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ウエスタン(1968)

C'ERA UNA VOLTA IL WEST
ONCE UPON A TIME IN THE WEST

メディア映画
上映時間141分
製作国イタリア/アメリカ
公開情報劇場公開(PAR)
初公開年月1969/10/31
リバイバル→Par=CIC-75.5
ジャンル西部劇
大砂塵舞う荒野に男の音がするとき静寂は去りライフルが火を吹く決闘大西部!
西部劇 ベストバリューBlu-rayセット (期間限定スペシャルプライス)
参考価格:¥ 8,910
価格:¥ 6,690
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【解説】
 殺された農場主の妻が、流れ者のガンマンの手を借りて、鉄道会社の陰謀と戦う。H・フォンダが冷酷なガンマンを演じる西部劇。兄の敵を追う主人公にC・ブロンソン。
 いよいよ鉄道が敷かれようとしていたアメリカ西部の砂漠。その土地を買った移住者のマクベインを、鉄道局の悪徳役人と冷酷なガンマン、フランクが付け狙う。やがてそこへ、マクベインの婚約者ジルやハーモニカが得意なひとりの凄腕ガンマンがやって来ると、マクベインは何者かに銃殺されていた。彼を密かに殺していたフランク一味は、今度は土地の所有権を引き継いだジルを執拗に狙い始める。だが、そこに立ちはだかるハーモニカの男。彼はある恨みを晴らすため、復讐の機会を窺っていたのだった…。
<allcinema>
評価
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
14126 9.00
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【ユーザーコメント】
投稿者:イエガー投稿日:2016-04-04 00:27:45
普通なら1時間半ぐらいで収まってしまう話が、その倍の時間に引っ張っても、飽きないのはレオーネの力なのかな。ジェーソン・ロバーズが砂漠の流れ者に主演したのはこの映画のせいかな?ペキンパーへの影響が気になるよ(笑)
投稿者:sachi823投稿日:2014-03-09 08:45:56
セルジオ・レオーネはアメリカへの憧憬が
本当につよかったのでしょう。
粘りに粘った長回しの場面やエンニオ・モリコーネの
格好いい音楽とシンプルなストーリーが心地よいです。
アメリカの良心のような顔のフォンダの悪役は
似合いませんがいい演技です。
ブロンソンの何とも知れない存在感は圧倒的で
改めて得がたい俳優であったと思います。
投稿者:MAKO投稿日:2012-10-28 16:11:21
セルジオ・レオーネ監督の、愛がこもった作品。
昔々、西部でのお話し。
フォンダの悪役は魅力はあるし、キャラが濃くニヒルなブロンソンも良いが、
何よりもシャイアンに扮したジェイソン・ロバーズがイイ!
投稿者:TH投稿日:2012-07-07 00:34:34
子供の頃に見た記憶では、ヘンリー・フォンダが陽炎の中、向こうから歩いてくるフラッシュバックと、最後の決闘で撃たれたフォンダが後ろを向いてしまうところがものすごく印象的だったのに、DVDを買って見てみると記憶ほどに強烈ではなかったのがちょっと残念。でも、ヒゲのないブロンソンが格好いいし、要所で盛り上がる音楽もイイ。
投稿者:たんばのもり投稿日:2012-02-13 19:03:30
 私は、1969年(昭和44年)の公開当時、この映画を見たとき、巨大なスクリーンに展開する映像と音響に圧倒されたのを覚えている。それからこの映画のことを忘れていたが、DVDを改めて見て、この映画の良さが分かった。
 駅で待ち伏せする3人組の動きと音だけのオープニング・シーン。
 列車が発車し、ハーモニカ(チャールズ・ブロンソン)が現れ、画面と音楽が一気に広がり物語が始まっていくシーン。
 フランク(ヘンリー・フォンダ)の一家皆殺しのシーン。
 ジル(クラウディア・カルディナーレ)が駅に到着し、街を通り抜け、モニュメント・バレーを馬車で走って行くシーン。
 シャイアン(ジェイソン・ロバーズ)が脱走して現れるシーン。
 そして最後のスィート・ウォーター駅に列車が入っていくシーン。このシーンは何回見ても飽きない。
 よく見ると、映像は全て計算ずくで作られている。そこにいる主役だけでなく、周りの風景、物、人々までもが、そのシーンと一体となっているのである。セルジオ・レオーネは、西部の荒涼たるシーンと美しいシーンを旨く混ぜ合わせ、物語を進めていく。そして映像は、時には美しい音楽と一体となって、我々に迫ってくる。この映画の後も、色々な西部劇が作られているが、この映画を超えるスケールの西部劇は無いのではないか。
 是非、もう一度、大画面のスクリーンで見てみたいものである。

