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イン・ザ・ベッドルーム(2001)

IN THE BEDROOM

メディア映画
上映時間131分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(UIP)
初公開年月2002/08/03
ジャンルドラマ
イン・ザ・ベッドルーム〔ユニバーサル・セレクション2009年 第3弾〕 [DVD]
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イン・ザ・ベッドルームイン・ザ・ベッドルーム

【解説】
 愛する息子を奪われた中年夫婦が、自分たちでは抱えきれない大きな不幸を前に、どこまでも苦悩しやがて夫婦関係までをも悪化させていく姿を真摯な眼差しで描いた人間ドラマ。ベテラン俳優トッド・フィールドが初監督にして手堅い演出を見せ、ゴールデン・グローブ賞主演女優賞に輝くシシー・スペイセク、トム・ウィルキンソンら俳優陣も見事な演技を披露。
 ニューイングランド、メイン州の小さな町カムデンで開業医をしているマット・ファウラーと妻ルースのもとに夏休みを利用して一人息子フランクが帰ってくる。彼はバイトに励む傍ら、近所に住む年上の女性ナタリーと恋に落ちる。彼女は二児の母で暴力夫のリチャードとは現在別居中。しかし、リチャードは離婚に応じず、ナタリーの家にしばしばやって来ては暴力を振るっていた。ある日、フランクはナタリーの家で興奮したリチャードと遭遇、言い争いの末リチャードに拳銃で撃たれ命を落としてしまう。突然の悲劇に見舞われたマットとルースはどう対処すべきかわからず途方に暮れる。
<allcinema>
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
1497 6.93
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【ユーザーコメント】
投稿者:uptail投稿日:2011-12-12 09:28:12
マリサ・トメイ
投稿者:陸将投稿日:2010-03-02 16:15:19
【ネタバレ注意】

バーベキューパーティや子供たちの野球の試合。そこはご近所同士の交流や憩いの場であり、ある種アメリカの郊外住宅街の平和や平穏さの象徴である。そんな絵に描いたような共同体の中で1人の男だけが、危険視されている。本作はその男によって引き起こされる悲劇、そしてその事件により取り残された両親の悲しみ、苦しみ、そして怒りという感情を描いていく。シシー・スペイセクとトム・ウィルキンソンの感情表現は真逆なものである。“激”のスペイセク、“静”のウィルキンソンとでも言えよう。何とか元の生活に戻ろうとしても戻れない苦悩。周囲が自分たちに気を使ってくれることに対しての気まずさ。やり場のない感情、自分ひとりでは抱えきれない想いから、徐々に夫婦生活も狂い始めてしまう様を見事に表現している。ただ、トッド・フィールドは決して同情的に演出しているわけではない。感傷的な視点ではなく、2人と一定の距離を保って、淡々と、そして丁寧に感情を紡いでいく。ブランコの撤去、木の剪定、オフィスでの昼食。そうしたシークエンスをさりげなく挿むことで、1人息子を失った喪失感を暗示的に表しているのも巧みである。勧善懲悪的なラストの“裁き”の是非はともかくとして、そんな裁きが行われているとも知らず、サバービアの住人は眠りについている。そんな共同体を空撮して本作は終了する。そこに映し出されているのは、自分たちの住んでいる所とさほど変わりない住宅地であり、学校であり、教会(日本ではあまりお目にかからないが)である。そこで何が起ころうとまた日は昇り、1日が始まる。一見平和で、理想的に見える街や家族の裏側で生じる悲劇。その“陽”と“陰”の部分を、まるで寓話のように捉えている。その世界観に、何とも言えない魅力がある。

投稿者:SHELTER PEOPLE投稿日:2009-03-07 22:30:09
おもしろかった
投稿者:Jean-Claude Marais投稿日:2007-02-21 18:12:31
犯罪被害者が受けた心の痛みと絶望、喪失感を、どう受け止めて、気持ちの整理をし、現実と向き合うかは至難の業である。すべては「許し」にあると言えど、許しなど現実的に得るには、心を殺す以外、道はないようにも思える。そんな難しくも重いテーマを真摯に描いたフィールドの手腕は、評価できる。
「ひと夏の恋」と信じて疑わなかった息子の恋が、悲劇的な末路へ帰結し、その喪失感がやがて、夫婦の信頼関係にも深い溝を作っていく。息子の命を奪う羽目になった根本原因とも言える女を許すことも出来ない母の静かなる怒りは、やがて、ハンムラビの言葉をなぞらえるかのように、戒めを破るのだ。夫婦が選択する「破戒」自体は、決して正当化されるべきものではないが、やり場の無い遺族感情の行き着く先を提示して見せた、意義のある作品。心象風景と重なるような、景色の描写や、合唱会シーンや、揺らめく蝋燭の灯火が暗示的である。
トム・ウィルキンソンは父として夫としての戸惑いと苦渋を的確に表現しており、特にシシー・スペイセクの母としての静かな怒りと、妻としての動揺は背筋が凍る冷たさを見るものに与える。感情が爆発する時の皿を叩き割るシーンや、マリサ・トメイを言葉無く打ちのめすシーンなどは、彼女ならではの、抑えた演技の集大成とも言える、素晴らしき名演である。
投稿者:kumirin投稿日:2007-02-17 22:23:24
【ネタバレ注意】

 完全な形で残った最古の法典ハンムラビにあるという、「目には目を 歯には歯を」。
これは、抑制の意味をも内包するということを知ったのは中学生の頃でした。

喧嘩両成敗や仇討ち制度などが日本で容認されていた時代があるように、この帰結はひとつの形として納得できました。 それにしても解せないのは、殺人を犯しながら何故あっさり保釈されるのか? そこんとこをもっと詳しく描いて頂ければより理解が進んだのでは、と感じました。

