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マルホランド・ドライブ(2001)

MULHOLLAND DR.
MULHOLLAND DRIVE

メディア映画
上映時間146分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(コムストック)
初公開年月2002/02/16
ジャンルドラマ/ミステリー
わたしのあたまはどうかしている。
デイヴィッド・リンチ Blu-ray BOX
参考価格:¥ 21,384
価格:¥ 18,740
amazon.co.jpへ

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マルホランド・ドライブ

【解説】
 ロサンゼルス北部の山を横断する実在の道“マルホランド・ドライブ”。眼下にはハリウッドを一望できるこの曲がりくねった道路をモチーフに、「ツイン・ピークス」のデヴィッド・リンチ監督が描く妖しく危険なミステリー。当初、「ツイン・ピークス」同様TVシリーズとして企画されたが、その過激さから局側が尻込みし、新しく劇場版として甦った。
 真夜中のマルホランド・ドライブで起きた車の衝突事故。ただ一人助かった黒髪の女は負傷した体でなんとかハリウッドの街まで辿り着く。女が隙を見て留守宅へ忍び込むと、そこは有名女優ルースの家だった。女は直後にやってきたルースの姪ベティに見つかってしまう。とっさにリタと名乗った女を叔母の友人と思い込むベティだったが、すぐに見知らぬ他人であることを知る。問い詰めるとリタは何も思い出せないと打ち明ける。手掛かりを求めて開けたバッグには大金と謎の青い鍵。同情と好奇心からリタの記憶を取り戻す手助けを買って出るベティだったが……。
<allcinema>
【おすすめ作品】
A=無難にチョイス B=チャレンジの価値アリ C=発見があるかも!?
[001]Bファーゴ (1996)
[002]Bメメント (2000)
[003]Bパルプ・フィクション (1994)
[004]Bドニー・ダーコ (2001)
[005]Bあの頃ペニー・レインと (2000)
[006]Bマイノリティ・リポート (2002)
[007]B東京物語 (1953)
[008]Bアザーズ (2001)
[009]Bタクシードライバー (1976)
[010]Bユージュアル・サスペクツ (1995)
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
67522 7.79
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【ユーザーコメント】
投稿者:ロッテンクロッチ投稿日:2015-08-27 21:42:55
ナオミ・ワッツの演技が良いだけで、あまり内容が入ってこない。
投稿者:さとせ投稿日:2015-08-21 08:38:32
交通事故に遭ってしまったリタは、その場から離れある一軒家に隠れる。
その家は女優ルースの家で姪のベティに見つかるがベティはリタは叔母の知り合いと思い込む。
やがて全く知らない女と分かり、リタが大金を持って逃げているのを知ったベティは記憶障害になっていてマルホランド・ドライブで事故ったのを確認する。
共通の秘密を持った2人はお互いに離れられなくなってしまう存在になり・・・。

あのD・リンチ監督の傑作をようやくDVDにて視聴。
難解と言われる物語もだが、何と言ってもN・ワッツ!
美しすぎるしレズやオナニーまで見せてくれる。
5.1chの効果は差ほどでも無いが言われている画質も悪くない。
投稿者:ローランド投稿日:2015-03-24 10:00:35
  何度観ても分からないっていう、この作品のレビューをよく目にするのだけど、それは当然で提供する側だって説明できないってことなのではないかという気がしまして、監督インタビューで猴屈抜きで音楽を聴くのと同じで、映画も理屈抜きで体感してほしい瓩噺譴辰討い討修譴砲脇碓佞垢襪里世韻鼻評判の 『ブルーベルベット』 もあまり好みのものではなかったし、この監督さんとは好きな牴山抬瓩亮鑪爐合っていないのかこの作品もいまひとつ乗り切れなかったです。   わけの分からないなりに何か心地よい面白さを感じさせるのとそうでないのとがあり、その違いを自分なりに分析しようとしても難しく、こんなわけの分からない感想になってしまいました。  

  芸術は説明しすぎたり合理的すぎたりするとつまらなくなると、 『古池や蛙飛び込む水の音』 が 『古池に・・・』 だとしたらただの説明文だとか 『柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺』 を何で柿を食ったら鐘が鳴るのだなんて誰も思わなく、秋の季語が・・・ とかいうのはジジイどもの会話でありました。  

   追記。 購読紙のほかにも図書館で複数紙の新聞の歌壇俳壇を見ているのだけど、最近は説明的なのが多く取り上げられている気がする。 選者にマーケットを広げたいとの意識が働いているってことでなければいいのですけどね。
投稿者:UFO投稿日:2013-11-01 21:17:51
割と好きな作品。
投稿者:ピースケ投稿日:2013-09-15 16:53:52
何回観ても意味不明で、ネットで色んな解釈を観てもわからない。
こりゃーDVD買うっきゃねーのかな。
投稿者:MAKO投稿日:2013-01-10 01:02:58
【ネタバレ注意】

こまけぇこたぁ、いいんだよ!
リンチ作品は大好きだけど、解釈を放棄した人間としての一言がまさにこれ。

ちぐはぐなように見えて、噛み合いそうで、やっぱりちぐはぐにも見える
ところが本作の面白さなのだと思いました。その感覚だけでお腹いっぱい。
ちぐはぐなピース、頑張ればぴったりとはまるのかもしれませんが、たぶん
分かったらもう見なくなりそう。わかんない、もやっとした感覚をとっておく
ことで、何度見ても面白いのだと思う。ま、楽しみ方は人それぞれ。

しかし前半のナオミちゃんは初々しく希望に満ち溢れたカワイコちゃんなのに
後半に入ると、くたびれてドヨ〜ンとした感じになっちゃう。
リンチは確信犯的に女の子を不細工に(そして淫靡に)撮るよな〜

投稿者:jb投稿日:2012-08-11 21:25:00
割と好きな作品。
投稿者:QUNIO投稿日:2012-05-21 23:59:30
いくらデヴィッド・リンチといえど、やっていいことと悪いことがある。これまでの作品は難解というよりオシャレでキッチュな娯楽映画を作っていた感じで好感を持っていたが、これは何故かアカデミックな教養映画みたいな堅苦しさを覚えた。支離滅裂な内容が悪いのではなく、いわゆる映画作家的なエゴと傲慢さが嫌いなのである。冒頭から一見さんお断りな雰囲気だったが、中盤まで不快感で観ていられなかった。『ブルー・ベルベット』なんかは取っ付きやすい娯楽映画としてもカルト・ムービーとしても大変素晴らしい完成度だったのだが、この映画には楽しめる純粋さが明らかに欠けている。はっきり言って図に乗り過ぎ。
投稿者:goodfellas投稿日:2011-07-30 23:54:33
久しぶりにみました。
最初にみたのは多分10年前とかですが、印象に残る場面がたくさんありました。
ナオミ・ワッツ演じるベティと記憶喪失の自称リタ(・ヘイワース)が、リタの家カモと思われる所を訪ねる場面の緊張感とか、真夜中の劇場で泣き女が Roy Orbison の crying を口パクで歌う場面、
ファミレスで向いの男に自分のみた恐怖の夢を話す男、
映画監督のアダム・ケシャーがプロデューサーとのミーティングの後、ゴルフクラブで彼らの車をボコボコにする場面、家に帰って嫁の浮気を見つけた顛末(笑える)、真夜中のカウボーイとの会見。
ハリウッドのスタジオでカミーラ・ローズが歌う 16 reasons why i love you が撮影されている場面とか。

久しぶりにDVDでみました。
嫉妬の末の嘱託殺人の話しです。
前半はほぼナオミ・ワッツ演じるベティ(=ダイアン・セルウィン)の妄想か夢です。
カウボーイがベティに time to wake up というような意味のことを言って、彼女は戻りたくない現実に戻ります。
ベティはダイアン(ファミレスのウエイトレス)で、記憶喪失のリタはカミーラ・ローズで主演女優です。ココはアダムの母で、前半に出てきたファミレスのダイアンはベティ。

ファミレスで、ナオミ・ワッツのダイアンが間抜けな殺し屋にカミーラの宣伝写真をみせて、This is the girl と言います。前半の映画監督とプロデューサーのミーティングと同じセリフです。
青い鍵は、殺人完了の合図で、それは本当に完了しました。
完了しましたが、夢か妄想でみたとおり、彼女は自ら死んでしまいました。
投稿者:gapper投稿日:2011-07-05 22:50:01
 鬼才デヴィッド・リンチの問題作。

 マルホランド・ドライブは、若者がレースを行う危険な道だ。
 ベティ(ナオミ・ワッツ)は、田舎から出てきて女優にあこがれる女の子だ。
 時代もハッキリしない、1950年代の様で最近の車が走っていたりする。

 ハッキリしているのは、”欲”が絡んでいること。
 スターになる”夢”も裏から見ると欲望だ。
 ベティは、同性愛も行い一人でも行うシーンがある。

 意味深に出てくる”青い鍵”がまさに鍵のように思われる。
 鍵を使うことでベティとリタ(ローラ・エレナ・ハリング)が入れ替わる。
 これを二面性の見方を変えることだと考えると多くの謎が解けるように思える。

 クラシックの音楽の多くは、”対位法”に基づき作られてる。
 短いメロディを厳格な規則の中で組み合わせて綴っていくのだが、この作品の序盤は特に同じような規則で作られているような気がする。
 各キャラクタが各々通常の人間的かかわりではなく、単なる”素”として運動し関わっているように感じた。

