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モロッコ(1930)

MOROCCO

メディア映画
上映時間92分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(PAR)
初公開年月1931/02/
ジャンルドラマ
モロッコ《IVC BEST SELECTION》 [DVD]
参考価格:¥ 1,944
価格:¥ 450
USED価格:¥ 143
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モロッコ

【解説】
 日本初の字幕スーパー作品として知られる、エキゾチックな、スタンバーグの美意識に酔わされる名作だ。ストーリーは他愛なく、書けば却って映画のイメージを損ないそうだが、あらましのみ記すとこうなる。外人部隊の名うての色事師トム・ブラウンは、モロッコで酒場の歌手アミー・ジョリーと恋に落ちる。彼には副官夫人の情人があったが、彼女は嫉妬し、トムの命を狙わせて失敗。この騒ぎでトムは営倉入りとなるが、夫人の名誉のため真実は洩らさなかった。感謝した副官の好意で軍法会議は免れたものの、サハラの前線に送られるトム。アミーは孤独に、船で一緒だったフランスの富豪ベシス氏の求婚を一旦は承諾するが、宴席にトム重傷の報が届くと矢も盾もたまらず、彼のもとへ駆けつける。と、重傷というのは彼女会いたさについた嘘で、トムは元気だった。束の間の逢瀬に更に恋情を燃やす二人。そして、再度トムが前線に出発となって見送るアミーは蔑みも恐れず、情熱的な現地女に混じって、行進する隊を追いかけるのである。その有名な、ハイヒールを脱ぎ捨てて砂漠を駆ける(足裏を火傷する--なんて野暮は言わないこと!)ラスト・シーンもよいが、アミーが初めてクラブに登場し唄うくだりが圧巻だ。初めはシルクハットの男装の麗人。タバコの煙をくゆらす様がなんとも妖しく、続いてリンゴ売りのコケティッシュな衣装では、ご自慢の脚線を大胆にさらし、悩殺する。不良っぽくキザなクーパーのみせる男の純情もたまらない。これはまさに映画ならではの表現とスターの魅力でのみ成立している稀有な作品なのである。
<allcinema>
評価
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
979 8.78
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【ユーザーコメント】
投稿者:sachi823投稿日:2014-12-07 12:27:47
映画がサイレントからトーキーに移る頃
多くのスター達が没落していきましたが
さらに光り輝く存在となっていった人達の力強さを感じます。
映画らしい映画を見た思いがします。
投稿者:呑気呆亭投稿日:2012-06-15 20:36:16
ほとんど映画デヴュ−の第一作といってもいい「嘆きの天使」でコンビを組んだスタンバ−グとディ−トリッヒが、ハリウッドに乗り込んでク−パ−とマンジュ−という当代人気の男優を向うに廻しての一作。前作で獲得した背徳の天使のごときキャラクタ−を存分に披露しながら、二人の男のそれぞれに異なる男らしさで表す愛の狭間で揺れる女の心を、第二作目にしてすでに大女優の風格を見せて演じたのだった。それはそれとして、特筆すべきはモロッコという異国の風俗を陰影の有る映像に仕上げて見せてくれたキャメラの腕前である。このキャメラあって俳優たちの名演が生きたのである。http://d.hatena.ne.jp/nanjakuteituisho/
投稿者:いまそのとき投稿日:2011-11-30 17:08:51
1930年製作。トーキー字幕日本初公開作品。粋な出だし。ちょいと訳アリのディートリッヒ。外人部隊兵士のクーパー。エキゾチズムを散りばめて二人の恋の行方。ヒールを脱ぎ捨てて砂漠を裸足で追うディートリッヒ。この大胆な行動は当時驚きものだったらしい。クーパーの 「 I Changed My Mind 」もディートリッヒの「I Don't Changed My Mind 」 どちらも気障だネェ。
投稿者:noir fleak投稿日:2011-10-12 21:20:41
能のことは何も知らないからいい加減かもしれないが、イメージがそっくりではないか! 本作はトーキーだが内容はサイレント映画という感じ。極端に少ないセリフが、本作を名作にした理由の一つだろう。余計なことは言わない、、、、ディートリッヒはまだ顔がふっくらとしている。しかしこういうムードの女優はアメリカにはいなかったのだろう。それは分かる。クーパーは特にいいとは思えない。
スタンバーグ監督はワンアンドオンリーな人だ。
投稿者:out_to_lunch投稿日:2010-09-08 07:06:46
【ネタバレ注意】

「解説」に、「ストーリーは他愛なく、書けば却って映画のイメージを損ないそうだが……」。
だったら、書くな。

まあ、ディートリッヒのプロモーションビデオ(映画)だから、(ストーリーに)ことさら目くじら立てても、詮なきこと。
しかし、名作の誉れ高いだけあって、(個人的にも)魅力あるディテールが散見できる。

