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わが谷は緑なりき(1941)

HOW GREEN WAS MY VALLEY

メディア映画
上映時間118分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(FOX=セントラル)
初公開年月1950/12/29
リバイバル→IP-84.6
ジャンルドラマ/ロマンス
わが谷は緑なりき [Blu-ray]
参考価格:¥ 2,057
価格:¥ 1,000
USED価格:¥ 1,504
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わが谷は緑なりき

【解説】
 幼いR・マクドウォールが父を呼ぶ、冒頭の爽やかなヨーデルのような掛け声が耳について離れない。J・フォードの美しい人間讃歌である。19世紀のウェールズの炭鉱町。ヒューはモーガン家の末っ子で、家の男達はみな炭鉱で働く。学校ではいじめられっ子でも、皆の励ましで悪童に立ち向かい認められる芯のしっかりした少年だ。石炭産業は不況で、賃金カットに抵抗し、組合結成の動きが高まり、長兄イヴォーを始め、一家の若者たちはその先鋒に立つが、父(D・クリスプ)はこれに反対。息子たちは家を出、姉のアンハード(M・オハラ)とヒューだけが残される。新任の牧師グリフィド(W・ピジョン)と姉は秘かに魅かれあっているが、禁欲的な彼を前に、姉は不本意な結婚を承諾、南米へ渡る。川に落ちた母を助けて凍傷になったヒューを親身に励まして以来、グリフィドとは固い絆で結ばれ、彼の奨めでヒューは文学の世界に目覚める。が、長兄が事故死し、ヒューは止むなく学校を中途で辞め、兄に代わって働く。姉が実家に戻った時、グリフィドとの心ない噂が立つが、牧師は卑俗な村人の心を責め、教会を去っていく。ちょうどその日、落盤で父までが犠牲になるのだった……。不幸なことばかりの少年時代だが、成長した彼にはあくまでその月日は麗しく尊いもの--と語るフォード節に泣かされること必定の名作。オスカーには、作品、監督、美術、撮影(A・ミラー)、助演(クリスプ)、装置の6部門で輝いた。当初は西ウェールズでのオールロケが予定されていたが、大戦勃発のため、サン・フェルナンド・ヴァレーに広大なオープン・セットが建てられた。
<allcinema>
評価
【おすすめ作品】
A=無難にチョイス B=チャレンジの価値アリ C=発見があるかも!?
[001]A駅馬車 (1939)
[002]A怒りの葡萄 (1940)
[003]A第三の男 (1949)
[004]Aプラトーン (1986)
[005]A情婦 (1957)
[006]A教授と美女 (1941)
[007]A捜索者 (1956)
[008]A放浪記 (1962)
[009]A白い恐怖 (1945)
[010]Aモダン・タイムス (1936)
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
28251 8.96
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【ユーザーコメント】
投稿者:sachi823投稿日:2014-08-30 11:40:37
少年の頃見ていてつらい場面も多かったのですが、
人々の善意や困難に立ち向かう勇気に感銘を受けました。
人生を多少とも経験した今見ればまた違う感想をもつかもしれません。

投稿者:呑気呆亭投稿日:2012-11-27 16:56:21
劇映画をサイレント作品から継時的に見てくると、その内の幾つかの作品が既に「神話化」しているように感じられる。このジョン・フォ−ド作品も、家族の末っ子であるヒュ−の回想から物語は始まって、冒頭のシ−ンで丘の上に父親と立つヒュ−に姉が“ヒュ−−イ”と呼びかけ、ヒュ−が“アンハラ−ド”とまるでアルプスに響くヨ−デルのようなボ−イソプラノで答える。この「アンハラ−ド」という不思議な響きの名前と、この姉を演ずるモ−リン・オハラという女性の一種人間離れした中性的な美貌と佇まいが、この作品の「神話化」を決定する。夫婦と六男一女の汗と埃にまみれる労働を神聖なものとする家族の団欒の描写は、失われた「家族」というモノの原型を奇跡的に描いて、見守る者に不思議な涙を催させる。その家族が資本の論理によって崩壊する。資本家の賃下げに対してユニオンを作って対抗しようとする息子たちに向かって、家長たる父親は“我が家の息子たる者が「ソシアリズム・ナンセンス」を語ってはならない”と言って退ける。悲劇はここから始まり、「神話」は英雄たちの彷徨と死によって完結する。興味深いのはその後のアンハラ−ドの成り行きと、家族の崩壊からなお四十年弱をこの谷で過ごしたヒュ−の生活がいかなるものであったかということだが、フォ−ドはそのことについては一言も語ろうとはしていない。http://d.hatena.ne.jp/nanjakuteituisho/
投稿者:bond投稿日:2012-05-27 09:06:42
ロディ・マクドウォールの子役デビューだったのか。人間を見つめる優しい眼差しに満ちた、善良な映画。
投稿者:Normandie投稿日:2011-06-13 22:22:05
真の豊穣とは苦難の中にこそある・・少し感動しました。
「怒りの葡萄」「素晴らしき哉、人生!」とコレは古き良きハリウッド映画の良心です。
投稿者:gapper投稿日:2011-01-28 22:57:31
【ネタバレ注意】

