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眼には眼を(1957)

OEIL POUR OEIL
AN EYE FOR AN EYE[米]
OCCHIO PER OCCHIO[伊]

メディア映画
上映時間113分
製作国フランス/イタリア
公開情報劇場公開(東和)
初公開年月1958/03/05
ジャンルサスペンス
眼には眼を [DVD]
参考価格:¥ 4,104
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【ユーザー評価】
投票数合計平均点
548 9.60
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【ユーザーコメント】
投稿者:ローランド投稿日:2014-10-08 12:00:45
  始まってから20分くらいのところ、クラブのステージで歌う女の声がなんとも魅力的で爐覆執せと不幸せがあるのか、それは運命が決めること瓩箸硫了譴この映画全体を語っているように思わせますが、主人公の医師がちょっとした巡り会わせから、スピルバーグの「激突」が思い浮かぶ、不条理と言えるストーカー行為から最後には地獄の責め苦に遭わせられてしまいまして、飢えと渇きに苦しみながらあの山を越えればと、ようやくたどり着けば眼前には荒涼とした大地が果てしなく広がっていて、この絶望感は想像を絶するものだろうという気にさせられます。 災害が起こりやすいということがあっても、やはり水と緑に囲まれた環境はありがたいなってことでしょうか。  

  医師が帰宅したときにちょうど召使がお祈りの時間で役にたたず、その姿を一瞥しただけで何も言わずにそそくさと出て行ってしまったり、ようやくたどり着いた病人の家で命を救うための注射を拒否されたりと、1957年の作品だからそのあたりは遠慮なしなんだろうけどイスラム社会の未文明を描いていまして、それもあってか、仕事で疲れて、車で迎えに来る知人たちの遊びへの誘いも断る医師の不幸に同情的になってしまいますが、運命の力は偏執狂とさえいえる厄災人間と出会わせてしまい、この不気味さを伴わなく淡々とさえいえる執念深さは観終わってからのほうが怖くなります。  タイトルの「眼には眼を」は不適ですね。  

   観ていてふと思い浮かんだことが、皆さんの役に立ちそうなんでついでに。  肺炎を患ったときに医師に原因をいくつか言われ、そのひとつの歯周病を退治したら、風邪をひかなくなっただけでなく胃腸の具合も良くなり、お医者さんの言うことはきくもんだと感謝しているのだけど、これには普通の歯磨きなんかいくら丁寧にやっても駄目みたいで歯間ブラシを使い、その歯間ブラシも普通に使っているだけではいけなく、消毒液を歯間ブラシにつけて使用するわけですが、そのときに歯周ポケットがあるなら痛いのを我慢してポケットに消毒液を入れるくらいにやると効果的です。  以上お人好しのお節介ですが、個人差があるでしょうから各自無理をしませんように。 責任は取りません。  

  追記。ステージでの歌がいつまでも心に残るので調べたら、歌っているのは女優だけど、歌声はジュリエット・グレコの吹き替えでした。いいなぁ。
投稿者:ルミちゃん投稿日:2014-09-19 01:14:49
【ネタバレ注意】

眼には眼を=復讐
復讐とは、悪意をもって相手に冷たく当ること.
親切とは、善意をもって相手に優しく接すること.

医師が、死んだ妻の実家を訪れたとき、妻の妹に『わざわざ遠くまで送ってくれて、親切な方ね』、と言って感謝され、ぜひ泊まっていって欲しいと、親切にされた.けれども、医師が相手の車を壊してしまったので送ってきたに過ぎないし、理由がどうであれ、死んだ病人に対して親切にしなかったのだから、彼は、親切にされる筋合いのない相手から、親切にされと言える.
彼は、親切にされて嬉しかった.だから僻地の病人のもとへ.....

妹の逆が召使である.難しい手術、急患と続き、医師は疲れ果てて自宅に戻ったのだが、召使はお祈りをしていて、主人を出迎えはしなかった.医師は、親切にされるべき召使に親切にされず、疲れた心を余計に疲れさせることになった.お祈りをしている召使に対しては、怒りを堪えた彼であったが.....
やっと自分の時間、ラジオを聞きながら、疲れきった身も心も休めることが出来ると思った.そこへ車がやってきた.『多分、病人であろう』、そう思いながら窓から様子を伺っていると、案の定、召使は診察してくれと電話をかけてきた.『疲れきっている主人を察して、なぜ断ってくれないのだ』、そう思うと、また疲れが蘇ってきた.そして、電話口の召使に対する言葉は、次第に怒りに満ちてきた.彼の疲れ果てた心は、結果として病人を追い返すという、冷たい心になって現れてしまった.
親切にされたら親切にしたくなる.反対に、親切にされなかったがために、親切にすることが出来なかった.

