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2046(2004)

2046

メディア映画
上映時間130分
製作国香港
公開情報劇場公開(ブエナビスタ)
初公開年月2004/10/23
ジャンルドラマ/SF/ロマンス
その不思議な未来(2046)では
ミステリートレインが動き出し
アンドロイドが恋に落ちる。
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【解説】
 「花様年華」「ブエノスアイレス」の巨匠ウォン・カーウァイ監督が、トニー・レオンや木村拓哉らアジアを代表するトップ・スターたちを結集し手掛けた壮大なSFラブ・ストーリー。過去に囚われた一人の小説家が近未来を舞台にした物語を執筆、次第に小説家の現在と物語の中の未来が時空を超えて交錯していくさまを、美しい映像で綴る。
 1967年の香港。新聞記者から物書きへ転向したチャウは、これまで何人もの女たちと刹那的な情愛を繰り返していた。ある日、彼はとあるホテルの2046号室に泊まることに。そして、宿泊先のオーナーの娘ジンウェンが日本人青年との叶わぬ恋に苦しんでいると知ったことがきっかけで、『2046』という近未来小説を書き始める。それは2046年が舞台。主人公の男は美しいアンドロイドたちが客室乗務員を務める謎の列車に乗り、そこへ辿り着けば“失われた愛”を取り戻せるという<2046>へ向かった――。そんな内容をしたためるうち、いつしかチャウは主人公に、心の底から愛した女性と結ばれなかった過去が甦ってくる自分自身を投影していた…。
<allcinema>
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
31184 5.94
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【ユーザーコメント】
投稿者:Katsumi_Egi投稿日:2011-07-27 22:40:11
 現実の世界に小説の世界が侵食し交錯する二重構造の魅力は前作『花様年華』の方が周到に計算され映画的な効果を上げていたし、登場人物を複数配置したことでプロット展開の収斂度も劣ってしまい散漫な印象も否めないのだが、しかしそれでも個々のシーンは実に魅力的だ。前作迄のスタンダードサイズを継承せず本作からシネマスコープサイズを採用しているのも、スケールをアップしながら一層の閉塞感創出に貢献している。また個性溢れるスター俳優達を見ていると、映画を見る快楽とはとりもなおさず被写体の魅力を見る快楽であることを思い起こさせてくれる。チャン・チェンとドン・ジエの起用はいかにも中途半端で惜しいけれど、チャン・ツィイー、コン・リー、フェイ・ウォン、カリーナ・ラウについてはそれぞれの個性が際立つとびっきりの画面が用意されている。中でもチャン・ツィイーの役は芝居のしがいがあるいい役だ。また云うまでもなくトニー・レオンの複雑な表現は本作でも素晴らしい。それに視線のぎこちなさをこの人の個性だと思って割り切ってしまえば木村拓哉だって決して悪くない。
投稿者:じゃんじゃん小僧投稿日:2006-08-01 00:14:45
映画館で見たときは、近未来SFの印象が強くて好きになれなかったが、DVDで再度見ると、やはりこれは香港を舞台にしたウォン・カーウァイ特有の「部屋」の映画だ、ということを再認識し、好きになった。よく言われているように、この映画は「欲望の翼」と「花様年華」の流れをくむ。元新聞記者の小説作家トニーを主人公とした物語設定は「花様年華」の続編だが、全体を覆う雰囲気は「欲望の翼」に近い。トニーのプレイボーイぶりは「欲望の翼」におけるレスリー・チャンそのもので、感情をむきだしにしてトニーに惚れ込み、最後に捨てられるチャン・ツーイーはカリーナ・ラウと重なる。2046という数字は、花様年華でトニーとマギー・チャンが逢瀬を重ねたホテルの部屋番号だが、香港が中国返還前の制度維持を保証された期限の年をも意味している。本作品では2046号室の隣室として2047号室が登場し、その差異がテーマとなっているかのようであるが、ウォン・カーウァイは2046/2047年の香港にどのような思いを抱いているのだろうか。
投稿者:vv投稿日:2006-04-28 01:35:21
画面がいちいちデザイン的、絵画的で惹かれる。
70mmをわざわざ狭く使うフレーミングも面白かった。
ただ
そのへんに明るくなくて何というのか分からないが
オープニング、エンディングのスタッフ名のアニメーションがいけない。
ただ行ったり来たりしているだけでまったく能(IDEA)がない。
何もしていなければ気にならないのだが、
エフェクト(スクロールだけだが…)は入れているだけに余計に目立つ。