.妊ートリッヒのシルクハット(その上げ下げ)。
男も(女も)誑かす妖しさが感じられる。

▲妊ートリッヒが(クーパーも同様だが)、右手の人差し指と中指を立てて、挨拶する、その仕草。
これって、(モロッコ進駐の)軍隊の“文化”なんでしょうが、なんとも粋な感じがした。
時代がかっている!という批評もあるだろうが、この二人(ディートリッヒとクーパー)なら、許せると思う。

やはり、ラストカット。
部隊が出発する場所は、(イスラム圏なので)やはり、モスクか何かなのか?
イスラミックの窓(にしては大きいのだが)越しに、きれいに縁取られたロングショットで、部隊の出発を捉えているのが秀逸。
有名な、ハイヒールのショットには、“ありきたり”との印象を受けた。

最後に、不満ですが、
ディートリッヒが、(クーパーへの恋の)再燃モードに入るシーンが都合、3つほどあるが、その演技がどれも“陳腐”に思えた。
ただ、これは、ディートリッヒの演技でも、スタンバーグの演出のせいでもないだろう。
脚本が(悪い意味のメロドラマであるため)薄っぺらなので、避けられない結果だと思う。

投稿者:クリモフ投稿日:2009-11-09 16:06:55
ディートリッヒのアメリカ進出作なんですね、これを観て彼女をスターにしたのはハリウッドだったのかと確信。ドイツ時代(といっても一本しか観てないけど)より断然良い女になってます。なんか凄く垢抜けましたね、痩せたのかなぁ。
ショーのシーンはタキシードで婦女子を虜にした後、ストール&生足で野郎どもを悩殺しています。もちろん自分もノックアウト。やっぱり観てよかった(笑)この時代にしたら彼女ってけっこう露出ありますな。退廃美で綺麗ってイメージがあったんだけどカワイイ感じもあり。素晴らしい。
続いて男性陣。クーパーは男前です。格好のつけ方が古いのが苦笑ですが、70年以上前の映画なのでしょうがないか。ただかっこいいんだけどやや軽い。そういう意味ではマンジューの方が良いか。金持ち良い人無償の愛キャラで哀愁を漂わせています。
ということで物語が個人的にどうでもよかったんで、魅力的なキャストに集中しました。当然ディートリッヒが最高。こういう観方もありってことで、、、ラストは良かったです。
投稿者:uptail投稿日:2009-05-25 11:08:12
ゲイリー・クーパー
投稿者:SHELTER PEOPLE投稿日:2009-01-30 17:29:09
いいと思う
投稿者:黒津 明二郎投稿日:2008-06-28 16:02:58
ガームスの軟調なキャメラだけが見ものの、スター映画。
クーパー・ディートリヒ・マンジューと役者は揃ってるけども、スタンバーグのヘボ演出が全くそれを生かしていないのが致命的だ。モロッコの異国情緒も、ロケはわずかだし窮屈なセット美術のためかほとんど感じられない。
投稿者:Ki-Adi-Mundi投稿日:2007-11-02 21:51:12
ヤジの飛ぶ中、クーパーは一人それを止めさせようとする。マレーネはそれを見つけ、フッと微笑む。このシーンが好きだ。

「女は闘っても勲章ももらえないし、負傷しても負傷手当は出ない」
彼女のあんな格好では砂漠を横断することは不可能だろう。できたとしても彼は先に死んでいるかもしれない。それでも彼女は闘うことを選んだのだ。そしてトムは共に闘ってくれるだろう。
あの富豪は、彼女を真珠やドレスで飾り立て、彼女の孤独や悲哀につけ込み闘志を挫けさせようとした。
大切なことはなにか?その一つの答えを彼女は提示している。
投稿者:ロビーJ投稿日:2007-04-18 19:23:40
名作の一つですね。母の薦めで見ました。とても良かったです。この映画で初めてマレーネ・ディートリッヒを見ました。本当に美しかったし、他のスターには無い輝きを放ってました。そして相手役のゲイリー・クーパーも驚くほど若いです!!そしてラストの素晴らしさ!!とても70年以上前の映画とは思えない新鮮さ!こういった映画は今はなかなか無いので改めて見るのもいいと思います。
投稿者:o.o投稿日:2006-03-20 01:00:51
ブーイングが吹き荒れるステージに登場するやいなや、その魅力でたちまち観客を制圧するマレーネ・デートリッヒは、やはり格好良いと思いました。真情を隠してうっすらと笑みを浮かべる表情が魅力的です。一番気に入ったのは、モロッコを去る外国人部隊に背を向けつつ肩越しに振り返って見送るシーン (表情) です。

