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惑星ソラリス(1972)

SOLARIS

メディア映画
上映時間165分
製作国ソ連
公開情報劇場公開(日本海)
初公開年月1977/04/29
ジャンルSF
謎の惑星『ソラリス』とは…? そこには不思議な姿の生命が存在し その豊かな海は理性を持つ有機体と判明! これらの謎に挑むモスクワの近代科学陣が 宇宙船で軌道ステーションに出発する!
1977年の全世界的SF映画ブームにさきがけてGWに放つ堂々3時間の超巨篇!
アンドレイ・タルコフスキー 傑作選 Blu-ray BOX(初回限定)
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【解説】
 近未来、未知の惑星ソラリスの軌道上に浮かぶ宇宙ステーションで異常事態が発生。その調査のために科学者クリスは地球を出発する。到着したステーション内は荒れ果て、先発の3人の科学者は皆、狂気の淵に立たされていた。そして、クリス自身も数年前に自殺したはずの妻ハリーの姿を目撃し、言い知れぬ衝撃を受ける。だがそれは、人間の意識を反映して具現化させるソラリス表面のプラズマ状の海の仕業だった……。ポーランドの作家スタニスワフ・レムの『ソラリスの陽のもとに』をタルコフスキーが映画化。ソ連製SFの代表作であると同時に、人間の潜在心理の持つ力を巧みに描き出した傑作。ソラリスが--いや、結局はクリス自身が--生み出した妻の幻影の描写など、まるで“愛の暴走”とでも言うべき狂おしさに溢れ、ラスト・シーン、クリスの意識を満面に受けたソラリスが創り出した情景には、深い郷愁の念を思い起こされる。“意識”の定義を大きく揺るがされる事だろう。ソラリスの海こそが、心の鏡であったのだ。これは、その鏡を覗き込んでしまったために、想いに取り憑かれた男の悲しい物語なのかもしれない。
<allcinema>
評価
【関連作品】
ソラリス(2002)リメイク
【おすすめ作品】
A=無難にチョイス B=チャレンジの価値アリ C=発見があるかも!?
[001]Aストーカー (1979)
[002]Aノスタルジア (1983)
[003]Aパリ、テキサス (1984)
[004]A博士の異常な愛情 (1964)
[005]A2001年宇宙の旅 (1968)
[006]Aサクリファイス (1986)
[007]Aストレンジャー・ザン・パラダイス (1984)
[008]A誰も知らない (2004)
[009]Aローラーとバイオリン (1960)
[010]A3-4X10月 (1990)
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
30256 8.53
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【ユーザーコメント】
投稿者:呑気呆亭投稿日:2015-02-21 18:40:22
冒頭の沼のシ−ンからして妖しく美しい映像が展開される。水・流れ・意識・記憶がこの作品のテ−マなのだろう。映像の隠喩は錯綜していて難解でありしかも娯楽性がある。展開されるドラマの背後に垣間見える“人間とは?”という問いかけが晦渋ではあるが何処か知的な興奮を覚えさせるので、若いころに見たときの退屈さと眠気を覚えることがなかった。ラストの映像は何度見ても衝撃的で実際に「ソラリスの海」を覗き込む感覚を観る者に覚えさせ、荘子の“胡蝶の夢”を思ったことだった。http://d.hatena.ne.jp/nanjakuteituisho/
投稿者:4531731投稿日:2013-06-27 11:56:37
宇宙船は流刑地のようだし、登場人物もみな科学者でお互い博士と呼びあうが、誰ひとり学者らしくないのが特徴。
みな、ナゾに悩まされながら、学者らしく理論を掲げてナゾに立ち向かうわけでもなく、
ただ一般の精神疾患の患者のように苦悩している。
主人公のクリスは、ある女性に再会する。亡霊は死を思い出す。これほど思い出したくない思い出もないだろう。
クリスと彼女のセックスシーンは禁忌の極みであり、丸でネクロフィリアのように不気味だ。

