シティ・オブ・ゴッド(2002)CIDADE DE DEUS | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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【クレジット】
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【解説】
“シティ・オブ・ゴッド”と呼ばれたブラジル・リオデジャネイロの貧民街を舞台に、暴力と貧困に埋め尽くされた子どもたちの日常を実録タッチで描いた衝撃の犯罪ドラマ。年端も行かぬ少年が殺人に手を染め、やがて街を仕切るギャングへと成長し激しい抗争に明け暮れる姿を壮絶な暴力描写で綴っていく。
1960年代後半、ブラジル・リオデジャネイロの貧民街“シティ・オブ・ゴッド”では銃による強盗や殺人が絶え間なく続いていた。そこでは3人のチンピラ少年が幅を利かせている。ギャングに憧れる幼い少年リトル・ダイスは彼らとともにモーテル襲撃に加わり、そこで初めての人殺しを経験すると、そのまま行方をくらました。一方、3人組の一人を兄に持つ少年ブスカペは事件現場で取材記者を目にしてカメラマンを夢見るようになる。70年代、名をリトル・ゼと改めた少年リトル・ダイスは、“リオ最強のワル”となって街に舞い戻ってきた…。
1960年代後半、ブラジル・リオデジャネイロの貧民街“シティ・オブ・ゴッド”では銃による強盗や殺人が絶え間なく続いていた。そこでは3人のチンピラ少年が幅を利かせている。ギャングに憧れる幼い少年リトル・ダイスは彼らとともにモーテル襲撃に加わり、そこで初めての人殺しを経験すると、そのまま行方をくらました。一方、3人組の一人を兄に持つ少年ブスカペは事件現場で取材記者を目にしてカメラマンを夢見るようになる。70年代、名をリトル・ゼと改めた少年リトル・ダイスは、“リオ最強のワル”となって街に舞い戻ってきた…。
【ウェブリンク】
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| 投票数 | 合計 | 平均点 |
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【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
| □ 監督賞 | フェルナンド・メイレレス | ||||
| □ 脚色賞 | ブラウリオ・マントヴァーニ | ||||
| □ 撮影賞 | セザール・シャローン | ||||
| □ 編集賞 | Daniel Rezende | ||||
| ■ 外国映画賞 | フェルナンド・メイレレス | ||||
| □ 外国語映画賞 | (ブラジル) | ||||
| □ 外国語映画賞 | ブラジル | ||||
| ■ 編集賞 | Daniel Rezende | ||||
| □ インターナショナル(非ヨーロッパ)作品賞 | フェルナンド・メイレレス | ||||
| □ 外国映画賞 | 監督:フェルナンド・メイレレス(ブラジル) | ||||
| □ 外国語映画賞 | |||||
【ソフト】
| 商品名 | 発売日 | 税込価格 | ||
|---|---|---|---|---|
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| 【DVD】シティ・オブ・ゴッド 初回限定2枚組 DTSスペシャルエディション | 2003/12/21 | \4,179 |
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テンポが良いため上映時間の長さを感じさせないですし、終わりなき循環の中に見える優しさや爽やかさだったり重いだけじゃない作風も良かったと思います。
主人公が強盗でもしてみようかと友達と試みたエピソードなんて微笑ましいのなんの♪
時代(世代)が変わるごとにチェンジする音楽も良かったですね。
ギャングと言うほど悪党ではないがスラム街に悪がはびこる走りとなった「優しき3人組」と呼ばれているチンピラたちのエピソードから始まり、世代が変わるごとに暴力性がエスカレートしていく展開は妙に説得力がありました。
悪のレベルは違えど、日本でも団塊の世代と呼ばれる人たちが「俺らの頃の悪さは可愛いもんだった。それに比べて今の若い奴らは手がつけられん。」とか言いません?
