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ウッディ・アレンの 愛と死<未>(1975)

LOVE AND DEATH

メディア映画
上映時間82分
製作国アメリカ
公開情報劇場未公開・ビデオ発売
ジャンルコメディ
ザ・ウディ・アレン・コレクション(20枚組) (初回生産限定) [DVD]
参考価格:¥ 20,572
USED価格:¥ 22,880
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【解説】
 劇場未公開に終わったアレンの傑作パロディ劇。19世紀ロシア文学のムードをうまく抽出していて、一人でマルクス兄弟を演じるような彼の芸の魅力も開花、助演のキートンのスノッブな演技も見ものである。
 まず、開巻の主人公ボリスの家族紹介がふるっている。“50年仲睦まじい両親”が映ると、母は父を思いきり睨んでいる、といったあんばい。彼が“死”を意識したのは、落雷にうたれて灰になった使用人の葬式以来。その晩見た夢は野原に林立する棺の中から出てきたウェイターたちがワルツを踊る光景で、彼はこれで“普通の大人にはなれない”と自覚する。成長し、ナポレオン軍の侵攻があり、一族の集いで出征を強制されるボリス。恋する従妹ソニア(キートン)は、彼の兄イワンにふられ、腹いせに81歳の求婚者との結婚を発表するが、その喜びに老人は心臓マヒで死亡、もう一人の求婚者のイワシ商人と結ばれ、もちろん不満なのでボリスを除く村の大方の青年と浮気をした挙句、彼と再婚することになるが、それは彼が戦争から帰ってから。戦場の描写はまるでチャップリンの「担え銃」(銃は掃除をするうちバラけてしまう)。加えてキートン(バスターです)のパラノイア的おかしさ(突撃ですっ転んだ主人公が起き上がると、退却の自軍に追いかけられる)。帰還した都会で、伯爵夫人との色恋ざたや決闘騒ぎはグルーチョふうのみだらさ。大砲の中で気絶した彼がそのまま撃たれて敵将を倒し、英雄となるのもまたドタバタの法則である。が、面白いのはこれからで、ソニアとの結婚生活(“雪料理”を食べる場面が傑作)のスケッチの後、再び出征となるボリスの不満に妻が同調。ナポレオンの暗殺に赴くのだ。結局、殺そうとした相手は影武者で、ボリスが一人禅問答をしているうちに敵側に消され、捕らわれのボリスも天使の予言に反して、死は終わりでなく“生活費節約の早道”という悟りを得て、あっさり処刑される。この知的な軽薄さ。アレンの正面きった喜劇の中では最良のものだと思う。
<allcinema>
評価
【関連作品】
担え銃(1918)
【ユーザー評価】
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652 8.67
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【ユーザーコメント】
投稿者:ASH投稿日:2007-03-19 22:57:00
【ネタバレ注意】

 深夜放送でさ、観たんだけど、決闘をする際、背中合わせになるでしょ。で、所定の位置まで歩みを進めるんだけど、決められたところに着く前にアレンがクルッと向きを変えてズルをするシーンだけ、メチャメチャ憶えている。

 アレンは断然、初期笑劇時代が好きな身としてはもっかい観たいねぇ。

投稿者:4531731投稿日:2003-08-17 17:14:38
 どこがいいとか言えないですね。全部いいので。ギャグのかたまり。キ印ギャグとかいつものぼやきとかパロディとかいろんな笑いが楽しめる。ウディの「泥棒野郎」からこの「愛と死」までのギャグ映画は全て最高。
【ソフト】
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