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若草の頃(1944)

MEET ME IN ST. LOUIS

メディア映画
上映時間113分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(セントラル)
初公開年月1951/03/06
ジャンルドラマ
若草の頃 [DVD]
価格:¥ 1,200
USED価格:¥ 730
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【解説】
 V・ミネリの出世作で、この仕事が縁で彼はガーランドと翌年結婚した。公開が「若草物語」の後だったので、邦題はこうだが時代はぐっと下って今世紀初めの話で、そうした風物の面白さが巧みに作品の背景におかれている。“The Boy Next To Door”、“Have Yourself Merry Little Christmas”など名曲の宝庫で、純然たるミュージカルではないが、ジュディの唄を愉しむのに最適の一編でもある。とりわけ、博覧会場に向かう市電に乗って唄う“The Trolley Song”の昂揚感は得難く、バック・コーラスのアレンジなど見事なものだ。その演出にも舞台的な良さがある。だが、それ以上に素晴らしいのは、スピルバーグも真っ青の児戯的イメージに貫かれた、ハロウィンやクリスマスの、恐怖感や一抹の寂しさを伴った画面作りで、美術出身らしいミネリの確かな造形センスをそこに見る。中西部セント・ルイスに住む、ごく平均的な中流家庭スミス家の次女エスターは隣家の新たな一員となったジョンに恋したが、勝ち気な彼女は優柔不断な彼に腹を立ててしまい、絶交状態にあったときに父のニューヨーク栄転の話が舞い込み、四女のトゥーティは雪だるまを壊しては泣き、姉と唄を口ずさんではまた涙。もちろん、ジョンと別れ難いエスターとて泣きたい気持ちは同じ。沈んだ家族の心中を察した父は本社配属を諦め、翌年の万博には一家やジョンたちも揃って見物にランタンを下げて繰り出すのだった。世紀の変わり目の改革の気運とノスタルジアとに引き裂かれ、後者を選択すれば結局、おらが村も文明開化であった--という案配。とにかくジュディの魅力全開の一編だ。
<allcinema>
評価
【関連作品】
若草物語(1949)
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
436 9.00
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【ユーザーコメント】
投稿者:いまそのとき投稿日:2014-11-11 15:24:47
アットホーム。絵にかいたようなホームドラマ。絵画的な画面構成が巧み。アメリカ人が好きなミュージカルの中に必ず入る良心作だ。舞台は良き時代。1900年初頭のセントルイス。きらびやかな衣装。路面馬車のトロリーソング。ガス灯を落とすスリリングな恋の行方。と豪奢で当時のアメリカ映画のエンターティメントの質の高さがわかる映画だ。名曲ボーイネクストドアがこの映画で披露された。スタンダードの定番でシナトラの名曲だ。
投稿者:noir fleak投稿日:2013-12-23 11:32:45
が、見てびっくり。まず、A boy next door, The trolly song それになんとあの大名曲 Have yourself a merry little Christmas が本作のために書かれ、皆ジュディーガーランドがここで歌って有名になったこと。最後の曲はポピュラーソングから有名になったクリスマスとしては第3位らしい。1位はもちろんWhite Christmas だろう。次はメルトーメ作曲の The Christmas song あたりか。ガーランドはまだ若いから歌唱力は後年に比べてちょっと落ちるがそれでも勿論立派。この3曲を聴くだけでも本作の価値がある。
初監督作品のVミネリの演出、それに総てのシーンのセットが超豪華であるのもすごい。
Mオブライエンの子役もいいが、母親のMアスター(!)や父親役の俳優もすばらしい。
たしかに世評通りの傑作です。
なお、主題曲は Meet me in St. Loius, Louis といい、映画名は最後のLouis がないのが可笑しい。
投稿者:PhoenixMizu投稿日:2010-05-26 20:50:36
「セントルイスで会いましょう」の歌が印象に残る。古き良きミュージカル映画。
ジュディ・ガーランドが綺麗。こんな顔立ちの人が、本物の美人さんだと思う。歌もうまいし。

演出はスクリーンを背景に使った撮影方法とテクニカラーのカラフルな配色に気が付いた。

おじいさんがすごくかっこいい。お洒落で、孫とダンスができて、「よく我慢したね」とか言って、すごく素敵でした。特にダンスの途中にダンスを続けながらエスターをツリーの近くに連れて行って、次、出てきたらジョンと代わっているなんて、すごく粋な計らい!

