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トーク・トゥ・ハー(2002)

HABLE CON ELLA
TALK TO HER

メディア映画
上映時間113分
製作国スペイン
公開情報劇場公開(ギャガ・コミュニケーションズ)
初公開年月2003/06/28
ジャンルドラマ/ロマンス
深い眠りの底でも、女は女であり続ける。
トーク・トゥ・ハー [Blu-ray]
参考価格:¥ 2,160
価格:¥ 1,391
USED価格:¥ 974
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【解説】
 「オール・アバウト・マイ・マザー」のペドロ・アルモドバル監督が、ともに愛する女性が昏睡状態となってしまった二人の男を主人公に描く究極の愛の物語。アカデミー脚本賞、ゴールデン・グローブ外国語映画賞受賞をはじめ各国で高い評価を受けた。ピナ・バウシュ、カエターノ・ヴェローゾら一流アーティストによるパフォーマンスが要所に挿入され作品に一層の深みを与えている。
 病室のベッドに横たわる若くて美しい女性アリシア。彼女は4年前に交通事故に遭い、以来昏睡状態に陥ったまま一度も目覚めることはなかった。看護士のベニグノは4年間彼女を世話し続けるとともに、決して応えてくれることのない相手に向かって毎日語り続けていた。一方、女闘牛士のリディアもまた競技中の事故で昏睡状態に陥っている。彼女の恋人マルコは突然の事故に動転し悲嘆にくれていた。そんなベニグノとマルコは同じクリニックで顔を合わすうちいつしか言葉を交わすようになり、互いの境遇を語り合う中で次第に友情を深めていくのだったが…。
<allcinema>
【おすすめ作品】
A=無難にチョイス B=チャレンジの価値アリ C=発見があるかも!?
[001]Aめぐりあう時間たち (2002)
[002]Aボウリング・フォー・コロンバイン (2002)
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【ユーザー評価】
投票数合計平均点
53389 7.34
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【ユーザーコメント】
投稿者:ピースケ投稿日:2014-07-05 00:14:23
ワーオ。 観たけど内容ぜんぜん覚えてない。
女闘牛士? そんなエキセントリックな登場人物いたっけ?
投稿者:いまそのとき投稿日:2011-10-17 21:39:33
純死というべきだろう。母性への回帰。問いかけそして問い詰めた。答えはないのかもしれない。この美学はただものではないと思う。究極の純愛を描ききった。Cucurrucucu… paloma,
Cucurrucucu… no llores,
las piedras jamás, paloma
¡que van a saber de amores!
Cucurrucucu… cucurrucucu…
Cucurrucucu… paloma, ya no llores
投稿者:uptail投稿日:2011-07-01 01:03:37
レオノール・ワトリング
投稿者:has42120投稿日:2010-10-06 19:27:58
ハビエル・カマラ
投稿者:きらきら投稿日:2010-03-05 18:13:10
そういえば本作中で出てくるサイレント映画。
ブコウスキーの小説で、身体が縮んで女陰のなかに入れられる男の話がありましたね〜。

