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息子の部屋(2001)

LA STANZA DEL FIGLIO
THE SON'S ROOM

メディア映画
上映時間99分
製作国イタリア
公開情報劇場公開(ワーナー)
初公開年月2002/01/19
ジャンルドラマ
生きているときは、開けてはいけないドアでした。
息子の部屋 [DVD]
参考価格:¥ 2,700
USED価格:¥ 247
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【解説】
 ヨーロッパにおいては既に名匠との声もある一方、そのクセの強さから必ずしもすべての人に受け入れられてきたとは言い難いナンニ・モレッティ。そんな“愛すべきマイナー”ナンニ・モレッティ監督が2001年のカンヌで会場中を感動で包み、みごとパルムドールを受賞した愛と癒しの家族の物語。息子を失った家族の苦悩と再生をあたたかな眼差しで描く。
 精神科医のジョバンニは、妻パオラ、娘のイレーネ、息子のアンドレアと幸せに暮らしていた。が、ある日、アンドレアが事故で死んでしまう。父ジョバンニは、事故の当日、息子とジョギングの約束をしていながら急患の往診に出てしまい、そのことで自分を責め、仕事もやめてしまう。家族はいつまでも悲嘆に暮れ、いつしかお互いの関係さえも悪化させていく。そんなある日、息子宛に一通の手紙が届く。それは息子のガールフレンドからのものだった。やがて、ガールフレンドと悲しみを分かち合ううち、家族の中にも少しずつ変化の兆しが見え始めていく……。
<allcinema>
【おすすめ作品】
A=無難にチョイス B=チャレンジの価値アリ C=発見があるかも!?
[001]Aマグノリア (1999)
[002]Aパリ、テキサス (1984)
[003]Aシザーハンズ (1990)
[004]A秋刀魚の味 (1962)
[005]Aファーゴ (1996)
[006]Aシン・レッド・ライン (1998)
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[008]Aアニー・ホール (1977)
[009]AM★A★S★H マッシュ (1970)
[010]Aフィッシャー・キング (1991)
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
27179 6.63
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【ユーザーコメント】
投稿者:TNO投稿日:2011-04-30 16:14:02
【ネタバレ注意】

受容と冷静が求められる精神分析医が、息子の死に直面した時どうなるかがテーマ。幸せな家族に突然襲う不幸から、徐々に家族の絆にヒビが広がる様子が丹念に描かれている。そこに、患者との会話がうまく使われていると思う。息子の元恋人が、早くも新しい恋人を作って、一緒に訪ねてくるが、この精神分析医は、寛大な受容を見せる。ここが一筋の光明となる終わり方は好みだ。最後に家族3人が訪れた海岸は、フランス側であろうか、穏やかな雰囲気も良かった。ナンニ・モレッティ、ラウラ・モランテは、押さえた演技。4、5名の患者役は、それぞれ個性があって楽しかった。

投稿者:nobiko.n投稿日:2011-04-18 01:18:18
理想的な家族に訪れた不幸。
仲が良いから早く立ち直れるのか、
仲が良いから壊れてしまうのか・・。

彼等の痛みに寄り添うような視線が心地よい。
素敵な作品でした。
投稿者:QUNIO投稿日:2010-10-02 14:11:29
なんか直接的な人物描写を敢えて取り除き、感情移入させないように作れれてますな。人によっては素直に感動できないもどかしさが残ると思うが、精神科医の父親の内省が大半を占めていて、心にじんわり滲みるいい映画だと思います。通俗性を拒否したマイナーな雰囲気がモレッティの特徴なので分かり辛い映画である事はたしか。
投稿者:kinenchyu投稿日:2010-09-10 18:19:57
たんたんと、そして暖かい視線でえがかれた作品でした。劇的なシーンは無かったけれど、なんか心に余韻が残る作品でした。
投稿者:ジーナ投稿日:2009-05-12 22:34:51
家族の再生を描いたヒューマンドラマです。
息子の死によって父、母、姉のそれぞれが傷を負い、、毎日の生活に少しずつ変化が生じる展開は淡々としていますが飽きませんでした。

父親の職業が精神科医になっているのも興味深いですね。
患者には様々なアドバイスと答えを与えているものの、実際に自分が問題に直面した時の対処法は分からず、、息子の居ない悲しみや自分のとった行動に対する怒りを募らせていく・・・という描写は秀逸で、設定と皮肉が効果的にストーリーに反映していたと思います。
とりあえず、精神科医って大変な職業だわ。