 ※私はこの映画を、大阪・梅田の三番街にある阪急プラザ劇場(D−150方式上映)のオープニング作品で見た。この劇場(映画館)は、当時としては巨大な湾曲のスクリーンと音響が有名であった。しかし、阪急電車・梅田駅のホーム下にあったため、映画を見ていると、静かなシーンでは阪急電車の通過する振動音が静かではあるが聞こえたのを覚えている。
 この映画が初公開された当時(1969年)の大阪は、日本万国博覧会の開催(1970年)を半年後にひかえ沸き立っていた、古きよき時代であった。
投稿者:こじか投稿日:2011-08-17 03:07:54
何千何万と繰り返されようが言いたくなる…ブロンソンがニクイほど渋い。
そしてレオーネは、いつもの神懸かり的素晴らしさ。
投稿者:ジーナ投稿日:2011-05-17 10:55:49
無駄のないストーリーとは言えませんし、テンポも遅いですし、演出もしつこかったりしますが(ハーモニカは特にくどい)タイトルを裏切らない西部劇でした。
編集でもう少しタイトに出来ると良かったかもしれませんが、この間の取り方がセルジオ・レオーネ監督なんでしょうね。
鉄道会社に農場に流れ者に殺し屋に未亡人と西部劇のポイントをしっかり押さえています。
未亡人以外の登場人物の背景はほとんど想像にまかせます的な作りなのに物足りなさを感じません。
チャールズ・ブロンソン演じるガンマンにいたっては無口で終盤まで過去を明かさない正体不明の男なのですが、それでも全くキャラの薄さを感じませんでした。

駅が出来ていく過程は興味深く鑑賞できましたし、その後の発展を想像できる余韻に浸ることが出来ました。

エンニオ・モリコーネの哀愁漂う音楽はお見事ですが、繰り返し流しているので後半は曲が流れると笑えてきました。
効果音の使い方はとても印象的でしたね。
砂漠が広がるロケーションや美術セットなど音だけでなく目でも楽しめる作品でした。

キャスティングに関しては、ヘンリー・フォンダの味わい深い演技が要チェックです。
悪役のヘンリー・フォンダは本当にステキですよ。
チャールズ・ブロンソンは演じたキャラクターにこれでもか!!!ってぐらいの演出がついているのでイチイチ面白かったです。
本当はカッコイイって思わなきゃいけないんでしょうけどね(笑)
タフなヒロインを演じたクラウディア・カルディナーレの美しさも必見でしょう。
どこか愛嬌あるギャングを演じたジェイソン・ロバーツの温かみもGOODでした。
それぞれ個性的な役者陣と際立つキャラクターが見事に融合していたキャスティングでしたね。

ありがちな勧善懲悪ウエスタンにゲンナリしている方や西部開拓時代が大好物の方にはたまらない作品だと思います。
長尺ではありますが、観る価値はあると思いますよ。
鉄道の開通と共にウエスタンを締めくくるラストにはしびれました。
ただ、西部劇のガンアクションが好きな方には盛り上がりに欠けるかもしれません。
投稿者:"鬼平"投稿日:2011-04-11 08:26:52
【ネタバレ注意】