この映画もそんな感じでした。
優しき3人組の時代は、3人それぞれに『神・女・父ちゃん』という絶対的存在が居た訳ですから・・・。
それらのブレーキが無くなった世代に銃を持たせ、薬を与えてしまったら・・・考えるだけで恐ろしいですね。
主にスポットを当てている人物は、写真好きの少年、幼い頃から悪に対して何の躊躇も無いリトル・ダイス、そしてその親友ベネの3人です。
憧れのカメラマンのようになりたい主人公とスラム街の頂点に立つ事に野心を燃やすリトル・ダイス、美しい娘に恋をした事によって危険な街から外の世界に旅立とうとするベネなど三者三様の夢と夢を叶えるための道のりを描いているのは興味深く、社会派青春ムービー的な趣がありました。
他にも多くの登場人物が居ますが、しっかりとしたキャラクター性があるので誰が誰だか分からなくなるような心配はありません。
これだけ多くのキャラクターたちをよくここまでまとめあげたなぁ〜と感心しますね。
冒頭で鶏を追いかける少年の姿に何の違和感もない・・・が、走る事に疲れが出た頃だれが言うでもなく全員が銃を取り出す・・・そのギャップが一番印象に残りました。
銃社会が存在する事は知っていても、これほど簡単に銃を取り出す事やこれほど生活に根付いている事に驚かされましたね。
事実を基にしているという衝撃度はモチロンのこと、ドライな空気に含まれる力強さ、監督の熱意とリアリティ、臨場感と効果的な演出、構成と編集センスなどにより説教臭いだけの映画になっていない点が何より素晴らしいと思いました。
追記;死と隣り合わせの環境だからこそ、溢れる生命力が何とも皮肉。
善悪というよりは徹底してスタイルとしてストリートギャングを描いているせいなんだと思うのですが、60、70年代のブラジルの若者カルチャー映画という印象です。
映画の背景となるブラジルの歴史は正直よく知らないんですが、アメリカや日本が30年ぐらいかけて歩んだ道のりをもっと速いスピードで駆け抜けている感じ(キーワードで言えば都市化、福祉社会、大量消費、カウンターカルチャーなど)を受け、その急激な時代の変化に取り残された人が集うスラムでは、皮肉にもそこで育つ子供達だけはそのスピードに馴むだけでなくしたたかに利用しているように見え、そういう子供達の殺し合いの場面にさえ、環境に適応しているという意味で、“生きている”という感じを受けます。
(そういう感じ方は不健全か・・?)
印象に残るシーンは、サウンドシステムを持ち込んだストリートでの大規模なさよならパーティーですね。参加者を、ギャング、ソウルなヤツら、サンバなヤツら、教会の人たち、サーファー、って形で当時の若者のスタイルを端的にグループ分けして見せてくれていて、へー、って感じで面白いし、さらにその時代に発していただろうごちゃごちゃ感+躍動感を画面から感じることができます。そしてパーティーの主役がスラムからさよならして行く先が農場っていうのも・・そういう時代なんだ〜、と思ってしまいました。
サントラのブラジリアンミュジーックもグルーブ感があってなかなかよく、PVっぽい映像にマッチしています。
5歳ぐらい? の男の子が足を撃たれて泣き叫ぶシーンが脳裏から離れない。
冒頭の、出来たばかりのシティ・オブ・ゴッドの真新しさ、美しさも印象深い。
子供の殺し合い。「バトル・ロワイヤル」はフィクションだが、こちらは事実に基づく、という。
コメントしにくい。
悲惨な映画(しかも実話ってマジか)なんだけど、作り手側からの
感傷の押し付けがなく淡々とストーリーが進むせいか、なんつうか
一周まわって逆に笑える箇所多し。
いや笑っちゃいけないんだけど、他の方も書かれているとおり
名作「仁義なき戦い」に通じるというか、本人たちは必死で殺し
あっているんだけど、安全に傍から見てる分にはその必死さが余計
笑えるわけですよ。
すいませんです。
ただあんな小さな子供たちもあんな境遇に生まれるとトリガーを引くことになんのためらいも持たないこと、むしろ映画みたいに笑いながら撃ってるシーンがフィクションではないのには驚かされる。人間というのは生まれながらにしてグロテスクな側面をもっているものなのだろうか・・・