幻想が「自分は人間だ!」と主張する時、逆に人間は「自分は幻想ではないのか?」と苦悩する。
そういうソラリスの怖さもすべて宇宙の未知ではなく、人生や生活に起因している。その点が考えさせられる。
つまり、未知は遠い異世界で人類を待っているのではなく、人々の身近に潜んでいる。
真の未知とは、知りたくない、或いは、認めたくないがゆえの未知なのだ。つまり、未知(苦悩)は尽きることがない。
その、どこに行っても普遍の人類の悲哀をタルコフスキーは巧みに描写してみせた。
http://p.booklog.jp/book/118502/read
投稿者:sachi823投稿日:2013-06-15 21:50:31
レムの原作も読みましたが、やはりタルコフスキー・ワールドに
魅了されます。2001よりもさらに哲学的な深みを感じさせる内容に
なっております。その時の精神状態や体調によっても
見方が変わる作品かもしれません。
水や火、ブリューゲルの絵画、
風や水に流れる藻、無重力の抱擁、
それらの過剰なほどの装飾が
作品を感性豊かなものにしていて、
心地よさを感じました。
亡き妻に対する愛欲に加え、父母に対する
狂おしいまでの思慕の念に感服いたしました。
投稿者:namurisu投稿日:2012-12-01 14:13:28
惑星ソラリス≦ソラリス
投稿者:にゃんにゃん投稿日:2011-11-13 21:37:28
神経質なまでに美しい映画。
時間の流れがこれでもかと遅く、物語の起伏は限りなく少ない。
後半はかなり面白くなるが、前半は非常に観客の忍耐力が試される。
完成度の高さは評判通りだが、映画の世界観に入り込めるか否かで評価は大きく変わってくるだろう。
投稿者:william投稿日:2010-11-17 02:34:06
SFと一言では表せない、この深い精神世界を織り込んだところがタルコフスキー作品の醍醐味。
めくるめく映像美もさながら、首都高の映像を延々と映し続ける不思議さというか不可解さもこの作品の持ち味を高めている気がする。
投稿者:こじか投稿日:2010-10-06 22:53:53
普段はこうじゃないのだが2001年と比較してしまった…。
どっかでもう一度観なければ。
投稿者:ピンクガンスモーキン投稿日:2009-07-29 16:45:00
【ネタバレ注意】

水草が敷きつめる小川の表面を枯葉が一枚すっと流れていく――この最初のカットがすでに、神経質かつ吝嗇ともいえる非妥協的スタイルを予告したとおり、全篇緊張感に満ちたスローテンポのサスペンスSFムービーで、便宜的に、80分の2部構成になってはいるが、濃密な時間の流れを味わえるので、断じて長くはない。それどころか、もっと長くても構わないほどであった。

技法的に言えば、ひとつのパンにしてもズームにしても、観る側の予想よりも数段遅く、たっぷり時間をかけて動く。だからといって、パンの先やズームの先に「何か目新しい対象」が捕捉されるわけではない。つまり、通常なら「客に見せたいモノ」へとカメラが迅速にパン(ズーム)し、そうやってカメラが動くたびに「小さなカタルシス」を与えられるわけだが、ここでは異なる原理が支配しており、ゆっくりと進むカメラの運動、微妙に変化する映像だけが、「見せたいモノ」のほとんどすべてを構成している(たとえば、それは後半の図書室のシーンで、ブリューゲルの絵画『雪中の狩人』を、舐めるようにして、何度もあちこちから切り取っていくカメラに象徴されるだろう)。
ときおり、垂直方向に地面に散らばった物を撮ろうとする志向は、いかにもタルコフスキー調だ(普通カメラを垂直にして撮ると、モノが上にあるか下にあるか、分からなくなる危険がある)。

内容的にみると、最初の30分は老人の物語で、それが、じつに静謐な雰囲気を作っている。控え目な子役たちは、主として、老人たちの重苦しさを浮き立たせる機能を担っている。そして「老人たちの様子がおかしい」ということだけが、当初、観客に与えられる情報で、やがて中年の主人公(西田敏行に似ている)が原因究明のために出発することが分かる。

