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ボウリング・フォー・コロンバイン(2002)

BOWLING FOR COLUMBINE

メディア映画
上映時間120分
製作国カナダ/アメリカ
公開情報劇場公開(ギャガ・コミュニケーションズ)
初公開年月2003/01/25
ジャンルドキュメンタリー
こんなアメリカに誰がした?
ボウリング・フォー・コロンバイン [Blu-ray]
参考価格:¥ 3,024
価格:¥ 2,810
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【解説】
 カメラとユーモアを武器に世の中の不合理に鋭く迫る異端のジャーナリスト、マイケル・ムーアが、全米に大きな衝撃を与えたコロンバイン高校銃乱射事件を足掛かりに、アメリカ銃社会の矛盾を強烈に斬りまくった傑作ドキュメンタリー。全米ライフル協会会長チャールトン・ヘストンにお得意のアポなし取材を敢行するなどまさに命を張った渾身の一作。ドキュメンタリーとして46年ぶりにコンペに出品されたカンヌ国際映画祭では、その圧倒的人気に急遽<55周年記念特別賞>を新設してその功績を称えた。
 1999年4月20日、アメリカ・コロラド州の小さな町リトルトン。2人の少年は朝の6時からボウリングに興じていた。いつもと変わらぬ1日の始まり…のはずが、この後2人の少年は銃を手に彼らの通う学校、コロンバイン高校へと向かった。そして、手にしていた銃を乱射、12人の生徒と1人の教師を射殺し23人を負傷させた後、自殺した。マイケル・ムーアは問う、“なぜアメリカはこんなにも銃犯罪が多いのか”と。その疑問を解消するため、マイケル・ムーアはカメラとマイクを手に様々なところへアポなし突撃取材を始めるのだった。
<allcinema>
【おすすめ作品】
A=無難にチョイス B=チャレンジの価値アリ C=発見があるかも!?
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【ユーザー評価】
投票数合計平均点
82691 8.43
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【ユーザーコメント】
投稿者:ロッテンクロッチ投稿日:2015-09-01 22:07:42
アメリカは全く学習しないんですね。それとも学習した結果こうなのかな?
投稿者:Normandie投稿日:2012-03-20 13:57:38
悪意があろうがなかろうがここに出てくる一部の人間たちに対して、何度見ても吐き気がする。
アメリカ人は学習しないのか。ただ誤認事実に対しては注意深く見なければいけない。
投稿者:こじか投稿日:2010-10-08 23:03:50
へぇ〜、と思うことはあれど
それは作品への感心ではなかったかな。
個人的にはそんな騒ぐほどのドキュメンタリーとは思えず、
特にラストあたりとかちょっとノレナイな…。
投稿者:mototencho投稿日:2010-05-24 22:09:59
マリリン・マンソンやらチャールトン・へストンやら出てきて、笑いながら飽きずに見られます。ただ日本のジャーナリストとはちょっと違い、彼は一歩踏み込んでいますhttp://mototencho.web.fc2.com/2007/sicko.html#bowlingfor
投稿者:ちゃぷりん投稿日:2009-10-08 12:17:02
何度も観たくなるドキュメンタリー作品。
投稿者:QUNIO投稿日:2009-10-08 10:27:46
数あるドキュメンタリー映画の中でも十指に入る傑作。

今見ても十分面白いし考えさせられる。当時この映画を恵比寿ガーデンシネマで見た時まだ中学生だったが、難しい内容もスンナリ消化されて娯楽映画としても楽しめた。ムーアは将来この映画を超えるものを作るのは難しいかも。これに比べて『華氏911』は見ていて不愉快さが増し殺伐とした感じだった。恐らくムーアの怒りが全面に出過ぎて観客にも感染してしまったからでは? 

最近ではデ・パルマの『リダクテッド』がやはり不愉快な気持ちにさせられたが、こっちもそれなりに良く出来てた。
投稿者:datsan5555投稿日:2007-05-10 00:16:55
【ネタバレ注意】

「コロンバイン高校銃乱射事件」と「銃社会」の二つの言葉だけでこの映画の全てを理解したつもりでいて敬遠している(かく言う私もそうだった)人にこそ見てほしい映画である。

はっきり言って最初は、銀行で口座を開設すれば銃がもらえるというインパクトだけで2時間持たせるのかと完全にナメていた。しかし、そこに人種差別や貧困層の厳しい現実を絡めてくることで俄然面白みを増してくる。政府やメディアが諸悪の根源とするマリリン・マンソンがこのドキュメンタリーの中で最も毅然と、そしてクレバーな受け答えをするところが更に皮肉で見ていてたまらなく面白い。また、白人が辿ってきた愚かな歴史を「サウスパーク」のテイストを用いてテンポよく豪快に表現するあたりは病み付きになる。
おそらくムーア自身は各方面へのインタビューを開始した際、無知でノンキな白人の心をちょっと弄んでやろうみたいな気持ちだったと思う。しかし、子供が子供を撃ち殺すといった悲惨な事件の根本的な原因は、自らの利益のために貧困層に対して「福祉」という名の「強制労働」を強いている事実に代表されるまさにアメリカ的な精神そのものであり、これがムーア自身にとってあまりにも巨大で、あまりにも衝撃的であった(それは観客にとっても同様のものである)ため、実際の被害者を伴って弾薬を販売するKマートの本部を訪れ、店頭から一切の弾薬を撤去するという類稀な行動力を引き起こし、それが映画全体の質を高めたのだと思う。アカデミー賞のドキュメンタリー賞は至極当然の結果である。
しかし残念なことに、時を経ればコロンバイン高校銃乱射事件を知る者は徐々に少なくなっていくし(われわれ日本人ならなおさら)あいも変わらず軍事的なことにばかり資金を投入して残虐行為を引き起こしている「今の」アメリカに対する失望は薄れていくばかりである。「どうせ、年に1回ぐらいニュースでやっているアメリカの銃に関する議論と変わらないだろう」と決め付けるにはあまりにも惜しい作品である。
ドキュメンタリーとして本当に様々な「驚き」が重なり上質な作品に仕上がっているし、取材を通じて激しく揺さぶられたムーアの心とその痛みを分かち合って欲しい。鑑賞中にも鑑賞後にも大いに考えさせられる、ドキュメンタリー映画の教科書的作品である。