ヘンリーフォンダを悪役は凄みがあってよかった、ブロンソンの髭は?スタンダーd−な西部劇、キャスティングもちょっと奇抜感あるもしっくりしてて、骨太な仕上がり。

投稿者:陸将投稿日:2010-12-01 20:58:59
【ネタバレ注意】

音の使い方がとても面白い。
静寂の中で、普段以上に荒野に響き渡る。
風車はカタカタ回り、扉はギーっと鳴る。
ハエの羽音、セミの鳴き声、足音、汽笛・・・。
そういった微かな音が強調されることで、より一層静寂を引き立たせる。

そこに流れてくるモリコーネのゆったりとした美しいメロディーとハーモニカの音。
緊迫した場面でもゆったりと流れる時間の中で鳴り響くどこか寂しげで、詩的な旋律。

そしてハーモニカの音と供に登場する謎の男。
そんな男に扮するチャールズ・ブロンソンがまた渋い。
極端なクロース・アップによって映し出されるのは、深く刻まれた数々のシワである。
その含蓄のある表情から男としての渋みや深みが醸し出される。

そして、ラストで明らかになる彼の過去が、ハーモニカの音に哀愁や悲哀を含ませる。
自らの家族の復讐を遂げた、そして未亡人となった女を救った男の後ろ姿はとにかくカッコいい。
そこに余計な言葉などいらない。
男は黙って去るのみである。
そんな美学に思わず痺れる。

そして男が去っていった場所には駅が作られ、街が作られる。
今まで誰も足を踏み入れたことがなかった、未開の西部の荒地に未来のアメリカの夢を託し、一から自分たちの手で作り上げていく。
やがてそこには鉄道が敷かれ、機関車が通り、人が押し寄せてくるだろう。

それは現在のアメリカの原点である。
そんな上昇していくアメリカの未来を想起しながら、レオーネが描いたアメリカの可能性というものを信じてみたくなる。

投稿者:きらきら投稿日:2010-08-07 12:10:35
傑作です。
これだけゆっくりとしたリズムで話を進めるのはなかなかできるものじゃありません。
台詞がすくないと、その分登場人物のアクションを派手にしたがるのが常套手段なのでしょうが、取り乱さずにしっかりとコントロールしていて見事です。登場人物もゆっくりと歩きます(鉄道主の足がわるいのはちょっと示唆的かもしれません。ラストでゆっくりと入線してくる汽車もすばらしい)。

乾いた砂、なにもかもが土埃をかぶっている。陽光は容赦なく照らし、時間はゆるゆると進む。アメリカ人が「西部ってわかってるよね?」という前提でつくってしまう西部劇を、あらためて世界構築する丁寧さは特筆すべきかもしれません。

ブロンソン、フォンダ、カルディナーレをはじめとして主要登場人物の思惑がばらばらで、誰が誰とくっつくのか、そのブレンド具合がシーンが進むごとに変わっていくのも重層的。
ヨーロッパ人にしかつくることのできない西部劇です。
ブロンソンはもちろんですが、ジェイソン・ロバーズ(「砂漠の流れ者」の彼もいいです)が好演しています。

「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」のだらだらさ加減が、この「ウエスタン」的世界の構築の失敗から来てたのか、という妙な納得もできる一本(笑)。
皮肉はさておき、映画史に残る名作だと思います。
投稿者:gapper投稿日:2010-06-18 21:39:07
 マカロニウエスタンの最高傑作。

 ちょっと、音楽とイメージがずれているようにかんじる部分もあるが、これはブロンソン、クラウディア、ジェイソンの三人にメロディが割り当てられていて場面の雰囲気よりも彼らの役柄の雰囲気での音作りとなっているためだ。
 ジェイソンが演じるシャイアンは不必要な気もする。
 なければ、2時間21分という長尺ならなかっただろう。
 ともあれこの映画は、音楽、映像、構成と素晴らしいところだらけ。