物語は、メロドラマの基本であるところの「すれ違い」ドラマでしたが、甘ったるい BGM もなく、役者達も押さえた演技で、静かな雰囲気なのが良かったと思います。泣けば良いと思っているらしい、現代のどこかの国のドラマとは全然違います。愛されていないと分かりつつヒロインと結婚しようとする大金持ちを悪く描かないところが良く、こっちと結婚した方が良いのではないかと、つい思ってしまうのは、心が汚れてしまっているからでしょうか。

ゲイリー・クーパー演じる若い兵士は、いくらなんでも、もて過ぎです。
投稿者:ミュジドラ投稿日:2006-02-12 19:05:53
 クラブで歌うシーンのディートリッヒは最高。妖艶にして凛々しい彼女の魅力がこのシーンにたっぷり詰まっている。クーパーも若く初々しい。口紅で「気が変わった。元気でな」と鏡に書きなぐるシーンもよし。そして歴史的名場面のラスト。ストーリーなんてどうでもいい、ムードに酔うべき作品だ。
投稿者:黒美君彦投稿日:2005-05-23 13:47:41
恋愛は理屈ではなく、直感的なもの・・・そんなことを改めて感じてしまった。ゲイリー・クーパー演じるトム・ブラウンとは、酒場での初出演の時に既に恋に落ちていたのだから・・・。
台詞で全てを語らず、マレーネ・ディートリッヒの物憂い表情で語ろうとする演出が上手い(途中で少々眠くはなってしまったが・・・苦笑)。
エキゾチシズムな異国での恋。なぜか成瀬巳喜男の『浮雲』(55年)を思い浮かべてしまった。アミー・ジョリーの行く末に待つのは恐らく悲劇だろう。だが、そうわかっていても逃れられない呪縛のような恋情に、マレーネの魅力が一層輝く作品だと思う。
投稿者:たあくん投稿日:2005-01-24 14:22:32
 最初は、何気ない恋愛映画だと思っていましたが
最後の一緒に戦場に行くシーンは、久々にジーンと
きました。こんな穏やかな映画、もうないですね。
投稿者:Ikeda投稿日:2004-12-29 17:03:25
ジョセフ・フォン・スタンバーグがドイツでマレーネ・ディートリッヒ主演の「嘆きの天使」を撮り、渡米後の第一作です。もっとも、日本での公開は「嘆きの天使」より少し早かったので、スーパー・インポーズ(字幕)の第一作ともなりました。
余談ですが、この時の字幕は現在のように横書きでなく、右側に縦書きになっていたと思います。戦後になって、段々横書きに代わってきましたが、昔は劇場設備も悪かったので、下段の字幕は前の人の頭が邪魔で見にくかったです。ただし最近でも、たまにビデオで縦書きのものがありますが、それだと逆に違和感があるので、慣れの怖さを感じます。
閑話休題。エキゾチックな雰囲気の中でゲイリー・クーパーとディートリッヒの絶望的な恋を描き、それに金持ちのアドルフ・マンジューを対比させた名画で、当時、随分評判になったようです。特に砂漠に捨てられた靴は、語り草として私も良く聞きました。
俳優では、矢張りディートリッヒが断然、光っています。クーパーも悪くありませんが、彼本来の持ち味は出せない役柄だったと思います。逆にマンジューは、このような役にはピッタリで、クーパーを喰っている印象が強いです。
投稿者:さち投稿日:2004-12-05 07:48:17
マレーネの為の映画
投稿者:パタパタママ投稿日:2001-08-22 01:05:38
ストーリーはたわいもなく・・と解説にある通りです。少々退屈かもしれません。
しかし、二人の大スターのハッとするような仕草、表情は見ものです。
ディートリッヒが、最後富豪の婚約者を抱擁して手にキスしてさよならする所なんて、本当にかわいい・・ていうか私はこの富豪さんが好きです。
クーパーは知らない有名人だったけど、今頃魅力に気づきました。ちょっとすごい人だったんですね。私もついていきます・・
投稿者:ドトウ投稿日:2001-06-18 00:12:16
プレイボーイ・トムが、誰もが羨む美女のアミーを捨て去るシーンにはしびれますね。アミーのトムを想う情熱と悲哀を余韻に含ませながらの終劇もグーでした。

投稿者:M2投稿日:2000-07-20 16:31:45
スタンバーグのとらえた光と影。見事なセット。
キャストの放つオーラ。
これこそ映画だと思います。
ラストシーンの力強さにも息を飲みました。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 主演女優賞マレーネ・ディートリッヒ 
 □ 監督賞ジョセフ・フォン・スタンバーグ 
 □ 撮影賞リー・ガームス 
 □ 美術(監督)賞Hans Dreier 
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