そんなことを思い出しました。

映画自体はというと、ハリウッド的な語り口をヨーロッパ的にぼかした感じで、いわゆるフツーです。
投稿者:オネエ投稿日:2009-04-29 17:35:05
おーペドロ。あなたの愛は、なんて深いのかしら? この映画に低い点数を付ける人がいるけれど、あたしは文句なしに10点上げるわ。
ベニグノの行動に不快感をもよおすという人は、きっと真面目でいいな方なのね。でも敢えて言わせていただくわ。そういう人は、芸術を解っていないんじゃないかしら。
レイプを描いたら即「悪」だって決め付けるのなら、殺人はどうなのよ。映画なんて殺人だらけじゃないの。それらはみな即「悪」?
ペドロの作風はもともと、あり得ないシチュエーションを設定して、それを積上げお話を転がしていくスタイルなの。そうすることで、普段は気が付かない人間の奥深い感情や心理を描き出そうとしてるの。それは彼の作風なの。
看護士がレイプ! そりゃヒドイわよ。現実にはあってはならない話だわよ。でもこれはフィクションよ。ペドロは、「まさか!」というシチュエーションで、「あなたは、こんなときにも、純愛を貫けますか?」という問いかけを、みんなにしているんじゃないのさ。あたしは感動で震えたわ。
投稿者:SHELTER PEOPLE投稿日:2008-12-10 12:55:44
あるシーンをのぞいて得に印象的なところは無かった
投稿者:クリモフ投稿日:2008-09-13 02:35:32
いやいや、これは難しい映画です。どぎつい話ではあるんだけどそれが、醜悪な線すれすれで生命というもの、さらに恐らく女性という存在への畏怖や素晴らしさなどを表すのには成功していると思う。でも果たしてこれを快く肯定的に見ることができるか?っといったら、ちょっときつい。まぁ監督の狙いはそういうとこにもあるんだろうけど。主人公の行為は変態といわれてもしかたがないけれど、その結果を考えると完全否定はできなくなってしまうし。
傑作という評価もうなずけるし、批判の理由もわかる。決して好みではないけれど、観てよかったと思える作品。甘っちょろい倫理観なんて吹っ飛ばされます。
投稿者:花男投稿日:2008-08-01 15:48:57
登場する人すべてが苦悩と孤独を抱えており、劇中でてくる牛さえも苦悩の表情を浮かべています(と見えてしまうだけですけど・・)。一方でまた同時に彼らはそれぞれに慈愛を持ち合わせており、その優しさがさらにその苦悩を際立たせます。

そして監督は、彼らの慈愛を試すがごとく、悪意と皮肉でキャラクター達を弄んでいるように見えます。 その意図は登場人物たちの住む家のインテリア、着る服の色など映画の隅々にまで及んでいるようで見ていてちょっとコワくなりました。

ギターを弾きながら歌う男のシーンでカメオ出演のセシリア・ロスを発見。なんとなく得した気分でした。
投稿者:長春投稿日:2008-01-08 11:34:56
意識不明の女性をレイプ。酷い映画である。
これを純愛だなんて、どうかしている。

看護の仕事をしている友人の話では、実際に意識不明の女性を看護士がレイプすると言う事例はあるそうである。
知らぬ間に誰の子供かも分からぬ子供を妊娠させられる。身内に起きたらとても納得できない話だ。

マルコも、恋人であった女闘牛士やベニグノが死んだらすぐに、ベニグノが恋焦がれていた若い女性に好意を抱く。なんてストーリーだ。チュートリアルではないがこの映画の登場人物は「性欲の化け物やで。」
投稿者:あさ投稿日:2007-08-23 13:52:01
きもちよく観られた。
下のほうに書いてる人がいたけど
レイプしたのはベニグノかって、確かにそこのとこははっきりしてない。
はっきりさせたらそれはテレビでよくある再現ドラマとか昼ドラっぽく
なって見る人の感情をあおることになると思うんだけど
監督はちょっと離れたところから見てるよねっておもった。

投稿者:travis投稿日:2007-06-21 13:35:21
ペドロ・アルデモスは映画でさまざまな愛を描いてきたが、今回の孤独な男であるペニグノの一人芝居の愛は最後まで映画を観ても理解できなかった。
一部サイレント映画のシーンなどを除けばシリアスな映画だが・・・・・
やはりこういう異常な愛はコメディタッチで描くに限ると思う。私に限らずほとんどの人が共感できないだろうし
投稿者:datsan5555投稿日:2007-06-19 22:46:14
【ネタバレ注意】