投稿者:ASH投稿日:2007-02-05 00:48:44
【ネタバレ注意】

 コロンバイン高校で、なぜ乱射事件が起こったのかを検証するドキュメンタリーだと思っていたが、少し違った。いとも簡単に銃器が買えることへの疑問と、相互不信や政府やマスコミによってアメリカ国民に植え付けられる「恐怖」ことこそに問題があると、僕は受け止めたな。

 チャーヘルに関しては確かに同情しちゃうけど、事件直後にわざわざNRAの集会をこともあろうに近隣で催すこともなかんべぇ。そのことは責めるべきかもしれん。まあ、ムーアに問われるのがチャーヘル個人の答えではなくてNRAそのものなんだろけどね。それとも、開催地を決めたのはチャーヘル?

 浅い知識でスンマセン。

投稿者:藤本周平。投稿日:2006-03-07 22:29:26
終わってからもなんか複雑な感じ。
投稿者:GRIFFIN投稿日:2006-02-01 22:03:40
【ネタバレ注意】

 人が創ったものだから、恣意的であることを論ずるのは意味がない。
 見ることもなく批評する寛容のなさは、危険な精神でもある。
 作品からは偽善を感じることなく、映像のチカラも再確認できる。
 大切なのは、民度だろうと私は思う。考え・行動することで民度はあげられる。時間はかかるのだが、、、、規制は人間の個と考えるチカラを奪うし、一方で組織という集団生活に規律が必要なのも理解できる。
 カナダの例を挙げているように、ムーア氏も銃そのものは死から逃れる要因としか考えていない。確率が減るだけである。根本対策ではない。銃や武器がなければ、世界中で死者の数が減る。それだけでもたいした数であると言いたいのだろうと思う。
 解決策は、民度をあげるしかない。さてどうするか?それはわからないしことは、有史以来の人間の歴史が証明している。時間をかけて不安の要因を取り除いていくしかない。
 相手・将来・自分を考える、思いやる時間を一日でどれほど持っているのだろうか?人を思いやる感情を味わったのは、最後にいつだろうか。。。http://www.geocities.jp/griffin0623/

投稿者:さすらい2投稿日:2005-10-23 04:33:44
映画史上最強ドキュメンタリー、個人的にも一般的にもこれは動かぬ事実。IMDbでのランキングも極めて高い。
投稿者:マージー投稿日:2005-08-12 23:19:46
深夜に身分証明書を警察に提示しようとして黒い財布をだしたら、銃と間違えられ警察に射殺される。
仮装パーティーに行こうとしたら家を間違え、家主に不審者と間違えられ射殺される。
運動会でスタートの合図に本物の銃を使っていた先生が、銃を誤作動させてしまい、その弾が生徒に命中して死亡。
「黒い財布をだして」「家を間違えて」「運動会に本物の銃を使って」こんなことで人が殺されるなんて、日本人には信じられない一面をアメリカは持っている。先日、フロリダ州で「危険を感じたら即座に発砲してよい」という趣旨の法律が制定された。全米ライフル協会はこの法律を全米に広めることを目標としている。この映画のヒットとは裏腹にアメリカの銃の連鎖は止まりそうにはない。
投稿者:Arufu投稿日:2005-07-02 13:41:25
マイケル・ムーアの作品にしては毒がない。突撃取材も中途半端でテーマがシリアスとはいえ笑えるギャグなんかも1回も無かった。銃と日々接してる国の人間には底を衝かれるような良いドキュメンタリーなのだろうが、映画でもあるように人口比で考えて銃被害者が驚異的に少ない日本人にとってはそもそも実感が無いテーマなだけに、特別優れたドキュメンタリーとは思わないだろう。この作品の一つのテーマとして簡単に権力の思想支配にかかってしまう米国民というテーマがあるが、この程度の映画に殊更に高得点を与えてしまう人間こそ最大の被害者候補である。
投稿者:william投稿日:2005-02-26 10:11:28
結局現代のアメリカという国は、国民共通の敵を作ることで成り立っているのかも知れない。つまり非難の対象とすることの出来るスケープゴートを造り出すことで、自分たちの行いの正当性を主張し、安心感を得ようとしているのではなかろうか。
アメリカのその目は、たまたまマリリン・マンソンという1アーティストに向けられ、「こういった思想を持った奴がいるから、国が悪くなるんだ」という意識を国民全体に植え付けることで、自分たちは非難の目から身をそらすことに成功しているのではないか。
これは病める大国、アメリカの一片を垣間見ることの出来る優れたドキュメンタリーであろう。
それにしてもマンソンの吹替が松岡充ってのはどうなんだ?せめてキリト(Pierrot)にしておけ。
投稿者:フリクリ投稿日:2004-12-12 00:37:32
銃で人を無差別に殺せる人間たちについては、あまり語られてなかった。
コロンバイン高校のあの2人の生徒は銃が無くても殺人を犯したのでは?
アメリカの銃規制については深く語られていたが、コロンバイン高校などをテーマにするには少し浅い映画だ。
ヘストンの言うことも間違ってはいない。
投稿者:沢村駿投稿日:2004-11-03 13:46:52
【ネタバレ注意】

一番マトモなことを言っていたね!

