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わが青春のマリアンヌ(1955)

MARIANNE DE MA JEUNESSE
MARIANNE OF MY YOUTH [米]

メディア映画
上映時間106分
製作国フランス/ドイツ
公開情報劇場公開(東和)
初公開年月1956/04/01
ジャンルドラマ
わが青春のマリアンヌ [DVD]
参考価格:¥ 4,104
USED価格:¥ 5,970
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【解説】
 戦後のデュヴィヴィエ作品としては高く評価されていい一編だろう。多分に文学的傾向が強いが、鬱蒼とした森の神秘性などセットとロケ取り混ぜてうまく出し、主人公の少年二人の美丈夫ぶりも手伝って、寄宿舎ものなど愛好する耽美派の向きにもご納得の作品ではないか。美しい湖を望むインゲリシュタット館で寄宿生活をする身よりのない少年たちの仲間に、南米アルゼンチンから来たヴァンサン(ヴァネック)が加わった。ギターをつま弾き優しい歌を唄い、動物たちにも好かれる彼に作品の語り手であるマンフレートは魅了される。仲間の一部、“強盗団”を名乗る連中は、新入りの試練を与えようと向かいの“幽霊城”と呼ばれる古城へ彼を連れていくが、番人に犬をけしかけられて彼一人おいて逃げ帰ってしまう。が、そこで彼は、自らを囚われの身だという美少女マリアンヌに出会い、心奪われる。そして、その夜は嵐となった。館長の姪のリーズはヴァンサンに焦がれていたので嫉妬し、彼の寵愛する鹿を殺した。やがて、ヴァンサンはただ“助けて”とだけ記されたマリアンヌの手紙を受け取ると、一目散に湖を泳いで渡った。彼女は既に、もうすぐ城主の男爵と結婚せねばならない--と訴える。が、彼女と逃げ出そうにも、巨漢の番人と猛犬に阻まれて果たせず、ボロボロになってヴァンサンは館に舞い戻る。そして、再び、マンフレートと共に城へ向かうが、そこはもぬけの殻で、ただマリアンヌの肖像画が残されるのみだった。仏語版と独語版が、主役以外はキャストを変えて、並行して撮られたという、オーストリアのフィッシェル湖畔を舞台にした、青春のロマン溢れる佳作だが、惜しむらくは、マリアンヌを演じるホルトがただ整った美人という印象で、サムシング・エルスに欠けること。ヒロイン次第で叙情の深みは違ったはずだ。
<allcinema>
評価
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
964 7.11
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【ユーザーコメント】
投稿者:seisakuiinkai投稿日:2012-10-04 01:17:36
結局マリアンヌは実在するのか?そういうことも含めてなんとなくもやもやする作品でした。
まぁ湖とか女の子とか色々きれいなのでそういうとこはいいんですが。WWW.seisakuiinkai.com
投稿者:sachi823投稿日:2012-02-03 20:02:29
高校時代にNHKで初めて見て以来
これほどこの映画に心惹かれるのは、なぜなんだろう。
初恋、青春、美少女、郷愁、別れ、キーワードが
いろいろ浮かびますが、それらでは説明しきれない
心理的に深いものを感じます。
もう当時の感情を取り戻すことは出来ませんが
生涯のある時期に一度だけ共有できる作品かもしれません。
この映画を思い出すたびに自分の残された憬れを感じるのです。
投稿者:mahoutsukai投稿日:2011-06-11 11:56:09
モノクロのがめんで暗い雰囲気なのが謎を強調して、主人公の心理を表している。脇役のシェパードを連れている少年が、主人公のどこか幼い所を強調しているように感じた。高校くらいに見ると印象的か、年を取ってから見るといいかも
投稿者:msang投稿日:2010-02-11 02:40:06
フランス語版で見ました。主人公が寄宿舎に入るには大人すぎるという印象はどうにも否みがたいのですが、何歳の時に見るかどうかというタイミングの問題もあるかもしれませんが、とにかく思春期の目線で見ることを必要とされる映画であるのは明らかでしょう。そうでもなければ窃盗団の悪ガキたちとか見れたものではないし。それを置いても、ヒロインは美しい、と思春期の目線で見ればきわめて印象深い映画であるでしょう、と中年の私が書きたくなるような映画ではありました。

投稿者:さち投稿日:2008-07-11 00:38:10
良かった
投稿者:赤星渉投稿日:2007-05-19 01:52:57
50歳代の女性ファンの多いデュヴィヴィエの名作「わが青春マリアンヌ」ですね。10代に見た時の文学的な香りが忘れがたくて、学生時代京橋のフィルムセンターで楽しみに見た記憶があります。でもこの映画、20過ぎの私には少々甘すぎて、10代の印象とは随分異なる感じを持ちました。19世紀回顧趣味と言おうか、大戦間を懐かしむ貴族的な匂いと言うか?第二次大戦を経た50年代にこうした映画が撮られた事になにか違和感を覚えた記憶があります。10代前半の少年・少女達の[大いなる幻影」なのでしょうか。思い出の中に浮かぶ名作なのではないでしょうか
投稿者:Cinema Fan投稿日:2005-10-10 23:27:24
大変思い出に残る映画です。
ビデオも見ましたが、ヴァネク版もブーフホルツ版もさほど違和感はありません。何しろ周りが皆同じですから。
マリアンヌ・ホルトはその後イタリア映画で見た記憶があります。あの映画では、すばらしく美しかったですね。
あの映画の舞台になったボーデン・ゼーが気になって、湖畔の町へ行き、ボーデン・ぜーを渡って、バスでノンシュバイン・シュタット(映画の始めにちらりと出てきました)へ行きました。
セリフの中に、"マリアンヌはかって、三国に影がまたがる館に住んでいた"
と言うのがあります。
三国とは、ドイツ、スイス、オーストリーでしょうから、国境が接するあたりが舞台なんでしょうね。但し、原作、映画に出てくるハイリゲン・シュタットと言う地名は無いそうです。
あの映画は原作の味がよく出ていました。原作は神田あたりで探せば、見つかるかもしれませんね。本の原題は "残酷な(哀愁の)アルカディア" ですが、それで思い出しました。
どなたかのアニメに、"わが青春のアルカディア" と言うのがありましたね。
きっとそのアニメの作家も、この映画のファンだったのではないかと、勝手に想像しています。
所で、どうしてDVD が出ないんでしょう。
(注 アルカディア・・・ギリシャ神話に出てくる桃源郷)
投稿者:maldoror投稿日:2005-06-05 22:33:25
【ネタバレ注意】