 内容構成として、一貫しているのも良い。
 単にハモニカがフランクを殺しに来ただけの話である。
 カメラワークには、少し不満の所もあるが、常に日差しの強そうな光でかつ深い色合い、多用されるクローズアップなど内容、色味、構図、その親和性と一貫性が素晴らしい。

 ブロンソンは、正にはまり役で彼以外には考えられないだろう。
 あの赤いシャツが似合うのは彼しかいないのではと思わせる。
 一方、悪役となるフォンダだが、あり得ない残忍な悪役で果たして必要があったのかという疑問はあるが、好演だと思う。
 ブロンソンに対して、黒系統で決めている。
 カルディナーレは、個人的にもう少し可愛らしさが欲しかったが、音声解説に彼女がキーとなっているとある。
 彼女の存在で、単に決闘して終わりの話でなく様々な展開が存在することとなる。
 
 特にタイトルまでとタイトルは秀逸で、「アイアン・ホース (1924) 」や「大砂塵(1954) 」、「真昼の決闘 (1952) 」など様々な映画を参考に作られているそうだが、決してまねではない。
 やはり映画は最初と最後が重要で、その間は流れがありストーリーの説明などの雑用をしなければならないが、それのないファースト、エンドは思考のない入り込みが可能な純粋な感銘が可能であると思う。

 最近は、話が次々と展開する映画が多く、「間」がないような感じであるがここではたっぷりと存在する。
 とにかく、右え左えと振り回される感じで良い場合もあるが、じっくりと鑑賞するといったものではない。
 こういった、現代ドラマ以外でもじっくりじっくり見れる作品があればと思う。
投稿者:uptail投稿日:2010-01-22 23:31:20
チャールズ・ブロンソン
投稿者:ghost-fox投稿日:2008-03-01 23:08:56
不可解な女心は理解し難い
投稿者:ちゃぷりん投稿日:2008-01-28 17:09:26
【ネタバレ注意】

俳優の演技の長回しには監督のキャラクターへの愛着が、物語と音楽(モリコーネは此処でも上手い)に西部劇への挽歌という物は感じたが、後半になると話の展開やキャラクターの行動が解り辛くなり、ひたすら長かった。ブロンソンの兄貴の首吊りは、ヘンリー・フォンダの笑いと共に強く印象に残る。星一つ半。

投稿者:さち投稿日:2007-12-27 17:02:04
余暇tt
投稿者:緑茶投稿日:2007-01-04 23:22:40
マカロニウェスタンに興味のない私にはヘンリー・フォンダが悪役を演じるという一点だけでも面白かった。とにかくこのイヤラシサは半端ではないしこの路線を続けていればもっとすごい役者として歴史に残ったはずだ。もったいない。ただこの極限まで削ぎ落としたような適当な邦題はなんなんだろう?
投稿者:BARさるびあ投稿日:2006-11-18 07:29:11
【ネタバレ注意】

また観てしまいました。これはキャメラと出てる俳優たちとディテールだけで、2時間40分難なく見せる映画です。だから何度でも観たくなる。この映画の台本って相当スマートに書かれていて、台詞のどれをとっても洒落ていて素晴らしい。こんなカッコいい台詞を、あんな美しい人々に言わせるのがレオーネ映画の醍醐味なんだな。 俳優のひとりひとりををこれだけ魅力的に撮ることが出来る監督ってそうはいないと思った。あの顔立ちであの肝の据わりようが正に“Remarkable Woman”な、クラウディア・カルディナーレの堂々たる存在感。初見以来、私もストロングで美味いコーヒー淹れられる女になれるよう日々努力しています。それから、アメリカの良心みたいなヘンリー・フォンダが、あんな“Mean Bastard”な冷血漢を、唾吐き出しながら見事に演じ切っているのもさすがです。しっかしなんといっても赤シャツ姿のチャールズ・ブロンソンの、信じられないくらいのあのカッコ良さ。決して多くない台詞を彼が言う度に、思わず聞き惚れていました。
「ユーブロウト トゥートゥーメニー」(やられた)
こう言った後の撃ち合いで弾をぶち込まれたウディー・ストロードのあの倒れ方であの絶品シーンは決まった。ジェイソン・ロバーツにもびっくりしたね。ちょっとニクイ悪役を三枚目に演っているけど、かなり渋くてカッコいいぞ。人間ってこんなにも美しい生き物なんだってことを、レオーネは思い知らせてくれました。