 ココ役のアン・ミラーが、なかなかの存在感を見せる。
 彼女の父親は、有名なギャングの弁護だったというからリアルな迫力を知っているからか。
 「イースター・パレード(1948)」では、女優らしくない女優と言う感じなのだが。
投稿者:scissors投稿日:2011-07-05 01:19:30
見たのは数年前のたぶん一回きりで、その後たまに思い出しては考えていたのだが、なんだか謎が解けてしまったような気がする。
あの老夫婦の意味も。
デヴィッド・リンチはやはり悪趣味。
投稿者:out_to_lunch投稿日:2010-08-30 02:29:15
【ネタバレ注意】

この段階で、コメントの投稿数が、94とは……!
ひとこと、何か言いたくなる映画なんですかね。やはり“解釈意欲”とやらをそそるんでしょうか。

でも、その“解釈意欲”が沸いても、所詮、「リンチ流」、「リンチ節」、「リンチマジック」で片付けるしかないんでしょ。
まあ、シロウトの投稿だから、いいですが、過去の投稿を読むと、クロウト(一部のマニアックな評論家)も、絶賛してるそうですね。
困ったもんです。

同じ(過去の投稿者の)方が、喝破してるように、この映画は「蝋人形館で刃傷沙汰におよんだレズの痴話げんか」であり「駄作を越えた超悪意作」。
リンチは、「洋の東西を問わずこうして駄作作りを死ぬまで連発する『大家』」であり、「『砂の惑星』を子供だまし物語にしか作りえなかった監督」と評しておりましたが、大賛成です。

しかし、そんなリンチを周囲(プロデュース側)は許してしまうんですよね。
それだけは羨ましいなあ。

でも、たとえば、(リンチとは次元の異なる監督ですが)タルコフスキーも、周囲から許されていたんでしょうか?
アンゲロプロスも、周囲から許されているんでしょうか?
違うんだろうなあ……と、時をおかず、『ストーカー』と『霧の中の風景』を観たので、こんな感想を持ちました。

投稿者:EROZZA投稿日:2010-06-23 16:40:52
★エロ目的で映画を観たっていいじゃないですか★

本当に彼女は哀しいエロシーンが似合います。脱帽 ナオミ・ワッツ
投稿者:Normandie投稿日:2010-05-20 21:54:45
ナオミ・ワッツは表裏演じられる息の長い女優になるよきっと。
D・リンチは米国では最強監督ではないか?心で泣かせる「ストレイト・ストーリー」も作ったし。留めの1本を作ってこれからどこに行きたいの。。
映画に抱かれるとはこんなこと・・・。

※米紙タイムアウトが選出したこの10年のベスト1位。
※時系列を乱しただけのつまらん「メメント」は監督の野心だけが横たわっていたが、コレはリンチの愛に溢れた映画である。
投稿者:namurisu投稿日:2010-02-11 12:51:36
断片、断片、断片…全編、「これがハリウッドだ!!」
投稿者:bond投稿日:2010-01-10 10:37:46
中盤までは重くミステリアスな展開で観れるけど、劇場のシーンからリンチワールド炸裂。意味不明。謎の女に何があったかは理解できるけど。
投稿者:AZ投稿日:2009-09-22 12:21:32
音楽を聴くのと似てる。
見る人によって見え方が全く変わる映画。
投稿者:uptail投稿日:2009-05-22 15:54:18
ナオミ・ワッツ
投稿者:sflover投稿日:2009-01-16 14:31:25
解説・先入観なしで見ると不可解すぎて理解できませんでした。
しかし奥深いアイデアが詰まった映画で楽しめましたね。

マルホランド・ドライブはハリウッドの“全て”が一望できる道なのか・・。
投稿者:クリモフ投稿日:2008-09-10 21:02:45
いやー、すごいなぁ、映画ってまだまだいろいろな方法が残されているんですね。いやはやデイビッド・リンチはすさまじい監督です。物語はなんかよくわからないんだけど、凄く切ない感じ。それでいいんだと思う。
キャストも良い、これを機にナオミ・ワッツが浮上してきたのがわかります。
んで、なんといってもローラ・エレナ・ハリング!!もともと妖艶な人なんだろうけど、リンチマジックでとんでもない色香を放っています。まさに蠱惑的!!
映像派といえば映像派なんだろうけど、その映像が感情を揺さぶる。リンチはやっぱり貴重な存在です。
投稿者:花男投稿日:2008-02-13 18:57:23
見る人の好奇心をくすぐる演出や展開は140分を長いと感じさせませんね。でも他の監督だったら90分ぐらいで終わらせられるだろうけど・・・といいながらも他の監督だったらこの映画は絶対に成立しないだだろうし。

普段映画を見る際には、見る側は序盤に与えられた材料でその映画についてなんらかの前提を構築すると思うんですが、この映画についてはその前提が最後まで作れませんでした。前提を構築したりばらしたりする作業が苦にならない人は楽しめると思います。

ただ見る際には、ストーリーの整合性や謎解きに懸命になるあまりどんな映画にもあるだろう粗が見えてしまうことで作品が楽しめなくなる罠にはまらないよう気をつけないといけないでしょうね。
投稿者:なちら投稿日:2007-12-12 22:23:31
はぁぁ〜、これは探究心をくすぐる作品だね。感心してしまった!
青い箱を開けてからの面白さと言ったら!
見ている方は、前半の謎が解けてゆくのに、更なる深い謎へ落とされてしまう。
こっちの頭がどうかしちゃうよ、ホント!

自分なりの解釈はあれど、真実を知るのはリンチのみだねぇ。
投稿者:hayate9投稿日:2007-10-30 22:52:02
【ネタバレ注意】

白い煙がボワ〜ンとなるシーンが2回ありましたよね?
単純に“煙”=“魂の消滅”=“死”かと思うと物語も単純に見えてたのですが、
(最初の自動車事故の後の煙→ローラ・エレナ・ハリング死亡、
 最後のシーンの煙→ナオミ・ワッツ死亡という風に)
皆さんのコメントを見るとそんなに単純じゃないんですね・・・。

投稿者:くろひょう投稿日:2007-10-26 02:59:38
デビッド・リンチは本当に稀有な作家だと思う。

無論、これは彼の作品が単に優れているからという意味合いではない。
彼の作品を見た人々が示す反応の幅の広さが天下一品である、ということにおいてだ。

よくわからないけど、面白い(場面もあった)と率直な感想を述べることができる人もいれば、
自己満足の権化になぜに共感せねばならぬ?と辛辣な態度で臨む人もいる。

でも、やっぱり見てて面白いのは、リンチを理解できるのは せかいじゅうでおれひとり というリンチ・フリークの人たちかな。
リンチワールドの規則を理解せよというのも大きなお世話だし・・
映画的話法の到達点と持ち上げておきながら、なぜか☆八つだし・・
(私のキャパシティはこの程度では満ちないのだという自己主張なのかな・・)
それと、どうしても人を見下してしまうというのはもう仕方ないのだろうけど、やっぱり個人名をだして批判するのはいかがなものか・・

逆に言えば、観る者の個性をいつの間にか引き出してしまうところこそが、デビッド・リンチの凄さなんだろう。

私自身もいたらぬ感想を述べさせてもらいたい。

結局、デビッド・リンチには自分が無いのだと思う。

これは中身が無いというのとは少し違う。彼は自分の立ち位置を把握していない、あるいは全く無視しているのだ。
悪い意味で言っているのでない。ある種の独創をもたらす効果もあるだろう。
そして、おそらく彼は外圧に非常に弱いのだ。他者を圧倒する信念など皆無のはず。
いい例が「砂の惑星」だ。原作の圧倒的なパワーに気おされて借りてきた猫みたいに凡庸な演出に終わっている。

この作品でも、意味ありげなイメージやガジェットをばら撒くことで「何か」(彼にとっての外圧。それは何だろう?趣味が猫の解体と組み立てと公言するリンチのこと。私は特に知りたいとも思わない・・)に対抗しようとしている。そして、本人もばら撒くことで満足しているから、それをひとつに紡ぎ上げ何かに昇華させようということはしない。
その「ばら撒き方」が以前よりも巧妙に、というよりも、商業ベースに乗りやすくなってフリークを釣りやすくなった作品。

「マルホランド・ドライブ」である。
投稿者:悲しみジョニィ投稿日:2007-08-22 06:49:40
【ネタバレ注意】

インランド・エンパイアを見て、
数年前に見逃してしまった今作を
レンタルして鑑賞しました。
物語の謎解きについていろいろと書いてあったので
私の見方を載せておきます。


これは

恋人を殺害し、自らも自殺をしたダイアンが
死後に思い描いた、理想の世界、なのだ。
なのでこの映画の中で現実なのは、最後の30分間だけ。
後はすべてダイアンの妄想世界なのである。
だからエミリーは殺し屋によって殺害はされただろうけど
車事故と言うのはダイアンが作り出した物語。
実際にはマルホランドで事故なんて起こっていない。
冒頭の、
「ここで降りるんだ」は
実際に自分が体験したことを
夢が引用しているもの。

自分の元を離れてしまった恋人、、
かつては一身同体まで感じていた人だったのに
今では殺すことでしか、自分の思い通りにならない恋人。
殺害したことを示す青い鍵を確認したダイアンは
その夜に良心の化身のような叔父叔母に責められ
自殺をしてしまう。

