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ミツバチのささやき(1973)

EL ESPIRITU DE LA COLMENA
SPIRIT OF THE BEEHIVE [米]

メディア映画
上映時間99分
製作国スペイン
公開情報劇場公開(フランス映画社)
初公開年月1985/02/09
リバイバル→フランス映画社-2009.1.24
ジャンルドラマ
ビクトル・エリセ監督『ミツバチのささやき』『エル・スール』Blu-ray ツインパック(初回限定)
参考価格:¥ 9,180
価格:¥ 7,283
USED価格:¥ 4,443
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【解説】
 一人の少女を主人公に、彼女が体験する現実と空想の交錯した世界を繊細に描き出した作品。スペインのとある小さな村に「フランケンシュタイン」の巡回映画がやってくる。6歳の少女アナは姉から怪物は村外れの一軒家に隠れていると聞き、それを信じ込む。そんなある日、彼女がその家を訪れた時、そこで一人のスペイン内戦で傷ついた負傷兵と出合い……。
<allcinema>
評価
【関連作品】
フランケンシュタイン(1931)
【おすすめ作品】
A=無難にチョイス B=チャレンジの価値アリ C=発見があるかも!?
[001]Aエル・スール (1982)
[002]Aタクシードライバー (1976)
[003]Aブーベの恋人 (1963)
[004]A黒い瞳 (1987)
[005]Aゴッドファーザー (1972)
[006]Aバウンド (1996)
[007]A霧の中の風景 (1988)
[008]Aファーゴ (1996)
[009]A恋人たちの予感 (1989)
[010]AEUREKA ユリイカ (2000)
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
22177 8.05
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【ユーザーコメント】
投稿者:4531731投稿日:2015-10-01 16:15:34
少女は、身体的な成長と共に幼年期を忘れていく。しかし、精神的な面に於いては、この幼年期はなかなか去ることが無い。この作品は、エリセの「成長とは何か」「思春期の訪れは人々の内面に何をもたらすのか」という、精神的な面にスポットを当てた研究であり、集大成といえる。イザベルは「フランケンシュタイン」の映画を見た。それは、彼女の家庭の深部に隠された「真実の目撃」でもあったし、幼年期の死というイザベルにとっての「真実の目撃」でもあった。それまで、幼年期は常にイザベルに寄り添っていたが、やがて両者の間に距離が生じることになる。その、少々の懐かしさを帯びた心細さに、観客は心を奪われるのだろう。魂を失った頭のような廃墟に転がり込む逃亡兵のシーンは興味深い。息も絶え絶えの逃亡兵には、少女の、家族に対する不信感が厚く重ねられている。つまり、少女は逃亡兵をどうしても助けたかった。当時、アナ役のアナ・トレントが非常に人気があったが、人々は幼年期を忘れられないのだろう。幼年期が勝った瞬間、イザベルは消えてしまった。http://p.booklog.jp/book/118502/read
投稿者:呑気呆亭投稿日:2015-03-09 11:24:59
この少女アナの瞳を発見したことからエリセ監督はこの物語を紡ぎ出したのではないかと思われるほどに、この不思議な輝きをもった瞳の印象は強烈である。その瞳が何を視て何を想い何を考えたのか、その見たモノが少女の胸の中に何を醸成したのか。そのモノを胸の中に抱えて彼女はどうやって生長して行くのか。かねがね女になる以前の少女というものは地面から5センチほど浮いた存在だと考えていたが、この少女アナはどうやらそれ以上俗なる地から浮いているように思えたのだった。http://d.hatena.ne.jp/nanjakuteituisho/
投稿者:sachi823投稿日:2013-03-27 21:39:49
シネコンの建設により取り壊された小さな劇場で見ました。
そのとき感じた不思議な決してわすれられない感覚は
今でも心の中に残っています。
とてもいい映画です。物語をこんな風に描けることに
感心します。見るたびに新しい発見があり、
様々な真実のストーリーが幾重にも浮かび上がってきそうです。
1本の作品でその国の文化がわかるといいますが、
この国の精神性の高さに感心します。
投稿者:こじか投稿日:2012-11-21 00:30:25
単純に嗜好に合わないのかもしれないけど、またの鑑賞を数年後に。なぜかこの作品を観る時は決まって睡魔全開…。反省。
投稿者:いまそのとき投稿日:2011-11-30 16:48:47
神秘の闇から微かな光で浮かび上がる被写体。エリセの映像はやはり絵画の美術だ。子供の夢世界のように見せているが、生々しい過去の歴史を振り返っている。効果的な音の演出。瞬きと潜めた息遣い。寡黙で多くを語らないから、余計その不思議な幻想風景が際立ってくる。登場者が実名で演技しているのも自然だ。
投稿者:Normandie投稿日:2011-11-22 14:09:44
寡作な監督である。
ジム・ジャームッシュが憧れて、彼のように詩的な映画を撮りたいと思ったそう。
でも限られた時間の中で言いたい事を表現できるのは凄いことだ。
投稿者:uptail投稿日:2010-01-15 19:13:58
演出:10
演技:10
脚本:10
音響:10
投稿者:あぼん投稿日:2009-07-13 10:13:46
カレコレ数10年前になるか銀座の某劇場で観てスクリーンに映る薄暗い景色の中に妖精を観た。DVDも長年廃盤となっておりレーザーディスクで感動を味わい続けていたのだが、最近再発売されたDVDにはがっかりした。あの独特な暗さという物は映画のエッセンスとなっていたのだが、画面が明確になる事で魔法から醒めてしまったのである。なんでもブラッシュアップすれば良くなるという訳ではない。映画の内容はいう迄もない傑作ですが、現在40代となり20代で観た時とは全く異なる感想を持ちえる事が出来る希有な作品。あのくら〜い画像の東北新社盤での鑑賞をおすすめするものである。
投稿者:ビリジョ投稿日:2009-04-04 02:15:07
【ネタバレ注意】

