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ラスト サムライ(2003)

THE LAST SAMURAI

メディア映画
上映時間154分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(ワーナー)
初公開年月2003/12/06
ジャンルドラマ/アドベンチャー/時代劇
【数量限定生産】ラスト サムライ ブルーレイ版スチールブック仕様 [Blu-ray]
参考価格:¥ 3,065
価格:¥ 8,900
USED価格:¥ 1,950
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【解説】
 トム・クルーズが武士道精神をテーマに、自ら製作と主演を兼ねた米国産の日本時代劇。政府軍に西洋式の戦術を教えるため来日した米国将校が、時代に抗い自らの名誉に生きるサムライに感銘を受け、やがて彼らと運命を共にしていく姿を壮大なスケールで描く。監督は「グローリー」「レジェンド・オブ・フォール/果てしなき想い」のエドワード・ズウィック。共演に渡辺謙、真田広之、小雪。
 明治維新直後の日本。政府は軍事力の近代化を図ろうと西洋式の戦術を取り入れることを決断。一方で前時代的な侍たちを根絶させようと企んでいた。そんな中、政府は南北戦争の英雄ネイサン・オールグレン大尉を政府軍指導のため招聘する。彼はさっそく西洋式の武器の使い方などを教え始めるが、勝元盛次率いる侍たちの不穏な動きに焦る政府は、オールグレンの忠告を無視し、急造軍隊を侍掃討に送り出す。しかし、経験不足の兵士は侍たちの反撃になすすべなく後退、ただ一人最後まで闘い続けたオールグレンは侍たちに捕えられ、山深い彼らの村へと連れて行かれるのだった…。
<allcinema>
【吹き替え】

金曜ロードショー
※このデータは放送当時の情報です。
森川智之トム・クルーズネイサン・オールグレン大尉
富田耕生ティモシー・スポールサイモン・グレアム
佐々木敏ビリー・コノリーゼブロン・ガント軍曹
金尾哲夫トニー・ゴールドウィンベンジャミン・バグリー大佐
坂詰貴之小山田シン信忠
放送2009/12/25 日本テレビ 金曜ロードショー
放送2011/05/15 テレビ朝日 日曜洋画劇場
【おすすめ作品】
A=無難にチョイス B=チャレンジの価値アリ C=発見があるかも!?
[001]Aミスティック・リバー (2003)
[002]Aパイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち (2003)
[003]Aロード・オブ・ザ・リング/王の帰還 (2003)
[004]Aターミネーター3 (2003)
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[009]BHERO (2002)
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【ユーザー評価】
投票数合計平均点
2161588 7.35
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【ユーザーコメント】
投稿者:HABBY投稿日:2017-05-12 21:51:58
【ネタバレ注意】

日本文化の気高さや武士道精神の誉れ、天皇という特別な権威の存在を上手く描いてくれており、1人の日本人として素直に敬意を表したい。最後にトムクルーズが陛下に拝謁する場面の密度感、一言では形容しがたい。侍の時代は終われども、日本文明の精神性は永遠に続くということ。いや、続かせねばならぬということか。

学生時代日本史の勉強をサボったのが悔やまれる。世界一凶暴な男(の1人)であるプーチンも柔道を通じて我が日本文明の偉大さを理解してくれていることだし、自分ももう一度高校の歴史教科書を引っ張り出して本作で描かれた頃の歴史(西南戦争とか、西郷隆盛の生き様とか、廃刀令がスムーズに進んだ経緯とか、朝廷と幕府の一筋縄ではいかぬ関係性とか、万物に神が宿ると考える神道思想とか)について勉強してみよう。

投稿者:ロッテンクロッチ投稿日:2015-09-01 01:25:05
勧められなかったら、一生観ない映画。
投稿者:カール犬投稿日:2014-08-02 03:14:36
外国人が握った寿司など食べるとこんな心もちかな。

さすがに『SHOGUN』の頃より格段に味は良くなったかもなあ、、
などという感想かな。

どうせ娯楽映画なんだから、
トム・クルーズにストイックな武士道(もどき)体験をさせるより、
山奥で荒唐無稽なニンジャ修行でもさせた方がはるかに面白かっただろう。

この奇妙な時代背景や不思議な仮想空間に居心地の悪さは感じるけどさ。
それでも日本大好きデースな外国人が知り得たであろう
ゴチャ混ぜの感覚の中から「サムライ」というものをその精神を
なんとかきちんと撮ろうとしてくれこのた姿勢“だけ”は
評価するべきではないかな。と思った。

そういう意味でも日本人の出演者には運が良かった作品なんじゃないかな。

自分は明治初期のモノクロ写真を彩食した海外向け土産写真を再現したような
風景や人物や風俗にノスタルジックなものを感じてそこは好きかも。
やはりこのワンクッションというかズレを楽しむべきか。
投稿者:ピースケ投稿日:2014-03-13 21:07:27
日本人監督が撮る侍映画の方がおもろいでしょ、やっぱり。
投稿者:UFO投稿日:2013-10-28 22:08:15
十分楽しめる。
投稿者:pochiko投稿日:2013-09-22 07:57:46
毛唐の描く間違った日本
sayuriもそうだったが
これをありがたがって見てる日本人がいるとしたら非国民
毛唐には日本も中国もなにもかもアジアは一緒
投稿者:cappye投稿日:2012-10-12 16:17:35
【ネタバレ注意】

 アメリカ産の時代劇だし、所詮フィクションだから、多少不自然でリアリティに欠けるところがあっても見逃そうと思って観賞したが、侍が普通に英語ペラペラだったり、運命論を語り出したりするのは流石に違和感があり過ぎる(せめて運命じゃなくて「さだめ」って言ってくれよ)。おまけに話の中身も穴だらけ。勝元がなぜネイサンをたかの家にやったのか、子どもたちはなぜ父親を殺したネイサンを憎まないのかといったところはよくわからず、「よくわからないけど、これも武士道なんだろう」とか思われてしまいそう。ただ、頑張ってある程度武士道ってこういうものだと伝えられる作品に仕上げているとは思う。

 アクションシーンは中々迫力があって良かった。日本の俳優さんたちは総じてあまり演技が上手ではなかったが、唯一真田広之は素晴らしかった。小雪もキレイだと思ったが、キスシーンはなくてもよかった気がする。

 まぁ、「武士道とは何か」っていうのは日本人でも中々難しいもの。正確でないにしても、ある程度こういう感じだと海外に紹介する作品としては価値があるのだと思う。

投稿者:jb投稿日:2012-08-02 21:17:42
予想以上に楽しめた。
投稿者:たんばのもり投稿日:2012-03-10 23:48:35
 後からDVDで見て、「しまった。劇場で見るべきだった。」と思った映画の一つ。
 今までハリウッドが作った“日本を描いた作品”は、どれも満足するものはなかったから、映画誌などで「ラスト サムライ」の特集をやっていても、読んではいるが、見に行こうとはしなかった。しかし、この映画は日本を舞台にした一つの物語として見るとすばらしい。
 主人公のオールグレン大尉は、政府軍に西洋式の戦術を教えるため来日するが、戦いにより捕らえられ、勝元率いる日本の集落に連れて行かれる。大尉はそこで知り合った日本人や、日本の文化、習慣に積極的にとけこもうとする。日本人から見ると、このような人は善人で、映画を見ていても親密感が出るのであろう。ましてや、演ずるのはトム・クルーズである。そして、周りの日本人は、日本を代表する俳優たちで固めてある。(軍隊のエキストラまで日本人がでている。)この映画に引き込まれていくのは当たり前だ。
 日本人としてよく見ると、不自然なシーンも少しはあるが、日本人俳優たちが演ずるシーンは何も違和感がなく迫真のドラマとなり、最後の勝元軍と政府軍の合戦シーンは今までにないスケールに仕上がっている。また、映像や音楽も美しい。特に映像は、ニュージランドでのロケーションや、アメリカのスタジオ(一部は日本ロケ)で撮影しているのに、日本特有のやわらかい空気感を良く出している。本当の日本映画のようだ。
 特に若い人たちには格好の映画であろう。

 ※昨年(2011年)の秋に、西国三十三箇所巡礼のため、久しぶりに、この映画のロケ地である、姫路の書寫山 圓教寺(しょしゃざん えんぎょうじ)に参拝してきた。圓教寺は“西の比叡山”と呼ばれ、広大な寺域を誇る巨刹である。
 オールグレン大尉と勝元が、武士道について話し合うシーンの撮影に使われた、大講堂や食堂のある“三つの堂”付近を見て歩く。この映画のロケーションが行われたときの喧騒とはうって変わり、悠久の静寂の中に、この巨刹はたたずんでいた。
 お寺というものは、建物の中に入っても何か殺風景な雰囲気であるが、映画の中で見ると温かみがあるのはなぜだろう。
投稿者:scissors投稿日:2011-05-13 19:11:11
映像は綺麗。
でもそれだけ。

西洋人がこれを見て面白がるのはわかるけど、
日本人がこれを見て感動しただなんだ言うのは理解できない。
投稿者:ローランド投稿日:2011-03-14 07:06:24
 劇場公開当時に一回観たっきりなんだけど、この映画は好きで、主演の
トム・クルーズや渡辺謙はもとより、特に真田広之と福本清三のいかにも
サムライそのものといった佇まいが強く印象に残っています。 ・・・・と、この作品についてのコメントはこれだけでして、利用の仕方が間違っとる
ぞ!との叱責もあるかなって気はしながらも、このたびの大震災に関して
のニュースを見ていての思いをどこかで言いたくて、ここを利用させてもら
いました。    

 連れ合いが逃げ遅れ自分だけが助かった、家は消えてしまった、と、
その心のなかはいかばかりかと見ているこっちのほうが涙ぐんでしまうよう
な大変な目に遭いながらも、その体験を、目を潤ませながらも淡々と感情を
押さえて語り、被害者という権利を主張しようとしない老人の姿にサムライ
精神のようなものを感じたのです。  

 偶然にそういうニュースばかりを目にしたということではないようで、
子供の手を握って何かを言い聞かせる母親、車ごと流され転がされてようや
く救出されその体験を語る女性、傷だらけの姿で体験したことを役立たせよ
うと語る男性などなど、そのどれもが、このところ為政者が海外に印象付け
てきた日本民族としての情けない部分、これを払拭して余りあるものを発信
してくれたように思います。  

投稿者:ジーナ投稿日:2010-12-23 04:57:06
史実や時代考証を気にする方には不向きですが、アメリカ映画によくあるチグハグな日本描写が無かっただけ私は好感が持てました。

サムライのカッコ良さは外国人が惚れこむのも納得でございました。
ただ・・・片言の日本語を話すトム・クルーズはアリだけど、流暢な英語を話すサムライっていうのはシックリこないですよね。
大人の都合上、トムにずっと日本語を話させるワケにもいかなかったのでサムライに英語を話させるしか無かったのでしょうが、なんとも気持ち悪かったです(爆)
ストーリーに関しては、小雪演じる奥方の心情にもう少し感情移入できると良かったですね。

きっちり見せ場のあるスケールの大きなアクション、細かいところまで行き届いた演出なども良かったですね。

時代劇だけは日本製であるべき!と思っていますが、日本描写とサムライ魂をハリウッド映画がここまで表現できたのは素晴らしいと思います。
とにかく映像美は目を見張りますし、時代感がおかしいのはさておき衣装の数々も芸術的で美しかったです。

トム・クルーズに関してはコスプレにしか見えないシーンもありましたが、殺陣は結構キマってましたね。
そして、この作品の最大の魅力である渡辺謙さん。
圧倒的な存在感でトム・クルーズを上回り、寡黙で素敵なサムライ像にキュンキュンでしたし、ビックリするぐらい馬が似合うんですよ(笑)
謙さんだけ観てもそれなりの見応えを感じられると思いますね。
真田広之の迫真の演技も良かったですし、中村七之助も見事なハマりっぷりでした。

結論;現実味は無いので歴史スペクタクルではなく、サムライファンタジーぐらいのつもりで鑑賞しましょう(笑)
記憶に残るストーリーではないですが、印象に残る作品ではあります。
投稿者:has42120投稿日:2010-08-04 01:22:07
トム・クルーズ&渡辺謙
投稿者:Hoppy!投稿日:2010-07-12 11:50:08
劇場へ行くつもりが、逃してしまい、またテレビでもやっていたようだがそれも逃してしまい、
ようやく今回初観。

長っ!

かなり前半から中半は穏やかに進んで、ラストクライマックスで観てる側としても楽しめた。

トムクルーズがロン毛だと、どうも悪者にしか見えないし。
また、前半から中半終わりまで、どうしてもトムクルーズがどうしたいかが見えてこず。

ひたすら、日本の文化的な美しさ、武士道の美しさを紹介するという感じで、ダラダラ。

なかなか役者陣が揃っていて、微妙な繊細な日本人の表現を体言しうることが日本人としては嬉しかったりするが、
これって日本向けの映画なんでしょ?といいたくなるほど。

欧米人がこれをみて、感情移入はできんだろう。トム側にしても。

ま、でも、日本文化が海外へ行くのは、イイ冒険ですね。
日本人が観て、変と思われないように、真田広之が頑張って指導しただけの事はあります。

それでも、どうしても忍者出したかったという監督。
大正解ですよw
忍者出てきて、俺、上がりましたから。

真田広之も昔に比べて年をとったけど、イイ形での重鎮ぶりな佇まいやキレの良さはサスガですね。
主演より、こういう大きいキャラの脇でイイ演技しますね。

渡辺謙。相変わらず濃厚。何もかも濃厚。というか、いつも同じなんですが、
こういう映画だとそれが映えてイイ感じですね。前半の軽いトークの部分なんか、そういう演技もできるという自然な部が出ていて良さげですが。

かなり、こういう役どころって、千葉真一がやりたかったであろう、と、千葉真一が渡辺謙になれなかったのはどうしてか?とか色々w
考察したりしましたね。

子供達の演技も良かったし、ボブ?も存在が光る形。

相変わらず、大根な小雪もまぁ、日本顔な点においてキャスティングあり、だけど。
どうも、トムクルーズとのラブな展開は無理やり過ぎ。私が私がと主張しすぎない点がまた、ヤマトナデシコな感じでそれはそれで良かった。

トムクルーズの日本語がけっこう出てきたんだけど、まぁ、もう、別に要らんかなー。

大村がちょっとムカツク顔なので、最後もっとギャフン!と言わせるとこまでやって欲しかったのと。
天皇!7の助。幕末付近の徳川家の顔と似てるから、ちょうどいいわなー。

シーンはまことに丁寧に撮られていて、日本映画として観た方が頭脳テンポに合います。http://idolhappiness.web.fc2.com/hoppy.html
投稿者:mototencho投稿日:2010-06-05 19:35:36
日本人の心”を描くため敢えて設定を細かくしなかったのがこの作品には“吉”と出ています。CG全盛の時代に背を向け、大量のエキストラを動員して撮影した迫力の合戦シーン。アカデミー賞にもノミネートされた “勝元”を演じた渡辺謙の演技も素晴らしく、プロデューサーを兼ねたトム・クルーズ入魂の一品。http://mototencho.web.fc2.com/acter/tomcl.html#samrai
投稿者:クリモフ投稿日:2010-05-13 05:27:15
確かに丁寧に作ってあるし、ハリウッド製作だけれどもギリギリのラインでトンデモ映画を回避しているのは評価できますが、やっぱり気になります、基本設定。
監督の意図はわかります。明治になり、近代国家を歩もうとする日本を舞台に最後の侍たちが武士道を貫き、戦う。そして、そこに共鳴するするアメリカ人(これはベタ)。
気になったのは勝元率いる侍軍団がいかにも前時代的な装備、戦い方などをしている点。「武士道」で片付けていいのか。時は1877年、おいおいそれより300年も前から武士は鉄砲を使っていますよ。いかに武芸が優れて、人が出来ていても近代武器をまったく無視する勝元は戦略家として及第以下。しかもそれに押される政府軍はアホです。
まぁ、娯楽映画なんでサムライ魂に熱くなれたらいいんでしょうけど、そこまではいかなかったなぁ。役者はそれぞれキャラが得なので好印象。ただ、トム、君がヒーローなのはわかるが、無敵すぎるぜ。
投稿者:uptail投稿日:2009-08-07 21:51:42
トム・クルーズ
投稿者:karr投稿日:2009-07-29 07:34:19
見所満載である。
ビリーコノリー大先生を久々に拝めたし、真田広之の立回りの切れの良さは絶品な上にワイルドだし、トムクルーズも、おいしい役どころではあるが見事に演じきっている。
だが、アメリカ人から見た侍のイメージに近づけて分かりやすく作っているので、歴史に多少なりとも興味を持つ日本人が不自然だと感じる場面が多いというのも否定できない。
代々受け継がれている我々の遺伝子に刻まれた侍のイメージ、つまり、平家物語から南北朝、戦国時代、幕末すべての時代を攪拌して抽出したような侍のイメージ、に対する違和感もあるだろう。
ならば、他国が舞台だと思って見るべきか。

ちょうど西南戦争の頃に時代を設定してあって、明治政府に反旗を翻す巨頭が出てくれば自然にある人物を想像せざるを得ない。
そして、自然とその巨頭と対峙する人物を探そうとしてしまうし、そうするとどうしても同郷の幼なじみの存在が浮かんできてしまうし、明治の軍隊の基礎を作った大村益次郎と同じ苗字を冠しているけどこの頃には殺されちゃってるからもちろん関係ないんだろうけど、私腹を肥やしてたとなると、三井の番頭らがいた長州を暗にほのめかしてるのかなとか、どうでもいい事を考えてしまうし、昭和の時代の天皇とのつながり、というか関係性に、より近い感じがして居心地の悪さを感じざるを得なくなるし、または天皇というよりも、藩主とのつながりの深さに近いんじゃないのと感じたり、会津の本陣、黒谷の階段?を登っているのは何故?と思ってしまうし、と、次から次へ違和感が積み重なって、どうしても素直に物語りに入っていけないのである。

それを打ち消そうとしても、それは無理なのである。すでに刻まれてしまっている記憶を消すことは不可能なのだから。
余計なことを考えるな!といくら命じても、どうしても気になってしまう。
そういった頭の働きを自然にしてしまう日本人を、あえて無視して作られた映画だと認めて見るしかないのである。
それに、現実的にはそういったマイノリティーを無視してしまう映画の方が圧倒的に多いのだ。
あきらめるしかない。
だが、誤解のないように。その点さえ除けば、この映画は面白いのだ。見ごたえ充分である。

また、改めて、日本人の美意識を描くことの難しさを思い知らされもした。
武士道は死ぬことと見つけたり、とは、潔さと覚悟を、あくまで単純化した美意識である。
であるからして、何のために死ぬのか、を考えてしまうとピュアさが無くなってしまう。名誉のため?愛するもののため?他人のため?平和のため?弱者のため?金のため?天皇のため?国のため?
また、日本人好みの忠義の死でさえも強制せざるを得なかった時代があった現実も、忘れてはならない。見た目より複雑なのだ。

滅び行くものをこの上なく美しく描くアメリカ映画。
現実で他国を滅ぼそうとしかねないアメリカ。
関連性がないことを望む。
投稿者:Kircheis投稿日:2009-06-03 09:31:10
ギャグかと思うような侍たちには残念な気分にさせられたが、『ロード・オブ・ザ・リング』みたいな映像は良かった。
あとトム・クルーズが頑張って異国に溶け込もうとしている姿も好感度高いな。
投稿者:花男投稿日:2008-09-11 17:16:47
観る前は“どうせトム・クルーズモノなんだろ・・・”(ニュアンスで察してください 笑)って印象だったんですが、思ったよりもドラマとして主人公に共感できる仕立てになっていました。時代考証や戦闘の方法も、そりゃあ厳密にいえばどうかと思いますが思ったより納得いくものでした。身近なネタだけに粗も見えますが、アメリカが舞台の歴史モノのアメリカ映画と大差ないかと。

逆に、エンドロールを見る限りそれほど日本人の名前は見当たらないのに、日本語部分の演技指導や殺陣の指導、主役クラスはまだしもエキストラにも不自然さをあまり感じなかった衣装の着付け(しかも演じるのはきっと着物なんて初めて着る海外在住の東洋人のはず)なんかはどうしたんだろうかと感心しっぱなしでした。エンタテイメントを保証するリアリティはあったと思います。

またキャスティングも上手いですね。なんといってもケン・ワタナベの存在感が光ります。ちょっと残念なのは真田広之。全体に戦闘シーンが軽かったので、殺陣で見せ場が作れる(この年代で名の通った俳優だとピカイチだと思うんですが・・)彼にもうちょっとスポットをあててもらいたかったです
投稿者:paris1895投稿日:2008-05-04 01:00:22
この昨今見ることのなかった叙情に溢れた一大ロマンチズム映画は決して、悪くない。
特に、小雪とトム・クルーズのキスシーンなどは、久方ぶりに、震えが走るぐらいのキスだ。

 では、この映画の何を特筆すべきか。
男の友情があり、恋物語もあり、という見事にロマンチズムの詰まったこの映画のなにが一番褒め讃えるべきか。
 それは、周知のことかと思われるが、トム・クルーズに限る。

 世評はどうもトムには寛容ではない。ジョニー・デップやレオナルド・ディカプリオ、ブラッド・ピットの方がトム・クルーズよりも『スター』だとするアンケート結果が出たりするのだから、世間からすれば、トム・クルーズはもはや、カリフォルニア州の知事やいまだに不屈の精神を持とうとするイタリアの種馬などと同じ扱いを受けているという事になるのだろう。

 では、われわれは一体どんな態度でそれに対峙すべきか。
なるほど、ジョニー・デップ主演の最近作は、概ねそれなりに楽しく作られている。
ブラッド・ピットも、その選別眼を発揮して色々な意欲作にコンスタントに出演している点では、いわゆる映画好きの連中から好かれそうな姿勢でもある。
ディカプリオに至っては、とうとうそのメッキをはがしつつある老年の監督に3本も映画を撮らせてしまっているのだから、のりにのっているという表現も出来得るかもしれない。

だが、と続けたくなる衝動を抑えないで、だが、と続けさせて頂きたい。
だが、ジョニー・デップでなくてもあのカリブの海賊を演じることは許されるだろう。
ブラッド・ピットがいなくても、一発の銃弾を巡る複数国を描いた映画は、崩壊しない。
ディカプリオがハワード・ヒューズを演じて一体映画史にどんな貢献をしたのか理解できないぐらいなのだから、審美眼の衰えを自覚していないあの監督の映画に、ディカプリオの顔がなくても、彼は映画を撮り続けれるだろう。

 もう一度、だが、と続けさせて頂きたい。
だが、不可能なミッションに挑む男を描いた3作のトム・クルーズの代わりを思いつくものがあろうか。
 犯罪予防を描いた近未来の映画のトムの代わりを、一体誰が演じられるというのか。
 一般市民が決して英雄的に活躍しない宇宙人侵略の映画の非英雄性による英雄性を、一体現在ハリウッドで誰がトム以外に、出せるというのか。
 接続詞の連続による文章の惰性を生む覚悟で、そして、と続けたい。
そして、近年まれに見る一大叙情ロマンチズムのアメリカ人がサムライに扮するこの映画のトム・クルーズの暴力的なまでのスター性を、一体誰が否定出来るのか。

 それは、古くは、ローレン・バコールを妻に持つ俳優が、走り方が女っぽく長身で妖艶なまでに大根役者な俳優や、バイクで柵を乗り越えて脱出した俳優のみに許された、映画を我が物とする特権を有している時点で、トム・クルーズのスター性は保証されよう。

 いま一度、声高らかに叫ぼう。
トム・クルーズは過剰なまで暴力的にスターなのだ。
投稿者:frugal投稿日:2008-01-03 09:02:34
渡辺も真田もクルーズも下手糞です。
皆、見た目勝ちですね。
映画全体にも言えることです。
駄作。
投稿者:brilliant tomorrow投稿日:2007-09-22 17:32:29
【ネタバレ注意】

 時代考証等のリアリズムには寛容派の自分としては、映画の世界にグッと引き込んでくれる作品でした。DVDで観たのですが、本編を普通に鑑賞した後、「監督による音声解説」というのを特典映像だと思って見始めたのです。さすがに途中で、「これは全編に監督の独り言をつけてるんだ!」と気付いたのですが、そのまま最後まで見続けてしまいました。つまり、連続で二回り観たということで、これは幼少のころに東宝チャンピオン祭を観るために弁当を持って映画館に行ったとき以来の出来事でした。まわりくどいですが、そのくらい気に入ったということでしょう。社会人のミニマムな例で申し訳ないですが、上司の命令で意に沿わぬことをさせられた過去(しかもそれが残忍な殺戮!)をいつまでも悔やんでいる大尉には求心力がありましたし、大義や名誉のための戦いに身を投じることでそれを払拭したいという思いにも納得できました。映画の一人称が大尉だとすれば、その目から描かれる「武士道のありよう」「日本という国の姿」に不十分さやひずみがあってもなんらおかしいことはなく、作品の質を落とすほどのものではないと思いました。それよりも、制作者側のていねいさを感じさせてくれる作りに、鑑賞後いい気持ちになりました。
 天皇との最後のエピソードで「死に様」「生き様」と交わされるやりとりには意味があると思うので、このエンディングは支持しますが、個人的には勝元と互いに刺し違えて(←この字でいいのかな?)もらい、小雪嬢には農作業の手を休めてふと空を見上げて遠い目をしてもらう方が盛り上がったかな。