投稿者:西山 大樹投稿日:2004-10-08 22:06:57
ドキュメント映画にしちゃ、ムーアの演出ウザすぎ。
細部まで上手い作りで楽しめたけど。

ミクロ・マクロなら、一番マクロな視点は、ブッシュさんでしょーな(笑)
あ、ビンラディンのが上か。なんたって、全イスラムの聖戦だもん(^д^)
投稿者:ブルマ大帝投稿日:2004-09-17 12:10:33
すこしムーアを見直した。Kマートから銃弾をなくさせた活動はスゴイと思った。
(スグ動く企業トップもさすがアメリカならではだが)
しかし、前面賛同はできない。つく論点が違うからだ。

ムーアは『銃があるから悪い』と言って、ヘストンにも詰め寄った。遺族の気持ちを考えれば集会は自粛すべきだったとも思うが、『遺族に謝罪しろ』は言いすぎだ。ヘストンが殺したんじゃないからだ。同様に、6歳児による銃での殺人も『環境のせい』に全てしているように受けとれた。
そこが違う。殺したのは、学生であり、6歳児なのだ。純然たる自分のエゴのみの理由で。銃規制には大賛成だ。が、銃殺人は環境のせいだけではない。メインの原因は、本人の克己心の欠如だ。
コロンバイン校で《殺されたほうの》生徒は、同じく悩める、居場所のない青少年じゃなかったというのか。銃を家で発見すると、全ての子供は学校にもっていき、同学年の子をころすのか。
違う、『環境』はあくまで『環境』だ。殺人の一番の原因、理由にはなりえない。殺した本人のみに、99.99%の否が《完全に》あるのだ。
同じ環境で育ち、同じように、あるいはもっと悩み、傷つき、虐待をうけ、不安、イラダチを抱えてるのに、『銃で人を殺さない』青年、子供は大勢いるはずだ。『克己心の欠如も、忍耐の欠如も、元々は環境から派生した』といっても、とどのつまり、引き金をひいたのは環境でなく本人の意思なのだ。
だから、銃規制を促進させねばならないのはモチロン大賛成であり、大前提だが、不安な環境をつくった人間、マスコミ、制度のみを全面的に批判するのは違う。
より批判すべきは、エゴで無関係の人を殺したにも関わらず、後で『反省』とやらを示すだけで、無罪になりえてしまう『法制度』と『風潮』だ。そして、殺した事実を、『あやまち』とよび、許すのを前提に、または美徳とするのを正義とよぶ『道徳観』だ。たとえば、

「殺された子は戻ってこないが、この(偶然偶発でなく自分のエゴで)殺した子には未来があり、反省して、人生をやり直せるから死刑にはできない。命は最も大事だから」

ってヌケヌケと言える、そしてそれが評価されてしまう『道徳観』こそが問題であるべきなのだ。死は『存在、思考、行動の永久的消滅』。命が最も尊重されるべき理由はそこにある。殺された子は、未来どころか、存在そのものを消されたのに!(日本じゃHPで悪口いったからという理由で)エゴで殺した方の命のがより尊重される世論の方が、環境なぞよりも問題とされなければならないハズなのだ。

アメリカの銃協会の過激派が、「殺した6歳の子を吊るし首にしろ」といったのをムーアは批判的に描いていたが、吊るし首は言いすぎにしても、偶発殺人でないのなら、エゴで殺したのなら、環境のせいにせず、死刑に処し、メディアに知らしめることで、第二、第三の同様な事件を防ぐ一因にはなり得るのでは、と思う。もちろん、処刑は見せしめとしてや、スケープゴートたらしめるためのものでない。『エゴで殺された』、亡き被害者の当然の権利だからだ。存在できなくされた人は権利を主張できない。その権利を守るための、『法』であるのが、殺人者を守るよりも、大前提でなければならないハズだ。
よくいう「十分、反省して後悔してるから、自分が殺した人のためにあらゆるコトをしたい」との言葉には「自分が死ぬ」ことは含まれていない。結局、反省してないのと一緒だ。もし含まれてても、遺族は殺人者に「アンタは死ななくていい」と言わなきゃ、マスコミや風潮で、逆に非人道者扱いされてしまう。『エゴによる殺人』は、同等のものでもって償うべきだ。被害者のために、本来それが当然でなければならない。「目には目を、は恐怖の連鎖を生む」なんてのも違う。ちゃんと、対価で償っていないから連鎖するのだ。殺された親族は、殺した奴のみを殺す権利がある。他者まで巻き添えにしては決してならない。9.11も民主主義を狙ったのでなく、ただ、民主主義の象徴とされるビル内で働いてた、『普通の人間』達をエゴで殺した、虐殺に他ならない。イラク爆撃も、命じたブッ〇ュのみが、ミンチになるべきなのだ。関係ない人を燃やすのも虐殺だ。そしてもし、ブッ〇ュがミンチになったなら、それ以上の報復はけしてしてはならない。それこそが、本来の『目には目』であり、必要以上の報復の連鎖を『防ぐため』の刑なのだ。