そして、
殺害から逃れたエミリーと
生まれ変わったもう一人の自分が
再び出会い、恋に落ち、一体化する物語が始まる…。

傷つき記憶を失った元恋人を
介抱し、自分しか頼る人がいないなんて
なんて理想的なシチュエーション!
ダイナーで働く人の名前を変えて
記憶喪失の相手に自分の名前だけ思い出させる。
白々しくダイアン探しを始め
一つ目の目的、エミリーに自殺した自分を見せる。
自殺したダイアンの姿を見てパニックに落ちるエミリー(リタ)を介抱し
再び生まれ変わらせ、SEXを通じ本懐を遂げる。
そして夢の終着としてエミリーに
「謎の鍵」を使う箱を受け取らせ
箱を開けてこの物語は幕を閉じる。

その後ろを、部屋を貸した叔母が歩くが
この叔母には最初から女優志望の姪などいないのである。

こうしたストーリーから離れて回っているフィルムがまた面白い。
若手の新進監督が散々な目に会う物語は
リンチが作り出した妄想か(笑)
メインストーリーにまったく関係ない。
殺し屋ブローカー同士のいざこざ、
表情一つ変えずメッセンジャーとして登場するカウボーイ、
中国人形みたいな衣装と化粧の管理人
ほかの映画にも出して欲しいくらいだ。

公開から数年を経ているので
こうした解釈もとっくになされているだろうけど
書かせていただきました。http://johnyk.jugem.jp/

投稿者:さち投稿日:2007-07-20 00:19:30
よかった
投稿者:麻川投稿日:2007-05-14 10:11:10
 どんなに現実的ではないSFまがいの荒唐無稽なストーリーであっても、「そのなかでの合理性」を重んじるアメリカ映画を見慣れた人には、理解しがたいかもしれない。僕もそんな一映画ファンかもしれない。
 けれど、映画は娯楽である。ひとつしかない自分の現実だけでは、人生はつまらないものだろう。
 だからこそ、人は小説、音楽、映画などの非現実(非日常的)世界に何かを求めるのだろう。その中の登場人物に共感したり、一時的に成りきったりするのかもしれない。それが映画の効用(日常のストレス発散)でもあったりする。

 デヴィット・リンチ監督の映画は、僕は初めてかもしれないし観ているのかもしれない。とにかく、この作品の監督として、強く印象に残った。
 この映画の魅力は、ミステリアスで謎めいているところ。これがもし大物監督でなければ、作品として世に出なかったかもしれない。

 アメリカ映画というと、ある男とある女が事件や冒険、危機的状況を通じて出逢い、恋愛的経験をして、最後には問題・課題を一件落着するというお定まりのコースが多い。
 ところが、この映画製作は米と仏国。フランス的な抒情ムードがたっぷり入っていて、両国の特徴である写実派と印象派がない混ぜになっている。日頃、アメリカ映画を観ている者には、決着がスッキリしない。不満が残るのはこうした理由によると思われる。
 しかしこの映画には、いろいろな要素・サービス(劇場で歌う泣き女、など)が入っている。映画ファンとして、いい映画を見せて貰ったという感じがした。
 ストーリーの不明瞭さという点を嫌う向きもあるようだが、それなら、映像媒体を通して鑑賞者に至宝な印象と残像を与える、ロシアのアンドレイ・タルコフスキー(美しい映像と哲学的難解さ)監督の作品は、どうなってしまうのだろう。
投稿者:ミッチェル五郎投稿日:2007-03-21 12:17:43
難しい…
投稿者:SHELTER PEOPLE投稿日:2006-12-18 19:37:47
前半はミステリアスで雰囲気も良く引き込まれるのだが、
最後はまるで分からなくなった。これがリンチ流というやつなのか。
今でもクエスチョンマークが消えない。
投稿者:D・クリストファー投稿日:2006-09-21 22:30:49
【ネタバレ注意】

リンチの映画って、結局、見る側の解釈意欲を妙にそそるんですよね。で、みんな性懲りもなく『わからないわからない』なんて言いながら、その難解さを楽しんだりする。
これって、結構不健康なことなのでは・・・。どうかしてるのは、難解さを妙にありがたがる我々の頭なのでは。
だいたい、ハリウッドの夢と現実なんて、テーマが古いし、なんで、物語前半がナオミ・ワッツの夢で、後半が現実なんてわかりずらい構成にする必要があるのかな?
リンチの映画って、結局どれもテーマは古く、話も下世話で下品。それを変に難解にしてるだけって感じがする。
確かに、下世話なストーリー展開はある程度万人の関心をひくため(また変にミステリアスなので)、ついつい話に引き込まれてしまう傾向もあるんだけど、リンチ映画ってやっぱ少なくとも日本人向けじゃないと思う。
下品・陳腐・大袈裟・偏屈、そんなトコでしょうな、リンチ映画って。
リンチ映画をありがたがるなんて、われわれの頭はどうかしている。

投稿者:長春投稿日:2006-09-15 21:35:08
大金を持った記憶喪失の女。その女とともにその女の身元を探る女優志望の女。映画監督を脅す組織のボス。途中まではそれらがどんな真相で結びついているのか興味深々で面白かった。
リンチ氏はストーリーをまとめる力がないのか、後半はメタメタ。真面目にやれば面白かっただろう設定なのに、残念である。
投稿者:きき投稿日:2006-06-16 10:34:46
わけ分からん
投稿者:MyLoad投稿日:2006-06-03 11:42:32
途中から気持ち悪くなった。意味もわからんし、間も長い。
投稿者:nicky投稿日:2006-06-02 00:41:21
ダイアンが見かけた人物が夢の中に登場するというのがツボでした!
映画関係者のパーティで会った人々が、次々とダイアンの夢に登場します。
“カウボーイ”も、このパーティで見かけた人物が登場したんだと思います。
夢と現実の一致点を観客に探させる催し?(笑)http://ameblo.jp/nicky/entry-10013120725.html
投稿者:hide投稿日:2006-06-01 13:16:10
ベースはベルイマンの『ペルソナ』。
それに気付いたひとなら大筋で疑問を挟むこともないだろう。
主演のナオミ・ワッツもその手の説明を受けたか、自身で解釈して臨んだに違いない。
ウィッグで頭髪をまったく同じにし、そのあとSEXをするのは、同化の意味合いだろう。
人格の転移が起こったあと、メイキャップまで変え、立場を逆転させるあたりもそう。
ただ、名作『ペルソナ』と違うのは、そのアイデアがテーマと直接結びつかないこと。
だから二人がSEX(同化)する必然性は皆無だし(唐突すぎる!)、他のエピソードとの融合性もない。
あくまで本作はミステリータッチのエンターテインメントであり、リンチ特有の世界を楽しめばいいのだ。
間違っても『ペルソナ』並みに、人間の内面にまで分け入って深く思索する価値はないだろう。
後半の、謎が謎を呼ぶ展開も、それ自体に狙いがあるのであって、そこに特別な意味を見出そうというのは徒労でしかない気がする。
(そもそもシナリオは計算の芸術であり、あの程度の構成の組み換えは、技術的にも初歩のテクニックでしかない)
ちなみに、夢なのか幻想なのか願望なのか、それも特定の登場人物のものなのか、作品全体のものなのか、各シーンに臨むポジションを深く考えて、それがテーマを探るヒントにもなる映画が、同じベルイマンの正真正銘の歴史的傑作『叫びとささやき』。
投稿者:アル パチーノ隊投稿日:2006-04-29 22:05:48
【ネタバレ注意】

さっぱわからないのが普通じゃん? ストーリー云々の前に人を引き付けるという点で私はすばらしいと思う。 それでもやっぱいろいろ解釈したくなってね〜ここに書いてみました。以下私の勝手な解釈ね          やっぱさぁ

投稿者:アウトロー投稿日:2006-01-22 01:09:12
【ネタバレ注意】

いろんな意味で、ほんと。

 ナオミ・ワッツ。
 やるねぇ。夢と希望に溢れた少女、ほんとに20ぐらいかと思った。別れを切り出された時の狂気じみた目、芝居こえてゾッとしたほど。自慰シーンも怖かった。こんな女優が当時埋もれてたんだねぇ。

 非常に切なく、観て数日は余韻に浸った。私は満点をあげたい。

投稿者:末成由美投稿日:2005-11-19 14:40:31
【ネタバレ注意】

前半のストーリーに夢中になっていたのですが
途中からどれだけ頭をひねってもさっぱり話が掴めなくなりました。

でもここを読むとほぼ全てのストーリーに筋が通り、スッキリしました。
そしてさらにこの映画を好きになりました。印象深い映画です。
http://www.ne.jp/asahi/hoth/press/other_films/2002/mulholland/mulholland.htm

投稿者:さとさと投稿日:2005-07-15 18:30:12
訳が分かりませんが面白かったです。
皆さんがいうように感動はしませんでしたが。
ただ闇雲に恐ろしい映画だなと。子供の時には見たくないですね。
ただ、脇の変キャラは面白いけど、全く有機的に機能してないと思いました。
ブルーベルベット並にエピソードを切り詰めるべきだったのでは?