投稿者:william投稿日:2007-08-19 20:41:17
渡辺謙も真田広之も素晴らしい演技。日本人で世界に通用する俳優は、恐らくこの2人位だろう。
しかしながらサムライに白馬は合わん。
投稿者:watari投稿日:2007-05-08 23:27:45
日本の映画の時代劇と比べて、
映像のシャープさが全然違った。

一画面に入れる人の人数や配置、
背景の入れ方。
映像にした時に現れる照明、明るさの度合い。

日本映画だとゴチャついて、映像に美がないが
ハリウッド映画は映像でも引き込まれる。

ゴチャついたイメージの日本映画を変えてくれる
センスのある監督が出てくるといいです。

投稿者:はるか投稿日:2007-04-24 12:14:00
不死身すぎ。格闘技の稽古でギブアップするのにタップしてたのが面白かった。
投稿者:ちゃぷりん投稿日:2007-04-01 13:23:56
クライマックスの戦闘シーンはいいし、美術や衣装も本格的。ただ前半は単調だし、オールグレンが武士道の何に共鳴したのかがきちんと描かれてなかったのは問題。映画の中だと単に武芸と箸が上達したようにしか見えなかった。
投稿者:なちら投稿日:2007-02-19 23:51:50
トムファンにはたまらないだろうね。
ファンじゃなければ、別に、って感じの作品かな。。。
投稿者:terramycin投稿日:2007-01-10 23:42:38
【ネタバレ注意】

この作品を見始めたときにまず感じたことは、時代背景はいつだ?ということだった。天皇と武士がメインとして登場するので特に新政府軍の服装から、明治維新の頃と想像した。

 疑問点は鉄砲隊に対して武士たちが刀で立ち向かうことについてだった。
日本に鉄砲が伝わったのは1400年代の15世紀で、また信長が戦で使用したことを思い出した。それから400年程もたっているのに、未だ鉄砲に刀で向かうのが不自然に感じた。

しかし、武士(旧体制)VS天皇(新政府軍)、刀VS鉄砲は分かりやすい構図にしたかったのかなと思った。

トム・クルーズの今回の役は個人的には彼のよさやオーラが出ていないように感じたので、別にトムでなくて多少地味だが実力派の役者に演じてほしかった(トムは話題性はピカ一だが)。

日本人の私からすると「日本」というものを押し付けがましいと感じるところが幾つかあった。

旧時代(サムライ)と新時代(新政府軍)の対決の狭間に外国人という素材をミックスして作品を作ったという題材は良かったと思う。

鉄砲で撃たれても(なかなか)死なない不死身のサムライたちには驚いた。

投稿者:vimiya投稿日:2006-12-13 20:10:14
【ネタバレ注意】

渡辺謙の最後の(自決する瞬間の)顔が、
よくわかんないストーリー展開などを、払拭してくれました。
もうあんな顔されたら、どうでもいいやって感じ。
ケンさんすごいっす。
思ってたよりもおもしろかった。トムがおまけに見える。

投稿者:サメ投稿日:2006-09-18 01:09:25
ラストサムライ、
封切りそうそう見に行った映画だ。そんだけ期待してたわけだ。
トム・クルーズは、作品をとてもよく選んで出演していて、
彼のは、はずれがないから。
ハスラー2のトム・クルーズはもうたまらなく良かったし。

で、ラストサムライ  
前半は、すんごい映画になりそーと、ワクワク。
でも、途中、ストーリでおおきな疑問にぶちあたり、
それから気分がのれなくなってしまった。

自分のだんなを殺した男、トム・クルーズ演じるオールグレン大尉を、
自分の家で、世話をする事になる小雪。
それは、いくらやむにやむえぬ事情といえど、普通は気も狂わんばかりの
心の葛藤があるのでは?
子供たちも同じ。
自分の父親を殺した男が、母親の作ったものを
自分達と同じ場所で食べている。
そこには、もっともっと複雑な思いがあるのでは?

それとも・・・よっぽど悪い父親で、殺されてもしょうがない男だったのか?
すぐ子供も妻も、殺した男の方に、親しみを感じるくらいの男だったのか?
それならそれらしき説明があってもよさそうなもの・・・

そんなんで、渡辺謙の重厚な演技には、ぐっとくるものを感じたが
ストーリーで、おれは途中から降りてしまった。
http://same.finito-web.com/
投稿者:愛国心投稿日:2006-07-30 01:14:22
【ネタバレ注意】

時代考証とかストーリ展開に無理な点や疑問は持たなくてよいと思います。サムライが鉄道を襲撃する理由は表現されていませんし、しかもあんな山村から500人ものサムライが出現するとか、細かいことを指摘してもしょうがありません。そもそも、東洋人の顔なんか同じに見えるアメリカ人が、とりあえず、日本人の玉砕精神を理解した、というか、本当は特攻隊なんかバカボンブ位にしか思ってないアメリカ人にしては、少々考えた作品であると思います。このような映画は日本人にはうけて、アメリカ人はやはりよく理解できないのでは、と思うのですが。

投稿者:むっく投稿日:2006-07-09 10:36:47
全然期待しないで観たからか意外とよかったんです。かなり疑問な所もありましたが。多分、話の筋はとりあえず受け入れて、それがうまく表現できているか判断する、くらいの気持ちで見てあげないと、日本が舞台の映画は満足できないかもですねぇ。
真田広之がかっこよかったです。みんなで剣術の練習してるところもスケールがあって美しいなぁと思いました。小雪は和服だとほんとにきれいですね。たかの子どもが、ネイサンに死なないでほしいってスネるところが泣けました。
投稿者:むく犬投稿日:2006-05-26 19:55:22
ファンタジーとしか、いい様がありません。
この映画で明治維新や、武士道を語るのは、あまりに酷です。
投稿者:フランソワ投稿日:2006-03-20 10:10:14
くだらなくてコメントするのも無駄
投稿者:藤本周平。投稿日:2006-03-19 10:40:31
最後の武器に絶句。
投稿者:tanukun投稿日:2006-02-21 17:05:32
「儲かれば良い」というコンセプトの元、これまで数多の歪んだ日本人描写(一部の男性はいまだにマゲを結っている、女性は全員芸者の姿・・・)には飽き飽きだ。しかし今度のは「ちょっと違う」、渡辺謙の圧倒的な存在感、とのことなのでDVDで観た。
やっぱりだ。何で鎖国中の日本が舞台で、日本人たちは英語がペラペラなんだ!?
ただ、以前のように日本人を小バカにしたような描写はなく、意外にも渡辺・真田・クルーズが巧くマッチしていた。
渡辺謙もすっかりハリウッドスターになったし(よかったね白血病が治って)、これくらいの「無理解」は勘弁するとしよう。
内容的には、もうこれは「エンタ!」そのものといえるもので「面白けりゃ何でもいい」という感じ。
タランティーノが親日派ということもあるが、キル・ビル2作での「日本描写」を始め、最近は大分「正確」になってきている。
「俺たちは字幕はイヤだ」と強く強く思っているアメリカ人に「英語の字幕スーパー」で(日本を舞台にした)映画を観ていただける日が近いことを祈ろう。
投稿者:BLADE投稿日:2006-02-09 12:36:59
過去に見た、外国人が日本人を描いた映画の中でも、一番良いと思う。
これも、日本人スタッフとキャストの意見と、それを採用した監督の
おかげだろう。この協力がなかったら、ここまで良い映画は作れな
かったと思う。今まで、命を捨ててまで敵に向かっていく侍の気持ちが
わからなかった僕にとって、とても感動した。
投稿者:ふじこ投稿日:2005-11-17 18:38:53
やっと拝見いたしました。渡辺謙さんがやっぱり凄かったですね。予想以上の演技。セリフも苦労したんでしょうね。
トムがこの作品に惚れこんでいたという気合いが充分伝わってきました。
いろいろな意見は出て当然ですが、私は予想以上だったと思う。福本清三さんの最期はやっぱり迫力ありますね。小雪さんが思った以上に良かった。
投稿者:たにし投稿日:2005-10-10 01:29:36
まぁ ロードオブザリング みたいな展開でしたね。

侍だとか日本人だとか いろいろ刺激あったみたいだけど、美化されてれば
私たちの見たことない侍文化は適当なもんっすよ。

ある意味SF映画的要素の強い映画じゃと思います
投稿者:魚篭投稿日:2005-10-09 03:07:33
【ネタバレ注意】

早川雪洲という俳優がいた。「戦場にかける橋」で斎藤大佐を演じた日本人と
言えば思いつく映画ファンも多いことだろう。この早川雪洲は、1914年にア
メリカで映画デビューを果たし、あのハンフリー・ボガートを映画界に引き
込んだ心の師でもある。早川雪洲はアメリカの映画ファンをとりこにしたので
ある。

それから約一世紀が経とうとするハリウッドで、再びアメリカの映画ファンを
夢中にさせる映画ができた。それまで貢献した日本人俳優や監督の「日本映画
黄金時代」を経て、出来上がった映画が「ラスト・サムライ」。その意味でこ
の映画にはそれまでハリウッドが世界に叫びつづけてきた日本人、日本映画の
「学習成果」が大きく披露されたという見方もできる。

あの渡辺謙が日本人俳優の集大成だと言えば、即座に国内から反論が飛び交う
であろう。しかし、アメリカ人は少なくとも、いままでにはない日本人のカッ
コよさを渡辺の勝元に見出している。そして、勘のするどいひとなら、あの映
画は、金字塔である日本映画への homage (パクリではない!)を感じ得るこ
とだと思う。

勝元の息子の集落はまるで「七人の侍」だし、渡辺の視線は「白虎」のイメージ
・・・あの「羅生門」で黒澤監督が三船敏郎に演技をつけたライオンのイメージ
に酷似している。渡辺の振り向き様がへんだと思われた方は、白虎の化身という
ことを考えてほしい。忍者があんなに襲ってくることは、時代考証に詳しい人に
とり鼻持ちならないだろうが、すべては何をどのように表現するかだ。あのシー
ンは勝新太郎の「座頭市」だ。トム・クルーズが雨の中、氏尾と木刀で渡り合う
のは「雨あがる」、最後の戦いは「乱」のアップグレイデッド・バージョン、そ
の中で死んで行く主人公は「上意討ち」の三船だ。

ほとんどが「黒澤」へのオマージュであるが、黒澤の描ききれなかったことを
補足しているように感じた私は、黒澤の不備をなじるのではなく、純粋に、映
画人として homage を払ったのであろう、と考える。渡辺の台詞回しは「影
武者」の山崎努、目つきは仲代達矢そっくり、だと言えば、渡辺に対する侮辱
かもしれないが、カッコいい日本人の集大成的人物を想像すれば、それは侍で
勝元のような人物だ、という筋は、これまでハリウッドで描かれてきた日本人
を完全に払拭する人物を主人公にしよう、と考えた?(かどうかは知りません
が)ハリウッドの計画にピタリと符号があうのだ。とにかく、日本人の「格」
はこれまで以上にあがったのだ。

私はアメリカ滞在中「黒澤映画」「溝口映画」「小津映画」などにどれだけ
救われたことか。そこで描かれた日本人は、在米日本人に対する敬意の目に
なって返ってくるのだ。それを「名誉アメリカ人的根性」とけなす人はけな
せばよい。少なくとも、人間 homage で迎えられることがどれだけ「喜び」
になって自分を包んでくれるか、実感した人間でなければわからないことか
もしれない。

「ラスト・サムライ」は時代考証の間違った、ハリウッド趣味のアメリカ人
が作り上げた虚像の日本人が登場する映画だと見下して判断してもらっては
困る。われわれ日本人がどれだけ外国人を正確に把握してそれを映画で表現
しているか考えれば、意固地になって、この映画の虚をつくことはない。

時代考証がなっていない、というなら、日本の時代劇という時代劇は、
小林正樹の「切腹」を除いてまったくナンセンスなものかも知れない。
「切腹」では、ほとんどの人物がスタティックな歩きのシーンでは「ナン
バ歩き」をしていた。あれだけで「切腹」の価値観がわかる。

鎧兜も演出的効果であり、時代考証にのっとってそのまま描く「リアリズム」
がどれだけ映画芸術に貢献するか、考えればプラスにこそなれ、マイナスには
ならないと思う。あの映画に登場した日本人サムライは、ほとんどがカッコよ
く、アメリカ人をひきつけた、というところが重要なのだ。それだけでいいの
だ。

*日本人がインディアンに見える、というのは当然意図的な演出である。アメ
リカ人は、日本人とインディアンのアイデンティティを同一視したがる傾向が
ある。それは、いずれの民族も、勇敢で尊厳をもった人間という意味において
である。頭皮をはぎ取ったり、なにかと言えば人の首を切ったりする、という
一時代昔のインディアン・日本人観はもう消え去っているのだ。

もうひとこと付け加えよう。江口陽介がデビューしたてのころ、そのエキゾチ
ックな風貌をアメリカン・インディアンと同一視したアメリカ女性は多かった。
当然、恋愛の対象としてである。そのくらい、アメリカン・インディアン=日
本人男性の構図はモテるのである(髪は長いほうがいい)。

投稿者:spink投稿日:2005-10-02 18:50:35
まあ、知ってて笑い飛ばす見方なら何も言いませんが、肝心の日本人自体がこれが正しい歴史だと思って見てる節がある。
それはちょっと許せないよね。
まあ、明治維新の真の意味とか、調べるきっかけにでもなればなあ。
映画的にはスルーしたい。
投稿者:シネマ野郎投稿日:2005-09-21 22:58:26
トム・クルーズの熱演も光り、それにより渡辺謙や真田広之の存在感も光る。ラストの対決シーンは息を呑み、映画館の大画面では圧倒され、感動もした。素直に良かった。
投稿者:getio投稿日:2005-09-12 15:10:51
【ネタバレ注意】

今日またTVでやってたんで観たんですが、良い映画だと思いますよ。
歴史の教科書を作成したわけでもないのに何故そんなに時代考証云々にこだわるのかなぁ?
ドキュメント番組じゃないんだから。
映像は綺麗だし俳優も良い仕事してるし。
勝元の息子が父親を守って死んでいくとこなんか、
今の時代の我々だったらどうだろう?とか考えさせられたし。
一つだけ気になったのは勝元が死ぬ場面、日本語で話すんじゃないかな?と。
日本人だもん。死ぬときに英語は出ないんじゃないかな?と。
あれはトムに話しかけてるんじゃなくて、独り言のような気がしたので。
本国の観客だってあそこは字幕でも納得するんじゃないかなと思うし、
最後の言葉の意味の重みが増すように思えました。

投稿者:天網恢恢投稿日:2005-08-12 23:57:57
どうしたってアメリカ人は主人公を殺しはしない。
それが映画産業たるハリウッド映画なんですね。
しかし、ふたりの日本人俳優は実力とともに存在感があり、なかなか好演でした。特に真田さんはね。
投稿者:J.M投稿日:2005-07-01 02:54:31
映画にリアリティを求めない人間なので…パール・ハーバーが良かったのと同じようにラストサムライも楽しめました。映像がロード・オブ・ザ・リングとかぶったけど、いい感じ♪
投稿者:アメリカ?投稿日:2005-04-19 05:40:53
アメリカ的大量消費型資本主義の発想に犯されている人々は絶賛しそうな映画。時代考証は100年以上経った今見ても酷く、武士道に対する憧れに隠れた無理解がぷんぷん匂う。ただジョントールの映像とハンスジマーの音楽は素晴らしい。二人の才能に監督のセンスは追いつけなかったかな。監督のこの映画に愛情は感じるけども、出来は絶賛と言うわけにはいかない。次回作頑張って、監督。
投稿者:ヤマムー投稿日:2005-03-30 21:56:51
木村拓哉のために,ドラマやCMが制作されるように,トムクルーズのために映画が製作される…そんな感じかと.
「アメリカ人から見た武士道」に共感できる人ならよろしい映画かと…
投稿者:bond投稿日:2005-03-24 00:28:42
【ネタバレ注意】

ありふれた物だったが、役者に助けられたか。最近の原点でいけば「将軍」でしょう。あっちの方が中身は濃かった。

投稿者:宇宙大海戦投稿日:2005-03-21 00:25:31
滅び行く運命のサムライ達に感情移入しようと思えば出来るし(殆どグラディエーターですな)、けれど気になる時代考証(ソテツ!鳥居!etc)と怪我の重度(鉄砲食らっても血をぺっと吐いて済む氏尾さん)うう、いざ書くとやはり良い点より問題点が次々頭に浮かんでしまう。これほど私の映画ファンとしての理性と感情を迷わせる作品は初めてかもしれない。結局劇場に行かせ、DVDを借りさせ、WOWOWもチェックさせた製作陣の勝ちという事か。あまり心地良い負け方では無いんだが。DVD買ったら完敗だな。
投稿者:しげまる投稿日:2005-02-23 06:00:17
 どうにもこうにも日本人がインディアンに見えてしかったなかった。日本人から見て外人は外人。アメリカ人から見たら日本人もインディアンも変わらないんでしょね。アメリカ人から見た日本が強く伝わってくるので、『ダンス・ウィズ・ウルブス』を観たときはアメリカ人のようにインディアンを見てたのに比べて、見られてる感じでとても居心地が悪い(^_^;。

 渡辺謙はいつも通り格好よかったなぁ。トム君は下手な日本語しゃべらされて格好悪おました。可哀想(いやいや、本人は格好ええ思ってまっせぇ)。小雪はもっと綺麗に映せるやろうに。あれがアメリカ人から見たビューティホーなのかなぁ。うぅ、女優の禁断症状が…。

 真田広之は好きな男優はん。相変わらず格好ええ。そんな真田広之と日本語へたくそトム君が剣の腕で互角になるやなんて許せんなぁ。あわわわ、ちゃうちゃう。いくらオールグレン大尉が南北戦争の英雄やからいうて、ワンシーズンで達人レベルになれるんでっか。あ…氏尾ってもしかしてお山の大将…(^_^;。
http://sigemaru.mydns.jp/cgi-bin/index.cgi
投稿者:気軽にえいが投稿日:2005-01-28 19:05:00
名作には賛否両論付きものだが・・・確かに日本人の目から見れば時代検証が?の部分もあったが、総じて良かったとオモタ。
渡辺はありゃ極め付きの名演、Tomを完全に喰ってる。
真田も名脇役、女気不足中性っぽい小雪もアメ映画の中では映えた。
ただ勝元が死んだ後の10数分がどうも戴けない。〆は映画の全体を左右する。
またお上役は優男でもよいがもう少し人格や識見がないとこの映画の意味が薄れる、お間抜け過ぎー。
投稿者:もっふん投稿日:2005-01-07 10:44:41
【ネタバレ注意】

ラストの礼を土下座と捉えてるお馬鹿さんが時代考証とか武士道の捉え方がおかしいとか、よく言えるもんだね。
時代考証はそりゃおかしいでしょう。日本の作品だって間違ってること多いしね、程度の差はあれ。そこは言われても仕方ないでしょう。
武士道がどうのって言う人は自分が弓道とか剣道とかなんかしら武道をやってから言ってんのかね?とてもそうは思えないんだけど(礼を土下座だとしか思えないあたり)。
隆 慶一郎の「死ぬことと見つけたり」でも読んでほしいね、そういう人たちには。
殺陣がどうのとか書いてる人もいるけど、蹴りいれたりってのが気に食わないんだろうか。殺陣が正しいと思ってることが不思議。殺陣はあくまで殺陣で実戦で使っていたとはとても思えませんが・・・(水戸黄門とかのチャンバラなんて実際にはありえると思って見てるの?)。殺陣を持ち出すのは日本人が作った侍映画に洗脳されてるからではないでしょうか。
戦闘シーンは実際あんなふうに何でもありだったというのはごく自然に受け止めれますが。
最後の「勝元の死に様を聞きたい」、という天皇に大尉が「生き様を語りましょう」(語尾違うかも)というのはものすごく大きな違いですよ。そこが分かってるだけこの映画はいいと思う(分からない日本人は分かるようになってから批評してください)。

投稿者:民謡から演歌まで投稿日:2005-01-03 13:10:24
【ネタバレ注意】

これは感動した。もう、全てが素晴らしい。
明治の世界は見たことがないので、ソテツすら違和感なし。
富士山がでかい、というが、“絵”として美しい。
…これが日本映画であれば、なお素晴らしく思うが。
役者の演技も秀逸で、ジンとくるものをちゃんと提供してくれる。
そして引き込まれるストーリー、迫力のアクション、カメラワーク。
勝元のモデルが西郷さんだとか、史実と比べてとかいう見方は(僕は)しない。
これは単純に己の大事なものにそれぞれが命をかける物語なのだ。
「楠木正成」は言いえて妙。そして水戸黄門の様なハッピーエンドがカタルシスと涙を誘う壮大なドラマだ。
明治天皇も知り合いではないが、良い男に思えた。
財閥の男(大村)もある意味、行動力のある立派な悪役(政治家)。大事にするものが名誉(拝領品?)でないだけなのだ。もっと極悪人の方が良かったか?
実生活で汚職をするお父さんにも是非鑑賞して泣いて貰いたい作品だ。(己の信念を変えなくても良いが…)
血を吐き捨てる真田広之も格好良く、愛撫の様にクルーズに甲冑を着せる小雪も素晴らしい。桜が風に散る映像、鮮烈な世界観がぶつかり合うセリフの数々。
己に恥じる事がなければ夢にもうなされない。アメリカ先住民の映像も胸に焼きつく。
運命が定まるまで力を尽くすだけ。素晴らしい男の最後に礼を捧げる軍人達。
クルーズの殺陣も素晴らしい。(首切りも…パンチ一発だ)
アメリカ人から見た武士道?日本人から見た武士道とは何か?…ごめんね。

※弱そう、と見れば付け上がる奴は…無性に腹が立つね。正しく(他の客との係わりで)待っているのに立地条件が良いからか自分が正しいと言わんばかりにレジを待たせる店員も。まぁ、僕が買わなくても売り上げに影響はしないけど…電車で喧嘩してしまった事もある僕が言うのは変ですが、まぁ、人それぞれ経験(及び経験値)が違うわけで…世代によっても(国籍や境遇、貧困度合い等によっても)より楽しめるもの、楽しめないものが分かれるだろう。まぁ、でも“そうか〜そう思ったか、じゃあこの本読んでみろよ”というのは良い事だと思う。僕も納得すれば見方を変える用意はある。
が、コメントは幼児からお年寄りまで(善人から悪人まで)書いて良し。優等生でないコメントもおもしろいので自分の感性を信じて良し。鑑賞の参考にします。

投稿者:リッチー投稿日:2004-12-25 16:39:24
景色がすごく綺麗だった・・。その印象が強く残っている。
そのほか内容とかは、私はいまいちだった。
それに、最後の天皇の描かれかたはいただけなかった・・。
アメリカ人からみた「武士道」というのが分った。
投稿者:めろん投稿日:2004-12-25 01:26:28
殆ど予備知識なく観ました。
この映画を作った人(監督?製作?脚本?)は
絶対『もののけ姫』を観て(参考にして)いると思う。
色んな意味でそう思った。
投稿者:まっく投稿日:2004-12-05 18:24:55
【ネタバレ注意】

そもそも純粋なハリウッド映画に「完璧な」日本描写を要求するのが間違いだろ。ご存知の通りすんごく難しい日本の歴史や文化や思想。脚本家の中に日本人がいれば話は別にしても、名を連ねるのはハリウッドの一流スタッフたち。
何が悪いかって、こういった映画を作れない、製作に参加さえできない日本映画界。不甲斐なさスギ。
これはこれで、スタッフの方々すごく頑張ったと思います。

あとトム・クルーズがやっぱスゴい。結構渡辺謙への評価が多いけど、あの名演はズウィック監督の演出とやはりトムのサポートあってこそ。監督の冴え渡った演出とトムの押さえ気味の演技が、元来素晴らしい役者である渡辺謙の実力を余すことなく引き出してる。これを今の日本の監督が演出したら?魅力90%減は必死。

ストーリーもエンターテイメントとしてはいいと思う(先述しましたが細かい設定はおいといて)。どなたかが書かれてましたが「ウルルン滞在記」ってまさにピッタリっすね。ラストは・・・泣きましたよ、男友達4人と。

なんか日本映画界への批判っぽくなったが、ハリウッドはよくやってくれた。かなりの良作!トムはやはりプロデューサーとしても秀逸。エンターテイメント好きにはオススメの一本。