また、自殺も命を粗末にしてるようにとられがちだが、したくて死ぬのは、本人が望んでそうしてるのだから、本人には幸せなことだ。本人にはそれだけの価値しかなかったのだ。それは、生きたいのにエゴで殺された人の命の重さと、けっして比べてはならないことだ。ムーアも身内が犯人のエゴで殺されたとしたら、犯人を許し、環境のみを批判できるのか?自分がエゴで殺されても犯人を許せるのか?と思った。

しかし、この映画、観てよかったとは思う。ムーアが売名のため、批判のための批判をしてるんじゃないとわかったからだ。ありがとう、さすがテレ東!
投稿者:さち投稿日:2004-09-17 00:58:03
スーパーブラックユーモア
投稿者:tuki投稿日:2004-09-04 17:17:21
この映画で初めて知ったことがたくさんあった。

その内容はだれも教えてくれないことばかりで
知っていなければいけない内容と思います。
アメリカがいかに病んでいるかわかります。
「アメリカは呪いでもかけられているのか?」
とさえ思います。
投稿者:4531731投稿日:2004-08-07 08:44:30
 …太ってたんでおかしいと思ってたけど、完全にビッグな後ろ盾があるんでしょう。そうでなきゃアメリカ政府を向こうに回してあんなデカイ口叩けない。明らかに政府もおいそれと手を出せないデカイ存在がムーアを利用してる。守られてる上に利益も莫大なものになるんでムーアは今後更に太るだろう。てことでムーアは反逆のフリした歯車。ムーアの反逆にはデカイ値札がぶら下がってる。
 ムーアも俺らと同じ歯車なんだから銃社会反対なんて言ってられないはず。人は人生を選べない。近くに銃の工場があるならそこで死ぬまで働くことしか出来ない人達もいるんだし。そこにはその人達の生活があるだけ。特別な意味なんかない。
 ハゲやデブ、ブスは偉い。彼らのおかげでアデランス、マンナンライフ(古い)、整形外科に勤める人とその家族が生活できるわけだから。キチガイのおかげで精神科医とその家族が生きていけるし、若奥さん達がメシが作れない、作りたくないおかげでインスタント食品工場に努める人と家族が生きていける。
 キチガイが暴れるから、子供を殺すから、少年犯罪がどんどん凶悪になるからマスコミの人間とその家族が生活していけるし、家族旅行にも行けるし、その子供が大学にまで行ける。おもしろいですね。誰が悪いんだろう?誰も悪くない時代。てことで人々は簡単につるしあげられる「敵」を探し始める(マスコミの仕事)。この映画では運悪くヘストン氏がつるしあげられる。ヘストンは間違いなく悪い人じゃない。どうせ広告塔だろうし、第一あんなおじいちゃんをいじめることない。ムーアはひどいやつだ。ひとりだけいいかっこしい。
投稿者:民生1973投稿日:2004-07-11 01:51:55
マイケル・ムーアの「やり方」に‘過剰’を感じて辟易する場面もあったが、作品の意義は高く買う。今後もブッシュ政権を攻撃し続けて欲しい。
投稿者:投稿日:2004-05-26 16:51:03
「華氏911」ではオサマ・ビン・ラディンの兄貴の兄貴がどんな人だったかやっと教えてくれるらしいね。アメリカは自国の重要情報がほんとうに伝わらない国だね。こっちじゃとっくに知ってたぜ。
投稿者:D.T投稿日:2004-02-23 05:22:52
【ネタバレ注意】

『ボウリング・フォー・コロンバイン』(2002)という映画には、作者が画面に示したものと観客個々が漠然とにせよ既知なる部分とが交錯することで観客個々に思考を促すドキュメンタリーの一特質と、スクリーンを観る者を(巧妙に)騙しつつ愉楽に至らせる劇映画の美徳とでも云った両者を備えた身振りを見て取れる。

作者たるマイケル・ムーアは、劇中示されるように、チャールトン・へストンが会長の任を負うNRA(National Rifle Association of America/全米ライフル協会)の永久会員だ。―そんな一米国人たるムーアの抱く「(ムーアが作品発表後のインタビューで口にするように、個々を見れば善良な)米国人が個々の怒りや憎しみを他者の命を奪うことで決着させてしまう短絡傾向の顕著」への葛藤、自責、羞恥の念が映画に終始垣間見れもする。

隣人の銃暴力の恐怖とも自己(と家族の)防衛手段に銃を持つこと等とも、過去から現在、そして此の先当分に亙って無縁に思える僕自身が、『ボウリング・フォー・コロンバイン』という映画を観ながら胸が不吉に騒いだり、良心の葛藤なりを覚えたりしてしまうのは、画面に在る主に米国人たちの姿や言葉等を介して、生活、人生に纏わりつく憎しみ、怒り、エゴ、また、恐怖と云った感情なりが時に生々しく僕を刺すが故でもある。

ムーアの視線は対象に迫って尚そこから遊離しているかのようだ。それは、対象に取り組む真摯さが獲得し得た冷静さ、延いては、人間的理性を示すものかもしれない。

映画を顧みれば、例えば、彼とキャメラが迫る人物なりに因って銃所持の問題、過去の銃撃事件等に於いて驚くべき真実性が画面に立ち現れることなど殆ど無かったようにも思い起こす。それでも、ムーアの真摯、一途な思考ぶりが画面に乗っているが故に観客は画面を見詰めながら感情、理性ともに掻き立てられて行く…。

