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汚れた血(1986)

MAUVAIS SANG
BAD BLOOD [米]
THE NIGHT IS YOUNG

メディア映画
上映時間125分
製作国フランス
公開情報劇場公開(ベストロン)
初公開年月1988/02/06
ジャンルロマンス/犯罪
汚れた血<HDニューマスター版> [Blu-ray]
参考価格:¥ 3,240
価格:¥ 25,000
USED価格:¥ 17,800
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汚れた血

【解説】
 ハレー彗星が再び近づく近未来を舞台に、才人カラックスが独創的な映像世界を展開するSF的なフィルム・ノワールにメロドラマの要素が溶け込んだ作品で、熱狂的に世界の若い観客に迎えられた。愛なきセックスによって伝染する“STBO”という奇病が蔓延するパリで、ジャンという男がメトロで死ぬ。友人マルクは彼が金貸しのアメリカ女に殺されたのではと疑いを持つが、彼女から汚れた金を借りていたのはマルクも同じだった。その返済のため、ある製薬会社が開発した“STBO”の特効薬を盗み出そうと誘われたジャンの息子アレックスは、マルクがつれ添うアンナに密かに心魅かれしぶしぶ承諾。計画は実行されるが、そこにアメリカ女の目は光っていた……。マルクにM・ピコリ、アレックスにD・ラヴァン、アンナにJ・ビノシュ。J=Y・エスコフィエの、特に夜間撮影が素晴らしい。ビノシェが風のように走り、まさに風になってしまうラスト・ショットが鮮烈だった。
<allcinema>
評価
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
16137 8.56
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【ユーザーコメント】
投稿者:にゃんにゃん投稿日:2017-06-10 21:13:20
一攫千金を狙って泥棒を企む一味の話なのだが、話のほとんどはメロドラマに終始する。
しかしこの映画の見所はストーリーではなく映像表現が9割を占めていると言えるだろう。
美しいヒロイン、独特な顔の主人公、SFチックな世界観。
途中に挟まれるデヴィッド・ボウイの歌のシーンが素晴らしい。
まあちょっと退屈に感じるところもあるのだが、芸術映画として完成されたものがあると思う。
投稿者:sachi823投稿日:2016-02-07 17:13:06
ドニ・ラヴァンがデヴィッド・ボウイのModern Loveの
音楽に乗って疾走する場面が好き。
この場面だけ何度も見た人も多いのでは。
部分部分で凄まじいエネルギーを感じさせる作品です。
ジュリエット・ビノシュが綺麗。
投稿者:呑気呆亭投稿日:2015-12-15 10:55:54
前作の「ボ−イ・ミ−ツ・ガ−ル」を再見してラストまで見終えることが出来なかったので、これはどうかなと変な期待を持ちながら見始めたのだが、これは中々面白かった。筋立てはあまり練られたモノとは思えなかったが、随所に挿入される斬新な映像が映画を見るということの面白さを与えてくれたし、それよりも何よりもジュリエット・ビノシュの天与の美貌がこの作品の魅力のすべてだと言っていい。おかげでドニ・ラバンも光っていた。http://d.hatena.ne.jp/nanjakuteituisho/
投稿者:ノブ投稿日:2013-03-31 01:03:16
【ネタバレ注意】