最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。

投稿者:samurai83投稿日:2004-11-18 12:00:17
 よせば良いのに、「ラスト・サムライ」を観てしまった。くだらないであろうことは重々承知していたが、くだらないどころの騒ぎではない。維新直後の日本人は、すっかり土人扱いである。アングロサクソンにおけるネイティブアメリカン・インディアンへの偏見と文明人として蔑む眼差し、どうもアメリカ人はこういった横柄な悪い癖があるようだ。
 どう考えても維新直後の日本に、全身を鎧兜をまとい、銃器を用いず、弓矢や槍で肉弾戦を仕掛けてくる武士はいない。遡ること、700年くらい「楠木正成」の体の太平記の世界だ。「ダンス・イズ・ウルブス」のように、ご都合よく大きな勘違いで、日本武士道を持ち上げている。
 だいたい、武士道の経典などない。自然発生的なモラルである。あと付けで、山本常朝の「葉隠」や新渡戸稲造の「武士道」が著作であるくらいで、どちらとも、武士の理想・日本人「的」なものをあらわした書物でしかない。フィクションを前提として、観賞しても不快でしかない。
 まったくどうして多数の日本人は、こんな映画を有難がるのだろう?
 理解に苦しむ。
投稿者:IM投稿日:2004-10-23 01:11:30
戊辰戦争ですな。
合戦模様はこんなものではなかったかと。
投稿者:ディオニソス投稿日:2004-10-22 03:05:53
時代考証うんぬん言われるが、描かれたのがたぶん戊辰戦争なのであれば、あながち錯誤もデフォルメもしていない。どころかかなりリアリティがある。
むしろ、様々なディティールがそうして美しく描かれたことに、高いエンタテーメント性を通じて語りたかった、人種を超えた先人へのオマージュを感じる。
投稿者:DICE−K投稿日:2004-10-10 00:05:26
【ネタバレ注意】

トム・クルーズの主演映画のテーマはみんな「父親殺し」であると、どこかの映画評論家が書いていて、なるほどそうだと思ったことがある。すべての作品がというわけではないが、最近では『マイノリティ・リポート』や『マグノリア』、それに『ミッション:インポッシブル』の1作目などに顕著に見られる。『ラストサムライ』でも彼が演じるオールグレンは最後に「勝元」殺すが、今回は意味合いが大きく違う。勝元は彼にとって「兄」に近い存在であり、しかもその兄の「生」を全うさせるために自刃の介添えをするのだ。年齢的にも40歳を超えたトム・クルーズがようやくエディプス・コンプレックスの体現者という呪縛から解放されたのであれば、それは非常に喜ばしい。だが、それだけに最後の、明治天皇に上奏するシーンが気に入らない。財閥の大村(演じているは何と原田眞人監督!)は「父性」を持った存在で、なおかつ当時としての新しい価値観の体現者でもある。ここではオールグレンをきちんと跳ね返す存在であるべきだったのだ。この決着のつけ方の弱さが、今後プロデューサーとしてのトム・クルーズの弱点にならないといいが。

それにしても企画としては見事だと思う。ハリウッド・スターが何ら違和感なく日本の甲冑を着て、サムライたちと馬首を並べるシーンが成立しているのだ。原案脚本はジョン・ローガン。「スター・トレック」の10作目『ネメシス』や『グラディエーター』の脚本も手がけていると聞けば、うなずける気がする。リアルな「戦闘」シーンに比べて、「生活」を描くシーンになると途端に『ブラックレイン』的な違和感が生じたり、画面の雰囲気が妙に『ロード・オブ・ザ・リング』に似ていると思ったら、撮影がニュージーランドで行われていたりもするが、まあ大目に見よう。http://www5e.biglobe.ne.jp/~poweredb/

投稿者:vampire投稿日:2004-10-03 23:48:07
時代考証、日本文化、武士道 etc・・・
首をかしげる部分も多いかもしれませんが、
どんな映画でも、戦場に散っていく男たちは美しい・・・

・・・と思います。
ちなみに一番は真田広之です。
彼の戦いぶりは、まさに戦鬼!
投稿者:靴下投稿日:2004-09-26 11:46:23
最近のハリウッドって、エキゾチックな要素が入ってればそこそこ当たっちゃうんですかね〜ってつい口から漏れちまいました。いけねえ。いけねえ。

まず第一に言えることは、

      「日本人なら単純に娯楽として楽しめ」

                         です。

そもそもアメリカで映画といえば、昔から「現実を忘れる事のできる娯楽」として存在してきた背景がありますから、ハリウッド映画を見る場合はアメリカ流で見るのが正しいかと思われます。

で、この映画ですが。
日本文化を美化し過ぎていて違和感すら感じました。
原因は恐らく、この映画が西洋人の視点で撮られているからでしょう。
確かに、これまでハリウッドで撮られて来た日本モノに比べて格段に制作側の「勉強した感」が伝わってきます。
(『ブラックレイン』のように、監督や脚本家が揃いも揃って日本を訪れたことすらない、というフザケタことは無いようです←そら薫様も怒るよ)
そのため、「これはどう見ても日本人じゃねーだろ」というツッコミはせず
に済みます。

ただし、どんなに物語が面白く、感動的であっても、
この作品の根底に
「オオ、サムラ〜イ、ワンダホ!」
という オリエンタリズムの心 がある限りこれは西洋人の東洋趣味です。

とりあえず、脳みそを節電モードにして

     謙様やトム様の凛々しいお姿を楽しみましょう。
投稿者:keith11投稿日:2004-09-24 22:23:51
それほど期待していなかった分面白かった。(だから今頃初めて見たんですが・・・)それにしても渡辺謙の演技は評判を聞いていたので、予想通りでいいとしても、トム・クル−ズは小雪にも食われていたんではなかろうか?時代は全然違うのに「マイノリティ・リポ−ト」とあまり変わんなかったもんなぁ・・・
投稿者:大地下投稿日:2004-09-23 02:48:58
【ネタバレ注意】

それなりに観れるしテーマは重いが内容は薄い。
勝元のベラベラの英語と、やたらフレンドリーなのに違和感を覚えた。
(まぁ皆さん同じ感想でしょう?)
トムクルーズの役は最後生き残るが、彼は超人なのか?

投稿者:でくぴ〜投稿日:2004-09-02 20:09:52
もともとハリウッドが作る映画は、どの国が舞台であっても「アメリカナイズ」されてしまうもの。たとえば、ロシアが舞台なのに人が英語しゃべってたり・・・。だから、時代考証云々はそれほど気にならなかった(というか、最初から期待していなかった?)。

それよりも、自分でもびっくりしました。日本での酷評を読んでただけに、こんなに感動するとは・・・。

渡辺謙と小雪、すごくいい味出してた!日本人役者、今回は本当にがんばってくれました。トムちゃんと小雪の間のケミストリーもすごく合ってて、びっくり!

まあいつもの「信じられないようなヒーロー物語」だけど、それはそれで、すかーっと楽しめばいいのでは、と思いました。最初から疑ってかかって観た映画だっただけに、今回は足をすくわれたって感じでした。http://d.hatena.ne.jp/dekupi/
投稿者:スカンク投稿日:2004-09-01 11:23:38
残念ながら自分はあまり「良かった」という感想は持てませんでした…。
このハナシを通じての言いたいことというかメッセージ的なものはなんとなく分かるような気がしたんですが、なんかハナシに重みがまるでなかったように感じました。
自分の感受性が低いだけだと思いますが、これで泣けたという人の感受性の高さがうらやましいです。いや別にイヤミで言ってるわけでなく、自分もそれぐらい感動したいです。本当に。
ただ、最後の一斉土下座にはちょっとシラけてしまった。
あくまで私個人の感想です。この映画を否定しているわけではありません。
投稿者:shuria投稿日:2004-08-31 12:11:15
ロスに住んでいる姉からの薦めでそれならって見てみました。

私は素直に泣きましたよ。そうですね、真田さんが倒れたあたりから
最後まで、涙が止まると思いきや、また泣いてって感じでした。
侍の生き方というものをこの映画で知りました。
なにせ歴史の勉強はしてなかったので・・・。

真田さんが本当に美しくて、なんだか鼻が高かったです。
姉の娘が通っている小学校では
映画の公開時には、男の子達がチャンバラごっこで
かなり盛り上がっていたそうです。
姉が日本人だということでみんなの尊敬の眼差しが
すごかったらしいです。
ま、子供ですからね。

投稿者:julipon投稿日:2004-08-16 00:02:28
面白かったのか面白くなかったのか自分でもよくわかりません。
でもアッとゆう間に終わったので面白かったのかも!?
歴史は苦手だったのであまり違和感もなく、その点は良かったのかも。
でも、あんな時代にみんな英語ペラペラでびっくりした。
風景はすごく圧巻で映画館で見たかったと思った程。
投稿者:ムーンライダー投稿日:2004-08-12 08:57:08
【ネタバレ注意】

気にならない程度に映画らしくデフォルメされており、エンターテイメントとしてよくできている。外国人が撮ると細かいことが気になる方もいるのだろうが、NHKの大河ドラマじゃないんだから、映画として楽しむとよいのでは?
ラストは、踊る大捜査線 Movieの1作目のラストのように敬礼して、敬意を払うというニュアンスだろうね。この場合は精一杯気持ちを表そうとし、ひざまづいて礼ををするシーンになったのだろうけど、ひざまづくまでするとちょっと?という感じもする。だが、映画的には盛り上げどころだから、大げさな演出も必要かな。
上官がひざまづいたら、部下は従うのが当然だし、周りを見て分かってないけど連鎖反応でみんなで礼をするのも自然。いつ頭を上げたらいいか分からなくて、横目で隣の様子をうかがうなんてシーンがあれば分かりやすいけど、あり得ないね(^.^)

投稿者:トモぇ投稿日:2004-08-04 22:04:18
ょかったデスょ??普通に(≧△≦)
一人一人の役の想いがジワ△氾舛錣襪鵑任!!
全体的にスッキリーとした気分…が味わえて
満足デス★〃
投稿者:ダイゴロウ投稿日:2004-08-03 10:42:06
【ネタバレ注意】

 映像は迫力があった。
 武士を描いた邦画で、この迫力を超えているのは、せいぜい黒沢映画ぐらいじゃないだろうか?

 ただ仕方ないことだけど、時代公証はてんで駄目!!
 明治維新を描き、なおかつ武士を描くなら、「過去を守る側も武士」「政権を作る側も武士」という視点で描いて欲しかった。

投稿者:nomopage投稿日:2004-08-01 21:47:25
武士道とはこんなものではない!
心正しく生きると言う事は、論理的、大局的、長期的に考えること。
局所的、刹那的、一方的なものではない。
なぜ、こんな皮相的なのが流行るのだろうか。
まったく、人間は、退化するものだ。
時代は、悪くなっている。
投稿者:vessy765投稿日:2004-07-29 03:54:07
(過去ログ一切読んでないので同じようなこと書くかも)
ハリウッドが武士道を描こうとがんばって作ったみたいな感じだった。
描けているかどうかを基準に採点すると
一般日本人が採点すると60点〜70点ぐらい?
歴史にうるさい人がああだこうだ言いながら採点すると30点ぐらい?
日本人以外の人が見てエンタメ性を含めて採点すると"あの変な国の武士道ってこんな感じなんだふーん"度、80点ぐらい?
俺は、変な所もあったけどまあ映画として楽しめたので70点かな。面白かったよ。
投稿者:sundance投稿日:2004-07-19 16:36:07
すでに多くの評者から指摘があるように、『ラストサムライ』の構造はケビン・コスナーの『ダンス・ウィズ・ウルブス』に酷似している。志願してネイティブアメリカンの居住区近くの砦に赴任したコスナーは、自然を畏敬し、物質文明に頼らない彼らに西洋文化にはない高い精神性を見出し、次第に彼らと調和していく。一方、『ラストサムライ』は南北戦争で心に深い傷を負い日本に赴いたT・クルーズが、死よりも誇りを重んじる「ブシドー」の精神に自己の価値観を揺さぶられ、感化されていくという構造だ。つまり、明治維新直後の日本人像をネイティブと同じ位相で描いているのだ。

異なるのはラストの処理で『ダンス〜』では戦闘を回避しようとするネイティブの厭戦主義を描いたけれど、『ラスト〜』のズウィック監督は戦争マニアぶりをいかんなく発揮し惜しげもなく合戦シーンに製作費を投じる。
エドワード・ズウィックは『グローリー』で南北戦争を、『レジェンド・オブ・フォール』で第一次大戦前夜を、そして『戦火の勇気』でハリウッドで初めて湾岸戦争を描いた。また『マーシャル・ロー』はニューヨークでテロが続発し、ついには軍隊が出動するという、軍隊好きの監督らしい映画だった。戦争映画をこよなく愛するズウィック監督の次回作は、よもや、イラク戦争を舞台にした戦争映画ではないだろうね。http://www.iris.dti.ne.jp/~jim-beam/
投稿者:タマネギ!投稿日:2004-07-16 13:01:33
ハリウッドの過去のサムライ映画に比べるとはるかにましでしょう。細かい点についての考証(明治にあの鎧?外国人の雇われ軍人、しかも敵対してた人が天皇に簡単に会える?など)はおいといて、全体を見るとオールグレン大尉の内面の変化と勝元の生き様(死に様)がストーリーの中心に置かれているにもかかわらず、掘り下げられていないように思われます。そのうえ、お決まりの展開(鮮やかに死ぬ忠臣、それを受けて心変わりする主君)なのが退屈さの原因だと思います。なぜ勝元は侍として忠義を尽くすのか、オールグレンは勝元たちのどこに引かれたのか、最後の合戦シーンを短くしてでも“会話”を長くして描いてほしかったです。
個々の役者の演技は評判どおりだっただけに残念です。いっそのこと、日本の時代劇の脚本家に一任すればよかったのでは?
投稿者:ホーマー投稿日:2004-07-13 15:24:56
個人的にはすごく良かった。時間があっという間にたった感じ。歴史物といっても、フィクションなのに設定がどーのというやからが多い。事実にもとずいてやっていたら、トムは速攻死んでるし、サムライもへったくれもあったものではない。演者のスピリットは十二分に伝わってきた名作だと思います。
投稿者:民生1973投稿日:2004-07-11 02:27:19
頭の良い人は突っ込みを入れたくなるのでしょうが、
個人的には、
「逃げるな!戦え!」というメッセージをしっかりと受け止めたいのです。
投稿者:LORELEI投稿日:2004-07-11 02:03:42
題名どおり広告と内容が全く違うよ…
あれが名誉とか忠誠とは、日本町もなんであんなに電線ばっかりだし…
見どころが有るとすればただの殺戮シーンの定番部分は良いって事で見るのも可
投稿者:Naka.d投稿日:2004-07-10 21:14:59
以前ここでこの作品をやや絶賛していたが、もう一度振り返ってみて改めてコメントする・・・ちょっと待てよ、この作品!確かに所々おかしいゾ!ってなとこが・・・なんか笑えるというか何というか。

やはり“鎧を着けた”合戦シーン。明治時代にあんなもんないのは確からしい。ここではエンターテインメントなんだからいいじゃんといってるが、歴史モノとなるとな・・・。確かにハリウッドは今まで他国の歴史を映画化してきてとても素晴らしいものもあったが、映画っぽく脚色されすぎているってのが問題になっていたことがあるし、それはこれに始まったことにないにしても、少しずつ改善していってほしいところ。いくらなんでも戦国時代と明治時代は明らかに違うしなあ。それにもう忍者も消えつつあるだろうし、この時代に天皇とサムライが直接的な関係があるってのもちょっと気になる。あったとしても実にマニアックなとこを描いたもんだ。主人公の日本刀の扱い方も微妙。いきなり二刀流できるってことはすごい運動神経だ。
「細かいところは娯楽だからいい」って次元超えてるような・・・。例えれば「アルマゲドン」みたいにちょっと無茶やりすぎってとこか。「パール・ハーバー」で日本軍が野原で会議開いてたシーンがあるが、あれと同レベルかも?結局ハリウッドが日本を舞台にしてやりたい放題しちゃった部分がまだある。そこが残念。でも日本人もそこを少し突っ込むべきだった。

それでもの映画が多くの支持を得たのは役者人の演技、そしてテーマである武士道。演技面ではほとんどが渡辺さんばっかりだったが、正直真田さんも同じぐらい印象に残るし、一番熱い演技してたのは間違いなくトムクル!!彼はすごい!!長髪と髭で顔のほとんどが隠れても、そのかっこよさが消えないのは、内側から来るオーラがあるからだ。スターではなく実力派俳優としてのトム・クルーズ!今年の主演男優部門がかなり上級レベルだっただからGG賞ノミネートで終わってしまったが、MTV男優ノミネートってのもある意味すごいぞ・・・!やっぱそれだけすごかったというわけだ。
武士道のとらえ方もあまり濃い部分ではなく基礎的なものではあったがなかなか。この映画は背景こそ無理があったが武士道だけは綺麗に描かれていたのだなあ。桜のシーンはきれいだったし。全体的に、時にド迫力、時に鮮やかな映像が圧巻。

大目に見てやらないとちょっとダメなとこもあるが、世界に向けられた一味違う時代劇。昔の日本舞台の異国作品と比べりゃまだマシか。世界的に認められた「座頭市」と比較してみるのもおもしろいかもしれない。

この映画、面白かったしラストもなかなかだったけど全体的にはまあまあってとこ。まあ予告編がカッコよかったし、トムクル映画ってことで期待しすぎたってのもあるかな。

でも観終わったあとはかなりスッキリしたし、トムクルが日本(を舞台にした作品)を選んでくれたってのはうれしいよね。
投稿者:邦画好き投稿日:2004-07-07 23:10:12
土下座、ハラキリ、バンザイアタックからは随分進歩したと思うが・・・
言い忘れちゃいけない。
ここが大事。
肝心の日本人自体が退化した。
すなわちこの映画を「伝統日本、日本人の魂」と絶賛する輩だ。
例えば40年前邦画時代劇全盛期だったらどう評価されたか。
伝統に目の肥えた日本人が絶賛するわけがないむしろ無縁な日本人だろう。
まさしく伝統の危機だ。
投稿者:str8投稿日:2004-06-27 13:08:29
【ネタバレ注意】

何故か涙が溢れました。

超感動って訳じゃないけど、頑なに守る「武士道」の精神は
今じゃ何にしても「迎合道」だし、日本の旧文化に誇りが
持てますよね。まぁ多少の美化も入ってるでしょうけど。

特に真田さんの戦の前の舞は超かっこよかったです。彼の役と
シーンは控えめに設定されていたので、主役達を食っちゃわずに
存分に存在感を発揮してたのがGood。なんせ米国の映画ですからね。

あの舞には「別れ」「鼓舞」「切なさ」「儚さ」など色々表現されて
いて、私にとっては泣き所でした。


投稿者:Bikke兄投稿日:2004-06-23 00:18:54
トム・クルーズが日本に来て「ラストサムライ」なる映画を撮る…
全く期待していませんでした。
どうせ、ライトセーバーをさもチャンバラもどきでグルグル回してるみたいな映画だろうと思ってました。
ところが…8ヶ月練習してきたそうじゃないですか!
構えが、そこそこ様になってるじゃないですか!
日本人がカッコイイじゃないですか!

元々がフィクションです。時代考証?戦国時代みたい?日本にない草木?
どうでもよいじゃないですか!
忠義、礼儀、侍魂、武士道等々の心を持った侍達を表現するには最適の戦国スタイル。
鉄砲を持たず、刀だけに拘る事でも上記精神を最大限に表してるじゃないですか。
実際にはありえない…なんて考えてたらエンターテイメントは楽しめないなぁ。
ドキュメントじゃないんだから(苦笑)
本当は日本映画界にこのような映画を作ってほしかったな。無理だろうけど。
詰めの甘さはあるものの、ハリウッドが作った大スペクタクル大河ドラマ濃縮スペシャルだと思います!

最初から最後まで、肩が凝るほど入り込んでしまいました。
渡辺さん、真田さんはもちろん、トム・クルーズも良かったです。最近のトム・クルーズの作品ではピカいちかな!

下記にもあったけど、土下座と礼は違いますよ。
形は同じでも剣の世界、武士の世界では両膝をついて頭を下げる事が最大限の尊さをこめた礼の形となります。
謝る意の土下座と、ラストサムライでの膝つき礼をいっしょにしないように。
確かに”ありえない”場所での礼だけど、映画の意図をくむなら、あのシーンはありだと思いますよ。謝りではないのですから(笑)
福本清三さん、カッコよすぎです!!!
投稿者:イドの怪物投稿日:2004-06-13 12:30:27
こんなに時代考証が目茶目茶なのは久々、で日本通の外国人が日本の歴史を映画化するとこんな風になるのな。 友人たちが(および家族までもが)この映画の良さをあまりに力説したので見てみたが、残念なことに期待通りの出来でした。渡辺賢は確かに良かったが、肝心の映画の出来がこれでは「助演賞」が無理なのはあきらかですね、惜しいなぁ。
投稿者:完熟トマト投稿日:2004-06-13 00:16:01
DVDで観ました!真田さんの立ち回りの美しい事(>_<)まるで舞を舞っているような美しさでしたね!どの場面も絵になるんです!お茶を点ててる姿もとても品がありました!戦に行く前にホントの舞を舞ってましたけど、日本の美を見ましたね(@_@)すみません真田ファンなので・・
投稿者:spruce2投稿日:2004-06-10 17:39:04
時代考証云々はさておき、あ、こんな映画もアリだな、と強く感じる一本だった。そもそもキャスティングが発表された時点で、ある程度日本をリスペクトすることになるとは思っていたが、正直期待以上に劇中の日本人俳優は輝いていた。

山霧の中からサムライの集団が現れるシーンは筆舌にし尽くしがたい程に荘厳で、映画の主役も明らかにトム・クルーズなどではなく渡辺兼のものだった。最後の意図不明な土下座や天皇軽視、お約束ともなった日本女性の陵辱も、なるほど、このくらいやらないと「コレのどこがハリウッド映画なんだ!」と文句の1つも言われようといったところだ。事実、ワシントンポストなど保守系のメディアはこの映画をえらく酷評していた。よほど面白くなかったのだ(笑)。

日本の歴史や文化をこよなく愛する人達にとって、この映画は諸手を挙げて肯定することは難しいのかもしれない。ただ、由美かおるの入浴シーンを毎週見せられても暴動1つ起こせなかった日本人が、少しでもこの映画によって映画の鑑賞眼を養い、それによって邦画が1つ上のステージに上がれれば、どんなに素晴らしいだろう。悔しければ、自分達の手でそれ以上のものを造ればいいのだ(おそらく無理だろうが)。

たまには日本人がかっこよくてもいいんだよ、と今世界が言ってます。そうしようじゃありませんか。

投稿者:FHP10投稿日:2004-06-07 22:59:52
あまり「武士道」の映画のような気がしない。戦国時代のバイタリティーあふれる武士道でもないし、徳川時代の様式化された武士道でもないし・・・。
しかも、忍者まで出てくる(笑)。ハリウッド版ちゃんばら劇かな。
当時の東京の様子など、興味深いものもあるけど・・・なんだかなー。

いっそのこと、トム・クルーズの第7騎兵隊 対 渡辺謙の武士集団あるいは日本帝国軍 でも作った方が面白いかも。
投稿者:ロッサ投稿日:2004-06-06 10:11:08
絵的なものや、作法を口うるさく言う気はない。ただね・・・

国のため天皇のため、守りたいもののために特攻してくる日本人を
黙らせるために原爆落として、東京裁判で不条理押し付けて、
GHQは洗脳教育敷いたわけでしょ。
そんでいまさら米国人の作った映画で「日本の心を」とか言われても
そのデリカシーのなさに呆れるのが普通ではないのかしらん。
投稿者:映子投稿日:2004-06-05 00:10:56
ハリウッド製「サムライ映画」。
投稿者:アーサー王投稿日:2004-06-03 20:45:36
たかの子供の小ちゃい方が可愛かった。
投稿者:kenny投稿日:2004-06-03 13:12:45
【ネタバレ注意】

劇場に行けず、DVDで見た。騎馬の戦闘シーンがすごくて(さすがハリウッド)圧倒された。ここだけでも映画館で見たかったな。
ここのコメントを既に読んでたので気にしないよう努めたけど“変な日本の描写”は気にするなという方が無理。自然と目がいったがそれはそれで面白くて作品の評価にはひびかない。
誰かが“トム君のウルルン滞在記”と言ったがその通り。この手の話は滞在者にとってはウルルン物でも“滞在される側”の目から見ればなんとも居心地の悪い・・・てことがよくわかった。「俺ら日本人はそんな“いい人”ばかりじゃねーぞ」なんてとこか。
ストーリーの方はあまり共感できなかった。見た映画が面白くなかった時、よほどの駄作でない限りそれは「自分のせい」と思うようにしている。感性が合わなかっただけ・・と。人それぞれ信念や生き方が違うのだから映画の評価が分かれるのは仕方ない。↓のコメントにもあった“滅びの美学”は自分には到底理解できない・・・「死んで花実が咲くものか」と思っちゃう方だから(「グローリー」も感動できなかった)。トムが刺客を切るシーンも「カッコイイ」じゃなく「切り口、痛そう」なんて感じる自分はこの映画の良さを語る資格はなさそうだ。

★日本の着物や鎧を着たT・クルーズの顔がとても嬉しそうに見えたんだけど・・・彼の憧れのコスプレの1つだったりして?
★たかさんとの絡みは、無きゃ無いで「色気なさすぎ映画」と文句が出たと思う。
★つっこみを1つだけ・・・武士の子供の食事作法がひどい。茶道のシーンがあったけど武道だけでなく武士は生活すべての作法にこだわってたとこを見せてほしかったな。


