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民族の祭典(1938)

FEST DER VOLKER-OLYMPIA TEIL I

メディア映画
上映時間138分
製作国ドイツ
公開情報劇場公開(劇場公開)
初公開年月1940/06/
ジャンルドキュメンタリー
民族の祭典【淀川長治解説映像付き】 [DVD]
参考価格:¥ 1,944
価格:¥ 899
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【解説】
 「美の祭典」と併せて“オリンピア”二部作となる、36年ベルリン・オリンピックの記録映画。ギリシャ古代遺跡に始まり、その彫刻と同じようにポーズをとる裸体美の描写などから第三帝国の美の基準がかいま見えもするが、同大会において初めて試みられたという聖火リレーの象徴性に満ちたモンタージュなど、リーフェンシュタールのビジュアリストとしての力量にやはり感嘆せざるを得ない。ヒトラーご満悦の開会式に続いて、ここで見られる競技と言えば陸上だけだが、その見せ方にも工夫が凝らされており、100mを走者と同じ速度で併走する移動撮影装置で撮られた映像など、鶏が先か卵が先か……ではないが、競技と映像の主従関係が逆転した感を抱かせる。この大会での最大のスターだった“黒い弾丸”、アメリカのオーエンスの勇姿はさすがに印象深い。
<allcinema>
評価
【関連作品】
美の祭典(1938)
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
431 7.75
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【ユーザーコメント】
投稿者:fairlane999投稿日:2009-11-15 07:00:41
映像のダイナミズムについてはもはや言うことはない。
観客の目を飽きさせないための「魅せる工夫」の博覧会。

すでに知悉されているそうしたことよりも、
戦前当時の『民族の祭典』『美の祭典』二部作としての公開情報、
戦後に作られた(?)らしい『総集編』の製作いきさつ、
そして何よりも、日本のプリントにだけ入っている
水泳の前畑選手勝利の瞬間など、そうした事実関係が
知りたくてこのページにたどり着いたが、
何も得られなかった。

ドイツ語のナレーションがいきなり、あのアナウンサーの名調子
「前畑がんばれ!」に取って代わられてしまうあの編集場面。
日本人にとって、前畑の登場しないベルリン五輪の記録映画など
ありえないだろうし、戦前の初公開当時ならなおさらだ。
前畑抜きの『美の祭典』など上映したら暴動ものだったろう。
ニュース映像を挿入したのは、やはり輸入した東和商事だったのか?
届いた『美の祭典』を観た社員は冷や汗ものだっただろうな。
水泳にあまり関心のなかったリーフェン女史は、
もしそうと知ってたらどう思っただろうか?

画角や編集のみならず、映像そのものまで作ってしまう
「徹底的に演出された記録映像」として名高いこの映画は、
監督の知らない極東でさらに演出されていたのであった。

棒高跳びやマラソンでは多くの「競技の瞬間以外の映像」が
使われていることでも有名な作品ですが、監督の演出は、
ヒトラーの開会宣言直後から、すでにして吹き荒れています。

各国のアナウンサーがそれぞれの言語で開会報道しているモンタージュ、
あれは、客席をリアプロジェクションで投影して、その前で
各国人のアナウンサーにしゃべらせた合成画面です。
もちろん開会式当日の映像ではありません。
大会終了後に撮影された「ポストプロダクション」です。