投稿者:hendrix投稿日:2006-10-21 02:52:50
原案にベルトルッチ、キャメラはデリコリ、音楽はモリコーネといったスタッフも豪華だが、それに劣らず出演者が超豪華。
基本的にはレオーネらしい作品だが、彼の中で最も長い西部劇なのでファンには堪らないだろう。大事な一戦を前にした過去へのフラッシュバックはここでも健在。それに1シーン1シーンがとても長いので、もったいぶっているともとれるが、その間の緊張感を堪能できるのだから気にならない。
多少理解しがたい場面もあるが・・・カルディナーレの美貌が多少衰えてはいるが存在感は相変わらずだね。 6.0点
投稿者:浄瑠璃2投稿日:2006-10-02 15:37:35
DVD特典の音声解説が秀逸。監督の伝記作者をナビゲータに、主演のCCがフォンダ夫人の目前で演じたラブシーンを語り、おたくアレックス・コックスが場面の矛盾点につっこみを入れつつ「でも映画の出来には影響ないけどね」とフォローしたり。さらに原案のベルトルッチが作品中に忍び込ませた過去の西部劇の引用をすべてバラす!「職人レオーネは気付いてなかったと思う」って気付いてやってるよ。タランティーノのコメントもほしかったな。
投稿者:民謡から演歌まで投稿日:2006-07-30 22:55:38
【ネタバレ注意】

レオーネは、まだ5作品しか観ていないが、多分、最高傑作は“ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ”であろうと思う。…が、こいつは西部劇ではない。
「ドル」3部作、そして本作(これが僕の観た5作品)〜いずれも甲乙付けがたい魅力に溢れる素晴らしい作品達である。
中でも本作は、主役が格好良い女性ジル(イーストウッドの“許されざる者”で名前だけ登場するクラウディアって彼女か?)、冷酷な悪役フランク、何かと助けてくれるシャイアンに、謎の男ハモニカ。魅力的なキャラ、オープニングの味(2頭余る〜6まで数えてやろうか?〜賞金5000ドルに競り値が落ちる…計算は得意)、そして救いを求めるように啜り泣くハーモニカのメロディー。何故に一家を皆殺しに?(あの「荒野の決闘」〜「十二人の怒れる男」のヘンリー・フォンダが子供を撃ち殺す衝撃)〜謎が次第に解き明かされ………そこには殺された男の夢と、悲しいハーモニカの記憶が鮮烈に息づいているのであった。〜まぁ「ウエスタン」ってタイトルが、怪しさに欠けるんだな、多分。結構な娯楽作品だよ?〜肩肘張らずに楽しめる作品。マカロニファン必見だ。

投稿者:マーテル投稿日:2006-04-16 10:01:46
この映画を語りつくすにはかなりの労力を必要とする。

これほど見ごたえのあるシーンで溢れかえっている映画はそうあるものではない。

公開当時はそれほどの話題にもならなかったがDVDソフト発売を期にその素晴らしさへの認識が世代を超えて映画ファンに浸透してきたようで遅咲きの名画というか、やっと一般に注目されはじめた異色の傑作だ。

