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タイガーランド(2000)

TIGERLAND

メディア映画
上映時間101分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(FOX)
初公開年月2001/10/06
ジャンルドラマ/戦争/青春
映倫PG-12
軍は若者たちに、兵士たることを求めた。
だが、人間らしさを貫こうとした若者がいた。
タイガーランド [Blu-ray]
参考価格:¥ 2,571
価格:¥ 1,000
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【解説】
 「依頼人」「8mm」のジョエル・シューマカー監督がベトナム戦争出兵を目前に、反戦を力強く意思表示し人間性を失わなかったひとりの青年と彼に影響を受ける若者たちの心の機微をリアルに描いた人間ドラマ。
 1971年、ルイジアナ州ポーク基地。ベトナム戦争が長引き泥沼化していく中、新兵たちはここで訓練を積み、最後に“タイガーランド”と呼ばれる地で、一週間におよぶ実戦さながらの訓練を経て戦地であるベトナムへと送られる。そんな中、ここに上官に向かって反戦を公然と口にする新兵ボズがいた。彼は軍規の抜け道を利用して苦しんでいる仲間たちを除隊へと導いたりもしていた。しかし、一方でボズ自身の兵隊としての能力は一流だった。やがてボズは新小隊長に任命されるが、隊員のひとりウィルソンはそんなボズの考え方に反感を抱いていた……。
<allcinema>
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
1078 7.80
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【ユーザーコメント】
投稿者:メカゴジラ投稿日:2010-02-18 14:52:52
「ヒットマンズ・レクイエム」のコリン・ファレルが良かったんで、DVDにて鑑賞。
ところがあまりに面白くないんで、何かの間違いかと思って二回見てしまった。

前線に行きたくないから新兵訓練所で問題を起こし続けてずーっと居残っている主人公って・・・一瞬、ありゃコメディだったかとうろたえた。反戦とか個人の自由の追求、というほど崇高なもんでもなく、甘ったれたガキのわがままにしか見えないのが辛い。
主人公の自由のため(笑)の言動も、コリン・ファレルがイキがってるだけで、中学生の口答えやエスケープ程度。トンチが効いているわけでも笑えるわけでもなく、なんともヌルい。
そのヌルい言動に対する軍や訓練教官の態度がまたヌルい。小生意気な新兵なんぞ問答無用でボコボコのグシャグシャの半殺しにされて、ずーっと重営倉に放り込まれるようなキツい訓練所じゃないと、主人公が反抗する意味ないだろうに。
結局「ヌルい軍を相手にしたヌルい主人公のヌルい戦い(笑)」というストーリーで、映画全体がヌルい。「フルメタル・ジャケット」の笑えるほど凄い訓練教官と、その教官に捨て身でギャグ飛ばすジョーカーの緊張感を少しは見習え、と思う。
というか「反戦映画」として成立してないよ、これ。

作中で頭がおかしくなって主人公を殺そうとする奴は、戦争も何も関係ないただのキチガイだし、訓練中にこっそりライフルの実弾を持ち込めちゃうし(おいおい)、主人公が最後に助ける友人はなぜか徴兵じゃなく志願兵だし、タイトルにもなっているタイガーランドはクライマックス近くまで登場しないし、言い方悪いけど映画全体が支離滅裂。

