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影なき狙撃者(1962)

THE MANCHURIAN CANDIDATE

失われた時を求めて

メディア映画
上映時間126分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(UA)
初公開年月1963/02/23
ジャンルサスペンス
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【解説】
 朝鮮戦争下、中共軍によって洗脳された男が、暗殺者に仕立て上げられる。彼は、あるキーワードを目にすると、無意識に殺人を犯すようにプログラムされていたのだった。サイコ・ホラー的なスパイ・スリラー。
 朝鮮戦争下、米軍マーコ大尉の小隊が中共軍の捕虜となった。やがて、小隊はアメリカへ送還される。だが、マーコは帰還して以来、不思議な夢ばかり見続けるのだった。そしてその原因を調べた結果、小隊は捕虜の時、洗脳の実験体にされ、そのうち誰かが暗殺者に仕立てられていると判明する。そんな中、捕虜仲間ショーの継父である上院議員と対立した政治家が、娘と共に何者かに射殺されてしまう。彼の娘はショーと結婚していた。マーコはショーに不審を抱くのだが…。
<allcinema>
評価
【関連作品】
クライシス・オブ・アメリカ(2004)リメイク
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
650 8.33
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【ユーザーコメント】
投稿者:bond投稿日:2018-06-17 02:01:08
傑作ミリタリースパイサスペンス。悲劇的な展開ながら、どうなるの?的展開でハラハラ観れる。
投稿者:シーザー投稿日:2014-10-28 19:15:41
孤独の影を帯びた主人公というのはモノクロ画面によく映える。抑圧された心の機微が画面に刻まれていくようにさえ感じる。彼は洗脳された殺し屋なのである。何を乱暴な、と思う。しかし、ひとつ間違えれば大怪我になりそうな、幻想と現実の交錯する常軌を逸したこのストーリーを、重苦しい要素を多分に盛り込み緊張感あるドライな演出で無難に紡いでいる。
当時冷戦期の只中にあって、少なからず世間を賑わしたことは、この作品にとっては良かったかもしれないが、のちの歴史的事件の勃発によって時代を予兆したと評価されたことは不幸だった----「世界には二種類の人間が存在する。部屋に入ってテレビをつける人間と消す人間。違う種類の人間が結婚するんだ」----。
投稿者:TNO投稿日:2012-09-08 19:09:12
冷戦真っただ中の時代背景に権力志向に取り付かれた代議士の妻の暴走を描いて秀逸。洗脳された人物を操る側が、最後にどこまで暴走をエスカレートさせるのか。物語が進むにつれて、その暴走を阻止する軍の情報機関とのせめぎ合いに焦点が絞られてくるプロセスもうまい。リメイク版の"クライシス・オブ・アメリカ"は、洗脳の方法を暴いてリアルさを追求したために、かえってウソ臭くなってしまっていたが、こちらは洗脳の部分は適度にぼやかして、むしろ権力志向への暴走を阻止できるか否かに焦点を絞っているので、骨格がはるかにしっかりしている印象を受けた。フランク・シナトラは、役者としては決して好きではないが、本作では演技力を見せつけられ脱帽。母親役アンジェラ・ランズベリーも、こんな演技もできたのかというくらい強い印象を受けた。ジョン・フランケンハイマーは、60年代にはいい作品を作っていたと思う。
投稿者:has42120投稿日:2010-08-03 23:12:41
フランク・シナトラ
投稿者:gapper投稿日:2010-06-18 22:36:18
 終身犯のジョン・フランケンハイマー監督が、翌年作成した作品。

 更に次の年には、「五月の七日間 (1963) 」を作成している。
 この三年間は、反戦と反体制の当たり年だ。
 これ以降は、少し緩んだ感じでもっと安心して見られる映画になっていく。
 ソ連がアメリカの政治を内側からコントロールするために、薬を併用した強力な催眠術による洗脳で実行しようとするのだが、これは少し無理がある。
 まあ、映画だと言うことだ。

 冷戦当時の状況を考えると、かなりの問題作であると思うが日本では話題になった記憶はない。
 特に、ラストシーンは予想できるとは言えサスペンス的に面白いと思うが、内容と相容れない感じがあり不発だったように思う。
 主人公と母親との確執が、もう少し描かれていれば良かったのかもしれない。
 怒りを直接ぶつけたくともぶつけられない憤りを上手く絡めれば一段階上になったように思う。
 ただ、洗脳による脅威との絡みで演出としてかなり難しいと思うが。

 珍しくフランクシナトラが好演で、1時間8分頃の主人公の恋人のサービスカットのさわやかな感じが良かった。
投稿者:uptail投稿日:2009-05-22 00:22:34
演出:9
演技:9
脚本:8
音響:10
投稿者:Ikeda投稿日:2008-08-05 10:52:00
朝鮮戦争時の中共による洗脳を題材にした映画ですが、その時期のマッカーシー旋風に対する皮肉とも受け取れる内容が面白いです。それにショウ軍曹(ローレンス・ハーヴェイ)の母(アンジェラ・ランズベリー)に対するマザコンも、かなりの重要なテーマになっていて、私は洗脳よりも、こちらの方に興味を持ちました。
カットバックを多用して、かなり面白い映画ですが、演出が少々こりすぎていて解りにくい所もあります。マーコ大尉(フランク・シナトラ)が悪夢を見るシーンなどは誰が洗脳を受けたのか思い違いしますし、ダイアのクイーンにからんで、母親と中共との関係も、もう少し丁寧な説明が欲しい所で、最後に解れば良いだろう的な感じがしました。
夢に出てくる満州での洗脳実験のシーンも、登場人物が、とてもその地域の感じがしません。それは良いとしても、マーコとショウとの話の中に「彼は、いつも笑っているから仏教徒ではない」とか「仏教徒なら、義理で仏の誕生日にカードを送ってきただろう」などと言う台詞が出てくるのは、この時代の作品としてはいい加減すぎると思いました。
投稿者:vv投稿日:2006-04-14 04:31:38
過去の名作
投稿者:シネマA投稿日:2006-04-09 11:09:36
 ジョン・フランケンハイマー監督。晩年は生彩を欠いた作品が目立った。だが、1962年の本作は充実している。ぜひ観ておく価値があるだろう。
 東西冷戦下の恐怖の謀略を描いたサスペンス映画。凄みがある。考え抜かれた演出と構図。見どころ満載だ。たとえば……。

