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忘れじの面影(1948)

LETTER FROM AN UNKNOWN WOMAN

メディア映画
上映時間87分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(国際映画=東宝)
初公開年月1954/07/03
リバイバル→IP-78.9
ジャンルドラマ/ロマンス
世界名作映画全集 忘れじの面影 [DVD]
価格:¥ 1,480
USED価格:¥ 1,349
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【解説】
 ツヴァイクの小説『未知の女の手紙』の映画化で、製作は主演のフォンテインと当時の夫ウィリアム・ドージャーのランバート・プロ(この一作で解散し、二人は離婚)。20世紀初頭のウィーン。決闘を明日に控えたステファン(L・ジュールダン)は一通の名も知らぬ女からの手紙を受け取る。そこには、彼がピアニストとして嘱望されていた頃に彼の隣室に住んで、初恋を胸に母と共に移転したが、その後ウィーンに戻り彼と再会、素晴らしい一夜を過ごした--という女の想いが切々と綴られていた。そして、再度会った時には彼は既に娘を忘れ、想い出の夜に宿した息子は病死。本人も今や死の床にあると手紙は告げる……。フォンテインのナレーションに連れ、回想が艶やかに流れる、ウィーンっ子オフュルスの面目躍如たるメロドラマの傑作。淡い恋をこれほど大切に抱えて生きられるのもまた幸福、と思えてしまう甘美さに浸れる。
<allcinema>
評価
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
864 8.00
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【ユーザーコメント】
投稿者:こじか投稿日:2012-10-01 22:26:00
何もかも完璧。素晴らしい映画。
投稿者:gapper投稿日:2011-09-04 01:55:52
 ジョーン・フォンテイン主演の純愛ドラマ。

 欧州の雰囲気を思わせる作品でハリウッド作品らしくないが、これは監督のマックス・オフュルスがドイツ人ゆえだろう。
 リザ(ジョーン・フォンテイン)が、階上に越して来たピアニストに一方的に恋をしてすれ違いのまま終わる話だ。

 この当時の感覚であれば、純な恋心が素晴らしく感動的な作品だが現代的に見るとストーカーまがいだ。
 父親のステファン(ルイ・ジュールダン)には、妊娠したことを告げず責任の取りようもないし、子供のステファン(Leo B. Pessin)は実の父を知らない子供にしてしまう。
 打ち明けられない状況ではなく、打ち明ければ結婚し幸せになれたかも知れず疑問が残る。
 どう見てもリザの気持ちだけで決定した我侭だ。
 父のステファンは、プレイボーイで遊びなのか本気だったのか疑問もあるがリザと別れて以降不振だということは本気だったと解釈できるのでますます疑問。

 こういう風に考えると現在の捉え方の方が理にかなっている。
 究極的な恋愛物にしようとしたことで、ストーリーに無理が生じたのだと思う。
 しかし、それでも無理だと思わない人たちもいるわけでこの辺が映画の面白いところだ。

 マックス・オフュルス監督は、夫だったからかジョーン・フォンテインの美しさを理解している。
 白いバラに毛皮のコートも白で最もジョーン・フォンテインが映える色だ。

 列車のコンパートメント風のボックスで、ロール絵を流して旅の風情を楽しむアトラクションはなかなか貴重な風俗シーン。

【使用されているクラシック曲】
 29分頃の楽隊が演奏している曲は、ヨハン・シュトラウス一世の”ラデツキー行進曲”。
http://gapper.web.fc2.com/
投稿者:has42120投稿日:2010-08-03 22:56:39
ジョーン・フォンテイン
投稿者:sora*投稿日:2009-11-29 15:52:42
【ネタバレ注意】

原題はLETTER FROM AN UNKNOWN WOMAN。悲しくも切ない愛の物語、といえば内容の予想はつくかもしれない。主人公が少女のときに隣に引っ越してきた音楽家に恋をする。それ以来彼女の人生は音楽家を中心に動き出す。数年後、音楽家と再会した彼女は素敵な一夜を過ごす。音楽家には自身のことを何も告げない彼女。次の朝音楽家は旅立ってしまい戻ってこなかった。その一夜で息子を授かった彼女は別の男性と結婚する。そしてある夜偶然にも音楽家と再会、その後彼女の全てを懸け訪問するも音楽家は彼女のことを覚えてはいなかった。間もなく息子と彼女はチフスで亡くなる。亡くなる直前に音楽家宛に手紙を書き、彼女の存在と音楽家と”共に過ごした”一生を告白する。 手紙を読み音楽家は遥か昔1度だけ挨拶した少女と、昔一夜だけ恋に落ちた女性を思い出し、彼もまた心の奥底で彼女を求めていたことに気付き涙する。観た後で悲しい気持ちになる映画だが、とても美しく素敵な映画だった。
手紙はこんな言葉から始まる。「人生に誕生日は2回ある。1つは生まれたときで、もう1つは人生が動き出したときだ」少女は音楽家に恋をし人生が動き出した。今の自分の人生は動き出しているだろうか。

投稿者:uptail投稿日:2009-05-25 10:58:57
演出:10
演技:10
脚本:10
音響:10
投稿者:ピンクガンスモーキン投稿日:2009-01-03 07:33:01
【ネタバレ注意】

妄想ブス少女の「年の差」恋愛モノ。それにしても、昔は「年の差」ラブストーリーって多かった。沢尻エリカとか三船美佳とか、スキャンダルにはなるけど、映画・小説にしたがる人って、最近いないねえ。
その辺の事情、だれか研究すれば?