 アカデミー賞5部門取得のジョン・フォード監督作品。

 資本家に支配され、牧師ではなく助祭に辱められ、噂により辱められ、低賃金で働き事故で命を失う谷。
 そんな谷を緑と賛美するというのは、理解しがたい。

 だがそこにフォードの描きたかったテーマがあるのだろう。
 贅沢におぼれ、甘やかされて育った者に真の成長が無いと言うのは生命の基本原則だ。
 真の豊穣は、苦難の中にこそある。
 少年とフォードを重ね合わせて考えたい。
 コメント題を”わが谷は、今なお緑なり”としたが、緑は必ずしも現実の物ではない。

投稿者:uptail投稿日:2009-05-22 19:04:17
モーリン・オハラ
投稿者:william投稿日:2009-03-03 02:25:10
これがヒューマニズム、人間讃歌なんだと思った。
投稿者:民謡から演歌まで投稿日:2008-12-06 19:36:21
【ネタバレ注意】

エリートな学校に入学しようとする辺りから俄然面白くなる。
「炭鉱」もの?何かなぁ〜って思ってたが、炭鉱(内部)の映像は素晴らしいです。

まぁその前は、労働組合は社会主義の悪魔だとか、少年と母親(夫に対する誹謗を一蹴する演説)が寝たきり?になったり、少年の姉とプラトニックな愛情を抱きあう牧師が少年を歩行させたり…一家の主たる父親の承諾を得ないと発言出来ない食卓〜まぁウチの親爺も昔人間なんでまぁ何か解るけどね。絶対に自分が間違ってたなぞとは言いません。何が正しいかなぞは関係なく、ただ逆らうなら「出てけ」って言うだけ。

「お受験」で算数の問題を。幾ら幾らの風呂オケに毎分何リットルの水を入れたら何分で一杯になるか、但し風呂オケには穴が開いていて毎分何たらリットルが…何で穴の穿いた風呂オケに水を?どうかしてるって母親がナイスです。
で、まぁ少年は学校に通うんだが、ド頭で田舎者な少年をバカにする教師〜それを受けて悪ガキが少年の木製筆箱をぶっ壊して殴りあい…少年ヤラれてます。喧嘩は相手が死のうが障害者になろうが知ったことか!って人間の方が絶対強い(筈)。まぁ父親が男の傷は勲章だとか(言ってないか…)傷1つに付きお小遣いを与えるとか言って拳闘の得意な人間に少年を仕込ませます。これで少年も一目置かれた様子…が教師(佐野史郎じゃない)が棒状のモノで体罰を…って「復讐」が結構な楽しさです。

少年は見かけ通りに成績優秀…けど憧れ?の炭鉱で働くようになる〜あのブラザーの奥さんとは何も無かったのかねぇ〜ってのは兎も角、煮え切らない牧師との愛を捨てて社長のご令息と結婚した姉が戻ってきて…牧師との愛人関係(彼女と結婚前にキスしたのが最初で最後なのに)が町の噂に…出てゆく牧師(男は欲望を持つ〜でも自分は断つ、勃つが断つ?…真実の人…優しく強く、そして正しい(かどうかは人類の誰も解らないが))…って所で一家の父親が事故に。これはちょっと泣けます。