全体的には歌って、少し笑えるところがあって、明るい作品なのに、四女のトゥーティが最初から最後まで何回も「殺す」とか「埋める」とか言ったり、雪だるまを壊したりと衝撃的。まだ6歳か7歳なのに。

日本語題が「若草の頃」なのはなぜだろうか。
投稿者:TNO投稿日:2009-11-05 12:51:58
ワーナーの40年代家族ものの代表作。家族の絆と恋愛を中心に古き良き時代から変貌を遂げつつあるアメリカの田舎(セントルイス)が描かれ、万博の開催が背景となっている。隣に引っ越してきた青年に、想いを打ち明けられず、パーティーを仕組んで無理やり2人だけの場に持ち込んだり、姉の長距離電話を家族全員が耳を澄まして聞いていたり、今では考えられないような場面が満載。マーガレット・オブライエンは、氷屋の馬車に勝手に乗り込んでいる。今なら、怖くて他人に娘を預けることはとても出来ないだろう。ハロウィーンの子供たちの行動も描かれているが、現在の家を回ってお菓子をもらうのとは全く違う習慣が昔はあったのだと知らされる。ターゲットにされた家は、悪態を付かれたうえに小麦粉を顔面に投げつけられるので、ショックだったろう。独裁的だった父親は、自分の出世よりも家族を優先し、ニューヨーク行きを断るが、大家族が崩壊した今なら有り得ないことであろう。年代は1903年頃だ。後の1948年に作られる若草物語と映画全体の雰囲気が似ている。出演者も一部が同じで役柄も一緒(メアリー・アスター、オブライエン、レオン・エイムス)。比べるのは、的を射ていないかもしれないが、出演者がこちらの方が地味で、ストーリーにも盛り上がりが欠けており、劣っているように思える。両作品の両親は本作と全く同じだが、若草物語の4姉妹は、それぞれ一人立ちして大女優に育っている。本作の主演のジュディ・ガーランドは、最初しぶしぶ演技をしていたというが、映像でもそれが見て取れる。歌の場面は後から付けているが、明らかに映像では、手を抜いて歌っている。しかし、オブライエンの演技は、本作の不足を補っている。当時6,7歳だったはずだが、泣く場面では、本気でヒクヒクしながら泣いている。ガーランドよりも魅力的に見える。ジーン・ロックハートの娘のジューン・ロックハートも東部の性格のできた娘役で出演。儲け役だ。チル・ウィルスが氷屋で出演。ハリー・ダベンポートは、ピンチに助ける祖父役。ワーナーのDVD音声解説で、ダベンポートをウィルスと誤訳されて紹介されていた。1945年に本作監督のビンセント・ミネリとガーランドは結婚した。ライザ・ミネリはその翌年に産まれている。
投稿者:gapper投稿日:2009-01-14 16:43:40
 一年違いの「誰がために鐘はなる」は、色はきついし粒子も粗い感じだが、こちらはそんな感じがなく特にオープニングの金色は鮮やか。展開も速く、イラつくことはない。DVDの音声解説によると、結構カットされたシーンがあったようで、監督ミネリのバランス感を称えたい。 ガーランドの「オズの魔法使い」に続く代表作だが、一番見せているのは末娘のトゥーティ(マーガレット・オブライエン)。7歳にして既に演技達者。 話は1903年だが、ハロウィンが今と異なるのが分かる。今は近所を訪ねお菓子を貰って行くが、当時は小麦粉を投げつけ”敵”をやっつけ、不要なものを子供たちだけで燃やすという過激なものだ。 一番気に入っている曲は"The Trolley Song"で、個人的には40年代当時のミュージカルのイメージにぴったりすると思っている。万博の予定地を見に行くという場面だが、結局その目的地の沼でのシーンはカットされた。 些細なことだが、父のアロンゾが一家には多くの金がかかり、収入を増やすためにニューヨークへ行くと話す場面で、まるでお金に困窮しているように話すが、あんな豪勢な家に住み服も毎日のように変えているのにそれはないのではないかと思った。 ルシル役のジューン・ロックハートはよく見ていた「宇宙家族ロビンソン」の母親役だったり、彼女の父ジーン・ロックハートは最近見た「群衆」の市長役をしていたり、医者のドナルド・カーティスは、好きなハウゼンの「世紀の謎・空飛ぶ円盤地球を襲撃す」出ていたりと、個人的に”かすっている”感じがある。 この作品の公開の44年といえば、日本は大変な頃のはず。負けて当然な気がする。 私には、ガーランドのヘアースタイルは、モヒカンやリーゼント、おかっぱに次ぐ変てこな髪型に見える。
投稿者:ロビーJ投稿日:2007-05-19 18:47:41
期待していた映画だったんだけど私にはイマイチかな。本作はジュディ・ガーランドの代表作の一つだし、♪「トロリー・ソング」などの名曲も有名だから期待したんだけど話がね・・・。とにかくhendrixさんも言っている通り、とにかく退屈。当時のミュージカル映画としてはダラダラしていて見ているうちに疲れてくる。ジュディの演技やヘアスタイルは本当に可愛くて素敵なんだけど他のキャラクターの場面に確かに重点を置きすぎている。それにジュディの相手役がかっこ悪すぎだった。何であんなやつに惹かれるんだ?ってぐらい。ヴィンセント・ミネリの映画は大好きだけど本作は初めての期待はずれかな。ただ、劇中流れる音楽は素敵で♪「トロリー・ソング」はもちろん、ジュディとマーガレット・オブライエンの可愛らしいミュージカル・ナンバー♪「バンブーの木の下で」や♪「ボーイ・ネクスト・ドア」、♪「セントルイスで会いましょう」、そして今やクリスマスには欠かせなくなった名曲♪「ハブ・ユアセルフ・ア・メリー・リトル・クリスマス」などなどミュージカル・ナンバーは素晴らしい。だから音楽を中心に内容を無視して見ればもっと楽しめたかなとは思う。そして本作は『オズの魔法使』と同じテーマのような気もする。それは一番大切な場所は‘家’だということ。とても素晴らしいテーマだと思うけど気づくのが遅すぎて、今更って感じでした。でもジュディ・ファンであれば見逃せない作品だとは思うので、一応ジュディ・ファンにはオススメしておきます。
投稿者:hendrix投稿日:2006-10-20 01:46:30
ミュージカルなので長回しが多用されているのは当たり前のことだが、一番感心したのはキャメラの位置だ(撮り始めの位置)とてもユニークでおもしろい。

