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悪い種子(たね)(1956)

THE BAD SEED

メディア映画
上映時間130分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(WB)
初公開年月1957/04/04
ジャンルホラー/サスペンス
悪い種子 [DVD]
参考価格:¥ 710
価格:¥ 6,980
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【解説】
 ある少年が溺死するという事件が起きた。クリスティーンは、少年の持っていた筈の金メダルを、娘のローダの机の中に発見する。ローダがメダル欲しさに少年を殺したのか? そして、自分の中に殺人鬼の血が流れていることを知ったクリスティーンは、ローダと共に無理心中を図るが……。W・マーチの原作を基にした舞台劇の映画化で、舞台版でも主役を演じたP・マコーミックの“恐るべき子供”ぶりが話題を呼んだ。85年にTVムービー「死の天使レイチェル」としてリメイクされた。
<allcinema>
評価
【関連作品】
死の天使レイチェル(1985)
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
220 10.00
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【ユーザーコメント】
投稿者:ファルド投稿日:2016-05-07 16:12:59
何と言っても、ローダ役のP・マコーマックにインパクトがあった。怒った時の顔や性格が怖すぎ。結末は悲惨だが、ローダと掃除夫のリロイ(H・ジョーンズ)のやり取りが結構面白かった。
投稿者:TNO投稿日:2015-08-31 05:01:00
サイコパスの少女を必死で守ろうとする母親の物語。50年代後半から60年代初めのアメリカ映画には、タブー視されていた社会問題を殊更ショッキングに取り上げてドラマ化する流れがあったように思う。「風の遺産」、「噂の二人」、「サイコ」、「招かれざる客」などは、どこか似た雰囲気がする。物知り顔で解説する登場人物が必ず存在するのも特徴的だ。ブロードウェイ舞台劇の映画化で、主要キャストは舞台からそのまま持ってきているので、少々過剰気味ではあるが熟練の演技が見られる。この映画の登場人物の中では、圧倒的に少女のパティ・マコーマックの存在感が大きいが、主役は何といってもナンシー・ケリーだ。凛とした上流階級の妻が、悩みおののき壊れてゆく様は、とても説得力があった。ただ、信頼している夫に一言の相談もしない部分には、少々疑問が残った。アイリーン・ヘッカートは、出演者の中では最も日本人に馴染がるのではなかろうか。登場場面は少ないながら、主役を食う演技。ジョン・ウェインに歩き方の演技を指南したといわれるポール・フィックス(ケリーの父親役)は、私の知る限り登場時間の最も長い映画。使用人で少女と絡んでくるクセのある人物を演じたヘンリー・ジョーンズも良かった。
投稿者:さとせ投稿日:2013-12-01 06:15:55
一人娘で可愛がられているローダは凄く負けず嫌いで何でも1番でないと気が済まない。ある時、自分が負けた生徒が水死してしまい何故かその子のメダルをローダが持っていた。疑う母だが否定するローダだが使用人はローダの悪意に気付いていて・・・。

無邪気で見た目が可愛い女の子が残酷さを秘めていて実は殺人を起こしていた・・・という親にとっては恐ろしい物語を映画化。
演出もスリリングでサスペンス性もあり見応えがあって親としては悲しいラストと天罰も見ものでDVDにはローダがコメンタリーとして登場している。
投稿者:uptail投稿日:2013-11-04 14:18:50
アレックス・ノース
投稿者:4531731投稿日:2013-07-21 08:35:43
権力の悪意に満ちている有害な作品。権力には敵がいるが、彼らは自分の敵を、共通の敵として観客(アメリカ国民)
に刷り込み、認識させる装置として、この映画を製作したと考えられる。
情報操作の特徴として、意見がひとつしか用意されていないということがある。これはまさにそれだが、権力の敵とは
誰だろう?それは国民だ。中でも生まれながらの知性を有し、大勢の他人の注目を集める人々だ。
権力は敵(知性)を根絶やしにするために、この映画の悪役にかわいらしい少女を据えた。ヒロインである少女の姿は
じつは、権力が考える敵の姿だ。快活で利発、親は中流以上で発言力もあり、邸宅も大きく、使用人もいる。
一般的に地域を支え、社会に貢献する人材であるこれらの人々は、この映画の登場によりアメリカ国内では、
一瞬で敵に変わったことだろう。一般大衆は知性を見たとき、そこに敵を見るのだ。
そして大多数は操作されていることを認識せずに操作され、自分たちにとって有用な人材を自分たちの手で排除する。
国民の団結は防止された。陰謀の本質とは、「結果はじつは目的である」ということだ。

表向きはいい子だが、裏では言葉遣いも悪く、私利私欲のために殺人まで行う少女。ハリウッドの伝統として
敵は徹底的に悪く描かれる。笑 それが、知性であっても共産主義であってもイスラム教であってもだ。
「あなたの子もこうかもしれませんよ。どうか監視して干渉してください」という軍事的な意志が映画の核にあるが、
つまり、この作品が発表されたあと、アメリカでは家庭不和が頻発したに違いない。
この作品は家庭を壊す力、人間の絆、信頼を断つ力を持つ。
操作されている自覚が無い両親は、自分の子供に疑念を抱き、常に干渉し、子供は子供でそんな親に反発する。
この系統の作品が、のちのアメリカに連続殺人や幼児性的虐待の土壌を形成することになったといっても過言ではない。
もちろん、この映画ひとつではない。似たような装置がいくつも製作されたとは思う。