何が気に入らないって、あの教会の副司祭!〜結構な憎まれ役を思いっきり表現しててボコボコにしたいランキングNo.1であります。

投稿者:ちゃぷりん投稿日:2008-03-14 21:45:34
22分でリタイア。ファンには悪いけど、ジョン・フォードは自分にとって化石監督だ。
投稿者:Odd Man投稿日:2007-07-22 23:55:07
炭鉱物に駄作なし?
徹底したヒューマニストして最大の監督なんだろうな。
投稿者:マジャール投稿日:2007-04-23 01:56:04
フォード作品のモノクロ画面が訴えかけるイメージの豊かさには、ただただ脱帽。緑なす田園と、人々の人情。観ていて涙が出るほど美しい。
“珠玉の名作”という言葉はこの映画のためにあるんじゃないか。
こういう映画、大好きです!
投稿者:o.o投稿日:2007-04-22 23:12:07
全てが悪い方向へと向かっていく物語なのですが、それを悲惨で暗いものとしてではなく、美しく結晶した思い出として描いているのが素晴らしいと思いました。一家の長である父親を、労働者階級を描く時のお約束的な、ひたすらなる頑固親父としてではなく、筋は通すものの、どちらかと言えば穏やかな人物としているところに好感が持てます。また、陽気だが、いざとなったら断固たる行動を取る母親も魅力です。あえて不満を言えば、主人公の少年がほとんど非の打ち所のない良い子であるところでしょうか。

教師に残酷な体罰を加えられた主人公に、怒った周りの大人達が「お前が望めば奴をぶちのめす」と意思を確認し、主人公がそれを断っていったん収まったものの、腹の虫が収まらないボクサー崩れが学校へと報復に乗り込み、結局は教師をすかたんに叩きのめしてしまうエピソードは爽快でした。この元ボクサーがいい味を出していて自分は好きです。落盤事故が発生した炭鉱に取り残された主人公の父親の救出を志願するところが恰好良かったと思います。

苦労するためだけに生きているのではないかと思えるような親というのが昔はいたなあ、という感想です。
投稿者:龍勝利投稿日:2006-06-14 10:52:27
小さい頃は、テレビ放映で観ては常ににがい思いが残った。素晴らしい人々が決して幸せにはならないからだ。最近は映画館での上映をチェックしては足を運ぶ。時代も国も異なる物語なのだけれど、なぜか郷愁を誘われてならない。小学生時代を過ごした大牟田市は、もう炭鉱町の面影がないと聞く。映画の主人公と同じく、自分も歳を重ねたという事だ。
投稿者:さち投稿日:2006-04-11 05:35:38
よかった
投稿者:J.T.投稿日:2005-03-19 08:33:56
【ネタバレ注意】

地味ですけどしみじみする映画ですね。ストーリーを振り返ってみても淡々としたエピソードの積み重ねしかありませんから、ぼうっと見ていればつまらないといわれるかもしれません。炭鉱町が没落していく時代に焦点を当てて、環境の激変やそこで生まれる世代の対立、悲しい恋愛などが描かれていて、それはそれで町の物語として成立しているけど、それだけなら陳腐です。この作品がほかの作品と比べて格段に上だと思うのは、それらのエピソードを、大人に成長する少年の微妙な時期と重ね合わせて描いている点でしょうか。主人公の少年の好きな人たちがそれぞれに悩みながらみなばらばらになっていき、最後には少年の世界観の大黒柱ともいえる父が死ぬ。物語はそれだけですが、この映画では、それらの出来事が無邪気な少年を人生の苦さを知る大人への扉にいざなったということが、しっかり描かれています。成長した主人公が消滅する町を捨てていくとき、懐かしい人々の記憶をもう一度、愛惜の念でしみじみ思い出す。その情感がこの映画の最大のポイントであり、名作たるゆえんでしょう。故郷は遠きにありて思うもの。