内容は他の人に任すとするが、
これがまた、なかなか…
投稿者:金麟投稿日:2005-12-05 07:31:26
filmakerさんに同意。
スクリプトが素晴らしいと思いました。登場人物の心理が染み入るように音楽と共に入ってきます。経験からの共感を得られねば面白くない作品だと思います。普遍的な題材を王家衛の切り口で魅せてくれました。緻密に計算されたストーリーだと思っていたので、他の方が台本がないと書いてあったので驚きました。SFに馴染みのない私ですが、小説だということと現実とリンクされているという点で、許容範囲でした。でもSFな服と髪型には違和感を感じてしまいました。これだけが、ありきたりの切り口であったのが残念。ここまでやったならとことん美しくしてほしかった。。

おそらく10年前の私が観たらホントにつまらなくて傲慢な映画だと反吐を吐いていたこはず。良い映画だったと思う。また観たい。
投稿者:ふじこ投稿日:2005-11-04 15:36:33
もうトニーの魅力大爆発!ってとこでしょうか。チャン・ツィイーとの恋愛あたりまで何となく良かったんだけど、アンドロイドがどうのこうの・・では飽きてきました。続きもの?とは言え、まだ『花様年華』の方が観やすかったな。だんだんウォン監督が離れていってしまいそうだ・・。
キムタクさん、ドラマそのままの演技だったので驚き。まして日本語は違和感ありありだった。あまりの色気のなさにまた驚き・・っていうか他の俳優さんがやっぱり良すぎたからかな。
チャン・ツィイーは乙女チックな役より、あぁいう役のほうが上手いし案外似合ってると思う。
投稿者:irony投稿日:2005-10-20 12:04:16
【ネタバレ注意】

 SF未来小説と言やぁ聞こえは良いが、2046は囚われし過去、ミステリートレインを走らせるのはトニーの筆の走り、2047なるものは、二人の物語を借りたトニーの告白、結末を変えてと言われても変わる筈も無い。
 実際の登場人物をトニー自身シンクロさせ、小説は進む。
 チャン・ツィー=ルル トニー=キム拓 チャン・ツィーと絡むトニー=someone こんなところじゃないでしょうか? 他にもあるとは思うけど。 

投稿者:bond投稿日:2005-10-17 13:27:07
って、お茶の間でしか通用しない、ジャリタレ。
投稿者:sundance投稿日:2005-06-29 23:17:50
『2046』が『欲望の翼』と『花様年華』とトライアングルをなす1960年代を舞台にしたトリロジーであることは、まず、書いておいた方がいいだろう。また、『花様年華』の正統な続編であるという知識も必要だ。

しかし、次々に女性と関係をもつトニー・レオンには『花様年華』のストイックな面影はまったくない。別人とさえ言える。大胆な解釈が許されれば、これは『欲望の翼』でレスリー・チャンが演じたキャラクターへのオマージュだろう。つまり『2046』は自殺したレスリーに捧げられたフィルムでもあるのだ。

