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ラストムービー(1971)

THE LAST MOVIE

メディア映画
上映時間108分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(ヘラルド)
初公開年月1988/10/21
リバイバル→コピアポア・フィルム-2019.12.20
ジャンルアート

ラストムービー

(c)1971 The Hopper Art Trust, All Rights Reserved


 Photos

【解説】
 “最後の映画”--この何とも挑戦的で象徴的なタイトルを持った作品は、「イージー・ライダー」の後にデニス・ホッパーが再び監督・主演したものだが、難解とみなした配給元ユニヴァーサルが大都市で短期間上映しただけで打ち切ってしまい、すでに酒と麻薬に溺れかけていたホッパーに追い打ちをかける事になった。映画の概要は、サミュエル・フラー(もちろん本人)がペルーで撮影する西部劇のスタントマンが、スタッフたちの狂乱に冷め、やがて酒とドラッグにはまりながら幻覚のなかに息絶えていく様を幻想的なイメージを錯綜させて描くものだが、その混乱ぶりは、実際にこの作品の舞台裏で行われていた事と同じだった。だが、半ば自棄糞で決定された“映画を作る事”を映画にしてしまおうというホッパーの試みは、その混乱の中だからこそ、真実に近いものを導き出しているのかもしれない。映画作家ホッパーの、最も裸に近い状態がこのフィルムには刻まれている。それだけでもこの作品は評価に値する。
<allcinema>
評価
【関連作品】
イージー・ライダー(1969)
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
437 9.25
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【ユーザーコメント】
投稿者:ファルド投稿日:2013-08-24 10:50:16
映画の撮影が行われたアンデスの山麓の小さな村が、映画の影響を受け、暴力的になっていく。村民は映画が芝居と分かっておらず、撮影の真似事をしながら、本当の暴力を振るいだす。何か、村全体がカルト教団になったみたいだった。夢と現実が交錯するドラッグムービーと言う感じでした。
投稿者:QUNIO投稿日:2012-05-10 00:07:31
映画作りとは狂気の旅であるとかなんとか言っていたのは今村昌平だが、これなんかは「狂気の旅」そのもの。映画作りとは孤独な作業で、はまったら抜け出せない迷宮。そういった苦しみが画面にみなぎっているようであった。好き嫌いの分かれる作品だと思う。
投稿者:堕落者投稿日:2004-03-14 12:20:01
ペルーのロケ地をドサクサに荒らし回るアメリカ人の撮影隊にアメリカの帝国主義・植民地主義的野心を投影させたホッパーの痛烈な批評精神が見事である。野蛮な撮影隊とそれに影響を受けて実際に殺人に及ぶインディオ達の対比と構図が面白い。メタにメタを重ねた内容は断じて一筋縄ではいかない魅力的な逸品である。出演者とかも反逆者揃いだしな。(笑)
投稿者:4531731投稿日:2003-11-24 11:49:07
 ノリが好き。いつものいかがわしいノリにレネの啓示を受けたホッパーの新境地。撮影クルーがいなくなった西部劇のセットをうろつく地元住民の図がシュール。混乱するホッパーがナンセンス戦士て感じでいいし、アンチハリウッド的。ハリウッドをコケにしたギャグが小さくて笑える。
 共同脚本は「理由なき反抗」のスチュワート・スターン。ホッパーってディーンにこだわりますね。友達でもないのにディーンを親友呼ばわりしたり、まさに死人に口なし。ホント、適当なオヤジです。
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