つじつま合わせはめんどくさいのでしません。
投稿者:阿里不哥投稿日:2005-07-14 04:00:51
わけわからなくなって、ネタ明かしがされたと思いきや、結局謎は多い。
そんなこんなでもこの作品の映像は説得力を持っている。
すげー。
「いない」オーケストラのシーンは一番わからないが一番迫力があった。
投稿者:irony投稿日:2005-06-21 23:58:38
 何回か見てるんだけど、その度に整理してるんですが、また忘れちゃって(笑)また見直す(笑)その繰り返しです。
 http://www.kabasawa.jp/eiga/other_films/2002/mulholland/mulholland.htm 参考サイトです。
  
投稿者:投稿日:2005-06-21 23:46:23
ハリウッドの世界の厳しさや不条理さをリンチ監督お得意の妖しげかつ複雑に描いた人間ドラマですよね。レンタル屋に行くとたいていミステリーorサスペンスのコーナーに置かれてますけどどうなんでしょう。ともあれ非常に良い映画だと思います。
投稿者:古木はスター投稿日:2005-06-11 12:56:25
リアルで泣いてしまった映画。凄い。なんなんだこの溢れ出る情感は。
投稿者:海辺のカフカ投稿日:2005-04-17 23:07:09
【ネタバレ注意】

2回観てようやく?なんとなく?理解できた気がします。現実と夢でいいのでしょうか!??
結構哀しい話なんじゃと感じました。
どうしても分からなかったことが・・・あの老夫婦はいったい何!??

投稿者:ぶくろう投稿日:2005-04-06 15:38:41
最近のリンチは、自分の立ち位置を考えながら作ってるような気が…。
投稿者:vale投稿日:2005-02-27 11:12:11
確信犯的なリンチのつくりが実に不快。チープ感たっぷりのショート・フィルムを倒錯させてつないでもそれはパズルに過ぎず、一部のマニアックな評論家の関心は得られても作品としての価値は上がらない。言わば似非芸術主義に過ぎない。「ツインピークス」で味をしめてしまったリンチは2流のまま成長を止めた。洋の東西を問わずこうして駄作作りを死ぬまで連発する「大家」は多い。適当な番宣と仕込み記事さえあれば、尺はいくらでも伸ばせるからTVシリーズならば数字を稼げそう。だが映画にしてしまったのはリンチを止められない周囲も悪い。出演は役者でなくとも悪趣味な芸人を動かせておけば演技不要。ナオミ・ワッツの痛々しいくらいの熱演がむしろ白々しく見え実に惜しい。
言ってみれば蝋人形館で刃傷沙汰におよんだレズの痴話げんか。
所詮は「砂の惑星」を子供だまし物語にしか作りえなかった監督だと思い返すべき。オスカーノミネートまで勘違いさせた影響の大きさは片岡鶴太郎の芸術家気取りの罪深さのレベルではない。
間違いなく駄作を越えた超悪意作。
投稿者:jyunn投稿日:2005-02-04 02:46:30
【ネタバレ注意】

ナオミ・ワッツに夢中でした。
一回ではほとんど何も分からない。

投稿者:かっこう投稿日:2005-01-22 20:26:53
最初は謎の多い展開にワクワクして見てましたが、結局最後まで訳がわからずじまいでガックリ。
なんなんだ、この映画は!と思ってしまいました。
が、ネットで色んな意見を見てると、なんとなくストーリーはきちんと辻褄が合っており、もう1回見たくてたまらなくなり、今ではすごく面白い映画だったような気がしています。
本当は答えなどないのかもしれないけど、考えて、その考えを他人に披露したくなる(僕は考えてもさっぱりでしたが)。
そんな、2001年宇宙の旅的な映画だと思います。
投稿者:クロロ投稿日:2005-01-12 20:51:37
【ネタバレ注意】

初めて観た時、訳が分からないなりに感動しました。摩訶不思議+官能的です。微妙に背筋が凍りつつ、ちん○勃っちゃいます。(汗)

『まるで夢を観てるかのよう』そんな映画。

難解?訳が分からなくたっていいんじゃないの??
抽象画なんかのポスターを部屋のインテリアに・・・
Tシャツの絵、バーの店名・・訳が分からないのに受け入れてる。

摩訶不思議ワールドにトリップする映画。陰と陽。
夢。夢と現実。

そんなもんでいいだろ。最高傑作だ。

投稿者:freejacker投稿日:2004-12-26 00:01:19
抽象的な表現の作品なので、難解だけど、DVDでのリンチ監督のコメントにも
あるように、音楽は意味を理解するものではなく、感覚で聞くもの。この
映画も音楽と同じように感覚で見るもの。難解なのに、いや難解なので、
もう一度見たくなってくる作品です。ラストのナオミ・ワッツの絶叫が怖い。
投稿者:徘徊爺投稿日:2004-12-21 22:57:11
【ネタバレ注意】

映画の後半、黒髪の女が青い鍵によって開けた青い小箱は、希望と絶望のキーポイントとなるパンドラの箱のような、この映画の一番意味深な小道具になっていました。この青い小箱が開けられた瞬間から、ベティの希望は、絶望的状況へと一転してしまったのでした。

投稿者:バナナミルク投稿日:2004-12-19 18:04:45
【ネタバレ注意】

 リタは実は幽霊だった、という解釈は……?
 ドアを開けて入っていくのを叔母さんは見たのに気づかなかった。ウェイトレスのダイアン、タクシーの運転手、17号室の女は、リタと直接話していない。リタの姿が見えていたのは、べティと管理人のココだけだった……?

 しかし、いずれにしても事件の真相は謎のままなわけで、、、釈然としないですね。

投稿者:民謡から演歌まで投稿日:2004-11-19 22:41:25
【ネタバレ注意】

リンチ映画初めて見ました。訳が分からなかったが素晴らしい。僕のお薦めは訳がわからないまま見ること。少なくとも一回目は。
訳がわからないのに何かを考え何かを感じる。けど、そういう映画が嫌な人は見ない方が良いだろう。

以下のコメントは変わった考え方かも知れないので、怒らないで読んでね(しかもネタばれ)。これも楽しみ方のひとつ。
本作品の「解説」はネット上に多く存在する。多くの人がコメントしているように前半は切ない夢なのかも知れない。それらのコメントの素晴らしい内容にも感動してしまうが、僕の考えは違う。
これは見る人がどこが現実かを決めて、勝手に解釈する映画であると思う。多くのコメントにあるように前半が夢でないと解釈がつかないということはない。特に前半は夢である必然性はない。謎は山ほど存在するが。
見終わった後の訳のわからなさは、謎が謎のままである、ということもあるだろうが、主にBOXを開ける前と開けた後では矛盾していると思われる部分があるからだと思う。全て夢であれば矛盾はない。前半が現実、もしくは後半が現実であるとすれば、なんらかの解釈が必要である。前半も後半も現実、と考えたい場合は、かなり奇抜な解釈が必要と思われるが不可能ではないと思う。
前半の謎:なぜリタは脅されて車を下ろされる?(車を汚したくないから?etc.)なぜ大金を持っている?(XXX etc.)なぜ主演の「彼女」を捜す必要がある?何故ブラックリストを殺してまで奪う?交通事故との関係は?新しい女(黒髪)はいる?って聞くのはあれかな?ベティの前にオーディションを受けた黒髪の女性は?ダイアンの家にあった死体は?色々な職業(?)の手下がいるロークの意志とは?
後半の謎:壁の裏にいる男。ドラッギーで脅迫観念的なラストシーン。
前半と後半の矛盾:人物の役どころと名前が。

前半がダイアンの夢説は記憶喪失の理由(昔の関係を取り戻したい)がいけてる。が、車の事故からリタが逃れるのは殺人依頼を後悔している故に…というのは…そんな人間が殺し損なう夢を見るだろうか?殺される瞬間を何度も見ては苦しむような気がするのだが。有る意味、成功している自分を見るというのもあれだが(どこかで破綻しそう…)。でもこれは制作者の意図したものであるような気もする。
普通な一般市民の見方は前半が謎を解決するシーンが削除された現実で、リタが「お静かに」と寝言をいう場面からはリタの夢。夢の中に謎の鍵がある…って所ではないかと思うのだが。制作者の意志とは異なると思うが。(全て現実説が一番千差万別で奇抜なストーリーが出来そうだが…)

※「幽霊説」良いですねぇ。実はダイアンの周りは全て幽霊だった…とか。ダイアンが作り出した“まぼろし”だった…というのは前半夢説でしょうが…確かに“音楽”と受け取れば伝えたいことは伝わっている…圧倒的な迫力の下にいきなり幕を引くかと思えば、ちゃんと余韻まで用意している。
!…ひょっとして名前(と性格?)が変化して再登場するのはダイアンのメロディー(主題)か?輝かしくも溌剌としたテーマが、マイナーキーに転調し、全ては夢なのさ、と物語る…
ハリウッドの現実か〜嫌だねぇ…リンチにとって前半現実説はありえないかも…つまり、才能があるものは評価される事もあり、仲間が出来る事もある…それがハリウッドというなら、それ自体が嘘だ、って事だろう。僕らには全部現実説も残されている…

※全ての人が面白い映画なぞあるわけない。貴重な金を使用してつまらないものを観たかも知れないが、自分の意思による結果なのだから、そのくらい我慢しろよ。本作は“似非芸術”にあらず。イマジネーション豊かな男のアイデアに基づく映像(観客へ向けた作品)である。より楽しませようと変な方向へ行っているのかも知れないが、監督は世間にゴマンといる。
そして芸術か否かは受け取るものが判断すれば良いことだ。ピカソだから芸術だ、と思わなくても良い。ただ自分の金で撮らした訳でもない者が「のぼせるな」は言い過ぎだ。
鶴太郎に関しては彼は役者として有名な男である。そういうキャラ+絵もうまい=作品を求める人がいる。それはそれで悪くない。多くの画家は彼より絵の才能があっても生活は厳しい事が多いのだよ。