子供達や両親の純粋さときたらディズニーの「ピーターパン」を思い出す。だが演出に雑さが多少見えるし、ドラマに重点を置きすぎて飽きてしまう(三女と四女に焦点を置きすぎている)もう少しジュディを中心にしたミュージカルであれば、まとまりがある作品になったのではないか?
とは言っても四女が雪だるまを壊すシーンは印象深いが。
処女作にしては上出来だが・・・会話が多すぎる。こんなに退屈したミュージカルは初めてかもしれない。 5.5点
投稿者:Ikeda投稿日:2006-01-08 14:44:39
この当時のMGMの音楽映画は、ストーリー中心なのが良いです。「若草物語」とかなり似たシテュエーションですが、ここでもマーガレット・オブライエンが目立ちます。「雪だるま」まで殺してしまうという彼女の一連の描き方がブラック・ジョーク的ですが、この映画の面白さはそこにあると思いました。
勿論ジュディ・ガーランドが唄う「トローリー・ソング」は有名になりましたし、私も好きな歌ですが、どちらかと言えば「オズの魔法使い」でのイメージです。その他の歌は大したことはありませんが、彼女の演技はこの作品が最高だと思います。
それより、お祖父さん役のハリー・ダヴェンポートが80才近くなのに元気で出演しているのが凄いです。出だしで「セントルイスで会いましょう」を唄いながら踊っているのを見て、これより6年前の「牧童と貴婦人」での「ア・ティスケット・ア・タスケット」を踊るシーンを思いだしました。
投稿者:Katsumi Egi投稿日:2000-12-23 07:56:21
 傑作。
 『オズの魔法使い』から5年後、22歳のジュディ。トローリー・ソングの
シーンがとても可愛い。また、これがヴィンセント・ミネリの処女作なのだ!
 
 冒頭から画の美しさはただ事ではない。
 家中の灯りを消して回る長回しの俯瞰ショットといい、ハロウィーンの夜の道
を走るマーガレット・オブライエンのショットといい、このヴィンセント・ミネ
リの演出は素晴らしい。
 マーガレット・オブライエンが破壊的で、「死」にまつわる話ばかりする、と
いうのも面白い。彼女が雪だるまを叩き壊すシーン!

http://www.page.sannet.ne.jp/egi/
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 脚色賞アーヴィング・ブレッチャー 
  フレッド・F・フィンクルホフ 
 □ 撮影賞(カラー)ジョージ・フォルシー 
 □ ミュージカル映画音楽賞ジョージ・ストール 
 □ 歌曲賞ヒュー・マーティン作詞・作曲 The Trolley Song
  ラルフ・ブレイン作詞・作曲
■ 新規登録作品 
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