仕事も順調な旦那に綺麗な奥さんに素直な子供たちと言う元々が完璧な幸せ家族なのがチョット現実離れしすぎているので退屈でしたが、だからこそ些細な日常の風景が壊れてしまった時の家族の苦悩を深く感じられました。
シンプルな構成と静かな展開で描いているからこそ、心の機微が伝わってきたのでしょう。
劇的な展開は一切ありませんが、その時その人が本当にこの空間に存在していた事を示す写真が感情の一番の盛り上がりになっていたと思います。

家族愛、人間が持つ本来の強さと弱さをサラリと描いていますので物足りなさはあるかもしれませんが、鑑賞後の余韻はとても心地よいです。
印象深い音楽や柔らかな映像も作風にピッタリ合っていてしみじみできました。
小作品ではありますが、丁寧な演出が身にしみましたね。

結論;心の傷を癒すのは時間ではなく、必要な人間との関わりだ。
投稿者:jordandas投稿日:2007-10-16 20:39:59
愛し合って理解し合っている家族のように見えて、どこか冷たい空気を感じた。たとえば、父のジョバンニが、家族のそれぞれの予定なんかお構いなしで映画やジョギングに誘う強引さに。静かだが、結構なワンマン振りだと思う。

息子アンドレアが死んだ日も、もともとは友だちとの約束があったのに「いいじゃないか」と無理やり誘う。結果、急患の往診に出かけた自分を「あの日ジョギングに出ていれば」と後悔する。その患者をも、見るたびに「あの日断っていれば」とさえ思ってしまう。

死んだ後は悲惨だ。夫婦はそれぞれの悲しみに埋没し、娘一人が懸命に明るく振舞っている。よくできた家族に見えて、アンドレアの死でより一層バラバラに見えてくる。

しかし、恋人の出現で家族としての結束が見えてくるのだ。
恋人の手にあるアンドレアの部屋で撮ったアンドレア自身の写真はどれもいい顔、楽しげなポーズで、彼女に寄せる思いを感じるものだ。

もし、この恋人が居なかったら・・もし、手紙が届かなかったら・・もし、こちらから連絡しなかったら・・。家族の再生はなかったかもしれない。
投稿者:ロビーJ投稿日:2007-08-31 20:04:41
とにかく本作は淡々と静かに温かい目で描いている作品という印象でした。家族を失うという悲しみほど辛いものはないということも改めて感じましたね。まぁありがちな話だとは思いますが、描き方と雰囲気はとても良かったし、皆さんも言われている通りラストが本当に良いです。
何にしても私は普通に見てよかったなと思える作品でした。
投稿者:SHELTER PEOPLE投稿日:2006-12-29 02:22:27
もう少し分かり易くしてもいいのでは?と思うほど淡々と描かれていて
好感が持てた。しかし感情を乱されるようなグッとくるモノはなかった。
数年後に再度鑑賞すると違うかもしれないが…。
投稿者:terramycin投稿日:2006-11-14 11:46:35
【ネタバレ注意】

題名は非常に良いと感じた。
思春期の子供の部屋には色々な思いや秘密が詰まっていることを連想させ、この作品についても興味が膨らむ。
しかし、実際の物語は「家族の葛藤」といった方が正しいと感じた。

息子はあっさり死ぬ。息子の家族への思いは語られておらず、残された家族の思いを際立てさせている。

夫の仕事の場面が個人的に少し多すぎて飽きてくるし、もう少し少なくても精神科医としての夫の思いは伝わってくると思う。

この作品は以前見たのであるが印象が薄かったので見たことをすっかり忘れていた。今回見ても題名ほど作品の印象は薄かったように感じた。

投稿者:KUROSYOU7投稿日:2006-10-16 06:07:12
予言しておきたい。
この作品は、映画史の上で相当な地位を占めることになるだろう。「道」のように。イタリア人がいかにとんでもない人たちであったとしても、少なくとも映画においては実に優れた民族であることが証明された。
私も精神を病んでいるのだろう。
投稿者:Salat投稿日:2006-10-10 01:36:15
【ネタバレ注意】

悲しむのは当然だが、悲しみ続けても、、親がしっかりしないと娘がかわいそう。自分が親になってからでないと理解できない作品かも。見放された(?)患者にも同情してしまう。内科や外科ならまだしも、、

