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モード家の一夜(1968)

MA NUIT CHEZ MAUD
MY NIGHT AT MAUD'S [米]
MY NIGHT WITH MAUD

メディア映画
上映時間110分
製作国フランス
公開情報劇場公開(ユーロスペース)
初公開年月1988/11/23
ジャンルドラマ/ロマンス/コメディ
モード家の一夜/パスカルについての対談 (エリック・ロメール・コレクション) [DVD]
参考価格:¥ 5,184
USED価格:¥ 19,595
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モード家の一夜モード家の一夜

【解説】
 E・ロメールの“六つの教訓話”のシリーズ3作目。ハイ・キーが美しい、アルメンドロスの映し出す白黒の雪の光景が幻想的な美しさを醸し出しているせいか、いつにも増して寓話の趣が濃厚。北フランスのクレルモンでタイヤ会社の技師を務める主人公の“私”は、カナダ、南米と回って故郷に帰ってきたばかり。34歳でいまだ独身なのは、自分の望みが高いせいだと多少自覚はしている。旧友ヴィダルと再会し、彼が気のある美しい女医モードの家を共に訪れた“私”は、ウィットに富んだ彼女との会話にすっかり和まされる。が、カソリックの熱心な信者の彼にとって、そこを突かれると妙に邪心も覚めてしまう傾向がある。無神論者のモードは離婚経験者で恋愛や結婚に関してもシニカルな見方をする。折しも降ってきた雪が彼に試練を与えた。車の運転は危ないから泊まっていけ、という彼女の言葉は明らかに誘惑で、ヴィダルは怒って帰ってしまった。モードは今、薄物一枚でベッドに横たわって話している。しかし、彼は毛布を身体に巻きつけて、彼女の横で眠りはするが、決して寝具の内側に入ろうとはしない。そして、朝目覚めて、伸びをする彼女の肌が彼に触れ、思わず“男”を呼び覚まされるのだが、モードはすでにその気ではない。さて、“私”には町に着いて早速通った日曜のミサで見初めた金髪の女学生フランソワーズがいる。彼女こそ彼の理想で、彼女との結婚すら直感する“私”はミニ・バイクで走る彼女とすれ違うだけの日々であったが、モードにもそのことは話した。二人の女性の間を揺れているような“私”も、遂にフランソワーズと結婚の念願を叶えるのだったが……。パスカルの“賭け”などが引用され、さしづめ、ロメール版「ゲームの規則」と言ったところか。ミニマルな話の分だけ、凝縮された人生哲学が伝わって、苦い笑いを伴う快作だ。トランティニャンの優柔不断ぶりが絶妙である。
<allcinema>
評価
【関連作品】
ゲームの規則(1939)
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
218 9.00
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【ユーザーコメント】
投稿者:Ikeda投稿日:2012-02-19 11:16:32
かなり評価は高い作品ですが、私には退屈そのものの映画でした。まず前半ジャン・ルイ・トランティニャンとアントワーヌ・ヴィテーズとのパスカルの確立論の論議が長々と交わされますが、映画そのものに関係のない話を聞かされているだけで嫌になって来ました。そしてフランソワーズ・ファビアンを交えての話になっても、キリスト教がらみの議論を中心にした会話で進行するため私に取っては退屈そのものでした。ただ、エンディングでのトランティニアンの微妙な発言は面白いとは思いました。
投稿者:Normandie投稿日:2010-12-31 01:24:54
の人々のミニマムなお話だけどどこか不器用さがあって面白かった。
自分も哲学などは難しくて置いてきぼりだった。
雪景色と夏のバカンス、種類の違う男と女たちなどすべてにおいて対照的表現。
ロメールここにあり。
なぜかこの人の映画は、監督の背後霊的なものをチラチラと見せられてるよな
薄ら寒さを感じる時がありますね。
投稿者:asama投稿日:2006-09-03 01:05:12
というそれ自体は極めてありふれた構図にもかかわらず、なぜにかくまでこの映画に感激するのか。エンディングで人物たちの関係図を明らかにするその巧みな脚本、対照的(モード[妖艶・自由]−フランソワーズ[清楚・敬虔])な二人の女優の絶大な魅力、これを引き出す独身男の優柔不断さの妙、そして雪景色、モノクローム映像、宗教都市クレルモンの厳かさなど、小品にもかかわらず、全てを備えた映画力が明確に感じられる。傑作中の傑作だ。
投稿者:ふじこ投稿日:2005-02-02 16:41:52
白黒映像の中の街並み、雪景色の中の二人がすごく綺麗でした。
前半の恋愛や人生哲学うんぬんはちょっと自分には難しくて困ったが、主役のトランティニャンの強引さというか、この人と結婚するのだと直感してそれを実行してしまうあたりはさすがだと思ったし、自分にも似たようなとこがあるので妙に納得するとこもあった。

女優さん二人とも綺麗だったし、昔好きだった人に何処かでバッタリ逢った時、颯爽と生きてたいなと何だか思ったのでした。
投稿者:Katsumi Egi投稿日:2001-02-05 22:31:17
 私が見たロメールの最高作。
 タイトルで判る通り殆ど室内でしかも夜の場面。寝室(?)で二人が会話を交
わすだけの映画だけど、全編、優しく美しい光に溢れていて、またその会話がち
ょっと滑稽で、同時に何だかドキドキさせてくれる。
 アルメンドロスの才能は『ロメールの膝』のカラーの方が顕著に判るかも知れ
ないが、私はこの白黒撮影の方が好きだ。
【ソフト】
  商品名  発売日  税抜価格  
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