主要登場人物それぞれの生きざまがほぼ均等に描かれていくので頂点の主役が存在せず、鉄道開発の土地をめぐっての争奪かけ引きを骨格にして、それにからむ謎の男ブロンソンの正体が明かされるクライマックスはまさにマカロニ・ウエスタンの醍醐味。
http://www.geocities.jp/yorozu24jp/
投稿者:ノリス投稿日:2006-01-24 18:29:06
 素晴らしい!これこそマカロニウエスタンの巨匠セルジオ・レオーネが本当に作りたかった、究極の西部劇(レオーネ節炸裂の西部劇)であり、主役のクラウディア・カルディナーレ、ヘンリー・フォンダ、チャールズ・ブロンソン、ジェーソン・ロバーズの四人の魅力と、それぞれの思いが込められたドラマで基本的にはフォンダとブロンソンのパートは「夕陽のガンマン」の延長で復讐を誓う男の決闘であるが、カルディナーレとロバーズは西部開拓史のドラマを描いていて、文明が発達し始める中、新しい時代の波に乗り、大きな希望に満ち溢れた生活が待つ中で、必死に生き抜こうとする若い人間と、新しい時代の波に乗ることのできない年老いた人間同士のドラマが象徴しているように、四人全体のドラマがこのような形で描かれていて、それをエンニオ・モリコーネの哀愁に満ち溢れた曲と共に物語が淡々と進んでいく。つまり一見、男臭いドラマなだけに思えるが、実際はそれだけではなく、ある人が西部劇のオマージュというように、当時、低迷していたハリウッドの西部劇に活気を取り戻して欲しいという思い入れを込めて、作られた映画であると思うから、イタリア製西部劇が当時の新しい波であるが、後に姿を消すことになるハリウッド製西部劇がその新しい波に飲み込まれてやがてイタリア製とハリウッド製が一つになり、西部劇が消えうせるというように、激動の時代の中で人々はどんな思いを描いて日々生きていたのであろうか?がこの壮大な西部叙事詩を語る上で重要なテーマなのではないかと思う。
投稿者:コルトの健投稿日:2005-12-05 02:31:59
イタリア人作る映画は贅沢ね それにしても俳優の顔が・・・濃すぎだぜ演技も渋い!私なりの評価です。オススメ度 ★★ アクション度 ★★ 
濃い度 ★★★★★ 渋い度 ★★★★★ マンダム度 ★★★★★★
  
投稿者:ブルマ大帝投稿日:2005-09-15 23:38:58
さすがレオーネ、相変らずのバタ臭い空気がネチッこくて好き。むせ返る男臭がまた好き。クドイ演出も好き。モリコーネ節も炸裂しまくってて好き。“男が男にシビれるってのはこーゆーコトだ”と、心ゆくまで堪能させてくれる傑作西部劇。まさに“レオーネウエスタンの世界”を描ききったって感じ。なにせ冒頭、イーラム達の演技だけで、すでに満たされてしまう(あの「一頭足りないなァ。」「…いや、二頭余る。」のくだりは何度観ても痺れてしまう)。また、カルディナーレも素晴らしく湿っぽくてイイ。不幸そうな、不憫そうなオーラが自然と滲み出てるのと、挑戦的な眼差しが好き。でも正直、黒ずくめで頑張ったフォンダの悪役は、なんとなく最後まで抵抗が拭えなかった。いやホント上手いけど!(女房捨てても、やっぱヤサシーもの、顔が。)
投稿者:Tom投稿日:2005-06-28 11:26:55
個人的に満足です。モリコーネの音楽は彼の代表作の一つだね。
レオーネが愛したすべての西部劇への偉大なるオマージュ。それは『アメリカの夜』のトリュフォーの往年のハリウッド映画に対する、『ゴッドファーザー』のコッポラのギャング映画に対する、『チャイナタウン』のポランスキーのフィルム・ノワールに対するそれと同じである。
オマージュという意味が理解できない人は無縁の映画だが。
役者で素晴らしいのはガルディナーレだろう。ソフィア・ローレンですら及ばない神秘的な魅力がある女優だった。
投稿者:ALFRED GALCIA投稿日:2005-01-27 00:47:16
この映画に特別の思い入れがあります。初めて見た時からこの作品の映像の世界に強くひきつけられたのを思い出します。しかも後にビデオで完全版が出た時にかつて見た物と少し異なる場面があるのにびっくりいたしました。それでもこの作品に対する私の意識が変わらないのは、ストーリー以上に部分的に表現されている美しい各ショットとモリコーネの音楽がそうさせるのかもしれません。全レオーネの作品中で最高傑作であると思います。
投稿者:馬之助投稿日:2005-01-06 10:59:05
この作品への批評などは無用の長物であろう。
何も感じない人がいたとしてもそれはただその人が
「映画」とは無縁の人であるというだけだ。