投稿者:ハマー投稿日:2004-05-28 13:23:11
DVDで再び観た。初見のときは酷評したけど、2度目観たらよかったです。
あんまりね、時代考証云々という映画じゃないんだよね。ナショナルアイデンティティー高揚映画だもん。問題はそれを外国人に作ってもらう日本映画界の不甲斐なさだな。
投稿者:モロ投稿日:2004-05-26 18:45:08
【ネタバレ注意】

こんにちははじめまして、楽しく拝見させていただいております^^。一つ気になったので書かせてもらいますね。先のコメントに「土下座」という言葉がちょくちょく目につきますが、あれは自分が思うに礼儀としての「礼」ではないのかな?と思います。たとえ敵味方でも相手に敬意をはらっての「礼」を表現したかったのではないのかな?と・・私も剣道をやっておりますが、武道には「礼」は重要な位置を占めています。「土下座」というのは謝罪的要素のものです、そのニュアンスとは違うような気がします。皆さんも主観で書かれておられますので、私も主観で書かせてもらいました。

投稿者:ninjha投稿日:2004-05-26 14:31:00
【ネタバレ注意】

若い方なのであまり日本の歴史とか疎いですが、史実完全ではないにしろ
(某新○組!と同じく)良かったんじゃないかなと。確かに突っ込みどころ
満載でしたがね^^;此処、どう見ても外国。とか。けど、日本人を主流に
する様な映画をハリウッドで作られたって言うのは以外でした。日本人に
真似た中国人とかが出て来るのは知ってますけど・・
時代劇では無く、アクション、でしたね^^;けど子供も大人も本人達が
やってるってことに、「偉いなぁ・・」と痛感してしまいました。
過去切腹も何もかも汚かったんですよね、日本人って。家の家系の男子は
歴史好きだから、知ってるんですよ、串刺しの刑に馬でひきずりの刑
タケでつめはがし・・全員が土下座、確かにあり得ないけど良いんじゃ
ないかな・・本人達に対して、「申し訳ない事をした、素晴らしい最後
だった」という描写みたいで。そして桜も、詩を唄ってた時の引き続き
みたいで。

賛否両論はあるけど、今の日本人は見るべきじゃないかな・・平和ぼけ
してる日本人にはこういう刺激があった方が良い。
それにしても、トムクルーズ・・主役じゃなかったよ・・客観てきに見て

あと、忍者。あんな仮面しないって。黒装束は滅多な事ではしない
挙げ句よく知られてる甲賀・伊賀忍者。あそこからもきてるように
あんな大人数でけしかけるのはあり得ない・・あくまで忍者は「情報
伝達」係であって、暗殺はほとんどしない。生き、逃げ帰ってでも
任務をこなすのが忍び。
あとあの時代にはもうほとんどの忍びはいなかった・・なのになんで
あんなにいるの・・其処だけはツッコンだなぁ・思いっきり。最初忍者
と言う事すら分かんなかった。賊って言うぐらいで。
集団行動しないし、忍者刀にしてはでかすぎ。

投稿者:おばはん投稿日:2004-05-23 01:08:28
investigation不足の外人が表面的に幕末の「武士道」を美化した典型的ハリウッド映画と感じます。渡辺謙さんと真田広之さんは、『陽はまた昇る』『たそがれ清兵衛』などで大ファンだったので余計に残念です。武士道、サムライ スピリット等は外人の幻想です。『武士道無惨』や『切腹』を観た上でこの映画を作っていただきたかったです。
ただ、日本の長い歴史の過程で、不本意でありながら戦場に身を投じられた方々の上に、現代の我々の生がある事は認識しております。
投稿者:乱気流投稿日:2004-05-22 05:36:33
時代考証はともかくとして、旧国家から新国家への再構築に際し
どれだけ多くの血が流されるかを作品裏で訴えかけているような気がする。
旧国家の象徴「ちょんまげ&刀」・・・その(1000年以上も続いた)日本人の象徴を近代化の波に一瞬にして押しつぶされる恐ろしさ。旧国家の伝統を重んじる勝元盛次等と新国家への改革を急ぐ明治政府・・・・・思慮深く考察してみれば「豊かさを過度に求め自己の伝統・文化を軽んじる」現代日本人に対する海外サイドからの強いメッセージともとれる。そのメッセージが「新国家への改革を急がせた」アメリカ等の大国から提起されているのもあまりにも皮肉。旧国家と新国家への転換に際しての苦悩を最も象徴していたのが(勝元よりも)むしろ明治天皇そのものではなかったろうか。本作でも歌舞伎界の中村七之助 が明治天皇を演じていたが、若手ながらもその苦悩を見事に演じ切っていたと思う。 http://www7.ocn.ne.jp/~ybqp95/
投稿者:JBJ投稿日:2004-05-19 23:24:43
【ネタバレ注意】

下には国辱などと言っている輩もいらっしゃいますが、
かなりいい線だと思います。
批判される方々の殆どが日本の描き方ですね。いいんじゃないですかねぇ。
史実を描いたわけでもないでしょうし。監督が真面目にやろうとしたのは見えますよ。
逆に日本人監督がアメリカンマインドを描いたとしたら、
アメリカ人から批判が来ると思うんですけど。
無理ですよ、外国人が異国のことを完全に描くのは。
その中でもかなりよかったんで、僕としてはマルです。
真田さんも、たそがれ清兵衛も関係者には観られてるから、
頑張って欲しいとは思いますが、やはり身長がネックになりそうな気がします。
しかもアメリカでは(当然ですけど)マイノリティですからね。
やはり身長もあって、あの存在感の謙さんに仕事がいくでしょうね。
でも、どっちにも頑張って欲しいです!

投稿者:dread-rider投稿日:2004-05-17 02:36:59
【ネタバレ注意】

完全に国辱映画。
土下座、ハラキリ、バンザイアタックの3拍子揃った時点で完璧に日本への認識が進歩してないなと痛感した。見栄えは良くなってるけど、結局はそれら3拍子ありきの上に突っ込みどころ満載の脚本をかぶせただけ。
エンターテインメントだから...っていう声がたくさんあるけど、エンタメだからこそディテールにはもう少しこだわってくれ。
ディテールを知った上での破壊なら大いに歓迎するけど、この監督なり演出はただ底の浅い知識をぶちまけただけに感じる。

最後に、「トムはいつからスタローンのポジションを狙い始めたのですか?」

投稿者:prettymami投稿日:2004-05-10 15:26:33
ちょっと期待してみちゃったけれど、うーーんなんかこう胸を打つものにかけていたような・・・。
ちょっと美しすぎ??? でも謙さんは格好良かった。
日本人から見たら完全にトムクルーズが助演男優だわ。
まぁ、この映画日本人が作ったのなら辛口評価にもなるんだろうけれど、良く考えたらアメリカの映画なのよね。
別に日本のために作った訳でもないだろうし、海外の人がどう受け止めるかが本当の評価になるのかな?
投稿者:もーがん自由人投稿日:2004-05-02 21:23:26
まったく期待せずに見ました。真田広之が好きなんでそこだけちょいと期待してたかな。やっぱり渡辺謙と真田がいいよ。トムはまぁ刺身のツマみたいな感じでいいんじゃないでしょうか。え?助演男優賞?これ謙さん主役じゃねえの?
投稿者:katunori10投稿日:2004-05-02 03:03:00
まず、最初と最後に入るナレーションでしらけた。
日本昔話じゃないんだから、文字を出すだけでも良かった。
それに、こういった映画なら「ダンス・ウィズ・ウルブス」とたいして変わらない。
ストーリニーひねりもないし、武士の魂は個人てきには、あまり伝わらなかった。
最後の過剰な演出も気になるし、感動を押し付けられるような映画だったかな。
投稿者:のんびりえいがふぁん投稿日:2004-04-19 05:26:47
そんなにね、酷評されるようなものではないと思うよ。
あざといなと思いつつ、映画館で見たら結構泣いてしまったし。
突っ込みどころは色々あるけれど(特に吉野の山奥とか、最後のシーンとか)、
でもハリウッドにしては、それなりに真面目に日本を描こうとしたのでは?
あくまで、フィクション。
それを念頭において見たら、腹など立たないし、評価できる作品だと思います。
むしろこれを発端に異文化についてのきちんとした映画が増えていくことを望みます。
投稿者:右心室投稿日:2004-04-13 08:50:01
【ネタバレ注意】

すごーーーーく丁寧に日本の事を調べてるな。と感じた。
重厚なストーリーも逸品。満足デス。

映画の中の日本といえば、なんだか「サムライ、ハラキリ、カラテ、ゲイシャー!」だけだったけど、そこからようやく脱皮できたのかなって思えて、観てて嬉しくなってきました。

最後の集団土下座以外はな。
最後の最後でちょっと冷めたのも事実。

投稿者:さんぴん茶投稿日:2004-03-31 01:04:00
【ネタバレ注意】

この映画を観て面白く感じなかった人、確かに今のこの時代の日本人にとっては共感できない部分もあるかも。
しかし、映画の出来や過大表現は置いといて、昔の日本にはこういう人間達もいて今でも「侍スピリッツ」という言葉もあるように、侍という日本の歴史と文化を知る上では感銘を受ける映画だった。
日本人にとっては一度は観る価値のある映画だと思う。

あえて一言付け加えるなら、小雪とのラブストーリーはいらんな・・・・
アメリカも廃刀令を見習って銃をなくせよ!!

投稿者:さゆ投稿日:2004-03-19 15:20:59
侍はこいつらしかいないのか?って感じ。
妙に感情移入出来ない。
渡辺健は確かにかっこよかったが。
確実にトム・クルーズを食ってた。
投稿者:チックタックボンボン投稿日:2004-03-15 21:26:08
まぁ。良いかと。
外人から見た日本の表現としては。
ウインドトーカーズの日本人村や
シャンプー台の向こうにの芸者姿よりは。。。

最後の侍はトムさんではなく、謙さんでした。

問題は、小雪だな。
あの時代にあんな日本人いねぇーよ。。。

投稿者:no reply投稿日:2004-03-15 19:36:12
【ネタバレ注意】

真面目にダメ出しするにはこっちの時間が無駄なので指摘せず・・
エンターティメント大国のアメリカには偶にエンターテイメントを軽く見ている人がいるように思う。消費大国だから生まれた娯楽性が消費という性質に食い荒らされてる。娯楽はそんな甘い物じゃない・・と娯楽よりの制作者連がおもっているかどうか分かりませんが、この映画に関してはとりあえず日本人として怒ってみるのである。ガオーー!

投稿者:amaranth投稿日:2004-03-11 23:55:37
トムのウルルン滞在記。一冬過ごしたぐらいでサムライとして死ぬ大義があるとは思えない。戦闘シーンも長過ぎた。サムライを演じるなら日本語くらい勉強してから来い!といいたい。トムがサムライの家族から日本語を学ぶシーンは、未開部族でその文化を学んで敬意を表している偽善番組と同列。不潔だ。西洋人のオリエンタリズムは差別意識を根底としてるとしか思えない。
投稿者:しいちゃん投稿日:2004-03-09 06:25:19
【ネタバレ注意】

結構楽しく見ました。アメリカの見た日本なのだからまあ、本当の日本と違うのはしゃーないと思います。
でも、二つだけこの映画につっこみたい!!!
ひとーつ、横浜港からあんなにでかい富士山は見えないでしょうに!
ふたーつ、トム・クルーズと小雪のラブはいらんでしょうに!
この二点を疑問に思いつつスクリーンを見つめていたワタクシです。
ちっちゃい男の子が「何で、戦をするの?」みたいな意味の台詞を言ったシーンが一番好きでした。
渡辺けん、残念でした。離婚と破産のイメージしか持ってなかったので、この映画を見て、いい俳優さんだと知りました。

投稿者:mojomojo投稿日:2004-03-01 04:15:06
細かいことはヌキにして、よかったよ。
自分は映画の評論家じゃないし、日本史に詳しいわけでもないから、
さも評論家ぶってクドクド言うのはヤメにして、「ハリウッドよ、ありがとう!」
と言いたい。
ここまで美しい日本にしてくれて、ありがとう!
サムライが鎧を着ていることや、理想化されたサムライ像などは、日本向き
というよりは、ハッキリいうと、外国向きだ。
しかし、あそこまで理想化されていると、キモチイイ。(日本への観光客が増えると良いな)
刺客として○○が出てくるのも、贅沢だ。(サムライVS○○は外人には涎ものに違いない)
ラスト・サムライの本(写真集?)が出ているので本屋で立ち読みしたら、結構
いろいろと日本の勉強をして作っているらしい事を知り、驚いた。
「これはデタラメだ。ありえん!」というところは、日本を馬鹿にしているのでも
、勉強不足なのでもなく、「世界ウケ」するためにアレンジしたのだと思う。
日本好き・サムライ好き・武士道好きの「外人が作った映画」なので、リアリティ
を求める方には、オススメできない。(素直に感動できないのに違いない)

トム・クルーズはナルシストっぽくて苦手だったが、今回で好きになったよ。
投稿者:ぶんちゃ投稿日:2004-02-29 16:38:19
【ネタバレ注意】

時間的には長いけど、かなり楽しめる映画でした。
真田さんのアイラインメイク(?)がPOTCのジャック船長に見えてしまい
笑うところじゃないけど、ついつい笑ってしまいました。
トムクルーズは、今までの映画とかなり雰囲気が違っていて
「オレを見てくれ〜!」のオーラが感じられず、拍子抜けしました。

投稿者:インサイダー投稿日:2004-02-26 22:48:17
これは日本の精神を純粋に描いた作品だ!!
・・・というのはただのウソで宣伝です。
この映画の最高の功績は渡辺謙をはじめとする日本の名優が世界に認められたこと。
この映画のお陰で謙さんは『バットマン5』で宿敵役に大抜擢されたのですから。
素晴らしい事ですね。きっといい演技を見せてくれるに違いありません。
でも個人的には真田広之にもっとオファーが来て欲しい。
彼のほうがアクションは優れている。
いつか彼もハリウッドに大抜擢されるでしょう!
そして俳優の後は日本の監督や製作者も進出していくでしょうね・・・
とくに日本アニメは海外に人気ですから
アニメ監督はアクションネタ切れかけのハリウッドにとって
新しい才能といえるのではないでしょうか・・・
そしていつか日本がハリウッドを征服するやもよ!?
投稿者:巨人の星投稿日:2004-02-25 23:24:15
渡辺謙かっこ良かった。氏尾の真田も超カッコいい!
彼の刀さばきにはハリウッドも脱帽でしょう。
でもこれは所詮はアクション映画の部類で時代劇にはならないでしょう。
この映画では侍はただの誇り高い種族のように描かれてます。
もっと「汚い」人間たちにしてリアリティを加えるべきでした。
だからアメリカではただの日本正義映画としか見れず、売れなかったのでしょう。
日本ではバカ売れですが、これが本当の時代劇とは思いたくないです。
日本を馬鹿にしてるとは思いません。
監督らも頑張ってそれなりにしっかり仕上げてくれてます。
でもこの映画が時代劇の代表とテレビで豪語されたら、怒る時代劇ファンもでてくるでしょうね。
日本人は全体的にどうも映画を見る目がなさそうに感じる。
ミニシアター系を前面に押し出すべきだと思う。

あと謙さんアカデミーは無理!
助演男優賞はミスティック・リバーのティム・ロビンス。
彼に間違いなし。何だかんだ言ったって、やはりハリウッド俳優はすごいよ。

ラストサムライに関係ないが
予告で見た『キャシャーン』めっちゃみたい。
カッコいい!唐沢寿明が悪役!?待ち遠しい!
投稿者:ゆうじ投稿日:2004-02-24 10:04:18
作品中の風景、風俗は、流石に日本人の眼から見ると変なところだらけ。史実の無視している箇所も多数・・・という訳で、これを気にし始めると、それだけで並以下の作品のように感じてしまう。もちろん冷静に考えれば、過去にハリウッドから出た作品中で描かれた日本像とは比べ物にならないくらいよく描けているのだが。
この違和感を抜きにすれば、まずまずの作品である。映像に迫力もあるし、上映時間の割りにはストーリーの流れるテンポに間延びが無い。ただ、主人公や侍達の心情描写は、かなり甘い気がする。異人種間の友情は使い古されたテーマだが、だからこそ力を入れて描きこんで欲しかった。
渡辺謙は確かに熱演だったが、彼の力量ならば当たり前程度の印象。むしろトム・クルーズが、演技で負けていなかったことの方が心に残った・・・って主役が、脇役にやっと追い付いているようじゃ駄目だけれど・・・。
投稿者:たかさん投稿日:2004-02-22 07:15:22
【ネタバレ注意】

純粋に、良かったです。
とても心を打たれました。
かつての日本人の精神の美しさが、よく表現されていたと思います。

特に、たかの場面は、胸が苦しくなりました。
自分の夫を殺した男に対して、仇討ちするなり、とことん責めたりしたかったでしょうが、相手は兄の「客人」であるから仇討ちするわけにもいかず、かといって寡黙な日本の文化のため、悪口雑言を吐いて憎しみをぶつける訳にもいかず、苦しかっただろうな、と思います。彼女が勝元に言った「これ以上の屈辱には耐えられません。死なせてください」の言葉は、彼女のどうしようもない心の苦しさをよくあらわしていると思います。
後に、夫を殺したことをたどたどしい日本語で謝るオールグレンに「お互いのつとめですから仕方がありません。お気持ちだけ、ありがたく受け取っておきます」(セリフはこんなのじゃなかったけど、内容はこんな感じ)と言ったところに、胸打たれました。男の気骨がぶつかり合った末の生死をかけた戦いであるから、オールグレンを責めるわけにはいかない、とでも言うような、たかの高潔な精神が美しいと思いました。愛情深くて、とても聡明な女性だと思います。

「言いたいことを一から十までベラベラ説明する」のではなく、ある程度の筋を言って、あとは相手に気持ちを汲み取ってもらう、という日本の寡黙な文化を意識したためか、たかも氏尾も無口な設定。最後に勝元達をガトリングガンで撃ち殺した政府軍も、無言で土下座をします。
けれど、同じ日本人であり、同じ心を分かち合う私達には「語られない想い」が、なんとなく分かるんですねぇ・・・。分からなくなった時こそ、日本人として大事な部分を失ってしまった、と思うのです。

本当に、良い映画です。日本人であるからこそ、どの国のヒトが鑑賞した時よりも、深く感動できる味わい深い映画だと思います。
時代考証がどうのとか、背景がおかしいとか、なぜ勝元が英語をしゃべるんだとか、そんな小さな問題は全然気になりません。
私としては、最後に天皇が「私達は日本人であることを忘れてはならない」という言葉に、とても胸打たれました。
深読みのし過ぎかもしれませんが、ラストサムライを見て、日本人の美徳をもう一度振り返り、先人達が様々な想いで築き上げてきた文化や精神世界を、大切に引き継ぐべきだとさえ、感じました。
心眼鋭く、道理を見極め、義理堅く、思慮深くて、慎み深い日本の魂、美徳は、本当に素敵なものです。
まさしく「日本人であることを忘れてはならない」のだと思います。

個人的には、鑑賞後にパンフレットを読むのを、おすすめします。
サムライが鎧を着ている理由や、ガトリングガンを最後に使った理由、など、解説されていて、「ああなるほど」と思えますよ。

感じた方はヒトそれぞれだと思いますが、「自分の中の日本の心」を感じる良い機会になると思いますよ。
登場してくる人物に感情移入し、彼らの「語られない想い」を感じた時に、深く感動できる味わい深い作品だと思います。

投稿者:春うらうら投稿日:2004-02-21 16:15:36
観終わった瞬間観てよかったっと思える作品でした。時代考証がどうの、日本人の所作がどうの、景色がどうの、エトセトラ 粗を探せば色々ありましたが私はそんな事殆ど気になりませんでした。そんな些細なことを気にして観られた方達はある意味お気の毒、ドキュメンタリー・或いはそのとき歴史は動いた系の番組でも観て楽しまれればとお勧めします。むしろこの映画はこれまで外国映画に描かれてきた変な日本の描写よりは数段進歩していると思います。トム・渡辺それぞれ見応えのある演技、さすがです。特に私はトムが良く演っていたと思いました。日本の侍魂を理解していくプロセスの中で自分を取り戻していく様を上手く表現していました。私の中ではトムは特に好きな外国の俳優さんでは無かったのですが考えてみれば昔観たレインマンでもダスティン・ホフマンに負け無いほど上手い役者さんだなぁと思ったのを思い出しました。渡辺謙はトムや真田より美味しい役どころだったと思います。存在感のある彼の持ち味が最大限生かされ日本人として助演賞を是非是非取って欲しいとエールを送りたいと思っています。残念だったのは真田の良さがさほど目立っていなかった事です。本当のところは分かりませんが撮影中彼が素晴らしい演技をしてもカットされた部分が多かったという噂を聞きました。折角の才能があの映画ではあまり生かされていなかったのが勿体ないです。あれなら他の役者さんが演じても別に良かったのでは?と思うとカットされた部分を通して観てみたかったと思われてなりません。 それでも渡辺に負けないほどの話題になる彼は本当に素晴らしい役者さんなんでしょうね。これも噂ですが大きなオファ〜が来ているとのこと楽しみです。最後の戦闘シーンはすごい迫力 さすがハリウッド映画 身を乗り出して見入ってしまいました。 
投稿者:たつみ投稿日:2004-02-21 00:53:57
【ネタバレ注意】

 全然期待していなかったけど予想以上の可笑しさ。あんな日本の山村は無いし最初の森も有り得ない植物が茂りまくり。田舎者の私には違和感ありすぎの風景でした。あれが日本の美しい風景だなんてさ…。
 しかも何よあの英訳?翻訳は分かりやすくが基本だろうけど、単純にではないでしょ?っつーかちゃんと英訳出来ないなら侍映画なんて作るなよ。あの土下座は何?日本人は万歳と土下座ってか?アメリカ人が見て何を思うか分からないけど日本人がこれで感動するなんてどうかと思う。
 でもある意味面白い映画だと。ちょっとちゃっちいのが痛かったけどね。真田広之と渡辺謙は確かに格好良かったけどアカデミー賞って程じゃないと思うけど…まあハリウッドも役者不足なのかな。

投稿者:hira投稿日:2004-02-20 23:23:40
公開から二ヶ月以上たっているので、余裕で観に行きましたが、あらかた埋まっているのに驚きました。

ある意味『ロード・オブ・ザ・リング』なんかよりファンタジーしてる作品だと思います。ズウィック監督は戦国時代の輝いていたサムライをイメージして作ったのでしょう。しかし、この出鱈目な脚本も、あまりに日本人に肩入れしすぎている為、観ていて悪い気はしません。同じ出鱈目な『パール・ハーバー』に比べると、とてもすがすがしい気持ちで観れました。そういえば、『グローリー』でもズウィック監督は黒人兵士にとても肩入れしてますね。
投稿者:花。投稿日:2004-02-13 00:18:58
【ネタバレ注意】

この映画、つっこむときりがないので何も考えずにみましょうね。
でも、私もあえてつっこんでみたいとこが1つ。配役はまずまず成功しているとは思うんですが、小雪さん演じる“たか”についてです。彼女はすごく美人なのですが、決して伝統的日本美人ではありません。面長で、背が高くてというのは西洋的な美人の要素です。だからトム・クルーズが惚れたんだって言われればそれまでですが。松たかことか沢口靖子的な女優さんに演じて欲しかったですね。演技も彼女たちの方が格上だし。そして、究極的な意見はネイサンとたかの恋愛いらない・・。その分、短くして!そしてそして、この映画の最も伝えたかったことは、劇画タッチ顔のトム・クルーズは不死身だということなのです。

投稿者:歌王投稿日:2004-02-10 02:05:04
おもしろかったですよ。基本的にファンタジーなのでそれほど重い感動ってのはな
いですが、少なくとも酷評されるようなヒドイ映画ではないと思いました。

確かに時代考証等に関してのアラはいくつもありますが、NHKの大河ドラマでさえ
重厚感がなくなっている時代、それに国内の時代劇にだって破天荒な設定の作品がいくつもあることを考えると、許容範囲でしょう。まあ最低限、サムライだって鉄
砲くらいは使うだろうよ、とは思いましたが。

要は、この作品に期待するのが「ダンス・ウィズ・ウルブス」なのか、「戦国自衛
隊」なのか、ということですかね。俺は後者を期待して観たので、十分楽しめまし
た。
日本側の俳優はみんな良かったですね。
投稿者:でにろう投稿日:2004-02-08 15:40:40
最初の森のシーンの木とか山に、日本の山にはありえない木が生えまくっていたので、「また、ツッコミどころ満載の日本描写か?」と思っていたんですが、そんな細かい事はぶっ飛ばしてくれました。
他の国の人たちはどんな感じ方をしたかわからないけど、日本人はこの映画をより楽しめますよね。

