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愛の世紀(2001)

ELOGE DE L'AMOUROHN

メディア映画
上映時間98分
製作国フランス/スイス
公開情報劇場公開(プレノンアッシュ)
初公開年月2002/04/13
ジャンルドラマ/ロマンス
愛の世紀 [DVD]
USED価格:¥ 5,200
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【解説】
 巨匠ジャン=リュック・ゴダール監督が愛の本質について描くドラマ。2001年のカンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され話題を振りまいた。現在と二年前の回想シーンからなる二部構成で、現在を描く前半はシャープな陰影が際だつモノクロフィルム、過去を描いた後半は鮮やかなカラー映像が印象的なデジタルビデオで撮影されている。
 現在のパリ。若き芸術家エドガーは、愛における四つの瞬間――出会い、セックス、別れ、そして和解――を、若者、大人、老人の三組のカップルを通じて描くという企画を構想していた。やがて自分のイメージする主演女優にぴったりの女性が頭に浮かぶエドガー。“彼女”とは二年前に会っていた。しかし、現在の“彼女”はエドガーの度重なる出演依頼にも決して応じようとはしない……(第一部)。二年前のブルターニュ。第二次大戦中のレジスタンスの研究のためある歴史家のもとを訪れたエドガー。そこで彼は、ハリウッドからやって来たエージェントと元レジスタンスだった老夫婦の回想録の映画化権を巡る交渉をしていた孫娘、そう“彼女”を初めて目にしたのだった……(第二部)。
<allcinema>
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
432 8.00
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【ユーザーコメント】
投稿者:Katsumi_Egi投稿日:2015-01-31 21:49:34
 映画は「理解」するために見るものではなく「感動」するために見るものだという基本的なことを思い起こさせてくれる。何に感動するのか?それは「画面」と「音」以外にない。どんなに新しいテクノロジーを使っても、新しい映画なんて生まれない。既存の映画の枠組みの中で深さや美しさを志向するしかない諦念。この映画の悲痛な美しさには心底感動した。
http://www.page.sannet.ne.jp/egi/
投稿者:投稿日:2008-02-29 10:16:28
体験は記憶となり、やがて時間を失い、ところどころが欠けていく。
以下、ラストのナレーションからの抜粋。

ほかのことを考えずに
何かを考えることなどできない
たとえば
新しい風景を見たとしよう
その“新しさ”は
自分が以前から知っている
他の風景と
こころの中で比較して
認識される
(中略)
ある瞬間のこと
それから最初の時期…
名前を覚えてる?
言わなかったのか
おそらく
言わなかったのだ
言ってないのだ

もう少し平易につくれば大傑作となった傑作。
ゴダールはわかってたくせに。
投稿者:ノブ投稿日:2006-04-07 22:14:14
【ネタバレ注意】

「愛の世紀」(監督:ジャン・リュック・ゴダール 90分)
印象に残ったシーン
ルンペンを撮っていたシーンが印象に残った
1、 雨の中、ベンチでうつぶせになって寝ているルンペン。ベンチ下には犬が座っている
2、 車に近寄り、物乞いをするルンペン
3、 建物内で足を放り出して座っているルンペン。通行人がその足にひっかかりつまづく
4、 男と女のルンペンが毛布にくるまって、お互いに向き合いながら寝るシーン
低賃金労働者を撮っていたシーンが印象に残った
1、 チップをもらうアジア系(ベトナム?)のホテルのメイド
2、 列車清掃員用の食堂で、イスをテーブルにあげていた黒人女性
3、 止まっている列車の中で窓を拭いたり、客室のゴミを集めたりしている清掃員(夜の列車清掃の仕事場に主人公が訪れる一連のシーンはいい雰囲気がでていた)
過去に戻るシーンのカラーの色が、ニコラス・レイの「大砂塵」のカラーのように濃い色をうまく出していた所(まるでゴッホの油絵みたいな色使いに見える時もあった。海と太陽の光をとらえたシーン。黄色に近い紅葉のシーンなど)デジタルカメラで撮影し最新の技術を駆使してこのカラーを出したとホームページでは説明されていたが、デジタルカメラでもこの色が出せるというのは驚きだと思った
全般的に
白黒の所はフランスの夜の街並み(夜に浮かびあがる大きい彫刻のある噴水や車のライトや店のライトやネオンが照らす夜の街並みなど)や労働者やルンプロの何気ないシーンを入れている所などよい雰囲気があった。
カラーの部分は色使いが面白かった。
90分と短くそれなりに楽しめる佳作

投稿者:maldoror投稿日:2006-03-08 13:15:23
『愛について』としつこくクレジットされるもその典型的な表現は極力抑えられ、もうひとつのクレジット『何かについて』は具体的な「記憶」や「歴史」のドラマを垣間見せることによって「愛」そのものに再帰する・・・。もはや洗練の極みに達している(決して褒め言葉ではないが)ゴダール文法を炸裂させながらも、「愛」という視点から見た人生の本質への考察が曖昧にぼかされることなく描かれているのが新鮮でした。ゴダールも21世紀人になったなぁ、と。

そしてブツ切りのピアノ音楽、これも相変わらず良いです。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ パルム・ドールジャン=リュック・ゴダール 
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