劇中アニメーションに拠る「米国史」にしても、教会、警察、学者等によって嫌悪感と共に“ショック・ロッカー”等と口にされていたマリリン・マンソンや“The Culture of Fear:Why Americans Are Afraid of the Wrong Things”の著者たる社会学者グラスナー教授等に拠って米国人に恐怖を煽る元凶の一つに劇中扱われていた「TV報道」の映像にしても、既に起こった事例群をムーアの主観も客観も混じえて再構築、再提示したものに過ぎないだろう。
特に、劇中大量の「TV報道映像」は米国人の現実観を形成し得るものとして、延いては、米国の現実として画面に示されていよう。

一方、劇中頻繁に示されるムーアと生身の人間の対峙を通して米国の現実に対する米国人や隣国のカナダ人の感情(的批評)が紡がれて行く。それらは僕にとって嫌悪や同調の別等はあっても注視するに値するものとなってくる…。

終幕近く、ある2人の高校生による無差別銃撃で後遺症を負った青年2人とムーアが、無差別銃撃犯が銃弾を購入した大手量販店の本社に出向き、銃弾を店舗に置かぬよう訴える件がある。ムーア等が諸手挙げて喜ぶ顛末に、画面の此方側の僕など然したる現実感を持ち得ないのだが、企業側当事者が2人の青年に残る傷跡(※一人は下半身麻痺で車椅子に在る)を眼前にしたことが、既に起こった暴力を企業に現実感として引き寄せ、延いては、企業倫理を顧みる縁とさせたであろう点は見捨て置けない。

ハリウッドのヘストン邸。
ある一室の椅子に身を沈めてムーアのインタビューを受けるヘストンの傍には嘗ての主演映画をモチーフにしたデザインポスターとでも云ったものが2点置かれ、ムーア図らずして、フィクショナルな世界に大スターとして在るヘストンが際立つ。
そんなヘストンに現実認識を迫るムーア。その対峙は、奥行き感の浅い画面と相俟って息苦しいほどスリリングでもある。

此処では、訪問者たるムーアに誠意を手向けるヘストンの姿への僕自身の安堵感や、ヘストン(1924年生)がハリウッド映画という本来の表舞台で今後“NRA会長”以上に脚光を浴びる役どころに恵まれることはないのだろう…と云った個人的な雑念が画面に向き合う僕の中に巡って穏やかでは居られない。ムーアの問いに毅然と対処しつつも何処か痛々しいヘストンに胸掻き立てられもする…。

つまり、老いの最中に在るヘストンの姿に、『ボウリング・フォー・コロンバイン』中で僕にとって最たる現実感が迸っている。
ヘストンはムーアが差し出す或る銃撃事件で亡くなった少女の写真を顧みる事無く自室に戻って行く。その後姿に劇中僕自身に沸き起こった様々な感情や葛藤による熱気が一旦終息もし、(ヘストンも僕自身も)暴力に命を奪われた人々に手向ける言葉を持ち得ぬことに苛立ちもする中、映画は尚一つの事件レポートを加えて終わって行く。


■http://ohwell.exblog.jp/

投稿者:nomopage投稿日:2003-12-03 22:47:54
Michael Moor の主張に矛盾を感じるが、それだけ考えさせられる映画という事。貧困家庭の子供が銃に走るのか。カナダは銃が多いが何故事件とならないのか。戦争をしているのはアメリカだけではない。恐怖を煽ると本当に子供が銃を撃つのか。。。。考えは収束しない。それだけ、スケールの大きい映画だ。
投稿者:チックタックボンボン投稿日:2003-11-30 23:15:10
【ネタバレ注意】

これは、必見です。
銃規制、人種差別、米歴史がガイダンス的ではあるが、
分かる映画です。
銃規制をしている我が国ではあり得ない事件が題材になっていますが、
みるべき映画だと思います。

チャールトン・ヘストン邸へ突撃取材に胡散臭さを感じましたが。。。

投稿者:475投稿日:2003-11-28 04:21:32
【ネタバレ注意】

 一つのモノを追いながら、色々考えさせてくれる作品でした。
 他国の歴史とか、知っているようで知りませんし…。
 今の日本の報道が、一昔前のアメリカ状態でよかったと思えた面もありました。現在のアメリカは、「驚き」だけを望んで検証を捨ててしまってるのかな? 今の日本は、少しは検証を大切にしだしたように思うのですが…。
 自分の「身内」が事件、事故に合って、初めて痛みを知る。多分、それは古今東西同じなのでしょう。最後のインタビューでも、そのあたり突っ込んで欲しかったとは思いました。
 ドキュメントを中心とした映画が、日本でも公開、ビデオ化(DVD化)されるようになったのか、世界の動きかは判りませんが、好きなジャンルです。人の表情、目の動き、背中の震えに、この事象の「現実」を感じました。
 最後に言えば、こういう作品に制作費を出せる(?)アメリカも捨てたもんでもないですね。
 映像は、それぞれに「選ぶ権利を与えてくれる」と思い、嬉しい出会いでした。  