投稿者:samurai83投稿日:2004-11-18 09:31:26
 映画を製作する上で様々な制約がある。それは、スポンサーとの折り合い、素材としての俳優、原作にインパクトのある脚本、フィルムの枠、スケジュールの確保、予算の制限、等等。
「マルホランド・ドライブ」におけるデイヴィッド・リンチに関して、いったいどれだけの制約があっただろうか。また、どれだけ自由でいられただろうか。
 便宜上、何の制約も無く自由に演出したものと仮定する。その上でもデイヴィッド・リンチは、自身演出脚本のこの作品を「解説」することは出来ないであろう。あたかも難解なサスペンスミステリーの体を装っているが、「常識」の眼鏡でいくら覗いても
答えは見つからない。それは確信犯的に「解答」などどこにも無いからである。厄介なのはそこである。それこそがデイヴィッド・リンチの仕掛けたトラップなのである。
 シナリオの進行がアバンギャルドでは無いため、一見このパズルは解けそうだと「思考」を試みさせられるのだ。
 そうした「思考地獄」の果てに、掴めるものなどあろう筈がない。それほどデイヴィッド・リンチは親切ではないのだ。
 デイヴィッド・リンチに「常識」を求めることなかれ。
投稿者:FilmSeeker投稿日:2004-11-03 22:00:31
デヴィッド・リンチ監督の『ストレイト・ストーリー』(1999)がとてもよかったので、見てみることにしました。
途中まではおもしろかったのですが、最後にかけて意味不明で、理解できなかったです。
見終わった後しっくりこなくて、後味が悪い映画は嫌いですね。
投稿者:vegirama投稿日:2004-09-01 00:13:20
おもしろい
投稿者:ツェザーレ投稿日:2004-06-23 21:48:37
おそらくリンチにとっては夢こそが最も優れた映画なのではないだろうか。夢は見るものの理想を具現化するという意味では最高のファンタジーであり、心の闇を映す鏡という意味では最凶のホラーでもある。鍵、小箱、黒表紙の本、コーヒー、名札、灰皿、ランプ、電話、ゴルフのクラブ、バスローブ、真っ赤なシーツ。難解だが、要所要所で印象的な小物を登場させることでストーリーを繋ぎ易くしている。ハリウッドの娯楽映画を出来合いの玩具であるとすれば、この作品は自分で組み立てて楽しむプラモデルだといえるだろう。自分でパーツを組み立てるからこそより一層愛着がわくのだ。
投稿者:民生1973投稿日:2004-06-02 02:36:19
【ネタバレ注意】

スタートから2時間は完璧。エッジの立ち方が半端じゃない。ややパンチ力は落ちるが、ネタばらしにあたるラストの20分も意外にわかりやすい。好き嫌いは大きく分かれるだろうが、僕は素晴らしい作品だと思った。
ナオミ・ワッツ最高。

投稿者:hanako投稿日:2004-05-17 02:15:52
ずいぶん名の売れた映画なので観てしまいました…。
ツインピークスのドラマシリーズを途中で断念して以来の
リンチ作品鑑賞でしたが、どの辺が進歩してるんでしょう?

エレファントマン&砂の惑星はすごく好きなのにな…。
投稿者:sad A投稿日:2004-05-04 01:42:46
リンチの作品となると拒絶反応を起こす人間も居るけど、素直に面白いと思いました。
僕個人がリンチファンだからかもしれませんが。^^;
映画に限らず、ものを見る時に主体的に作品を見るように心掛けている人には最高の作品だとお勧め出来ます。
逆に、「?」と感じたらもう疑問を解こうとしない人にはちと苦痛なだけの映画だと思います。
映画観るときぐらい考え事したくない、て人が多いのも事実でしょうが。^^;
リンチの作品は、10人見れば、10通りのストーリーがあり、見る人が自分の中にストーリーを構築する楽しみがあるのが好きです。

でも、単純に過激な描写、妖しい雰囲気、といったものに嫌悪感を抱く人も居るかもしれないので、友達or異性と見る時は注意してください。笑
投稿者:ラフィンノーズ投稿日:2004-05-01 04:45:37
【ネタバレ注意】

テレビの映画専門チャンネルでやってて、思わず録画してみてしまいました。

無理に分類すれば、一種のサイコサスペンスになるのかな? 女優の夢破れて、ライバルの殺人を殺し屋に依頼した後、罪悪感でおかしくなった女が見た夢って設定か。で最後、とうとう発狂してピストル自殺。話がカットバック風に進むので、巧妙な叙述トリックになってる。しかも現実の部分と夢の部分があまりはっきり区別できない分、見るものの妄想をかき立てるものがある。
ストーリー自体は結構ありがちだと思うが、細部へフェティッシュにこだわった映像や、執拗に誇張されたハリウッドのオーディション場面、薄気味悪い降霊会だかコンサートだかわからない深夜の興行の場面など、芸が細かいので、気持ち悪さがストレートに伝わってくる。さすが変態リンチ。この変態エロオヤジにかかると、ナオミ・ワッツも形なしだな。レズシーン、オナニーシーン、自殺&死体シーンまで全部あり。オッパイの形がよかった。もう最高。惚れたので、他の作品も見よう(笑)。

というか、この作品自体も、最初からきちんと見たいので、DVD買ってきます。

投稿者:投稿日:2004-05-01 01:27:50
【ネタバレ不能】
ロスアンジェルスはああいう街です。
投稿者:やんこら投稿日:2004-04-19 22:56:25
【ネタバレ注意】

映画を観ている間、なんともいえない幸せな気分だった。何度も観てその度にどっぷり浸かった。これから観る人は、リンチの独特でちょっと切ないこの世界を感じてほしい。

そういえば劇中でナオミ・ワッツさんが「女優であり、その次にスターになりたい。」と言っていたが実際にもう名優といえるようになってきましたね。劇中の運命をたどらなくて良かった。

投稿者:fulcrum投稿日:2004-02-05 01:12:16
【ネタバレ注意】

私はこの映画の舞台はいつごろなのかとか、考証が気になるたちなので、見ていてとても落ち着きませんでした。アランはボクスターに乗ってるので現代なんだろうなー、と思ってると電話が80年代末な感じのダイヤル式だったりコードレスだったり、ジルバとか女性のファッションが50年代だったり、うーん落ち着かん。美術がいいんだなーと思ったらジャック・フィスクでしたね。
筋とかはもう他の方がばっちり解明してらっしゃるので、もー雑感しか述べられないのですが、ローラ・ハリングが叶姉妹の妹に見えちゃって乳脂肪たっぷりで腹一杯になった。とくに後半の自信満々なとこ。ナオミ・ワッツは前半の田舎娘が激良かったなー。後半は野良犬っぽくなったつーかコンビニ前にたむろするヤンキーみたくなったのがすごかった。同一人物に見えなかったよ。老夫婦は冒頭から不気味だなーと思っていたら案の定すごく怖いことになったので自分的にはすごく辻褄が合っちゃった(笑)。
あとロイ・オービソンの楽曲がよかったなー(Crying:ジョーランドー)。
車が不気味に、効果的に使われてて、とくにタクシー内の老夫婦は怖かったよー。あーアメリカはやっぱ車ないと暮らせないなー、なんて思ったけど、もしロスに行くことがあっても、車でマルホランド・ドライブに行くのは怖くて無理。夢に見るんですよ。街を見下ろす丘の上にブルネットの女が立ってるのを……。

投稿者:Carol Sakeski投稿日:2003-11-19 11:16:35
この作品、リンチ作品だと知らずにWOWOWで
見てしまい、彼の作品は“ブルー・ベルベット”で
決別したはずなのに、また見てしまい、胸くそ悪い
気持ちでいっぱいです。
これだけ名が売れた映画なんだから、きっと
一般向けに新たな挑戦ぐらいしてるだろうと
淡い期待をしたら、見事に撃沈…。はー。
私もリンチ監督を甘やかせるべきではないと
思います。メジャーで配給すべきじゃない。
まあとにかく、二度とリンチワールドに
迷い込むようなことはしたくないです。http://www010.upp.so-net.ne.jp/Carol_s/
投稿者:NARU投稿日:2003-11-13 17:29:14
WOWOWでやるたんびに見てるよーな気がする(^^)
気持ちの変化…どきどき(初めて見たときは何だ何だって感じ)
→うーん(初めてみたとき、すぐにテープを巻き戻してもう一回見てしまった。けど理解できない)
→疲れた(意地になって、理解しようと考えながら見てるため)
→怖い・おもしろい・悲しい(やっと理解できた)
→気持ちいい(気づいたらリンチ監督の視点になってる)というような感じ。もうやみつき(中毒)になってしまった。この心地よさはたまらんぞー。
投稿者:リド投稿日:2003-09-19 17:42:31
この監督の映画は画面をハイブライトにしても独特の暗い雰囲気が漂う。この映画の難解さやわからなさに比べて、SPECIAL FEATURES の監督インタビューは理解できるし、共感させられた。本編(PLAY)以外を見ようとして、突然電話のベルが鳴ったのが、一番のミステリーだった。
投稿者:すかたん投稿日:2003-08-24 11:54:12
ナオミ・ワッツの裸がたまらん。(^^;;
けっこう歳がいってるのに最高にスタイルいいよ、この人。