上記したように、トニーは肉体関係を別にしても数多くの女性と関係をもつ。コン・リー(『花様年華』のマギー・チャンの投影)、カリーナ・ラウ(『欲望の翼』でのレスリーの恋人)、フェイ・ウォン(トニー×フェイの関係は『恋する惑星』を想起させる)、そしてチャン・ツィイー。トニーと彼女たちの恋愛が成就することはない。ウォン・カーウァイにとって恋愛とは完遂しないから美しいのだろう。本作は「かなわぬ愛」を描き続けたカーウァイの、その集大成とも言える。しかし、作家性になんら進捗が見られない点から大いなるマンネリと感じる観客も少なくはないだろう。集大成か、マンネリか。評価の二分する作品だ。http://www.muse.dti.ne.jp/~jim-beam/
投稿者:maldoror投稿日:2005-06-07 07:09:30
この作品を一言でいえば、男が人生の内で出逢う様々な女性を描いたものでしょう。
憧れる女、謎の女、付きまとう女、全く引っ掛からない女、いつも近くにいる女、決して結ばれる運命にない女、等々・・・。
別に恋愛の達人ではありませんが(でないからこそですが)、自分の中の妄想的存在としてたくさんの知り合いの女性の顔が浮かんだのは事実です。
投稿者:ぶくろう投稿日:2005-04-10 00:25:40
初期作にくらべると、なんか小さくまとまってきたような…。
投稿者:黒美君彦投稿日:2005-03-08 22:51:43
例えどんな形であれ、映画作品に対しては概ね好意的に観ることができるはずなのに、どうしたんだろう―と私は自分の気持ちを訝った。
上映開始数分で席を蹴って立ち上がりたくなったのは、もしくは上映中10回以上時計を見たことなんて久しくなかったのに。
何なのだ、この映画は。中味が空っぽなくせに妙に気取った映像。意味ありげに流れる音楽。そこで交わされる陳腐な台詞。何なのだ、これはいったい。
『花様年華』は、単にその作品だけがあざとく作られていただけかと思った。しかしそうではなく、あれこそが“王家衛”だったのだ。
勿体つけているだけで実に空疎。そして空疎であることに無自覚であるだけ救い難い空疎である。彼の小さく閉じこもった想念につき合う気はない。
―以上、きわめて個人的な感想でした。
投稿者:お気楽極楽投稿日:2004-11-23 15:39:50
この作品は明らかに「花様年華」の続きです。
観ておかないと、主人公が愛を拒絶する心理がわからない。この映画だけではただのひねくれ者としか思えないでしょう。
そして、この映画はトニー・レオンのための映画であって、特にキムタクの出てくるSF的シークエンスはあまり意味がないように感じられました。
この監督は、あらかじめ確定した台本もなく、かなり即興的な演出をするようですが、それでは、いつもいつも完璧な作品はできないんじゃないの、と思います。
投稿者:ひなる投稿日:2004-11-18 18:17:03
王家衛は嫌いではありませんが、はっきり言って駄作です。

キャスティングありきで、それから脚本詰めていったのでは?

恋する惑星は低予算で、器材・フィルム代にも貧窮していて、
増感せざるえなかったためあのざらついた画像世界が出来上がっているというのが定説ですが、
今回はキャスティングに全予算つぎこんでしまったのでしょうか。
なぜあんなに、無意味にざらついているのでしょう。
映像が汚いを通り越して、醜悪です。

言語は、北京語・広東語・日本語混在で、相手が何語で話そうと、各々が母国語でしゃべりますが、これはこれでよいのではないでしょうか。
良く解釈すれば、コスモポリタン的な世界を演出してたのでは?
そもそもキムタクはともかく、コン・リーやチャン・チィイーにまともな広東語喋らせるのは無理がありますし。

チェン・カイコーの「始皇帝暗殺」同様、ジャパンマネーが入った瞬間に、巨匠も駄作を作ってしまうという典型的な例の映画だったと思います。

「花様年華」は、もう封印してください。
ひきずった映画を見せられると、どうしても比べてしまいます。
投稿者:ハウ投稿日:2004-11-14 11:47:28
なかなか良かったと私は思います。流れが良かったかな。
カンヌ映画祭のほうが見たい。
投稿者:トワイライト投稿日:2004-11-11 00:38:29
安易な未来世界につまらない恋愛をのせただけの安っぽい映画。こんなの作るのがアジアの巨匠とは笑わせてくれる。
投稿者:JANG投稿日:2004-11-09 02:51:30
ウォン・カーウァイが監督だから別に内容は期待してなかったけど、やっぱりあの不思議な世界観と映像の美しさは健在というか、さらに凄みをましたというか。とにかく見るなら劇場で見るべきでしょう。
投稿者:マサ・ジャガー投稿日:2004-11-09 02:27:18
キムタクがへたなんじゃなくて、周りの俳優陣が国際的なプロフェッショナルなだけです。それにキムタクは映画俳優では無いしね。ただ、役柄のためで、しょうがないけど、キムタクにちょび髭は似合ってなかったよん!しかし、アジアン・ビューティーのチャン・ツィイーは、大人っぽくなりましたねー。一皮剥けた彼女の演技は、この映画の見所のひとつです。最後に一言、トニー・レオン先生、クラーク・ゲーブルを気取ってんじゃねーよ!!
投稿者:た・ぴ・お・か投稿日:2004-11-08 09:51:13
 『欲望の翼』と『花様年華』を見なければこの映画を本当には理解できない、果たしてそうだろうか。この『2046』はこれ1作品で独立した作品であって、『欲望の翼』と『花様年華』を見た人のためだけに作られた作品ではない。映画の観客には様々な客層があるわけで、ウォン・カーウァイ監督の作品は『2046』が初めてという人も少なくないだろうし、もしかしたらこの『2046』が初めて見る映画、という人がいないとも限らない。あるいは、木村拓哉だけが目当てで見る人もいるはず。