「汚れた血」(監督:レオス・カラックス 125分)
話の内容は、手先の器用なアレックスが泥棒仲間に誘われて泥棒する話。
オープニングの白鳥が羽をバタつかせている粗い白黒映像が良かった。
森の大きな木の根元でスッポンポンの男女(アレックスとジュリー・デルピー)が横たわっている(男が座り女が横たわって膝枕している)ショットが印象的だった。
男も女もくわえタバコで森の道を横に並んで歩いているショットが良かった。
アレックスが初めてジュリエット・ビノシェを電車内で見かけるシーンで、人混みや後ろ姿、窓やガラスに映る姿がボヤけていてビノシェの顔がはっきり見えないという撮り口が面白かった。
カード賭博の撮り口が良かった(素早くめくられるカード、賭けられる札束、アレックスの口上のショットなどテンポ良く撮られていた)。
飛行場でのおっさん同士の挨拶がコミカルだった(くわえタバコをお互い口からとって放り投げ、じゃれあう)。
飛行機からスカイダイブするシーンや製薬会社に盗みに入り警察に囲まれるシーンやカーチェイスの銃撃戦等今回は金のかかる大袈裟なシーンも撮っているなぁと思った。
アジトでアレックスとミシェル・ピコリが取っ組み合いのケンカをするシーンで、二人の顔がガラスに押し付けられて、顔が潰れてヘン顔になるのを撮っていたのがコミカルだった。
泣いているビノシェを笑わせようと腹話術やパントマイムをするアレックスが良かった(ベタだけど、リンゴを上に投げたら、リンゴが上にフレームアウトして、チョット経って上から色んな物が落ちてきてアレックスの頭や身体にあたるというのがコミカルだった)。
アレックスとビノシェがシェービングクリームや口紅をつけあって、その後追い掛け回して、最後アレックスがビノシェに消火器を噴射してじゃれ合っているのが良かった。
夜、道路に駐車していた小型ワーゲンを、アレックスが手で持ち上げてひっくり返すのがナンカ良かった。
「犯罪する時は警察に捕まってテレビに出るかもしれないからめかしこめ」と言って、泥棒に行く時に、髪もバッチリセットして一張羅の背広でめかしこんだ泥棒仲間のおっさんがコミカルだった。
エレベーターで降りてきて、エレベータのドアの外には警察が銃を構えて待ち構えているシーンで、アレックスが「人質を殺す」と言いながら自分の頭に銃を突きつけて、警察があっけにとられている間に歩いて立ち去るシーンは、現実的ではないが、ボク的にはなんか良かった(「映画の嘘」みたいな感じが良かった)。
車に乗りながら歌を歌ってじゃれ合うのが楽しそうだった(後ろのビノシェが前に乗っているピコリに抱きついたり、クラクションを鳴らしたりチョッカイを出す)。
車が並行して走りながら銃撃戦が起こり、アメリカ女の乗った車が銃で撃たれて川に突っ込むシーンで、車の川への突っ込み方がなんかリアルだった。
バイクに跨って長髪なびかせて走るデルピーが良かった(幼顔の少女が不良っぽいバイクを走らせるというギャップが良かった)。
全般的に
ジュリエット・ビノシェは色白美人で、ジュリー・デルピーは幼顔でツッパっている感じがカワイく、ドニ・ラヴァン(アレックス)はどこか若さ特有のアンバランスな感じが良かった。
アメリカ女が背後にいたり、愛のないセックスで感染する病気が蔓延しているという設定は面白い設定だと思った。
アレックスがビノシェと話し込む中盤の夜のシーンが異常に長く感じ、全体のテンポが悪くなっている感じがボク的にはした。
傑作とは到底言えないが、作品全体にいい雰囲気があり、後頭部・タバコ・疾走がナゼダカとても印象に残る、ボク的には映画館で観て良かったなぁとは思えた作品。http://mamaduke.at.webry.info/

投稿者:クリモフ投稿日:2011-11-10 22:33:18
「ボーイ・ミーツ・ガール」では撃沈した自分ですが、なんとか興味のあるうちに代表作をと思い気合を入れて鑑賞。結果、やはり一本で挫折しなくてよかった。前作では青くダサかったところが見事に美学に発展していて、カラックスの魅力が十分に理解できました。
まぁ、序盤〜中盤までは煮え切らない感じの前作の雰囲気があり、苦手かなぁ、と思っていたのですが、透き通るような映像や近未来や犯罪計画などの広がりのある設定で飽きるということはなく、ついに歯車が動き出す終盤は引き込まれていました。
主人公については前作と役者が同じということあり、似たようなキャラなんですが、自意識過剰気味で自嘲的な自分の無力感、弱さもしっかりとわかっているようで、その辺が思春期を過ぎたものにも共感を得る要因となっていると思います。
デルピー、ビノシュ両ヒロインも異なる美で花を添えているし、ラストだけですがアクションシーンがかっこよかったのも意外。傑作の名もうなずける作品でした。
投稿者:QUNIO投稿日:2011-01-10 17:25:26
画面がロー・キー過ぎて何がなんだか分からない。前半のアクションの連続が突き抜けた感じで面白かったが、中盤以降から萎縮化。SFなんだか恋愛なんだかベクトルが定まらないまま最後はアラレちゃんに対抗するかの如く「キーーーン」で帳尻合わせて逃げやがった。セコッ。