子供が弾くピアノ曲がおもしろい。これはフリッツ・ラングの「M」の口笛を踏襲している。
また、この単純なピアノの旋律がよほどの効果があったらしく、かのマルグリット・デュラスが影響を受けている。
デュラスは自身の作品「モデラート・カンタービレ」や、監督作である「ナタリー・グランジェ」でこの曲を流用している。
デュラスの場合、ピアノの旋律は親子の断絶を意味していた。


投稿者:ダークリーママ投稿日:2011-06-24 21:47:13
DVDのコメンタリーは聞いていてとてもおもしろかった。映画は舞台を見ているような感じがしたが、実際舞台とほぼ同じキャストと知って納得。場所が広がらず、演技がおおげさ。甘ったるいメロドラマだが、原作を知らなければこれはこれで楽しめると思う。https://sites.google.com/site/darklymama/home
投稿者:Ikeda投稿日:2009-04-19 11:47:59
公開時、かなり話題になっていた映画ですが、確かに恐い内容です。もともと子供は、まだ物を取得する手段を心得ていないため、物欲は大人に比べて遙かに強く、しかも独占欲もまた強いことは子供を見ていると良く解ります。ただ、それがエスカレートして殺人を何とも思わないというのは隔世遺伝ではなく、道徳心の欠如、すなわち教育の問題ではないかと思います。この映画に出てくる大家の猫かわいがりはそれを示唆しています。
出演者が殆ど知らない人ばかりですが、どうもテレビやブロードウエイで活躍した人が多いようで、確かに皆、演技はしっかりしていると思いました。少女役パティ・マコーマックも確かに名演ですが、悪役としての演技ではないと思います。嘘はつきますが、これも子供がよくやることで、罪の意識のない無邪気な少女を演じているだけなので、それが逆に怖さを出していると思います。
なお、この映画のエンディングは3種類、用意されていて公開時まで秘密にされていたようですが、一番、無難な結末を選んだのではないかと思います。
投稿者:bond投稿日:2008-03-12 09:19:59
犯罪性格が隔世遺伝するという発想はおもしろい、母親の恐怖と苦悩がリアルに伝わる。唐突のエンディングにはえっ!とやられた。ラストのカーテンコールみたいなのはいいかもね。
投稿者:映子投稿日:2006-12-09 22:05:40
この作品もパティ・マコーマックという子役の存在も知りませんでしたがスゴイ子役です。憎たらしいのなんのって。オスカーの助演賞や偉大な悪役の54位にしっかり選ばれてるのにも納得です。
舞台劇の映画化の為、ほとんど室内で物語が進行し、観客を想像に駆り立てる脚本となっています。それだけに演技の素晴らしさが際立っています。

ラストシーンにも驚かされましたが、なぜかカーテンコールがあり、使用人のリロイは役柄は不気味でしたが、素顔は絶対いい人だってわかります。脇役もうまい人ばかりの作品です。

日本の「氷点」とは全く逆の展開ですね。・・・・関係ないですが。

投稿者:ASH投稿日:2004-10-14 23:34:25
大林宣彦監督のTVM『可愛い悪魔』の元ネタ?はたまたマック・カルキンの『危険な遊び』へのインスパイア?何にしろ、オモロかったよ。
投稿者:蔵丁稚投稿日:2001-09-01 17:23:30
 前々から見てみたかったので、アマゾン・コムでビデオを買いました。日本語字幕はもちろんありませんが、台詞の喋り方が、もともとの舞台劇のように明瞭なので、比較的聞き取りやすいです。
 50年代のアメリカ白人中産階級の家庭は、イメージとしては、頼りになる父親がいて、優しい母親がいて、居心地のいい家がある、と、子供にとっては理想的な環境。この映画も、問題の出来事以外はまったく50年代ホームドラマの雰囲気で、それだけにこの題材はショッキングだったでしょう。人が悪に走るのは環境のせいばかりではなく、遺伝の要素もあるのだという考え方が映画のなかで述べられますが、実際このローダという少女は、物質的だけでなく精神的にも恵まれた家庭に育っています。遺伝が原因という理屈が科学的に正しいかどうかはともかく、人間の努力ではどうにもならない悪があるというのは不気味です。たとえば、神戸の事件の少年も、家庭に問題があったといわれますが、それだけであそこまでいくものなのか? もっと悲惨な家庭に育つ子供だって、いくらでもいるわけですから。
 パティ・マコーマックは、自分の思いどおりにしないと気がすまず、大人から注意されても絶対に自分が悪いとは認めない、利かん気な少女を達者に演じています。こういう、現実にいそうな感じの子供の姿をステップにして、殺人を犯す少女というところへ持っていったので、リアリティが出たのだと思います。
 苦悩する母親役のナンシー・ケリーも好演ですが、殺された少年の母親を演じるアイリーン・ヘッカートがまた光っています。ちょっとワハハ本舗の久本さんみたいな感じで、息子に死なれた悲しみのあまり酒浸りになり、いつも酔っ払っていて、ローダが息子が死んだときの状況を知っているはずだというので、家に押しかけては、愚痴やら泣き言やらをいう。哀れさと滑稽さが混じったその酔っ払いの演技がじつにいいです。もともとが舞台俳優で、本作ではアカデミー助演女優賞ノミネートですが、『バタフライはフリー』ではみごと同賞を射とめていますね。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 主演女優賞ナンシー・ケリー 
 □ 助演女優賞アイリーン・ヘッカート 
  パティ・マコーマック 
 □ 撮影賞(白黒)ハル・ロッソン 
■ 助演女優賞アイリーン・ヘッカート 
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