 よけいなシーンが多かったきらいはありますが、合唱曲や街路樹、海・林・月などの表現は情緒的で、アメリカ人にしてはスピリチュアルな感性をもった監督だと思います。 働き盛りな年代であることだし、これから注目できる監督の一人となりました。 

投稿者:りちゃちゃ投稿日:2006-09-29 00:45:38
ついでにナタリーもやっちゃってちょうだい。
投稿者:カコ投稿日:2006-03-05 00:08:10
思いっきり感情移入してしまい、観ててせつなかったです。我が家の子供もひとり息子なので…レンタルショップで「サスペンス」のコーナーにあったのですが、どちらかと言えばヒューマンドラマの要素が強いですね。
投稿者:MyLoad投稿日:2006-03-02 18:24:12
きっとみんな同じ行動をとる(考える)と思う。奥さんの悲しさはやりきれない。彼女を恨むべきか、、、。加害者と同じ町に居ること、、、。   それにしても、キャリーのイメージは抜けきれないシシー・スペイセクでした。
投稿者:oohlala投稿日:2005-12-19 17:59:40
主演2人に加え、M・トメイも素晴らしい演技を披露しているが、思っていたほどドラマ性は強くなかったので少し肩透かし。まさかとは思ったけど、あの結末は頂けない。紋切り型。
投稿者:irony投稿日:2005-07-13 02:34:41
 実際、へらへらした犯人が目の前にいて、銃があれば、視界から消してしまいたいのが本音ではないでしょうか?それじゃイカンと思いつつもね。
投稿者:Tom投稿日:2005-06-05 19:39:42
いかなる理由があっても人を殺す権利はないし、復習以外の解決策を模索する映画たりえないのが現在のアメリカ映画の限界でもある。
問題を提示するだけならいくらでもできる。9.11以降アメリカは何を学んでいるのか!!!。
投稿者:nehane215投稿日:2004-08-02 11:00:50
評論家受けは良いようですが私はダメでした。
観ていて鬱憤が溜まる一方で反面、
感動する(心を動かされる)といったことがほとんどありませんでした。
少しでも感動できない映画はつまらないものです。
感動できない理由としては、
ドラマ(映画)という域を越えてしまうほど、
あまりにも真っ向からクソ真面目に捉えすぎた演出にあると思います。
行き過ぎたシリアスな展開が、
かえってリアリティーや映画としての魅力的部分まで奪ってしまい、
作品だけが一人相撲をとっているように感じられました。
あとリチャード役のウィリアム・メイポーザーも胡散臭く
いかにもという感じでいただけません。
相対する夫婦役の二人がいい演技をしているだけに惜しまれます。
投稿者:とさき投稿日:2004-03-25 13:02:14
【ネタバレ注意】

息子の死で狂っていく日さえ日常として過ぎ去っていくような淡々とした寒さを感じた。サスペンスとしても人間ドラマとしても良かったです。

投稿者:noreply投稿日:2002-12-24 22:30:43
物語の核心は、メロドラマチックで愚劣なサスペンス。
素直に息子を殺された夫婦の生活談に徹した方が余程良心的で、
また作品の調和も取れるだろう。
爽やかな演出の裏に絶望的な陰を落とすには、制作者側に全くと言っていいほど厭世感が欠如しており、
一人の女の「寝室」に入り込んだ男達の顛末がまるで三流のブラックコメディのような軽薄さで描かれる。
息子が殺されるシーンが特に強烈なため、この映画をドラマだとある種誤解して捉える方が多いようだが、
そちらのビジョンで攻めた方が制作者達、俳優陣としても得意分野だったのではないか。
投稿者:ななつ投稿日:2002-09-13 16:27:41
シシー・スペイセクとトム・ウィルキソンの二人の演技が素晴らしかった。
特に二人の目の動き・・・セリフよりも多くを表現していて、ずっと目が
離せませんでした。タイトルも映画を見てからよく理解できました。
でも大事な人を亡くしてしまう悲しさ・・・どうしようもないやるせなさ、
重くてつらいですね。
投稿者:桃太郎投稿日:2002-08-20 12:14:28
 最も愛する人を失ったら、そこから映画は展開していくのだが、ともかく観ていて辛くなるほど重たい映画。ストーリーはどこにでもありそうなのだがスクリーンに引き込まれるのは出演者達の迫真の演技によるところが大きい。シシースペセイクとトムウイルキンソンの口論のシーン、シシースペセイクがマリサトメイの横面をはたくシーン、思わず息を呑んでしまった。
 映画を観終わって夫婦、親子、家族って何かな?と単純に思った。普段仲がよくてお互いを思いやっているが、本当は相手の欠点も充分知っている。だからぶつかり合う時もものすごい感情のぶつかり合いになる。
 話しの結末はやるせないものだけれど役者魂をストレートに感じられる見応えのある映画。
投稿者:good-forest投稿日:2002-08-14 20:22:43
【ネタバレ注意】

 観終った後、なんともやりきれない気持ちになった。
これから、この夫婦はどうなるんだろう? 息子は殺され、その敵はうった
ものの、お互いの一番醜い部分をさらけだしてしまっても、秘密を共有して
いるので、別れられない、未来が明るいとも思えない。
それでも彼らは、同じ選択をしただろう。
 トム・ウィルキンソンとシシー・スペイセクは、素晴らしかった。
「目は口ほどに物を言う」とはよく言ったもので、ちょっとした目線の
動き、目の伏せ方ですべての感情が痛いほど伝わってきた。
特にトム・ウィルキンソンの、迷いながらも殺るしかないと、徐々に
決心していく目の光の変わり具合が、観ていて本当にせつなかった。

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