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ロング・グッドバイ(1973)

THE LONG GOODBYE

メディア映画
上映時間111分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(UA)
初公開年月1974/02/23
ジャンルミステリー
ロング・グッドバイ [DVD]
参考価格:¥ 1,533
価格:¥ 992
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ロング・グッドバイ

【解説】
 レイモンド・チャンドラー原作『長いお別れ』の異色映画化。そのエキスだけを巧みに70年代に移植した。探偵フィリップ・マーロウがメキシコへ逃した妻殺しの友人が自殺した。一方、別件で行方不明の作家を探し出したマーロウは、彼が死んだ友人夫妻の知り合いだという事を知る。やがて、友人が持ち逃げした金を返せとヤクザが現れる……。ニコチン中毒にして、ソフトもトレンチコートもない(猫まで飼ってる)グールドのマーロウ像が秀逸。“It's O.K. With Me”(TV放映時の“まあ、どうでもいいけど”は名訳)を連発、その台詞にシーンごとのニュアンスを持たせている。ラストは原作とは180度違うが表裏一体のものだ。マーロウ物としてはロバート・ミッチャムの「さらば愛しき女よ」と甲乙つけ難い出来栄え。アーノルド・シュワルツェネッガーがチンピラ役で出演。
<allcinema>
評価
【関連作品】
さらば愛しき女よ(1975)
【おすすめ作品】
A=無難にチョイス B=チャレンジの価値アリ C=発見があるかも!?
[001]Aグロリア (1980)
[002]Aフレンチ・コネクション (1971)
[003]Aダーティハリー (1971)
[004]Aブロンコ・ビリー (1980)
[005]Aビリー・ザ・キッド/21才の生涯 (1973)
[006]A仁義なき戦い 代理戦争 (1973)
[007]A最前線物語 (1980)
[008]Aフレンチ・コネクション2 (1975)
[009]Aガルシアの首 (1974)
[010]A仁義なき戦い 広島死闘篇 (1973)
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
19163 8.58
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【ユーザーコメント】
投稿者:uptail投稿日:2013-11-13 10:11:48
エリオット・グールド
投稿者:4531731投稿日:2013-07-21 08:30:23
主人公の私立探偵マーロウが猫をだまそうとするが猫はだまされない。見た目は同じでも中身が違う示唆が興味深い。
そして、事件が始まってから猫が消える流れが詩的。

アルトマンはたぶん、アントニオーニの「情事」を念頭に置き、換骨代替版をモノにしようと企画していたが
映画会社側にそれを拒否されたと考えられる。この当時からアルトマンとハリウッドの確執は頭をもたげ始めていたのだろう。
マーロウと友人のレックスの服装が白と黒で光と影を示唆しているし、レックスの死は「情事」のアンナの失踪と
同じ意味を持つ。アンナの友人のクラウディアがアンナを捜索する行程がはからずもアンナの記憶の再現を
果たしていたように、マーロウによる死んだレックスの捜索はレックスの記憶の再現として準備されていたはずなのだ。
だが、完全なアート系を目指していたアルトマンに会社がケチをつけ、アルトマンはしようがなく
ハードボイルドな探偵モノとして仕上げたが、最後の最後に「ハリウッド万歳」の歌を最後の抵抗として挿入した。
ラストもあれはあれでおもしろいが、アルトマン自身はぜんぜん違う結末、アントニオーニの「情事」に似た
結末を用意していたのではないか。


投稿者:bond投稿日:2013-02-01 08:34:05
この手の映画は主人公の考えは、心の呟きパターンなのだが、本作では、セリフに出す、独り言になってるのが間抜け。温厚そうでも、許せぬ事にはビシっとやる。まあ、こういうマーロウ映画もあっていいかな。
投稿者:こじか投稿日:2012-12-15 23:33:37
【ネタバレ注意】

