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夜の人々(1948)

THEY LIVE BY NIGHT

メディア映画
上映時間96分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(IP)
初公開年月1988/04/23
ジャンル犯罪/ドラマ
夜の人々 THE RKO COLLECTION [Blu-ray]
参考価格:¥ 5,184
価格:¥ 3,668
USED価格:¥ 2,399
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【解説】
 当時のアメリカ映画の作られ方からみれば、驚くべき新鮮さを湛えた作品で、N・レイはこの一作だけでも映画史に永遠に名を残すはずだが、これが処女作なのだから更に驚く。1930年代の不況下のアメリカ南部で、刑務所を脱獄したボウイは仲間と銀行強盗を重ねていたが、キーチという少女に出会い、人生を生き直そうとする。彼の犯罪歴は逃避行を続ける先々につきまとう。共感を誘う二人の生き方を、あくまで柔らかに、そして厳しく見据えるレイの演出に応え、グレンジャーとオドネルが至上の繊細さで純粋な追われる身の恋人同士をフィルムの中で生ききってくれた。R・アルトマンが「ボウイ&キーチ」として、やはり気高さに満ちたリメイクをし、その精神性はT・マリックの「地獄の逃避行」にも受け継がれている(もちろん、影響を与えた作品はそれらだけではない。ただ、この二作品は群を抜いている)。
<allcinema>
評価
【関連作品】
ボウイ&キーチ(1974)
地獄の逃避行(1973)
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
329 9.67
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【ユーザーコメント】
投稿者:いまそのとき投稿日:2014-12-03 11:26:26
クローズアップで見せた表情。追い詰められた男女の束の間の幸福感。当時のフィルムにはない独特の映像だ。サスペンスとしてではなくあくまで悲劇的な逃避行の一コマとして描く。しかし、伝わらない。アンチ・ハリウッドの即物的表現をどう感じるかで好き嫌いが分かれるだろう。時を置いて再見しようと思う。
投稿者:スティン・グレー投稿日:2013-02-17 03:27:42
1974年の「ボウイ&キーチ」は公開時に観て大好きな作品だったが、ニコラス・レイの本作がオリジナルにあたるものだと知ったのはつい最近。ムショから脱走してきたボウイ、田舎町で飲んだくれの父と暮らす少女キーチー。その世界からの脱出を願う心理は1930年代のアメリカの田舎町の貧しさという歴史的事実を知っていれば、無理なく理解できるものだ。
キーチー役のキャシー・オドネルが素晴らしい。当時のハリウッド映画では主役にならなそうなところを起用したのがすごく新鮮。そもそも冒頭のクルマが疾走するシーンを空撮したところでグッとくるのだが、あとあとまでクルマが走るところは空撮。夜道を走るクルマの内部からの撮影なども素晴らしく、その映像センスだけでも1960年代に入るころに作られた映画?と錯覚させる。48年製作とは思えない新しさなのだ。
ボウイとキーチーが出会ったときキーチーのクルマに映じるのは網状のフェンスの陰。いかにも殺伐とした閉じた世界の様相。ふたりがハネムーンに行き、郊外のペンションを借り、玄関にキーチーが立ったとき家の壁面に映じるのは森の葉陰。こうした映像対比が計算されつくしている。ラストシーンのストイックな映像もまたしかり。地味だったキャシー・オドネルがどんどん洗練されて美しくなってゆく姿を見ていると、結末はすでにわかっていても、そうあって欲しくないという感情ばかりがいやましてゆく。クローズアップの映像のどれもがまた美しい。
投稿者:uptail投稿日:2010-06-03 09:52:59
キャシー・オドネル
投稿者:Tom投稿日:2009-12-22 16:01:48
役者・演出・撮影・編集全てが素晴らしすぎる。映画史に残る傑作。もともとロバート・ミッチャムが候補していたチカモ役の演技派ハワード・デ・シルバが特に素晴らしい。彼は赤狩り時代にロバート・テーラーに名指しで批判されてブラックリストに載りハリウッドから追放された悲運な役者だった。
投稿者:Katsumi Egi投稿日:2001-07-18 00:14:03
 正確にリメイクということはできないけれど、『俺たちに明日はない』は、こ
の『夜の人々』(ニコラス・レイ 1949)のリメイクみたいなもの。少なくも『夜
の人々』は「ボニーとクライド」の話をもとに製作されているのだから。
 この映画の主人公の名前は「キーチとボウイ」。そう、『夜の人々』の正式な
リメイクはロバート・アルトマンの『ボウイ&キーチ』なのですね。

 『夜の人々』は悲痛な美しさをもった白黒映画だ。アルトマンのリメイクは、
アルトマンらしいハリウッドの伝統を意図的に復した陽光の中で展開する犯罪映
画で、それはそれで面白いけれども、『夜の人々』の端正さに比べれば随分落ち
ると思う。また、『俺たちに明日はない』のラストの派手派手しさが子供騙しの
ように感じられるくらい『夜の人々』は冷徹な突き放しをもった映画。
 ニコラス・レイの処女作にして最高傑作かも知れません。
【ソフト】
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