DVDのパッケージを見たが、「愛」という単語は羅列してあるが「恋愛」という単語は見受けられなかった。要するに、ベニグノが周りの人々にとった行動(献身的介護、レイプ、マルコとの友情etc)はバラバラのように見えて実は思いを寄せる相手に対しての「愛」(決して「恋愛」ではない)という確かな筋が一本通っている。しかしアルモドバルは意図的なのかどうかはさておき、それを強調しない。ベニグノは誰に対しても淡々と清純であり続け淡々と童話的であったのだ。男のマルコに対しても。
しかし我々聴衆は、アリシアが昏睡状態であることやその美しい裸体、さらにリディアまでもが昏睡に陥ることによって「恋愛映画」「男と女との愛の映画」という錯覚に陥る。「恋愛」というフィルターを通して見ると、「好きでもない『異性』に介護されるなんて・・・」とか、「レイプなんて最悪・・・」と思いがちであるが、フィルターを外して見れば、いつ目覚めるかもしれない相手を体の隅々まで手入れして、観てきた映画の話を聞かせるなど、「なんとピュアな人間だろう」と思わずにはいられない。
果たしてベニグノは相手がアリシアでなかったら介護も体の手入れもしなかっただろうか、いやしたと思う。
ベニグノの大きな「過ち」もその清純さが究極のところまで昇華してしまった結果だと思う。
ラストはベニグノにとっては最悪な、マルコとアリシアにとっては思いがけないほどの奇跡的な結末であった(ベニグノの介護なしにアリシアの瑞々しさと二人の出会いは成し得なかった)が、これも「男女間の」というフィルターを外せば見方も評価もかなり変わってくると思う。
最後にまたパッケージの話になるが、「孤独を知る全ての人々に贈る21世紀の愛の賛歌。」の「愛」とはあくまでも性別などの条件を超えた「人間愛」であるということを強調したい。1度見たけれど消化し切れなかった方はぜひこの点に注目していただきたい。

投稿者:黒美君彦投稿日:2007-02-28 22:48:36
私的には微妙。
中盤まではなかなか面白く感じた。二人の眠れる美女と、その女性たちを通じて知り合った男たち。
かいがいしく介護することで愛情を表現するベニグノ(ハビエル・カラマ)と、喪失感に陥るアルゼンチン人のマルコ(ダリオ・グランディネッティ)。同じ状況にありながら、マルコとベニグノの立ち位置は大きく異なる。ベニグノは、もし健常であればおそらくかなうことのないアリシア(レオノール・ワトリング)との結婚を夢み、一方マルコは愛し合っていたと思っていたリディア(ロサリオ・フローレス)が別れを考えていたことを知り、離れていく。
そこには大きな差異があり、その意味ではマルコとベニグノの深い友情(どこか同性愛的要素も感じられるが)がどうもしっくり来ない。
中盤以降、物語の展開がセンセーショナルであるだけに、今ひとつ納得いかないものが残った。

とはいえ、映像は美しいし、記憶と現実を行き来する構成も違和感なく観られた。
闘牛のシーンなど印象的な場面も多い。
冒頭とラストの舞台はドイツの舞踏家であり振付家でもあるピナ・バウシュの「カフェ・ミラー」。ちょっとぺダンティックだけど。
作品中挿入されるブラジルのミュージシャン、カエターノ・ヴェローゾの“ククルクク パロマ”は素晴らしい。
投稿者:ちゃぷりん投稿日:2007-01-31 15:46:03
話自体にそれ程深い物が無かった。主役の中年男やその他のメインキャラが抱える孤独も表層的で、テクニックだけで作っていた。あの架空のサイレント映画もセンス的にズレてたし。とにかくイマイチ。
投稿者:いっちーこ投稿日:2006-09-12 02:45:13
【ネタバレ注意】

異常を正常に見せたことによる全体に漂う緊迫感がすばらしいわっ!
映画の視点と観客の視点のズレをわざと利用して、
孤独の膿を映画に出し尽くしてるわね。

ベニグノのアリシアへの執着心と
マルコのベニグノへの執着心。

全然違うようでいて実はかなり近いわ。
自己犠牲とエゴはかなり近いところにあるんだということがリアルに分かるわね。

最初は常識人にみえたマルコが実は抱える孤独と執着心。
涙もろく、外国人、過去の恋人への長年の想い、フリーライターという仕事。
全てが伏線になり、マルコの膿がやがてベニグノへの執着へと鮮明に描かれていくいく過程がじっくりと描かれているわ。

実は私たちも正常にみえて限りなくベニグノに近い執着心を
どこかで持っているのかもしれないわね。マルコがそうだったように。

投稿者:laurel投稿日:2006-05-28 08:19:27
久しぶりにすばらしい映画と出会いました。植物状態のリディアとアリシア。一方は奇跡的に回復し、一方は死亡する。アリシアの回復はベニグノが死んだことと無関係ではない。そしてリディアが死んだのはマルコが去ったことと無関係ではない。マルコが回復したアリシアを見て驚いたのは、ベニグノの命が、アリシアに宿ったと見たから。アリシアの父親や病院スタッフの目でベニグノを見てはならない。マルコの目で、ベニグノを見るのだ。
投稿者:pinpon投稿日:2005-06-17 11:02:52
【ネタバレ注意】

