allcinema ONLINE オールシネマ 映画&DVDデータベース
検索オプション

エデンより彼方に(2002)

FAR FROM HEAVEN

メディア映画
上映時間107分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(ギャガ・コミュニケーションズ)
初公開年月2003/07/12
ジャンルドラマ/ロマンス
永遠(とわ)に輝く地を探して…
エデンより彼方に [DVD]
参考価格:¥ 2,571
価格:¥ 3,260
USED価格:¥ 1,010
amazon.co.jpへ

 Photos
エデンより彼方にエデンより彼方に

【解説】
 50年代のアメリカ東部を舞台に、ブルジョア家庭に暮らす模範的な主婦の“楽園”からの転落を見つめたメロドラマ。理想の家庭を無自覚に信じていた一人の女性が、あることをきっかけにその欺瞞と虚飾に気づき、内に秘められていた自我に目覚めていく姿を、目も眩む色彩で満たされた美しい映像の中に綴る。主演のジュリアン・ムーアは本作の演技でアカデミー主演女優賞ノミネートをはじめ数々の賞を受賞。監督・脚本は「ベルベット・ゴールドマイン」のトッド・ヘインズ。
 偏見や差別意識がごく普通に存在した1957年の秋、コネチカット州ハートフォード。キャシー・ウィテカーは誰もが認める“理想の主婦”。一流企業の重役に就く夫フランクの貞淑な妻として、また愛する2人の子供の良き母として、地域社会の中でも一目置かれる存在だった。だがある日、残業のフランクのもとへ夕食を持って行った彼女は、そのオフィスで見てはならない夫の秘密を知ってしまう。以来、心の安定を欠いてしまったキャシー。そんな彼女を新しくやってきた黒人の庭師レイモンドが気遣うようになり、2人は次第に打ち解けていくのだったが…。
<allcinema>
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
21148 7.05
下記フォームからあなたのこの作品に対する採点を投票してください。
メールアドレス年齢性別
評価 (低い←→高い)
12345678910
【ユーザーコメント】
投稿者:pumpkin投稿日:2016-07-04 09:54:49
黒人には偏見がなくても、ゲイには偏見を隠せないヒロイン。
私たちは自由にものを考えているようでも、実際はその時代、生まれた国の考え方から自由になれないのです。
50年代を舞台にしたこの映画はそのことを気づかせてくれます。

ラストシーンはE・M・フォースターの「インドへの道」(小説)の最後で、イギリス人が「我々は理解し合えないのか」と尋ねると、インド人が「だめだ地上(ここ)では」と答え、二人の馬が別々の道を行くのを思い出しました。
投稿者:uptail投稿日:2009-10-13 12:56:07
ジュリアン・ムーア
投稿者:JIGGY投稿日:2008-06-06 18:29:25
ジュリアン・ムーアという女優さんは、うわべをとりつくろうキャラがなぜか似合う。「めぐりあう時間たち」でも「ことの終わり」でも本心を隠していた。主婦の役が多いせいか?(わたしを含む)主婦は自分を出せないのか?特にこの時代、周りを気にしないでいると、かえって大事な人を遠ざけてしまう。
ジュリア・ロバーツほど表情豊かなわけでもなく、ニコール・キッドマンのようにただただ綺麗なわけでもないけれど、彼女は年老いた姿が容易に想像できる。もっと殺人とか非日常の演技が見てみたい。
投稿者:黒美君彦投稿日:2007-11-29 00:44:17
恥ずかしながらダグラス・サークの作品群については詳しくないので、比較対照のしようがないのだが、50年代の総天然色映画の再現は心地よく、なおかつ十分現代に通じるものであると思う。
そのタイトルデザインや服装などの風俗、バーンスタインの音楽、よくもここまで50年代半ばの空気を再現したものだと思う。色彩は少々やり過ぎの感もあって、幾分あざといものも感じないではなかったが。
だが、トッド・ヘインズが描こうとしたのは単なる50年代メロドラマ映画のパロディや再現ではないだろう。
もちろん映画作家として挑戦しがいがあるといったこともあるだろうが、ここに登場する同性愛者への嫌悪、黒人差別、排他的コミュニティといった問題は、50年代に比して表面的には薄れこそすれ、潜在的には現代もなお抱えている(時にはより顕在化している)。
おそらくは50年代には描けなかったそうした保守的な空気を、「再現された50年代メロドラマ」に仮託して描いたのがこの作品ではないだろうか。
50年代メロドラマの雰囲気にひたるのも構わないが、観方によってはきわめて現代を象徴する作品だな、と私は受け止めた。
パラダイスから遠く離れた場所…それは現代もなお、そうなのかも知れない。

