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野性の夜に(1992)

LES NUITS FAUVES

メディア映画
上映時間126分
製作国フランス
公開情報劇場公開(パイオニアLDC=ユーロスペース提供/ユーロスペース)
初公開年月1993/06/12
ジャンルドラマ

【解説】
 死者を鞭打つことはしたくないが、この映画の主役にして原作者、脚本家兼監督のC・コラール、その不幸な死には同情するも、クリエイターとして決して高い評価を与えられる人物ではないと、少なくとも本作を観ての感想である。エイズで死にゆく彼の遺書に近い内容で、一応はフィクションだが、彼の現実とオーバーラップして見られることを拒んではいない。赤裸々な話法で、30がらみの一人のバイセクシャルの業界人的プータローの、死と対峙しての恐怖や、初めての愛ある(それゆえに自分の病気を告白できない!?)セックス、反動でする男漁り……等、相当にインモラルな内容を衝撃的に綴っていくのだが、だからと言うのでなく、ひどく稚拙で冷静さを欠く作品の在り方自体が自己憐憫的で、映画の倫理に著しく反して不愉快だった。共演のボーランジェが熱演すればするほど(その純愛で狂気に陥る少女が彼女の役)シラけてしまう、女性への単純な視点や、おもねるのも気になった。さながら映画知らずの撮った映画のようなもの(どこか村上龍的である)。
<allcinema>
評価
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【ユーザーコメント】
投稿者:Moira投稿日:2000-12-20 20:30:35
公開当時の印象は、主演のロマーヌと同じ19歳だった為か、彼女の監督兼主役のシリル・コラールとの個人的交流や彼を尊敬する気持ちに心が動かされたのをおぼえているけれど、作品としては結局、ロマーヌの父親、リシャールが語っていたように、自分がエイズにかかっているの知っていながら、無責任な行動をとる自分勝手な男の話でしかない。ただローラの一途さぶりがとても痛々しい。父親が傍にいないだけに淋しさを抱えているのか、彼と、エイズと共に生きて行こうとひたむきになり、それ故に徐々にバランスを失っていく彼女。でも最終的には、若く未来のある彼女だから、彼にエイズをうつされて、泥沼にはまっていく話にならなくて良かった。でも腑に落ちない場面多々。例えば、最初のうち二人はコンドームを使わずにセックスしていた。それでもローラはエイズに感染しなかった。ラッキーである。“愛しているから大丈夫だと思った”という無責任極まりない彼。事実発覚後も彼女はコンドームを付けようとする彼を止め、何も使わずそのままセックスする。彼女もまた、“愛しているからウイルスまでも共有したかった”というようなことを言う。正しい知識があるのなら、こういったことを蔑ろにするべきではないと思った。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
■ 作品賞 
 ■ 有望若手女優賞ロマーヌ・ボーランジェ 
 ■ 新人監督作品賞 
 ■ 編集賞Lise Beaulieu 
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