<主人公がレイプした>という事で、話が進んでいますが、私は疑問です。

(1)生理の記録に嘘を書いた
(2)結婚したいと言っていた

これは、証拠にならないと思います。生理が無いと書けば、又、色々とややこしい。どうせすぐ来るだろうから、一回だけごまかそう・・判る気がする。

(1)主人公の愛は、限りなく優しい
(2)マルコも主人公は無罪だと確信していた

どう考えても、馬鹿な、欲情過多の、身勝手な人間が、やったとしか思えません。皆さんの意見を聞きたい。

投稿者:大阪モズ投稿日:2005-06-12 18:16:32
こんな映画を傑作なんぞ言っている人は異常愛好みですか?私はゾッとしました。昏睡している女性をレイプするなんて信じられません。こんなおぞましい映画二度と見たくないです。しかしアカデミー脚本賞ってろくな作品が選ばれませんね。ロスト・イン・トランスレーションも酷かったが、アカデミー賞に選ばれる作品というのはいつもろくなものがありません。
投稿者:SoH投稿日:2005-05-04 06:40:57
【ネタバレ注意】

今まで観よう観ようとしてたが、鑑賞後ものすごくヘコみそうな題材で観ずにいた。知り合いがDVDを購入し、「観終わった後で落ち込むけど、主演のお姉ちゃんがボインだから気に入るんじゃない?」と(ふざけた理由で)借してくれたはいいものの、半月も放置プレイ。しかし、さすがにこのままでは知り合いに悪い。意を決して拝見す。一応、吹き替えで気楽に観ることに(松本保典さん、山路和弘さんはけっこう好きな声優さんだったしね)。…う〜ん、さすがペドロ・アルモドバル。この人の映画、さほど観てはいないが、近親相姦とか同性愛とかブラック、もしくはアブノーマルなやつばっかだった。この映画もそう。監督の演出は丁寧かつ静的で、美しさすら感じさせるが、脚本は人間のドロついた欲望を垣間見せ、怖さすら覚える。こういう脚本がオスカー受賞だなんて珍しい。でもやっぱり物語の構成は巧み。過去と現在が巧い具合に交錯し、一風変わったドラマの展開法を見せてくれる。特に「悪趣味なサイレント映画に触発されて、昏睡状態の女性に…」というのはすさまじい。一見善人に思えるがベニグノの独り善がりでどこか狂気すら感じさせる恋愛模様はインパクト大。生き方も人生観もまったく違うマルコとベニグノの対比や友情(友情とまでは俺はいいたくないんだが)も面白かった。ベニグノの最期も「ああ、なるほど!そうきたか」と納得。監督の演出が一本調子で少しダレちゃった上に、「友情より恋愛」というオチは「うわっ。変にリアル!」と後味が悪かったが、印象には残る映画。俺は知り合いみたく、そんなにヘコまなかったかな。役者ではベニグノを演じるハビエル・カマラの顔がすごくいい。20代半ばで童貞、しかもちょっと精神的におかしいって感じがすごくよく出てる。あとマルコを演じたダリオ・グランデネッティも序盤はいかつい顔しててかっこよかったのに、後半は実に悲しくどこか情けない表情を浮かべてていい役者だと思った。それとアリシアのレオノール・ワトリング。確かにスタイルよくて綺麗な人だったねぇ。うんうん。

投稿者:阿里不哥投稿日:2005-04-11 02:59:12
脚本賞か。なるほど。
脚本にソツがなさすぎて驚く。そのせいで逆に少しだけ展開が読めなくもない感があった。いや、でも素晴らしい。

意外と視点は冷めてるしほんとに怖い映画。歪みに歪んだ美しい映画。皮肉な。
投稿者:トコ投稿日:2005-03-24 14:22:24
これがノーマルなのか?私がアブノーマルなのか?わかりませんが、
共感できるか?といえばNO!でした。
投稿者:J.T.投稿日:2005-02-16 00:14:01
【ネタバレ注意】