アルトマンの作品ってどうしてじわじわくるんだろう。時間が経つほど評価が高くなり、また観たくなる。

投稿者:gapper投稿日:2012-02-03 23:01:06
 アメリカン・ニュー・シネマの雄、ロバート・アルトマンのハードボイルド。

 「聖林(ハリウッド)ホテル (1937)」の曲であるハリウッド万歳で始まり終わるこの作品は、ハリウッド・ルネッサンス(アメリカン・ニュー・シネマのアメリカでの呼び方)を意識してのことだろう。
 ロジャー・ウェード(スターリング・ヘイドン)とアイリーン(ニーナ・ヴァン・パラント)夫妻の住む所のゲートのガードマンが、面白い。
 バーバラ・スタンウィック、ジェームズ・スチュワート、ウォルター・ブレナンなどハリウッドの黄金期に活躍した名優達の物まねがなかなか。
 ハードボイルドは、ハンフリー・ボガートの「マルタの鷹 (1941)」、「三つ数えろ (1946)」を筆頭にハリウッドを代表するジャンルだ。
 新生に於いては敬意を払うのは、当然だろう。

 私立探偵の情けない日常の朝から始まるが、これは「動く標的 (1966)」と似ている。
 コーヒーが無く、前日使ったペーパーフィルターの出涸らしを使うシーンが思い出される。
 ”これもオマージュかも”と勘ぐる。

 刑事コロンボの如くエリオット・グールド演じるフィリップ・マーロウは、風体は冴えないが行動は的確だ。
 フィリップ・マーロウは何人も演じているが、エリオット・グールドの様にとぼけた感じは無く新鮮だ。
 「百万長者と結婚する方法(1953)」や「ミッドナイト・ラン(1988)」でも高額紙幣(千ドル札)が出てきたが、こちらは5千ドル札だ。
 他にもマーロウの住む家は個性的で、エレベーターが独立していて興味をそそる。
 隣もなにやら不思議なヌードでダンスをする女性達で、興味をそそるこういったアイテムが飽きさせない。
http://gapper.web.fc2.com/
投稿者:民謡から演歌まで投稿日:2012-01-09 16:46:05
【ネタバレ注意】

〜猫は人の良いルーザーな彼に愛想を尽かして出て行った…

実は元となる本は未読。これが“Wrong”って言われるってことは、余程素晴らしく、そして本作は元小説とは異なったものなのでしょう。
確かに次から次へと多少の説明はすっ飛ばして展開してゆく物語であり笑えるシーンが所々差し挟まれてたりしますが、登場者たちを追いかけては切り替わるカメラがビシッと構図を決めて綴る様、また夜の街、作家宅を包むガラスに映りこむ木々やら人物…いやストーリー自体も“すっ飛ばし”は兎も角、納得のいくもので、まぁ多少の謎は放置しても良いのではないかな、と。

何かと独り言を言いながら始終キャメルを吸い続ける隣人に親切なプライベイト・アイ…ここは指摘されてますね…いや隣人(Crazy girls)の裸踊り?は後でコメディ的に意味を持ってきますが70'sカルチャーって事なのでしょう。
ドラッグストアと夜の道路を走る車…この車(テリー)の方で“燃える秋”…じゃない、テーマ曲“The long goodbye”が寂寞とドラマ情緒?を煽ってゆき…昼でも暗いバーの中でもピアニストが演奏している…哀愁のこの曲、この後も色々な色彩・趣向で登場します。
ストアのキャットフードについてのやり取りは、山田正紀の“イノセンス(ノベライズ…なのか?)”で、近未来に姿を変えて登場します…バトーがロボットに対して会話する訳ですが。

テリー・レノックスって友達がマーローのアパートに登場し、妻と喧嘩したこと、誰かに追われていることを彼に告げる。
ところが刑事が彼を逃亡幇助で拘束し、「テリーが妻を殺して逃走した」と言う。マーローは友を信じ守ろうとしている…勿論、観客たる僕達も。J. Edgar Hoover(FBIの長官…クリントの新作ムービー主役)が鏡の向うで見てるんだろ?ここにいる理由?ビックゲームでタッチダウンする準備をしてるのさ、makeupで黒塗りの顔…バンジョー持ってたか?AL JolsonのSwaneeやるから伴奏してくれよ。