 第一に、夢かうつつか定かでない悪夢の撮影がすばらしい。洗脳披露の戦慄シーン。白眉。カメラが360度回転する。1週間かけて撮ったそうだ。『ビューティフル・マインド』では、ちゃっかりこれをいただいてるね。
 第二に、シナトラとシルヴァの空手アクション。迫真の格闘。シナトラが本当にテーブルを割っちゃった。アクシデントらしいが。
 第三に、アンジェラ・ラズベリーとローレンス・ハーヴェイの好演。母親と息子の関係。支配と被支配。マザコンの怖いことといったら……。

 ただ難をいえば、全体的に重厚に撮りすぎている。展開がまどろっこしいきらいがあるなあ。好みの問題でもあるけど。適当にカットしてある民放TVの吹替え版を録画して観るのがいちばんかもね。
 私にはちょっと重苦しくてかったるい感じだった。でも、たぶん、スピルバーグは、この映画、かなり好きなんだとおもうよ。だって、カット割りがすごく似ているんだもん。
投稿者:oohlala投稿日:2005-01-11 12:52:08
【ネタバレ注意】

これは面白いですね。解説の評価は低すぎる。筋、展開、演技陣ともに素晴らしい。監督の演出も切れが抜群。今見ても、古さを全く感じない。捕虜になってからの180°グルリと回ってのソ連側での洗脳披露シーン(現実との切り替りの)撮影も秀逸!F・シナトラも最高の演技。

投稿者:ブル510投稿日:2004-07-24 14:38:08
これリメイクされたらしいですね。D・ワシントンが主演で、M・ストリープが共演者らしいです。楽しみといえば楽しみですけど、オリジナルのあの何ともいえない不気味さが出せるかどうか…。監督はJ・デミだそうです。
投稿者:篭瀬山投稿日:2003-09-28 02:28:07
 深い催眠術により、いつでも命令通り行動する”潜在暗殺者”を作り上げる。「洗脳」という言葉も実際に使われていたが、中共が(現実社会で)行なった洗脳とは、微妙に意味が違うようだ(登場人物の一人は、「洗濯というよりドライ・クリーニングだ」と言っていた)。当時(1962)中共の洗脳の実態が、どこまで分かっていたのかも不明だ。

 その意味では、昔の諺にも「屁は屁元から騒ぎ出す」とあるように(違った?)、こりゃ米軍が考案していた人間兵器なのでは?と勘ぐれなくもない。

とにかく普通の恐怖映画とは、恐怖の質が違う。人間の精神に手を入れ、人格を改造する。アイデアそのものに不快を覚えるが、政府なり公的機関の名において実際にこういう事が行なわれていそうに思える、そのリアリティが怖い。まさにこの映画は、冷戦時代の産物だといえる。

 負けん気の軍人が、this is an orderの一言でシュンとなる。われわれ自身も文化という特定の価値観に帰属している訳だ。取り様によっては、アメリカ社会の成熟した精神は、決して他者のコントロールは受けない、という意思表示とも取れる。あるいは、非は自らの内にあるという態度が貫かれているが、これは、乗り込んだ船がたとえ地獄へ向かっているのだとしても、その舵取りは自分らがすると意気込むアメリカ社会の狂気を描いたとも取れる。

 依存と対極の自立を尊ぶアメリカ映画らしい結末だった。そしてそれを賛美しないバランス感覚も。7
投稿者:Longisland投稿日:2002-07-08 00:15:24
白黒映像で描かれる中共による米兵洗脳が恐い。製作された冷戦下の時期を考えれば恐怖感倍増。
普通の人間が洗脳され、キーワードで突然暗殺者に豹変する・・・・
反共プロパガンダ作品の側面もあるが、サイコホラーとしても秀逸な作品。
投稿者:4531731投稿日:2002-01-20 00:23:42
 なかなかコワイ。おもしろいけど、見てて楽しくはないですね。ひたすら、クラい。この映画を作った意図はなんだろう。問題提起?サスペンスの追求?「マトリックス」を見て気が滅入ったけど、アレと同じ感じ。精神的レイプ。
 救われない主人公を助ける男気のあるキャラをシナトラが好演。ここんとこ調子良くて楽しい気分の人は見ない方がいいですね(笑)。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 助演女優賞アンジェラ・ランズベリー 
 □ 編集賞Ferris Webster 
■ 助演女優賞アンジェラ・ランズベリー 
□ 作品賞(総合) 
■ 新規登録作品 
【ソフト】
  商品名  発売日  税抜価格  
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