35分頃、ちゃぷりん氏も指摘した「首都高」を走る映像は、たしかに、並走する日本的なタクシーや、屋上の「コロナ」だの「観光バス」だのといった看板が読めてしまうのでツラいのはツラい。が、それでも延々と続きそうな気配のおかげで、じわじわと不思議なトリップ感覚をもたらすだろう。

40分頃、ようやく、舞台は宇宙へ。ステーション内には4人の中高年の専門家だけが滞在しているはずなのに、謎の女や子供が走り回っている、というので(座敷わらし的な)不気味なサスペンスが鮮明になる。彼女らがどうやって発生したのかは分からない、が、決して幻影ではない、という露骨なパラドックスの提示。
この後、一応(擬似)物理学的に理由づけがなされるが、妄想的なシチュエーション(ドラッグ系か)のまま、ラストまで引っ張っていく。

ドラマの演出としては、むしろ下手だろう。タルコフスキーは、むしろ、感動を犠牲にして、映像そのもの、あるいは時間そのものを巧みに調理してみせており、それだけで「8点」は行く。

思いきり俗な見方をしてしまえば、僻地でダッチワイフに夢中になるオッサンの話だ。
(以下、極度のネタバレ。注意。)
しかも、「俺は死ぬまでここにいるぞ」と欲望全開の決意まで表明する。アホである。しかしながら、ラストで老父にすがりつくのは、罪悪感丸出しの構造、と言えよう。たとえば終盤の会話シーンで「恥を知らなくてはダメだ」というのが繰り返されるのも、その一端を担うし、妻ハリー(のクローン)が去ってしまうのも、主人公に芽生えた恥と自責の反映だろう。
だから、どうした!
これが哲学かって?いやいや、もちろん違う。ただの「道徳」である。
俺流コメント終了。
(ネット上では多くのレビュアーが哲学風を吹かせているようだが、俺はそういう切り口を選択しない。「テーマは愛だ」と美化したがるレビューも、断じて是認できない、というのも、仮に「愛」の話なら、オヤジにすがりつく必要はないからである。あくまで「セックス→堕落→恥→反省」がテーマ。そして、こういったテーマのすべては、ここでは結局、さほど重要ではないのである。)

投稿者:D・クリストファー投稿日:2007-02-08 22:54:20
【ネタバレ注意】

学生の頃見たときは、何が何だかわからなかった。衝撃のラストも意味不明だったし、かなり根気を持って見なければならない映画だったな。
でも、久方ぶりに見たら、よく分かるストーリーじゃん。
リメイクも見たけど、やっぱ、オリジナルには到底及ばない。俳優も宇宙船も肝心のソラリスの海もムードは、断然こっちが上。海は、やっぱ、リメイクの紫ではなく、静かに蠢くあの海の方が、生きているというカンジがあった。
寝る前にちゃんと見るまでもなくVTRを流しているだけで、部屋のムードが変わるのでイイね。

投稿者:フェニックス投稿日:2006-07-02 22:00:56
【ネタバレ注意】

この映画では、自分が思い描いたことが現実化するということで、楽しいもの、望むものを思い描けばいいのでは、と単純に考えるがみんな悩んで自殺する者まで出るところをみるとそうでもないのか。みんな悪夢が出てきてるような感じ。出てくるのは生物のみ?
最後主人公はソラリスから出られずあんな幻想を抱いたのか、出はしたが、もともと帰った場所が最初からソラリスの中だったのか、謎は残る。
けっこう長い。静かな映像をたっぷり堪能するには家でのビデオ・DVD鑑賞向き。

投稿者:さち投稿日:2005-05-26 11:23:45
どうしてもキューちゃんのと比べてしまう
投稿者:ぶくろう投稿日:2005-05-15 11:18:04
相当な体力を要します。初見の方は心してかかるべし!
投稿者:ちゃぷりん投稿日:2005-04-03 09:00:55
リメイク版も良かったが、ソダーバーグとキャメロンが不要と判断したケルビンの家族の記憶と自然の描写が、このオリジナル版を優位に立たせている重要な要素なのです。首都高のシーンは微妙。看板の文字をロシア語にデジタル処理しても、違和感は変わんないか。
投稿者:yoshi1900ololol投稿日:2005-02-08 00:05:42
を先に観ていて、それは眠くてしょうがなかったのだけど、
これは、かなり良かったですね。
どうして、ここまで差を感じたのか
自分でも不思議だ。
投稿者:SPHYNX投稿日:2004-11-12 10:43:14
【ネタバレ注意】