 人それぞれに違った思惑で劇場へ足を運ぶのであるから、前記の2作品を見たことがなくてもこの作品を評価することは可能なはず。それとも、前記2作品を見なければ、この作品単独では見るに耐えない、評価に耐えない浅薄な作品なのだろうか。

 私自身は劇場で1回見ただけでは理解できなかったから(前半は眠気に負けて意識を失ったこともあるが)、再度劇場へ行くつもりはないが、ビデオがリリースされたらもう一度じっくり見てみたいと思う。

 ただ、以外だったのは木村拓哉の登場するシーンが多くて、特にミステリー・トレインは彼の独壇場とも言えるわけで、であるならばやはり彼のせりふは日本語ではなく広東語で語られるべきではないか。ミステリー・トレイン内の木村拓哉は、日本人の青年ではなくトニー・レオン扮するチャウの分身であるはずだから。まぁ、日本語のせりふでさえ演技力には定評がある木村拓哉であるから、その彼に広東語でせりふを話すことなどできるはずがないことは明らかだが・・・・・。彼一人のために作品全体がぶちこわしになる可能性も会ったわけで、そうならなかっただけでも彼としては上出来だと褒めてやるべきだろうな。http://tapioka.main.jp
投稿者:投稿日:2004-11-07 11:01:26
 6点
 これと較べると「花様年華」は奇跡のような作品だ。
投稿者:すのも投稿日:2004-11-07 10:47:42
フツーにSFだとおもった。キムタクはよかった。フェイウ
投稿者:kaji投稿日:2004-11-07 01:14:08
今日ようやく観てきました。シナリオなしで撮られた映画、どんなものかと思って観ましたが、見終えて正直まだ咀嚼できていません。ただひとつ言えるのは、この映画は全てのシーンが美しいです。映像の雰囲気は、自分的にはゴッドファーザーに近いように感じました。既に書かれている方もいましたが、ホテルのベランダのシーンなど、登場人物が何を話しているかという以前に、カメラの構図、雰囲気が芸術的です。キムタクが出てるということで期待して観に行ったのですが、キムタクより映画の方が一枚上でした。正直アジアの映画でここまでセンスの良いものは初めて観ました。出ている俳優陣も、トニー・レオンを筆頭にとても味のある演技を見せています。香港映画界あなどり難しですね。一見の価値はあります。http://www009.upp.so-net.ne.jp/tkaji/
投稿者:kohana投稿日:2004-11-04 21:24:09
『花様年華』の続編と聞いていたが、『欲望の翼』も絡んでいたとは。
幻になってしまった「その後」を知ることが出来たのは嬉しい誤算。

この監督は、なんと言っても映像が素晴らしい。
素晴らしいものにするためには、役者の演技力も問われる。
細かな表情の変化、それを完璧にするために異国の広東語に気をとられる必要もなく、俳優陣は集中できたのではないだろうか。
どの映画でもそうだが台詞に感動するのではない。
その台詞を発する役者の音の響き、そこに表情やしぐさが上手く合致し、見ている側へ台詞の意味が大きな響きとなって感動を起こさせる。
深い意味があるこの映画に、訛り交じりのつたない広東語ではどこまで伝わっただろうか。
何よりも、そこに気を取られ、演技がおろそかになったとしたらもったいない。
3ヶ国語が当たり前のように通じる設定は、監督の世界観を邪魔することなく、違和感が感じられなかった。
でも、この監督のことだから「広東語喋れないら母国語でいいや。」程度の理由だったとも思えなくないが・・・・。


