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ラスト・シューティスト(1976)

THE SHOOTIST

メディア映画
上映時間99分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(東宝東和)
初公開年月1979/07/07
ジャンルドラマ/西部劇
ラスト・シューティスト [Blu-ray]
参考価格:¥ 5,184
価格:¥ 4,038
USED価格:¥ 4,450
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【解説】
 1901年のネバダ州。カースン・シティに、老境の名ガンマン、ブックスが現れた。腰の痛みを見てもらうため、旧知の医師ホステトラーのもとを訪れたのだった。医師の診断によって末期ガンに犯されていることを知ったブックスは、ロジャース夫人の下宿屋で最期の時を迎えようとする。だが、かつて西部に名をとどろかせたブックスを、周囲の人間は放っておかなかった。そしてついにブックスは、ガンマンとして死ぬことを決意する……。主演映画の名場面で彩られたオープニングが主人公の半生を物語るように、まさにJ・ウェインそのものといったブックスの設定にいきなり胸は熱くなる。古き良き西部時代の終焉に、自身の生涯をダブらせてウェインの遺作となったウェスタンの名編。デビュー作は選べても、遺作となるとそうはいかない。おそらくウェイン自身は覚悟はしていただろうが、この作品はその映画人生の最後を締め括るに相応しい忘れがたき一編だ。傍をサポートする名優陣も、アクションを抑え心情描写に徹したD・シーゲルの演出も、デュークの手向けとしてこれ以上はない素晴らしさだ。
<allcinema>
評価
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
752 7.43
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【ユーザーコメント】
投稿者:DEVILWING投稿日:2016-05-10 21:37:12
ジョン・ウェイン

アメリカの良心、西部劇を体現する存在。漢。

彼の「有終の美」そのもの。

名だたる共演者の存在がさらにそれを引き立てる。
(老いてなお美しい、あの方始め・・・)
ウエスタンを語る上で、見るべき作品です。
投稿者:呑気呆亭投稿日:2015-05-03 11:19:50
【ネタバレ注意】

町中をレ−ルに乗った馬車が走る。そんな町ではあるが牛乳配達のあんちゃんはまだ銃を腰にしており、伝説のガンマンが町に来たと知って勇み立つ。酒場ではギャンブラ−が25mの距離から刃向かってきた相手の心臓を撃ち抜いて賞賛される。時代は過渡期を迎えていてもう銃は時代遅れになっているのを薄々知りながらも、この連中はそれを手放そうとしない。末期ガンに侵された老ガンマンは彼らと共に銃の時代を終焉させるべく酒場での決闘に誘い込む。バコ−ルもシュチュワ−トも共に時代を過ごした者としてそれらのシュ−ティストたちを涙なしに見送るのだった。http://d.hatena.ne.jp/nanjakuteituisho/

投稿者:Bill McCreary投稿日:2012-10-14 18:47:01
【ネタバレ注意】

知らなかったんですけど、この映画撮影時ジョン・ウェインはガンを患っていたのではなく、一応の小康状態だったようですね。でもこの映画が彼の(事実上の)引退作品になるというのは、ほぼ公然だったのでしょう。事実ローレン・バコールからジェームズ・スチュアート、それで若手のロン・ハワードで監督もドン・シーゲルという布陣は、この映画への関係者の並々ならぬ意気込みを感じます。冒頭に、彼の過去の作品をわざわざ引用しているのもその表れでしょう。そういえば以前今は懐かしい「知ってるつもり?!」でウェインを特集したとき、この映画の撮影風景の映像が紹介されていました。

で、この映画は日本公開が見送られていたのがウェインの死によって公開されたわけで、たぶんタイミングを見計らっていたのではないでしょうか。

やはりこの映画でジョン・ウェインの映画人生の幕を下ろせたのはよかったですね。私はとくに彼に思いいれがあるとかファンというわけでもないのですが、でもこの偉大な俳優にふさわしい映画だと思います。

それにしても、死が近い老ガンマンが人生最後の戦いを挑む・・・というのもまるっきりジョン・ウェインそのものであり、見ている人もさすがに複雑な心境になったかもと考えます。たしか和田誠も指摘していましたように、主人公の方が決闘を申し込む映画ってあんまり見かけないように思います。

wikipediaのこの映画についての記事も勉強になります。ぜひお読みになってください。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%B9%E3%83%88http://blog.goo.ne.jp/mccreary