全体的に、おどろおどろしいながらもグロじゃなく、
独特のムードがあって、感覚的に楽しめる映画だった。
投稿者:M&M投稿日:2003-08-09 13:03:03
なんとなく有名な監督なので・・・観たんですけどね。
?でした。
映像は美しいし、ナオミ・ワッツもいい味出してたし、音響もマル。
ストーリーが?なんです。
それがデヴィット・リンチだっていったら
それでお終いだけど、
映画はこうあるべきではない、みたいなのを感じました・・・。
自分の精神世界を描きたいなら
本の中で書いたほうがいいよっていってあげたい。
そしたらちょっとは私も監督の事が理解できるかも。
投稿者:かえる2000投稿日:2003-07-20 00:46:31
こういったジャンルの中では気持ち良い方だと思う。いろんな方が訳わからなかったけど面白い・・・と言っているあたりに表現されていると思う。似てる?(あんま。。全然かな?似て無いけど・・)ので「メメント」なんかより全然おもしろい。
投稿者:Katsumi_Egi投稿日:2003-07-09 21:00:44
【ネタバレ注意】

 これはリンチらしい不条理劇の目下のところの集大成だ。また女優の多面性を引き出す演出についても抜きん出ている。ナオミ・ワッツの登場の可憐さ、オーディション・シーンの妖艶さ、ラストに向かって加速度的に崩れていく様。もう堪りません。

 記憶喪失者の過去を辿る物語、或いは女優の卵の素人探偵モノとして引っ張っていく前半のテンションは大したもので「どうせこのストーリはどこかで崩壊するのだろう」と思いながら見ていたのだが、「これはこれで一般的なミステリー映画として落とし前がつけられたなら大傑作だ」とも思っていたぐらい。しかしラスト近くで一気にストーリを放棄する潔さも図抜けている。清冽なナオミ・ワッツが憎悪の塊に変転する、或いは終始怯えていたローラ・ハリングが図太い貫禄を見せるコントラストの妙。また序盤で登場させた壁の向こうの怖い顔の男までキチンと絡ませて描いて見せるのだから狡猾なぐらい巧い。

 この作品のような梗概(あらすじ)を記しただけでは全く面白みが判らない、しかしながら映画の画面として造型されたものを見ると圧倒的な魅力を感じる、という類の作品こそ真の「映画」だと思う。
http://www.page.sannet.ne.jp/egi/

投稿者:ぶう投稿日:2003-05-23 04:57:42
結局頭はこんがるばかりだけど、なぜかメチャ面白かった。
とにかく女2人の記憶がごっちゃになって考えればいいんだ。
投稿者:J.T.投稿日:2003-05-09 23:37:43
【ネタバレ注意】

 映画を解釈するのは野暮と承知で、この映画は解釈欲をそそります。こんな謎解きを思いつきました。ごめんなさい。
 この映画のタイトルカット(物語の象徴!)はまさしくダイアンの枕です。さらに後半、青い箱があけられる直前になってベティは突然消えます(それももっとも不自然な消え方で)。さらに箱が開けられた後、リタも突然消えています。その後のシーンには、はっきり区切ることなく深いディゾルブで移行します。そのシーンは、「世界のすべての人の運命を握る男=カウボーイ」がダイアンの寝室をのぞき「起きる時間だ」というもの。しかもこのシーンで最初のダイアンの寝姿ではまだ生きている肌(または死後まもない肌)なのに、「起きた(のでしょう)」後の次のカットでは肌が死人のものになっています。
 ということを考えて、この映画を自分なりに陳腐に編集しなおすと・・・・
[人同士の女優のカミーラと売れない女優のダイアンが監督のパーティーにいく(そこでダイアンとカミーラの「真実の」なれそめが分かる。ここでダイアンはカミーラを嫉妬から殺すことを決意。運命を操るカウボーイマンもその場に姿を。大家のココは存在せず、本当は監督の母親。ダイアンに同情の仕草を示して見せたことから、ダイアンの記憶の中には「優しくて頼れる人」という記憶が生まれ、夢の中で大家さんなって心配してくれることになる。
▲ミーラとダイアンが愛し合うシーン。※部屋を変えて間もない時期なのか、後で前の住人が取りにくる灰皿がまだある。
ダイアンによる殺しの依頼。このときダイアンは現実にいたベティを目にとめ、初々しい彼女の記憶が残る。たまたまレジにいた男の顔も彼女の記憶に残る。
ち阿僚賛佑灰皿をとりにくる。「青い鍵」がもう届けられていることから、カミーラは確実に死に、それでもカミーラが忘れられぬダイアンは自殺。
ゼ殺したダイアンの魂はなおも愛するカミーラと一緒にいる夢を見る。その夢は映画の冒頭のシーンから始まる。「車をなぜとめるの」というリタの言葉は、実は夢を見ているダイアンが体験した記憶なのだ。カミーラは殺されているはずで、彼女がどう死んだのかをダイアンは実際にはよく知らないはずなのだから。ダイアンの魂は現実をさらにつくりかえ、一人助かり息も絶え絶えのカミーラが自分の住居にやってくるようにする。(このときにカミーラの見る夜景も、実はダイアンの記憶のなかの夜景である)ダイアンの魂は、汚れを知らなそうないつぞの食堂で見たベティの名を借り、怯えるカミーラを保護。自分が主役をさらわれた実際のオーディションを再現し、カミーラを貶め、自分が栄光を勝ち取る物語につくりかえる。
※監督のエピソードはカウボーイの役回りをはっきりさせるために挿入されたエピソード。カウボーイの言葉「自分の態度で人生は変わる。この意味をよく考えろ。どうすべきかわかれば何もなかった顔で仕事に戻れ」。カウボーイは運命の操縦士だ。
Δ靴しダイアンの死を見たカミーラがダイアンを思い出すかのように、髪を金髪に染め(愛の究極の形=同化、ですな)しかもベティとリタが夢の中で実際に結ばれてしまうに及んで、幸せに形作られてきた物語は一気に現実に近づいていく。深夜の芝居小屋ですべてが鮮明になり、ダイアンの魂が今生の別れに見た夢は終わりに近づく。そこで「青い箱」が現れ、まずもともと存在しなかったベティが消え、箱を開けたカミーラも消える(だって彼女はすでに死んでいるのだから)。すぐ後に出てくるルースは実はこの部屋を人に貸したりしていなかったのでは。
本当のラストシーンは、カウボーイマンがダイアンの寝室を開け、死んでも夢を見ている彼女に「起きる時間だ」という場面です。夢から目覚めた彼女はその直後にただの死体になっている、というわけ。
 ということでダイアンが自分の生前の記憶をもとに、切ない夢を見た、っていうのはどうでしょう。「バンドはないが音がある」は結構そのものずばり。この芝居を見て夢から覚めるというのもわかりやすい気がします。
野暮とは知りつつ、こんな解釈しちゃいましたが、そう思ってみてもいい作品です、ハイ。
<br>

投稿者:ジャポニカ学習帳投稿日:2003-05-09 15:04:53
何じゃこれ、途中4回ぐらい寝てもうた

全然わからんかった
投稿者:4531731投稿日:2003-04-27 00:30:48
 人が破滅する時、その砕け散ったものを宝石でも愛でるようにいとおしむ思う人のことを詩人という。リンチも三文記事にしかならないような女の運命を優しく取り上げてる。
 エンドロールでひとりの女性にこの作品が捧げられているのがわかる。リンチの知人でしょうか。若くして亡くなっています。映画が墓標ってのもイキですね。マドンナみたくスターにならなくてもこうやって詩人に取り上げてもらって主役になれる。志半ばでついえた映画に出てこない女の存在を強く感じる。
 ハリウッドの華やかさに憧れてやってくる女はゴマンといるんだろうけどそういう女たちに向けたレクイエムの趣き。深夜の舞台で歌う女性歌手の歌が悲しい。ナオミ・ワッツのあのシーンもかわいそう(おどろいた)。
 人は誰でも何かを隠してるけど、それが無意識的抑圧の場合、当人さえ何を隠しているのかわからない。けど絶えず何かに脅されてるのは分かるはず。それは長い間隠しきれる物じゃない、それに顔を付き合わせる日はいずれやってくる。ギロチンが飛ぶ、ガロットが締まる、粉砕機が唸る。リンチはその恐怖と悲しみを青い箱と青い鍵の出会いで表現した。
 http://homepage3.nifty.com/garrrot/
投稿者:SAM投稿日:2003-04-07 22:35:37
【ネタバレ注意】

正攻法な場面構成を無視した複雑なストーリー展開に話題が集中した、デイヴィッド・リンチ監督の現時点での最高傑作。
その難解さは半端ではなく、1度や2度見たくらいでは完全な解釈など到底不可能
だ。
これほど「繰り返し何度も見たい」という衝動に駆られる作品は、そうお目にはかかれない。
巷では、「"現実"と"夢"の2部構成の作品だ」「いや、"現実"と"夢"と"夢の夢"の3部構成だ」など、場面構成を巡って様々な解釈が飛び交っているが、監督自身は「見る者それぞれが答えを出してくれればよい」と公言している。
我々、見る側としては、見るたびに新たな発見をしていけばよいのではないか、ま
た、それがこの作品の正しい楽しみ方だと思われてならない。
優れているのは、複雑なストーリー展開だけではない。
各シーンの美しさ、先を期待せずにはいられない見事な演出、俳優陣の優れた演技、そして完成度の高い脚本など、傑出した部分が多々あり、見応えのある出来となっている。
何よりもストーリーそのものが非常によい。
成就することのない愛に苦しむナオミ・ワッツ演じるダイアンの哀しみが、痛切に観客に伝わってくる。
悲しい女の嫉妬と情念にハリウッドにおける映画制作の暗部が絡み、まさに出色の出来だ。
ナオミ・ワッツとローラ・エレナ・ハリングには、惜しみなく拍手を送りたい。

