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モスキート・コースト(1986)

THE MOSQUITO COAST

メディア映画
上映時間119分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(松竹富士)
初公開年月1987/02/07
ジャンルドラマ
モスキート・コースト [DVD]
参考価格:¥ 1,543
価格:¥ 640
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【解説】
 頑ななまでに自らの主義・主張を貫き通す男アリー・フォックス。アメリカの管理された文明社会を嫌う彼は、ある日決意を固め、妻と4人の子供たちを連れて中米のホンジュラスへ向かう。そして彼らが辿り着いた場所は、ほとんど手つかずの密林“モスキート・コースト”。まさしく文明とは無縁の環境の中、一家総出で理想の地の開拓に励んでいく。またやがて、発明家としての才を生かし巨大な製氷機を作り上げるアリー。そんなある時、一家の前に3人の武装した男たちが現われる。しかし、彼らを製氷機に閉じこめるものの間もなく爆発しアンモニアが流出、ジャングルを汚染してしまう。やむなくジャングルを離れ、海岸に移り住むアリーたちだったが…。
 文明社会に背を向けるとはいっても、アーミッシュを扱った「刑事ジョン・ブック/目撃者」とは大分趣を違えるウィアー=フォードのコンビ作。アメリカ特有の開拓精神を洞察するP・セローのベストセラー小説が原作で、家族を道連れに、中米ホンジュラスの密林“モスキート・コースト”に理想の村を建設しようとする、徹底した個人主義者の発明家の苛烈な行動を描く。ただでさえ刺激的な物語を、脚本化したのがP・シュレイダーなので、エキセントリック度がとみに増し、ハリウッド入りしてからのウィアー作品の中でも異色のテイスト。誰もが不愉快に思いこそすれ理解はしない難しい役柄を、篤実さが売りのフォードが意外にうまくこなして、完全な拒絶反応をそのキャラクターに起こさせることは回避している。今は亡きR・フェニックスが息子役。彼自身がこうしたドロップ・アウターの両親に育てられた。
<allcinema>
評価
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
435 8.75
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【ユーザーコメント】
投稿者:sachi823投稿日:2013-10-13 22:12:38
身勝手な主人公にどれくらい共感できるかで
見方も変わってくると思います。
あれほどでなくても、似たような人は
時々いますね。自信家で独断と偏見がつよく
周囲のことを考えない。
はっきり言って迷惑。
投稿者:gapper投稿日:2013-06-01 18:02:46
【ネタバレ注意】

 推定予算2,500万ドル、総収益約1,430万ドル(米)。
 「刑事ジョン・ブック/目撃者 (1985)」のピーター・ウィアー&ハリソン・フォードコンビ作品。

 反文明なのに機械好きで元々矛盾をはらんでいる。
 当然、その主張は無理があり他者を非難する割に自分は契約と言う基本的な約束事すら守らない。

 いつの世にもこういった迷惑な奴はいるものだが、それに付き合わされる家族はたまったものではない。
 しっかりした計画もなくホンジュラスのモスキート・コーストと呼ばれるジャングルに行ってしまうと言う物語。

 ロビンソン・クルーソーの様な部分もあり楽しめたが、嫌な感じを持つ部分もあった。
 妻役のヘレン・ミレンは、その容貌は一般人の様でまるで無名の新人のように感じた。

 考えさせる部分もあるが、対立するのは宣教師だけ。
 この宣教師との間が、基本対立だけで浅く感じる。

 宣教師にもっと深く、表面的には親密に接するようなキャラ設定の方がよかったのではないかと思う。
 アリー(ジョン・フォード)に悩みがなさすぎる。

 締めの演出は良いのだが、そのことの明確な説明は無い。
 1970年代くらいから使われだした方法だが、作り手は明確に説明できるのだろうか。
 明確な説明はできないが、”感覚的に正しいのだ”と言うことでは無いだろうか。

 実際そういう説明をする監督がいた。
 人の感覚は繊細で精密だが、その為に間違い安くもある。
 この作品も誤解を招く部分があるのではないかと心配する。
http://gapper.web.fc2.com/

投稿者:bond投稿日:2012-12-27 08:29:35
【ネタバレ注意】

頑なまでに、文明拒否する親父。家族はいい迷惑だよなー。リヴァー・フェニックスっていい役者だったなー。結局家族はその後どうなった?