ところが、三日後に釈放…犯人のテリーが死んで事件はClosedだと告げられる。しかもティファナじゃない場所で。タイミングよく夫(小説家)探しの依頼がその妻から入り、Dr.Vってだけで何で割り出せたのかなどという説明も何も無いまま、ベリンジャー医師を特定し、夫を奪回、そして帰宅したらテリーが横取りした35万5000ドルを返せとテリーの親分なヤクザのオーガスチンから家宅捜索〜脅しを掛けられる。まぁ後は自殺先な現地の検視官が多少絡むが、本作の登場人物は出揃った。

小説家な男…レノックスを訪れた(理由は後で解る…これが謎の元凶)が、彼の妻が死んでいるのを見て犯人にされるのを恐れて病院に身を隠した…その“払い”が$5,000. 勿論、レノックスが妻を殺し逃亡先で自殺したと思っている。オーガスチンに五万ドル貸してるという。
その妻…夫と別れたがっているが、何故か夫の捜索を依頼。テリーは知らないと言うが良く知ってる様子。ピグミーだヤブ医者だと罵ったDr.Vに料金を支払わされた(アルコールの作用?)パーティの後、海に飛び込んだ夫を追いかける〜ってコレは救助の邪魔じゃないの?夫はオーガスチンに一万ドル借りてるという。
ヤクザ…単に持ち逃げした金を探してるだけ。マーローのジェームズ・マディスン(テリーから謝罪の手紙と共に受け取った)にやはりコイツがぁと思ったら…
検視官ら…買収(寄進か…)可能。薬物で気を失った男を射殺するって…誰を射殺?
マーロー…隠してたが遂に明かしたかの妻の物語に納得して刑事へ悪態を吐く。Mrs.ウェイドの車を夜の街に追いかけたら…電灯を映すカメラが揺れて病室に横たわる包帯男…(!爆笑)
犬…執拗にマーローに敵意を示す。ご主人たるMrs.ウェイドの危機を感じる…とまでは言い過ぎか。海辺で吠えてステッキを咥えます。

友を信じて黙秘して真犯人を追いかけたラストの結末がWrong goodbye(友とは明け方の空港で別れたのさ…って事かもね)なのかは兎も角、ハードボイルドらしくはあるね。

※小説版(村上春樹訳)を読みました。
前半は兎も角、最大の違いはクライマックス…終盤に小説家の妻たる女とレノックスの関係が明かされるシーン〜それはシルビア・レノックスと小説家な男(小説では当初拳銃自殺?と思われる)を殺した犯人を追い詰める…
…再登場するレノックスも(レノックスの手紙をポストに投函したという)○△として堂々と※れる小説版の方がグッド。映画版の様な現在進行形じゃない所がまたグッド〜「別物」かもだが、この映画も捨て難い魅力を放っている…

