アレンの映像とのコラボがメインの作品なのか。愚にもつかない「大人」と対照的なトレイシー(マリエル・ヘミングウェイ)の健気な純情が心を打つ・・・が、やがて彼女も「大人」になっていくんだけどね。ウディ・アレンの作品の中でも好きな一作だ。
投稿者:ASH投稿日:2002-01-17 23:45:24
【ネタバレ注意】

 マンハッタンを舞台に、大人の愛の奔走を描くウッディ・アレン監督の秀作。アイザックは、結局は「二兎を追う者は一兎も得ず」のことわざ通り、メリーもトレイシーも失ってしまう。メリーとの関係がうまくいっていたときに、トレイシーには若さという魅力があったが、彼は彼女を自分から捨ててしまう。しかし、メリーは不倫関係であった親友のエールのことをまだ愛していると言い、アイザックは振られてしまう。トレイシーへの想いに気付いたアイザックは、マンハッタンをひた走る。自分勝手な男の、愛の奔走なのだ。

トレイシーは留学のためにロンドンへ半年間行くと言い、アイザックは行くなと言う。こういうとき、男とは本当に自分勝手に振舞うものなのだ。相手が自分よりもずっと年下であるというのも起因しているんだろうけど。そこら辺の愚かな男の心情を、巧みな台詞で表現している。アイザックとトレイシーがこの後どうなったのか、それをよく分らせない終わり方も切ない余韻が残って素晴らしい。

冒頭のガーシュウィンの曲をバックに、モノクロで撮られたNYの風景が美しい。アイザックとメリーが川沿いのベンチに座って、夜明けの橋を見つめながら「綺麗ね」というシーンも、モノクロならではの味わいがあってイイのだ。メインキャストの演劇アンサンブルも素晴らしいのだが、出番こそ少ないが強烈な存在感を見せるメリル・ストリープにドッキリ!やっぱりこの人、タダ者じゃあない!

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