投稿者:ばんぶー投稿日:2005-04-22 08:08:52
【ネタバレ注意】

他のコメントにもあるように、宣伝文句が映画の良さをまったく表現してない。
 モレッティの映画は基本的に「モレッティのモレッティによるモレッティのための映画」と思っているので、予想外の実に真摯なテーマとの向きあい方に、おもわず感情移入してしまった。
 新しいボーイフレンドとヒッチハイクするという彼女を見送ることで、すくなくとも家族は、残された者でなく、生き続ける者にシフトできる。
 ロケ地はアンコーナとのことだけど、夜通しフランス国境まで600kmぐらい運転したことになります。もっとかな。その無茶な距離感もまた翌朝の家族の笑顔を産んだのかもなんて思った。

投稿者:タロウ投稿日:2005-01-09 02:17:59
 設定やストーリー展開はありきたりだが、ラストシーンが美しい。。だいぶ時間が経ったいまでも、音楽とともに映像が浮かんでくる。なので、まあグランプリでもいいのかも。
投稿者:めいしゅう投稿日:2004-11-20 11:20:31
【ネタバレ注意】

息子のガールフレンドがいつ出てくるのかと思ったら、ずいぶんあとのほうでした。あらすじにあるような、息子の素顔を一緒に探しながら死を受け止めるっていうのは、まったくなかったような。。部屋だって、写真だけでしょう? テロップが流れ出したときは「えーっ」。。。家族の描き方はいい感じでした。

投稿者:ふじこ投稿日:2004-09-11 07:09:17
淡々と進んでゆくお話のように思えるんですが、その中にも息子を失った悲しい気持ち、家族の思いがとても伝わってきました。時が過ぎて気持ちが癒えてゆくと共に、これからも生きてゆかねば、先に進まねばという感じの静かなラストも心に残ります。
投稿者:さち投稿日:2004-07-12 02:38:19
ドライブがよかった
投稿者:imoimom投稿日:2004-03-11 20:35:28
息子の表情がすごくいい。
はにかんだり、はじらったり、わらったり、うそついたり、
写真の中の表情もすごくいい。
なんだか、あの顔を見てるとママが泣きまくるのもわかる気がする。
投稿者:NYY投稿日:2003-12-09 00:44:13
【ネタバレ注意】

 期待してたのとはチョット違ったけれど、なかなか良い映画です。
 ただ、死んだ息子の部屋に何か凄い秘密があるかのような宣伝をするのはよくないです。期待を裏切られたような印象が残ってしまいますから。
 後半、息子のことを好きだったという女の子がヒッチハイク途中に現れて、車で送ってあげるうちに、家族は癒されていく。つまり、家族は自由にヒッチハイクをしてる若者達と接してるうちに、自分達もそろそろ息子の死から自由になろうという考えを持つことができた。トラウマとは癒すものではなくて、そこから自由になるものなのだろう。
 
 ところで、お父さん役の俳優が監督のモレッティ氏だそうだが、自分のアップが多すぎ。あんたナルシストかっての。

投稿者:トレマー図投稿日:2003-03-22 18:45:16
うーん・・コメントしづらい。ラストが印象的。
投稿者:CC投稿日:2002-12-25 00:08:05
傷って言うのは、それがいいことなのかどうかは別として、
自然治癒力があるんだなぁと思った。
どんなに大きな傷であっても、それはじわじわと治ってゆく。
それが健康的なんだよね。
でもその傷が、大きな物であればあるほど、
「そこに傷があった」ってことは、けして忘れない。
投稿者:ミケーレ投稿日:2002-08-11 03:26:27
前回のコメントは「息子の部屋」を好きになれない人に向けて書かれました。
「素直に感動した」という多くの人たちを馬鹿にする気はなかったつもりです。
ピリピリしていたのでああいうものになってしまいました。
弁明:私自身がモレッティに求めていたものは、
これまでの彼の作品で見かけられるような 焦りや苛立ち、怒り、悲しみあるいは喜びを
表現するときの瞬間の行為のおもしろさであって、それは多くの場合「笑い」を誘うものだったと思います。
「息子の部屋」では、唐突な事故死の悲しみを受け止め、前向きに生きていくことが強調されていますが、
それは徐々にボカシを取り除いていく行為であるともいえるものです。
そして、そのような持続的な行為を、(これは個人的な見解ですが)本質的に瞬間の行為の人モレッティは
ぎこちなさを伴って演じざるをえません。
そして、そのようにして自然な形で表現された、ぎこちなさは
「人間の弱さ」をあらわす困惑の身振りとして感動を呼び起こす一方で、
瞬間と持続の不均衡から成り立つ、ある種の「笑い」を生む可能性もあるのではないでしょうか。
というのが前回のコメントの趣旨・屁理屈で、
私が過去のモレッティ作品からなかなか抜け出せていないことの証となっているかもしれません。
このように、私は「息子の部屋」に対してなかなか素直になれないのですが、
基本的には単純な性格なので、細かい不満はあるにしろ、この作品を評価しています。