「前線に行かなくてすむように問題を起こし続けてずーっと訓練所にいる主人公」という設定は笑えるので、コメディ映画にでもすればと思う。
主演はジャック・ブラックあたりで。
投稿者:ジャック ウォルシュ投稿日:2006-05-06 21:56:36
悪くはないが、単調すぎて特別面白いとは思わなかった。
コリン・ファレルの演技は良かった。
投稿者:william投稿日:2005-02-07 10:42:19
当たり障りのない映画を得意とするジョエル・シューマカーが、珍しく本気で取り組んだ良作。
一般の戦争映画のように仲間を「戦争に立ち向かわせる」のではなく、「戦争から逃がす」ことで反戦の意を示している。
そのため派手な戦闘シーンは少ないが、最近の巨額を投じただけで中身の無い戦争映画よりはずっと意味があって良くできている。コリン・ファレルもデビュー作ながらかなりの好演。
投稿者:オメガ投稿日:2004-07-04 22:32:38
過酷で最も戦場に近いと言われる「タイガーランド」。でも、その姿が
現れたのは後半。いっその事、形振りかまわない主役の「ボズ」をタイトル
にしても良かったのでは・・
芯の強い人間とは、そんなボズのような男の事を言うのだろうと素直に思
った。除隊する者、残る者。戦場へ旅立つその日がラストに来て、感慨深
くそして胸を打つ。
投稿者:乱気流投稿日:2004-05-22 05:42:50
「依頼人」「8mm」のジョエル・シューマカー監督がベトナム戦争出兵を目前に、反戦を力強く意思表示し人間性を失わなかったひとりの青年と彼に影響を受ける若者たちの心の機微をリアルに描いた人間ドラマ。
この種の訓練風景を素材にしたものは「愛と青春の旅だち(1982)」等様々あれども
「新兵ボズ」という反抗的な一人の人物をクローズアップさせて、背後に「反戦」という大きなテーマをオーバーラップさせていく手法は見事。一匹狼のハードボイルドな風情も感じさせる。(フィックションとはいえ)自己の信念を貫きながら、仲間に対する愛情も忘れない彼の生き方にほれぼれした。http://www7.ocn.ne.jp/~ybqp95/
投稿者:GRIFFIN投稿日:2003-08-14 15:33:15
 良い映画というより、久々に見た、普通でまともな作品だった。
 それは、感情の交わりや揺れを丁寧にわかり易く描いているからだけど、深くて太い芯が通った作品では無かった気がする。見終わってズシっと何か残るような重さがこない。
 臨場感ある見せ方が面白かっただけに、万人受けする、「登場人物達の未熟さ」を前面に押し出す演出よりも、一つのメッセージをじっくり深く掘り下げて欲しかった。例えば“武器の恐ろしさ(武器による精神変貌作用)”とか・・・
 「最前線物語」が見たくなった。
投稿者:quattro投稿日:2003-01-05 23:46:36
戦争映画というとすこし敬遠してしまうのですが、若手注目株のコリン・ファレルが出演ということで鑑賞しました。
実際の戦争に行く前の、実践練習までが映画になっているので、残酷なシーンはないのですが、多くのスラングと部下シゴキが見てて辛かったです。
しかし、新兵たちの心の葛藤や弱い部分、そういったところが粒さに描かれており、いままでの戦争映画らしからぬ印象を覚えました。
無感情の戦士へとマンドコントロールされそうな状況で、ひとり人間的な感情を忘れなかった主人公を演じるコリン・ファレルがよかったです。テキサス出身の熱い男を実に上手く演じていました。これからもますます期待ですね。
女の子でもすごく見やすいと思いますよ。いい作品だと思うのですが、コメント少ないのが意外です。
投稿者:theoria投稿日:2002-08-03 20:13:16
本作で最も印象に残ったのは「卑語のオンパレード」ということだ。俗語というかただ只管汚い言葉遣いに終始しているというか、兎に角そのシャワーを浴びること必至である。その意味では素直にアメリカ的であって個人的には嫌いではない。ストーリーも起承転結どころではなく実戦前の訓練生の参戦意欲の失せた者を除隊させてやるボズとやらのイエス様的配慮による救済活動を最後まで一人二人と見届けさせられるだけで何の工夫の痕跡も見られない。つまり、基本的にアクション至上主義に傾倒しがちなアメリカ戦争映画の主流を今時に敢えて支流に、しかも相当に末端の狭い支流に、ある程度の神経を使ったことがどう評価されるかというレベルに留まると思う。それか実のところ単に資金繰りの問題だったのかもしれぬ。が、個人的にはやはり嫌いではない。何と言うかアメリカの虚勢の裏側を垣間見たというか、世界の指導国を標榜した成れの果て=「残り滓」のような泣き言を露わにする無様な側面が見て取れて誠に面白い・・・ということだ。決してこの様な代物を真面目な顔して褒める気には私はならない。それに結局は一介の二等兵ボズの存在が国家を強か象徴してヤッパリ「アメリカ帝国主義」を奉っていると捉えられなくもないのだ。それにしても「日本語吹き替え版」は機関銃のように放たれる卑語にどう対処しているのだろうか。観てみたいものだ。
投稿者:ゆうじ投稿日:2001-10-10 13:10:38
世界がテロだ空爆だで揺れている最中、こんな反戦的な映画を公開していいのだろうかとちょっと心配になる。

