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野郎どもと女たち(1955)

GUYS AND DOLLS

メディア映画
上映時間150分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(MGM)
初公開年月1956/04/07
ジャンルミュージカル/コメディ/ロマンス
野郎どもと女たち (アルティメット・エディション) [DVD]
参考価格:¥ 2,990
USED価格:¥ 2,585
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【解説】
 ブランドとシナトラが組んで粋なお父さんを演じるミュージカルというだけで嬉しくなってしまう、デイモン・ラニヨン原作の短篇の舞台版を、マンキウィッツが映画用に仕立て直した作品。詞・曲はF・レッサーで、これといって秀でた歌はないが、ブランドが自分の声で可愛く歌う数曲は、その男の艶気でぐっと聴かせる。
 サイコロ賭博じゃNY一と謳われるネイサン(シナトラ)が資金不足で賭場が開けず、男の沽券をなくそうという時。ヴェガスから帰った賭け事の天才、スカイ(ブランド)と二千ドルを張って、救世軍の娘サラ(シモンズ)を一晩デートに誘えるかで賭けをする。救世軍のおエラ方も舌先三寸でうまく丸めこみ(何しろ聖書の知識はセーラより豊富)、彼女をハヴァナまで連れ出すデートも豪華版。ミルクと称して出されたラム酒にしこたま酔ったサラは、クラブで大いに酒乱ぶりを見せつける(この場面でのダイナミックな群舞は見もの。振付はマイケル・キッド)。やがて、恋を語らう二人だが、約束通りその夜のうちに彼女を帰したスカイが、救世軍本部で見たものはサイコロ賭博に興ずるアンちゃんたちが、ガサ入れに来た警官たちから脱兎のごとく逃げるさま。騙されたと怒るサラたちに“明日の晩12時までに悪党一ダースを集会によこす”と誓ったスカイはネイサンがはめられている地下室の賭場に乗り込んで、恋を賭けた一世一代の大バクチに出る。一方、14年越しの婚約者の踊り子アデレーン(舞台でも同じ役を演じ好調のV・ブレイン)をはぐらかし続けたネイサンも、警察の目をゴマかす嘘がヒョウタンから駒となり、ついに年貢を納める気になって、スカイたちと合同のタイムズ・スクエアでの挙式がフィナーレに。とにかく、野郎ども二人が水を得た魚のようにいなせに決めて、それは男性専科のミュージカルと呼びたいカッコよさである。
<allcinema>
評価
【ユーザー評価】
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322 7.33
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【ユーザーコメント】
投稿者:gapper投稿日:2013-04-20 15:12:20
 推定予算550万ドル。

 ジーン・シモンズ 、マーロン・ブランドのミュージカルと言うのが、最大の魅力見どころだろう。
 ただ、シモンズは吹き替えとしか思えない。
 ビッグ・ヒットのショー・チューンは無いが、ナンバーも結構いいしシモンズも参加する乱闘シーンなどの見どころもある。

 「オーシャンと十一人の仲間 (1960)」の様な悪党のグループが、反目しながらも協力して賭場を開くと言う”お話”は面白い。
 「あなただけ今晩は (1963)」の様に現実なら眉を顰めたり社会問題となる題材をコメディ仕立てでミュージカルにするのは、結構好みだ。

 ただ、「あなただけ今晩は (1963)」の様に終始面白おかしく”お話”のまま展開せず、部分的にシリアスになってしまうのが少々気になる。
 シモンズとブランドの演技を生かすためだろうが、それならやはり題材やストーリーを変えるべきだったと思う。
 二人にしても役柄を広げる挑戦と言う事なのだろうが、失敗でなくとも成功とは言い難い。