投稿者:古井武士投稿日:2011-09-02 12:00:01
癌の再発を知りながらデューク(ウェイン)が熱演した本作だが、残念なことに公開当時はそれほどヒットしなかった。
それは内容が悪かったからではなく、ファンが文字通り“敬して遠ざけた”結果だった。
それまでデューク主演の映画なら無条件で映画館に足を運んだ観客たちではあったが、“病におかされ、老いさらばえたアメリカの象徴”の姿だけは見たくなかったのだ。
公開から間もなく、全米の人々が驚きに目を瞠った発表があった。
77年1月、カーター大統領が建国200年を祝うパーティーにデュークを招待したのだ。
他にも参加したスターはいたのだが、筋金入りの共和党支持者であり、76年の共和党候補者選では、同じアイルランド系の友人であるレーガンを応援し、常にカーターを若造呼ばわりしていたデュークが招待されると考えていた者はいなかった。
しかし少年時代のカーターはデュークのファンだったし、何よりも『アメリカの象徴、ジョン・ウェインが毛嫌いしている大統領』のイメージだけは絶対に拭い去っておかなければ政治家として危険だった(その後、デュークが入院すると異例にもカーターは病院まで見舞いに行き、死後には感動的な言葉で哀悼の意を表している)。
79年5月21日、合衆国議会は満場一致でデュークに議会名誉黄金勲章を贈る法案を可決する(叙勲は5日後の26日)。
これは過去ワシントンやエジソン、ライト兄弟といった“万人が認める本物の偉人”にだけ贈られてきた、合衆国国民にとって究極の栄誉だった。
デュークの死後“ジョン・ウェイン”の名を冠した小学校や空港が出来たが、これは俳優としてではなく、偉人としてのデュークを記念したものだ。
この年、三たび大統領を目指していたレーガンにとって、デュークの友人であることは最大の強みとなった。
デュークとの2ショット写真を効果的に用い、演説中に何度も、映画の中のデュークお馴染みのポーズをとって印象づけた。
「私はよく、この国の将来の姿についてデュークと話し合ったものだ。 もちろんそれは“強いアメリカ”の姿だ」と繰り返し語った。
不人気が命取りとなる大物政治家ほど、無視することなど許されなくなってしまい、逆にどうにかして人気取りに利用できないかと腐心することになる、晩年のデュークはそういう存在になっていた。
それほどまでに大衆に対して影響力を持った人物であったから、デュークが亡くなったとき、人々は英雄の喪失に衝撃を受け、深い悲しみに沈んだ。
あらゆる町で半旗が掲げられ、オリンピック競技場には死を悼むトーチが燈された。
追悼公開された『ラスト・シューティスト』を上映する劇場には、人々が長蛇の列をなした。
投稿者:gapper投稿日:2010-09-28 22:55:51
 ジョン・ウェインの遺作に相応しい、名作西部劇。

 この作品は、白黒の「リオ・ブラボー(1959)」、「エル・ドラド(1966)」のなどの名場面から始まる。
 カラーもブラウンとブルーを基調に柔らかなのに深みのあるもので、非常に好ましい。
 凝ったアングルなどなく、真っ向から死と向き合うJ.B.ブックス(ジョン・ウェイン)心境そのままを写しているようだ。
 1901年と20世紀の初めの年といった設定を初めほころびのない作りは、素晴らしい。

 医師ホステトラー役のジェームズ・スチュワートも多くの名作、秀作西部劇に出た人でありウェインのサポート役と言うのは心に迫る。
 ボンド・ロジャース婦人役のローレン・バコールは、逆に(少なくとも日本公開では)西部劇には出ておらず、心憎い配役だ。

 「拳銃王(1950)」でも有名なガンファイターの最後を描いている。
 同様に戦いを避ける主人公のドラマを中心に据え切々と語るが、こちらではラストにガンファイトを設定しファンの期待を裏切らない。
 それぞれの俳優の演技も良く、安心して楽しめる。