投稿者:GRIFFIN投稿日:2003-04-05 15:12:02
 リンチ作品じゃ| メビウスの輪が何処でよじれてるのか |を考え探すのは無駄でしょうっていうのが正直な感想!!。
 さて内容は、悲しく切ない恋物語。筋もキーワードもしっかりしてて難しいとは思わない。逆に、だいぶ大人しくシンプルになってしまった感が強い。それでも、符号のような登場人物達や不気味な効果音そしてスローな映像が、しっかりリンチワールドだった。目新しさが無い点が残念といえば残念でもある。。。でも、謎を謎のまま2H30min引っ張る映像は刺激的でぞくぞくする。
投稿者:トレマー図投稿日:2003-03-21 04:54:45
話がわからなくても、面白い映画だった。
投稿者:いまそのとき投稿日:2003-03-02 14:53:57
とは思いながらぐんぐん引き込まれた。なんなのだろう。リンチのおどろしい魔空間。筋書を追っていっても結論は出ないよ。メメントみたく切り刻んでつなぎ合わせたらもしかしたら明解になるかもしれないけど私には興味ない。意識の世界ってこんなものなのかもしれないしね。事実がどうだってことより、現実は不可解なことだらけでしょ。この世界。
投稿者:noreply投稿日:2002-12-24 22:43:19
筋の通るおもしろさも確かにあるが、その点はリンチのご愛敬と言ったところか。
リンチ作品の本当の値打ちは勿論演出にある。
投稿者:BLANCHTT投稿日:2002-12-20 05:05:29
【ネタバレ注意】

この作品には人それぞれ共通性を持ちつつも違った解釈をするものでしょう。
私のこの作品の解釈(といっても全然わからんのですが・・・・・)は、なんというんでしょう・・・・・あの青い箱は何かを象徴しているんではなく、あれは一つのトンネルみたいなものでしょう。
女優として成功できない女とコネで女優の道を登る女の「勝ち負け」と、レズビアンという(まぁ生物学的に言えば)「禁断の愛」というものをある共通性をもって通話し、そして繋ぐ。さらに「マルホランドドライブ」というキーポイントをアプローチとして「ハリウッド」という社会を描きたかったのではないか。

「勝ち負け」は芸能界では相当に大きく出る事項だし、ハリウッド女優は昔からレズビアン説、バイセクシャル説は有名で「トゥームレイダー」のアンジェリーナ・ジョリーや「6デイズ7ナイツ」のアン・ヘッチ(ヘッシュ)はカミングアウトしている。

私の方程式は

■(勝ち負け+禁断の愛)×マルホランドドライブ=ハリウッドの断面

投稿者:toshibon投稿日:2002-11-24 04:19:57
デビット・リンチの映画は難解だ。それはストーリーの面白さやテーマを求めてこの映画はなにを訴えているのだろうと理解しようとするとよけいに混乱して分からなくなってしまう。だから彼の映画は嫌いという人も多いと思う。でもこの映画は非常に面白かった。とにかく目が離せなくCGやSFXがあるわけでもなくなぜか非常に怖い。だから彼自身がインタビューで答えているように音楽は解説など必要なく聴く本人がどう感じたかを大切にするように本編をみれば良いと。人はとかく論理を求め物事を筋道を求め理解しようとしてしまう。でも理解できない不条理なことも多々あり非常に不安や恐怖を感じてしまう。この映画がそうである。なぜか背筋が凍ってしまうような恐怖を感じてしまう。我々は緑色の小さな箱の中でなにか非常に邪悪な者に踊らされて抜け出せないと。
投稿者:hory投稿日:2002-11-18 15:08:58
思ってたよりはめちゃくちゃではなかった。
あらゆるところで物語がつながっており、後半部分で(ホントになんとなくだけど)全体像が見えてくる。
謎は沢山残るけれど、それを自分なりに考えるのが実に面白い!
リンチは観客に謎を与え、謎の答えは与えない。だから、いろんな説が言われているけれども、全てが正解でも間違いでもない。
他の人の考え方に触れ、自分なりの解釈を導く。それがこの映画の面白さ、リンチの魅力であると私は思う。
投稿者:ボッシュ投稿日:2002-11-14 04:25:18
もう、わけわからん。辻褄なんて合わせようがない。
オーディションの時に、相手役の親父が言った黒髪の女はリタ?
二度観ようとは思わないし、謎解きもするつもりはありません。
だって意味不明なところが多すぎて。
こんな理解不能な映画なのに、ひとつひとつのシーンには何か惹かれるものが
多いのはリンチの才能でしょうね。
怖いし、スリルもあるし、役者もなかなか。面白かったです。
投稿者:ポクスンア投稿日:2002-11-13 23:51:23
複数の女が入れ替わる“カミーラ”という操り人形と永遠に夢に
たどり着けない女。不可解な出来事と登場人物が織り成す不気味な世界に
惹き付けられたけど、楽しませてくれるなら“夢の都”の正体が
魔物が棲む所だとしても、そこに憧れも夢も持たない部外者には
全然関係ないよ、と思うのでした。
投稿者:映子投稿日:2002-11-12 20:41:08
見始めてから全然、目が離せない。デヴィッド・リンチ監督の映画だから何がキーワードになるかもわからないし、セリフ、小物、人物などに何の意味があるのか考えながらずっと見ていた。先が全く読めない。
で、結局見終わったら頭の中がごちゃごちゃ。だから考えざるを得ない。でも考えてもつじつまが合わない。
でも映画なんだから必ずつじつまが合うはず、ああじゃない、こうじゃないといろんな場面、セリフ、人物をつなぎ合わせる。
どちらかが、現実でどちらかが夢だという結論に達するがまだまだ謎だらけ。
リンチワールドはすごい。!
投稿者:あるぶる投稿日:2002-11-06 19:06:19
SFでいう多元宇宙を思わせる。

人間の記憶も、無限の「こうありえた世界」のひとつを、その場その場で選び取っているに過ぎないのかな、なんて。

はたしてこの映画が、そんな多元宇宙を客観的な視点で(マクロコスモス的に)描いているのか、ある人物の主観的な視点で(ミクロコスモス的に)描いているのか、どちらとも取れるあたりがリンチのうまさであり、一筋縄でいかないところだ。

サンセット大通りの標識がこれ見よがしに出てくるあたり、ビリー・ワイルダーの「サンセット大通り」への目くばせが感じられた。あの映画も、記憶の多層性をテーマにしたものだった。同様に、「死者が語る」という設定でもあった……。

なんだかどうしても形而上学的なコメントになってしまいますね。
リンチさんは「そんな難しいこというなって」と言うかもしれませんが。
投稿者:こたろう投稿日:2002-10-22 22:04:11
作った方も自己満だし、見る方も自己満じゃないの。何年かたってから観ればこの映画が解るかも。今はわかんない。
投稿者:ゆーき投稿日:2002-10-21 10:40:52
不可解な映画だった。DVDには監督のインタビューも特典として入っていたが、監督も得に「この映画で言いたかったこと」は特に無いらしい。当初テレビシリーズで放映する予定だったが、映画にするにあたって、それまで考えてなかった結末を追加で撮影して足したらしい。

もの凄いサスペンスとか、ストーリーを期待して見てしまっていたので、途中で訳が解らなくなってしまい「こりゃメメントより難しい時間軸構成なのか?」とか思って、更に気合いを入れてみてしまったけど、結局そんなストーリー性は最初から無視して見るべきだったって、全部見終わって、特典映像を見て理解した。

インタビューで監督が言うように「音楽の様に感じてほしい」という主旨で作られた映画。たしかにシーンシーンを個々に見て行くと、素晴らしい独特の緊張感と、音だと思う。ナオミ・ワッツ&ローラ・ハリングも艶かしいシーンを展開していて見ごたえはある映画。でも個人的には★★☆
投稿者:いもこ投稿日:2002-09-26 20:35:04
【ネタバレ注意】

この映画の解釈はある意味「箱」を前後して、と解釈されている方も多く個人HPなどみるにつけ、「謎解き」は解明と論争で食い違いが面白い。

私は劇場で観てそのまんまの感想しかないので、リンチを語る価値無しの人間かもしれない。だって、謎解きなどどうでもよい人間だし>私

ハリウッドだって日本の芸能界のそれと少しも変わらない部分がある。演技力があるからスターになれるわけではない。フランク・シナトラがマフィアの力でショウビズ界に君臨していた時期もある。果たしてニコール・キッドマンがトム・クルーズ夫人にならなかったらここまでスターダムを築けたか? 演技下手くそがスターになった事もある。ハリウッドが実力主義とはいえ、そうとも限らないわけだ。

この作品を観て、夢見る女優が落ちぶれて果てて、実力者とずぶずぶの女がまんま成功して、そして復讐される。監督はゆすられて、なぁなぁでどうでもいいような作品をリッチな生活のために制作する。そんな芸能界悲喜こもごもと言った物語を思い出された。