投稿者:Ikeda投稿日:2005-03-17 12:27:40
ジョン・フォードの名作の誉れ高い映画ですが、昭和26年に見た時は、期待しすぎのこともあって、それほど好きでな作品ではありませんでした。この映画の背景が日本人にとってはまだ実感がある頃でしたから、戦後復興期の私達にとって、昔に引き戻されるように感じたのだと思います。当時は日本でも炭坑がまだ操業していて、それに伴う労働運動があった事も関係があるかも知れません。
最近見直して、イギリスはウエールズ地方の炭坑に住む人達の生活を人情的に描いて、確かに傑作ですが、若い頃に見た印象は拭えませんでした。然し、イギリスは日本と同じように家長制度が厳格だったので、次男以下の不満分子が祖国を捨てて独立したのがアメリカ合衆国ですから、アメリカでは共感を持って見る人が多かったと思います。それに関連して、最初に息子二人がアメリカへ行くと言っているのに、最終的な落ち着き先がアフリカ、カナダ、ニュー・ジーランドなのは、これがアメリカ映画だけに微妙な所です。
配役には名優が揃っているので安心して見られます。ドナルド・クリスプはオスカーを得ている位ですから当然ですが、サラ・オールグッドが素晴らしく、母親の愛情がイギリスであるか否かを問わず偉大である事をよく表現しています。ただ、子役のロディー・マクドウオールが、後の作品に比べると意外にパッとしない感じはありました。
投稿者:ワンダフルピヨひこ投稿日:2003-06-29 18:49:43
いいよなぁ。なんか町全体がひとつの「家族」て感じがした。誰かの幸せをみんなで祝い、誰かの不幸をみんなで分かち合う。時にはすれ違いもあるけれど、心の底では互いを認め合ってる。とても爽やかだった
投稿者:bun投稿日:2002-10-14 10:01:17
冒頭のモーリン・オハラの「ヒューーー」と呼ぶ声が谷間に響き渡るシーンからドップリとこの世界に嵌る。何度見ても素晴らしい映画だ。
投稿者:アリョーシャ投稿日:2002-10-13 01:37:58
何度見ても素晴らしい。バックに流れる音楽を聴いているだけで目頭が熱くなってきます。ヒューを演じたロディー・マクドール、その姉役のモーりン・オハラ、父親役のドナルド・クリスプほか役者も皆素晴らしい。
投稿者:pukaki投稿日:2002-07-28 11:09:44
カトリックの国イタリアとはまたちがったかたちで描かれたプロテスタントの国イギリスの家族愛。いいですよね、質素で清らかで。欲をいえば、もうちょっと牧師役の人が素敵だったらよかったかな。でも、あんまりよすぎてたら、家族愛から恋愛モノに重心が移って中途半端になってたかも。
投稿者:空三郎投稿日:2001-07-17 10:02:49
最近、CGを馳駆したアクション映画が多く、映画本来の心にしみる感動作品が少ないのは残念です。映画にサーカスショー的なものめずらしさを期待する人はそれでいいかもしれませんね。
映画の原点にたち返ると、昔の、この系の映画は生涯忘れない名作で、心を豊かにしてくれます。
この映画は、映像がリアルですし、ファーストシーンのきれいなこと。
末息子の目をとおして、物語は進みますが、家族愛と別れを細かく表現しています。この家族の中心は父親のようですが、最後に残るのは、やはり母親です。
家庭は母親なんですね。とにかく素晴らしい映画です。
この映画のリメイク版というか、イタリア映画「鉄道員」もいいですよ。
投稿者:ゴーストタウン投稿日:2000-05-16 00:51:17
学校でいじめられた主人公に、村の飲んだくれの炭坑夫達が喧嘩のやりかたを教えるシーン。いじめを無視したひいき好きの教師を二人でボコボコにするシーン。心ならずも良家に嫁いで行ったあの若い頃のモーリン・オハラの美しさ。食わんがためにストに参加しなかったことから裏切り者扱いされ、敢然と仲間達に「亭主に文句があるなら私にかかって来い」と直訴する肝っ玉母ちゃん。アイルランド魂ここにありちゅうやつやないか〜! と我が学生時代の親友“テツ”は怒っております。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
■ 作品賞 
 ■ 助演男優賞ドナルド・クリスプ 
 □ 助演女優賞サラ・オールグッド 
 ■ 監督賞ジョン・フォード 
 □ 脚色賞フィリップ・ダン 
 ■ 撮影賞(白黒)アーサー・C・ミラー 
 □ 劇映画音楽賞アルフレッド・ニューマン 
 ■ 室内装置賞Richard Day白黒
  Nathan Juran白黒
  Thomas Little白黒
 □ 編集賞James B.Clark 
 □ 録音賞E.H.Hansen 
■ 監督賞ジョン・フォード 
■ 新規登録作品 
【レンタル】
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