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ウォーカー(1987)

WALKER

メディア映画
上映時間90分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(ヘラルド・エース=ヘラルド)
初公開年月1988/12/23
ジャンルドラマ
ウォーカー [DVD]
参考価格:¥ 1,543
価格:¥ 832
USED価格:¥ 988
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【解説】
 ひとりの独裁者の生涯を描いた、実話に基づく歴史大河ドラマ。1853年、独裁政権から民衆を開放する為アメリカ人の一隊がメキシコへ渡った。隊長の名はウィリアム・ウォーカー。しかし翌年、メキシコ遠征は失敗に終わり、彼も本国に帰ってくる。そして後日、彼は次の遠征のスポンサーである財界の大物ヴァンダービルトに呼び出され、経済の重要地点でありながら政情の安定しないニカラグアへ遠征し、その国を支配せよと命じられる。当時の合衆国は、神の意志により隣接国の経済的・政治的な“文明化”につとめる権利を授かっているという姿勢のもと、領土拡大と資源・食料の略奪に心血を注いでいた。そしてその最たる遠征者がウィリアム・ウォーカーであったのである。このウォーカーという男は、31歳の時、輸送路の重要拠点となるニカラグアの遠征に立ち上がり、1855年“58人の不死隊”を率いて全土を制圧し、自ら大統領と宣言してニカラグアを2年間に渡り統治した。しかしその余りに横暴なやり方に現地民はもとより、自国からも反発を買い遂に追放の憂き目に遭って、最後はホンジュラスで射殺刑になった人物である。アレックス・コックス監督は、この極限を生きた男ウォーカーの驚異の物語を、彼独特のコメディ感覚で最高のブラック・ユーモアに仕上げている。19世紀を舞台にしながら、4色刷りの「ニューズウィーク」誌や、マルボロ、コカコーラ、さらには高級リムジン車やヘリコプターを登場させるなど、そんな時代錯誤な手法を使って、現在の状況がウォーカーの時代となんら変わっていないという演出をするなど、劇中に皮肉をたっぷりと込め、且つそれらをシリアスな方向には向けずに、常にユーモアを含んだコメディに仕上げている。アメリカ中心の世界観に静かなる反抗心を燃やすコックスの作品群の中でも、最も過激で完成度の高い映画であろう。
<allcinema>
評価
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
433 8.25
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【ユーザーコメント】
投稿者:ghost-fox投稿日:2013-05-08 22:22:10
シニカルなメッセージが成功しているのかどうか知らぬが 
伝記としてはウォーカーの為人が見えず全く物足りない
投稿者:uptail投稿日:2011-07-11 09:49:42
エド・ハリス
投稿者:ノブ投稿日:2010-05-25 19:28:57
【ネタバレ注意】

「ウォーカー」(監督:アレックス・コックス 90分)
話の内容は自己の利益の為に中南米に派兵をするアメリカの話。
最初メキシコで明るいメキシコの曲をバックに激しい銃撃戦が行われるという演出が良かった。
山道で遠くの道を兵士が歩いていると画面左手からウォーカー達の兵が出てきて(太鼓を叩く鼓笛隊なんかもいる)、最後画面左の手前にウオーカーが出てきて横顔が大きく映し出されるシーンが印象に残った。
ウォーカー達が進軍していると屋根の上にたくさんの狙撃兵が待ち構えていて、敵も味方も激しい銃撃戦になる中、黙々と歩いていくウォーカーのシーンが良かった(最後はあたり一面死体がゴロゴロしている)。
最後街中が燃え盛り敵の弾丸が飛び交う中、ウォーカーが行進して行くシーンと燃え盛る建物の中でウォーカーがアメリカの本音(「中南米を支配する事がアメリカの宿命」)を混ぜてスピーチするシーンが良かった。
全般的に
人物の見分けがつかなくて、誰が誰だか良く分らなかった(現地人なのか味方の兵士なのか良く分らない)。
展開が速くてついていけなかった。
自由や民主主義をニカラグアに導入するという建前の下で、奴隷制を採用したり、兵士達の略奪を許したり、ヒドイ独裁政治が行われていくという話が良かった。
ウォーカーも初めは自由や民主主義の押し付けや奴隷制を嫌っていたが、徐々に独裁者へと豹変し、誰のいう事もきかなくなっていくという演出も良かった。
映画制作当時のアメリカの中南米派兵を批判したちょっと政治でコムツカシイ作品。
「ウチの旦那はグァテマラ生まれ〜♪蚊に効くカトリス好きだった〜♪」心にそう願う長七郎であった。http://mamaduke.at.webry.info/

投稿者:Longisland投稿日:2005-05-11 03:09:05
焼き払われるグアテマラの美しい映像と音楽は素晴らしい。自分たちが無知蒙昧な他国を啓蒙しなくてはならないだとの傲慢さは19世紀から現在まで不変なんですね〜その上、神が云々と宗教まで入っちゃってる(でも裏では経済的利権確保が目的)米国の独善に対する強烈な批判が清々しくさえ感じます。

ラストのレーガン大統領シーンは蛇足との意見もありますが、私は馬鹿な米国民にはそのくらいしてあげないと理解できないんだろうとの監督の皮肉とみました。
投稿者:Tom投稿日:2004-11-25 00:46:42
下の方がおっしゃるとおり、最後の映像はいりませんでしたね。
頭のいい人はこの映画が伝記映画ではなくて70年代から80年代後半にかけて中・南米に軍事政権を誕生させて混沌に陥れたアメリカに対する痛烈な批判精神が込められてる作品だとよくわかる。しかし映像のセンスは素晴らしいね。レポマンより劣るが80年代のハリウッドに行ったイギリス人監督で唯一人己の精神を貫き通した監督だろうな。
投稿者:duff投稿日:2003-05-04 20:15:46
もひとつおまけに傑作。
この映画とジム・ジャームッシュ「デッドマン」、イーストウッド「ペイルライダー」の三作品をもって「三大現代西部劇」と呼びたい。未見の人はどうかだまされたと思って見て欲しい。
投稿者:もも太投稿日:2002-10-16 00:39:08
あまり色々言うことありません。面白いです。
夢見るような眼差しの物静かな男が、突然額に血管浮かせ目をむいてキレまくったりするエド・ハリスの演技がやっぱりいいですねー。他のコックス作品にはない綺麗めの映像がここでは見られ、特にこの作品では映像と音楽のシンクロが絶妙で、強烈な印象を与えてくれます。
キャスト、脚本、演出、映像に音楽と、すべての要素がかっちりとかみ合った(この監督の場合、偶然かもしれないけど・・)いい映画です。
投稿者:拷問美女投稿日:2001-05-09 02:20:38
これは面白かった。
投稿者:shichiten投稿日:2001-05-08 01:41:28
上の解説、今まで読んだ「ウォーカー」評の中でも非常に秀逸!客観性を保ちつつも、この映画に対する愛が滲み出ていますよ。
近年、バイプレーヤーとしてのエド・ハリスの名声は高まる一方ですが、本作を観ずにハリスを語ることなかれ。十字砲火をものともせずに、無言無表情で突き進むハリスの素晴らしいこと!アメリカ史から抹殺された史上最悪の侵略者をパワフルに演じています。90年代以降のコックス監督の凋落ぶりには目を覆いたくなりますが、本作を残しただけでも、そこらのパンク野郎じゃなかったことを証明できたと思います。
余談ですが、同じく戦争好きの下衆な征服者を描いた「コブラ・ヴェルデ」を観ると、悪党の人生ってどれも似たようなものなんだなと感じます。
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