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ワイルド・ブラック/少年の黒い馬(1979)

THE BLACK STALLION

メディア映画
上映時間117分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(UA)
初公開年月1980/12/20
ジャンルファミリー/アドベンチャー/ドラマ
ワイルド・ブラック/少年の黒い馬 [DVD]
参考価格:¥ 995
USED価格:¥ 5,000
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【解説】
 コッポラ指揮による児童向け(G指定)の枠に収まりきらない芸術性の高さを持ったファミリー・ピクチャー。
 1946年、父とともに北アフリカ洋上にあった少年アレックは、アレクサンダー大王が乗ったという黒馬の生まれ変わりのような荒馬が、同じ船に積まれたのを見た。その晩遅く、船は火事と嵐に見舞われた。少年は父と離れ、海に投げ出される。だが、荒馬が彼を助けた。流れ着いた孤島で、彼はブラックと名付けたその馬と、徐々に友情を育んでいった。やがて、半年も過ぎた頃、彼らは漁船に助けられアメリカへ戻る。が、少年の家の狭い庭ではブラックは不服で、駆け出して町を通り抜け、郊外の、今は引退した調教士ヘンリー(ルーニー)の牧場に拾われ、そこでアレックはヘンリーとともに彼を競走馬として鍛え上げていく事になる……。
 商業映画である以上、大マッチ・レースを頂点にした後半の盛り上げ方はどうしてもついて回るが、しかし、C・バラードの演出はそのあたりもごく控えめで、実にナチュラルな映像詩としての全体の雰囲気を壊さず運んでいく。とにかく、少年と馬の孤島でのサバイバル生活を、音楽と映像の力だけでつづっていく部分が圧巻で、その南洋の自然美に再び戻っていくエピローグがまた感動的。少年が馬と戯れながらいつの間にかその背に乗れるようになるのを、海面下から彼の足だけを捉えてみせるのにも感心した。そして、アルベール・ラモリスの「白い馬」そっくりの砂浜を駆ける少年と馬のイメージのもたらす解放感……。日本では劇場未公開の「ワイルド・ブラック2/黒い馬の故郷へ」に続く。この美しい絵をものにした撮影のデシャネルは、後に同じコッポラのもとで大人のメルヘン「マジック・ボーイ」を監督した。
<allcinema>
評価
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
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【ユーザーコメント】
投稿者:Ikeda投稿日:2014-06-02 10:18:02
子供向けの映画ですが、確かに大人が見ても十分楽しい作品です。無人島でアレック(ケリー・レノ)と荒馬ブラックが次第に親しくなっていく経過がよく描かれていますし、調教師ヘンリー(ミッキー・ルーニー)を知ってからの話も面白いです。
アレックがヘンリーの家の中を見て回ると賞状などが飾ってあって、この中にルーニーが騎乗している写真がありますが、これは彼が24才の時にエリザベス・テイラーと組んで馬を調教する映画「緑園の天使」(1945)の1シーンです。既に59才の彼が孫に近い年のレノと組んでいて自分も子役で鳴らしていた人ですから、さぞ想い出が湧き出て来たのではないかと思います。
それにしてもレノは、まだ13才ながら馬を自由に乗りこなすのには驚きました。この人は生まれて歩けるようになった頃から馬に乗っていたそうですから当然ですが、この映画の後、「黒い馬の故郷へ」と「遥かなる戦場」に出演したけれども自動車事故で怪我をして俳優はあきらめたようなのは残念です。
投稿者:ASH投稿日:2003-02-19 23:42:38
脚本のM・マティソンは本作での仕事ぶりが認められて『E.T.』に抜擢されたんだよね。
少年と黒馬との交流は決して珍しいお話じゃないが、流麗な映像が素晴らしいの一言に尽きる。
コッポラによるゾエトロープ作品ということを差し引いても、過小評価され過ぎな秀作!
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 助演男優賞ミッキー・ルーニー 
 □ 編集賞Robert Dalva 
 ■ 特別業績賞Alan Splet音響編集
■ 撮影賞キャレブ・デシャネル 
 ■ 音楽賞カーマイン・コッポラ 
□ 撮影賞キャレブ・デシャネル 
■ 新規登録作品 
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