なので、面白い試みだとは思ったがミーハーなキャスティングにちょっと残念。

キムタクはがんばっていたと思う。だが、最後までこの作品に溶けこんでいなかったように思う。日本語だからとか以前の問題で、イメージが違う気がした。カメレオン俳優が好まれ求められている中で、「俺はいつでも俺」的な演技に違和感を感じたのだ。個性が強いというのは悪いことではない。しかし、カーウァイ監督も確立した世界観を持つ人。商業目的で起用したとした考えられない。

チャン・ツィイーもそうだ。彼女は素晴らしい演技だった。女として彼女の役に共感できるものもあった。でも、彼女が演じた役はもっと大人の女であって欲しかった。艶があり色恋を知り尽くした大人の女だったら、意地も情けなさも、もっと切ないものとして共感できたと思う。なのに、最後まで単なる高慢ちきな大人びたいだけのわがまま娘にみえてしまった。プレイボーイに振り回されるのが小娘では当たり前。「女」だからこそ哀愁が生まれてくる。この役を演じるには早すぎたと思う。
ムーディーでアダルトな映画だけに残念。
投稿者:filmaker投稿日:2004-11-01 02:27:46
【ネタバレ注意】

この監督の映画は初めて観ましたが、深く感動しました。
画や音楽の使い方ももちろんよいのですが、なんといってもスクリプトが素晴らしいと思います。
子供の頃に比べて時間の進み方はどんどん速くなってきて、すぐ目の前のことに心を奪われる生活の中でも、永遠に変わらないものを求めている自分がかすかに存在する、というか一旦それを手にしそうになった記憶の中に再び見いだそうともがく、
大人の世界ですねえ。
キャストの皆さんも全員魅力的で、あっという間の2時間とちょっとでした。