美術品のようなきれいな造りの映画ですが、これはドラマロマンスではなくサイコホラー映画でしょう。すげえ毒の強いグロでやられた!という感じです。多くの人が気持ち悪さと眩暈に襲われるのは確実だと思う。始まってしばらくは川端康成の「眠りの森の美女」の世界だなあ、と思っていました。映像はきれいだし、昏睡状態の女優はきれいだし。ただ死体を愛撫するような奇妙な気持ち悪さはあったので気にはなっていましたが、なんとまあ、中盤に一転、大変なことに! この映画は善悪の問題ではなく、人間のグロさをえぐっていますな。しかも一方的な愛情のグロさ!感動するより「戦慄」する恋愛=恐怖映画です。デビッド・リンチやクローネンバーグの表現するグロさと通じるものがあります。ただしいかにも純愛映画のような顔をしているから、ショックは倍増!趣味ワル!と叫びたいところですが、それこそこの監督の思うつぼかも。後味の悪さではラース・フォン・トリアー作品に匹敵しますが、頭でっかちな作為が見えない点、素直に「やられました」といえます。美しい恋愛映画などと決して思って見ないでくださいね。

投稿者:lauralaura投稿日:2005-02-15 23:22:52
これがオスカー(しかも脚本賞)を取ったなんて・・・・!
でもサイレント映画と色の使い方は良かった
投稿者:フランソワ・M投稿日:2005-01-16 14:46:20
ここでの評価はあまり芳しくないようだが、俺は本来の恋愛はある種このようなものではないかと思っている。ここで評価を下げた発言をしている人間は、もしかしたら小中学生並の低級な恋愛しかしたことがないのではないか?恋愛は、楽しいばかりではない。もしかしたら殺人にまで発展しかねない、とても危うい危険性をはらんだやっかいな代物だ。それが分かる人間にしか、この種の映画の価値なぞ分からんだろう。
映画とは、実際にそのような人間がいるかどうかを論じる試金石ではない。もしもそれを映画に望むなら、仲の良い友達と痴話話をしたまえ。映画とは、日常を超えた、人間の理想を目に見える形にできる、数少ない媒体だ。たぶん、映画を論じることによって、その人間の知識だとか、能力が試されるのだろう。ここでの評価を見ると、みなの意見はとても「映画」を理解したものの発言だとは思えないが・・・。俺はこの種の映画は、少なくともハリウッドのお子様ジェットコースタームービーより遙かにましだと思うが。まあ、傑作かどうかと言われると、それも甚だ疑問だが・・・。
投稿者:bond投稿日:2004-12-29 16:20:40
【ネタバレ注意】

途中で挿入されるサイレント映画、ありゃなんじゃ。エロ漫画の世界でしょう。なにを言いたかったのか、わからん。レイプを抽象的に表現したのか。

投稿者:まー投稿日:2004-10-31 21:44:18
下にもありましたが、自分がアリシアだったら、嫌悪感でいっぱいになりそうだけど、ベニグノの、マルコの立場に立つとまた違う見方になりました。
純度が高い愛情って、狂気と表裏一体・・・なのかなぁ・・
見終わって複雑な気持ちになりました。

投稿者:naobeast投稿日:2004-09-15 10:49:02
確かに、ハリウッドの恋愛コメディを観る感覚で言うなら、この作品はただ単にストーカー男の気分の悪い話にしかならないです。。
愛とか、深い部分で捉えると・・・さすがだな、って私は思います。
「愛に盲信的なベニグノ と 愛に臆病なマルコ(共に本人的には一途で深い)」
「愛する者に触れるベニグノ と 愛する者に触れられないマルコ」
「ベニグノのアリシアへの愛 と マルコのリディアへの愛」
「生き返るアリシア と 死んでしまうリディア」すべが正反対で。。。