初めからうまく引き付けて、最後まで飽きさせないように物語が構成されているという意味でいい映画。
でも、何よりも衝撃なのは、これがほとんど実話に基づいたストーリーだってこと。災害のような不可抗力でなく、戦争のような非日常的暴力でもなく、あたりまえの暮らしの中でこんなにも簡単に人が死んでいく現実。気に入らないから、俺に従わないから、俺のコトを笑ったから、銃口を向ける。時には撃つ。そんな日常が地球の裏側にあるんだということを思い知らされる。
でも、そんなヘビーな舞台を描きながら、陰惨なだけの映画になってない、単なるギャング賛歌でもない、そしてもちろんスラムを上から見下ろした作品でもない、これ凄いことだと思うんすよね。
光が強いほど影は濃くなる(その逆も然り)、とは良く言われることだけど、リオのカーニバルの熱狂、聴くもの全ての身体を揺らさずにはおかないサンバのリズム、そんな「陽気なブラジル」と表裏一体の影を突き付けられて、もう降参です。http://ara-masa.cocolog-nifty.com/blog/
ひとつの映画として、高い完成度を得ている。
スラムの生活、日常的犯罪、死ぬ事殺す事が当たり前に隣にある悲惨さ。
そういった社会面を描きながら、青春ものとしてもみることができる。
構成もはまっていたし、必見の一作。
ところどころで語られていた、「頭がいいんだから勉強しろ」というセリフがけっこう響いた。努力をしないでお金を稼ごうとする人々の行き着くところは、やっぱり暴力なんだという気がした。そして、よっぽどでない限り、その人たち(ギャング)の方がお金持ちだったりするからこういう世界が終わらないんだろうな。教育って大事だし、だからまずそういうシステムを作ることが大切。いろいろ考えさせられる。
ただの暴力者のボス、リトル・ゼが子供の頃からの親友のベネが間違えて殺されてしまった時の悲しみには感動してしまった。
http://www.geocities.jp/anemoneruby/
そして時間は遡り、ラストに向けて一気に疾走していく。
脚本の巧みさは勿論だが、何よりもスラム街の現実を(誇張的に)重くせず、
当たり前のように描写した監督の力量に感服。
ポップでかつスタイリッシュではあるが、"世代交代"のシーンに衝撃を突き付けられた。
少年犯罪が多発する日本だが、あちらの世界に比べれば、まだまだ平和だ。9点
最高傑作!です。
勿論、過去の実話に基づく内容で、現在も同じ状況であるとは限らないのだが、ブラジルという国についての負の部分を大胆に提示している。
上記のような感情が先に立った為、私は普段の映画の見方を出来なかった。
観終わった後、「話の展開が云々〜」、「彼処の編集は何々〜」といった感想は暫く出て来なかった。
ドキュメンタリーを観ているかのようだったのだ。
よって、本作を「面白い」とか「傑作」などとは言う事が出来ない。
ただ「なんと酷い国だろう」と感じたのだ。
それにしてもこの話が実話とは・・・。
平和な国ニッポンに住んでいる私は全く信じられない。
子供が銃を持ち歩き、気に入らないからという理由だけで人を殺す。
映画とはいえ、ホントすごい話やね。
個人的には子供のリトル・ダイスが人を撃ち殺すときのヘラヘラ笑った顔が何とも不気味だった。
最初のほうは面白いかな?っと思ったけど、見ているうちにつまなくなってきた。
感想は中日落合監督の惨敗試合を見ているよう。悲惨な現実を薄ら笑いを浮かべて見ているようで、テレビから映画館から見ているこっちは腹立たしくなってきます。
もっとも、かーちゃん、落合夫人は賢夫人のようで旦那に注意をしたのでしょうか、最近はその薄ら笑いが少なくなりました。
が、この作品をもってリオのスラムをまるごと理解した気になるのは控えたい。血と銃とクスリと裏切り……以外にも、スラムのリアルは存在すると思うので。
もうそこからグイグイとラストまで引き込まれました。
同じく実話に基づいた映画「グッドフェローズ」と比較すると、