投稿者:TNO投稿日:2011-11-15 03:30:22
こちらのフィリップ・マーロウも良かった。ストーリーは、アラだらけだが、全体としてはかなり面白い。私立探偵なので、主人公に公正さを求めていないところや適度な脱線が、面白くしている。マンションのお隣がヌードダンサーであることは、何ら物語には関係ないが、こういったお遊びが至る所に散りばめられている。ギャングの子分が間抜けなところは、ボガートの路線を踏襲してますね。エリオット・グールドは、ロバート・アルトマン監督との相性がとりわけいいようだ。マーク・ライデルは、役者としてもなかなかのもの。デヴィッド・キャラダインが頭のイカれた囚人として登場していた。
投稿者:noir fleak投稿日:2011-11-11 16:44:24
見終わった後、だんだん印象が良くなってくる。そういう映画だ。
一番いいのは、撮影。カリフォルニア、メキシコの陽光がシーン一つ一つ(特に海が見える室内)に充満している。夜中の海に主人公の一人が入水する場面の撮影もすごい。本当の夜の撮影だが、大変な技法で撮ったのだろう。
ストーリーはとりとめがない。マーロー役のグールドも今いちだ。最初から最後までタバコをくわえているのはやりすぎの演出に見える。(ついでに言えば、ずーっと彼だけが背広とネクタイ姿! カリフォルニアでこんな格好をしているのは、銀行マンか会社の重役だけだ。アルトマンも一応ここだけはフィルムノワールの伝統を踏襲したかったのか。)
それに、1973年という年の雰囲気がいい。もう40年近く前なのに、今とぜんぜん変わってない。70年代というと、ジャズも映画も一段と質が低下した時代だという思いは変わりないが、こういう良作もあった。
投稿者:Ikeda投稿日:2011-06-30 11:41:55
この原作は若い時に読みましたが、もう50年以上経っているので、殆ど覚えていません。チャンドラーとしてはかなり晩年の作品なので、こんなものだったかと思いましたが、この映画はかなり評価は高い割に、私にはあまり面白くは感じませんでした。
とにかく当時のハードボイルド小説の雰囲気が殆どなくて、最初から猫に馬鹿にされ、途中では犬に脅かされるなど、これがマーローかと思うシーンが多く出てくるのも、どうかと思いました。勿論、マーローを、このような人物に仕立てたのも一つの趣向なのでしょうが、事件の捜査段階での繋ぎが良くなくて、ただ都合の良いように話が進行していくのが面白くありませんでした。そのため、エンディングを原作と変えたというのは、どうでも良いと言う感じで、これは「The Long Goodbye」ではなくて「The Wrong Goodbye」だと言う人がいますが、同感です。
投稿者:にゃんにゃん投稿日:2009-09-06 16:34:32
向かいの家のヒッピー、病院のミニー・マウス、酒びたりの大男、
裸になりはじめるマフィアに、人間くさいマーロウ。
濃いキャラクターたちが映画に妙な味付けをしている。
その湿っぽい描き方はいかにもアルトマンらしく、
数あるフィリップ・マーロウ映画の中でも独特の雰囲気を持っていると思う。

「マルタの鷹」が一番好きな私にとって本作はあまり好みではないのだが、
こういうのも悪くないと思う。
ただ、最後だけ取ってつけたようにハード・ボイルドなのは
カタルシスもあったが少し違和感が残る。
投稿者:マジャール投稿日:2008-02-11 09:01:13
なんといってもジョン・ウィリアムズの音楽が素晴らしい。(メキシコでの葬送曲・・)
一癖ある変人ばかりの登場人物、めくるめく倦怠と醜悪さの渦巻く悪夢的世界に惹かれる。そして冴えない探偵グールドのカッコ良さ!!女が運転する車を追って夜の街を走る!(あのラストは、第三の男?)

初見は、上記解説ご指摘のTV吹替え版でした。
中学生の頃、劇場版『宇宙戦艦ヤマト』がTV放映されるっていうんでクラスの皆んなが観ると騒いでた日に、わたしは他局(東京12チャンネル)でやった『マダムと泥棒』を鑑賞、他日、別の局(多分TBS)で放映された『ロング・グッドバイ』を観て大感激!(森川公也さん最高)これは翌日の学校で話題になるだろうと思ってたら、誰も観てない・・・・・・
「おまえら全員はなしにならねえ!」


(ちょっと迷ったけど7点)
(コメント改変)
投稿者:猿渡川投稿日:2007-04-01 10:00:56
バーバラ・スタンウィックのモノマネ結構にていますねぇ。