レオーネ渾身の最後の西部劇。
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウエスト」

ああ、なんと映画への愛に満ちていることか!
投稿者:Ikeda投稿日:2004-11-04 19:04:16
この映画の評価はかなり良いようですが、私には面白くない作品でした。もともとマカロニ・ウエスターンは好きではありませんが、ヘンリー・フォンダが出ているので見ました。しかし、タイトルバックでの冗長さ、本題へ入ってからの勿体ぶった演出が気になりました。各シーンのつなぎも悪く、良く解らない所もありますし、ラストが終わりそうで終わらないのも気に入りませんでした。
投稿者:ジョジョ投稿日:2004-03-25 01:58:49
男を描くマカロニウェスタンに、西部開拓の物語が加わって(その要素は薄いですが)、個人的にはレオーネのウェスタン物では最高の作品だと思っています。ある意味一番西部劇らしい西部劇かもしれません。オープニングからレオーネ演出冴えまくりで、グイグイ引きこまれていきます。
繋がりの悪さは確かに難点ですが、とにかくじっくりと男を…
…と思いましたがこれはそれ以上に女性の強さを描いていたことに最近気付きました。最初にクレジットされるのがクラウディア・カルディナーレであることからもわかることです。彼女は芯の強い女性がとにかく似合います。実際身近にいたら苦手なタイプです。老いを感じさせるヘンリー・フォンダもよくて、165分が全く苦になりません。
特に、汽車の去り際や酒場でハーモニカを吹くチャールズ・ブロンソン!普通の映画ならば単なるキザ野郎で終わっているのにそう感じないのはやはりレオーネとブロンソンのなせる業でしょう。ハーモニカのメロディがまた切ないこと。
所々に映し出されるブロンソンの回想、徐々に徐々に迫るヘンリー・フォンダ、そしてこの映画最大の伏線であるハーモニカ、モリコーネの音楽、次の瞬間男達の銃が火を吹いた!じっくり描かれた男達の物語が頂点に達するクライマックスは最高と言う他ありません!
勿論ジェイソン・ロバーズも好演。イーストウッドの頃の高揚感溢れるものではなく、哀愁漂わせるモリコーネの音楽が、この映画を男の物語としてだけでなく、西部開拓史の物語にしているのに一役買っていると思います。
投稿者:ヴィヴァ!イタリア投稿日:2003-08-08 22:29:31
これはアクション重視と言うより、人間ドラマ重視の作品だと思います。
ハ―モニカマンやジルの描写をはじめ、鉄道王モ―トン等の悪役の描写も優れたものがあると思います。
ハ―モニカマンとフランクの決闘のシ―ンも、カメラワ―ク、回想シ―ンが良い効果を生んで劇的です。
フランクの最期の表情も素晴らしいものがあります。
投稿者:さだじ投稿日:2002-05-15 19:21:29
 風景は抜群だわ、屋内のセットや小道具、衣装もなんとなーく味があるわ、画作りはばっちりきまってるわ、とにかく視覚的なものについてはすごく「凝ってるなあ」と思わせる一本でした。クローズアップとロングショット、そして回想シーンと巧みに織り交ぜたクライマックスの決闘シーンはめっちゃかっこよかったです!

