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郵便配達は二度ベルを鳴らす(1942)

OSSESSIONE

メディア映画
上映時間113分
製作国イタリア
公開情報劇場公開(IP)
初公開年月1979/05/26
リバイバル→アーク・フィルムズ=スターキャット-2016.12.24(デジタル修復版)
ジャンルサスペンス/ドラマ
映倫PG12
郵便配達は二度ベルを鳴らす デジタル修復版 [Blu-ray]
参考価格:¥ 6,264
価格:¥ 4,656
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【解説】
 戦中の、しかもイタリアでのJ・M・ケインのインモラルな犯罪小説の映画化は、より濃密な男女の欲望の彷徨を描いている。ネオレアリスモの先駆と言うよりも、その後のアントニオーニやベルトリッチの到来を予感させるような、ヴィスコンティの驚くべき処女作である。舞台はカリフォルニアから北イタリアのポー河沿いということになり、登場人物の名もそれぞれイタリア風に改められているが、物語の骨子は原作や後のハリウッドでの映画化作品とも変わらない。ただ、もっとむせ返るような官能に包まれて、不倫カップルの、夫殺しのサスペンスより、ただそうせねば愛を貫けない息詰まる情愛を丹念につづっている。陰影の強い黒白画面に呑まれそうだ。
<allcinema>
評価
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
639 6.50
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【ユーザーコメント】
投稿者:uptail投稿日:2013-11-04 15:34:19
ルキノ・ヴィスコンティ
投稿者:クリモフ投稿日:2009-12-23 01:45:45
苦手な巨匠、ヴィスコンティの処女作ですが、うーん、やっぱり苦手かなぁ。初監督ということで、後年のにゅーん、としたカメラワークはあまり観られませんが、個人的にやっぱりちょっと長く感じてしまいます。
物語の方も、不倫モノはあまり好みではなく、彼等の行き当たりばったりな道中に興味がもてませんでした。ラストもなんとなく読めてしまい、テンションが上がりきらず終幕。ただ、当時としてはかなり衝撃的だったんでしょうね。いろんな影響を与えているのは感じました。
街中のシーンやら子供いる店内とか画作り、構図などはなかなか印象に残り、その辺は流石。日の当たるシーンはかなり白飛びしていて、妙に存在感がありました、意図的だよね?
悪くないんだけど、自分とは相性のよくない作品でした。そういえばヴィスコンティの映画って邦題カッコいいな。
投稿者:william投稿日:2009-09-13 13:16:48
ストーリーとしては結構退屈。ただ、ラストシーンの悲愴感はなんとも言えない。愛するが故の罪。
投稿者:SHELTER PEOPLE投稿日:2008-09-14 13:22:28
面白かったです。
投稿者:ひつじめえめえ投稿日:2008-05-24 13:07:38
だらだらと長いねえ。テイ・ガーネットが撮ったほうがよほどクールで面白かったなあ。男色の匂いがぷんぷんするところも辟易。
投稿者:むっく投稿日:2006-12-22 02:56:25
古い映画って、どうも、どう見たらいいのかわからない。
特にイタリアって女の人が大げさな気がする。

友達役の男のひとがよかった。
投稿者:ねるネコ投稿日:2006-08-09 19:42:00
ジェームズ・ケインの原作も好きですが、そのハードボイルド的、犯罪小説的な危険な雰囲気はあまりないですね。

最初の15分ぐらいは、少し危険な雰囲気がありましたけど、後は文芸的な雰囲気になってます。まあ、ヴィスコンティですからねぇ。

基本的なストーリーは同じですが、少し意味合いが違っています。でも、これはこれで面白いです。

小説に無い要素としては、主人公に「寅さん」みたいな友達が出来る部分ですね。この人物とのふれあいによって、自由奔放に生きる生き方と、女の為に犯罪まで犯す愛の呪縛が対比的に描かれます。

小説が好きな人は、全く違う作品として観ないと裏切られます。でも、この作品はこれで非常によい出来です。

そういえば、「ヴェニスに死す」も小説と違う要素で、一級品の作品に仕上げていますよね、ヴィスコンティ。
投稿者:さち投稿日:2006-05-23 10:42:51
よかった
投稿者:Ikeda投稿日:2005-08-18 14:08:44
ルキノ・ヴィスコンティの初監督作品のようですが、二次大戦初期に作られているもので、ネガをナチに没収あれたものを彼が復元したそうです。原作がアメリカなのに、フランスが最初で次が、このイタリアですが、内容を見てみると確かにヨーロッパ向きのストーリーの感じがしました。
マッシモ・ジロッティとクララ・カラマーイの主役が好演で、かなり激情的な二人を良く表現していると思います。それに撮影が素晴らしく、イタリア映画の伝統を感じました。
投稿者:ルミちゃん投稿日:2004-12-09 15:17:16
【ネタバレ注意】

ジョバンナは、自分も同じように夫を殺した報いと言えなくはないけれど、最後は事故に遭う、不幸な女.
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沼地で、ジョバンナは一晩中ジーノを探し求めた.そのことを知ったジーノはジョバンナの正しい心を知ることになる.
パーティの日、スペインはジーノを探し求めてやって来た.窓からスペインの姿を観て、ジーノは嬉しそうに、店の外までスペインを迎えに出た.
人を探し求め訪ねる行為は、人を喜ばせる、優しい行為である.ジーノは、スペインとジョバンナに自分を探し求められる、優しい行為に二度、接している.