監督が客観的視点にこだわったのだろうが、粒子が粗く手ぶれの目立つ画面が続く。派手な音響効果も無ければ、観客をあっと言わせるどんでん返しも無い。強烈に観客に訴えるメッセージも無い。最近の映画に見慣れた者にとっては、おそろしく地味な印象が残る。

しかし、地味という一言では片付けられないような雰囲気をこの作品は持っている。客観的という名のもとに登場人物を突き放さない、監督の優しさ、温かさだろうか・・・う〜ん、言葉ではうまく言い表せないけどね。下でタケキチ氏が書かれているようなことには納得の一言。毎度のことながら、氏の表現力の豊かさには頭が下がる。(ついでに、書き込みの読みやすさも同氏が一番だと思う・・・蛇足ながら)

個人的には、ちょっと最後のまとめ方が安易というか意外性に欠けていて、作品の印象をより薄いものにしてしまっているのが残念だったが、嘘っぽい演出を排除しリアルな表現に拘る監督の姿勢が現れているととれば納得できる。

昨今の戦争を扱った映画とは、ちょっと違った味付けの一本。面白い作品ではないが、ああ、いい作品を見たという気分にさせてもらった。
投稿者:タケキチ投稿日:2001-10-08 03:03:35
この作品、映画としての「鮮度」という点では、
当然の事ながら、著しく低い。

大体、何故今時ベトナム戦争の映画を?
あのオリバー・ストーンだって
「商売にならん」って、とっくの昔に見限ってるよ。
それに「ドグマ95」の手法を撮影に取り入れた、って話も
そりゃハリウッド内じゃ確かに珍しい事かも知れないが、
映画ファンレベルでは、何を今更、って感じの話だと思うしね。

つまりこの映画、「流行」とか「時代の反映」といった、
商売としてのポテンシャルは、致命的なまでに皆無。
きっとこれは劇場公開は愚か、ビデオになっても殆ど誰の目にも触れられぬまま、
棚の隅っこでホコリを被り続ける運命にある映画でしょう。
でも・・・偶然このページを開いた人。
是非騙されたと思って観て下さいな。本当に良い映画だよ、これは。

これは、例えば「プラトーン」や「地獄の黙示録」、もしくは
(扱った題材は違えど)「プライベート・ライアン」のような
戦争全体を「総括」するような視点で描かれた、戦争映画とはまったく違う。
あくまでこの映画が描くのは、戦場に送り込まれる寸前の
若者達の心理的な葛藤と、彼らの小さな、本当に小さな「泣き声」。
いざ戦場に赴けば、爆音でかき消されてしまうだろう
そんな「声」を、映画は実に丹念な姿勢で摘み取って行く。

爆音や銃撃の嵐の中では恐らく見逃してしまうだろう、
戦争がもたらす別の形での「痛み」、「傷」。
それらを題材に描いた映画も、確かに過去に何本かありましたが
(アルトマンの「ストリーマーズ」や「フルメタル・ジャケット」の前半等ね)
この映画はそうした過去の作品と比べ、
よりセンチメンタルな観点から、その「痛み」を見つめている。
そんなこの映画の姿勢を批判するのは恐らく簡単でしょうが
しかし僕は、一見「ドグマ」方式などを取り入れて
クールで客観的な視点を保とうとしながら、
その実、登場人物の嗚咽に思わずもらい泣きをしてしまったかのような
監督のシューマッカーの「人間的な演出」に
すごく心を動かされました。
確かにこの監督、キューブリックやアルトマンのような才能は無いんだろうけど、
その映画製作に対する真摯さは、
(少なくともこの作品に限っては)
決して紛い物ではないと思う。

決して戦争映画の歴史を替える一作、とは言いませんが、
きっとこれは、心有る映画ファンならば分かる作品だと思います。
特に近年の、プロットの奇抜さやスタイルの形成にばかり
気を取られている「新世代系」の映画に食傷気味の人は、
この決して時代には合っていないが、
誠実に人間の心の「機微」を描こうとした、この小さな佳作に
少なからず感動を覚えるはず。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 助演男優賞コール・ハウザー 
 □ 新人脚本賞ロス・クラヴァン 
  マイケル・マクグルーサー 
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