翌日、病院で経緯を知り、死んでしまった病人の顔を見て、『なぜ、生きているときに顔を見てやらなかったのだ.死人の相手をするのが医師ではない.生きた人間の治療をするのが医師なんだ』、彼は良心の呵責に苦しむことに.....

苦しさを紛らわすために酒場にはいると、あのアラブ人の男がカウンターに座っていた.そして成り行きは、財布を忘れた医師の払いを、アラブ人の男が払っていっていた.医師は親切にされる筋合いのない相手に親切にされ、金を返そうと必死に男を捜し求め、そして、酒場の女が親切に行き先を教えてくれたので、車で追い回していったのだが....

あのアラブ人の男は、仮に診察していたとしても、その時、既に妻が死んでいたとしたら、『さっきまで生きていた.お前が顔を見たから死んだのだ』と言って、復讐を行いかねない未開人と思われる.
召使は、医師が病気で寝ていても、病人を連れてきて診察してくれと言うであろう、未開人である.
僻地の部落の病人の家族は、お呪いで病気が治ると信じている、未開人であった.

皆、善意(親切)、あるいは医師の職務と言った考え方とは、無縁の人間であった.私達が、仮初めにも文明社会に生きていると自負するならば、彼ら未開人と同じであってはならない.復讐を行ってはならないのは勿論のこと、善意(親切)とはどの様なことかをよく考え、医師も患者も互いに理解し合う社会でなければならないはず.皆が善意を持って理解し合えばこそ、医師も善意を持って医療を全う出来る.
(どんな仕事でも、同じなのですが)
http://blog.goo.ne.jp/sunaoni/e/b889791ebc2840fbe6863a9efee5625e

投稿者:呑気呆亭投稿日:2014-03-23 12:49:57
この映画の初見は多分ア−トシアタ−での事だったと思う。ラストの衝撃がいつまでも心に残っていて、恐らく「眼には眼を」という言葉の意味を我々日本人が知ったのはこの映画によってではなかったか。ところがこの「眼には眼を」という言葉には「歯には歯を」という続きがあって、ボクラ無信心者はこの報復の論理に怖気をふるったものだった。ところが最近になってこのイスラムの言葉には、“他人から美しいモノを受けたら美しいモノを・・・、美味しいモノを受けたら美味しいモノを・・・”という意味があるのだと知って、それこそ「眼からウロコ」が落ちる思いがしたことだった。今回見直して、ボルタク(=イスラム)の憎しみをかったのはヴァルテルの過誤ではなく、その無神経さと腹の底に隠している民衆へのさげすみであったのだと気が付いた。それを象徴するのが、車に乗ったヴァルテルがやたらに鳴らすクラクションの耳障りな音であった。西欧が未だにヴァルテルであれば、遂にボルタク(=イスラム)の心情を理解することは出来ないだろう。http://d.hatena.ne.jp/nanjakuteituisho/
投稿者:sachi823投稿日:2013-12-31 17:20:41
争いを好まずすぐ許してしまう日本人とは違い、
この国や民族の凄まじい復讐のエネルギーはよくわかりません。
しかし、異様とも感じる執念深さは、
人間の真の姿を現しているように思います。
絶望的なラストシーンの描写は心に残ります。
投稿者:ファルド投稿日:2013-12-07 10:36:14
個人的にはバルテル医師の過失とは思わなかった。ボルタクは妻の死のショックにより精神異常をきたしているように思えた。まだ幼い娘がいるのにあの行動は尋常ではなく、理解し難い。まるで、自爆テロのような感じさえ受けた。映画自体は、二人の心理戦も含め結構面白かった。
投稿者:Ikeda投稿日:2012-04-23 10:49:34
自宅にいた医師ヴァルテル(クルト・ユルゲンス)にボルタク(フォルコ・ルリ)から妻が腹痛なので診療して欲しいと言う電話があり、ここでは何も出来ないから病院に行けと指示したが、病院の医師マティック(ロベール・ポルト)の誤診の結果、その奥さんが死んでしまった。そこからボルタクがヴァルテルを恨み、ストーカー行為を重ねた上、ヴァルテルを砂漠に引きずり出してしまうと言うストーリーですが、ボルタクの卑屈で陰険な行動が凄い映画です。
マティックが子宮外妊娠を盲腸炎と誤診したいうのは考えられない事ですが、だからと言って、妻を殺したのがヴァルテルだと思い込む所にボルタクの異常な性格が現れています。少々、ご都合主義的な展開の後、サハラ砂漠にヴァルテクがおびき出されますが、このシーンは長すぎる感じがあるけれども、ロープウエイのシーンを含めてかなりサスペンスに満ちています。ただ、ボルタクは自分の苦しみを他人の感情でしか救えないという内向的でマイナス思考の男だと言う所に、この映画の怖さがあります。
なお、目的地がダマス(カス)だと言うのは日本人にとってネタバレになっているのが面白いです。
投稿者:ひつじめえめえ投稿日:2008-03-04 12:18:03
衛星放送でようやく見たけん。この映画の深いところは、決して犯人?の悪意が感じられないところですね。ラストに近づくにつれて、だんだんとそれらしきものが芽生えてきますが。主人公の妄想…被害妄想というよりも、罰して欲しいという深層の願望が、物語を生み出した、犯人?の殺意を生み出したのではないでしょうか。
つまり、ものすごく遠まわしの自殺じゃないのかなっていうのが、僕の解釈です。