さて、これも早熟娘(略して“ソー娘。”別に略さなくてもいいけど)の不良願望を満足させるタイプの映画だ(後半は「玉の輿」願望も充足、ついでに「子捨て」願望も、か?すげえな)。

ジョーン・フォンテイン(当時すでに31歳)が、15歳以降の妄想系のブサイク少女を演じ(開始から55分もティーンズのまま)、思いこみが強く、再三、他人の部屋に忍びこんだりする。
かたや、女遊びが好きなピアニスト役、ルイ・ジュールダン(当時29歳、今年90歳)は、この“痛い”少女(“ガール・ネクスト・ドア”?)に全然興味なし。

やがて1度きりの情事が成就。
10年後、若干熟女化して再会。

とはいえ、『見知らぬ女からの手紙』という原題に誇張はなく、「思い出せねえなあ。こんな女、居たっけ?いつセックスしたんだ?忘れたなあ。」という感じで、舞い込んだ手紙を読む始末。
むしろ『忘れじの面影』という邦題が誤解を招く。そんなロマンチックな話じゃないぜ。

やたら平均点が高く、好意的レビューが並ぶが、それほどでもない。
通俗的な話なので…せいぜい6〜7点じゃ?

ロビーJ氏も言及しているが、やはり面白いのは、45分ごろの初デート(ラスト・デートでもある)。人力メインの深夜の遊園地(“プラーター”)に雪が積もり、情緒的だ。1900年頃の話だけに、1897年に出来たばかりの観覧車もチラ見せ。
遊園地の表面的な意匠ってのは、100年間変わっていない(人力から電動になったというだけのこと)。オフュルス監督(本作ではオーパルス名義)の狙いは、その辺かな。

投稿者:ロビーJ投稿日:2007-12-15 03:05:19
この何日間か母方の祖父母の家に行っていたので、前に500円DVDで買っていた本作をやっと鑑賞しました。皆が寝てから見たのでもう夜中だったのですが、どんどん引き込まれてしまい、ラストには涙が溢れ、胸が締めつけられました。
一人の男性をずっと想い続ける気持ち。なんて切なくて美しいのでしょう。ジョーン・フォンテインの見事な演技が何よりの本作の魅力でしたが、私のお目当てはルイ・ジュールダンの方で彼の相変わらずなハンサムさにも感激でした!同じ女性だからということもあるのでしょうが、フォンテインの気持ちは痛いほど伝わってきました。誰でも大切な人を想い続ける気持ちって絶対にあると思うから・・・とにかく感動です。
フォンテインとジュールダンが夜にデートをする一番幸せなシーンがやっぱり特に印象的で、いろんな国へ行ったかのような窓の背景が変わる車両や甘いダンスシーンなど本当に美しかったです。
という訳で久しぶりに心に深く沁みこむメロドラマを見たという感じです。本当に何もかもがとにかく美しかった。
投稿者:Odd Man投稿日:2007-07-23 00:05:02
抑制ゆえか。
さすがメロドラマの「巨匠」とか、狂おしくも甘美の極み。
投稿者:Ikeda投稿日:2006-02-21 17:56:55
とてもアメリカ映画とは思えない作品で、初期のデヴィッド・リーンを思いださせます。いつまでも一人の男を忘れられない女性の悲しさが胸にしみいる名作で、相手の男にとっても悲しい結果になるところに哀愁があります。
ジョーン・フォンテイン自身もこの作品が好きだと言っていたようですが、私も彼女の作品の中でも屈指の演技だと思います。ルイ・ジュールダンも好演ですが、彼女の前に影が薄い感じがしました。「たった2週間」という台詞が効果的に使われ、白いバラが印象的でした。
投稿者:アリョーシャ投稿日:2006-02-20 16:04:18
今では絶対に描かれることはないであろう、一途に一人の男性を思い続けた女性の物語。まさにリストの「ためいき」がぴったりの情感あふれる作品。J・フォンテインが最初はあまり冴えない少女から、成人してからは輝くような美人になり、そして死んでゆくまでのヒロインを見事に演じている。
でも、これほどの美人を忘れるはずはないと思うけどもね。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
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