恋愛もある意味強引さが必要な中で、相手のことを深く想いすぎて相手の中にズカズカと入っていけない臆病なマルコは、ベニグノの行為を軽蔑しつつも、密かに尊敬しているのでは?とも思えたり。ベニグノの部屋を借りて、窓からバレエ教室を覗くのも、少しはベニグノの気持ちになりたかったのかな、って思ってしまったりしてしまいます。
投稿者:ふじこ投稿日:2004-08-25 17:25:21
観ているうちにだんだんと引き込まれてしまった。展開にとてもびっくりした。まさかベニグノが・・、そしてベニグノが・・。
自分がアリシアだとし事実を後で知ったらとてもおぞましさでいっぱいになると思う。でもなぜか映画を観る限り、とても深い一方通行の切ない愛が伝わってきておぞましさがあまり感じられなかった。
アルモドバルしか描けない、アルモドバルらしい作品だったような気がした・・。
投稿者:イドの怪物投稿日:2004-08-21 00:24:21
なんと言う味わい深い映画だろう。この10年でこれほどの味わいのあるラブストーリを知らない。男の友情、男の女への思い、そして皮肉な別れ、異常性愛もあるかも知れないが、それも至高の愛と言える。
投稿者:hanoka投稿日:2004-08-17 10:32:33
寒気がした。
無抵抗の相手を好きなようにするのは、例えこの男がどんなに彼女を愛していようが
どんな理由があろうが最低の行為に変わりない。
途中までいいなぁと思って観てたのに、あれで全てがダメになった。
これを肯定的に観ようとする人って恐ろしいと思う。
こんなの最低。
投稿者:ミャミ投稿日:2004-08-03 11:57:19
【ネタバレ注意】

いや〜、結構絶賛されてたから、見ましたけど。。。
ハッキリ言って最悪でした。ビデオにしてよかった。
あんなの私からしたらタダのストーカー→異常愛→レイプ
私があの女の人の立場なら。。。意識はないといえ”ゾッ”とします。

本当最悪の映画でした。。。

投稿者:さち投稿日:2004-07-11 21:22:20
久しぶりに映画の世界にどっぷり漬かってしまった。ひとこまひとこまを非常に大切にしている、と同時に主張しすぎないものとなっている。本当に純愛とストーキングは紙一重だとこれを見たら感じる。そしてこれは間違いなく一人よがりのストーカーの話です。女闘牛士も別に話にもからんでこず、ただのエロい男の聴衆をひきつけるものでしかない。最後は親友が心の恋人を奪って終わりという純愛のかけらも存在しない。男をエロで引き付け、女を崇拝させる事で客を満足させようとしている。救いは見やすかった事だけ。
投稿者:レミ投稿日:2004-07-02 15:41:07
レイプの犯人はベニグノなんだろうけど、ベニグノじゃないような気がしないでもなかったな。まぁ、ベニグノなんだろうけど。
結構おもしろいラブストーリーでした。
私は、リディアが植物状態になって彼女に触ることも出来なくなってしまい、絶望しているマルコの姿に愛を感じました。

ただ、最後の「マルコとアリシア」ってのには一気に興ざめ。
投稿者:民生1973投稿日:2004-06-02 01:59:05
アルモドバルに期待するのはもっとファンキーでリズミカルな作品だ。
投稿者:ヤース投稿日:2004-05-02 03:13:01
アルモドバルも、自分の世界を確立したかにみえる。数分観ると、ああこれはアルモドバルだと直ぐにわかる。好きかと訊かれると、ちょっと困惑する。感情移入できる人間、自分の情動を注ぎ込む穴みたいな存在が見当たらないせいかもしれん。だが言うまでもなくよく出来た美しい映画で、不満はない。画面全体が微妙に赤い気味を帯びていて、非情で過酷な物語をそこはかと、暖かく柔らかくしている。ヒトの愛の形にも色々あって、この映画のそれをわりと興味深く観た。愛を長く深く強くしようとするヒトは、愛を軽く短く軽妙にしようとするヒトから迫害を受けることがある。おカネで愛が買える時代?である。情けないが、やむを得ない。ストーキングは犯罪であり、罰せられてしかるべきである。当然ヒトの嫌がる行為をしてはいけない。だが愛のしぶとさを志向するヒトは、流石にストーカーにはなりきれないがその気持ちに密かに共鳴している場合があるようだ。世の中が、愛を軽くして、いっぱい交際して、いっぱい気持ちよい行為をしたいと思っているスマートな狡知のヒトで埋め尽くされれば、愛を重く深く鈍く考えるヒトは、迷惑がられるだろう。独占欲の強いヒトだとか、粘着気質のヒトだなどとラベリングされて、疎まれるだろう。だが本当に超越的なものが(なんでもいい、みんなが好きなもん)、つまり要するに、愛の力が完膚なきまでに世界に染み渡っていると信じるとすれば(夢のような仮定)アナタの愛をとことん完遂することは最高の営為となるはずである。それは「愛」を信じるヒトが救われないなら、ヒトという種は滅びた方がいいとう論理からだ。
投稿者:ムーネルドンハ投稿日:2004-04-28 10:17:49
愛というのは不条理や矛盾だらけでもある。
何も美しいだけではない。
投稿者:shinji投稿日:2004-02-23 03:22:32
【ネタバレ注意】