この映画のサントラも是非出してほしいなぁ!
投稿者:R.C.PPK投稿日:2005-10-02 19:19:15
【ネタバレ注意】

エリオット・グールドは好きな俳優だったし、この原作も大好きだった。だから、今日まで何度か観ているのだけど何度観ても何がいいのか、この映画の良さが分からない。やはり原作を先に読んでいるとダメなのかな。それでもこの映画がOKな人はOKなのだろうけど、「どうしても嫌いになれない男」テリーを、あんな誰が観てもどうしようもないただの遊び人のくずにしてしまったのでは、長いお別れもヘタクレもなかろう、と思ってしまう。このテリー像がOKかどうかでこの作品がOKかどうか決まるのかもしれない。私はまさにそこのところでどうしても引っかかってダメだった。あれじゃ撃ち殺されても文句はいえない。原作よりちゃんとハードボイルドな結末という事で、それはそれなりに良いのかもしれないが…。う〜ん、私はテリーのファンだったのか。エリオット・グールドに実写版ルパン3世をやってほしかったと思うのも私だけだろうか…。

投稿者:NYY投稿日:2005-08-17 16:34:23
エリオット・グルードのマーロウは最高にカッコイイ。
チャンドラーの小説のイメージに一番近いマーロウだと思う。

これはDVD買うしかないね。
投稿者:ASH投稿日:2005-08-17 00:26:10
【ネタバレ注意】

 くたびれた探偵。

投稿者:マジック・マジャール投稿日:2005-08-12 22:52:08
マーロウに扮するグールドがぼやきながら、エレベーターに乗り込み真夜中の街を車を走らせるオープニングの流れからして最高。音楽もシーンごとに上手くバージョンを変えて使われているし、ようやくDVD化されてうれしいです。あとは、「ナッシュビル」もDVD化して欲しいです。
投稿者:アル南郷投稿日:2005-07-27 04:50:21
おしゃべりでお人よし。
でも頭は切れるしどんな危機も(殆んどラッキーで)乗り越える。
そして隣の住人は若い女のヌーディスト。
こんな適当な人生に憧れます。

それにしてもこの映画って全編アフレコなのかな?
だとしたらエリオット グルードって広川太一郎ばりにアフレコうまくない?
投稿者:Tom投稿日:2005-05-02 12:39:26
下の人へ、見るチャンスはいろいろありますよ。たまにローカルのテレビ局でやってますね。チャンドラーの原作とは違うラストシーンにしたからこそ
反体制派のアルトマンの真髄が感動を誘う。マーク・ライデルのチンピラが凄いね。
投稿者:錬金術師投稿日:2005-03-08 00:32:01
俺はLD持ってるからいつでも見られるんだけど、みんなはどうやって見てるの?
DVDでは出てないよね。
早くDVDで発売してね。
投稿者:ジョー樋口2世投稿日:2005-01-19 14:28:11
CDが出ていないのはなんでだ。
みんなこういった映画を撮るアルトマンが好きだったのだ。
エリオットグールドは70年代まではピカピカのスターだったのに
なぜ80年代以降は全くダメになったのだろう。
投稿者:松竹錠投稿日:2004-08-13 07:46:23
【ネタバレ注意】

守衛(ケン・サンソム)の映画キ**イぶりには、テリー(ジム・バウトン)ならずとも、
あきれかえるしかない。
バーバラ・スタンウィック、ジェームズ・スチュワートなどと俳優の名前を言ってくれても、
古いハリウッド映画を観てない者には、どの作品のマネなのかわかりゃしないのだ。
マーロウ(E・グールド)が顔を黒く塗るのは、アル・ジョルスン真似で、
『気狂いピエロ』のJ・P・ベルモンドの残響もたしかに感じられるのだけど。

逆にこの映画が影響を与えたのは、よく似た題名の『ロング・キス・グッドナイト』。
テレビで『LG』を観てる場面があり、深夜スーパーの店員(ロドニー・モス)が、
「猫は飼ってないけど、彼女がいるぜ」とマーロウに歯向かうくだりで、
「どっちもプッシーだもんな!」とS・L・ジャクソンがお下劣なツッコミを入れる。

渡邊元嗣監督のピンク『昼下がり、濡れるOL』(2000)では、主人公のOL・西藤尚が
猫にエサをやる場面があり、キャットフードの箱に「カレー印」と書いてあるのだ!