蛇足ながら、一斉土下座のシーンで「ありえん!」とか思った方は多いと思いますが、外国人の友人が言うには「違和感全然なし」だそうです。なんだかね〜
投稿者:ba-ba投稿日:2004-02-07 23:30:06
やはり気になってしょうがない、戦闘中の土下座や天皇に直接謁見し意見する場面、時代背景無茶苦茶なストーリー。一つ良かったのは渡辺謙のわざとらしい演技ではなく、真田の熱のこもった演技。あれ以外はみてて疲れるだけの映画だと思います。観て損しました。
投稿者:Stingr@y投稿日:2004-02-07 04:34:46
 ハリウッドが作る日本時代劇映画は,今のところこれ以上のレベルは期待できないと思える素晴らしい出来である。比較対象として「ダンス・ウィズ・ウルブズ(1990)」があって,白人によるアメリカ・インディアンの虐殺を描いたことでこれを意識していることが分かる。しかし,ケヴィン・コスナーが自分自身をヒーローに仕立て上げたのとは違って,本作にはヒーローはいない。言うなれば,インディアンの虐殺以外は日本人同士の殺し合いなのだ。アメリカ人にとっては“いい見もの”である。

 これ以上のレベルが期待できない理由は,まず,白人のヒーローなくしてインディアンの虐殺を深く描くことは無理だということ。アメリカ白人に,原罪とも言えるその傷,さらにはベトナム戦争でベト・コンを虐殺したことなどを思い起こさせてしまうのでどう転んでも無理。しかも,サムライをストイックな形で美化しておかなければ,アメリカ人に太平洋戦争の残虐な日本兵を連想させてしまう。「ハラキリ」など,日本人はどうやってもアメリカ人に説明することはできない。アメリカ人は一言,「非キリスト教徒(=未開人)は残虐・野蛮」で片付けてしまうだけだ。

 「変な日本」……?日本人が作ったTVドラマだってマンガのような「変な日本」しか表現できてないし,「変な英語」でロック歌ってるし,だけどそれで何か問題ある?いいんだよ,たとえ道端にミニ大仏のような仏像が置いてあったりしても……アメリカ人が想像し・期待する日本を表現しさえすれば(さすがに目を疑ったが,多分,屋外にある鎌倉の大仏を取り違えたのだろう)。結局は,瑣末なことに目を奪われると全体を見落とすことになる。誤解している人もいるかもしれないが,ハリウッド映画とは“アメリカ人のための映画”であって,日本人は(収益が上がるので)その“おこぼれ”に与(あずか)っているだけのこと。日本人の基準でハリウッド映画を批評しても意味がない。

 ストイックなサムライの物語としては上出来である(人間臭い侍の物語ならばNHKの大河ドラマでも見てください)。「長篠の戦い」にも劣る無謀な戦闘から始まるのでどうなるのかと思ったが,主人公オールグレンが捕まってからが話の始まり。一言で言えば,主人公がサムライの「死」に対する「潔(いさぎよ)さ」を見出し,「死に対する潔さ」それが「武士道」なのだと理解し,自らもそれに染まっていく,という物語。「変な日本」の表現のお陰で「潔さ」が上手く表現されている。特に,サムライ達が死に場所を求めて最後の突撃をする場面は,そのクライマックスになっている。ただし前述のように,アメリカ人には「太平洋戦争の残虐な日本兵」を連想させてしまう惧れもあって難しい場面である。それで,官軍側もサムライ達の「潔さ」に礼をすることになったのだろう。無理からぬことである。それにしても,戦闘シーンはもとより,殺陣もハリウッドに取られちゃったネ。

 明治維新時の明治天皇は高々16・7歳の小僧ッ子で,元老達にとっては「扱い易い存在」だったので,作品での描き方は間違っていない。後になってきちんと君主としての自覚が生じる。断髪令(明治4年)は,日本人でも間違えるが,「髷(まげ)を切れ」という法令ではなく「髷を結わなくてもよい」というもの。従って,髷を強制的に切られることはない(力士は今だに髷を結っている)。「侍は権威を利用して民衆に迷惑をかけまくっていた」と想像するのは「水戸黄門」の見過ぎ。江戸時代は「おかみ」の治安が行き届いていて今の東京よりも安全だし,中期以降では侍の多くは失業状態で経済力のない可哀想な状況に陥っていた。

※この作品に色々と突っ込みを入れることで知的優位性を確認しようとする人達は,どうしてあれほど時代考証を無視した「恋におちたシェイクスピア(1998)」に突っ込みを入れないのでしょうか?突っ込みを入れることが出来ない自分達の浅薄無学を棚に上げているだけでしょう。今の言葉で言えば「バカの壁」。しかし,浅薄無学でも「恋におちた〜」を楽しむことはできますよネ。その訳は,浅薄無学たちは作品毎に観る基準を変えるから。それでも納得できない人は,どうせなら「七人の侍(1954)」に,農民がサラリー(米の飯)で武士を雇うことは絶対にあり得ない,と突っ込みを入れてみたらどうでしょうか。話が根底から崩れるハズです。
投稿者:ポケモン・レッド投稿日:2004-02-05 17:44:01
努力報われず。アカデミー主演男優にノミネートされず・・・

なのに『パイレーツ・オブ・カリビアン』のジョにー・デップがノミネート。

お気の毒、日本文化を学ぼうと頑張ったのにね・・・

それなりに悪くない映画だったよ。パイレーツよりはマシ。
投稿者:めくらもぐら投稿日:2004-02-05 15:24:47
【ネタバレ注意】

大好評のようでw 反響が半端じゃ無いですな^^;
いくつか僕も足跡を残そうかなと・・・。

原罪を背負った主人公が、その罪に相似したシチュエーションに再度巡り会い、今度は逆の立ち場から人生、人間、物を見つめ直し、成長する。てことなんでしょうね。

原罪として、インディアンの虐殺を描いたことに、まず感銘を受けました。これは多分アメリカの国としての原罪でもあるわけですが、ここまで単なる虐殺事件として描かれたのは珍しい部類に入るんじゃ無いかと。もちろん勝元がカスパー将軍の方に感情移入しちゃう下りは、矛盾だらけであからさまに滑稽ですが。

ひどい言い方をすれば、この映画はアメリカ人主人公の異国体験記なので、日本の細部なんて問題では無いっすよ。その点は東方見聞録みたいなもんですよ。日本映画でも『イースト ミーツ ウェスト』があるし。『パールハーバー』みたいにウンコじゃなくて良かったじゃ無いですかw 

日本の風景で感心したのは、宗教観かな?なんとなく、そんなに詳しくは無いけど。「(神への)崇拝」を理念とする西洋文化に対して、日本のそれは「境地」を志すものなんでは無いかと常々思うんですが、その辺差異なく描けてるのでは?どうなんでしょ。サムライスピリッツw今では体現する人間も見当たらないけども、そのような精神も「境地」の宗教観から派生するもののように思えます。村の風景とか美し過ぎます^^;申し訳ないス。たぶんそんなにキレイなもんじゃ無いです。ってくらい凛々しく撮ってくれてる。
黒沢の撮った日本の風景はもっと泥臭かったでしょう。あれが日本風景のリアリズム。そしてこちらはロマンチシズム(?)なんですよ。

美しく撮ってくれてありがとう。日本人は多分こうは撮れません^^;

そしてやはり時代劇は和製が観たくなりますな。北村龍平が一人で気を吐いて頑張ってるこのジャンル、もう一歩か。革新的な映像技術を伝統的な風景と合致させた和製時代劇がみたい!!
とりあえずこの作品でも使われてたスローシャッターとかでもいいから、新しい技術でもって古きを描き出して欲しいもんです。

日本人俳優陣にはもちろんなんだけど、トム・クルーズの演技にも激賞を送りたい。殺陣とか立ち居振る舞いとか、素晴らしかったと思う。腰を落とした日本の動きを立派に体現できてたと思うし、異文化の中で居心地悪そうに、でも孤独が重くて・・・て雰囲気伝わりました。まさか彼がこういう役者になるなんて、思って無かったですな。

投稿者:ikumi投稿日:2004-02-05 07:38:24
外国人が制作した日本映画ということで、細かい指摘はそれぞれあるでしょうが、全体としては、なかなかのものではないでしょうか。お金を払ってみる映画は、まずは見ごたえがないと、と常々思っていますが、そういう意味ではこの映画は楽しめました。
渡辺謙さん、すごい存在感でした。トム・クルーズを食ってましたね。
私は今南米で生活しているので、この映画も南米で見ましたが、
映画館はいつでも満席で、かなり反響でした。
でも、小雪のヌードがないのに残念がっていました。
欲を言えば、トム・クルーズにもっと日本語をしゃべって欲しかったですね。
謙さん、英語しゃべりすぎです。
投稿者:ご飯投稿日:2004-02-05 01:05:57
外国映画に出てくる日本の描写って結構好きだな。日本のイメージがこんなに写るのかと思ってね。どんなに取材しても資料を調べても外国人が現地の人が描くものよりリアルになるなんてあり得ないと思っているから、へんな描写も許容できるというか、むしろ外から見るニッポン像を知らせてくれるから良い。悪意に描いても善意に描いても興味が沸く。日本に対する悪意、善意、偏見、差別感、憧れ、幻想、その他いろいろと読み取れるからこういうのって、外国人にどんどん描いて欲しいのです。わたしとしては、クライマックスのアクション場面が面白く出来ていて良かった。日本が舞台なのに、クライマックスを外国ロケしたのは本家日本映画にもあるのです。角川春樹が監督とした「天と地と」がカナダロケだよね。でもエキストラが現地の学生アルバイトだったので、迫力ある合戦場面を見せることが出来るはずもなく、この作品に比較にもならない。このクライマックスを観ていて「天と地と」のことを思い出して悔しかった。90年製作の「天と地と」も20億円以上の製作費をかけたになあ。大金かけているのなら、アクション場面にスタントマンを大量に導入すれぱ良かったのに。それにしても「天と地と」は渡辺謙が病気のために降板した映画だったのだ。それがこの作品に登場したのは、何かの因縁か。
投稿者:いろはにほへと投稿日:2004-02-04 00:25:35
よかったですよ、この映画。久しぶりに泣かされました。なぜでしょう?日々気を張って生きているからでしょうか?この映画はそれをとても綺麗にみせてくれていると思いますよ(ちょっと欲張りすぎているようですけどね、もうちょっと絞った方がより綺麗に見えるとおもいますが)。
皆さんはどのような生活をお過ごしなのですか?何の為に生きているのか、その様な事は考えてはいないのですか?
時代考証について気になさるのは映画を観る一つの楽しみではありますが、この映画のにそれに対して気になさる前に、まず教科書でも読み直してご自分の博識と比較なさってみたらいかがなものかと思いますよ。
投稿者:だいすけ投稿日:2004-02-01 14:56:54
徴兵された農民兵がサムライにたたっ斬られるシーンがちょっと酷い。。
他の方々のコメントを見ていると、あたかもサムライがヒーローのように語られていますが、歴史上のサムライは決してヒーローなどではなかったのです。
士農工商の最高部に位置するサムライたちは、やはり其の権威を利用して堅気の人に迷惑をかけまくっていたのです。映画上では、サムライの良い部分しか描かれていませんが、実際は他の人間と同様に悪い部分もたくさんあったのです。忠告しますが、この映画を鵜のみにしてはいけません。あくまでもエンターテイメントとして楽しんで下さい。
投稿者:mori-sho投稿日:2004-02-01 00:10:02
感動しました。が,それは俳優諸氏の熱演の賜で,演出とは別の次元だったと思います。
なので,渡辺謙氏のオスカーは難しいのではないでしょうか。
ストーリー,時代考証,人物描写はめちゃくちゃでしたね。
なので,正直,見ているのが辛かったです。
アクションも,日本の時代劇に比べたら迫力ありましたが,その点をかなり期待していただけに,それほど目新しさもなく,かなりがっかりしました。
アクションがあの程度だと,アメリカで受けないのも分かる気がします。
サムライがネイティブ・アメリカンと同列に扱われているというご意見に賛同します。
同列云々の良い悪いは別にして,あたかも,「アメリカ人による,アメリカ人が抹殺した異文化への,日本人のためのノスタルジー」といった気がして,大きなお世話で大変気分が悪くなりました。
願わくば,和製の「ラストサムライ」を作って欲しいものです。
案外,「新撰組」も「ラストサムライ」だったりして。
投稿者:coboo投稿日:2004-01-30 17:56:12
トム・クルーズ、そしてハリウッドだから、という先入観は外して見ても、
結局この二つのカテゴリーに入ってしまう悲しさがあります。
私も、前述されている方と同様に、この映画、トム・クルーズと渡辺謙ではなく、むしろ小雪と真田広之の映画だと思っています。
この二人がメインであった勝元の村でのシーン、あれはうなずけますが、
なぜか武士道を前面に出し過ぎて、合戦のシーン、武士道哲学語り合いのシーン等々、
全てが借り物でしかもちゃちく見えたのは残念です。
やっぱりアメリカから見ると日本の精神というのはエキゾティックに映る
ものなのは分かりますが、なぜにセンスまで落とさなければならないのか。

見せたいものを直接見せる、というエンターテイメントタイプの考え方と
そもそも武士道という心のあり方自体が初めから相反するものだからなのかも
知れないな、とふと思いました。
投稿者:たぁとぅん投稿日:2004-01-27 21:49:57
【ネタバレ注意】

残念な内容でした。今回は「今までありがちな日本の誤った表現を正す」という触れ込みだったのでかなり期待したのですが。時代考証と音響効果はめちゃくちゃでしたね。勝元って何時代の人ですか? どう考えても種子島に鉄砲が伝来する前の人の様ですね。「勝元が列車を狙っている」っていう発想も笑えましたね。大列車強盗じゃないんだから・・・ それから合戦に行くときの音楽は、やたらと掛け声が入り、これは日本の合戦ではなく、中国ですね。ムーランでも見ているのかと勘違いしました。
渡辺謙さんが可也話題になってましたが、彼はこの程度の演技だったら今まででもこなしてますので・・・。個人的にはトムと真田さんの「立会い」をもっと見たかった。アクションには自信をお持ちのお二人なので、もっと殺陣の枠にはめずに、何でもありでやって欲しかった。小雪さんは表情が大変良く撮れていただけに、「台詞」で台無しに。いっそのこと台詞なしでも、いけたのでは無いかと(インパクトのある表情なので良い意味で・・・)。
何か、作り手の意志は伝わったのですが(こういう設定の元に映画を撮ってみたいという)ラストがまたまた欧米的な発想で・・・そういう意味では残念な映画でした。でも景色は素晴らしかったですね。LOTRにもいえますが、ニュージーランドを尋ねてみたい旅愁にかられた作品でした。

投稿者:隼人投稿日:2004-01-26 16:02:23
ものすごく賛否両論してますね〜v
全部スクロールして見させていただきましたが、あぁなるほどと思うものもあればう〜ん?なものまで。
私はこの映好きです、むしろ大好きです。
もちろん時代考証など細かい所を言い出せばキリがないですが、素晴らしい映画だったと思います。
訴えかけてくるものが私にはありました。(ない人はないんでしょうがね)
否定的な人は果てしなく否定していますが、日本人で良かったと思いました。
確かに作り話なのはわかりきってますし、おとぎ話のようだと思うかもしれません。(不可解な所は多いし)
それでもなにか心に響くものがありました。

時代考証がひどい、とか間違ってる、なんてよく見ますが私はなんでそんなに頭ごなしに否定できるのか不思議です。
だってその時代に生きていたんですかね、その人たちは。(笑)
明らかにおかしい、これはないだろうというところでもこの世に絶対的なものなんてありませんからね。

日本を馬鹿にしている、でも私達は日本の何を知っているというのでしょうか。映画を見て改めて私もそれを考えさせられました。
細かい時代考証なんかは専門家様にお任せして私はこの映画を素直に楽しみました。私的には久しぶりにいい映画を見たと思っています。
映画館であそこまで涙したのは初めてかもしれません。
歳を経るにつれ、だんだん私も純粋に映画やテレビを楽しんでいなかったことに気づきました。これを期に正したいと思いますv
ラストサムライ、私は自信を持って良かったといいます。
賛否両論するのもそれだけ注目を集めている映画だから、期待を持たれていた映画だからですよね。(笑)
まぁ人間みんなが同じ意見というのは、ありえないので当たり前と言っては当たり前ですが。
投稿者:きくゑ投稿日:2004-01-25 17:19:03
ここにもよく書かれているけど、共感・感動というのはなかった。
でも戦いのシーンは迫力があって、素直にすごいなぁって思ったけど。
この作品をつくった人たちは、侍をこんな風に捉えたんやなって思っただけで、「侍はこんなんじゃない」って批判する気持ちはないかなぁ。
実際日本人である私でも想像できない域はたくさんあるしね。
観てよかったと思います。
投稿者:まっこい投稿日:2004-01-25 11:41:08
娯楽映画としては、よくあるハリウッド的作品に仕上がっている。まあ、ハリウッドスタッフが作っているのだから、当たり前ですね。単純に見れば面白い。
ただし、感動できるか、共感できるか、内容的に良いかと、問われると全て否。日本人の禅の意識、武士道といったものを見せたかったのなら、こんな映画では全く伝わりません。誤解も甚だしい。この映画に共感する人が多いということ自体に、私は強い危惧感を覚えます。
投稿者:bakky投稿日:2004-01-20 21:52:31
廃刀令を無視するなら、1873年明治6年2月7日に発布された『敵討禁止令』も無視でしょ小雪ちゃん、。
武士道精神を語るなら真っ先にトムは小雪に敵討ちされてますわ。

渡辺謙の演技だけ観る映画です。
あと、トムに日本語しゃべらすなっての。
渡辺謙との緊迫したシーンで引き込まれていたら「キル・ビル」
イメージしちまったよ。
投稿者:大長今投稿日:2004-01-20 21:29:49
私は海外に住んでいて、前から見たいなあと思っててやっと見ることができました。予想以上の出来で、本当にトムクルーズもこんな気合の入った演技を見たことがありません。ミッションインポッシブル2がイマイチという評が多かったので、名誉挽回ではないでしょうか?やはりケン様はよかったです。迫力有り、静かな演技よし、そして天皇に真の意味での忠誠を立てていたところなど、武士道の神髄をどうしてアメリカ人がここまで理解して描くことができたのか、本当に感謝です。最近はここまで日本人にも本当の武士道を描くことができないのではないか、あるいは私たちももう、その精神を忘れているのではないかと思われます。海外にいると戦争時の天皇制や日本に対する批判の方が大きく取り上げられていて、私も日本の本当の良さを、この映画で知らされた気がします。そして、こういう人たちがもし死ぬことなく、明治政府に起用されていたなら、もっとよい国づくりをできていたのではなかったかと、悔やまれてなりません。戦争時に行ってきたことも、日本として、やはり反省すべき点も多いと思います。今からでも本当の日本らしさを忘れてはいけないなあと思わされた映画でした。バックの風景や、日本にはないだろうなあというような木が写ってたりしますが、訴えたかったのはもっと精神的なことではないかと気にしないようにしました。そして世界で今も武力で問題を解決しようとすることに、解決はないということを訴えているような気がして考えさせられました。
投稿者:hitman投稿日:2004-01-19 01:40:50
【ネタバレ注意】

僕はこの映画を撮影撮影した国に数年前から住んでいます。まぁ、この映画はニュージーランドで撮影されたので、サムライ達が馬に乗り行進しているシーンの風景は「なんかいいんだけど、ロードオブザリングっぽいなぁ〜」と思ってしまった。このコメントの欄にも「時代考証が間違ってる」「侍はあんなことなどしない」「あの時代の女性が夫を殺した異国人とキスをするなんて・・・」などと映画の中での「日本」について等の間違えについて指摘されているコメントをよく目にします・・・。実際僕もあの時代の「日本」については詳しくはないですし、実際に間違えている箇所は多々あると思います。しかし、もしこの映画を日本の映画会社が製作、配給し監督や製作スタッフも全員日本人で配給も日本国内だけの「時代劇映画」だったら、この映画の時代考証の欠如や多々ある間違えは重要視されてもいいかもしれません。しかしこの映画は、外国人監督が海外の製作会社と配給会社の元に、ハリウッドでもトップクラスのトム・クルーズを主演に起用し、世界中で公開されている「日本」を題材にした映画なんですよね。欧米諸国等では日本の文化や歴史、武士道なんかにも興味を持っている人は最近増加しています。しかし実際に欧米人を筆頭に世界中の人は「日本」や「日本人」ってモノを良く知りません。多くの欧米人が持っている「日本」に対するイメージは「自動車やテレビはイイ」「真珠湾に攻撃してヒロシマに原爆を落とされた」「スシにサムライ、ピカチュー」なんてのがいいトコです。サムライがまだ日本にいると思い込んでる人達もいます。アメリカには太平洋戦争での旧日本軍の欧米人では理解できないような戦い方を見て「Japは野蛮人ではないか・・・・」と思っている人達もいると聞きます。右翼的な発言かもしれませんが僕は日本は素晴らしい国だと思います。特に映画で映し出されていた「サムライ」の生き方は欧米人が見ても美しく映るでしょう。あの映画には時代錯誤もミスもあります。しかし今までハリウッドが太平洋戦争中の「敵」ぐらいにしか取り上げられなかった「日本」を、この映画では「日本」を美しいサムライ精神と言うテーマで描いた事はとても嬉しい事ですし「サムライ」の精神を受け継ぐ「日本」を美しく描いた映画です。世界中の「日本」に興味をもっている人や「日本」を知らない人にこの映画を見て、「サムライ」や「日本」の美しさを知ってもらいたいです。この映画は、そう言う意味ではとても価値のある映画だと思います。

投稿者:hanya投稿日:2004-01-18 02:22:06
戦いの場面はスピーディで興奮したけど、それ以外はかったるい。
トム・クルーズはハリウッドで孤立でもしてるんだろうか。
風景やら人物やら、日本風ではあったけど、そこにいるトムに違和感。
ひとりよがりに、トムの好みを詰め込んだかんじ。
最後のとこなんて、明治VS戦国のパラレルものかよ。
投稿者:馬耳念仏投稿日:2004-01-16 20:09:00
【ネタバレ注意】

 個人的には楽しめました。みなさんおっしゃる通りアレな部分もありましたが。今の日本人がやりたくてもやれないテーマをよくぞ取り上げてくれた、って感じです。日本人の監督だったなら「日本人であることを忘れるな」なんて台詞を天皇に言わせる、なんて逆立ちしたってできないですもん。この台詞が日本の外から発せられたことを、もう少し考えるべきなんだろうと思いました。
 ただ、結局いつまでも考え込んでしまったのは、「The Last Samurai」は勝元とオールグレン、どちらを指していたんだろう??ということです。
 勝元は敗者となったとき、自決することで侍としての生をまっとうしたのだけれど、アメリカ人であるオールグレンは死を選ばなかった。そう考えると勝元を指すのかな、と思ったのですが、オールグレンは戦後、里に戻って「サムライ」としての生を選択しています。なら「最後の侍」は彼なのかな、とか・・・みなさんはどう見たのでしょう?気になります。

投稿者:敦煌投稿日:2004-01-16 00:15:06
【ネタバレ注意】

 作品の構造が実に手堅い。幾多の名作に繰り返し使われてきた「定石」を、こ
れでもかと踏襲している。たとえば主人公のオールグレンは、インディアン
虐殺というトラウマを背負っている。そう、心にトラウマを持つ主人公というの
は、ハードボイルドの定番である。
 心が通い合わないかに見えた「監視役の侍」も、最後にお約束通り、オールグ
レンのために命をなげうつ。主人公のつけた「ボブ」というあだ名以外、侍は役
名も、ろくなセリフもないままだ。このあたりは斬られ役としてキャリアを積ん
できた福本清三の面目躍如というところ。
 一方でハリウッド映画の定石通りなら、主人公は間違いなく小雪と寝ていたと
ころ。しかしこちらは、定石を破ったことがむしろ好ましい。
 敵対者との和解と友情も、名作に何度も登場した手法だ。もちろんこれは、敵
をも取り込む勝元の人間的な大きさがあって、初めて成り立つこと。ともに戦い、
襲撃者を撃退した後、勝元はオールグレンの雑嚢を返しながら言う。「これを預
かっていた。お前は敵だったから」。しびれるセリフである。
http://homepage3.nifty.com/atsuo-m

投稿者:夜叉投稿日:2004-01-14 02:53:20
個人的には、いいと思います。真田広之にいじめられるカッコ悪いトム・クルーズがカッコイイ!それに武士道なんて欧米人には解りにくいとされている概念を良く噛み砕いてるのでは?
ここで問題なのは「いかにたくさんのアメリカ人を唸らせるか」でしょう(笑)。

それにしても辛口意見多いですね。
風景がヘンなのはニュージーランドで撮ってるからです。
私は米国在住の理系とあって日本史の知識は吹っ飛んでしまっているので時代感覚の辺は全く気になりませんでした。また、「古き良きもの」を愛でる人に時代遅れなどという言葉はナンセンスでしょうし、この際時代考証なんて忘れましょう。(投げやり)