 それにしてもシモンズは「エルマー・ガントリー/魅せられた男 (1960)」でも伝道師の役をやっているが、好みなのだろうかそれともそういうイメージなのか。
http://gapper.web.fc2.com/
投稿者:noir fleak投稿日:2012-11-10 13:04:55
いい場面があるか、そして何よりもいい歌があるか、である。歌に興味のない人はこういう映画を見ないほうがいい。映画としての出来云々など言ってはナンセンスだ。
で本作はどうかとなるが、勿論すばらしい! しかし、If I were bell (マイルスデイビスの名演で知られる曲)と Luck be a lady という二大有名曲がどちらでもシナトラの歌でないのには驚いた。前者はシモンズ(本人の歌)、後者はブランド(同じく)。二人ともなかなかうまく歌っている。シナトラは後年この歌を得意にしたが、映画では歌わなかったというのが不思議だ。
歌以外のシーンは何といっても、シモンズが酔っぱらっていくところと情熱的ラテンダンスをするところが見ものだ。シモンズが他では絶対見せないレアシーン!
シナトラが歌う The Old establishment という曲。有名ではないが、シナトラ歌手生活25周年記念2枚組にこれが入っていたので懐かしい。Nathan
Detroit,,,,
作曲はフランクレッサー。My Fair Lady ほどの完成度はないが、これも代表作品だろう。
投稿者:秋彦投稿日:2011-03-20 14:56:08
その「内面的」な演技でハリウッドに「マーロンブランド以前」「マーロンブランド以後」という革命を起こしたと言われるあ"あの"マーロンブランドが、それまでの「典型的なハリウッド映画」であるミュージカル映画に出てしかも自らも歌うという"オカシサ"が大きな特徴の映画・・・らしい。
問題は自分の年代では、マーロンブランドがそう言う「特別なスター」だったと言う事が実感として全くわからないこと。

若い頃のポールニューマンは「第二のマーロンブランド」「マーロンブランドの不肖の従弟みたいな顔をしたポールニューマン」と言われ不遇だったそうだが、自分がポールニューマンの名前を知った時(1973年頃)には『明日に向って撃て! 』『スティング』(初めて映画館で見た"洋画"が『スティング』だった)に主演した現役の大スターだった、一方同じ時期のマーロンブランドは『ゴッドファーザー』の「ドン・コルレオーネ」役で、主役ではあるけれど「昔スターだった大物俳優」と言うイメージ、その後も「スーパーマンの父親」役とか『地獄の黙示録』の「カーツ大佐」など、どちらかと言うと若いスターが主演する映画を引き締めるいわゆる「特別出演」が多く、現役のスターとしてのマーロンブランドには全くピンと来なかった。
そう言う世代の人間から見るとこの映画の若いマーロンブランドは確かにポールニューマンに良く似ている(『ちょっと品の無いポールニューマン』という感じ)。

話は他愛ないし(ギャングのボスに無理やりいかさまの賭けをさせられるフランクシナトラを助けに現れるマーロンブランドが"小林旭"みたい)、特に歌が素晴らしい感じでもない("お堅い"ジーンシモンズが酔っ払って大暴れする場面は可愛いが)、いずれにしても映画の歴史を知らずミュージカルが好きでも無い人間が傑作と言う評価を本で読んで、この映画一本だけ見ても「良いとも悪いとも言えない」と言うのが正直な感想だった。
投稿者:TNO投稿日:2009-11-05 11:11:37
マーロン・ブランドには珍しいミュージカル。ストーリーに関係ない歌が唐突に挿入されることはないのが救いではあるが、やはり登場人物が会話の途中から急に歌い始めるのは、違和感があって、こういうミュージカルはいつまで経っても私には馴染めない。特にブランドなら、なお更だ。ブランドとフランク・シナトラの悪党が、堅気の女とそれぞれ結婚してハッピーエンドというのも、腑に落ちない。ミュージカルは、何故こうも犯罪者(ギャング)や戦争と結びついている作品が多いのだろうか。ウリが歌だけではインパクトに欠けるため、緊張感のあるテーマを入れ込む必要があるからだろうか。魅力もある。ブランドが歌を歌う(吹替ではない!)のも驚きだが、ジーン・シモンズが聖職者でありながらベロンベロンに酔っ払ってしまう落差も見事。シモンズは、最も美しかった時の作品だろう(2008.12現在、存命、どころか現役)。このシモンズが属するキリスト教宗教団体は、肩書きに軍隊の職位が付いていて、シモンズは軍曹、その上司の女性は将軍というのも面白かった(プロテスタント系の実際にある団体だそうだ)。ジョセフ・L・マンキーウィッツの脚本は、他の作品と比べ今回は今ひとつキレがないと感じた。本家ミュージカルのストーリーから逸脱できなかったからか。スタビィー・ケイ、レジス・トゥーミィはいい味。ジョージ・E・ストーンは、犯罪王リコのオテロ以来。床屋でハリー・ウィルソンの顔も。
投稿者:karr投稿日:2009-08-26 03:46:07
役者としては超一流のマーロンブランドとジーンシモンズ。
二人のセリフのやり取りは実に流れるようでいて素晴らしく、ついつい引き込まれてしまう。
特に初対面の事務所のシーン。
最初は、あまりにも自然なためにただ引き込まれるだけだが、ふと考えれば、何万回もリハーサルを重ねなければこんな演技は出来ないはずだ、と気づかされるわけだが、でも実際は数回のリハーサルでここまでのやりとりに仕上げてしまうんだろう。天才の驚異を改めて感じざるを得ない。
そうそう、もちろんセリフ自体の素晴らしさも忘れてはならない。さすがマンキーウィッツ。