本来書かれるべき素直な感想:国境までのドライヴのシーンが素晴らしかった。早朝の海の美しさが映画のすべてを語っている。
私はこのような簡単な感想が書ければ満足する予定だったのですが・・・ 肥大してしまった(奴の罠?)

前回のコメント:『息子の部屋』が退屈だといわれる最大の理由は、
その物語内容が「退屈だ」と発言することを
暗黙のうちに禁じているからではないか。
良心の呼びかけに耳をかさずにこの映画をみることを強く勧める。
そうすれば、ついこの間までじたばたしていたモレッティが
まがりなりにも精神科医を演じているのを眺めるだけで
爆笑せずにはいられないはずだ。
投稿者:Longisland投稿日:2002-08-10 19:51:47
何をもって「イタルア的」「非イタリア的」と判断するのか、お馬鹿な私はわからん
でも、死んだ息子に彼女がいたことを知る、そしてその娘が訪ねてくる・・・これは映画的
そんで、新しい彼氏と一著に、ヒッチハイクで旅行中なんだ〜・・・・これには驚。
米食ってる日本人and日本映画的にはちょっと考えられんよね。
思いつめた少女が彼の霊前で線香あげて泣き崩れ、その姿に家族が目頭を抑える・・・
ていうのが日本映画でしょ、そういった意味では「非日本的」であり「イタリア的」かもしれない。
まあ、イタリア=感情ストレート、ドイツ=硬質組織、フランス=恋愛云々
ステロタイプの決め付けは解りやすいけど、そんなに単純なもんでもないってことか。

決してモレッティー贔屓ではないが、「ビアンカ」からなんとなく観続けてると彼の作風の変化、おこがましい言い方だけど成長が感じられるんだよね。下の方のいわれる「〜表現するときの瞬間の行為のおもしろさであって、それは多くの場合「笑い」を誘うもの〜」は理解できるし、彼の作風の基本だった。
でもそこから変化していく変化点に本作品は今後位置付けされるんじゃないかな。

ともあれ、モレッティーというクセのある監督が家族愛を斜に構えることなく正面から描いた、このことに映画ファンして良かったと感じた。
投稿者:呂々都馬4投稿日:2002-08-09 03:00:57
この作品が、カンヌでパルムドールを取ったのは分かる気がしました。

最近はこの映画のキャッチコピーの通りいわゆるドラマ的な「死に隠された秘密」や、泣かせるために作られた「死」がやたら最近の作品が多く、映画を観て泣いたとしても「自分が泣きたいがためにこのキャラは殺されたんだなぁ」のような変な罪悪感を感じてたりしてたんですよね。映画好きのカンヌの人たちもそういう最近の風潮に辟易していて、この作品の身内の死をゆっくりと乗り越えていく姿勢に素直に拍手を送ったんじゃないかな?

キャッチコピーは全く逆のアプローチをすべきだったと思いますね。配給会社の人は「パルムードール」って知ってちゃんとよく観ないで宣伝したんじゃないですか。

どちらかというと「生きているときは開ける必要のない部屋でした」って感じじゃないですか。上手く表現できませんが。

映画を観初めたばかりで、ひねりのきいたラストなどが大好きでしょうがない時期の人にはあまりお勧めできない映画だと思います。どちらかというとそういうすれた映画に疲れた人にお勧めです。ゆっくりなペースに慣れるまで結構長い映画ですがラストまで観ればきっと不思議な感動が得られると思います。僕のなかでは近年久々のヒット作です。

