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欲望という名の電車(1951)

A STREETCAR NAMED DESIRE

メディア映画
上映時間122分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(UA)
初公開年月1952/05/
リバイバル→UA-72.11→UA-73.3
ジャンルドラマ
欲望という名の電車にのった彼女は メークアップした〈性〉に身をかざって どこへ行くのか!
映画史上最も多くの 賞を受けた傑作!(リバイバル時)
参考価格:¥ 980
USED価格:¥ 280
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【解説】
 貴婦人(サザン・ベル)ぶってはいるが、父を亡くし家を失った故郷で放蕩の限りを尽くし、未成年誘惑のかどで追われるようにして都会に出た、もう若くはないアル中の南部女ブランチ・デュボワを、曲がりなりにもスカーレット・オハラだった女の演ずるということがハリウッドにもたらした衝撃、推して知るべし。V・リーは「風と共に去りぬ」に次ぐ第2のピークを本作で迎え、以後、映画ではこれに匹敵する演技を残さず死んでいった。一人のスター女優を燃やし尽くしてしまった、この作品の持つ“熱”……。彼女が訪ねるニューオリンズの妹(K・ハンター)、そして、その浅ましい夫(M・ブランド)は、救いを求めて彷徨する魂に手痛いしっぺ返しを喰らわす。ブランチの気位の高さに魅かれていた男ミッチ(K・マルデン)も彼女の真実を知り、露骨に肉体を求めてくる。ラスト、義弟の逞しい“男”に屈してしまう女の性……。狂気の他に彼女の逃げ場所はないのだ。南部の湿り気が暗い白黒の画面からむせるように伝わってくる、T・ウィリアムズ戯曲、会心の映画化作品。当然のごとくリーはオスカー主演賞に輝き、ハンターは助演賞を獲得した。
評価
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
18143 7.94
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【ユーザーコメント】
投稿者:ピンクガンスモーキン投稿日:2010-01-17 11:42:21
【ネタバレ注意】

当時約38歳のヴィヴィアン・リーが、「バツイチ」オバちゃんの「婚活」行動(絶望的な危機感と飽くなき高望み)を、心理学的に完璧に演じきった。
(しかし、後でも述べるが、あまりにも「醜い」のが難点。)

毒性の強過ぎるテネシー・ウィリアムズの芝居を若干下品に、コテコテの演出で(ブロードウェーを経験した役者をそのまま起用し)映画化しただけという感じも受ける。T・ウィリアムズがあらかじめ冷徹な視線を向けているから、「映画」監督としてはほとんど何もしなくていい(エリア・カザン監督が舞台版の演出もやっていたらしいが)。

とはいえ、舞台観劇の場合では、ここまでヴィヴィアン・リーに粘着的に接近し続けることはできないので、クローズアップの力は発揮されている(カメラがほとんど静止しないのも特徴)。

問題の内容についてだが、DVDの解説によれば、美しく繊細なものが野獣によって破壊されてしまう、という「悲劇」を意図したものらしい。
ところが、映画を観る限り「真逆」になってしまっているのが、完全な失敗じゃないか?
つまり、演出のせいなのか、あるいはヴィヴィアン・リーの「イヤミな中年女像」が上手過ぎるせいか(アカデミー主演女優賞獲得)、こりゃ叩きのめされて当然だろ、といった醒めた感じで眺めてしまう。
(「ガンバレ、オバちゃん!」と応援したくなるように、或る意味で美しく撮らねばならないのに……そのためには最低でも1回は、彼女がマジでぞっとするほど美しく見えるシーンが欲しいところだ。リアルに撮りすぎなんだよ!!)

ウィリアムズとカザンの意図が「可哀想な中年女」にあったのなら、ここまで残酷(つまりブサイク)にV・リーを撮る必要は断じて無いと思う。まるでV・リーが「悪役スノッブ」、マーロン・ブランドが「古いものを破壊するヒーロー」になってしまっている。
そこが、大失敗である。

老いかたを知らない女、老いを受け入れられない女は、現代にも溢れている(化粧&健康の2大産業を支えてもいる)ので、まあ、そういう点から観れば、物語自体はまだ「有効」かもしれない。

マーロン・ブランド(約27歳)は好演しているが、いつもイライラして、しょっちゅう爆発する役は、上手く見えやすい。むしろ「低学歴だが直観力は鋭い」という難しい部分を説得力のある演技で支えているかどうか、という点がポイントだが、そこはイマイチに思う。