長く感じる映画で、まだまともにみたことはありません。なぜかまどろんでしまい、どこかで寝てしまいます。しかし、強烈な後味の映画です。存在についての考察が、延々と展開されているような印象を受けました。気味悪い夢のような映画だと思いました。見終わった後、ぐったりする映画です。美術館で絵をみまくった後のような感覚というか。大切なものを失ったことがある人にとっては、打ち震えるような内容の映画ではないでしょうか。タルコフスキーのほかの映画もみてみたくなりました。

投稿者:nehane215投稿日:2004-01-11 15:08:44
う〜んSF。う〜んソラリス。
自分があの宇宙ステーションに行ったら何が出てくるんだろう・・・?
ソラリってみました。
リメイクも観てみよっと。
投稿者:ASH投稿日:2003-06-07 19:08:37
良作だとは思うが、時にたゆたう映像がに強烈な睡魔を誘い全編鑑賞するのに2回も観るはめになった映画。さっそく「タルコフスキーへの冒涜」論が噴出したソダーバーグ版『ソラリス』だが、映画としては僕はリメイク版の方へ軍配!タルコフスキー信者(意外と多いので発言に注意が必要)にとってはアメリカナイズされた『ソラリス』は噴飯ものかもしれないが(上映時間も短い)、余分なのもを削ぎ落として作るということは決して悪いことじゃない。

SF映画ファンにとっては、『2001年宇宙の旅』と並んで観なくてはならない通過儀礼の映画。
投稿者:篭瀬山投稿日:2003-05-30 19:47:00
あなたは深淵を覗き込む。深淵もあなたを覗き返す。あなたはそこに何を見るか?映し出された自分自身か?映し出す深淵そのものか?この映画はおそらく前者の為に作られた。人は自己にこそ溺れやすい。だが「俺」には深淵が見えたのだ。深淵は「俺」より空虚で孤独で寂しげだった。そんなこと、ほとんどの「俺」は気づきやしないが。なに特別なことはしていない。眠たい映画にゃ寝てやればいいのさ。2
投稿者:投稿日:2003-01-27 01:49:08
【ネタバレ注意】

わだかまりが現実化してしまうほどの悩みはないでしょう。
心を癒すものが単に反射的に生じた未知の物であるというとてつもない断絶が深い涙を誘います。
この作品に「ノスタルジア」と名付けた方がわかりやすかったかも知れませんね。
スタニスワフ・レムともめないで済んだかも知れません。