投稿者:uptail投稿日:2012-11-26 14:09:23
演出:7
演技:7
脚本:5
音響:7
投稿者:陸将投稿日:2011-02-01 12:53:21
【ネタバレ注意】

文明と文明の接触。
実にピーター・ウィアーらしい題材だと思う。
ただ、そこでは異文化理解などといったものは一切描かれていない。

文明社会であるアメリカの現状に嫌気が差して、自然の中で暮らすことを独断で決める父親と、彼に従う家族たち。
一家の中で、父親は絶対的な存在である。

傍からは狂信的で独善的に見えても、父親の言う通りにすれば全てが上手くいく。
そうやって今まで生きてきたのだろう。
何もない土地ではなおさらである。
彼にすがり、頼ることしかできない。

父親も今まで一度も、自分の意見が家族に反対されたことなどないのであろう。
1人で喋りまくり、1人で物事を判断し、1人で突き進んでいく。
そんな彼を見ているとアメリカから出て行ったのも、周囲が自分を認めてくれないことに腹を立てたようにしか見えない。

全て自分の思い通りにしたい。
王になりたい。
全能の神になりたい。

だから、“文化”を排して自然の中で暮らすことを理想とするのではなく、何もない自然に自分の“文化”を押し付け、自己満足しているに過ぎないのである。
自然に憧れを抱いているにもかかわらず、職業が発明家=“文化・科学”という相反するものであるという矛盾からもそれは明らかだ。

彼が来たことによって、その土地に文化が注入され、生活が便利で快適になったことは確かである。
だが、本当にそれでいいのだろうか。

徐々に盲目的になっていく男に待っているのは、一種の裁きである。
秩序を作ろうとして、逆に自然界の“秩序”を狂わせた男の最期。
その姿から見えてくるものは、人間のエゴイズムであり、優劣という尺度で全ての物事を判断しようとする人間の愚かさであり、また絶対的な父親の喪失でもあるのだ。

投稿者:マスターユーダ投稿日:2010-02-11 00:26:07
特にリバー・フェニックスが良い、長男として家族を支え、どんな困難も乗り越えていく姿がカッコいい。テンポもいいし飽きさせない感じ。
ハリソンはいい親父なんだが少し狂っている。
投稿者:優花♪投稿日:2003-11-15 12:27:43
こんにちゎ☆
中1の優花と言ぃます♪
この作品は、DVDで字幕スーパーを1度観ましたo
スゴク、見てるだけでドキドキします!!!
リバー・フェニックスが輝ぃてます!!!
長男役で、スゴィ冷静なヵッコee→役です!!
注目して欲しぃデス☆
一度観て見て下さい!!!感動しますo
投稿者:ユリッペ投稿日:2003-03-18 12:02:42
よく見ると いたるところで笑えます。
深く考えさせられる映画でもありますね。
3回位見ましたが、見る度に発見があり、新しい笑いもあります。ホント奥が深いです。
ハリソンの演技も 凄くいいですね。これ以上ないほど はまってます。
投稿者:4531731投稿日:2002-03-23 13:59:40
 反体制を謳うのはいいが、既にその巨大な力に飲み込まれて一部と化しているコトを忘れちゃいかんし、謳うなら謳うで気をつけないとね。自分自身を含めた60億の人間を相手にするワケだし。
 逃げることも戦うことも不可能な中で、たった一つ残された選択肢と言えば「拒否」することですか。昔、三島が全身を使って示したけど、拒否できないものを拒否するコト。出来ないけどね(笑)。出来ないなら、行き着くトコまで行ってやろう。その代わり、ダイオキシンも核も幼児虐待も誰が非難できる?って感じ。
 選択の余地皆無の現代人の悲哀。世界中の家族が遅かれ早かれ遭遇するだろう現実(ファンタジーの破綻)。その、終わることのない悲劇ををほんの一瞬に凝縮した、戦慄のパロディ劇。厳しい。ウィアーとシュレーダーがコラボレートしてるだけに。
投稿者:さっちん投稿日:2001-09-15 16:30:53
思い出した。何年か前に見たとき思ったこと・・・。はっきり言って父親の独断で
家族が犠牲になるのは、嫌だなぁって思って見てたナ。
そりゃ〜家族の大黒柱かもしれないけどねぇ・・。
父親の考え方に説得が感じられない映画ダナ。
子供と奥さんがかわいそう。
ああ言う人はお断り!
投稿者:河崎投稿日:1999-08-13 08:39:51
これは辛口の文明批評と言えます。主人公はいわば、狂信者に近い夢想家です。アメリカ文明を腐り切っていると評しながら、自らの発明による巨大な冷凍設備を奥地の川岸に建設し、その地では自然に発生するわけのない氷を付近の住民に分け与えます。あまつさえ、高地原住民に彼らが望みもしない氷を現代文明として伝えようとします。この辺りの矛盾に気づかず、宣教師の伝道活動を非難します。結局、自ら蒔いた種が元で冷凍設備が爆発し、周囲の自然環境を絶望的に破壊する羽目になるのですが、自然保護を声高に叫びながらも機械を持ち込んで自分の都合の良いように環境を造り変えて憚らない。そんな現代社会の欺瞞性を告発しているかのような思いがする、重いテーマを秘めた作品です。それとちよっと興味深かったのは、ヘレン・ミレンの役名までもが「マザー」だったことです。アメリカ人でも奥さんのことをマザーと呼ぶ人がいたのですね。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 男優賞(ドラマ)ハリソン・フォード 
 □ 音楽賞モーリス・ジャール 
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