投稿者:篭瀬山投稿日:2003-10-19 22:30:24
【ネタバレ注意】

 初めのうち、日本では活字の世界でときどき見られる「トンデモさん宅ご訪問」記の類かと思った。当然、ドキュメンタリーと銘打っているものの、演出なんかはありありで。それで充分面白かったが、観てるうちにグイグイ引き込まれて、いつの間にか、テーマと真剣に取っ組み合う姿勢に感動し、重厚なドキュメンタリーとして受け入れていた。いまこうして皆さんのコメントを読んでいると、やっぱりいろいろ演出はあったかな、と思い直すが、さすがに構成は上手かったと認めざるを得ない。

 チャールトン”モーゼ”ヘストンについては少し同情的です。心の奥底に民族意識が潜むのは、こりゃもうしょうがないと私なんかは思います。なくせりゃいいけど、なくせない場合は、パブリックな場では表面に出さないよう努めることが重要な訳で。ヘストンからそれを引っ張り出した功績はマイケル・ムーアにありますけど、ヘストンだって訪問者の質問に適確に答えようという誠意はあったわけですから。誰に対しても表面上はオープンだけど、心の底は明かさない、って性格は見て取れますが、そりゃそうでしょう、油断してたらマイケル・ムーアみたいのが土足でドカドカ内面へ踏み込んで、不躾な質問をするわけだもの。全米ライフル協会会長として取った行動に対し、責任を負う義務は当然ありますが、私には、不安に苛まれる悲しい老人に見えました。6

投稿者:ゆーき投稿日:2003-09-18 15:27:23
ズシンとくる作品だった。アメリカの国民の心理をかいま見た気がした。
とにかく、この監督の取材での頭の回転の早さに驚いた。突撃取材なのに、どんどんこちらが「こう聞いてくれ」という以上に良い所を突いた質問をしてくれる。アメリカの銃社会について、またアメリカという国について、考えさせられる映画だった。かなり必見。★★★★
投稿者:ご飯投稿日:2003-06-28 08:47:35
アポ無しの突撃取材というのはやはり暴力じゃないのか。「ゆき、ゆきて神軍」の時も感じたのだが、そんな方法で取材相手を追い詰めるのは銃弾を浴びせるような凶器となる。チャールトン・ヘストンの考えは賛成出来ないのだが、ここで追い詰められたヘストンは哀れに見える。かつては大スターであっても、弱弱しく見える。これがブッシュ大統領や政治家に対してなら、こんな風に見えなかっただろう。本当ならばマイケル・ムーア監督もそうしたかったのかも知れない。が、政治家にそんなインタビューはなかなか出来ない。そこで、ヘストンにしたのかも知れない。が、今は盛りを過ぎたスターにそんなことをしても、観ているこちらとしてはヘストンに同情の気持ちも沸いてくる。銃の所持を容認するヘストンを悪役に仕立ててもこの手法では逆効果になってしまった。だが、突撃取材だと相手の本音を引き出しやすいという効果があるからこの方法をとっているのだろう。ヘストンが思いがけず、人種差別の気持ちをちらっとうかがわせた。アポ無し取材はあまりにもあつかましく暴力的なので反発を覚えるのだが、そうした効果もあるので難しいところだ。
投稿者:ポポール投稿日:2003-05-24 14:57:27
 このマイケル・ムーアの映画は、姿勢が一貫している。くそう、オレの故郷の近くの町で、オレの国で、何でこんな悲惨な事件が発生するんだろう、という疑問に突き動かされるように、このおデブ監督が映像をつなぎ合わせていく。銃社会、大量消費社会、人種差別社会、そして、軍産複合体の国としてのアメリカ。オレたちアメリカの白人って、自分の身は自分で守るとか言いながら、本当は臆病者だったの?枕の下に弾丸込めたリボルバーを入れとかなきゃ安心して眠れないの?アメリカの古き良き伝統やマスメディアなどによって、こんなふうになっちゃったの?
 このような国民性に対してテロは有効ではない。テロの恐怖で沈黙することはなく、逆に過剰反応し、国民は武器を揃え、防毒マスクを購入し、全米ライフル協会は雄叫びを上げ、国は自己防衛のための戦争を正当化する。そして、結局、得するのは誰か、ということはテロリスト(を炊きつけている)のみなさんもお分かりになりますよね。
 ボウリングのピンが人間の形に似ているというので、射撃練習用の標的にされているシーンがある。人間はボウリングのピン程度のものなのかよ、とムーア監督が突っ込んでいるかのような印象を残す。ボウリングのピンを倒すのは爽快だが、本物の人間を銃でなぎ倒そうと思ってはいけません。ちなみに、私はボウリングでストライクやスペアを取ることはめったにない。
 この映画の中心部分は2人のいかれ高校生による校内乱射大量殺人事件。事件後の社会は、校内の規制を過剰なまでに強化する一方で、依然として弾丸はスーパーマーケットでたやすく買えるという状況。どこかおかしくないですか、オレたちの国って、とマイケル・ムーアが問いかける姿勢が一貫している。
 この映画では、チャールトン・へストンは悪役である。チャールトン・へストン老が、いかに全米ライフル協会の会長であろうと、ちょいと騙しの手口でインタビューを取付けたうえ、インタビュー中に謝罪を迫るところは、見ていていい気分はしない。何だか、ヘンクツ半ボケ老人を追及しているようで、へストン老が哀れにさえ思えてくる。そして、これが映画のラストを飾るはずの「見せ場」となるのは少し物足りない。どうせなら、ブッシュあたりに質問をぶつけるべきだった。
 チャールトン・へストンは映画スターとしては全盛期を過ぎているが、かつてのオモシロスペクタクル映画などには彼の重量感は欠かせなかった。ヘストン個人と彼の主演映画は別もの。もっとも、彼は映画の中では悪役もやっているので、今回の悪役扱いでも違和感はないが。
 この映画、ドキュメンタリーとは言っても、ムーア監督が警官になって企業犯罪取締りを想定するシーンなどを挿入し、ぎちぎち生真面目実写フィルムにはなっていないところ、また、ムーア監督自身の憎めないキャラクターが、深刻な問題提起を含んだこの作品の救いとなっている。
 まあ、映画館でわざわざ見るだけの価値があるかどうかは何とも言えんが。
投稿者:黒美君彦投稿日:2003-05-01 00:15:32
やっと観ることが出来た・・・。ミニシアターではあったが、観客が多いので驚いた。
自らの国を客観視したこの作品の意味は大きい。こうした視点からの作品は、商業ベースには普通乗らないからだ。
米国の抱える病弊の深刻さを痛感させられたが、実はこれ、他人事ではない。身近な憎しみから生まれた殺人や通り魔事件、すぐに「キレ」る理性を失った人々、異常なまでの権利意識と膨張しきった自己愛・・・これらは全てこの国でも進行中のことばかりだ。作品の中ではTVメディアの病理にまで鋭く迫っていたが、この国のニュースもそうした事件を扱い、洗脳独裁国家のTV番組を嘲えば視聴率はとれる。グルメネタと温泉ネタでも入れれば、完璧だ。逆にいえば、地道な政治ネタや調査報道は視聴率はとれないのだから仕方がない。
・・・おいおい、結局アメリカ追従のまま行くと、彼の国のようになってしまうんじゃないのか?そんな危惧さえ感じさせる作品だった。きわめて「知的」なドキュメンタリーの傑作である。
投稿者:アルモ投稿日:2003-04-26 10:14:34
ポンポンさんが書かれている「カット割り」のことが気になって、もう一度見てきました。
確かにそのシーンは、カット割りがされていました。
で、ドキュメンタリー番組を作ったことがあるTVディレクターに意見を窺い、自分なりに出した見解です。
カットを割った理由として、おそらく3つのパターンが考えられます。
ひとつは、単純にカメラが2台あったということ。
ただしこの場合、カメラが見切れる可能性があるのと、ドキュメンタリー番組で2台のカメラを使うというのは現実的じゃないという感じもします。
ふたつめは、(あまり考えたくないのですが)M.ムーア監督のカットだけ後で撮ったということ。
ただM.ムーア監督は、そんな小細工を好むタイプではないような気がするので、これもちょっと違うかなと。
で、みっつめの理由。
実際に、1台のカメラが回り込んで撮影し、編集でその間を縮めたのではないかと。
C.ヘストンの動きを見ていると、ムーア監督の質問に即答できるとは考えづらく、カメラが回り込むだけの余裕は充分にあったのではないでしょうか?
もちろん、編集をせずに、その間を緊迫感として楽しむ方法もあります。
が、この映画のテンポを考えると編集した方が得策だと考えたのではないでしょうか?
その前のインタビューで、C.ヘストンは充分に悪者になっています。
これ以上惨めにさせないためにも、動きが鈍いC.ヘストンを編集したのではないかと。
あくまでも想像ですが…
事実、部屋から出て行くC.ヘストンを見て僕は、「この人は、『猿の惑星』の“猿”になっちゃったなぁ」と感じてしまったほどですから。
ともあれ、この映画は素晴らしいです。
今年はしばらく、これ以上面白い映画に出会わないかもしれないな…と思わせた映画です。
投稿者:ポンポン投稿日:2003-04-20 18:47:47
【ネタバレ注意】