若い方々には理解できかねるところもありましょうが、やや年食ってる私にはとても共感できる一本でした。
この監督の他の映画も観たくなりました。

投稿者:JJ投稿日:2004-10-30 19:57:14
まず、この映画を本当に理解するためには、ウォン・カーワァイの「欲望の翼」と「花様年華」を見ておかなければ、全く話にならないですね。「2046」は、「欲望の翼」の続編でもあり、「花様年華」の続編でもあり、解説書でもある。いたるところに、過去作品の場面、登場人物、セリフがリンクされています。3つ揃って、はじめてスッキリする感じですし、まさに予習がモノを言う映画とでも言いましょうか・・・・。「欲望の翼」と「花様年華」あっての「2046」であって、この映画単体で意味を成すものではない。3つの作品が心のなかで繋がってあたまの中で共鳴したときに、じわーっと感動がこみ上げてくる感じです。
そのためには、「2046」の数字の意味するところも理解しておかなくては、楽しめないと思います。では、2046とは何の数字か。それはこの映画が香港映画であることに注目しなくてはいけません。香港がイギリスから中国へ返還されたのは1996年。イギリスと中国との協定によって、返還後まず50年間は移行準備期間ということで、制度に大きな変化がないという取り決め(要するに暫定的な資本主義)になっているらしい。そして50年後の2046年に中国同様の本格的な社会主義へと変わってしまうことになっているそうだ。要するに2046年とは香港にとっての、運命の年を意味するのである。つまり、この映画のタイトルでもある「2046」という数字は、「過去からの新しい出発地点」、「運命が変る場所」を意味していると考えられる。だからこそ、その意味深な数字は「花様年華」の中で、人妻(マギー・チャン)と既婚者(トニー・レオン)が密会するために借りた部屋のルームナンバーに使われていたことも知っておかなくてはいけない。つまり、2046という数字は、映画「2046」の主人公のチャン氏(トニー・レオン)にとって、人妻スー(マギー・チャン)と密会を重ねていた思い出の場所(=過去)を象徴する数字でもあるのである。映画「2046」のセリフでは「2046から出られた人間はいないという」とか「人は何のために2046へ向かうのか、それは昔を思い出すためだ」という表現が何度か使われているけれど、この2046の数字の意味を知っておかないと、このセリフの意味が心に響いてこないはず。そういった意味でも、予習はとても大事な映画です。
「2046」は故レスリー・チャンへのオマージュのカタマリのような作品でもありました。「2046」に描かれている姿なきヨディ(レスリー・チャン)の存在は、「欲望の翼」を観ていれば、誰にでも感じ取れるはずですし、カーウァイ本人が認めていなくても、亡きレスリーへのオマージュであることを意識して作っているとしか思えない。トニーは、確信犯的に「欲望の翼」のレスリーの演技を模倣(=投影)する演技をしている。最初は、あまりにもトニーのキャラが「花様」から離れているのでビックリしましたが、観ているうちに、この新しいトニーのキャラクターのベースに「欲望の翼」のヨディがあることに気付いたときに、胸がいっぱいになりました。そしてそれを真摯に演じるトニーにも感動してしまった。しかも、そのトニーのレスリー風な演技は、かなり成功していると思いました。単なる模倣ではなくヨディ化しているチャン氏になっている。
あと、カーワァイの映画って、今までの作品も複数言語が入り混じりますが、基本的に会話している相手との言語って今までは統一されていたと思うのですが、今回は、本当にみんなバラバラ。コン・リーはシンガポールで出会った女なので北京語で話すというのは納得できますが、キムタクの徹底した日本語もさることながら、それ以上に、香港でチャン・ツィイーが、北京語オンリーってのはどうなのでしょうか?あれだけの時間、スクリーンに登場しておいて、北京語でしゃべる彼女に違和感を感じました。しかも、、トニー・レオンは徹底して広東語で話つづけているし・・・・・。聞いている私は、どうも二人の会話の音的な響きが噛みあっていない感じがして気になりました。この映画は香港映画なのだから、やはり私はすべてのセリフを香港の言葉(広東語)で聞きたかったです。木村氏の日本語ナレーションも含めて。
投稿者:フリクリ投稿日:2004-10-30 19:34:29
予告編だけで興味がわき、特に下調べもせず、
SFミステリーものだと思って観に行ったら、ヒドイ目に遭いました。
もはやキムタクが云々とか言う問題ではありませんでした。
あまりに自分の好みに合わず、退屈で2時間が拷問でした。
ここまで期待と違ったものは・・・てゆーか宣伝会社、やり方があまりにもえげつないです。
皆さんのコメントを見ると、作品自体は出来は良いのでしょうが、
どう考えても拡大系向けの映画とは思えません。
単館系で十分でしょう!?キムタクを客寄せパンダとして利用し、
いかにもメインの舞台が近未来であると思い込ませ、
SFやミステリー好きに対しても網を張り、
拡大系で上映して大儲け狙いですか・・・
狡猾もここまで来ると「見事だ!」と褒めたくなります。
今回は完全に宣伝にしてやられました。
でも宣伝に騙されたとはいえ、ちゃんと下調べもせず、
続編であることも知らずに観た自分の責任です。
でももう二度と騙されはしない・・・(マイケル・ムーア風に)
投稿者:ハリー・ハウゼン投稿日:2004-10-29 21:40:09
中国語が飛び交う中でキムタクが日本語で話すシーンがくるたびに映画のテンポが悪くなっていたという印象。
有名スターをいろいろ使うも、観終ったあとの感想は、なんじゃこりゃ?といったところ。
投稿者:ちょこ投稿日:2004-10-29 12:19:55
初めのは、”一体何を言いたいの〜?”って感じでドンドン進んでいってしまいましたが、途中から少しずつ解ってきて胸が熱くなりました。 涙が心のそこから出てきました。 ”全然解んない”とか言ってる人って、今までウォン監督の映画の何を見て来たの?って思います。 みんな、今までのウォン監督の映画を復習するべきです! あと、チャン・ツィーイー... 彼女があれだけ出演する必要はなぜ? 確かに綺麗だけどあれだけのベテランの中に入ると負けてるな〜って思いました。 マギーのわずか2カットのほうがよっぽど意味があるというか... 男の人たちはチャン・ツィーイーの魔力にはまってしまっているのかな? 冷静に見たら彼女はウォン監督の映画には似合わないと思います。
木村拓哉はもう、問題外。
ほんとに日本での客寄せパンダでしかないと思います。
でも、彼を見たくてこの映画を見た人はおそらく”時間と金返せ!”ってなるでしょうね。 ばっかみたい。
ウォン監督の評判を落す為にでたようなものだっ!
木村も自分の実力を認識せねば...
他メンバーに比べて大して努力もしないで世界進出なんて、世の中そんなに甘くない!
と、しみじみ思いました。
 
