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ラヴ・ストリームス(1983)

LOVE STREAMS

メディア映画
上映時間139分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(シネセゾン)
初公開年月1987/10/17
ジャンルドラマ
ラヴ・ストリームス [DVD]
参考価格:¥ 4,104
価格:¥ 2,052
USED価格:¥ 2,000
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【解説】
 '81年に上演された同名劇の映画化で、舞台版ではカサヴェテスの演じたロバート役はジョン・ヴォイトだった。脚本は戯曲の作者テッド・アランとカサヴェテスの共作で、第一稿は「特攻大作戦」の撮影終了後書き上げられていたというから、20年越しの企画である。関心を持っているのは愛であり、それを失うこと、と言いきるカサヴェテス作品の主題が最も露骨に出た、見応えは充分だがかなりヘビーな作品。ロバートは離婚歴のある、現代人の孤独や愛を描く人気作家。次回作を書くためハリウッド郊外の家に秘書や若い女友達らと奇妙な共同生活を送っていた。姉のサラ(ローランズ)は15年連れ添った夫ジャックと離婚に踏み切り、一人娘の養育権をめぐって協議を重ねていたが、娘は母との同居を拒み、彼女は発作を起こしてしまう。精神科医に勧められ出かけたヨーロッパでも憂さは晴れず、姉は久々に弟を訪ねる。その頃ロバートは、先妻との子アルビーを預かるが、実の息子にどう接するべきか皆目分からないでいた。留守を姉に頼んで、息子とラスベガスに向かったロバートだが、彼を置いて街に繰り出してしまい、翌朝になってホテルに帰ると、息子は母に会いたいと泣き叫んだ。早速、先妻の所へ出向いた二人だが、彼女の現在の夫にロバートは手ひどく殴られ、落胆し家に帰る。一方、サラは初めて自ら異性を求め出かけたボーリング場でケンという若者と出会い、明るさを取り戻すが、娘からの電話でまたも傷つく。彼女は電話口に夫を呼び出し尋ねた。愛は流れ続けるものか、と。そこへ割り込んだロバートは義兄をなじる。翌朝、目覚めた彼の見たものは大量の猛獣や珍獣。潰れた動物園から姉が買い取った動物たちだ。明らかに姉の様子はおかしい。が、その夜、大雨の中、ケンと共に家を出ていく彼女を彼は引き止めることが出来ないのだった……。ベルリン映画祭グランプリ受賞。
<allcinema>
評価
【関連作品】
特攻大作戦(1967)
【ユーザー評価】
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546 9.20
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【ユーザーコメント】
投稿者:呑気呆亭投稿日:2015-11-26 19:18:38
主人公ロバ−トが酒場で唄っていた歌手を口説き落とそうとして、立ち去ろうとする彼女の車の運転席に強引に割り込み、蹴られても叩かれてもハンドルを離そうとせず、遂に根負けした歌手を乗せて酔っ払い運転で家まで送り届け、送ろうとして階段から蹴落とされ、額から血を流しながらもなおもめげずに這い上がろうとする姿を見て、歌手はとうとう笑ってしまって家に入ることを許すシ−クエンスがある。ここを見ていてこのくどいほどの強引さと粘りこそが監督ジョン・カサヴェテスの真骨頂でありまたスタイルでもあるなと思ったのだった。そのスタイルを貫いてカサヴェテスは数々の愛の物語を創ってきた。この粘液質のスタイルは他に類を見ないほどのモノであり、カサヴェテスを一種奇態な非作家としたようだ。同伴者でアリ共犯者でもあるジ−ナ・ロ−ランズとジョン・カサヴェテスがこの作品に定着しようとしたのは、人間存在の絶対の孤独と愛という得体の知れぬモノだった。ラスト近くで見せたロ−ランズのゾッとするような喪失感に拉がれたマスクがトラウマとして残ってしまいそうな予感がある。
★ノルマンデイさん、DVDは手に入れられますよ。 http://d.hatena.ne.jp/nanjakuteituisho/
投稿者:Normandie投稿日:2010-05-22 21:50:33
最初で最後に見たのは渋谷の映画館だった。自分の中で幻になってる。
フィルムがどこにあるか不明らしく一番見たい映画がDVD未発売とは悲しい限りだ。
ラスト近くの夢のシーンこれだけで満足・・孤独に近づけた素晴らしい映画です。
カサヴェテスとローランズは自分にとっていつまでも理想のカップルだ。
没後21年。享年59歳。愛を求め続けた本物の自由人だった。書冊「カサヴェテスストリームス」は大事な宝物です。
色んな事と戦って命を削って作品を残してくれたと有難く思わねば。
投稿者:ファルド投稿日:2009-12-26 20:11:18
愛を求めてさすらう孤独な男女を描いた文芸ドラマという感じで、内容は濃くて深い。サラ(G・ローランズ)は家族に自分の愛情を理解してもらえず精神的なバランスを崩す。彼女の病的?な愛情は重過ぎたのだろう。ある意味エゴイストのような印象を受けなくもないが…。愛、孤独、ペットという図式や離婚が生み出す可哀想な子供たちの姿は現代的かな。あと、サラが父娘を笑わせようと小道具を使うシーンや終盤の夢が印象に残りました。
投稿者:skull & rose投稿日:2004-07-09 02:50:55
説話の経済効率、フレーム、照明‥‥そんなもの、別に大して気にすることではない。けれど、これもまたまぎれもない映画なのだ。彼が殴られるシーンなんかも素晴らしい。終盤の夢なんか圧巻だ。映画史の呪縛から徹底して自由でいつづけたカサヴェテスの傑作だ。
投稿者:Katsumi_Egi投稿日:2004-06-27 21:39:28
 これはちょっと凄いよ。商業主義とかけ離れた映画の最良のスタンスとはこういうものじゃないか。それは一度見たら忘れられない突出した魅力を放つ、夢の中のバレエ・シーンも含めて。この演出は本当に凄い。こんな映画を作ってしまうことは心底凄い。そしてジーナ・ローランズの壊れたキャラクターは堪らなく愛おしい。
投稿者:odyssee投稿日:2003-10-03 03:47:39
カサベテスとローランズが姉弟役だったとは驚いた!ローランズらが離婚協定のために弁護士と相談に行くシーンが秀逸。カッセルがいい味出している。二人の兄弟が愛のためにおかしくなっているのは分かるんだけどなんでそうなっちゃったんだろう。その辺がよく分からないのが残念。ローランズの夢の中のオペラのシーンはわざとらしすぎ。カサベテスの映画らしくないし。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
■ 金熊賞ジョン・カサヴェテス 
 ■ 国際評論家連盟賞ジョン・カサヴェテス 
【ソフト】
  商品名  発売日  税抜価格  
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