結局は 渡辺さまがゴールデングローブなりオスカーなり(もしくは両方)お獲りになればそれでよろしいのでしょう..?(にっこり)
投稿者:molbollo投稿日:2004-01-13 04:36:12
最初これ観る前、トムが侍(日本人)の役を演じるのかと本気で思ってました(笑)。そしたらなんだ、武士道精神に感銘を受けた外国人の話だったのね。

んで、感想。
侍が死ぬ間際まで英語で喋るかっ!ボケー!ってことで、最後まで突っ込みどころ満載で楽しめませんでした。
でも英語であれだけ感情を表現できている渡辺謙の演技はすごいですね。真田広之も存在感ありましたし。
投稿者:とおくん投稿日:2004-01-12 22:09:12
今日観ました、内容的にはダンスウィズウルブスとラストオブモヒカンを足して2で割った感じの日本版。難しく考えればきりがないけど、エンターテイメントとしては、かなり良かったと思います。渡辺謙はやっぱり最高ですね!!さすが正宗!!!
投稿者:horseman投稿日:2004-01-12 20:35:42
そんなつもりじゃないだろうけど、結局は、ブッシュ政権擁護・・・ぽく私には見えてしまった。
アメリカが今までしてきたテロ行為をまるで正義だったと言っているように見えてしまった。
だから見終わった後、嫌悪感しか残らなかった。
イラクでもリビアでも北朝鮮でもなく、最大のテロ国家は間違いなくアメリカなのに。自分たちの行為は、正義だと思いこんでいるだけに、なおさらタチが悪い。
いつもいつも、アメリカにとって都合の悪い政権を倒すために、反政府ゲリラやら何やらを育て、支援し、現政権を倒した末に、アメリカにとって都合の良い政権を樹立する。復興支援という名のもとで、アメリカの企業が儲かるようになっている。
この映画を見てると、そんな事ばっかり頭に浮かんできて、胸くそ悪くなって、嫌悪感ばっかりで、どこが感動するんかなぁ〜・・・と思った。
だいたい、ここで描かれてる日本なんて、本当の日本の良さなどではなく、要するにアメリカにとって都合のいい日本像で、アメリカ人が憧れるような日本像であって、本当の日本の良さではないと思う。
真田さんも渡辺さんも、凄く頑張ったけど、結局はハリウッドに負けたんだなぁ・・・と思いました。演技に関しては負けてないと思いますが。
真田さんと渡辺さんは、一生懸命、監督と闘ったそうです。日本は、こんなんと違う!!と。でも結局は、ホンマの日本がどうかなんで、どうでもええ!世界がこれが日本やと思てるんやから、それでエエんや・・と監督に言われて終わりだったらしい・・・。
投稿者:dadada投稿日:2004-01-12 08:47:43
こういうのって、突っ込み始めるとキリが無いから、“いつか、どこかで...”の物語として観始めた。
結局のところ、ベタなヒロイック・アクション・アドベンチャー。T・クルーズによる、T・クルーズのためのスター映画って感じでした。
それにしても最近では、自らのプロデュースによるスター映画を作り続けている役者って、T・クルーズぐらいだよな。ある意味、貴重だよね。常に先頭を行く馬上の主人公に最後の最後まで弾の当たらない演出なんて、まさにスター映画...ヤンヤ!ヤンヤ!
流石にハリウッドだけあって、クライマックスの合戦シーンは、それなりの迫力。これからも、盆暮れには賑やかな娯楽映画を提供して下さいね、トムさん!
投稿者:中坊だな。ほんとに。投稿日:2004-01-12 01:31:55
だね。織田信長だって。これ明治の話だぞ。数百年違うんだけど。織田信長の時代にアメリカってあったっけ?
投稿者:tttt投稿日:2004-01-12 01:08:56
単なる「滅びの美学」が正義だなんて思ってほしくないね。。そもそも戊辰戦争は武士の名誉を守るための戦いじゃないぞ。一種の階級闘争であって、それまで虐げられてきた平民が鉄砲を与えられ、刀の無力、武士の無能さを証明したんだ。だいたい、殺し合いに正義も悪も無いぞ。負けるのがわかってて戦うのは単なるアホー。名誉は生きて(勝って)こそ守られる。なぜなら歴史を書くのは勝利者なんだから。後世に伝えられることがないのに名誉や正義を守るためなら死んでもいいなんて単なる自己満足に過ぎない。だから今の日本の教科書は日本の悪いところばかり強調するだろ。戦争に勝ってりゃ、日本の悪いところもそのままだっただろうけど、良いところもそのままだったはずだ。負けたから自分の国の歴史の否定ばっかりさせられてるだろ。「正義」というやからの言ってることは昔の日本を肯定しているようでいるように見えるが、実際にはその結果から何も学んでいない。だから日本はいつも負け組みなんだよ。
投稿者:Cinema Trek投稿日:2004-01-09 00:09:00
最近の日本を舞台とした外国映画はフィクションといえども一昔前とは違い時代考証がかなりしっかりしており、日本人スタッフが製作した作品と勘違いするほどである。感覚的には黒澤明を意識させるような大型時代劇に仕上がっている。特に渡辺謙の演技は、過去に黒澤明作品に出演予定が白血病で降板を余儀なくされたことがあるせいか日頃の演技とは違い気迫に満ちた演技でトム・クルーズの脇役を見事に演じきっており、トム・クルーズや日本では時代劇の演技が冴えていた真田広之も彼の演技に圧倒されていたように見えた。また、この作品によって日本の武士道と言うものが外人に伝わり難解だった“ハラキリ”(リチャード・チェンバレンの“SHOGUN”も素晴らしいTV作品だったが、この作品の切腹シーンでは理解しがたかったと思う。)も理解させられたと思う。ただ残念に思うのはこういう作品を作れる日本の製作者や監督がいなくなってしまったことだ。もしこれが黒澤明であれば勝元を西郷隆盛にして時代考証をもっとシビアにして史実に基づくフィクション作品となっていたかもしれない。

20031227_Cinema鑑賞_85点
投稿者:葉隠れ投稿日:2004-01-08 16:22:32
あちこちに、ン?と思わせる部分はあったけれど、総体的には満足しています。
鎧兜を身にまとった騎馬武者の一群が、靄のかかった林の中から現れる。
ゆっくりと、重々しく− この映画の中で一番好きな場面でした。
勝元の息子を演じた俳優さん、オールグレンの世話をした女性の息子を演じた男の子、心に残ります。トム・クルーズ、渡辺謙というすばらしい役者と、他の共演者たちの熱演を思えば、もう少し何とか… と思ってしまいます。けれど、武士道というか、侍の心というようなものはちゃんと盛り込まれていたし、そのパーツ、パーツはきっちり描かれていたと思います。ただ、それがうまく繋がっていなかったのではないでしょうか。
ずっと楽しみにしていた映画でした。私なりに楽しんできました。 
投稿者:純三投稿日:2004-01-08 13:59:05
【ネタバレ注意】

面白いですかこれ。私は全然ついていけません。全然駄目。

巨大な富士山。サムライの家で男女一緒に食事。忍者。舗装道路。散髪している子どもたち。山奥の小村にでっかい寺、たくさんの坊さん。

「おとぎ話」だと割り切ってしまえばいいのでしょうか。私はだめでした。映画の間、突っ込みたくて突っ込みたくてしょうがなかったです。

「勇敢に死ぬ兵隊」が大好きなエドワード・ズウィック監督の美学はいつもの通り。私はどうしても共感できません。

投稿者:pom投稿日:2004-01-05 01:52:01
劇場で観る価値のある映画だった。渡辺謙顔でかいし恰幅いいし存在感ありすぎ!演技もよかった。トムは一部とっても間抜けだった。やっぱり西洋人に日本語しゃべらせて着物着せたらこうなっちゃうのかなー。「007は2度死ぬ」のショーン・コネリーよりはずっと似合ってたけど。この映画で日本のイメージアップにはなったと思うけど、素直に喜んでいいのかとも思う。これに出て来る日本人てモヒカン族と同類じゃないの?開化されてないけど生き方が美しい。我々文明人が忘れたものを持っている・・・みたいな。そこまでいってないか。でもこの映画に日本中が沸いていることに少なからず危機感を覚えます。でも、これまでの偏見に凝り固まった日本の描かれ様に比べればずっといい!トムクルーズ「武士道」とかそういうの好きなんだろうなー。
投稿者:黒美君彦投稿日:2004-01-04 23:48:50
【ネタバレ注意】

長時間飽きずには観られたが、観ているうちに「あれ?これどこかで聞いた話だぞ」と思い始めて・・・、そうこの作品は『ダンス・ウィズ・ウルブス』の日本版ではないか。勝元達は先住民族で、渡辺謙はグレアム・グリーン演じた酋長、トム・クルーズはケビン・コスナーの役・・・とすれば、それはそれは筋立ての似ていること。日本という異文化を舞台にしたハリウッド的ファンタジーと考えればそれはそれで別に構わないが、「日本の文化をよく捉えた」「日本の武士道がよく描かれている」かという評価には同意できない。もしこの国の伝統を愛するのであれば、やはり歴史的に明らかに間違っている点は指摘するべきだと考えるし、そこは物語だから構わないのだというのなら、「日本の伝統云々で感激」とはいわない方がよいのではないだろうか。お定まりの忍者等々、アラを探せばきりがない、というのは言い尽くされているのだから。
ただ、作品総体で観ると、結局勝元達が何のために戦ったのかわからず仕舞いなのが気持ち悪い。サムライが、「アメリカにおける先住民族」と同列に扱われたが故に、この辺りのストーリーが弱くなったか。ところどころで、明らかに黒澤作品を意識したカットがあり、ハリウッドの黒澤に対するオマージュ、という観方も出来る。日本で時代劇の大作が作られない以上、ハリウッドに時代劇を輸出したとしてどう異化されたとしても今さら文句が言える義理ではないかも知れない。

投稿者:バフ投稿日:2004-01-04 23:29:48
日本を描いた これまでの西欧映画(ショウグンなど)から見れば格段に進化している。トムクルーズが ドジに見えるほど 日本人俳優たちが見事だった。
一番感じたことは 近代化によって失われる 固有の精神! 今も アメリカ中心のグローバリズムの波の中に アジア、イスラム諸国が飲み込まれつつある。
近代化という美名の影で いかに多くの 美しい精神が失われていく事だろうか。
豊かさ、便利さの完備した 先進国が 民主化という美名に隠れて 途上国を搾取し その心までも侵略している。それに抵抗するものは 暴力で破壊していく。
この映画は 明治初期の日本を描いたものだが 現代の世界にも通じるものを感じた。 多くの人に見てほしいと思う。 
投稿者:時代劇マニア投稿日:2004-01-03 00:59:18
大体予想通りの反応ですな。
「時代考証は無茶苦茶だが、それを忘れれば楽しめる。」

でも絶対納得いかないシーンがあります。なぜ自分の夫を殺した、しかも当時、毛唐と呼ばれたアメリカ人にキスする未亡人のシーンを美しいと感じる心がわかりませんね。時代考証以前に。誰か反論して!
投稿者:ヤギ投稿日:2004-01-02 16:18:52
元日に見に行きました。
涙も出たし、感動も出来た。
映画が終わっても、ほとんどの人が席をすぐに立とうとはしなかったです。

気になっていた「時代考証」も、気にするほどのものではなく(海外ロケなので
生えている植物がおかしかったり、富士山がやけにデカかったり)、
逆に、殺陣は、日本の時代劇にはない迫力がありました。 ほんとすごい。
去年の大河ドラマの「武蔵」の殺陣が眠くなっちゃうくらいですね。

投稿者:か〜たん投稿日:2004-01-02 13:14:08
【ネタバレ注意】

厳しい意見をお持ちの皆様ごめんなさい。私、「ハリウッド万歳!」と心の中で叫んでしまいました。現在の日本から失われつつある(いや、もうすでに失われてしまっているかもしれませんね)「日本の美」をアメリカ人の目からすばらしく表現してもらってうれしいです。自国に住んでいると見えなかったり、感謝することを忘れてしまう日本のすばらしい伝統や、人に対する礼儀、尊敬など画面のすみずみに見て取れました。
皆様のおしゃっる疑問点…納得です。でも、この映画に感動して「もっと日本を知ってみたい日本人」が一杯出てきたらいいですね。日本の歴史をもっと知りたいと思う若者が一人でもいたら万歳ですね。

真田さん、茶道してましたね。私も茶道を始めて6ヶ月、日本の美を堪能し始めたところ。変なところでお茶を立てているけど、なんかうれしかった。
忍者の登場。ワクワクしました。だって、息子が忍術クラブに通っているから。息子がみたら喜ぶだろうな〜。
米国永住組の私にとっては、なんかとても大事な映画になりそうです。私も、アメリカ人に日本史のことを聞かれた時に困らないように勉強せねば…。

投稿者:exparty投稿日:2004-01-02 01:28:34
日本の時代劇に慣れているので、かなりムズかしい映画でした。

日本の時代劇は設定が突飛でも、時代背景や日本独特の文化、風習をよく描いている(当たり前か)けど、
残念ながら(やっぱり)めちゃくちゃな設定だったような。

けれども、残念なのはそれだけで、時代劇ではなくアメリカ生まれのファンタジー映画と考えれば
とっても面白い映画でした。日本人でも、カッコいい人はどこの国でもカッコいいんだね。
投稿者:ヒロキ投稿日:2004-01-01 23:08:53
この映画を見て改めてサムライ魂ってゆうのを痛感しまあした。
あの侍たちのカッコいい生き様まさに凄いの一言です。
あと渡辺謙さんがすっごく評判がいいですけど、
僕は真田広之さんもすっごくよかったと思います
投稿者:1fan投稿日:2004-01-01 13:57:41
【ネタバレ注意】

この映画を見て大変感動しました。それで、投稿を読んでみるとやはり人それぞれですね。両極に意見が分かれているのが、これはやはり名画であると思いました。
ところで、以前NHKの大河ドラマの西郷と大久保が好きで毎週見ました。西田敏行ふんする西郷は、西南戦争で不平不満の武士を連れて死を覚悟するのですが、西郷は自らの死をもって日本の内乱を終結させるのです。(田原坂の戦)詳しくは司馬遼、読んで。その西郷の志をもってこの映画いうの武士道に通ずるものありと思い、時代考証に違和感を感じる方にはあまり気にしないでほしい。
忍者とかそんな馬鹿なというシーンは、剣劇の迫力でさすがハリウッド。次元を超えたでき。スターウォーズ以来、米国人は完全に日本の剣術を会得したか?

投稿者:yuji投稿日:2003-12-31 16:32:27
【ネタバレ注意】

映画館でこんなに感動したのは初めて。
観ていて胸が熱くなった。
涙が無性に溢れ出た。
日本人として、日本という国に生まれ、
今日本に生きていることを初めて誇りに思った。
日本って世界に誇れる本当に素晴らしい文化を持った国なんだ
ってことを改めて気づかせてくれた。
日本人でさえ知らなかった
忘れかけていた大切な何かに出会えた気がする。
ここまで丁寧に丁寧に日本を描き、情熱を注ぎ、
この作品を残してくれたトムや謙さんらに感謝。

投稿者:ぴんぴ投稿日:2003-12-29 13:42:29
感動しました!
といってもやはりところどころ変でしたけどね。
渡辺謙はなぜ英語が流暢なのか?とか(でないと映画にならないんだけど)
キルビルみたいな日本像というのが洋画ではほとんどの中で、ラストサムライはがんばったなって思います。
というか、見ている間そんなこと全然気にならないほど感動できました。
渡辺謙、すごいです。絶対必見。
投稿者:咲椰投稿日:2003-12-29 07:31:11
 いや〜、素直におもしろかったです。闘いのど迫力には手に汗を握り、まさに遊園地のアトラクションを楽しんだ気分。
 殺陣の中で、蹴りを入れるって、新鮮でかっこよかったです。スカッとしました。それに、ゲリラ的な戦い方もおもしろかったな〜。闘いのシーンが多いけど、残酷さは感じませんでした。
 どなたかが書いてみえたように、ラストは余分だと思いました。それに、オールグレンの罪は?勝元と天皇の仲は?その他、あの水田は一体…など??な部分はありました。が、ま、そんなことは、いいんです。全体がおもしろければ。
 時代劇はほとんど見ませんが、サムライってかっこいいなあと、思いました。見た後、なんだか体がてきぱきと動いてしまう自分がおかしかったです。(単純…汗)
 渡辺謙、真田広之、二人とも最高でした。トムクルーズも、よくやったね。
 
投稿者:komomo投稿日:2003-12-28 17:53:32
昨日見てきました。

風俗や立ち居振る舞いなどに関しては、ずいぶん気を使ったんだなと思われるできでした。よく見ると不自然な部分はいっぱいあったんだけれど。まあ、映画だから。

でも、プロットはひどかったと思う。
歴史的にどうのこうのいう気はないけれど、架空の国を舞台としてみたファンタジーとして見ても、はっきりいってつまらない。必然性や悲壮感、緊張感が伝わってこない。雰囲気はたっぷりとあるのに。

この監督の「グローリー」を見たときには泣けた。
南北戦争についての知識が自分に足りなかったからかもしれない。
日本人で、この映画を見て泣いている人がいるが、作品としての映画に感動する心は人それぞれだから、それをおかしいとは思わない。一所懸命生きた人々をスクリーンの上に見て、感動してるんだから。
でも・・・あの映画を見て明治の日本人て、日本のサムライってすごいなって思って泣かないで。90%以上、あれは「ファンタジー映画」なんだから。

日本の歴史を知らない日本人が増えているとしたら・・・そんな危惧を抱く映画でした。「これは、武士道をアメリカ人的に解釈したファンタジー映画であって歴史的事実とは違います」と、スクリーンのどこかに書いておいてくれないかな。
投稿者:mondonosuke投稿日:2003-12-28 05:06:04
演技としては主役陣は期待通りの役割をしたとして、大帝・明治天皇を
演じた中村Jr.に拍手を送りたいと思います。大帝の潜在性をただよ
わせるものが感じ取れました。

私たちは自分たちのことを思っている以上にわかっていないと思います。
特に私たち日本人はその傾向が強いと思います。

ほとんどの方が持っているサムライや明治の知識って、やっぱり視聴率を
意識した時代劇の積み重ねでできているわけで、歴史学的には嘘ばっかり
ですよ。だから、歴史の答えあわせをするようにこの映画を見てしまった
人はもう一度自分のことを見つめなおしたほうがいいんじゃないでしょう
か。ハリウッド映画での日本の描かれ方に憤りを感じていたのはわかりま
すが、あれにはあれで真実もあると思います。留学されている方はわかる
と思いますが、日本では帰国子女でえばっている人たちも、あのように見
られていることは事実なのです。自分の外見は、鏡を通してしか見れない
し、内面の場合は他人や外国が鏡の役割をしてくれるわけですから。鏡は
左右反対で、それもまた嘘といえば嘘ですが。
投稿者:おぢさんだから投稿日:2003-12-27 23:48:46
いまさら書いても仕方がないけど、この映画を見ながら、ずっと日本映画とハリウッドの演出力の違いを考えていた。トム・クルーズとニンジャの乱闘シーンだけとってもみても(ここでニンジャが出てくるのは、まあご愛嬌)、今の日本監督でこれだけの迫力を出せる監督はいるだろうか? 単純に制作費の違いだけでなく、日本映画の力の無さというか、米国との力量の違いと言うのは、大変なことになっているのではないのか? 日本の役者の芝居を引き出す力もしかり。「たそがれ清兵衛」に関心している場合ではない。このままじゃ、武蔵も関が原もハリウッドに作られて、我々はそれを眺めるだけになってしまうぞ!
投稿者:MT投稿日:2003-12-27 15:22:41
【ネタバレ注意】

 昨日この映画を見ました。今までのハリウッド映画に多かった変な日本人が登場しなかった点は良かったですが、不自然さは主にプロットの方に残ったようです。先ず、オールグレン大尉(トム・クルーズ)を始めとする外国人たちがああも易々と皇居に入り天皇と謁見、言葉を交わしたりするのは信じられません。西郷隆盛をモデルにしたと思われる勝元(渡辺謙)が、明治新体制においてどういう位置にあり、どういう理由で反逆者とされてしまったのか、はっきりしません。その彼の、天皇に忠誠を誓う武士道、というのも奇妙です。(天皇に忠誠を誓った武士というのは南北朝時代の南朝武士ぐらいでしょう。それに、江戸時代を通じて天皇の存在などほとんど忘れられていたはずです。)そして、一番不満だったのが、この脚本全体がオールグレン大尉に都合が良過ぎることです。彼は敵として戦った勝元に命を助けられ、厚遇され、日本美人とキスを交わし、最後は勝元と共に政府軍と戦うが一人生き延び、そのことを罪にも問われずに自由の身になるのです。
 とはいえ、ここで多くの人が書いているように、渡辺謙・真田広之の演技のうまさ、立ち回りのかっこ良さには見とれました。また、これは誰も書いていないようですが、大村役の原田眞人は、プロの俳優ではないのに、憎々しい役柄を見事に演じていたと思います。全体として、もっと脚本を練ってほしかった、私にとっては惜しい映画です。

投稿者:peco投稿日:2003-12-26 22:37:31
【ネタバレ注意】

私はこの映画を2回見ました。1回目、素直におもしろいと感じ、素直に感動して見終える事が出来ました。この映画ならみんながすばらしいとおもっているにちがいないと映画のコメントを見ると…私が予想もしていなかった辛口な感想ばかり。そのほとんどは日本の歴史などの問題。ここはおかしい、明治にこんなのはありえないなど私はなんにも感じなかったことばかり。この辛口な感想を頭におきつつ、2回目を見にいきました。…やっぱりわからない;;この映画を見て日本人なのに日本の歴史などをまったく知らなかった自分に気付かされました。すばらしい、と感想を書いた人のなかにやはり日本の歴史に関して無知な人もいるのではないでしょうか。自分が日本知らずなために、ハリウッドが作った日本を自分の国だと思いこまされていたのかもしれません。
細かいところを無視すればおもしろい映画なのは絶対です。
でもこんな無知な私でも1つ気になった点がありました。勝元は侍。天皇に忠実に仕えてきた侍。…なんで死ぬときの言葉まで英語なんだろう?日本を誇りにおもっていたなら、いくら横にオールグレンがいたって最後は日本語じゃなきゃおかしいんじゃないのか?みなさんはどうおもったのでしょうか…?