こちらはその上をイッちゃってマス。
実に良く出来た作品。
でも一歩間違えばガイリッチー映画に堕してしまうところがひやひやしたが
そこはそれ、リトル・ゼの童貞物語でしっかり青春してるし。
鶏の主観ショットなんて撮ったのこの監督ぐらいじゃないかー
テンションをもって色々ぶち込めばそれだけで映画は楽しくなるんだなあー
音楽も小気味良く、役者の演技が自然で、街の汚れきった貧しさや、汗臭さなどリアル感たっぷり。そしてありがたいことに暴力シーンは極力省かれていた。(ホラー映画の残酷シーンは全然平気なんだけどな)
とはいえ、この映画はギャング同士の仁義なき戦いの映画であり、しかもまだ分別のつかぬ子供ばかりときているので、そこには胸が苦しくなるような残酷性も秘めている。痛烈に、そして非常に明るくブラジル政府と警察に対して批判しているね。後半の銃撃シーンは息をもつかせぬ恐ろしさで突き抜け、写真家志望の少年の将来を「いい写真撮れよ!」と、ドキドキしながら見守った。好きなタイプの映画ではないけど、血生臭い恐ろしさを南米の熱気ムンムンの明るさで押し倒してしまうような映画だった。ストーリー展開の切り込み方はお見事という感じ。かなりの秀作だと思う。
日本人は暴力というものに直面せずに半世紀近くを過ごしてきた。暴力の体験のない者が多数派になったあたりから、DVだのイジメだののチマチマ内向的暴力が許容限度を超えて現れるようになったんじゃなかろうか…と思っている。リオの裏町にはDVなんぞ存在しない。あるのは直球のV(暴力)だけ。わかりやすくて良い。たぶん基礎体力も日本人よりずっと高いだろう。楽しそうだ。生き残れればの話だが。
まあそれにしても殺すわ殺すわ、死ぬわ死ぬわで、悲惨は悲惨なのだが、そこはブラジル、ユーモアたっぷり、スタイリッシュな映像でラストまでぐいぐい引っ張る。インパクトは強烈だ。
もちろん子供には見せられない殺しのシーンが次々出てくるのだが、一方でこれが半ばノンフィクションと知ると、言葉も出なくなる。カタルシスを感じる映像の向こう側にある「現実」の重み。
人間が欲望だけで野に放たれると、こんな風に殺しあい、誰もいなくなるんだろうなあ、と思わせる。「イイ奴・ベネ」であろうと「二枚目マネ」であろうと、憎しみの銃弾の前には無力なのだから。欲望しかない人間ほど怖いものはないね。
シナリオも 意外性に満ちて 飽きさせない。 人の命が ここでは とても安い。 ギャングの抗争と それから利益をあげる武器商人、麻薬ディーラー、警官、メディアのあおり エトセトラ ホントに スゴイ映画です。絶対 損しません。 イチオシ!
と思っていたら全然そんなことなくて、
普通に楽しめました。
まず基本的に映画として楽しめて、
それでいてちゃんと伝えるべきものを
伝えているって云うのは、すごいなーと思います。
脚本と編集のテンポのよさが
そうさせているのでしょうか。
特に編集のテクニックは、観てて飽きません。
ああ、こんな描き方があるのね、と、
そのアイディアを見るだけでも楽しめます。
暴力描写は思ったほどでもなかったですね。
画的には別に残酷ではないです。
シチュエーション的には残酷ですけれど……
引き鉄を引くのがかなり簡単な感じで、
人も簡単に死んでいって……
「まあ、映画だから」と思っていたら、
最後の最後に、半ノンフィクションだと知って、
ちょっと驚きました。
スリリング&血沸肉踊る。
しかし、日本にも三池監督もいるぞ。
これオもろかったら、「新・仁義の墓場」「烈火」「許されざる者」
などなど・・・灯台もと暗い。
あと当然「仁義なき戦い」もワスレズニ。http://mlcity.gaiax.com/home/egawa/main
しかし、普通の少年が銃を玩具のように使い殺人することに畏怖と恐怖を感じる。
是非この映画を一人でも多くの人に観てほしい。
余談ながら、映画祭上映時観客の大半がブラジル人で上映中物を喰う事夥しいうえに、まあ喋ること喋ること、さながら劇場はファーストフード店状態には参ったね(笑 不思議と不快にはならなかったけどさ、ラテンの陽気さがなせる業?