理屈はともかく、傑作ですね。皆さんが絶賛するのもよくわかります。

投稿者:yonaoshi投稿日:2008-02-17 18:09:33
今まで世に出た恐怖映画の中でこの映画を超えるものは無いのではと思います。
小細工なしに男二人の心理と砂漠だけの舞台で、これだけの恐怖感を描写出来る脚本と監督のアンドレ・カイヤット氏に敬意を表します。
もう一度観たい映画の一本です。まだDVD化されていないようで早く発売を望んでいます。
投稿者:mon oncle投稿日:2007-09-23 13:28:26
子供の時にTV放映で観た。怖かった。トラウマになりそうなほどだった。

この映画のデータなどは何も知らずに、タイトルだけは覚えていた。

大学生になり、特に映画ファンでもない友人とふとこの映画の話になった。彼も、子供の頃に観たことがあり、やはり怖かったことを覚えていて、話に花が咲いた。

さらに年月が経ち、CS放映時に念願の再鑑賞。
怖かった。やはり怖かった。
一生物の傑作だ。
投稿者:トウショウファルコ投稿日:2007-06-17 03:05:02
今観たらどうか判りませんが、もう一度観たい映画だな。
投稿者:マジャール投稿日:2007-05-26 22:30:10
知性派アンドレ・カイヤットが放つ不条理サスペンスの大傑作!
不毛の大地に果てることなく繰り広げられる逆恨み報復ゲーム、心底恐ろしい!目が離せない面白さ!
砂漠の神(一神教)は“抗争”がお好き・・・?
投稿者:tomason投稿日:2004-11-18 13:31:45
【ネタバレ注意】

子供の頃、TV白黒(当時はカラーテレビは無かった)で観たときの印象がトラウマになっていた映画。タイトルも分からず、永らく再見が叶わなかったが、先日、偶然中古ビデオやで見つけた。クルト・ユルゲンスの苦悩に満ちた顔のパッケージを見て「この映画に違いないっ」と声無き叫びを上げてしまった。見直すとやはり強烈。こんな恐い映画、ざらにあるものではない。ユルゲンス、ルリ共に極上の演技。予定調和の結末としても、二人の迫真の演技に息を呑む。そして真の主役は見晴らす限り続く不毛の土地。こんなところで一人にされたら発狂するに違いない。ポルタク氏は「もうあんたの顔は観たくない」と言った時、医者を許したのか。見る側の主観で変わるのだろうが、私は「死体で最初に腐るのは...」と医者に語りかけるくだりで、やはりポルタクの怨念は癒されていなかったのだととる。初めて見る方には、私が初見のときのようにトーンを絞って白黒で観る事もお勧めしておく。もっと恐いです。大傑作。下の方のコメントで知ったが、オリジナル「恐怖の報酬」にルリ氏が出ているとの事。これも見直してみよう,,,,

投稿者:キャグニー投稿日:2004-06-19 07:40:19
今までに見た中で一番怖い映画です:
ブッシュ大統領がこの映画を見ていたらイラク戦争は始めなかったかも。
彼はイスラム教の怖さを知らない。今知らされつつある。
注:ヴェトナムは仏教
投稿者:Mongoose投稿日:2004-06-11 05:39:06
【ネタバレ注意】