「前立腺〜」に、
北イタリアに住もうが南イタリアに住もうが死んだ人をいたむ気持ちは変わらないと思うし、特に前半散々見せられたこの家族の様子を見れば、あの悲しみ方は納得できると思うんですけど。
投稿者:cario投稿日:2002-08-07 18:23:10
このテーマをテオ・アンゲロプロスが撮ったらどうだっただろうと思った。息子の恋人が現れてからエンドまでがよくて、あとは完全に退屈で壮大な時間の無駄を感じた。
投稿者:theoria投稿日:2002-07-30 23:27:54
地に足が着いていない。尿道が弛緩してお漏らし状態。非イタリア的、つまり直情径行的「パッション」の一片たりとも存在していない。息子の死を大いに嘆くがいい。嘆いて当然だ。しかしウダウダと回想と悔恨に明け暮れる「嘆き」はイタリア的パッションではない。少なくとも犬畜生だって子が死ねば嘆く。第一、息子の死への反応が父、母、娘と異なったベクトルへ進むならば、最も良心の呵責に耐え切れぬのは紛れも無く父親ジョバンニであろうから、精神分析医を辞める程に追い詰められているならば、後追い自殺でもするがいい。ナンニ・モレッティは北イタリア出身なのだろう。少なくとも南イタリア、殊にシチリア出身の血の気の多い「如何にもイタリア人」ならば、さっさと保険金を残せるよう手配して自殺するか、さっさと忘れるように「家族」と共に乗り越えようとするに相違ない。この本来明確であるべき筈の選択肢が何となく日本人好みの「ボカシ」で以ってはぐらかされている。「煮え切らない」のだ。何回トイレへ行っても便意がジワジワと続くような映画・・・というのが最も適切な表現だと自分には思える。そもそもナンニ・モレッティの歯の浮くような「安っぽ〜い」声を聞いているだけで苛々する。ヒゲ面で重厚感を繕っても「軽量」は払拭できない。いくらイタリア好きでも駄目なものは駄目だなぁ・・・といった作品でした。
投稿者:いまそのとき投稿日:2002-07-28 22:01:02
同じ家族でもそれぞれの思いはひとりひとり違います。この父親は息子を失ってより愛の深さに気づくのです。それは自分自身に対する葛藤でもあります。その切ない切ない慙愧に満ちた思いがほのかな安らぎに変わるときがこの映画のハイライト。子を持つ親ならきっとわかるはず。我が子を、もっと愛して理解してやりたいと思うはず。家族こそ愛そのもの。すばらしい映画。
投稿者:どら投稿日:2002-07-27 16:00:07
本当に淡々と描いてある映画、死んだのも出来事の一つと描いているのがいい
去年はダンサー・イン・ザ・ダークが獲ったパルムドール
しかしこの映画はダンサー・イン・ザ・ダークとはまったく正反対な映画だと思う。
自分はこっちのほうが好きだ。

しかし高校生が「ブライアン・イーノ」とか聴くかぁ〜?
投稿者:まの投稿日:2002-07-10 17:10:04
【ネタバレ注意】

静かな映画だった。
父親の精神分析の場面がやたら多かったけど、息子の死の前後での父親の違いをみせたかったのかなあ?

それに、息子のガールフレンドが現れて、そこから衝撃的な事実が暴かれるのかな・・と期待しながらみてたけど、それもなく。

考えてたような映画とはだいぶ違った。
ラストに流れてた曲はよかったな。

投稿者:good-forest投稿日:2002-05-22 21:25:20
良い映画だったのだが、あまりに淡々としていたので、途中で寝てしまいました。死んでしまう息子役の男の子が、生前から生きているにもかかわらず、ものすごく印象が薄かったのが心に残った。
投稿者:ポクスンア投稿日:2002-04-14 03:00:27
【ネタバレ注意】

あんなにコミュニケーションがあって仲が良い家族なのに、“息子の死”という共通の悲しみを共有できないことが、驚きだった。それがヒトの孤独を際立たせていたと思う。結局、悲しみは個人個人で乗り越えなければならないのねって改めて教えられた感じ。ラスト、絆を取り戻したような3人が微妙にバラバラの方角へ歩いていくシーンにも“ひとり”を感じさせられました。
ところで他の方も言ってるけど、この作品の邦題(原題はどうなのか、イタリア語さっぱりの私にはわかりませんが)とコピーは客を騙していると思う!これに始まった事ではないけど、配給会社の仕事ってホントにいい加減。