投稿者:優花投稿日:2004-10-27 19:27:15
率直に言って「難解」。
詰め込みすぎの盛り込みすぎ?な感じを受けました。
私があふぉうだからか、
予備知識がなさ過ぎたからなのかはわかりませんけど、とにかく「難解」。
木村拓哉が出るからいった私ですが、
「木村拓哉を見るのを目的に行くと損をする。」というほどでもなかったと思います。
出演時間は確かにとても少なかったですが、
久々に「エロ拓」が拝めただけで私は満足しました(^^)
大人の映画ですね。
投稿者:kcrtl投稿日:2004-10-27 11:54:55
もう記憶に薄くなりつつある、1960年代香港の匂いです。
ウォン・カーウァイ監督の作品を見てお好み合えば、この作品は堪能出来る。
この作品を見るなら、欲望の翼・花様年華の二作品は、絶対に見てほしい。
続編とも言われいるし、関連性は100%あるし。
そうすれば、監督の作品にしては、一番分かりやすいはずです。
クリストファー・ドイルのカメラワークは流石!。美しい。
木村拓哉さんが出演しているからとの理由だけで、何も把握せずに見に行く作品ではないです。損するよ。この映画に割くお金や時間。
香港映画好きですが、こんなに大々的に宣伝される部類の作風ではないですね。
特にこの監督は、簡単に言えば、マイナーなストーリーかな?
花様年華好きの私としては、辛くもあり、嬉しくもありの作品でした。
一人一人のキャラクターのその後が描かれていて・・・。
どの俳優・女優さんも、すごく良かった。
トニー・レオンさんは、あんなに複雑な心理描写の表現、流石でした。お疲れ様です。あなたの演技堪能致しました。
チャン・ツィイーさん・木村拓哉さんも、独特な撮影だったし、初参加だったし、監督の全作品の作風引きずっているしで、本当に大変だったことでしょう。
素晴らしかったです、お二人とも重要な役割を果たされてましたね。
コン・リーさんは、さすがの存在感です。フェイ・ウォンさんでいつまでも透明感があって、好きですね。
カリーナ・ラウさん、チャン・チェン・ドン・ジェさん等々、もう少し出番欲しかったかな?
公開が終了するまで、もう何回か映画館に通います。
投稿者:チューイ投稿日:2004-10-26 17:21:33
誰を目当てに行ったか?が大事です。
キムタク目当てで行くと

大ハズレ!

女優陣目当てで行くと

アタリ!(大アタリにはいかない)

監督目当てで行くと

ハズレとアタリの真ん中?

ですかね。。。
とにかく、もうそろそろ見慣れてきているハズの
チャンツィイーの美貌!なのですが
しかし、彼女が大スクリーンに登場しただけで

ドカーン!