投稿者:uptail投稿日:2009-05-22 13:02:04
アレックス・ノース
投稿者:ロビーJ投稿日:2007-12-08 02:02:21
前に一度母と見た作品ですが、まだ小学生くらいだった事もあってあまりちゃんとは見ていないというか分らないでいました。でも今回ネットで鑑賞する事が出来あまりの素晴らしさに胸が熱くなってしまいました。
大好きなヴィヴィアン・リーの凄過ぎる熱演が忘れられません!彼女の痛々しい姿はあまりにも強烈で、あの目の表情や台詞の言い回しもとても印象的でした。マーロン・ブランドやキム・ハンター、カール・マルデンなどもハマり役を見事に演じているので作品全体が完璧に感じます。
可哀想で悲しすぎるブランチの過去と現在、そして未来は見ている方に熱いものを感じさせてくれます。なので最後には涙も溢れてしまいました。という訳でヴィヴィアンの見事な名演によってかなり強烈な印象を残す作品です。でももう見たくない!とは思わず必ずもう一度、いや、何度も鑑賞したい作品なのです。
投稿者:☆アンナ☆投稿日:2007-04-01 16:30:42
ヴィヴィアン・リー、美しすぎて恐ろしさが倍増されています。

Rolling stone誌かなにかの「観るべき映画100」(みたいな主旨の企画)では「この映画の物悲しいのは、彼女が老いたスカーレット・オハラを思わせるからだ」とか書いてあったと思うのですが、言われてみればそう。言われるとよけいに辛いです。
美しいせいで、狂気の沙汰になると映える映える。
原作を穴があくほど読んでるけど、違和感がないどころかはまりすぎて、一瞬どちらが原作かわからなくなりそうでした。
マーロン・ブランドの粗雑でセックスアピールのある存在感も、リーのアブない儚さと好対照。
これはほんとうに傑作です。
投稿者:SHELTER PEOPLE投稿日:2006-11-21 21:23:17
すごかった。
徐々に迫力が増していき、ラストは壮絶だった。
すっかり引き込まれた。
俳優陣のもの凄い名演、もの凄い存在感。
マーロン・ブランドってやっぱりカッチョエ〜

投稿者:Irina投稿日:2006-11-04 16:57:08
ヴィヴィアンが痛々しい…。
投稿者:民謡から演歌まで投稿日:2005-04-23 20:41:56
【ネタバレ注意】

出演者は迫力の名演。時代を、場所を、そして何よりも人間性を抉り出すマシンガンのような台詞〜演技。…これは、幾らか年を食った人間なら誰でも理解でき、そして引き込まれるだろう。ドラマというには余りにも劇的〜だが日常的でもある群像劇。
望まぬ結果。心の傷。愛を得る為の嘘。押された烙印、そして失われゆくもの…
誰もが悪いと言い切れる訳じゃない。ボランティアとは人に強要するものではない。責任云々ではなく、それが好きだから、こっそりと心から望んでやる事だ。(偉いと思っているのか?そういう行為が下品とされる世の中なら?)…そして嘘をつくのは本当に優しい行為だとでも?(が、マーロン・ブランドは(主義はともかく)やり過ぎ〜ミッチは、計らずも残酷過ぎ)
ヴィヴィアン・リーは美しすぎたかもだ。「俺が抱きしめてやる」ってのは(白日にさらされた)ルックス込みか?

投稿者:さち投稿日:2004-09-15 08:17:54
拍手喝采
投稿者:ノイン投稿日:2004-09-12 04:38:29
零落する令嬢の悲劇をひとつの“エレジー”として余す所無く謳いきった名作。かつての華美な衣装を捨てきれず、すべてをあからさまに照らし出す白熱灯に覆いを掛けずにはいられず、失われた恋の幻影をうら若い男に見出さずにはいられない“滅びゆく女”の哀れさがひしひしと伝わってくる。
投稿者:Ikeda投稿日:2004-01-25 23:08:23
ヴィヴィアン・リーが名演です。マーロン・ブランド、キム・ハンター、カール・マルデンもそれぞれの性格を端的に出しているので、逆に映画全体が深刻になりすぎた感じがあります。舞台劇では、色々な制限から、かなり抽象的な演技で、台詞も極端な表現をしますが、テネシー・ウイリアムズの原作の舞台の場合は多分、それ程深刻ではないと思います。然し映画の場合はクローズ・アップなどの描写が克明に出来るので、演出、演技に熱が入ると、こうなるのかなと言う気がします。悪い意味ではありませんが、もう一度見たいという気がしなくなる映画でした。
投稿者:ポリあんな投稿日:2004-01-25 07:01:22
ブランチの何がいけなかったのかわからない。きっとさびしい生活を送っていたから男を連れ込むことで心の穴を埋めていたのだろう。それなのにニューオリンズの人たちときたら・・。ブランチが可哀相。ブランチ演ずるヴィヴィアン・リーには中森明菜と小柳ルミ子を足して2で割ったような痛々しさを感じた。最初は妹の夫を演ずるマーロン・ブランドの横暴ぶりに度肝を抜かれたが、結局どっちつかずの妹ステラが一番ずるいと思った。喧嘩が絶えず、ぶん殴られても別れずに「ステラ〜、ステラ〜!!!」と絶叫されただけで戻るなんて。でも最後には「これでよかったのかしら・・」なんていい子ぶっちゃって。早く夫と別れてブランチと二人で暮らしてでもいればブランチはここまでひどくならなかったのに、と思ってしまう。
投稿者:篭瀬山投稿日:2003-12-05 19:15:37
彼女に必要なのは、ぐっと引き寄せ、がしっと抱きしめてやることなのに。誰もやらないのなら俺が! …たぶん拒絶されただろうけど。6
投稿者:yuji投稿日:2003-09-10 19:13:08
これはストーリーを追うというよりは、俳優陣の演技を見る映画。ビビアン・リーとマーロン・ブランドの熱演は見ているだけで鳥肌が立つほど素晴らしい。ドロドロした暗い話の中にビビアン・リーの気品だけが光っていた。ビビアン恐るべし!!
投稿者:じゃりんこ投稿日:2003-09-09 21:53:30
【ネタバレ注意】

