眼には眼を(1957)OEIL POUR OEIL | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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つまり、ものすごく遠まわしの自殺じゃないのかなっていうのが、僕の解釈です。
理屈はともかく、傑作ですね。皆さんが絶賛するのもよくわかります。
小細工なしに男二人の心理と砂漠だけの舞台で、これだけの恐怖感を描写出来る脚本と監督のアンドレ・カイヤット氏に敬意を表します。
もう一度観たい映画の一本です。まだDVD化されていないようで早く発売を望んでいます。
この映画のデータなどは何も知らずに、タイトルだけは覚えていた。
大学生になり、特に映画ファンでもない友人とふとこの映画の話になった。彼も、子供の頃に観たことがあり、やはり怖かったことを覚えていて、話に花が咲いた。
さらに年月が経ち、CS放映時に念願の再鑑賞。
怖かった。やはり怖かった。
一生物の傑作だ。
不毛の大地に果てることなく繰り広げられる逆恨み報復ゲーム、心底恐ろしい!目が離せない面白さ!
砂漠の神(一神教)は“抗争”がお好き・・・?
ブッシュ大統領がこの映画を見ていたらイラク戦争は始めなかったかも。
彼はイスラム教の怖さを知らない。今知らされつつある。
注:ヴェトナムは仏教
自分の命を狙っているかもしれない。様々な葛藤が医師を自ら「死」への道を選択していく。しかもこれは本当に仕組んだことなのか?それさえもあやふやになっていく。それが恐怖を増長させていく。これはホラーだ。
そして,異文化同士はやはりわかり合えないのかと絶望してしまう。嗚呼。
ただでさえ、自らの常識が全く通用しない中東暮らしでささくれだった
医者の心理に追い討ちをかけるような、ボルタク氏の怨念。
イラン駐在時に見たこともあって、医者の心情が判りすぎるほど判って
しまった。脚本・演出の巧みさ、茫洋たる土漠、K・ユルゲンスの屈強
な演技もさることながら、恐怖をあおりたてるのはボルタク氏=F・ル
ッリの善人然とした演技があってこそのもの。
彼は「恐怖の報酬」(アンリ・ジョルジュ・クルーゾー監督)のルイジ
役も最高に良かった。
中東レバノンで病院を開業し、尊敬されている有能な医師(クルト・ユルゲンス)はほんのちょっとした対応のまずさからアラブ人ポルタク氏の憎悪(ほとんど逆恨みである)を買ってしまう。前半のストーカー行為からいやがらせはエスカレートしていき、後半、医師は極限の恐怖を味わうことになる(砂漠も怖いが、あの手すりのないロープウェイ(?)も恐ろしい)。
医師に落ち度は無かったと言えるだろうか?アラブ人に対する差別心が無かったとは言えないだろう。そこが作り手のねらいといえるが、後半の展開はそうした社会性も超えて、まったく意思の交流を拒絶した、閉ざされた心が生んだ悲劇となる。
これは今や誰もが巻き込まれる可能性のある恐怖かも知れない。