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ルードウィヒ/神々の黄昏(1972)

LUDWIG

メディア映画
上映時間184分
製作国イタリア/西ドイツ/フランス
公開情報劇場公開(東宝東和)
初公開年月1980/11/08
ジャンルドラマ/伝記

【解説】
 狂王と呼ばれたバイエルン国王ルードウィヒ二世は、19歳で玉座につき、その美的趣味を国費でもって究めたいけない人。ワグナーのパトロンになって、言われるがままに金を出し、オペラ劇場を作るわ、自分でも三つのお城を建てて、その一つ、リンダーホフ城には地下に人工池造って白鳥のゴンドラうかべてるし……。そんな贅沢三昧そのままに、映画はそれら本物を使ったり、再現して、もう垂涎の絵巻物を繰り広げる。けど、ルードウィヒは寂しいのだ。最愛の従姉エリザベート(R・シュナイダーの白鳥に跨る姿の美しさ!)は人の妻(オーストリア皇后)。その妹ソフィと結婚するはずが、やっぱ諦め切れなくて婚約破棄。以後はただもう、そんな享楽生活に身も心も捧げて歯も腐るほど。親しい人(含む愛人の男たち)みんなに逃げられて、結局“ご乱心”とされ幽閉。暗殺だか自殺だか判らぬ死を迎える。製作会社を倒産に追い込み、自分は卒中に倒れても完成させた大作だが規模だけでなく、その精神の気高さ、深い教養、美への執着において、このような映画は二度と作られまい。これをヴィスコンティは、主演のお稚児さん、H・バーガーを役者として大成させるために作ったってぇんだから、侯爵さまのなさることはスケールが違う。彼のドイツ三部作(「地獄に堕ちた勇者ども」「ベニスに死す」)の終幕を飾る作品で、その死後、本作の回想形式をとらない完全版(220分余)がM・マストロヤンニの弟ルッジェロの編集によって作られた。
<allcinema>
評価
【吹き替え】

TV(演出:福永莞爾/翻訳:宇津木道子)
※このデータは放送当時の情報です。
野沢那智ヘルムート・バーガールードウィヒ
鈴木弘子ロミー・シュナイダーエリザバート
納谷悟朗トレヴァー・ハワードワーグナー
宗形智子シルヴァーナ・マンガーノコジマ
杉田俊也ゲルト・フレーベホフマン神父
戸田恵子ソニア・ペトローヴァソフィ
清水信一ウンベルト・オルシーニホルンシュタイン
【関連作品】
地獄に堕ちた勇者ども(1969)
ベニスに死す(1971)
ルードウィヒ/神々の黄昏(1972)
ルートヴィヒ/[復元完全版](1972)
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
865 8.12
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【ユーザーコメント】
投稿者:カール犬投稿日:2016-03-03 23:42:39
ああなんてお金がかかった贅沢な映画。

面白いか面白くないかって聞かれたら
さして面白くはないかな、、って答えるかもしれないけど。

見応えはあるよね。

美しくも格調高いデカダンスという名の甘美なる毒を
ダバダバと浴びるために観る映画。
投稿者:黒津 明二郎投稿日:2006-02-13 12:12:43
凡人で平民の俺には、わからない映画。
でも、本物のブルジョワとはこんな世界なんだろうと感じさせてくれる。その美と狂気を極めて‘地味‘に描いたところにビスコンティの凄さがあるのだろうか。
演技陣。バーガーよりもシュナイダーである!
投稿者:カンナ投稿日:2005-11-23 00:51:26
岩波ホールで昔見たけど、つまんなかった。
バーガーにはこの大役は荷が重すぎたんじゃないの。
ヴィスコンティも彼への思い入れだけで、映画創ってて完全なプライベート趣味だよね。
投稿者:Laetitia投稿日:2005-11-03 08:10:35
この映画の過酷な撮影スケジュール・環境によって、ヴィスコンティは体調を崩し、死期を早めてしまったという。初公開時、僻地の中学生だったため、東京で開催されていた衣装展に行けず悔しかった。十代、二十代、三十代と劇場で観る機会に恵まれたが、これからも劇場で観れることを願うばかり。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 衣装デザイン賞Piero Tosi 
【レンタル】
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