まあ確かにあの「キーーーン」で救われた気持ちにもなったが。

本来主役であるドゥニ・ラヴァンよりもジュリエット・ビノシュが可愛く撮れていて、監督の所有願望が透けて見える。
投稿者:なちら投稿日:2009-07-09 23:33:50
今回のアレックスは、カッコ悪さがアップしている。彼女の前でジタバタジタバタ。
だけど、あんまり情熱的にもがくので、カッコ悪さが逆にカッコ良く見えてくるから不思議だ。
生活を立て直す事、犯罪の誘い、彼女との駆け引き、元カノ、D・ラヴァンのケモノ顔が手伝って、
ギリギリのじれったさが何とも良い雰囲気。

いざ、計画実行の段になってからは、どういうわけかあまり面白くなかったのが残念だったが…。
投稿者:ちゃぷりん投稿日:2009-03-07 02:02:14
26分でリタイア。終盤の15分を観ても残りを観ようという気にならず。カラックスのゴダールへのオマージュから来てる(推測だが、撃ち合いのショットの編集はもろにゴダールだと思った)、キャラクターの生理的心理的な「動き」の全てを、自分の観念の世界に封じ込めたいというカラックスの欲望に些か辟易した。
投稿者:4531731投稿日:2008-12-08 02:32:13
ドニ・ラヴァンと少女は服装から光と影の関係性を見ることが出来るが、
レオス・カラックスはそういう無言の語りに興味が無いらしく
アート系一般のルールや先達が培ってきた手法を無視し、自分のセンス、テンポ、リズムのみで
成立するモノ、皮膚の下で自分を成立させている要素、過去、肉、魂、呼吸、絶望、怒り、憎しみ、記憶、夢、希望など
自分に関するモノ、それだけで成立するものを創ろうとしている。というワケで「汚れた血」は映画史から逸脱している。
多分に内省的で、カラックス自身が画面のすみずみにまで反映されている。
劇中にもたまげているような表情のカラックスが登場するが。悲哀が漂っていておもしろい。
愛の無いセックスで感染する病気STBOは致死率51%。心の致死率だろう。カラックスも患っているのか?
映画を成立させているテクニック、映画の歴史を度外視しているので、冒頭や中盤あたりまでは今まで見たことのない
映画って感じでえらくカッコよかったが、息が続かず、ラストはダメダメでした。
投稿者:ピンクガンスモーキン投稿日:2008-07-17 17:53:51
ラスト、スイスに行きたくて行けないのは、「やっぱ、ゴダールにはかなわん」ということか?
それはともかく、26歳でこんな完成度の高い作品を作ってしまうと、人生終わり。
自分自身のために「余白」を残しておかないと、やることが無くなると思うね。
案の定、寡作に陥った。

以前観たときは、「ハ?何の話かさっぱり……」だったが、めくるめく映像のインパクトのせいで、物語展開が頭から飛び散ったという気がする。
赤と黒の対比がすごい。そして、青。黄。
さらには、無理矢理「ハレー彗星」のせいにして真夏に雪が積もるという映像至上主義。

それはともかく、改めて観ると、裸の爺さんたちの映画だったんだな、と言いたい面もあるが、「枯れ専」の年上女(ビノシュ)に横からぞっこん惚れてしまった無軌道な青年の話で、じつに良く理解できる。

その青年に捨てられながら、必死に追いかけるピチピチギャル(デルピー)が、華を添える。
バイクをもらって、追いかける速度が増しているのだから、捨てた女に「何をあげてんだ!」という感じも愉快。