ギラギラ照りつける太陽のもとでの、これぞ極めつきの実存的異色ノワール。見ているだけで喉が乾くのは、かった恨み憎しみの不可解さから滲みでてくる恐怖のせいでもあります。不可解であるがゆえに全く為すすべがない、絶望的に相手の復讐の罠にズルズル引きずり込まれて行きます。自らも助からないのを承知で医者を砂漠に引っ張り出すフォルコ・ルリは、狂気に駆られてではなく、冷静であるのが怖いですね。一度見ただけで強烈なイメージがいつまでも薄れない秀作です。DVD化切望。

投稿者:Tom投稿日:2004-01-22 04:06:50
やられたらやり返すという行為はその理由が正当化されようがされまいが、許されるべきではないということじゃないですかね。出口のない地獄の砂漠のように憎しみがまた、憎しみを生む。この映画でよく言われている政治的テーマではないと思う。カイヤットは政治家出じゃないです。罠をしかけたフォルコ・ルリも生きて帰れないはず。
投稿者:Ukitamu投稿日:2002-06-14 21:08:37
出口はわからず、しかもついていかければ死につながる砂漠。その案内人さえも
自分の命を狙っているかもしれない。様々な葛藤が医師を自ら「死」への道を選択していく。しかもこれは本当に仕組んだことなのか?それさえもあやふやになっていく。それが恐怖を増長させていく。これはホラーだ。
投稿者:カトウスタール投稿日:2002-02-04 13:33:54
 虚々実々が入り混じり,最初から最後まで異常なまでの緊張感。カイヤットは元弁護士だそうだが,主人公を突き放している冷徹な視線は言われてみればどことなくそれっぽい。作中,グニョグニョと繰り返している(と聴こえる)レコードの音楽がまた耳に馴染みがなく,それが焦燥感を掻き立てる小道具度して絶妙に機能を果たしている。
 そして,異文化同士はやはりわかり合えないのかと絶望してしまう。嗚呼。
投稿者:えぬ投稿日:2001-11-06 20:16:00
この映画、あまり知られてないけど、傑作です。例えて言うなら、ヒッチコックの最高のものと同じくらいの映画です。レンタル店に置いてないのは、映画界にとって罪です。早急に全国レンタルビデオ屋さんに、普及するようにしましょう。
投稿者:#77投稿日:2001-06-18 15:22:07
ミステリー映画の最高傑作。
ただでさえ、自らの常識が全く通用しない中東暮らしでささくれだった
医者の心理に追い討ちをかけるような、ボルタク氏の怨念。
イラン駐在時に見たこともあって、医者の心情が判りすぎるほど判って
しまった。脚本・演出の巧みさ、茫洋たる土漠、K・ユルゲンスの屈強
な演技もさることながら、恐怖をあおりたてるのはボルタク氏=F・ル
ッリの善人然とした演技があってこそのもの。
彼は「恐怖の報酬」(アンリ・ジョルジュ・クルーゾー監督)のルイジ
役も最高に良かった。
投稿者:けいぞう投稿日:2001-02-07 02:06:03
子供の頃、TVで何気にこれを観て後半の砂漠のシーンがトラウマになりました…。サイコ・ホラー好きの方にはぜひおすすめします。
中東レバノンで病院を開業し、尊敬されている有能な医師(クルト・ユルゲンス)はほんのちょっとした対応のまずさからアラブ人ポルタク氏の憎悪(ほとんど逆恨みである)を買ってしまう。前半のストーカー行為からいやがらせはエスカレートしていき、後半、医師は極限の恐怖を味わうことになる(砂漠も怖いが、あの手すりのないロープウェイ(?)も恐ろしい)。
医師に落ち度は無かったと言えるだろうか?アラブ人に対する差別心が無かったとは言えないだろう。そこが作り手のねらいといえるが、後半の展開はそうした社会性も超えて、まったく意思の交流を拒絶した、閉ざされた心が生んだ悲劇となる。
これは今や誰もが巻き込まれる可能性のある恐怖かも知れない。
投稿者:フジモト T投稿日:2000-03-02 23:46:25
いわれのない言いがかりで破滅へと追い込まれていく医者の運命。何度観ても恐ろしい後味の映画で、特に最後のシーンは決定的に恐怖感を増幅する。
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