とにかく怖い。本当にこれがビビアン・リーなのかと画面を凝視した。
冒頭いきなりタイトルのセリフが出てくるので、一瞬観る前に手品のネタをばらされたような気がしたけれど、観終わった時、その言葉の持つ本当の意味がわかって身震いする。
観た後の気分は決して良くはないが、ブランチの芝居がかった(+時代がかった)セリフ回しや立ち居振る舞いにも関わらず、どこまでもリアルなストーリーテリングには唸る。

投稿者:sflover投稿日:2003-02-07 20:21:42
上品な素振りの現実逃避はああも醜いものだと思い知らされる。
しかも最後の最後までそれを演じ続けたブランチを演じたヴィヴィアン。
彼女を含めキャスト全員が素晴らしい演技を見せてくれました。
投稿者:ゆき投稿日:2002-10-03 23:18:55
 昔見た時には、嫌な印象しかなかった。今日見たら人間の怖さを知った。
一番怖いと思ったのは、マーロン・ブランドの役ではなく、その友人の男性だった。実年齢が知れる怖さと「嘘もいつかは本当になる」と思っているビビアン・リーに向かって、思いっきり白熱灯を向けて、「思った以上に老けてる」というシーン。そして罵倒を浴びせる、結婚する気はさらさらないが、キスをして身体を求めてくるシーンはちょっとひどい。毎日の生活に疲れてしまうと、現実逃避をしてしまったりするけど、この映画はそれさえも許してくれなさそう。
投稿者:Ohna投稿日:2002-08-09 04:33:51
演出・キャストが見事にツボな良作。
ヴィヴィアン・リーは「風と共に去りぬ」では、ワガママ振りが鼻につく感があったが、
この作品では、それが見事に役にハマっている。
その他のキャストも言うまでも無く素晴らしい。(M・ブランドには有名な「ステラ!」もあるしね)
室内や夜のシーンばかりなのが、何とも言えない緊張と暑苦しさ、息苦しさを増長させている。
投稿者:じゅんこ☆投稿日:2001-08-12 00:09:13
「風と共に去りぬ」「哀愁」を、見て〜私の中では、ヴィヴィアン・リーは、最高に〜美しく気高い女性…あこがれていたのに〜☆ この映画を、見て〜かなり「ショック」を、受けてしまった! 哀れで汚れた、ヴィヴィアン・リーは、見たくない! この役…するには、ヴィヴィアン・リーは、美し過ぎるし〜☆ 私のわがままやけど…この映画だけは、見たくなかった! 
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 作品賞 
 □ 主演男優賞マーロン・ブランド 
 ■ 主演女優賞ヴィヴィアン・リー 
 ■ 助演男優賞カール・マルデン 
 ■ 助演女優賞キム・ハンター 
 □ 監督賞エリア・カザン 
 □ 脚色賞テネシー・ウィリアムズ 
 □ 撮影賞(白黒)ハリー・ストラドリング 
 □ 劇・喜劇映画音楽賞アレックス・ノース 
 ■ 美術監督・装置賞(白黒)Richard Day美術
  George James Hopkins装置
 □ 衣装デザイン賞(白黒)Lucinda Ballard 
 □ 録音賞 
■ 女優賞ヴィヴィアン・リー 
 ■ 審査員特別賞エリア・カザン 
■ 作品賞 
 ■ 女優賞ヴィヴィアン・リー 
 ■ 監督賞エリア・カザン 
■ 助演女優賞キム・ハンター 
□ 作品賞(TVムービー/ミニシリーズ) 
□ 作品賞(総合) 
 ■ 女優賞(国内)ヴィヴィアン・リー 
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