また、ジーンシモンズの余り見ることの出来ないコミカルでキュートなはじけぶりには、思わず目じりが下がってしまった。
俺の知ってるいつもの厳格で清純なイメージとは異なり、なんというか、余りにもかわゆいではないか。

それと、忘れてはならないのがヴィヴィアンブレイン。
すべてに関してうまい!に尽きる。
この映画で初めて知ったが、その才能を知り得ただけでもこの映画を見る価値はあった。

歌曲もなかなかこっていて、音程のいいシンガーが歌ってればもっと感動できたのではなかろうか。
やっぱり歌に関しては、ジーンシモンズもマーロンブランドも素人感はぬぐえなかった。

いろんな意味でゴッドファーザーつながりの二人、マーロンブランドとフランクシナトラ共演ということでついつい物珍しさから手が出てしまったが、いやはやなんとも色んな点で満足させてもらえる逸品でありました。
投稿者:Ikeda投稿日:2009-05-11 11:04:36
最初からコミカルなショウが展開されるのを見て、まず嫌な感じになりました。その後にも出てくる、このロボットが体操をしているようなレビューは昔からありましたが、ジーン・ケリーが活躍し出した頃から段々エスカレートしてきて、ここまで来ると私には退屈にしか感じられません。ただ、マーロン・ブランドとジーン・シモンズががミュージカルに出演しているのが珍しく、歌も唄っている所にこの映画の特色があると思います。
ストーリー的には、かなり面白いけれども、舞台劇臭さが残っているのがマンキーヴィッツの演出・脚色らしくありません。演技の上ではブランドがうまいなと思いましたが、外は大した事がなく、特に折角、出演しているジーンが、格闘の場面を含めて、どうかなと思いました。むしろアデレイド役のヴィヴィアン・ブレインが、面白い役を演じているのが良いです。
投稿者:ロビーJ投稿日:2007-04-24 21:46:24
マーロン・ブランドの唯一のミュージカル。と言っても残念ながら出来がいいとは言い難い作品である。ミュージカル俳優でもあるフランク・シナトラもいるのだが、いまいちピンとこない映画だった。たいへん失礼な事だが個人的にフランクもマーロンも対して好きではない。ではなぜ見たの?って感じだが答えはただ一つ、ミュージカルが好きだからだ!後ジーン・シモンズはなかなか歌がうまかったと思う。
 という訳で、とりあえず言える事は、どのキャラクターにも魅力を感じなかったということ。でもマーロンファンやフランクファンには楽しめると思う。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 撮影賞(カラー)ハリー・ストラドリング 
 □ ミュージカル映画音楽賞シリル・J・モックリッジ 
  ジェイ・ブラックトン 
 □ 美術監督・装置賞(カラー)Howard Bristol装置
  Oliver Smith美術
  Joseph C.Wright美術
 □ 衣装デザイン賞(カラー)Irene Sharaff 
■ 作品賞(コメディ/ミュージカル) 
 ■ 女優賞(コメディ/ミュージカル)ジーン・シモンズ 
□ 作品賞(総合) 
 □ 女優賞(国外)ジーン・シモンズ 
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