我々の人生もこれによく似ている。「あの時、あーしてればなぁ!」後悔渦巻く平凡人生。幸せって難しいところだ。成功しすぎたい米国病気(アメリカンドリーム?)物語のなれの果て。

2時間半も飽きさせず客を自分の世界に引き込んだデビッド・リンチ勝利作とも言える。

投稿者:トリガー投稿日:2002-09-23 08:17:47
正直この映画を観終わったとき、何がなんだか分からなくなっていた。
なぜああなるのか?が多すぎて頭が混乱していた。
どれが伏線なのかな、と伏線探しにふけっていると
余計に頭の中がゴチャゴチャしてくる。
考えば考えるほど深みにハマってしまうのだ。
けど、この映画はそこがいい。
完璧に理解しようなんて思わなくていい。
もう、この異様な雰囲気を味わえただけでも満足。
最近の映画の中では群を抜いて面白い。
投稿者:篭瀬山投稿日:2002-09-22 23:32:23
リンチって人は、サンセット大通りを堂々と歩いていればいいのに、いっつも自分からマルホランド・ドライブに入って行くんだよね。で、脱け出せなくなって最後はやっつけになっていたけど、それでこれだけ濃厚な映像世界を持ち出してくるんだから、勝手にしろ、とは言えない。ご勝手になさいませ、て感じか。あまり期待しないで見るのがいいんだろうけど、今回の収穫は女のエロスと泣き女@クラブ・シレンシオと(中略)、タン♪タラン♪タララララタラララ♪タン・・・
投稿者:theoria投稿日:2002-08-26 20:50:34
リンチ作品に於いては総じて「観る」というよりトップリと「浸る」という感覚の方が相応しいと自分には思える。直観の美学に裏付けされたとも解釈できる独特な表現力はインスピレーションに溢れ、コレステロールの溜まりそうなコッテリ毒々しい独善的な要素を含みながらも動脈硬化を起こすこと無く活気に満ちている。デヴィッド・リンチにあって筋を必死に見い出そうとすること自体がナンセンスであろうが、本作は決して抽象的で難解な部類には属さないと思う。「お静かに!」「バンドもオケもありません!」と発するショー・マンの言葉に収束される物心二元論の世界と解するならば寧ろ先祖返り的な古典作品とも捉えられ、靄も自ずから晴れてくる筈だ。その意味で核心を喪失せず俄か心象映画に終わらせていないところはリンチの凄味でイメージ具象化過程での如才ない構成技術の底力を見せ付けられる。分析判断、総合判断の両面からメスを入れられても「難点」を露わにしない強かな作品だと思う。とは言うものの個人的には手放しで喜んで観てはいない。例えれば、いくら薫り高いダージリン茶でも煎じ過ぎれば芳香が台無しになる。本作は台無しとまでは行かぬが突出して自意識過剰なリンチの自作への「耽溺タイム」が僅かばかり長かった為か?客のティーカップへ注ぐのを遅れさせた・・・。素人で解らぬが編集に手間取ったのか?欲を言えばもう少し新鮮味が欲しかった。過去の作品の「二番煎じ」とまでは言えないまでも・・・。そこが少々惜しい気がする。
投稿者:no reply投稿日:2002-06-30 04:00:37
この映画、リンチにしては筋が通ってる!
話がわからん人はきちっと見直すことが大事、
分かりにくいが筋は90パーぐらいとおっておるよ。
とにかくリンチ作品は必ず見なきゃならんよ、君、と実感
させる作品でした。

僕は今作で彼を本当に信頼しました。
彼は「狂気」等の人間のダークサイドの部分を、
俗な趣味のレベルを超えて、本当に真摯な姿勢で
芸術として完成させようとしている様に感じる。
彼の作品を面白半分の、「ぶっ飛んでるなー」的姿勢で
見るのは間違いだとおもいます。
投稿者:ゆういち投稿日:2002-06-10 06:29:20
デビッド・リンチ監督の映画を見るのはこれが
初めてだけどいきなり訳の分からないダンスが始まり
そしてこれまたいきなり画面が変わってロ−ラ・エレナ・
ハリングのアップになり一体どういう映画なのかと
ワクワクした。その後は・・・・・・
全体にあふれる不穏な空気、幻惑的な映像、いわくありげな
登場人物、そして主役二人の圧倒的な魅力などに惑わされて
しまいそうになったけど本来謎解きの部分に当たる後半で
更に謎が深まり私は確信した。これは失敗作だと!分かり難い
映画イコ−ル悪いなどと言うつもりはないけれどこの映画の
分かり難さには引っかかるものを感じる。脚本もしくは編集に
欠陥があるとしか思えなかった。主演のナオミ・ワッツと
ロ−ラ・エレナ・ハリングはとてもよかった。特に後者は
きちんと作品を選べば大物になると思う(誰でもそうだけど)。
投稿者:cowboy投稿日:2002-06-09 14:41:53
切なくて、切なくて・・・・泣きました。
投稿者:SYCO投稿日:2002-05-31 21:21:43
リンチだから、って観る人が甘やかしていたら、リンチはどんどん自分勝手に筋の通らない映画を作っていきますよ。
こういう、無謀で、でたらめな映画は『ロスト・ハイウェイ』の一本で充分です。
結局、全体の筋は通ってないんだから、場面場面を楽しむしか無いのでしょうが、それも出来ませんでした。 だってリンチは、何も新しい事してませんから。
女二人の主人公も昼メロっぽくで観てられません。
http://hp3.popkmart.ne.jp/syco3/index.html
投稿者:DaisyYoko投稿日:2002-05-18 22:25:56
初めてリンチ作品を見ましたが、とても面白かったです。
ていうかすごく怖くて一人で見に行くんじゃなかったと思いました。

切なすぎる恋愛映画だと思います。
ブルー・ボックスを開けるのがリタってところが一番切ない。
私は泣きましたね。この映画見て。
投稿者:こいぬ投稿日:2002-03-21 20:46:38
 この作品に溢れる感情的な渦は、なんだろう。もしかすると、この作品に涙してしまう人もいるんじゃないのかなあ。

 今まで、“超”人間的な精神世界の描写が行われる際には、ことごとく「非人間的」な立場からの無機質なものであったような気がする、今までのリンチ作品がそうであった様に。でも、精神的な世界とは、どれだけ人間的な範疇を超えたものであったとしても、一番人間臭いものであるはずだよね、だってそれは人間の脳でしかあり得ない世界なんだから。
 
 基本的な方向は、精神分裂病的なロストハイウェイと一緒(どのように解釈しても矛盾が生じる)だけど、上に挙げた点において、こちらの映画のほうがずば抜けて良い。
 これは、今までのリンチ作品があまり好きでなかった人も、必見。
投稿者:桃太郎投稿日:2002-02-21 17:36:26
【ネタバレ注意】

 リンチがリンチらしくなって帰ってきた。怪しい雰囲気、難解なストーリー、 50年代へのこだわり、良くも悪くもこれはリンチの映画。
 映画が終わった時、「何じゃこりゃ?」と思ったが良く考えて自分なりに再考してみると、この映画は二つの違う次元の世界がそれぞれ独立して存在していてそれを結ぶのがあの青い箱なのではないか。そしてあの空港にいた老夫婦や気味の悪い浮浪者はその存在を知っているのではないか。大体この監督の映画はストーリーをよく理解しようとすることに無理がある、その辺はチョット置いといてもリンチの映画は不思議な魅力がある。暗闇や効果的な音楽、怪しげな登場人物(ツインピークスでおなじみのあの小人も出ていた。)どれも日常生活とはかけ離れていて観ている間はリンチワールドに引き込まれ観終わった後もその余韻からなかなか抜けられない、今回もそんな世界を堪能しました。個人的には好きです。

投稿者:イドの怪物投稿日:2002-02-18 22:21:03
一昨日映画館で見たんですが、何とも言い様の無い映画でした。出来ればもう一度見て見たい映画でもあります。 主演の女優(ナオミさんって言うんでしょうか)は良かった。冒頭の出現した時の可憐な表情、、、終盤の表情。あれが演技ってんですかね、見事でした。しかしリンチの世界は解釈不能。
投稿者:しょんぺん投稿日:2002-02-17 13:52:28
マンハッタンのミッドタウンのエンパイア25という映画館でさっき観ました。当方、旅行客で、英語もほとんどチンプンです。字幕がないので、わかんねーだろうなーと思ったんだけど、リンチの映画に限っては、関係ねーな。存分に楽しめた。70歳代の老夫婦が話しかけてきて、「私にはわからなかったわ、あなたはどう?」って聞かれた。「私は何十回観たとしてもわかんないだろう……」ってニヤニヤしてました。DVDが出たら字幕でもう一度観たいです。
投稿者:文太投稿日:2002-01-17 08:20:58
もはや、『ブルー・ベルベット』を見たときのショックは・・・。
日本の宣伝用キャッチコピーは秀逸なんだが。
投稿者:TAK投稿日:2001-11-06 23:56:05
いったい「ストレイト・ストーリー」は何だったかと思えるような、昔のリンチに戻ってのリンチ・ワールドが展開。元々はボツになったTV番組のパイロットだったものに強引に後からフッテージをつけ足して1本の作品にしちゃったため、長いし辻褄は合わないし。しかしどうせリンチに整合性を求めている人はいないだろうから、リンチ作品だから見ると思っている人にとっては楽しめること疑いなし。個人的には彼のベストだと思う。
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