そりゃヴァンサンとマリアンヌの幻想的文学調青春詩劇でしょうが、象徴的な表現を美しく使いつつも、通俗的なドラマ展開を決してないがしろにしてないところを評価したいと思います。

その最たるものがヴァンサンに横恋慕するリーズ(リーザ)ちゃん。彼に迫るときは常に裸になる(笑)。ひどい末路も含めて彼女こそ映画史に残るアンチヒロインではないかと。

投稿者:けいちゃん投稿日:2005-01-12 21:55:38
自分の青春時代を思い出す時に、なくてはならない映画です。
「幸福への招待」「アンリエットの巴里祭」と合わせて、私の中のベスト3です。
仏語版のヴァンサンは老けているとの意見が多い様ですが、個人的には違和感はまったく感じません。画面に自然に溶け込んでいると思います。
ホルスト・ブッフホルツは生理的に受け入れ難い俳優でもあり、独語版は見たくないという気持ちの方がが強いです。
ピエール・ヴァネクが独語を旨く話せなかったので、仕方がなくドイツ人俳優を使ったのではないかと、一人納得しています。


投稿者:Ikeda投稿日:2004-08-20 14:18:38
湖を隔てたロマンスとして「乙女の湖」を思い出させる映画ですが、こちらは不可解な現象などを取り入れている点で雰囲気は大分違います。ジュリアン・デュヴィヴィエは色々なジャンルを手がけていますが、このような作品も得意だと思います。寄宿生の中で主役の年が上すぎるようなことが不自然ですが、湖や湖畔の描写は非常に良いです。これもモノクロだからでカラーでは、ここまでは行かないでしょう。映画としては、「乙女の湖」よりも良いと思いますが、俳優に関してはジャン=ピエール・オーモン、シモーヌ・シモンには及びません。 
なお、私が見たのは仏語版で、独語版は見ていませんが、キャストについても知らない人ばかりなので、調べてみましたが、ヴァンサン役は仏語版がピエール・ヴァネク、独語版ではホルスト・ブッフホルツで、ナレーターもやっているマンフレ役は仏語版がジル・ヴィダル、独語版ではウド・ヴィオフのようです。
投稿者:りょうい投稿日:2004-05-26 09:31:34
ヴィンセンント役はホルスト・ブーフホルツかウド・ヴィオフかだと思います。確かに仏語版のピエール・ヴァネックは老けていますね。そこが仏語版の弱い所です。6月NHKBSで放送されますが、こちらも仏語版ですね。
めったに放映されないのにとても残念です。
投稿者:tax投稿日:2004-01-12 23:12:15
cario様、独語版だとピエール・ヴァネックじゃないんですか?
この映画は私にとっては、15〜6歳のころのベスト映画でした(リアルタイムじゃないよ)が、大学生になって、京橋のフィルムセンターで見たときには、相当に落胆した覚えがあります(ヴァネックが老けすぎてて)
話としては、少年期の夢想なのであって、現実感を持つ年齢になると辛いんですね
デュビビエ映画としてはランクが低いようですが、あの夢のような湖畔の絵が忘れられません
投稿者:cario投稿日:2002-08-11 01:34:41
独語版のテープを所有しているが、たまたま仏語版が放送されて見る機会があった。同じテーマでも演じる人の雰囲気の違いでかくも違う映画になるのかと驚いた。マリアンヌに恋するヴァンサン役は独語版の彼以外は考えれない。

○2005年1月18日追記
古いビデオをDVD化しているうちに、久しぶりに見た。
先日NHKで仏語版が放送され見たが、やっぱり独語版のほうがいい。
日本人は仏語版が好きなようだが(女性たち)、原作はドイツの『痛ましきアルカディア』だそうだし、「ドイツロマン主義」を表現するには独語だろう。
また本編中けんかを売られた主人公が「国(アルゼンチン)では僕にかなう者はいなかった。」と言う。繊細な中にも硬派のイメージが必要だろう。
ちなみに「ルートウィッヒ・神々の黄昏」は映画もDVDも伊語だが、独から輸入したDVDは独語なのだ。これだと画面に風格が増し、不思議に別の映画のような気がする。
投稿者:じん投稿日:2000-10-01 22:47:25
この映画は私のベストワンです。
まあ、ベストワンってのはたいていは個人的な思い入れが
強いので、万人にはお薦めできません。
しかし、この映画は多くの方がお好きなようで、
松本零士さんの「銀河鉄道999」に登場するメーテルという、
謎の美女はこの映画のマリアンヌからインスパイアされたもののようです。
この映画はいわゆる「青春映画」ではなく、文芸的などと言われますが、
ある意味、20歳前後に見ないとよくわからない映画です。
まだ、20歳前後の方がこれを見ていたら、是非、見てみると良いと思います。
雨の降る寄宿舎の天窓を、学生たちが見つめるシーンは絶品です。
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