私の中ではNO.1の映画です。ベニグノの一方的な愛が正しいのか?と言うこの映画の最大の問いに最後にマルコとアリシアの視線だけで解決。人それぞれの愛情・友情を直接的にではなく間接的にじわじわと伝えていく。肯定・否定、人それぞれだが、誰か一人それを認めてくれて、実際それは間接的に認められた愛であったのである。勝手な私の解釈であるがこれを観て価値観も少し変わりました。

投稿者:堕落者投稿日:2004-02-21 13:54:37
一方通行の男の決して報われる事のない悲劇。と同時に悲劇は喜劇である事もアルモドバルは鋭く見抜いている。特に最高なのが劇中に挿入されるサイレント映画。見事に成就したな・・・。(笑)羨ましいよ,お前が!作家の成熟とセンスの良さが理解出来る。
投稿者:funny投稿日:2004-02-17 12:07:40
【ネタバレ注意】

何でもかんでも「ストーカー」の一言で済ませる人達って、普段から他人を表面的行動だけで判断するのかしら。
幸いストーキングされた経験はないけど、いわゆる一般的なストーカーって相手が好きなんじゃなくて自分が好きなんでしょうね。
だからこんなに素晴らしい自分を否定するなんて!という発想になるんじゃないかな。

で、このベニグノはそれとは完全に別。彼は己を構うことなく、あくまでもアリシア1人を愛してたから。
じゃあ何であの行動になったのか?それは彼を長い間小さな世界に閉じ込めてきた「母親」の存在に起因すると思う。
母親以外の女とはろくに接したこともない彼が、まともな愛し方なんてどこで学べます?そこへあのサイレント映画の衝撃。
愛の成就とはすなわち肉体的にも1つに結ばれることなんだ、というあらぬ方向へ向かってしまったのは十分理解できる。
っていうか理解しなきゃだめでしょ。アルモドバルはちゃんとそこまで描いてんだから。2時間何観てたのよって言いたい。

じゃあこの映画は罪を肯定してるのか?いいえ!それも間違い。
ベニグノは昏睡から目覚めたアリシアに結局会えないまま生涯を閉じる。罪に対して罰を与えることもちゃんと忘れてない。

人間とその他動物の違いが理性の有無だとするなら、愛情とはいかにその理性を損なわせ、本能に訴えかける危険な感情であるかを示してるんです。
一方で、あらゆる人生の上に奇跡をもたらすのもまた愛情だと高らかに謳い上げる(ラストのマルコとアリシアの出会いがその象徴)。
これを傑作と呼ばずして、一体何を誉めるの?

やれストーカーだのキモイだの騒ぐ人に、愛だの恋だの語って欲しくないわ。ホント。

投稿者:SYCO投稿日:2004-01-07 19:00:53
【ネタバレ注意】

私も昏睡状態に陥ったら、ベニグノみたいな看護人をつけて〜って思ってしまうほど、彼の看護の仕方は夢のようです。
髪の毛も肌も爪の先まで、いつもツヤツヤに磨いてくれる。 そして、私の好きな映画まで観に行ってくれてあらすじを聞かせてくれる。 看護人の鏡のような人物です。
私はベニグノのマッサージの手つき、優しい語り、服の着せ替え、身体の洗浄、そういう部分に見惚れてしまいました。 でもやっぱり、一線を越えてしまってはイケマセン!! http://www.geocities.co.jp/Hollywood/2568/index.html