投稿者:kumirin投稿日:2003-12-26 04:36:30
 できれば渡辺謙さんに聞きたいと思ったことを。
 トム・クルーズ演じるオルグレン大尉の世話を嫌がるたかを説得する時の、決め台詞が何故「思し召し」なのでしょう。念仏らしきものを唱えていた勝元の語彙とは思えませんでした。アメリカ側との話し合いはなされたのか、それとも問題視すらされなかったのか、と。
それなら、英語を話すことでもあるし(実に流暢でした)、クリスチャンの武士にしたらしっくりくるのに。
監督が描きたかったという、異文化への理解、とは結局今日的な問題を踏まえてはいないのかと、少々失望しました。
 大いなる物語をつくりあげるには、徹底したリアリズムはある程度必要で、その境目がわからない作品が名作になりえると思います。
 とはいえ、戦闘シーンはど迫力。流石、ハリウッドのスケールならではです。
あまりにも凄すぎて、ヒトビトのみならず馬達もさぞ大変やったろう〜、と思いました。
投稿者:ゼロ投稿日:2003-12-26 03:22:03
面白かったですよ。今までの『なんじゃそりゃ!』な日本じゃなくて、かなり勉強したんだな…って。
粗探しじゃなく素直に観れて、泣ける処も有りだし。日本じゃアレだけの大作は創れないんだし、もっと素晴らしいところを挙げれば良いのにね。
殺陣も日本の俳優さんが元々出来る方達ばかりか、スピードも有りかなり良かった。時代劇独特の変〜な間も無く。戦のシーンは迫力有るし。でもやっぱり所々にハリウッド的だな〜ってのが…日本語も何言ってるのか判らないところがあって、まぁそこは愛嬌って事で○。
残念なのは、四季の美がイマイチだった事。雪も桜も、もっともっと美しいよ。雪が降る前に『あれ?山が紅葉してないけど?』って。四季の美しさを判りきってないな〜って感じましたね。残念ながら。もっと圧巻なほど美しいのにね。
あと1つ本当に残念なのはラスト!これはハリウッド映画だから、しょうがないのかな…って無理やり納得するところなのかな。『おいおい。それじゃサムライスピリットに反してないかい?』って突っ込んじゃいました。最後の最後にハリウッド映画が色濃く出てしまって、急に引き戻された感じでした。あの前で切っときゃ、おまけしてほぼパーフェクト(?)だったのにな…
投稿者:nr-akiko投稿日:2003-12-25 02:33:08
色々なビーイングはあろうかと思いますが、私は涙、涙、でした。西洋人のサムライに対する一種の憧れのようなものなしには、あのような描き方はできなかったと思う。日本人の私が見ていてサムライをものすごくかっこいいと思ったわけだから。今まで日本で多くの時代劇やNHKの大河なども見てきたのに、この映画で見たほどサムライをかっこいいと体感できたことはなかった。なんといっても、渡辺謙につきるでしょう。真田広之もすごくよかったです。トム・クルーズは一歩引くことで念願の演技での賞をいただけるかもしれませんね。時代考証など、様々な点で気になる方がいるのも理解できますが、ドキュメンタリーではないので・・
投稿者:akidas投稿日:2003-12-24 16:56:16
ハリウッドが日本を描いた映画としてはまあ”まし”な部類だろうけど、それでもこれだけブーイングが多いのは、映画にとって細部の描写はとても重要な要素だということでしょう。特にこの映画のテーマ、侍のアイデンティティ、というか日本人のアイデンティティや美意識というのは、日本の四季のうつろいや風土、風景とは切り離せない、繊細で情緒的なものです。監督は黒澤マニアらしいけど、黒澤が徹底的に細部の美術演出にこだわったことの意味がよくわかっていないみたい。それから合戦シーンの群衆エキストラの動きがあまりにもひどい。まあ時間いくらでやとわれ、作品に対する思いも薄いエキストラをきちんとコントロールするのはすごく難しいことだと思うけど、これも黒澤はうまかったなあ(「蜘蛛巣城」「隠し砦の三悪人」「影武者」等)。私は「ラストサムライ」を観ている間じゅう「黒澤はすごかったなあ」という思いが頭に浮かぶのを禁じ得ませんでした。
投稿者:the hysteric green投稿日:2003-12-23 10:56:58
友達の付き合いで観たんだけど、このテの映画が嫌いで全く期待してなかったせいか、カナリ面白かった。

ムダ無くテンポの良い展開、美しい風景、個性的なキャラ達、熱〜い侍魂、ハリウッドらしいリアルで迫力ある壮絶な戦闘シーンと、どれをとっても素晴らしかった。

全編からビシビシとスタッフ、キャストの気合いが伝わってくる。
みんな凄くイイ演技だった。

実際の日本だったらとかそんなのどうでもいい。
さも「私は日本に詳しい」みたいに批判して、粗捜しばっかしてどうすんの?
映画の世界なんだからいいじゃん。
もっと他に注目するトコいくらでもあるし。

とにかくこれは文句ナシに楽しめて、最後は感動できる、素晴らしいエンターテイメント超大作。
投稿者:紅竜投稿日:2003-12-22 12:24:04
【ネタバレ注意】

この映画に登場するサムライを日本古来の侍と解釈すると色々誤解や違和感が生じると思う。むしろ、王に仕える騎士とか戦士ととらえた方が映画に入り込みやすいだろう。サムライ達の隠れ里も「戦う者達の思い描く理想郷」のような存在として描かれている。渡辺謙のキャラも侍と言うよりヒロイックファンタジーの主人公みたいだ。
ラストの戦闘シーンも「滅び行くサムライ達の哀しみ」ではなく「死が待ち受けていようとも戦いに赴く戦士達の至福と恍惚の瞬間」と私には映った。

投稿者:huckleberry投稿日:2003-12-22 03:37:15
率直に映画が楽しめて感動できたけど、何か忘れていることに改めて気がつく。
日本人として日本の歴史がどんなんだったのか。異国の人々と交流することも多くなってきた時代だからこそ、自分自身の国の歴史は知ってないと。と言うことを改めて思った。他国の人は自分の国の歴史は知っていることが多いの対し、日本人は国の歴史は知らない。と友人から聞いたことがある。
こういう映画で感動して共感して涙して楽しめたりした時こそ、自分の国の歴史を知ろうかなって思ってほしいです。創り手が何を感じ取って、我々に何を感じてほしかったのか。こういうことも含まれている気がしました。
投稿者:もみもみ投稿日:2003-12-19 08:42:18
【ネタバレ注意】

文句なしに楽しめた。蒼明の合戦のシーンで総毛立ち、あっと言う間にエンドロールでした。詳しい人が観ると時代考証にケチガ付くのでしょうが、今の日本人・既得損益の為の争いを止めない人間に対してのメッセージを巧く表現していたと思う。特に人と人の間合いというか刹那の描き方は凄かった。20年柔道をしていて、ほんの数回しか感じえなかったあの「間合い」を描けていた事に感動した。只、只、残念なのは、それを書いたのも描いたのも日本人じゃなかった事。プレミアで出演者の多くが、日本人に観て欲しいと言った意味が身に沁みた。

投稿者:たろー投稿日:2003-12-17 15:26:16
とてもおもしろかったけど、もっと終わり方に力を入れてほしかったなー。
投稿者:deborah投稿日:2003-12-17 01:29:45
【ネタバレ注意】

昨日二度目の鑑賞。一回目にはあそこが違う、ここが変、と細かいところが気になり、従来のメイド・イン・ハリウッドの日本とは比べようも無いほどに向上したとは言え、そこはネイティブの悲しさで、のめりこめずに終わってしまった。でも、2回目の昨日はその辺はもう覚悟ができていたので、物語の中に入り込め、楽しむ事ができました。一回目のときも書いたけど、真田広之が出てくると、その動きの美しさに画面が引き締まる。そして、渡辺謙の、眼。彼は、眼が美しい。最後まで、彼の眼に泣かされました。そして、福本御大。やっぱり一番下級武士らしく存在感が圧倒的。チャンバラ万歳。キルビルなんて子供の遊びさ。
映像も美しく、物語として楽しめればOKだと思います。
実際の西郷さんは、とか、大村のモデルは大村益次郎ではないか、などと書いている方がいらっしゃいますが、西郷さんは飽くまで参考にしているだけでしょう。また、大村に関しては、益次郎は全く関係ないでしょう。彼は維新までは生きていなかったし、苗字が同じだけで、モデルとしては、岩崎弥太郎、岩倉具視、大久保利通あたりでしょう。それにしても、飽くまでイメージとしてのモデルなので、その辺はあまり気にしなくてもいいのでは?
また、あれこれ気にする人は「映画通ぶっている」と書いている方がいらっしゃいましたが、あなたが気にならない事が気になる人もたくさんいます。そして、それは「通ぶっている」わけでも「知ったかぶりをしたい」訳でもありません。もちろん、気にならない人が物知らずって事にもならないのですよ。ここは、映画を見て思うがままに感想を述べる場所なのです。

それから、ワシントンポストで酷評されたそうですね。「歴史解釈に間違いがある」「駄作だ」と。この場合の「歴史」は日本の「歴史」なのでしょうか? きっと、そうじゃないでしょう。先住民族との戦いや、南北戦争についての部分なのでしょう。だって、日本の歴史の解釈だとすれば、今まで、どれほど酷いものがまかり通ってきた事か?! なんか、今更ね。他国の歴史・文化についてならどんなに酷いものにでも目をつぶってきたんだから。ちゃんちゃらおへそが茶を沸かしちゃう。

投稿者:meg111投稿日:2003-12-15 14:55:44
長く感じました。
いきなりそっちのシーンへ飛ぶか、、と何度も思いました。
日本の四季を描く上で、雪が降っているシーンがなかったのがちょっと残念。
もう少し短くまとめて、展開をわかりやすくしてもらえると良かったです。
それは違うんじゃないの?と思う所が多々あったけど
迫力があって、まぁまぁ楽しく見れました。
トムはもちろんカッコよかったけど、トムにくっついていたサムライのおじさん
が誰よりも本物みたいで安心して見てました。
投稿者:yumicchi投稿日:2003-12-12 15:28:28
しばらく涙が止まらなくて困ってしまった。
確かに富士山は異様にでかいし、椰子の木は生えてるし、
武士の子供が肘ついて飯食ってるし…
でも!だからなんなんだ!今まで外国が作った映画でこんなに
日本人が美しく描かれている作品があっただろうか?
ヘプバーンの映画に登場した日本人はどんな風貌であったか、
思い出してみて欲しい。それ以外にも日本人役として出演した
役者には皆違和感を感じてきたはずでしょう。
私が唯一気になったのはどうして渡辺謙が英語ペラペラなのかの
説明が最後まで無かったことくらい。
とにかく素晴らしかった。観終わって数日、思い出しては
いろんなことを考えさせられた。こんな映画体験、今まで無かった。
「日本人はみんな観ろ!」と言いたい。
投稿者:ilovesunshine投稿日:2003-12-12 00:39:37
【ネタバレ注意】

トム・クルーズは好きではありませんが今回の映画は面白かったです。

時代考証、戦国時代なのか明治維新の頃なのかわからないし基づく史実など?と思うところは多かったですが架空の話しとしてそれはさておき。これだけのスケールと迫力を持った時代劇を見たのは久しぶり。日本の時代劇(テレビを含めて)時代考証はめちゃくちゃなのですからハリウッド作品だからといって厳しく批判するのは公平じゃないですよね。殺陣は迫力あったし最近流行りのCGや曲芸のようなワイアーアクションと違い迫力満点。映像が素晴らしく台詞が少ない中キチンと伝えたいことは伝わったように思えました。私は結構楽しみました。ダンス・ウィズ・ウルフ等の西洋白人が原住民より優れているというようなストーリーより1歩踏み込んだ内容だったのでホットしました。
それに渡辺謙が凄く良かった。完全にトムクルーズを食っていてアカデミー賞の助演賞が取れると良いですね。それからいつもはギラギラしているトムクルーズでさえ控えめの演技だったし殺陣のシーンでは腰が入っていたし良くやった方ではないでしょうか。彼の名前がなければ世界中でこれだけの人が見ることも無いでしょうから。まずは感謝ですね。

特に気に入っている場面2つあって
勝元が:"Do you believe a man can change his destiny?" 運命は変えられると思うか?と聞いたのに対して
Algren:"I believe a man does what he can until his destiny is revealed."運命が明らかになるまで出来ることはやる
と答えたところです。日本人とアメリカ人のものの考え方の違いを見た気がしました。

2つ目は
Algren: "I killed her husband!" でも私が彼女のご主人を殺したのですよ。
勝元:"It was a good death" あれはいい死だった
のところです。思わず考え込んでしまいました。

でも終わり方が残念!非常にハリウッド的というか・・・でもハリウッド作品なのでしょうがないか。

投稿者:Mini投稿日:2003-12-11 02:40:21
刀と弓矢だけで銃に向かうのはリアリティないなと思ったけど1876年に神風連の乱というのがあったのね。監督は大学で日本史専攻だったそうだけど、
おみそれしました。西南戦争よりさらに突っ込んで幕末-維新を研究してるん
だね。
投稿者:エル・トロ投稿日:2003-12-10 17:02:31
【ネタバレ注意】

これって日本をテーマにしたアメリカ映画では一番上級の出来ではないでしょうか。確かにニュージーランドで撮ったこともあり森の中に変な植物が生えていたり、富士山が微妙に違ったりはしますが、観るべきところはやはりエドワード・ズウィック監督やトム・クルーズの見世物的要素を一切排除した日本の描き方だと思います。

投稿者:clarice投稿日:2003-12-10 16:44:21
賛否両論はっきりと分かれているようですが、私は楽しめなかったです。入り込めなかった。物語に集中しようとすると、これはないんじゃないの〜というシーンで、すっと冷めてしまう。最後まで、盛り上がる冷める、盛り上がる冷めるの繰り返しでした。
残念です。
投稿者:foresthill投稿日:2003-12-10 02:09:11
【ネタバレ注意】

昨日、ロンドンで観る機会を得ました。まだ公開はされておらず、事前試写でした。トム・クルーズファンだというだけで、映画そのものには大した期待をしていなかったのですが、いい意味でこの期待は裏切られました。他の皆さんも書いていらっしゃいますが、渡辺謙の圧倒的な存在感、目力、時代に抗い、負け戦と知りながらも最期まで誇りを失わずに闘う姿には感動を覚えました。また彼についていくラスト・サムライたち。新式の銃を持つ国軍に、刀と弓矢ではかなうわけもない。でも死を怖れずに真っ向から立ち向かっていくシーンでは、涙を止められませんでした。彼が主役のトム・クルーズを完全に霞めてしまっていました。前々からいい俳優さんだとは思っていましたが、大画面でもこれだけの存在感を放てる俳優はそうそういないと思います。また以前に彼が白血病を患っていて、生死を彷徨っていたというニュースなどが頭をよぎり、今の病状は知りませんが、よくぞここまで回復したなあという思いもさらなる感動を呼んだのでしょう。こんなに泣くとは正直思っていなかったので、自分でも驚きでした。映画が描こうとしているテーマが、現代の日本に重なったからだと思います。アメリカを始めとする西洋文化への偏重で、日本人が大事にしてきた誇り、最期まで自分のポリシーを貫くという生き方が失われつつある。現代ではそういう生き方はカッコ悪く映るのでしょうが、それは世界に誇れる日本人の国民性というか大事にしていかなくてはいけないものなのだと、この映画により再確認しました。トム・クルーズの日本語もかなり立派な発音で、耳がいいのかよほど練習したのか、とにかく驚きました。映画自体はフィクションですが、日本のサムライの行き方に共感して運命を共にしようと思ったアメリカ人がいてもおかしくないな、と思わせる内容でした。また全くの異国から来たアメリカ人がサムライの心を理解し、尊重していった過程にもリアリティがあったし、言葉や文化を超えた友情にまたまた感動しました。日本人の観客は見渡した限り、私だけでした。他の西欧の人々にこの映画のテーマがどの程度理解されたのか?分かりませんが、少しでも日本人の古き良き魂みたいなものを感じ取ってくれれば・・・と願った夜でした。

投稿者:Hatomune投稿日:2003-12-09 19:16:38
【ネタバレ注意】

ここまでのスケールで日本の風景を見たことはなかったので感動です。景色も上手に撮ってて多少の違和感も別に問題なしでした。渡辺謙さんの英語の発音の良さにびっくりでした。戦のシーンは迫力がありとても好きです。何百本と映画を見てきましたが、わたしのなかではNo1の作品かもしれません。アメリカや世界各国でも受け入れられるとうれしいです。ちなみに客層をみると50代上とみうけられる方が半分以上を占めていたのが驚きでした。

投稿者:movie freak投稿日:2003-12-09 15:02:37
【ネタバレ注意】

日本史大嫌いな私でしたが、勉強し直そうと思いました。
そりゃあないでしょ〜って思ったとこもあったけど、大満足でした☆
アメリカで見たのですが、映画が終わった後拍手喝采でした!!
ただ、トムが見事な立ち回りで首をスパッと落としたシーンでも拍手が起こったのがアメリカ人って一体・・・って思いました。
渡辺謙と真田広之最高!!

投稿者:ぐろ投稿日:2003-12-09 10:47:46
【ネタバレ注意】

確かに、微妙に、間違っている。
しかし、それを補って余りある映像でもある。
シナリオは全くの架空。設定的にも微妙に架空。
そういうところをいちいち突っ込みたくなる人には、無理。
年末のビッグ時代劇か、石坂浩二版水戸黄門が良いでしょう。

全体的には良ではないでしょうか?
日本人俳優の演技力をハリウッドに見せつけただけでも相当、スカっとします。
ただ、侍は、ああいうのじゃないんだけど、
ああ思われてても、別にいいかな。という感じです。

投稿者:エムワイ投稿日:2003-12-09 09:32:03
映画としてはじつによくできていて、ほぼ満足のできですな!まあ刺客が
あれではちょっとわらっちゃいますが、日本社会でもっとも弱い、いじけた
存在の日本しかでてこない「キル・ビル」みたいなアホ映画よりはずっと
日本人を良く描いてくれてると思うね!時代考証にケチなんかつけるより
映画化してくれた努力を買って単純に見て、たのしめばいいんさ!
渡辺謙の存在感は圧倒的ですごい!ぜひアカデミー賞をとってもらって
さらなるハリウッド映画でどんどん活躍シテ欲しいね!日本映画界は
情けない!彼のような世界的役者を生かせる映画をとれる人材がいないの
かいな〜〜!
投稿者:おばた投稿日:2003-12-08 22:54:39
【ネタバレ注意】

かー、ちょっと否定的になってしまいました。そりゃあ渡辺謙はパワフルだ
し、小雪はめっちゃカワイイし、トム・クルーズの役作り振りは力が入ってと
ても良い。

しかし、明治帝の人物像が史実とあまりにもかけ離れていることや、「大村益
次郎もどき」の悪役描写が陳腐で、いかにもハリウッド的な「ワルイヒト」に
終始したために、サムライ達の抱える憤懣がリアルに伝わって来にくいのであ
るね。

まー、そもそもこの映画が史実に忠実であることなど全く企図していないのは
承知の上だが、であれば変に実在の人物、あるいは何人かのイメージを混ぜこ
ぜにかぶらせたキャラクタを登場させないで欲しかった(おいしいとこどりか
い!)。それこそ、日本人観客として違和感が先行し、結果として感情移入に
失敗するんである。

「この主題じゃ他に方法ないんじゃねーの」というのはまた別の議論だが、例
えば西南戦争が舞台でも似たようなことはできたはずと思うが、どうだろう?

投稿者:ポッパー見習い投稿日:2003-12-08 22:00:44
見る人を選ぶ映画。単なるエンターテイメントとして作られてるわけではない為、
古い時代劇をあまり見ていない人、特に10代、20代の人にとっては分かりにくい
作品ではないでしょうか。

個人的な感想としては、「マーシャル・ロウ」でアラビア人の描き方が酷かった
ズウィック監督の映画なので、少なからず心配があったのですが、蓋を開けて
見れば予想以上の素晴らしい作品。ワーナーの歴史に刻まれる、傑作だと思います。渡辺兼もトムクルも頑張ってていいのですが、中村の控えめで人間臭い
明治天皇も味が出ていたと思います。
とにかく全体にパワーが溢れていて、素直に感動できました。
DVDが出たら即効で買いに行きます!
投稿者:iceman投稿日:2003-12-08 05:40:14
【ネタバレ注意】

これは変なトコをつっつくよりも素直に楽しめると思います。だって横浜といわれる港町がイタリアとかの港町の町並みに見えようが、天皇の刺客が忍者だろうが(もうこの時代忍者、手裏剣は無いだろう)日本の俳優達(まあトムもかな)の素晴らしい演技と迫力のある合戦シーンを表現できたのだから良いんでは無いでしょうか。だって日本じゃ金かけたとか言っても誰かさんの脳内革命にしか使われなかったんじゃないかと思うくらいの『天と地と』とかになっちゃうわけで…。ラストサムライのような金のかけ方なら正解なのではないでしょうか?CGもほとんど使って無いらしいし、ほんとに人の一人二人死んでてもおかしく無いような迫力あるし。


投稿者:sanshiro投稿日:2003-12-08 02:29:27


 うへぇ〜嘘クサい話〜天皇に忠義を尽くすのが侍かよ! なんだよこの天皇を囲む集まりは?
 
 明治天皇ってこんなにお気軽だったのか? なんで一人だけ仮装大会みたいに渡辺兼だけ侍の扮装なんだ(笑)しかもそのメンバー同士で戦争してるんだ・・・なんと言うムチャクチャなストーリーなんだ!

 江戸時代と戦国時代の区別もつかないんじゃないの????・・・あの武士の描写はどう見ても戦国時代でしょ。あんな軍勢を率いる程の大きな村って、どこかのお殿
様なのか? 天下が統一される前の。どの殿様が他の殿様を全部倒して天下を取るか、その為に殿様に仕える武士たちは殿様の為に命を捧げてた。やるかやられるかの世界だった。この映画に出て来る侍って江戸時代を経ての侍でしょ? 江戸時代って知ってる? 徳川家康が自分以外の殿様を全部倒して天下を支配して、それから300年以上もの間侍は戦を経験してないんだよ! 分かりますか? 300年ですよ、
ただ形だけチョンマゲ結って刀を差してるけど、一度も実際に刀を抜いたこともないクセに威張ってただけなんだよ江戸時代の侍は、町民たちからも一番卑下された身分なんだぜこの頃の侍ってヤツは。「クイズ御江戸で御座る」の姉ちゃん! ここぞとばかりに言ってやれよ見てきた様によぉ。
 それに黒澤映画の侍は「七人の侍」も「用心棒」も「三十郎」もみんなあくまで浪人だぞ! 主君に尽くして潔く命を投げ出す侍がカッコ良く映ったのはあくまで戦国時代までだよ。「影武者」滅びの美学も戦国時代のことだ。

 江戸時代以降の武家社会なんて陰惨で理不尽で侍なんて自分の地位の保守にだけ執心する卑下たサラリーマンみたいな身分だったことは「たそがれ清兵衛」でやってたでしょ。小林正樹の「切腹」とか白土三平の漫画「カムイ伝」とかによく描かれていた。

 滅びの美学としてペキンパー「ワイルドバンチ」やレオーネ「ウェスタン」とかチラッと思い出したけど、日本の文化のそれを他所の国の人にやられちゃダメでしょう、って言うかそもそも侍が滅んだことに美学なんてないんだ。この映画は欧米人が勝手に侍をカッコよがってイメージを作った空想映画だ。

 分かってたけどラストはごっそり美味しいところをトム・クルーズ殿が全部持ってっちゃう(笑)底の浅い認識で自分のやりたいようにストーリーを運びたい為に、都合よく設定を捏造してる。って言うか他所の国の人に間違った日本の文化を見せられて感動してる日本人ってもう救い様がないな。

 まぁたかが映画だしそれなりに楽しんで見たけれども(笑)なんかコレに心から感動してる若いヤツとかの感想読んでると、もう少し学校しっかり歴史とか教えろよ〜と言いたくなっちゃう。

投稿者:glamfreak投稿日:2003-12-08 01:45:42
【ネタバレ注意】

案外と予備知識ゼロの方が楽しめる映画なので、見ていない方はネタバレを読まない方がいいと思います。

で、はっきり言って、まあ、それなりによく出来た映画ではあるが、何をあんなに騒ぐのか分からないという感じ。でも、唯一、感動したのが、あの老侍! 名もなく、セリフも(ほとんど)なく、アップすらない役なのだが、途中からやたらと存在感を発揮して、とにかく斬られっぷりが圧巻! これは絶対に要チェックだと思ったものの、役名がわからない。端役だし載ってないかも、と目を凝らしていたら、その名も「Silent Samurai=寡黙な侍」という役名でSeizo Fukumotoなる名前が出ているではないか! 劇場の闇の中、慌てて掌にペンを走らせた。それが要らぬ努力だったのだ。なんと、パンフレットに写真入りでプロフィールが! 聞けば、映画秘宝や朝日新聞でもフィーチャーされていたという。なるほど、「斬られ続けて40年余り」か。どうしても国際映画である以上、「多弁」な侍がスポットライトを浴びる中、福本清三氏こそ、本物の侍のオーラを発していたような気がする。強烈なスパイスをありがとう!

投稿者:アルビ投稿日:2003-12-07 23:52:36
久し振りに満足のできる作品に出会いました。
私の場合、映画を見る時にストーリ展開を自分なりに先読みしてしまう良くないクセがあるのですが、この作品は良い意味で読みどおりの日本人好みの展開となっており、これが私の感動のツボを見事に捉えました。
しかも、古き日本を舞台とした日本人の心を捉える映画をアメリカが作ったという事は、感心の一言です。
細かいところを見れば不自然な部分も確かにありますが、ハリウッド作品としては十分日本を表現できていたと思います。
音楽も作品のイメージに大変良くマッチしていました。エンドロールの間もサムライスピリットに感涙し、涙が止まりませんでした。
早速、サントラCDを買おうとショップに行ったら、まだ発売していなかったんですね。早く入手して、再度感動に浸りたいです。
投稿者:KOU投稿日:2003-12-07 23:30:53
ちゃんと面白い映画になってる。
出演者の演技もいいし。

「日本の時代劇を、ハリウッドの技術で作ったらどうなるんだろう」
という、映画ファンの夢をかなえた作品。
そういう意味で、ヘンな箇所はあるにせよ、及第点ではないでしょうか。

でも、この映画を絶賛する人が多いのも、なんとなく寂しいなぁ。
スケールが大きくて、面白くて、時代考証もマトモな時代劇って、他にあるし…。http://face.ruru.ne.jp/harekura/
投稿者:sakura2投稿日:2003-12-07 14:42:23
今留学してるんですが、さっそく初日にミニ行きました。私の彼氏はアメリカ人なんですけど、すごく日本に興味があって、わたしなんかよりもすごい知ってると思います!なので今回The Last Samuraiがきたときは、初日に見に行くのをきめてました。
日本ではすごい期待されてて評価のあった映画ですがアメリカではそんなにないだろうなと思って映画館に行ったら・・・・・
これまた驚きました!!!すごい数の人!やっぱりTomはすごいと思っていましたが、実際見終わった後、かなりの人が渡辺けんさんの事を褒めてて、日本人としてとってもうれしかったです。
すごい感動して何回もないてしまいました。私の彼氏も最後のシーンで泣いてました・・・。機会があるなら・・・いや・・絶対もう一回見にいきたいと思ってます!!