 ざっと13年ぶりに劇場で再見した。何で今頃リバイバルなんだろう。別にいいけど。
 当時もそう感じたのかどうか覚えていないが、こんなに静かで地味でセリフの少ない映画だったかなあ、と思った。リンゴを男に渡すシーンは鮮明におぼていたが、姉が死んだふりをするシーンとか、火を飛び越えるシーンとか、こんな場面あったけえ、の連続であった。フランケンがとても優しい顔なのも驚いた。
 フランコ独裁政権下で作った映画だという事実が重要である。
 こんな「語らない」映画、昨今制作可能なのだろうか。

 心が洗われる。うるうる。

投稿者:クリモフ投稿日:2008-09-09 01:57:32
この映画とても素晴らしい作品だと思う。ワンカットそれぞれの説得力が凄いし、子供の目線での現実の捉え方と大人のそれとの対比。スペインの内乱がバックグラウンドに在るけど安易に戦争批判ではなく、さらに家族愛というのにも走らず、深く根源的な生命というものを描いていると思う(ミツバチの話が非常に利いている)。
だけどイマイチ入り込めなかったなぁ。本当に評価に違わぬいい作品だと思うんだけど。単純に好みという点で合わなかったです。うーん、また何年後かに観てみようと思います。
投稿者:hatena55投稿日:2008-03-12 05:07:06
エリセは寡作な人だけど、ほんと凄い監督だと思う。
この映画は自分にとっては特別な映画。 今でも、最初に観たときの印象がずっと残っています。
投稿者:ちゃぷりん投稿日:2007-07-18 05:48:16
2回しか観てないが記憶にずっと残り続けてる作品で、今まで観た中でもかなり重要な映画だと思う。
投稿者:ふじこ投稿日:2005-03-21 15:41:29
少女時代に、同じように現実か幻想か混同し信じこんでしまうようなことってありました。古い廃墟に何か住んでいると信じ込んでこっそり行ってみたことも。
それがだんだん大人になるにつれて、すっぽり失くなってしまう奇妙な感覚。そういった微妙な気持ちをよくとらえてあった作品だと思う。

広い大地と何処までも続いていくようなレール。まるで写真のような一つ一つの風景。
アナ・トレントはそんな神秘的な世界にぴったりはまっていた。純粋そのものの瞳に吸い込まれそうだった。
投稿者:ファルド投稿日:2005-02-26 17:56:15
静寂感のある美しい映像が素晴らしく良いですね。映画を観た後のアナとイザベルのベッドでの会話が微笑ましい。アナは子供の純粋さを通り越してナイーブ過ぎる感じで、大人になって社会に順応することができるのだろうか?とさえ思ってしまう。神秘的且つメタファーで表現されている面もあり、その辺りの予備知識がないと深い意味まで理解することが出来ない作りではあるが、とにかくアナ・トレントが凄く可愛らしく、また、神秘的な魅力があり、魅了される。V・エリセの作品はこれと「エル・スール」しか観た事がないが、素晴らしい映像作家だと思う。
投稿者:民生1973投稿日:2004-08-02 10:32:58
100分足らずの尺が長く感じられてならなかった。
投稿者:さち投稿日:2004-07-26 01:03:21
無駄のない透明感のある作品。黄色い大地と構成も色もよく似ているけども、こちらの方が一枚上手か。国柄を意識せず、無国籍な感じがとても好き。
投稿者:hanoka投稿日:2004-05-01 10:10:32
説明的なセリフが全く無くて、全て映像で表現する。
その演出と巧みにちりばめられた比喩法が素晴らしい。
完璧な映画だと思う。
投稿者:えび投稿日:2003-07-01 11:40:33
人間が成長するって言う事は何かを捨ててしまうことであって、どこかしら寂しさを伴うものだと思います。
この映画はそういうところを鋭く突いている作品ではないでしょうか。
じわっと胸に染み渡りました。
ところでアナよりイザベルのほうが断然かわいいと思うのは僕だけでしょうか。
くちびるがとてもキュートだとは思いませんか。
キャラもイザベルのほうが好きです。
アナはもちろんこの映画を名作にしている核なんですけどね。http://www11.ocn.ne.jp/~sheryl/
投稿者:金松 朋広投稿日:2003-04-12 08:57:18
アナ・トレントが最高にかわいらしい。
この子の存在が作品に非常に大きな魅力をもたらしている。
エリセ監督は本当に見る目があったんだろうね。