主演のジュリアン・ムーアは、『めぐりあう時間たち』(02年米・スティーヴン・ダンドリー監督)でも同じ時代の主婦を好演したが、本当に50年代の衣装が良く似合う。デニス・クエイドも好演。
私は大変面白く観た。
投稿者:paris1895投稿日:2007-11-12 05:47:12
いま高らかに産声をあげたアメリカ映画を手放しで褒めた讃えよう。
 この世紀末を過ぎた時代に、50年代のダグラス・サーク風のメロドラマをモチーフにした映画を何処の誰が撮り上げられるだろうか。
 だから、この映画にダブルベッドが出て来ても、眉を吊り上げてはならないし、カーブを描かない階段があっても、愚痴など漏らしてはならない。
 むしろ、好意的解釈に乗っ取り、ヘイズコードが「もし」なかったら50年代映画はこうだった、という一つの仮説的立証として、見るぐらいの気持ちにさせてくれるほど、このアメリカ映画は見事だ。

 愚かな構図を描く昨今のハリウッド映画と違い、ストローブ=ユイレが実践するかの様な、構図を意識させえない、真のハリウッド的構図を用いて語られていく辺りにトッド・ヘインズの野心家としての意気込みを感じぜずにはおれない。
 しかも、それだけに留まらず、完璧なタイミングでクレーンショットを用いる辺りは、若々しさに満ちた円熟期をむかえつつある映画作家なのではないかと、勘違いしてしまう程の、胸のはりようだ。

 この91年に処女作を撮り得た映画作家の映画への闘いぶりを、一体何処の誰が無感動にいられようか。
 問題は、それが世紀末に近しいという事だ。1999年の事ではない。
1895年に生まれた映画の世紀末に近しい時に、ヘインズがデビューしているという事に、どうやら大きな議題が眠っているようだ。

ウェス・アンダーソン、トッド・ヘインズ、アレクサンダー・ペイン、サム・メンデス。
この者たちは皆90年代に入ってから映画を撮るチャンスに恵まれている。
左から、96年、91年、96年、99年、という年度に映画を撮っている。(ペインだけは、その前にポルノ的なものを92年に手掛けてはいるが)
皆が皆、映画の世紀末前後に処女作を撮り上げているところに注目して頂きたい。
問題は、その頃もはやアメリカ映画が失われつつあったという事であり、ハリウッドなど生きてはいなかったという事にある。
 
これが何を意味するか。事態は容易に推移してよい問題ではなくなっている。
映画の世紀末に登場したこの映画作家たちは、アメリカの世紀末の映画という、時代的肩書きを背負っている。
アメリカン ミレニアム シネマとでも称せるこの輩たちが世界に発進する映画は、高らかに失われたアメリカ映画の再来の産声をあげている。

 嘆かわしい世紀末前後にデビューしたこのものたちが、西暦の世紀末を越える頃に、われわれのもとに新たなアメリカ映画を届けてくれた、という事実に嫉妬と驚嘆の声をあげずにおれない。
投稿者:Jean-Claude Marais投稿日:2007-02-21 12:58:40
色彩・映像・照明・装置・衣装・バーンスタインの音楽。非常に計算され、緻密な演出がこと細かく施された映画である。まさに4〜50年代に製作された、ダグラス・サークばりのメロドラマ。と言いたいところである。確かに、往時のジェーン・ワイマンとロック・ハドソンの「天はすべて許したまう」等を観ている錯覚に陥る程の出来であるが、サークがメロドラマで描いて見せた「地域社会の閉鎖性」「性と人種への偏見と無理解」などは、本作には当てはまるようで当てはまらない。
それは、人間性の本質的な部分への切り込みが本作は浅かったからだと言える。ムーアの抑えた演技が素晴らしいのは言うまでもないが、特筆すべきは、ホモセクシャルな夫を演じたクウェイドではないだろうか。この設定はかの二枚目であったハドソンが、ホモセクシャルであったという事実からも着想をえているのだろう。また地味ながらパトリシア・クラークソンの存在感も見逃せない作品である。しかし、精神性においては、もう少しギリギリのラインで作品を切り取ったほうが、歯切れがよくなる。派手な演技が好まれ、内容が薄っぺらい作品が横行する中で、このようなメロドラマを、完璧なスタッフと実力のある役者を持って堂々と作り上げてしまえる、ある意味、大胆なその手腕には恐れ入った。 しかし、It Is Far From Sirk
投稿者:Tom投稿日:2006-02-07 16:51:12
サークへのオマージュとファスビンター映画の目配せがあるものの全くこの二人の天才の才能からは程遠いと感じた。
色褪せないファスビンターの映画とこの監督の違いは何なのか。上品過ぎるんだな。もっと徹底的にストーリーを破壊しなきゃ。
投稿者:maldoror投稿日:2005-09-24 17:09:24
人それぞれだとは思いますが、この映画ほどセリフの無いシーンに語り口を感じた作品はありません。それは決して監督が語りたかったことではなく、自分の人生と絡み合わせて自分なりの勝手な解釈が最も自分自身に響いたということです。

