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ウィロビー・チェイスのおおかみ(1989)

THE WOLVES OF WILLOUBY CHASE

メディア映画
上映時間93分
製作国イギリス
公開情報劇場公開(アスミック)
初公開年月1990/07/28
ジャンルアドベンチャー
夢があるからなんにも怖くない!
イギリス・ファンタジー・アドベンチャーの傑作を映画化

【解説】
 狼が数多く生息するウィロビー・チェイスを舞台に、両親の留守中、家の財産を狙う家庭教師に預けられた二人の少女の危機と冒険を描く。
<allcinema>
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【ユーザーコメント】
投稿者:o.o投稿日:2015-11-30 03:24:16
児童小説の映画化ということで、イギリス的と言い切ってしまってよいのか自分にはよく分かりませんが、アメリカ映画や日本映画だったらこうはならないよなというダークな雰囲気が漂う映画でした。屋敷を乗っ取ろうと画策する家庭教師スライカープは、児童小説なのだから、悪者なら悪者なりの愛嬌みたいなものが少しはあってもよさそうですが、そういうものはまったく感じられず、「悪 (Evil)」そのものという感じです。

たわいのないと言えばたわいのないお話なのですが、次第に邪悪な本性を表していくスライカープの描写や、少女たちが送り込まれるとことん暗い孤児院など、なかなか鮮烈な印象を残します。また、寓話的というかファンタジー的でありながらも、振り返ると、いっさい魔法やら何やらという神秘的な力が一切出てこなかったことに気づき、感心してしまいました。

何と言ってもハイライトは、孤児院を脱出し、馬車に乗って屋敷に戻ろうとする少女たちを、「蒸気で動く未来の乗り物」風な変てこな乗り物に乗って猛然とスライカープが追いかけてくるシーンです。スチーム パンク的と言うべきなのか、始まりの方では、いかにも古臭い感じの映画に思えたのに、こんなものが登場するとはと、びっくらこいてしまいました。主人公の少女が「魔女だったのねー!」とか絶叫していましたが、まさにだよなと納得です。

タイトルにもなっている、つねに屋敷を包囲してうろつき回っている黒々とした狼の群れですが、正直、この狼たちが、最後は主人公たちを助けて、本当は私たちを守ってくれていたのね的な展開じゃないかという予想をしてしまいました。しかしこれは、我が内なる日本人的甘ったれのなせる業で、狼はあくまで残忍かつ邪悪な存在だったのでした。この映画には、ちょっと大げさですが、何か「容赦のなさ」みたいなものがあって、それがすごく新鮮です。
本当は怖い何やらではないですが、昔話やおとぎ話が本来は持っていたであろう「何となく怖い感じ」を思い起こさせる映画、という感想です。
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