リーフェン女史が何を構築しようとしたのか、
この一事からだけでも明らかでしょう。
投稿者:さち投稿日:2007-05-10 03:12:53
すばらしい
投稿者:篭瀬山投稿日:2005-06-19 20:56:27
今の普通のスポーツ・ドキュメンタリーの方で、過去の偉大な名作を模倣しているという側面があるのでしょうが、映像としてはさほど斬新さを感じません。むろん一般的な意味での躍動感はあるのだけれど◆それよりも、競技の進め方、スコアの掲示の仕方、観客の”熱狂”の表し方、ベルリン郊外の風景など、その時代にあった物、生きていた人々の姿が、そのまま記録されていることに対して感じる貴重さの方が大きい◆開会式で入場してくる各国選手団が、それぞれの方式で開催国元首(ヒトラー)に対し敬意を表わしていて印象に残ります。6
投稿者:ご飯投稿日:2004-11-06 10:51:57
競技が夜までに及び、後日選手を呼んで取り直す。水泳で選手の泳ぐ姿を前面から捉えるところも、走っている選手の足元も、競技がすんで後日撮ったという、ドキュメンタリー映画としてどうかと言われる作品。ただ、ドキュメンタリーも人に見せることで言えば、どうしても演出、編集がいる。カメラで撮るとなれば、それをどういう風に撮るか考えるわけで、撮ったものをそのままつなげたところで、面白くなるわけが無い。純粋な記録としてみれば、それで良い。でも、第三者が観るということは作品としての面白さが出てこないと、観る方はつらい。レニ・リーフェンシュタール監督は映画として面白く見せることを重視してさまざまな演出を行ったわけで、それが時には力強く、時にはポエムのようなタッチもみせて、ドキュメンタリー映画の名作にしたてた。僕は映画として面白くあれぱOKなので、ここでやったやらせは批判することでは無いと考える。でも、面白く魅せるのはナチスがこの映画をドイツの国力を見せつけるというプロパガンタ映画としての使命でもあったわけで、それもまた問題ではあったのである。ナチスが滅びた今じゃ歴史を認識するということだろう。同盟国である日本の選手の活躍も割合多く使っているし、その日本の選手のなかに当時の植民地の選手が出てくる点でも。
投稿者:Mr.Nobody投稿日:2004-09-04 22:21:27
この映画をみて一番印象に残るのが
独裁者ヒトラーの映像でしょう。
この人物があの悪名高い世界最悪の悪人
なんだと思いながらみてました。
それから、ドイツの国旗がかぎ十字(the Holocaust)
であること。あーこの頃があの暗黒(ナチスドイツ)
の時代だったんだぁ〜。
第二次大戦がはじまる前の映像を68年もたった
今でも観れるということに映画の凄さを再確認しました。

また、下記の人のコメントにもあるとおり
日本代表としてマラソンで優勝と3位になった選手の
孫さんと南(「ナン」です。「みなみ」ではありません。)
さんが朝鮮の人であることからもやはり歴史というもの
を垣間みることができます。
投稿者:Ikeda投稿日:2004-07-09 13:02:15
これだけ立派な記録映画を、ナチの宣伝だとして非難されるのが不思議に思います。少なくとも日本では戦後でも、そのような事は無かったと思います。ナチズムが良くないことは当然ですが、この映画まで巻き添えにするのは余程、ヨ−ロッパの他国またはアメリカの宣伝があったのだと思います。勿論、ヒットラーも画面に出て来ますが、一喜一憂している表情は一般の大衆と同じです。それなのに、この映画の監督レニ・リーフェンシュタールがナチスの同調者だとして追放されたなどというのは異常です。ヒットラーがどう考えていたかは別問題で、作品を素直に見るべきだと思います。
この作品の良いのは、まず出だしの聖火リレーの画像の素晴らしさで、その後の競技の中継や観客のスナップなども理想的です。フィールドで棒高が暗くなってからも接戦で結局、西田、大江が2,3位にしかなれなかったのは残念ですが、良い描写でした。多分、お二人とも、これだけ写してもらえば満足だったと思います。それに織田以来日本の得意芸だった三段跳びで、田島が優勝しますが、見ていて三段目のジャンプが凄いなと感心しました。
トラックでは一万の村社(むらこそ)の力走が、私にとって特に印象に残りました。それは、私が高校生の時、村社講平さんの講演を学校で伺ったことがあるからです。細かい内容は忘れましたが、「その時、私は頑張りました」と強い訛りでお話された事は忘れられません。マラソンで孫基禎が優勝したことは有名ですが、この映画で競技が始まった時、「強豪は日本の南です」と言っているのに気がつき、初めて聞いたことなので驚きました。結局、彼は3位になりますが、問題は二人とも朝鮮半島出身だったことです。私が生まれた頃からは、ずっと樺太の南半分、韓国、台湾は日本に併合されていて、満洲などと違い、国際的にも認められていましたから、日本人で当然だと思っていました。然し、このお二人にとっては、そうでは無かったようですし、世界中で良くある事とは言いながら、今ではナチスよりも、こちらの問題の方が我々に取って重要かなとも考えています。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
■ ムッソリーニ杯外国映画レニ・リーフェンシュタール 
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