って脳天を撃ち抜かれてしまう。
ホントそろそろ慣れなければ・・・

フェイウォンもイイですよ
「恋する惑星」で彼女に撃ち抜かれてから
もう何年もたってるのに・・・

作品を言えば
2046の世界でのチャンツィイーの出番が
なさすぎ。(笑)
公開用に編集したんなら
もっと良い作品用にも編集してほしかった。
http://blog.livedoor.jp/chewie23/
投稿者:きゃらめる投稿日:2004-10-25 22:45:40
こんなにつまらない映画は初めてです。
見せ場もないし、映画宣伝で期待していた内容とは全然違うし。
キムタクが出演していなければ、誰がこんな映画を日本で上映するの?って感じで、ホントお金がもったいなかった!!
上映終了後、周りの観客は皆不満の声を口々にこぼしてましたよー。
投稿者:parisienne投稿日:2004-10-21 02:54:49
つまらなくて眠りそうだった。In The Mood for Love で成功したからか、時代性も衣装も音楽もそっくり。それではあんまり同じなのでストーリーだけSF仕立てにしたのでは?キムタクは日本向け客寄せパンダでしょう。女たちはきれいだけど、頭をのけぞらせたり体をくねらす様子など、演出がみな同じで嘘っぽい。愛と追憶についての映画だそうだが、愛の深みなんて見えてこない。その前に見たゲバラのThe Motorcycle Diariesと比べて、なんと薄っぺらいことか。お金損した!
投稿者:bakky投稿日:2004-10-20 17:19:56
続編物らしく前作を観ていないと正直意味が解りません。
キムもクサナギやカトリを見習ってもう少し海外の語学を身に付けてから
出た方が良いかも。ただでさえ演技に限界があると言われてるのだから
、、
投稿者:nietzsche投稿日:2004-10-18 12:46:38
キムタクが出た瞬間、あたりに漂う「ビューティフル・ライフ」感が見ていて厳しい。編集で90分くらいにすればめちゃくちゃおもしろかったのではなかろうか。

この作品、ストーリーなんてあってないようなもの。見所はチャン・ツィイーである。彼女のシーンは文句ナシに素晴らしい。全体的には詰め込みすぎて失敗な面もあるけれど、何も考えずに映像の美しさを楽しめばいいのではないかと思う。大スクリーンで見ることをオススメする。ぼくは気に入った。
投稿者:momoko投稿日:2004-10-17 00:10:48
木村拓哉は、ほんの10分ほどしか出てない・・・
彼のファンとしては、この映画の仕事は断わって欲しかった。
この役は彼でなくてもよかった・・・
などと、ついつい文句を言いたくなってしまいます。

不可解なストーリーのため、理解しようと必死で見てたのですが、
何が言いたいのか・・・???でした。

でも、全ての女優さん達が、魅惑的で色っぽく撮られてて、
衣装なんかもけっこうステキでした。
投稿者:NYY投稿日:2004-10-16 17:10:32
 キムタクは、日本人客を動員するためのパンダですか?
投稿者:Innocence投稿日:2004-10-05 20:57:56
【ネタバレ注意】

15分どころか10分も出てないそうですよ。
証拠(?)の記事は↓を参考にどうぞ。

http://www.narinari.com/Nd/2004052627.html

投稿者:denjiro投稿日:2004-10-03 23:36:12
映画の製作元のJetToneが提供しているオフィシャル・サイトは http://wkw2046.com で英語、中国語、日本語版があります。日本語版の製作は少し遅れてるみたいです。
木村さんはトニー・レオン、チャン・ツィイー、フェイ・ウォンについで出てきます。間違いなく15分以上は出てると思います。
投稿者:ワン・フェイ投稿日:2004-05-22 09:32:55
木村拓哉は俺の中ではどうでもよくて、トニー・レオン、マギー・チャン、チャン・ツィーイなどの出演人が居るのでこれは一度は見る価値はあると思います、後その大スターの中で木村拓哉がどんな演技をするのかは楽しみです!
予告編みたいので木村拓哉は日本語で出演てのはどうかと思うけど…
投稿者:まー投稿日:2003-01-11 17:56:19
私も待ってるのにさぁ。これでつまらない映画だったらどうしよう。
投稿者:kinnikuai投稿日:2002-06-16 06:15:45
まだ撮影しているのかしら?
結構期待して待っているのだが・・・・
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ パルム・ドールウォン・カーウァイ 
■ 撮影賞ライ・イウファイ 
  クリストファー・ドイル 
  クワン・プンリョン 
■ 外国映画賞 
 ■ 撮影賞クリストファー・ドイル 
  ライ・イウファイ 
  クワン・プンリョン 
■ 美術賞ウィリアム・チャン 
■ インターナショナル(非ヨーロッパ)作品賞 監督:ウォン・カーウァイ(香港)
□ 外国語映画賞 
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