これ見ても面白くない人はひねくれものですね・・・・。
素直に本当におもしろかった!!!!
投稿者:TELK投稿日:2003-12-07 12:58:00
【ネタバレ注意】

アメリカ制作の日本が舞台の映画としては、かなり(完全ではないが)努力作だとは感じる。ただアメリカ人にとっては、このストーリーでもカタルシスがあるだろうが、モデルとなった西郷さんの史実の知識がある日本の観客には、フィクションと割り切ってなおかつ、勝元ではなく西郷さんとして史実に近づけた方が泣けただろう。

投稿者:MK520投稿日:2003-12-07 05:48:53
皆さんのご意見大変参考になりました。特に時代考証などは。と言うのも私は米国在住8年になり、日本のTV,映画からはすっかり遠のき歴史を聞かれても詰め込み教育で歴史を学んだ私には年号以外のことは分からないからです。やはりあれこれケチをつけたいところはたくさんあります。何で流暢に英語が話せるのかとか、あんな町並みはないだろうとか。でもこれは映画ですから。時代劇、チャンバラ映画もハリウッドが大枚つぎ込んだらあんなにドラマチックになるものか、、、と日本映画のレベルとハリウッド映画のレベルの違いを見せ付けられました。
謙さん、真田さんはひたすらかっこよかった。殺陣のシーンは壮大です。すごい!
映画終了後観客はとっても静かで余韻に浸っていた人も泣いていた人もいました。ただ、日本はおろか外国のことなど全く関心のないアホなアメリカ人が見たらますます日本を誤解するんじゃないか、、、なんてことも感じましたが。
投稿者:吟遊詩人投稿日:2003-12-07 02:30:23
【ネタバレ注意】

大義は「いくら言ってもダメならば己の死をもって分かってもらう」ですか?
勝てないと分かりきった戦で部下数百人の命とその家族の人生を変えてしまうことが武士道なのでしょうか?
配下の人々は全てがその意に賛同していたのかな?
主役のみ生き残る不条理はエンターテインメントなので良しとするが…。
ここで感動している人たちは大義のほぼ無い戦に賛美をしているのと同意なので
今やっている中東での戦争に賛成なのかな?…と思ってしまいました。
違うとおっしゃられるかもしれませんが1歩間違えば(プロパガンダとかで)
そうなる可能性を秘めている文章ばかりなので少し怖くなりました。

投稿者:常さん投稿日:2003-12-07 02:05:26
個人的なことですが、ここ3ヶ月ぐらい何本かの映画を鑑賞しているのですが、どれも心に響かず「とうとう私も映画に対して不感症になってしまったのだろうか」と心配するほどでした。英雄ヒーロー以来、やっと心に響くスクリーンに出会えました。
 なによりも、登場人物のほとんどを日本人がしめる映画が、しかも時代劇がハリウッドで作られたこと自体が驚嘆に値すると思います。もちろん、米国人の作る日本映画ですので、物語の時代考証やセットなど批判を始めればきりはありませんが、それでも真田さんが口を出したぶん以前のハリウッド映画とは比べものにならないほど改善されていると思います。
 また、この作品の主題も「異文化に対する理解と尊敬」に当てられています。イラク戦争以来、アメリカ孤立主義がまかりとおる今日の現実世界の情勢を重ね合わせると、この映画のアメリカ国民に与える影響は少なくないと考えられます。アメリカ先住民(インディアン)を人間扱いしなかった米国の歴史を「銃対弓矢」の映像でこの映画は語っています。自国の利益のみを考え開国を迫る米国大使の姿と、石油権益の確保に奔走する現実のアメリカの姿はあまりにも似ています。
 そして、この作品で何よりも感心したのはラストです。大尉が小雪に心の安らぎを見いだしたことです。これはただ愛する人のもとに心を寄せるという意味以上に「人としてかけがえのないものは何であるか」を人類の普遍性のもとに語ろうとしたのではないでしょうか。
 マイノリティー・リポートではちょっと疑問符であったトム・クルーズですが、この作品では彼の映画に対する誠実さを見ることができるように思います。http://www.katch.ne.jp/~oomoriya
投稿者:nehane215投稿日:2003-12-06 18:31:56
すこし欲張りすぎたような気がする。
もう少しシンプルかつコンパクトにまとめられれば、
その思いもストレートに伝わったはず。
真田の役に深みが欲しかった。
投稿者:sflover投稿日:2003-12-06 13:40:03
アメリカも今日が初日で2時間半飽きずに観れ素直に感動しました。
日本人というかサムライに対して尊敬の念を持った描き方をしてるように感じました。
また日本に対する時代背景や歴史考証の多少の誤差について僕はそこまで突っ込みません。
アメリカ人は迫力ある侍の殺陣や騎馬隊、日本の雄壮明媚な風景、そしてトム・クルーズが
見たいのであって、日本史細部の見解の相違には無知なんで大した問題ではないですしね。
これはあくまでも史劇に属するエンターテインメント映画です。
批判する方は史実に基づいたドキュメント映画をご覧になればいいのでは。
でもさすがハリウッド、映像が美しく迫力あり見応えありました。

渡辺謙のお茶目さ、凄みをきかした威圧感、リーダーとしてトム以上の存在感、さすがの一言。
「独眼竜政宗」を思い出しました。真田広之は裏方に徹して目立たなかったけど殺陣だけでしびれましたね。
また小雪が日本語でトムが臭いと言いながら本人ににっこりしたシーンは観客めちゃ大受け。
そういえば色んなシーンで受けてたなあ。
ちなみに原田監督、クセがあまりないかなり上手な英語でビックリ。元々堪能な方なのかな。

最後に、エンドロールで観客たちから拍手が起き日本人として少し嬉しかったです。
投稿者:slash投稿日:2003-12-06 01:45:43
単純に熱くなりました。武士道とか名誉、義とか男気というモノにしびれました。
「ラスト・オブ・モヒカン」と「グローリー」を思わせる男泣き必至の作品です。
日本と日本人をこれだけ「カッコよく」描いたハリウッド映画が過去にあっただろうか?
日系のヘンテコな「カタコト日本語」も皆無だし歴史家を交えた時代考証もしっかりしてる。
何といっても「勘違いのおかしなシーン」がないように時代劇のプロ、達人である
渡辺と真田の2人が出番の無い日も目を光らせてチェックしてたらしいですよ。
おかしな解釈、勘違いや変なシーンを見つけるとすぐにスタッフに言って直したそうです。
だから「知ったかぶり批判」で、けなす人って逆に「無知」だと言うことなのでしょう?
けなす事で「映画ツウ」ぶったり「歴史を知る博識」ぶりたいのでしょうね。笑
熱きサムライ魂はニッポン男児としてどこかに持っていたい物だと強く思いました。
歴史に取り残されてしまった男たちが自分の信じる「義」のために自らの命を投げ出す。
美しいとは思いませんか?今の堕落した日本男児には死ぬまで理解できない「男気」なのかな。
今の日本人が失ってしまった魂…それをこの映画が教えてくれました。 日本人なら見ろ!!
投稿者:blue_cascade投稿日:2003-12-04 22:10:18
ワタシは正直日本史に詳しくないので、矛盾点などを細かく指摘することは出来ませんが、知っていたとしてもその手のことは、寧ろ些細なことだと思いました。
いちいちつっこむのは野暮です。
だってフィクションなのですから。エンターテイメントなのですから。

すばらしかった。素直に嬉しかった。
この2つにつきます。

既に絶賛されているので言う必要もないかもしれませんが、
特に渡辺謙さんが最高です。
もう少し真田さんの活躍が観たかったけど、それはしょうがないかなと。
何度でも観ます。映画館に通います。早くDVD欲しい。
投稿者:cowgirl投稿日:2003-12-01 19:48:03
日本人の心の一体何が分かっているのでしょうか?
何にも分かっていないし、表面的に日本的なモノを描いたに過ぎず、
まったく日本的な深みがないと思いました。
日本には西洋とは違う素晴らしさがあります。
ただ命を懸けて闘うことが素晴らしいのではなく、
何のために命を懸けているのかが大切なのではないでしょうか?
ただ自分の命を惜しまず闘うだけならば、自爆テロのような行為でさえ、
ヒーローであり、カッコいいと言うことになります。
日本人として、日本人の良さは、この映画に描かれたような、
陳腐なモノではなく、もっともっと他にあると思います。
これでは、なんとなく、ただ(あくまでも)表面的に
日本っぽくなっているだけで、今までハリウッドが描いてきた
いつものヒーローと何ら変わりはないと思いました。
日本人はもっともっと、深いものだと思います。
投稿者:ミャミ投稿日:2003-12-01 10:00:33
【ネタバレ注意】

よかった!とても!もう1度、2度みたい!
渡辺謙は完全にトムを食ってしまっていました。素晴らしい!
小雪の役も感情移入ができる感じでした。。。
中村七之助の天皇がちょっと・・・と思いましたが、まぁそれを吹き飛ばす
映画の内容だったので、満足出来ました。

投稿者:TURBO投稿日:2003-12-01 01:54:17
織田軍の長篠の戦い以前から武士は銃を使っていたわけで、ラストサムライ魂が悲劇になった白虎隊だってゲベール銃で新政府軍と戦っている。リスペクトしているという黒澤作品の「七人の侍」「影武者」にも銃は出てくるだろが。武士道に銃が反しているということはない。
最新のライフルは無理でも旧式の火縄銃ぐらいは持たせても。ライフル銃に刀一つでただ突っ込んでいくサムライは武者ではなくただの無謀者にしか見えない。武士としてのなんの戦略もない。
独眼流政宗とたそがれ清兵衛の熱演はグッジョブ♪
隅田川の河川敷で御前会議を開いた「パールハーバー」よりはかなりまともになったのかな。
投稿者:ヒッチ先生投稿日:2003-11-29 22:36:06
皆さんが書かれているように、おかしなシーンがいっぱいあるけど、それを言っちゃ〜映画は観れまへん。日本映画が撮った外国の場面にも変なシーンが(おそらく)あるわけで、お互い様やで。内容としては、ハリウッドが日本をこれだけのスケールで描くとは驚きものやで。しかも渡辺も真田もトム・クルーズに全然負けとらんしな。感動したで。
投稿者:souza投稿日:2003-11-29 00:38:45
久々に感動してコメントを書くことにしました。みんなどこ観てんの?映画の粗探しをするぐらいなら観ないほうがいい。映画は監督が伝えたいことは何だたんろうみたいな部分にすごく魅力を感じるのであって、映画ははじめからフェイクの世界なんです。本来の武士道の深さや、ほんとの歴史は私たちが歴史で習ったとおりで、それを世界のハリウッドで、どう大げさで衝撃的で感動させるかだと思うんです。だれがなんと言おうとこの映画は深い!!
投稿者:フリクリ投稿日:2003-11-28 12:58:52
【ネタバレ注意】

森の中の日本にありえない植物、変な村、変な町、明らかに土下座をアピールしてるだけの無意味な土下座、刀を持ったアメリカ人の前にひょろひょろと出てくる天皇、止めない周りの官僚たち。言い出したらきりがないですが、上映中はそんなことも忘れて、普通に楽しめました。やはり好きな俳優が出ていたら、細かい事も吹き飛んで映画に没頭できるのだと思います。真田広之、渡辺謙は最高でした。トム・クルーズなど目じゃないって感じでした。日本人俳優が海外に評価されることを大いに期待します。だって実際にハリウッドの俳優なんかよりよっぽど良いんだもの!個人的には真田広之がこれから売れて欲しい。アメリカでも・・・彼の剣さばきは素晴らしい!

投稿者:リンゴ投稿日:2003-11-25 15:52:08
【ネタバレ注意】

歴史上の事実や時代背景に詳しい方は気になってしまうのかもしれないけれど、
この作品以上に日本が登場して違和感を感じなかった映画を私は知らないので
許せるどころかよく調べたんだろうなと感心しました。それにノンフィクションじゃないでしょ?
少なくとも私は素直に感動したし興奮したし、トム・クルーズに負けない存在感の
渡辺や真田の素晴らしさと美しさを同じ日本人として(こんな時ばっかり?)とても誇らしく思いました。
細かいことはともかく、最近のCGたっぷり&ワイヤーアクションな戦闘シーンにはない
迫力と美しさは一見の価値はあると思います。

昔、多くの日本人はあんなにかっこよかったんだって嬉しくなった反面、
始終、大村という人物が今の日本を象徴しているようで恥ずかしくもなりました。
良い意味でサムライ・スピリットを持ち続けながら近代化をはかることは出来なかったのかなと
思い、村上龍の小説『5分後の世界』を思い出してしまいました。
もし同じように感じた方がいたら一度読んでみてください。映画と関係なくてすみません。

とにかく、背筋がピンとなり目に高い志が宿っているような気分になって
映画館を出ることができました。

投稿者:hide0921投稿日:2003-11-25 14:37:43
これってギャグ映画??最近は映画の日本も少しはまともになってきたのに・・・今時こんな設定で創るなんて!!そのうちレンタルビデオで古びたパッケージになった時に暇つぶしに見るのがいいかも!
投稿者:YAH!投稿日:2003-11-25 01:35:11
何故元老院同士で公式に戦をしなければならないのかという説明が不足…
というか、あの設定がありえないんです。
「大切な人の死を目の当たりにしなきゃ物事の本筋が見えない陛下」
という描き方がかなり国辱モノですが、当時の皇族ってああだったのでしょうか?
というかそれで目が覚めるならもっと前に陛下は争いを止められたのでは??
細かい時代背景云々よりも最後の戦いに持ってゆく為だけの辻褄合わせに辟易としてしまい、
どの役者にも感情移入できなかったのが敗因でした。
トム・クルーズの映画は好きなモノが多いのですが今回はペケでした。
彼の信じている宗教観がこの映画には反映されちゃったからでしょうか…。
投稿者:toto投稿日:2003-11-25 00:09:32
ハンスジマーの心を揺さぶる音楽。ジョントールの詩的な映像。パーフェクトな配役。真田広之とトムクルーズの雨の中の決闘等かずかずの名シーン。エンターテイメントという事を考えれば明治時代にあんな?とかはもうどうでもいい。新たな名作の誕生。
投稿者:shinji投稿日:2003-11-24 22:38:42
 予告をみてすごく楽しみにしてたのですが、結局トムクルーズの映画ですね。異国の地でアメリカ人が大活躍って感じ。でもこれで真田さんと渡辺さんが世界で評価される事を期待してます、評価されるべきです!
投稿者:anybody here?投稿日:2003-11-24 14:30:37
めちゃめちゃ泣きました。
一年分泣いちゃった(T0T)
素晴らしい!
トムクルーズが最後の戦場に行く時,小雪のいじらしさに泣けた。
嗚呼、あれぞ大和撫子・・・?
投稿者:LS605投稿日:2003-11-24 10:14:51
日本を参考にして作られたお話、と考えれば別にいいだけ。
目くじら立てる必要なし。

ストーリーが終わっても暗いうちに席を立たずに、
エンディングのスタッフのリストはぜひ最後まで見て欲しい。
あれだけ多くのパートで数多くのスタッフがいればこそ、と思った。
投稿者:cornhead投稿日:2003-11-23 23:54:26
【ネタバレ注意】

間違い探しみたいに楽しむなら、楽しめるかも。
どう見ても日本には見えない景色に突然鳥居出現。
道ばたにミニチュア大仏出現。<お地蔵さんと間違ってるんか?誰か注意してあげれば?
丸い田んぼにもビックリ。
日本の町も提灯が下がっているのに、なんだか妙にウェスタン調なのも笑える。馬もウェスタン調だし乗り方もウェスタン調だし。
日本ではありえない・・・、日本人はそんな事しない、
日本人はそんな事、言わない・・・って事があまりに多くて、入り込めない。
認識が間違い過ぎではないでしょうか?
インディアンに対しても間違ってるし、日本に対しても、サムライに対しても間違ってない?
勝元が死ぬ間際に、あんなセリフ吐くなんてあり得ないと思うし、そのシーンでウルウルくる官軍の人たちの態度もあり得ない・・・っしょ?
勝元がどうして天皇に仕えてるのかも、意味がわからん!?
最後の最後まで、意味不明で、この人たち、何のために闘ってるのか分からず、戦国時代からワープしたみたいな状態だし。明治時代でしょ?違うの?
私が頭悪すぎで理解できないの?
オールグレンがサムライ魂に感化されたというよりか、
勝元の方がオールグレンに感化されて、おかしくなってないか?
サムライ・・・って、あんなんじゃないと思うけどぉ〜。
私の認識の方が間違ってるのかなぁ〜?トムさん・・・。
でも真田さんや謙さんたちは、頑張っていたと思います。
真田さんは美しいです。
真田さんも謙さんも、すごく頑張って監督とも闘ったらしいけど、
結局は巨大なハリウッドに負けちゃった結果、こんなモノができました・・・って感じで、やや寂しくもあり。

投稿者:さとう茶投稿日:2003-11-23 14:17:18
【ネタバレ注意】

明治にあんな侍の村なんてないでしょう。
ラストはアメリカ式の戦闘を、明治から遠くはなれた日本の戦国時代の騎馬隊にやらせてるみたいだし。トム・クルーズの自己満足と金勘定からでは?
森の中から騎馬軍団が出てくるだけで違和感大でした。その後の『ダンス・ウィズ・ウルブズ』的な展開は嫌いではないです。 でもラストでトム・クルーズがあの騎馬軍団の先頭に立つとは欲張り過ぎですね。 しかも死なない(笑)。それと「大村」は大村益次郎がモデルでしょうか。あんな狡猾な人物に描かれては抗議が来そうですが。

投稿者:篭瀬山投稿日:2003-11-23 02:00:58
アメリカ人の価値観を、侍に投影しているだけだろう。とはいえ、トム・クルーズと真田広之のチャンバラ・シーン、クルーズは確かにハンサムだと思うが、真田も引けを取らないくらい端正で凛々しい、と感じる。当時の日本人女性にクルーズが格好よく映るはずないことを思えば、私自身、西欧的な審美眼でものを見ていることに気づかされる。それぞれの国民が持つ物語の、すべてを呑み込む勢いで増大する映画の領域。もしその傲慢さを知るのなら、映画は謙虚であるべきだ。「最後の侍」は言い過ぎ。5
投稿者:でぼら投稿日:2003-11-23 01:01:35
【ネタバレ注意】

この映画が面白いのか面白くないのか、自分が感動したのか否かコメントできない。楽しかったのは確か。にも拘らず、大きく改善されたとは言え、おかしな日本の登場するたびに気になって、平常心を失ってしまった。まず、自然が日本のものではない。仕方のないことだとは分かっているが、棕櫚が生えているジャングルは日本の森とは全く趣を異にするものであるし、勝元の村はどう見ても異国の丘じゃ。アメリカ映画の日本には必ず登場する鳥居。今度こそ、なくなっているかと思いきや、あっちにも鳥居、こっちにも鳥居。勘弁してよ。おまけに、武士の息子が
茶碗を手に持たずにドテッと肘をついて飯喰って!!!細かすぎるのかもしれないけれど、やっぱり私は気になってしまうのだ。気にしなければ、もっと楽しめたのに・・・
渡辺・真田は素晴らしい。特に、真田広之。彼の動きは美しい。だから、彼が出てきて刀を振るうと、画面がビシッと締まる様な気がする。正に、サムライを体現していた。勿論、トム君も頑張っていたし、勝元の息子がなかなか新鮮でよかった。
それから、福本御大。いいです。好きです。チャンバラ万歳。
最後の合戦のシーンは大迫力。しかし、これは日本の戦ではない。騎兵隊の突撃。
でも、私は西部劇も好きなので、何となく、楽しんでしまった。・・・矛盾しているのは分かっているが、やはり突撃シーンは好きだ。という訳で、最後は、もう、侍でも騎兵隊でもインディアンでもいいやという気分であった。

とりとめなくてすみません。でも、一見の価値はあると思います。

投稿者:PEKO投稿日:2003-11-21 21:24:18
渡辺謙に真田広之かっこよすぎです。初めの森の中での侍達の出現シーンは人間ばなれした感じで好きです。外国人から見た鎧武者はああゆうふうに神秘的に見えるのでしょう。トム・クルーズは結構日本語がんばってました。
ティモシー・スポールもがんばっていて、アメリカ大統領には笑いました。
なかなかグッとくる作品でした。
2003.11.21観賞 7点
投稿者:ASH投稿日:2003-11-08 15:40:46
多分、この映画も『将軍』と同じく日本は白人世界からみた蛮族の国という視点では変わらないかもしれない。それでも、やはりあの予告編には大いにソソられるのも事実。何よりもメインキャストの日本人役を日系俳優や他のアジア系俳優で固めていないというところに期待できる。『レッド・サン』みたいな映画でないことを祈る(いや、あれはあれで好きだけど)。
投稿者:cttttsg投稿日:2003-10-18 00:58:34
どーかねー。ハズレかなー。
投稿者:Mr.Nobody投稿日:2003-09-15 22:23:09
投稿者:ちゃき投稿日:2003-06-25 07:37:10
遂に待望のラストサムライ。結果からいえば、予想以上の出来でした。迫力あったし、綺麗だった。特に村でのシーンは凛とした雰囲気が伝わってよかった。港での日本のシーンも細かいなぁと思ったし、村も、こういう村がきっとどこかにあったんだなという想像を掻き立てるには十分過ぎるほどの、良き侍たちの宝庫。いわゆるアットホームな雰囲気が魂の拠りどころという感じでした。とにかくこの映画は日本の俳優が本格的なハリウッド進出をしている点。多々他にもいますけれど、ハリウッドの一流映画でここまで人に愛される役はないでしょう。渡辺、真田、小雪とかなりいい味出しています。渡辺のアメリカメディア評判がかなり良く、助演男優賞との声も上がっているとか!?ある大手新聞では”ラスト・サムライ。日本の渡辺がトムに「主役取っちゃってごめん!」か!?”のような見出しも出たらしいので演技のよさは確実に伝わっています。やっぱもちは餅屋です。日本人としてああだこうだといろいろ反論はあるだろうけれど、アメリカに住んでいる者からしてみたら、この映画は奇跡です。ただ、あえてプロットに関して言わせてもらうと、せりふだけじゃなくて、旧侍が明治維新で西洋風になっていたという部分があればよかったかと。いかにも侍っていう人が髷を切って初めて洋服を着るという感じで。そしたら最後のシーンがもっと映えたのかな?と思います。日本人は背景が分かっているけど、アメリカ人には分かりにくかったらしい。ポイントは渡辺のカリスマ性、真田の(もっとすごい俳優なのに)控えめにしている点、小雪のけなげさ、子供のかわいらしさかな。ちなみにあるメディア批評で、「映画はよかったのに、寿司にいつまでもくっついているハムサンドのようなトム・クルーズには違和感抜群。」と出ていて少し笑った。でも彼も良かったと思う。あとはまじめな話なのに結構いろんなシーンで笑いを取っていました。個人的にはこのクラスの日本を舞台にしたハリウッド映画の存在が単純にすごく嬉しかったです。感動屋だから終盤泣きそうになっちゃったしなぁ(照)。(12/05/03)

(追記)日本でいろいろと批判をしている人がいるみたいで、普段は別に言わないんだけれど、今回は少し。参考までに少しアメリカメディアの反応について書きます。「黒澤にはおよばないけれど、それに近いものがある」っていう風に黒澤の名前を出すメディアが多いこと。侍っていうと黒澤っていうイメージがあるんですよね。七人の侍が正当な描写の全て。あとはインチキ侍など。そして、それとこの映画を比べる。それがアメリカでの日本の侍時代のイメージなのですよ。日本にいるひとはいろいろ言いたいこともあるだろうけれど、理解の次元が違うんじゃないですか?と言いたい。この映画の対象をもっと考えてみてください。あとはこの映画で何を伝えたかったのか。正確な当時の描写、かつ歴史ではなくて、侍魂のはずです。そういう視点でみたとき、この映画はどう映るでしょうか?

あとですね、メディアの批評では「結局どんぱちハリウッド映画っていう感じ、悪」とか「プロットがトムクルーズ用になってないか?」とか「これがトムクルーズなんて信じられない。素晴らしい。」「ワタナベイズム満開!」とか書いてあるので、そうはいっても賛否両論、悪い映画といっているのはもっと正確な描写を期待して、というのが多そうなので、結局はいい評価が出ているみたいでやっぱ嬉しい。

(追記2)
アメリカ人と、今度はシャーロットで観たラスト・サムライ。シアトルに比べて日本文化の理解が少なかったせいか、トム・クルーズのする異文化にみる差異からくる行為の面白さが分かってないかも、と思わせる反応を見ました。小雪スマイルにみる本音と建前の精神も汲み取れなかった人が多いみたいだし。でも2度目を観てみると意外と長いと思った。時間をゆっくり使って魂を育てるっていう日本文化もあるのだけれど、それを長く、だるく感じる人もいるかもしれないと思いました。(12/27/03)http://www.geocities.co.jp/CollegeLife-Library/1980/
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 助演男優賞渡辺謙 
 □ 美術賞Lilly Kilvert 
  Gretchen Rau 
 □ 衣装デザイン賞ナイラ・ディクソン 
 □ 音響賞(調整)Anna Behlmer 
  Andy Nelson 
  Jeff Wexler 
□ 男優賞(ドラマ)トム・クルーズ 
 □ 助演男優賞渡辺謙 
 □ 音楽賞ハンス・ジマー 
□ 作品賞 
 □ 助演男優賞渡辺謙 
 □ 音楽賞ハンス・ジマー 
□ 男優賞トム・クルーズ 
■ 外国作品賞 
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