ドキュメンタリーなのでちょいと飽きる部分もあったけど
まぁ、面白かったです。
ただ最後の方でチャールトン・へストン邸で去っていくヘストンに
マイケル・ムーアが犠牲者の写真を見せているとこでカット割りしてある
のが気になりました。

投稿者:とと投稿日:2003-04-19 18:06:52
【ネタバレ注意】

これは傑作です。
<br>ドキュメンタリーなのにちゃんと作品に仕上がっており、
<br>退屈するところがありません。
<br>そしてなにより、アメリカの侵略と陰謀の歴史を綴ったフィルムは
<br>圧巻の一言です。
<br>
<br>アメリカ建国史のアニメについて批判意見がありましたが、
<br>意見は違ってもあれはあれで面白い見解だと思いますよ。
<br>
<br>マリリン・マンソンの発言は、極めてまともだし知的ですが、
<br>意訳されている可能性はありますよね。
<br>原発言を翻訳してみたいところです。
<br>

投稿者:ゆういち投稿日:2003-03-21 10:01:56
【ネタバレ注意】

アメリカの他国への内政干渉の(もしくは「侵略」の)
歴史、コロンバイン高校での銃乱射事件の監視カメラで
撮られた映像など直接、間接様々な要素によって何故
アメリカは、ここまで銃の犠牲者が多いかというのを
追求しようとした映画だけれど正直、前半から中盤
まではマイケル・ム−アの反米ぶりがかなり気になった。
アニメを使ったアメリカ建国の歴史の説明なども特定の
思想に基づいて作られているのが明かで少し違和感を
持った。奇抜な格好をしたマリリン・マンソンの意見が
とてもまともなのも少しあざといな、という気がした
(そのギャップはとても面白かったけれど)。

