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ウルガ(1991)

URGA
CLOSE TO EDEN

メディア映画
上映時間119分
製作国フランス
公開情報劇場公開(シネセゾン)
初公開年月1992/07/25
ジャンルドラマ
忘れかけていた家族のきずながここにある。 雄大な自然の中で描かれる美しい愛の叙情詩。

【解説】
 中国の草原の真ん中で、乗っていたトラックが事故を起こしてしまったことから、モンゴルの遊牧民族ゴンボ一家のもとへ身を寄せることになったロシア人セルゲイ。ゴンボ一家の素朴な生活ぶりは、家族とは何か、人は何の為に生きるのかを無言のうちにセルゲイに問いかけているかのよう。男は家畜の世話をし、力仕事をし、酒を飲み、SEXを求める。女は糸を紡ぎ、子供に微笑みかけ、家族を愛する。ただそんなことの繰り返しこそが、人生そのものであり、それ以外を求めるのは人間として不遜だとさえ思えてくる。何よりも広大な草原と大きな空、その画面を観ただけでも感じる人は感じるだろう。一方で派手な仕掛けも何もないストーリーに退屈する人もきっといるはず。人間や動物がいかに小さな存在であるか、それを感じたとき、なんということのないシーンでも何故か涙が出てくる、良質な、というより誠実な映画。
<allcinema>
評価
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
219 9.50
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【ユーザーコメント】
投稿者:Ikeda投稿日:2009-09-24 11:16:59
内モンゴルの広大な草原の中の一軒家に住むゴンバの話で、その風景描写がBGMの良さも手伝って、のどかにに描写されているのが素晴らしいです。そして助けたロシア人を一家揃って歓待し、二人で町へ出てからのストーリーも純朴な付き合いが気持ちの良いし、所々にうたた寝する場面があり、そこに出てくるファンタジックなシーンも面白いです。
特にセルゲイが曽祖父の名前を聞かれて涙ぐみ、背中の楽譜の刺青を見せて歌う「満州の丘に立ちて」に聞き覚えがあるので、興味を引きました。日本では日露戦争が終わった頃「ここは、お国を何百里 離れて遠き満洲の・・」と歌う「戦友」がありましたが、同じ頃のロシアで、これが戦死者を悼む歌だったとは知りませんでした。このメロディは後にベンチャーズが唄った「さすらいのギター」に使われていますので、知っている人も多いと思います。
投稿者:Bava44投稿日:2007-03-31 16:15:28
フランス資本のロシア映画(フランスの製作者って、こういうの得意だ)。ヴェネチア映画祭グランプリ。

内モンゴルを舞台にロシア人(馬鹿)とモンゴル人家族の交流を描く前半と、買い物に街へ出て近代に触れるモンゴル人の姿を描き、独自の文化が喪失していくのを見せる後半に分けられている。

単調な映画だと予想していたのに、映像・音楽共に結構ドラマチックなものがあって中々見ごたえがある。ミハルコフは軽いタイプの人間なので、人間それでいいんじゃない?みたいなところがある。しかし、それだけではなく彼は詩を理解できる人物でもある。人間の喜怒哀楽をそのまま受け入れることができるような器を持っている。
まあ本作は多少散漫な印象を受けるが、個人のアイデンティティーについての映画であることには間違いないだろう。(尚、ミハルコフは本作以降、アイデンティティーの喪失に対抗するため(?)過去に対する愛着に偏執していく。)

スタローンをリスペクトしているのは『デッドフォール』があるため。案外兄弟仲いいのかな?
92年キネ旬ベストテン第6位 7.5点
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 外国語映画賞 
■ 金獅子賞ニキータ・ミハルコフ 
□ 外国語映画賞 ロシア
■ 作品賞ニキータ・ミハルコフ 
□ 外国映画賞 監督:ニキータ・ミハルコフ(フランス=ソ連)
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