刑事に追われていることを知ったジーノは、アニタに助けを頼み、ジーノは一人で逃げた.ジーノを助けたアニタは、一人残されて、泣いたのね.
駆け落ちしようと、逃げ出したジーノとジョバンナ.その理由はさて置き、ジーノはジョバンナを置き去りにして、一人で行ってしまった.
人を置き去りにする行為は、冷たい、優しさにかける行為である.ジーノは二度、好きな女を置き去りにしている.
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『ベットでは靴を脱いで』、宿のおばさんは戻ってきて、口うるさくこう言った.
『はいて寝るのは死人だけだ』、ジーノはこう答えたのだけど、靴をはいたまま寝るのは死人だけではない.浮浪者もいつもは靴を履いたまま寝ると思える.だからおばさんは、わざわざ靴を脱げと言いに来た.
トラックの荷台で寝ているジーノさん、よくそれで、おっこちないわね、って、聞いたら、ヴィスコンティが、靴を履いたまま寝てるのが、よく解るようにしろって言ったんだって.

『彼女はどうしても家と夫を捨てることができないんだ.貧乏をおそれてる』
『(忘れようとしても無理だから)、できる限り遠くへ行くことだ(本当に好きな相手なら、遠くへ行っても忘れないはず.好きな相手のことは自分一人で考えろ)』
『遠くへ、その前に忘れなくちゃ.今は戻りたい気持ちでいっぱいだ.戻れたら逆らわずに彼女の言う通りにする』
『(俺の言ってることが分からない奴だな、同じことを二度言わせるな)、船に乗れ.海の空気が妄執を払ってくれる、(女の居ないところへ行けば、女の事を考えるだろう、たぶん)』

ジーノは靴を履いたまま寝る自分のことを、つまりは浮浪者は死人と同じだと言いながら、そのことを自分で分かっていない.だから、靴を履かず、ベットの上で寝るだけの金すらない男と一緒に、駆け落ちすることを躊躇った、ジョバンナの気持ちも当然分からない.
スペインは、ジーノに、おまえは自分が分かっていないと、二度言っている.

『今は戻りたい気持ちでいっぱいだ.戻れたら逆らわずに彼女の言う通りにする』ジーノは、自分で自分が何を言っているのか分かっていないから、自分の言葉の通りに、ジョバンナに言われるまま、夫を殺してしまった.

書き足せば、金を払え、ないから靴をおいて行く、ボロ靴を貰っても仕方がない、夫とジーノは言い争うけど、ジーノの靴のことも、二度描かれている.
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ジョバンナは、はでにお金をかけて、はでにお金を稼ぐタイプの人間であり、パーティの日の働きを観れば、その才能に長けているのが分かる.
スペインは『お金は天下の回りもの』と、二度言っているように思える.この言葉、お金をかけて、お金を稼ぐ、この意味でもあるはず.
夫は、ジョバンナに地味な仕事を強いた.つまり、お金をかけずに、お金を稼ぐことを強いたのね.召使を雇うとお金がかかる.お金を渡さず、妻を召使のようにこき使った.
夫は、好きな釣りのことになると、夢中になっていつ帰ってくるか分からない.ジョバンナは一人で店の仕事をこなしていた.夫は、適当にさぼりながら仕事をしている、ジョバンナをこき使うだけの、怠け者.ジョバンナは働き者.浮浪者のジーノは?
ジョバンナは、働き者なのに、誰もそのことを理解しようとしなかった.パーティが終わって、食堂で一人寂しく食事をする姿は、こんなに頑張って仕事をしても、彼女を労う言葉をかけるものが誰も居ない、ジョバンナは不幸な女であると訴えている.
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夫は、ジョバンナをこき使うだけの、冷たい男だった.ジーノも女を置き去りにする、冷たい男だった.ジョバンナは、男運の悪い女であり、冷たい心と冷たい心が重なり合って、犯罪に導かれて行ったと言える.
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なぜ、郵便配達は二度ベルを鳴らすのか、それは、一度では分からないかもしれないから.一度では分からないかもしれないから、大切なことを二度描いてある.それを考えて欲しい.

ある子と二人で、メールでやり取りしながら考えたのだけど.作者が、なぜこのタイトルをつけたのか、その謎を解くと、すべてが理解できる作品なんだ.
描かれた大切な心で、ジョバンナは不幸な女と考えると、最後の結論が導き出される.考えてね.

投稿者:F投稿日:2004-11-29 21:15:37
ボックスセットですが、紀伊国屋から出たDVDは、日本での公開版や、
単品のDVDとは長さが全く違う140分版です
(ドイツ経由の素材のため最後にドイツ語クレジットがついてますが、
イタリア版やフランスのDVDではその前で終わります)。
国外ではこれが普通に流通していますが、日本でも遂にこの版がリリースです。
映画祭ではこれとは違うイタリアでの修復版が上映されましたが、
それと同じ内容で見たい場合はそちらを御覧ください。
ぶつぶつ切れてストーリーが飛躍していたのが、つじつまがあうようになってます。
投稿者:ドトウ投稿日:2001-06-17 04:56:27
表題の真意がこんなところで明かされるなんて……。とてもショッキングな結末をラストに据えている作品です。フランクの言葉に戦慄が走りました。
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