【ネタバレ、ラストシーンの考察】
 ブックスは、死を覚悟して決闘に望む。しかし、負けさせるわけには行かない。
 だから、第3者によって背後から撃たれる。その男の始末は?
 これも上手く処理していて感心する。
 しかも、彼を継がないであろう行動も付け加えている。
 完敗の脚本だ。
投稿者:has42120投稿日:2010-09-05 22:50:40
ジョン・ウェイン&ジェームズ・スチュワート&ロン・ハワード
投稿者:uptail投稿日:2009-10-22 09:01:14
ローレン・バコール
投稿者:Bava44投稿日:2005-12-25 00:31:42
ウェインがかなり老けているが、声が昔と変らないのが素敵です。
時代的にもニューシネマ以降のものだが、それがかえってジョン・ウェインの寂しさみたいなのを
強調していると思う。あと音楽も良かった。

ロン・ハワード監督が子役をやっているのもビックリ。ウェインは本当に格好良かった。
投稿者:Ikeda投稿日:2005-04-26 19:48:53
筋立てから言って西部劇らしからぬ所がありますが、私は非常に好きな映画です。
ジョン・ウェインは、映画のロケでネバダへよく行っていたので、原爆実験の被害で癌になったという説もありますが、この当時、病状は、かなり進んでいたと思います。その彼の遺作であるという事や、ジェームズ・スチュワートやローレン・バコールといったベテランが共演しているのが全体の雰囲気を醸しだしています。
逆に言えば、もし皆知らない俳優だったら、どうだったかなとも考えましたが、最後のバーでの撃ち合いなど、古い時代の西部劇そのものですし、人情味もあって、この映画の良さはそれだけでなく、脚本、演出にも関係あると思いました。
なお、最後の撃ち合いでウエインが背後から撃つ形になっていたのを採り直させたという話もありますが、彼としては当然だったと思います。
投稿者:ポポール投稿日:2003-05-17 12:25:07
 ジョン・ウェインのストレートで豪快な持ち味と「黄色いリボン」で見せた男のやさしさというキャラクターをともに生かし、心にしみいるタッチで描いた佳作。
 癌で余命幾ばくもない名うての老ガンマン、ジョン・ウェインが、3人の悪党を呼び出して決闘し、死んでいく。
 監督ドン・シーゲルの作品として見ると、いつもの強烈タッチのアクション映画ではなく、意外な感じもするが、ここでは、ジョン・ウェインを全面的に前に出して、ドン・シーゲルは黒子役に徹したかのようである。脇を固めるローレン・バコールらも良い。
 ジョン・ウェインがアメリカタカ派だからといって、その主演映画までもけなす視野の狭い単細胞輩もいるのだろうが、映画は別もの。ジョン・ウェインが主演した作品には、あまり面白くないもの、期待はずれのものもあったが、面白い映画もたくさんあった。
 「ラスト・シューティスト」は、西部開拓時代の終焉を最後の名ガンマン(すなわちジョン・ウェインという映画スター)の死とオーバーラップさせて描いているが、西部劇が終わってしまったわけではない。また出てきてくれい、本格ウェスタン。

投稿者:がりぃ投稿日:2001-10-25 04:20:26
冒頭から、とても辛くて最期まで観るのにしのびませんでした。

まるで、ウェインの闘病ドキュメントのよう。

ローレン・バコールとの手も触れない愛情も切なくて、デュークの最期にふさわしい恋愛だったと思います。

11歳の時、「11人のカウボーイ」でファンになって依頼、気がつくと彼の出演作は観てますが、この作品だけは、なんか見る気になかなかなれませんでした。

自分を「老いぼれ」と呼び、もう「時代遅れ」だと言わせるところは、西部劇と共に生き、西部劇と共に終わった彼の人生そのもののようです。

ある意味、彼が演じるキャラクターのように、一つの生き方しかできなかった、不器用な生き方そのもののようです。

でも、はにかみながら微笑むジョン・ウェインの笑顔と男性像は、その後の私の男性観にかなりの影響を与えたのは、間違いないです。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 美術監督・装置Arthur Jeph Parker装置
  ロバート・F・ボイル美術
□ 主演女優賞ローレン・バコール 
【ソフト】
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