傑作傑作と言われるわりにこの程度かと思っていたら
後半叩き込まれるKマ−ト本社とチャ−ルトン・
ヘストンへの直撃取材。ジャ−ナリストとしては邪道
というかアンフェアだと思ったけれど(特にヘストン
への取材方法はかなり疑問を持った。もちろんライフル
協会の会長ではあるけれど、どちらかというと「強さの
象徴」としての意味が強いと思うのであまり追求するのは
酷だと思った)攻撃的な左翼であるマイケル・ム−アの
本領発揮といった感じで、映画としてもとても面白いし
本当に胸を打たれた。マイケル・ム−アは攻撃的であると
同時にとてもセンチメンタルなところがあってそこが
日本人好みだな−とも思った。

結局最後まで、銃被害者がずば抜けて多い根本的な
理由や具体的にどうすれば被害者を減らすことが
出来るかというのは提示されないけれどそれはそれで
誠実な態度だと思った。それにしてもKマ−トが取った
対応に対するマイケル・ム−アの反応と監督自身が
ライフル協会の会員であることに若干の矛盾を感じて
しまったのは私だけでしょうか?

投稿者:メタルヘッド投稿日:2003-03-06 22:28:08
マイケル・ムーアのユーモアたっぷりだが硬派な傑作ドキュメンタリー。この作品を見ると予想以上に銃に依存し病んでいるアメリカの裏の顔が垣間見ることが出来ます。そこに人種問題なども絡み非常に興味深い。正直、現在の状況から見てアメリカはかなり怖い国だと思ってしまう。
ドキュメンタリーだからといって堅苦しい事は無く、結構笑えたりするので面白くみれると思う。
マリリン・マンソンて結構知的な感じなのね。
投稿者:桃太郎投稿日:2003-02-27 23:22:52
 非常に面白い内容だった。アメリカにおける銃による被害者が何故多いのかということを検証していくのだがその過程でアメリカの抱える問題、歪みがくっきりと見えてくる。恐怖と消費という言葉がアメリカを象徴している。この映画を見るとアメリカという国の横暴さがみえてきて怖いな~と思った。
 今まさに戦争を仕掛けようとしているアメリカ。その理由もこの映画を見て納得できるような気がする。この病んだアメリカはけっしてこれからも変わることはないだろうなとも同時に思った。
投稿者:SYCO投稿日:2003-02-20 18:50:11
いつもながら、ムーア監督はヘヴィーな問題を掲げながらも、観客を笑わすところが凄いって思いました。オクラホマ爆撃犯の兄との会話なんて、台本があるのではと疑いたくなるぐらい、可笑しかったです。
マリリン・マンソンをいちばんインテリに見せ、NRAのチャールトン・ヘストンをズルイ小心者に見せる。 これも凄いなぁ。
劇場はガラガラ。 観客は学生か、20代のリベラルっぽい集団で、なんか、機関銃を持った右翼が乱入して来て、この映画を見てる観客を全部撃ち殺すんじゃないかと、ちょっと怖かった。
http://mippi.jp/obob/
投稿者:#77投稿日:2003-02-13 18:12:29
昨今目にあまるアメリカの独善ぶりにウンザリしている諸外国で絶賛されるのは間違いないだろうが、一方自国アメリカ内で彼=マイケル・ムーアの身に危険はないのだろうか?そんなことまで心配させられたほどの徹底硬派・痛快無比なドキュメンタリーでした。

私はこれをつい先日(03年2月)イランで観ました。ファジル国際映画祭の外国映画部門の一候補作として上映されたのですが、イランの観衆にも大ウケで終映後の拍手がいつまでも鳴り止みませんでした。イランに上陸する外国映画は皆当局の検閲を避けられませんが、中でもアメリカ映画に対しては「反米」が国是であるこの国では特にキビシくチェックされるのが実情。しかし本作品は「アメリカ人によるアメリカ国家の自己批判」であるからして、当局もOKを出したのでしょう。

最近イランの若者は国是なぞどこ吹く風の「親米」感情を持っており、それが当局にとっては悩みのタネなのですが、そうした空気の中でこうしたアメリカ映画の公開に踏み切るというところに、当局の巧みな反米プロパガンダを感じてしまいます。でも結局は、スタイリッシュな映像・音楽の魅力、こんな過激な自己批判だって許されるという「自由の国アメリカ」への憧れはさらに強くなってしまうだけなのでは?と、これをイランで観たことにより、つい余計なことまで考えさせられてしまいました。
投稿者:KOU投稿日:2003-02-12 00:06:41
アメリカの病巣は、銃うんぬんよりも、もっと深い部分にあった。

最後まで飽きさせずに見せきる工夫があるので、ドキュメンタリー映画の初心者にもオススメできます。http://face.ruru.ne.jp/harekura/
投稿者:shinjuan投稿日:2003-02-02 06:22:04
これは傑作だ!一日でも一秒でも早く観るべしです。何よりもそれが大切です。あとでビデオやDVDで....、これは駄目です。まだ湯気が出ている作品です。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
■ ドキュメンタリー長編賞マイケル・ドノヴァン 
  マイケル・ムーア 
□ パルム・ドールマイケル・ムーア 
 ■ 55周年記念特別賞マイケル・ムーア 
■ ドキュメンタリー賞 
■ ドキュメンタリー賞 
■ 外国映画賞マイケル・ムーア 
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