投稿者:すなかけ投稿日:2002-03-06 14:37:57
【ネタバレ注意】

息子が亡くなっても全然家族崩壊しているようには見えんかったぞぉ。
うちの家族より全然仲いいぞ。
精神科医として父親は力量あるような設定にしたかったみたいだけど、なぁなぁに仕事をこなしている風にしか私には見えんかったわぁ。
それから我が子が聞くだろうCDを親父が行きつけのショップに買いに行くシーンがあったけど、私にはどうもそれが気に入らない。
店員曰く「彼の好みならちょっと古いですけど、これでしょう」って持ってきたのがすごい。
確かイーノの70年代の曲だったように思うんだけど。(違うかったらすんません。)
高校生位の子供が環境音楽の長「ブライアン・イーノ」を聞くのか!?
日本で高校生の我が子にグループサウンズやフォークを薦めるようなもんだと思ったんだけど…。
オール・アバウト・マイ・マザー」の時も思ったけど、子供を亡くした家族の悲しみの表現方法が私(体験上)とは全然違うからなんか違和感感じてしまいました。

投稿者:敦煌投稿日:2002-02-06 23:54:53
【ネタバレ注意】

 思った通りの作品だった・・という感想を抱いて映画館を後にし
た人は、おそらく日本中で1人もいなかったのではないでしょうか。
 粗筋などの事前情報では単館系の映画だとしか思えないのに、メ
ジャー公開されているので、それなりの物があるのかと思いきや、
やっぱり単館系映画以外の何物でもないんですね。
 宣伝文句では「息子の死で崩壊しかけた家族が、息子のガールフ
レンドの出現で息子の知られざる一面を知り、まとまりを取り戻す」
話となっていますが、家族の崩壊というよりは、むしろ父親の精神
科医としての迷いに比重があるように思えました。ガールフレンド
も別に決定的な言動を遺族にもたらすわけではなく、それどころか
新しいボーイフレンドを連れてやってくる有様。タイトルから考え
て「息子の部屋」から何か見つかるとか、何かが行われるとかいう
ことがあるのかと思えば、それもない。
 それやこれやで、どうもヌルい映画だなあ、これがパルム・ドー
ルか??・・と私個人としては思ってしまったのですが、これは別
に映画製作者が悪いわけではないんですよね。配給会社の宣伝マン
がマーケティングを誤ったと言うことでしょう。

 棺桶のフタの閉め方はすごかったですねえ。金属の内ブタをバー
ナーで溶接した上、外ブタを電気ドリルでネジ止め。火葬にしない
国じゃ、あんなふうにするんだ。あれではゾンビになってもフタを
開けて出てくるのは無理ですね。

投稿者:桃太郎投稿日:2002-02-01 21:01:37
 普段何気なく一緒に暮らしている家族、その一人が突然永遠にいなくなったら。この映画は最初から最後まで静かに静かに進む、そして息子を失った家族の悲しみがひしひしと伝わってくる。家族という社会においてもっとも小さな単位の集団はなくてはならず、それゆえにその一人でも失えばその大きさは大変なものだということを改めて感じた。しかしこの映画がよかったのはそのあと息子のガールフレンドと悲しみを分かち合ううちに一筋の光がさしてきたところ。人間の弱さと同時に強さを感じさせてくれた映画。
投稿者:ミッピ投稿日:2002-01-24 21:40:01
【ネタバレ注意】

この映画への評価の低さに驚いています。とてもいい映画だと思いました。
まさに「家族」の愛でした。
家族は、お互いにほんの少しの秘密を保ちながら、でも幸せに暮らしている。それも、他人から見たら笑えるようなほんのささいな事件でも、家族からして見れば大きな問題だったり・・・。
そんな幸せな家族に起こる最大の不幸。それでも、映画はたんたんと流れていきます。
いつのまにか映画に出てくるお母さんと一緒に泣いていました。
お姉さんと一緒に怒ってました。
素直に入り込めた、本当にいい映画だと思いました。秀逸!

投稿者:tetsurou2002投稿日:2002-01-23 19:36:00
【ネタバレ注意】

はっきりいって、私が家族に隠していることの方が一億倍すごい。日本の公開を狙って、あのコピーはいかんだろう。

【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
■ パルム・ドールナンニ・モレッティ 
□ 作品賞 
【ソフト】
  商品名  発売日  税抜価格  
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