フランケンシュタインの存在を追うアナの純粋であどけない姿…言動…。
たわいのない嘘もほんとのことのように信じてしまった、あのころのような懐かしさを感じる。

いつまでも心にあのアナの姿が離れない。

10年後また観たい作品。
投稿者:トレマー図投稿日:2003-03-22 15:57:52
映画館で観たからよかった。アナ・トレントがすごい。
投稿者:yanco投稿日:2002-12-20 16:32:56
アナが問う、「精霊っていいもの?」。母は口ごもりつつ教える、「いい人にはいいもの。悪い人には悪いもの」。何が「正」で何が「邪」か、アナにはまだわからない。ただ、ようやくつぶやくことができるまでになった、「私はアナ」とだけ。メタが横溢して難解。内戦の末、深く傷ついているらしい両親の描き方からも、時代背景を知らねば作者の真意は理解できないかも知れない。だが、イメージは有無を言わせず美しく官能的だ。フランケンシュタインを精霊に見立てた発想(発明といいたい)は素晴らしい。個人的に難を言えば、シチュエーションがほとんど絵画的に処理されており、すべてにわたってアクションを基調としていない点。大好きな映画だが、とことん惚れこめない所以。
投稿者:higeoyazi投稿日:2002-12-07 18:36:00
 TVで怪談話を見たあとトイレに行けなくなった幼い頃、僕のまわりにはお化けも精霊も確かにいました・・今は・・。 
 大声をあげない、あざとくない、そっとささやき続ける映画です。
 もっと多くの人に見てもらいたいですね。
投稿者:黒いチュウリップ投稿日:2001-10-30 09:40:55
やっぱり、人間嫌いの父が殺した。と思ったんかな。
聞くの怖いやろうな。父が殺した。とあの人が死んだ。
と二つくるからな。だから心閉ざした。???
姉が死んだ。というは、かなりショック。だから姉も拒絶。
で、「なぜ殺したの?」なんて、もう誰にも聞けない。???

画面暗かったよな。少し気になった。画面にかなり集中した。この映画。
投稿者:seiji投稿日:2001-08-05 17:03:08
姉の自殺あそび、フランケンの殺人、教室の人体模型。
主人公の前に行き来する擬似「死」。
しかし脱走兵の赤い血こそ、現実の死だった。
死をテーマに少女の心の成長を鮮烈に描いて秀逸。
http://www5b.biglobe.ne.jp/~movie
投稿者:ゆきぼー投稿日:2001-07-06 16:56:56
子役があまりにも可愛くて騙されてしまいそう
だが、犯罪心理をテーマとした深い内容。
フランケンシュタインの物語りの中の、どうして
少女は殺されたか?どうして怪物はころされたか?
というのが根底にあり、父親とのきのこ狩りや、
学校の人体模型での授業などによく表されていた
と思った。
何度も観るたびに再発見のある、考え深い映画。
投稿者:はらだ投稿日:2001-01-26 10:53:05
ちょっと違った側面から。中くらいに引いて風景をとらえたときの画角がたまらなく好き。「ストレンジャー・ザン・パラダイス」もだけど、35mmレンズくらいの準広角。写真好きのわたしに言わせると、きわめて写真的な映画です。
投稿者:Katsumi Egi投稿日:2001-01-03 16:35:47
 安易に使い古された言葉で、省略が抜群に巧い、などと云ってはいけないと
思う。省略というネガティブな言説では断じてない。"アナ"のストッキングの
色が変わるオーヴァー・ラップで一日の経過を表現する作家の意識の中には省
略という言葉は無いはずだ。そこには、これこそ必要十分なカット、シーンの
構成である、という自信があるだけだ。

 これは映画のお手本である。世界一頭の良い演出である。最高。
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