投稿者:さち投稿日:2004-08-11 10:09:28
探偵物語
投稿者:トレマー図投稿日:2003-11-19 02:20:30
ラストにあの曲を持ってくるところが良い。しかし犬がやたらでてくる。
投稿者:as291投稿日:2003-08-16 16:52:47
公開当時見て痺れました。
ハードボイルド探偵がこれじゃ半熟じゃないかと思いながら観ているうちに
どんどんその世界に惹かれて行く。けだるい雰囲気が全編を覆う音楽と映像、演
技の絡み合いの素晴らしさ。最近のカルト化されてしまったアルトマン監督の
「マッシュ」「ボウイ&キーチ」と並ぶ傑作。
いい加減なようで、優しさに満ちたマーロウ探偵だが、やるときはやるその男
らしさ。最高の男性像です。言うことだけはスローガン的に大きな声でがなりた
て傲慢な精神丸出しだが、その実内心は小心そのもの何も自分では決められない
最低男小泉首相の正反対の男性像です。
投稿者:骨壷投稿日:2002-12-30 20:50:44
エリオット・グールドのマーロウが警察の取調室で、

指紋採取で手に付いたインクを自分の顔になすり付ける場面。

あれは『気狂いピエロ』でジャン=ポール・ベルモンドが顔に

ペンキを塗るところのパロディかな?この2人顔も似てるし。

あ、そう言えば、誰かの本にもそんな事が書いてあった気が…。

さらには、海辺の邸宅の窓ガラスに執拗に映り込む波打ち際の情景。

これは『スタア誕生』からでしょうか。どちらの映画も

邸宅の主人が海岸で溺れ死にする所も同じですね。
投稿者:00777投稿日:2002-12-16 18:30:17
昔、リアルタイムで見た時、こんなヒッピーなマロウ、違うと思い
どうしても、ハンフリボガードのマロウ、ローバットミチャムのマロウと
比較しノスタルジーが足りないと憤慨した。
しかし、今見ると、何故か70年代がノスタルジーになり
70年代が懐かしく、エリオットグリードもカッコイイと思い
一気に、お気に入り。今、こんな渋い役者はいない、街の風景も
いかにも懐かしい。
今、いかにも風景がデジタルぽいのが多いせいか、
70年代のB級映画さえ、今のA級映画よりも、面白い。
あの、フィルムのザラツキに乾杯。
そして、70年代にロンググッドバイhttp://www.bonoru.com/movie22.htm
投稿者:Katsumi Egi投稿日:2001-01-27 08:56:11
 私はアルトマンの中でも傑作だと思います。特にヴィルモス・ジグモンドのカ
メラワークのグルーヴ感がたまりません。本当に全てのシーンでカメラが漂って
いる。
 アルトマン+ジグモンドなら『ギャンブラー』の中の驚異的なズーミングが世
評高いですが、私は『ロング・グッドバイ』の浮游感の方が好き。(この浮游感
はビデオではよく伝わらないかも。)

 ただし、マーク・ライデルが情婦をコーク瓶でいきなり殴りつける暴力シーン
はフィクスだったかも知れない。殴った後、子分達が驚愕して慌てふためく様が
また浮游するカメラワークに戻っている、なんていう呼吸は素晴らしい。

 また、この映画のエリオット・グールドは、多分、全てのシーンで煙草をすっ
ていると思うんだけど、これだけ主人公が喫煙する映画は他に思いつきません。
 そして、スターリング・ヘイドン演じる酔っぱらいの作家の素晴らしいこと!
魅力ある酔っぱらいの造形って映画史上沢山あると思いますが、『ロング・グッ
ドバイ』のヘイドンは10傑に入る出来だと思う。

【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
■ 撮影賞ヴィルモス・ジグモンド 
【レンタル】
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