そういう見方をしてしまった者にとっては美しい色彩や人物の表情が際立って印象に残っています。サイレントやもっとセリフを廃した作品にしたところでそれは違う作品になってしまうのでしょうけど、あるいは……。
投稿者:anemoneruby投稿日:2005-08-14 18:06:22
【ネタバレ注意】

衣装とか風景の色使いなどの世界観は見事だと思うけど、主役のストーリーが分かりにくかった。

なんか、どっちの話がメインなのかよく分かんなくて、私には中途半端な感じがしてしまった。たぶんラストから言っても、黒人であるレイモンドとの友情がメインだったと思うんだけど、そうなる理由が「夫がゲイだった」じゃ、ちょっとインパクトあり過ぎな感じ。もったいないなーという感じがしました。http://www.geocities.jp/anemoneruby/

投稿者:hanoka投稿日:2004-08-31 08:44:03
夫の秘密がバレるシーンで吹き出してしまった・・・
映像はめちゃくちゃ綺麗だったし、
エルマー・バーンスタインの音楽もいかにもクラシック映画で素晴らしかったのに、
もっと他の話がよかったよ・・・。
ジュリアン・ムーアは上手だった。
投稿者:フレッド投稿日:2004-08-19 14:59:18
【ネタバレ注意】

が演じるフランクがホモだった事が分かった時、僕はクエイドの大ファン(ホモじゃないですよ(笑))なのでかなりショックでした……。ファンじゃなくてもショックでしょうね。
でも最後はホモ直ると思ったなぁ〜!フランクからの電話がかかってきた時、お!ついに直ったか?っとか思ったんですけど、まさかその話とは……。
ラストはハッピーエンドがよかったなぁ。
6点。

投稿者:トレマー図投稿日:2004-05-03 12:01:20
観ている間は引き込まれていったのだが観終わって残るものがなかった。
投稿者:あるぶる投稿日:2004-03-21 10:22:16
えっ、これコメディじゃないんですか。

かみさんが旦那の秘密を知ってしまうところとか、旦那が衝撃の告白をするところなど、まるっきりモンティ・パイソンのギャグである。わたくしは客席で笑いをこらえて身をよじっておりましたよ。

この時代にあえて往年のメロドラマを、何の衒いもなく大真面目にやるのは非常に巧妙な戦略を必要とすることであるのだが、真面目になればなるほどパロディになってしまうことのジレンマを作者は自覚しているか否か。

結局、ドラマとしてもコメディとしても中途半端でした。黒人の庭師のおっちゃんの、雰囲気ある演技は上手でした。
投稿者:Longisland投稿日:2003-09-25 00:22:24
旧きアメリカの持つていた偏見と差別をテーマに描く恋愛ドラマ…なのだが
いかんせん古すぎる。まあ、監督は当時の米国の無邪気な偏見を描きたかったんだろうが共感できず。 黒人庭師への淡く許されない恋愛よりも旦那の同性愛の苦悩と決断の方が共感できた。
主人公の周囲へ配慮欠落、庭師(デニス・ヘイスバート)に魅力を感じない、華美でいかにも色彩衣装等々 辛い。
デニス・クエイドの演技は秀逸、唯一の救いだった。
投稿者:nasu投稿日:2003-09-12 02:44:34
撮影当時、ジュリアン・ムーアは妊娠5ヶ月だったそうですよ。
中年太りではない、ってことだと思います。
投稿者:いもこ投稿日:2003-08-11 08:58:59
日本でも真珠夫人なるメロドラマが大ヒット(昼ドラ)しましたが、世界中の人が大好きなんですね、ベタでメロで大げさでクサイ演技とか設定とか。