深夜、好きな女と二人きりでひたすら語り合いながら、狼にならないところが、品の良い青春映画たるゆえんだな。
投稿者:さち投稿日:2007-10-28 03:23:41
良かった
投稿者:Laetitia投稿日:2005-12-24 06:17:17
ピコリ翁にカラックスについて尋ねたところ、「クレイジーだが、映像として求める対象を明確に把握している点は凄い」と答えてくれました。ちなみに英語のタイトル(The Night is Young)はサイアク。個人的に一番好きなカラックス作品。
投稿者:Tom投稿日:2005-04-30 20:51:17
『リア王』にも出演して、ゴダールへの忠誠をしめしたカラックスだが、映画のセンスは『ディーバ』のベネックスのほうがやはり勝る。
ゴダールもさほど期待してなかったみたいだ。ジェリー・デルピーとジュリエット・ビノシュもゴダールが発掘した女優。金の卵を発掘するゴダールは凄い。
ゴダールの『アルファビル』にはならなかった失敗作としての見応えある作品。
投稿者:浄瑠璃2投稿日:2005-02-17 19:07:37
疾走するドニ・ラヴァンが素晴らしい。この作品を公開した頃の渋谷・ユーロスペースは最高の映画館だった。
投稿者:阿里不哥投稿日:2004-08-11 14:17:18
ちょっとキャッチーな感もあるこの映画ですが、やっぱり好きですね。
ドニラバンに驚いた。
ビノシュが不思議な美しさを放っていた。
高校時代にカラックスにハマったなー。
投稿者:bluesmoke投稿日:2003-12-08 15:08:26
カラックスの良さはその時代錯誤性にある。当時ヌーベル・ヌーベル・バーグと称されなどもしたけれど、やってることはゴダールやトリュフォーのおさらい。1作1作に彼的に意識した映画作品がありそうだが、この「汚れた血」の後の作品はあまりうまくいってるとは言えない。映画の墓堀り人をやめてオマージュに移行するには、彼はまだ若すぎるし経験不足。その後のどうしようもない作品を見ては「あの頃は良かった」と感じる名作
投稿者:Der_Zeit投稿日:2002-07-06 21:08:15
あのスピードではバイクに乗り移れないだろ!という突込みは野暮かも
知れない。DVD買ってから、「モダン・ラヴ」を100回は見てる
が、どうも「あの部分」に合わせにくい。

しかし、なんと音楽センスのダサいことか。
でも、あのダサさが大好き。ドニが大好き。
投稿者:レプター33投稿日:2002-06-15 14:47:47
カラックスの中でも脂が乗りだした頃だし、フランス映画にも
MTV的なものを導入してて、内容もそれなりに良い。で、誰がどう言おうが
ジュリー・デルピーが何と言っても素晴らしい!この映画の時が一番と
言って良い位!これがデルピーの最高だとしたら悲劇かもしれないが
一番奇麗で一番輝いてた・・映画も作風、雰囲気、内容どれをとっても
水準以上かも。全てデルピーの魅力に尽きると言っても過言じゃ無いくらいだ。
演技としてはビノシュももちろん良かったけど、この映画に関しては
デルピーは一番だ。他のどの映画のデルピーよりも絶対良い。
その後アメリカへ渡り出してからデルピーの輝きがメッキのように
剥がれて行くのを知ってるだけに。この映画のデルピーの輝きは本物だった。
投稿者:CHONMAGE投稿日:2001-05-16 14:08:05
これで、ジュリエット・ビノシュを知ったのだが、
はっきり言って、映画の内容は全然覚えていない。
ただただ、彼女の美しさに見とれていました。
濡れ場も脱ぎも無いのに、とても官能的だった。
投稿者:あっちん投稿日:2000-07-14 18:04:30
アレックスが疾走してるシーンに使われた、D・ボウイのモダン・ラブが最高!
この映画のテーマと、歌詞もマッチしてるし。
投稿者:的木真矢投稿日:2000-04-22 03:44:41
 公開当時見て以来今に至るまで、私にとって最高の作品です。過去それなりにいろいろな作品を見てきましたが、心打ち震えたのはこの作品だけです。といっても、初めて見たときには一人二役には気づかず、映像に心ひかれたわけですが。
 以後、劇場だけでなくTV放映なども含めて何度も見ました。この作品のテーマのひとつ「真実は最後に伝わる。だがそれは、いつも遅すぎる」に捕らえられたままです。
投稿者:たけっち投稿日:1999-10-07 16:50:10
映像がええぞう。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
■ アルフレード・バウアー賞レオス・カラックス 
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