 ですが、問題点もそれなりに多いような。まずこの映画、レオーネさんが演出に力を入れているため、ストーリー展開がとにかく遅いんですよ!それからストーリーの背景をぼんやりと描いているためか、どうもシーンとシーンの繋ぎで「?」となってしまった個所もそれなりにありました。たぶんそういう意味じゃあ一回観ただけじゃ、この映画のよさはわからないのかもしれません。

 レオーネ演出は「世界観」を作り上げることについてはすごいものを持っていると思います。この映画もそんな「世界観」を楽しめればハマっちゃうんでしょうね。

 ↓師匠のHP(新作ビデオ、DVD情報アリ)http://www.cinemanc.com/
投稿者:まりっくりん投稿日:2002-03-30 23:00:06
最初見たときは、オープニングで寝てしまったことを白状しましょう。
しかしNHK衛星で放送を見たとき(NHKは偉大なり)、信じられなかったですね。それまでのレオーネ映画の最高は「続夕陽のガンマン」だったんですが、即逆転しました。
カルディナーレが荒野の女神さまに見えます。そして男たちは去っていくんですな。「SOMEDAY」という言葉を残して。
かっこいいなあ。
西部への憧れ、ノスタルジーをこめて鉄道で締めるあたり、本当の西部でウェスタンをとることができて、嬉しかったと思います。
DVDにしてくれないかなあ。
投稿者:Katsumi_Egi投稿日:2002-01-30 01:17:35
 短い。短すぎる。それは、カルディナーレがフォンダに抱かれることを補完するシーンが必ずあるだろう、ということもあるが、私は「もうこの映画が終わらなければいい」と感じる。「ずっとジェーソン・ロバーズを見ていたい」と思う。私が見たのも165分版。
 冒頭タイトルバックのジャック・イーラムと蠅!ウッディ・ストロードと水滴!いいねえ!最高のオープニングじゃないか。
 この映画は先の三部作と違い、主要登場人物は皆過不足無くキャラが立っている。カルディナーレ、ブロンソン、フォンダ、ロバーズ、4人ともここでは皆、真にヒーローなのだ。

 カルディナーレの行動の不可解さやジェーソン・ロバーズが撃たれていたことがわかる唐突さ等、繋がりの悪い展開はレオーネのいつもの癖。多分、カットされたシーンがあるのだと想像する。レオーネは尺のわからない監督だったのは確かだと思う。しかし、素晴らしい映画的な画面が横溢していて補って余りある。
 ヘンリー・フォンダをこの役にキャスティングできて、レオーネは嬉しかっただろうね!
http://www.page.sannet.ne.jp/egi/
投稿者:hs0077投稿日:2000-07-13 14:00:47
初公開時より先年BS11チャンネルで放映した完全判(?)がめっちゃ素晴らしい。
モニコーネの音楽は、これはもうオペラだね。町一番の娼婦だった母と顔も知らぬ
父のことを「きっと幸せだっただろう」とカルディナーレに対する心情をだぶらせて去っていくジェイスン.ロバーズのかっこ良いこと。映画は100分以内が僕の主義
だけど例外もある。この映画はその数少ない一本だ。
投稿者:たけ@寅さん投稿日:1999-07-27 20:41:11
「ウエスタン」とはたいそうな題名を付けたな、などと軽くみては大間違い。
これは観終わった後に思わず拍手したくなるほど素晴しい作品。
カメラワーク、演出、背景、音楽、全てがその効果をいかんなく発揮している。
そして、登場人物のアクの強いこと強いこと、、、、
緊張感が和らぐのは広大な荒野の景色を映している時くらいしかない、、、。

一匹狼のチャールズ・ブロンソンと冷血なガンマンを演じるヘンリー・フォンダは一見の価値あり!
レオーネの作品らしく、この作品でも登場人物の顔のアップがやたらと多いのだが、皆が皆、味のある良い顔をしています。

それにしても、、、チャールズ・ブロンソン、こんなに格好良かったとは、、、。

http://www.iyo.ne.jp/fucchy/new/
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
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