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ル・ジタン(1975)

LE GITAN

メディア映画
上映時間103分
製作国フランス/イタリア
公開情報劇場公開(東映洋画)
初公開年月1976/04/24
ジャンルドラマ
残照よ! 奪われたジプシーの空と大地のために ならず者の世界に生きる俺を許せ……
敵意と銃弾に追われる身には愛もやすらぎも自由もない 孤愁アラン・ドロン〈魅力の新時代〉を告げる注目の最高傑作!
ル・ジタン〈HDリマスター版〉 [DVD]
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【解説】
 ヨーロッパではいまだに根強い偏見と共に語られる事の多いジプシーを題材に、社会を憎悪し強盗を重ねるアウトローのジプシー(A・ドロン)と、彼を追う老刑事の対決を描いた作品。監督のJ・ジョヴァンニはこのテのネタが得意な人で、被害者意識が少々鼻につくものの犯罪アクションとしてはよく出来ている。ちなみに本編には関係ないが、日本のTVオン・エア時に、P・ムーリスの吹き替えを故・中条静夫が担当し、驚くほどの存在感を示したのが印象に残る。
<allcinema>
評価
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
216 8.00
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【ユーザーコメント】
投稿者:シネラマン投稿日:2012-02-05 14:14:24
ドロンの75年は、フリックストーリーと本作。私的には大当たりの年。
ル・ジタンという響きがいい。
ドロンの遠くを見るようなまなざしが、ジプシーの虐げられた境遇をより強く感じさせる。
この映画ではドロンはほとんど笑わない。男泣きなシーンの連続である。
劇中ドロンがウインクするシーンが二度ある。一回目は見知らぬ子供と交わす会話の中、二度目は警部を人質にとりヤンから脱走用のBMWを奪いとる芝居をした時。孤独なもの同士のほんの一瞬心がふれあう瞬間をウインクで締める、それが全然キザじゃない、ドロンならではのダンデズム。
ドロンが歩んだ人生、とくに幼少期、両親からまともな愛情を受けられず外人部隊に逃げるように入隊した彼の暗い影がジタンの人生にだぶる。
それゆえ、はぐれ者の孤独感を地のまま演じたドロンそのものがジタンであるかのような錯覚を感じさせる。
この映画は、そんな孤独な一匹狼がふと見せるやさしさと、影のある人生を生きるもの同士のやるせない友情を情感たっぷりに描いている。
やっぱりドロンは影のある男を演じされるとさまになるなあ、みんなドロンのしぐさをまねたものです。
DVDの吹替も懐かしい。久富惟晴の淡々とした吹替は、野沢那智よりもトーンが暗く抑揚にかけるが、本作のカラーにすごく合ってる。
ドロンのかっこよさには、だれもかなわない。

投稿者:Ikeda投稿日:2011-02-21 11:41:17
私の見たアラン・ドロンの犯罪映画の中では、比較的、面白い映画ですが、他のものと同様に犯罪が、如何にも易々と行われすぎ、警察側が間抜けすぎという感じは同じです。それに偶然性が多すぎてフィクションとは言え不自然ですが、宝石泥棒のポール・ムーリスとの出会いは映画を面白くしています。
この映画の本質はジプシーの悲哀を描こうとしたとも思えますが、その意味ではドロンがジプシー社会を救うために強盗するのだと言いながら、その雰囲気が少なく、逆に、恨みを持つ男に復讐するだけのシーンが出てくるのは感心できませんでした。
投稿者:msang投稿日:2010-01-15 01:07:56
アラン・ドロンは「冒険者たち」が一番よくて、ギャング物は微妙な感じが多かったけど、これは一匹狼でも「仲間」への仁義や「筋」はとことん通す役柄がよかったです。ついでですが、獣医になりたい!と思いましたね。
投稿者:ymo1191投稿日:2009-08-18 17:10:05
フィルムノワールなのですが、ジョゼ・ジョヴァンニの世界と言うのは、何て言うか、社会に対するジレンマがあり、社会派なのです。ジャン=ピエール・メルヴィルの世界ですと、犯罪者なんですがアウトローのリリシズムや潔い儚さ(武士道の様な)の美意識がアラン・ドロンをして前面に表現されるのですが、ジョゼ・ジョヴァンニとアラン・ドロンの組み合わせですと、とにかくドロンがジレンマに押しつぶされてしまう悲哀なのです。ですから、ジョヴァンニ作品でのドロンの表情と言うのは他の作品とは違った、色気を押し殺したようなブルーアイなのです。その反面、子供とのシーンにはなんともいえない優しさが感じられます。本作では暗黒街の大物(ポール・ムーリス)と逃走経路が重なっていて、不自然と言えば不自然ですが、ドラマの中では偶然とか、ジタンと大物との仁義みたいな世界を描きたかったのでしょう、この虚構はこの暗くなりがちな作品の興行的作為とみなしました。大物役のポール・ムーリスとドロンは先に、「もういちど愛して」(1971)という教会の神父と司教というコメディっぽい映画で共演しています(これもDVDになってほしい作品)。この時代のジプシーに対する偏見は計り知れない深いものですが、本作でジタンが逃げ果せたことは、フランス人にとってのレジスタンス精神への尊厳でもあるような気がしました。
投稿者:なちら投稿日:2009-05-19 22:56:39
希望を持たせるセリフがあっても、最初から最後までネガティブに支配されている作品。
うーん、悲壮感半端じゃないね。
この悲壮感もA・ドロンが演じているから色っぽいけど、他の人ではどうかな〜?

あんま、A・ドロンの作品て見た事なくて。これはJ・ジョヴァンニの流れで行き会ったんだけども。
何だか何だか、もう、色気にやられるな!あの涼やかな目元は何なんでしょうかねぇ…。
投稿者:スレイヴデイトン投稿日:2009-04-20 12:56:10
「ル・ジタン」もDVDがReissueか。
これじゃ金が幾らあっても足んないぜ。
梅田グランド劇場で封切られたこの作品。
客の入りが酷かったので、1ヶ月も上映されなかった記憶あり。
相変わらずのドロンのカッコ良さと音楽が滅茶苦茶良かったよなぁ。
Package Designも当時のチラシと殆ど一緒だし、これまた即注文!!
投稿者:bond投稿日:2007-07-06 16:06:43
中学の頃映画館で観て、哀しかったのを覚えてる、音楽も良かった。再放送してほしい。
投稿者:幻巌堂投稿日:2003-05-01 11:59:53
官憲への個人的な憎しみがあまりにも露骨に出過ぎた「暗黒街のふたり」に較べ、この作品の完成度にはただただ脱帽だ。自ら暗黒街に身を置きながらも、あらゆる体制にあい入ることのできない一匹狼のジプシーをアラン・ドロンが見事に演じている。破滅に向って爆発するバイクのラストシーンには、しばらく座席から立つことができなかった。
【ソフト】
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