投稿者:meg111投稿日:2003-11-15 22:25:49
【ネタバレ注意】

とても期待して観たのですが、非常に気味悪かったです。
バレリーナの女の子の気持ちは?
好きでもない特別な感情を持った人に介抱されるのは
私だったらとても嫌です。
自分に正直になり過ぎて、相手の気持ちを考えていないのはストーカーと同じ。
しかもレイプまでされ、ストーカーよりタチが悪い。
映像はとても良かったのですが、このストーリーには共感できませんでした。

投稿者:MG投稿日:2003-09-27 15:06:22
無償の愛って素晴しいね。
サイレント映画を入れたシーンは、アルモドバルらしいと思ったが
同じ境遇でも好対照な2人の男を設定したことは非常に面白い。
ひさびさにいい映画みたなと思った。
投稿者:skull & rose投稿日:2003-08-07 01:11:02
時間軸を軽々飛び越え、劇中劇で物語へとさらに引き込む手腕は毎度のことお見事です。目を開けているL・ワトリングがなぜか魅力的に思えなかったのは、あまりにも沈黙の“演技“が素晴らしかったからでしょうか。音楽の使い方はやや不快に感じました。せめてサイレント映画のシークェンスではなくしてみても、おもしろかったんじゃないかな。
 「こんなの愛じゃない」だなんて言うのは簡単なこと、だってこれは映画だから。でも『彼は無実だ。』もっとも『何に対して無実なの』かはわからないけれど。生と死の合間で、言葉と深い沈黙の合間で揺れ動く何か、愛とはもしかしたら判別不能な地点なのかもしれない。アルモドバルはそれを強いて整理しようとはしない、問題は異なる様々な形を同じ一つの“愛”という言葉にしてしまうことにあるのでしょう。だから物語の終わりには、語ることの困難さと新たな形の始まりを告げて、物語は開かれたまま終わるのでしょう。美しい映画です。
投稿者:BunnyMax投稿日:2003-07-19 13:08:42
外国映画ということで普通の映画館ではやっておらず
雪の降る中マンハッタンまで行った甲斐がありました。
シリアスな場面と笑いのバランスが最高で、
ストーリー展開、映像の美しさ、奥の深い見せ方、
俳優陣の演技、全てが一級の芸術作品。
胸にずっしりと重いものも残ります。ぜひ見てください!http://hoppingmax.com/m-frame.html
投稿者:いもこ投稿日:2003-07-04 05:49:58
【ネタバレ注意】

アメリカの悪趣味大魔王(?)ジョン・ウォーターズがお気に入りと言っていましたが、確かにこれは凄い作品ですよ。
手塚治虫オリジナルアイデア「ミクロの決死圏」みたい・・・な・・・ブラックなお笑いシーン有りなのに、劇場が静か(とてもおしゃれな新宿高島屋のテアトル)、結構年輩の方が多かったですね。私は背筋を正して観てしまいました。
ペドロも作品を重ねるたびに洗練されていって初期の「アタメ」あたりが懐かしい。撮影のアイデアも凄いし、もうとにかく作品全体が美術品のような高級感溢れていて圧倒されました。 
本作にオスカー脚本賞・・・まだアカデミー賞は大丈夫だと安心しました。

投稿者:aina投稿日:2003-02-02 00:10:53
スペインに、去年の夏にいた時に、”Hable con ella”を
見ました。
もうとにかく大好きです。とてもいい話だな、とも思いました。
アルモドバル監督の話の作り方は、やっぱりいいですね。
日本で公開されるのが、とても楽しみです。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 監督賞ペドロ・アルモドバル 
 ■ 脚本賞ペドロ・アルモドバル 
■ 監督賞ペドロ・アルモドバル 
■ 外国語映画賞 (スペイン)
■ オリジナル脚本賞ペドロ・アルモドバル 
 ■ 外国語映画賞 スペイン
■ 作品賞 監督:ペドロ・アルモドバル
 ■ 監督賞ペドロ・アルモドバル 
 ■ 脚本賞ペドロ・アルモドバル 
 ■ 観客賞(監督賞)ペドロ・アルモドバル 
 ■ 観客賞(男優賞)ハビエル・カマラ 
□ 外国語映画賞 
■ EU(欧州連合)作品賞ペドロ・アルモドバル 
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