投稿者:トリガー投稿日:2003-01-13 15:54:46
「スフィア」「イベント・ホライゾン」など数々の映画に
多大な影響を与えたSFの傑作。
SFというと未来やファンタジーのような感じを受けるが
これは生命の存在意義を訴えかける非常に哲学的な内容。
鑑賞後、今までになくブルーになった映画です。
投稿者:tobj41投稿日:2003-01-13 15:26:32
 人は生きているのではなくて生かされているのだとタルコフスキーはサクリファイスかなんかのインタビューで答えているのを何かで読んだ。記憶は能動的ではなくて受動的である。何となくソラリスは月のような(見えない部分)気がする。人は現実をそのまま見る事は出来ない。”それ”を見る際には絶対的な命令が働く。それがどうしてそう思うのか、何によってそう思わされているのか。それは自分を信じるのではなくて人間の尊厳、そうさせている流れ、もっとも普遍的な祈り、持続によって自分の”ななめうえ”?の眼差しからの視界の一部として誠実に生きる事を発見したうえで思わされる問であろう。信じるとはどういうことなのだろう?ストーカーに於いて極限まで突き詰められたもの。ノスタルジアに於いてその静かな持続は戻る事が許されない差異として運命に名を変えそれを”ノスタルジア”というそれでのみありえる場所として。”詩人が見る狂人と称される人物の映像”。力ではなくて持続する信じるこころ。
 この心境(こころ)、それをのちにロシア(ノスタルジア)という名前でタルコフスキーは言うがそれは現実的なロシアと言う事ではない。その冷戦のさなかロシアとは云わずソビエト連邦という戦後のある点(終わり)を脅威とした差し迫った世紀末に於いての愚徹さとしての世界認識。坂口安吾は文学のふるさととして差し迫った時間を示しているが、このふるさとはここにおいて冷戦という特異な環境においてじわりじわりとした持続する場所(以後ノスタルジアによって決定的な心境として打ち出される)として現れる(死というさけられぬものを伴い)。この意識はソビエト特有のものとタルコフスキーは言っているがそれがどこでも生まれるわけではないものでありまた誰にも分からないものであってまた、それに無関心ではいられない我々がそれを幾度も眺めその都度言葉にしながら自分の人生を揺らし続ける。
 ソビエトは彼をゲリラとして(国家に対する脅威)見なしそれに伴って作品はより愚徹さとしての正義を示し、タルコフスキーにしか見えない場所(ノスタルジア)がより具体的になってきた。
 だから映画自体がその実践であるから生々しく、具体的に身に詰まる映像として僕らにのしかかってくる。”待つ”という事が以後の作品に於いて何にも変えられない実践となる。だが本作以前から一貫したものでもある。タルコフスキーは後に亡命するがこれは自由な制作の為という簡単なものではなく、うまく言えないが”危機として突然訪れたもの”のような気がする。
投稿者:徘徊爺投稿日:2002-03-26 18:21:14
もう十数年前に観た映画だが、人間存在とは何か?意識とは何か?という哲学的思索に耽るとき、いつも「ソラリス」という惑星と、この映画の出来事を思い出してしまう。
投稿者:カトウスタール投稿日:2001-08-20 13:15:08
上にも記載されていますが,デジタル・リマスター版のDVDは凄かったですよ。とにかくクリア! 逆に言えば,これまでのタルコフスキー作品がいかに傷だらけ,汚れだらけであったか。水草の緑,光の反射する雨,美しくもまがまがしい「海」,どれもがこれだけ綺麗であって初めて活きるというものです。

それから凄いのがチャプター画面の迫力。アートなステーション内部の画面にロシア語が散りばめられ,異様なまでにエキゾチックで。13か国語の字幕が選べるのですが,その表記もやっぱりロシア語なので,日本語の字幕を選ぶのにすっごく手間取る……と思ってたらやっぱり不良品だったようで,あっという間に店頭から回収されてしまいました(笑)。いまお持ちの方は貴重品かも。

投稿者:けいぞう投稿日:2000-05-10 01:32:33
タルコフスキー監督作品ということで敬遠する人もいるかと思いますが、通俗性と芸術性を併せ持った傑作、あまり眠くなりません。特にラストシーンは、その光景が脳髄に叩き込まれて一生忘れられないのではないかと思えるほど、衝撃的です。それまで演出も特撮も抑え目で通してきたのが、結末でいきなり大掛かりな特撮を仕掛けてきます。その特撮がソ連製ゆえ拙劣なのだが、そのことが監督の情熱とあまりにもミスマッチなため、かえって異様な迫力を生んでいます。このラストシーンの真意が何なのか、僕にはいまだにわかりませんが、例えるなら「逆マトリックス」ではないかと。「マトリックス」は「この世界は仮想現実だ、みんな目覚めるんだ」という話だったが、こちらは「仮想現実でもいいじゃん」という話だ、と解釈しました。そう考えると結構危険な映画だともいえます。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ パルム・ドールアンドレイ・タルコフスキー 
 ■ 審査員特別グランプリアンドレイ・タルコフスキー 
 ■ 国際エヴァンジェリ映画委員会賞アンドレイ・タルコフスキー 
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