本作ではデニス・クエイドが”メロドラマ演技”を随所で炸裂させていて感動、ていうかあまりのベタっぷりに爆笑と涙でドラマの筋などどうでも良くなってしまった。

デニス・クエイドは神!!  今後彼の出演作品は全部押さえたいと思う。あんなオーバーアクトな演技やってのけるハリウッド俳優は彼以外いない。私にとっては記念作品だ。一生デニス・クエイドに張り付いていきたいと思う。
デニス・クエイドは置いておくとすると、デニス・ヘイスバートという黒人俳優がもの凄く良い役者で今後化けるかもしれない、と注目したい。
ジュリアン・ムーアもせっかくの代表作なのに・・・オスカー逃しちゃいましたが・・・、まぁ、実力からいってそのうち取るでしょう。
スゴイセット撮影と美しい画面設定は必見。日本のメロドラマにこんな予算取れないでしょうし、撮れる腕のいい監督もいないし。
投稿者:幻巌堂投稿日:2003-07-23 01:00:03
直訳なら「天国より遠く離れて」なんてなるところが、劇中の台詞にヒントを得た「エデンより彼方に」のタイトル。ギャガさんなかなか頑張ったなとほめておきたい。
実によくできたストーリーのメロドラマだと思う。画一的で破綻のない人種問題の押さえ方は、いかにもハリウッドらしいアプローチだが、これこそが限界ギリギリのリアリズムといえるのかもしれない。ここしばらく中年太りが過ぎるジュリアン・ムーアのウエストが気になるといえば気になるのだが、その彼女も含めて人間の生理の一つである情念が描ききれていないのがこの作品唯一の欠点だろう。
投稿者:BunnyMax投稿日:2003-07-14 09:15:38
燃えたつような紅葉をバックにそれぞれにオレンジ色の濃淡のドレスを着た
4人の女性がたたずむ。美術館ではみなグリーン系の服、というように
色彩を見事にコーディネートして、どのシーンも一枚の絵画のよう。
この作品はそんな映像美を堪能できた映画。ただストーリーはいかにも
人種問題をからめたメロドラマで底が浅いです。それをアカデミーに
ノミネートされたジュリアン・ムーア以下、俳優陣の演技で救っている
という印象でした。http://hoppingmax.com
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 主演女優賞ジュリアン・ムーア 
 □ 脚本賞トッド・ヘインズ 
 □ 撮影賞エドワード・ラックマン 
 □ 作曲賞エルマー・バーンスタイン 
■ 女優賞ジュリアン・ムーア 
 ■ 金獅子賞・特別功労賞エドワード・ラックマン (撮影監督)監督:トッド・ヘインズ 出演:ジュリアン・ムーア、デニス・クエイド
■ 助演女優賞パトリシア・クラークソン 
■ 作品賞 
 ■ 助演男優賞デニス・クエイド 
 ■ 助演女優賞パトリシア・クラークソン 
 ■ 監督賞トッド・ヘインズ 
 ■ 撮影賞エド・ラックマン 
■ 女優賞ジュリアン・ムーア 「The Hours」に対しても
 ■ 撮影賞エド・ラックマン 
 ■ 音楽賞エルマー・バーンスタイン 
□ 女優賞(ドラマ)ジュリアン・ムーア 
 □ 助演男優賞デニス・クエイド 
 □ 脚本賞トッド・ヘインズ 
 □ 音楽賞エルマー・バーンスタイン 
□ インターナショナル(非ヨーロッパ)作品賞トッド・ヘインズ 
■ 作品賞 監督:トッド・ヘインズ
 ■ 監督賞トッド・ヘインズ 
 ■ 主演女優賞ジュリアン・ムーア 
 ■ 助演男優賞デニス・クエイド 
 ■ 撮影賞エドワード・ラックマン 
□ 作品賞 
 ■ 主演女優賞ジュリアン・ムーア 
【ソフト】
  商品名  発売日  税抜価格  
 【DVD】エデンより彼方に <期間限定生産>2005/07/16\2,381amazon.co.jpへ
 【DVD】エデンより彼方に2004/01/22\3,800amazon.co.jpへ
【レンタル】
 【DVD】エデンより彼方にレンタル有り
 【VIDEO】エデンより彼方にレンタル有り
【広告】

【スポンサーリンク】



【スポンサーリンク】



allcinema SELECTION

allcinema SELECTION