ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ(1984)ONCE UPON A TIME IN AMERICA
【クレジット】 【解説】 マカロニ・ウェスタンの巨匠、レオーネ監督が10年以上の構想の末にアメリカ資本で製作した、ユダヤ系ギャングの半世紀に及ぶ友情・愛・裏切りをノスタルジックに描く一大叙事詩的大作。20年代初頭のニューヨークに住む少年ヌードルス(スコット・タイラー)は仲間を率いて貧困街で悪事の数々を働いていた。ある日その町に越して来たマックス(ラスティ・ジェイコブス)と運命的な出会いをした二人は禁酒法の隙間をぬって荒稼ぎを続け、大人になった頃にはギャング集団として伸し上がっていた。しかし新たな仕事の計画を立てたマックス(ウッズ)の無謀な考えに反発したヌードルス(デ・ニーロ)は彼を裏切り、警察にその情報を流したためマックスは殺され、ヌードルスは町を追われるのだった。しかし30年後になった今、年老いたヌードルスの元に不審な手紙が舞い込んで来るのだった……。故郷に戻ったヌードルスが意外な真実を解いて行く中で展開する回想シーンへの展開と、ザンフィルのパンフルートを用いるなど哀愁を帯びたモリコーネの音楽が絶妙に絡み、レオーネ特有のゆっくりとした描写で苦悩するデ・ニーロの心情が痛いほどの伝わりを見せる、監督の演出力の妙が全編に渡って見受けられる感動作になっている。個々の時代を再現させた緻密で豪華なセットやエキストラの数も圧巻! デ・ニーロの笑顔で終わるラストも切ない。尚、本作は意外にも、たった7本しか監督作のないレオーネの遺作である。 ![]() 【関連作品】
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人を殺すのも何するのも、けっきょく同じことなんだよね、ギャングって。どんなに豪華なディナーを用意しようとも、獣は獣。アイロニーですね。
別の作品を見てると、説明が大好きでガンマンの過去を漫画みたいにフラッシュバックさせるのが好きらしい。敵味方でも苦労人を描くことによりそれまでの西部劇特有のあっさりした死に様に哀愁の匂いが漂うからだろう。
「続夕陽のガンマン」で見知らぬ死体にまで哀愁を漂わせる役割をさせるのはもはや業だ。
ただこの映画はやたら構成が複雑だ。過去にもどったり現在に行ったりと
やたらとフラッシュバック技法が多すぎる。ギャング映画としては致命的だ
もっと単純な構成のほうが人物の性格などがストレートに伝わってくるものの・・・それと脚本が悪すぎる。レオーネ作品にしては台詞が多すぎた。
ラスト付近で何回もデニーロに俺を殺してくれとか言いすぎだよ。
このシーンは最悪だったな。あとエリザベス・マクガヴァンがブサすぎて
笑った。あの子供から・・・それにもっと彼女を老けさせるべきだ。
そんなこと気をしないのがレオーネだと思うけど。10年かけ練って計画したわりに時代描写が曖昧で、すべてその時代の流行歌ですましてさ。
彼の最高作「続夕陽のガンマン」もあくびが出るほど退屈な映画だ。
レオーネに長時間の哀愁演出をやめさせれば「夕陽のガンマン」のようにもっと眠気スッキリの西部劇が作れただろうに。バランスと娯楽性ならホークスの西部劇が上だな。カットされるのもこれじゃ当たり前。
やたら長くねっちこくて・ぎこちない構成もレオーネの魅力か・・・
ヤクザ映画にあこがれる男の心理、自分に無いものを見つけた感じがする。
人間の持つ、弱さ、喪失感、生き様を見る人によって提供してくれている。
映画はこういうものでなくては。
ジェニファー・コネリーはほんとにいい時に出演できたんじゃないかな。
もう少し短くしてもよかったんではないかと思う。
デニーロは良かった。
これは映画館で見たかったーっと心底思う。
大人版(暗黒版)スタンドバイミーって印象を受けました。
子ども時代のヌードルスも良かったですねー。それにしても・・・
ハァ せつない
ただ、あまりに過激な性的表現に少し退いてしまったことも事実である。
何とかしてこの性的表現を押さえれば、オスカーも夢ではなかったように思える作品。
マフィア映画では金字塔と呼ぶしかない名作だが、やはり自分の中ではゴッドファーザーには劣る。
マックスとの再会もさることながら、僕が泣けて泣けてしかたなかったのは、ファット・モーとの再会シーンです。壁にかかる写真(この意味がわかるのは後になってから)。時計の鍵を返すエピソード。そして、のぞき窓から覗く老いたヌードルスの視線からカットが切り替わるところ!
あと、ラストについてはどうしても触れておきたい。これだけの大作、大河ドラマをどんな風に締めくくるのか、映画の終わりが近づくにつれて気になってきませんでしたか?このラストには、ヤラレました。もう文句なしです。
こんな調子でこの映画について語っていたら、それこそ夜を徹することになるのでしょう。あらためて思うのですが、素晴らしい作品は「語り」を誘発するものですね。また、ストーリー展開とは直接関係のないセリフやシーンがやたら心に残る
のもいい映画の共通項だと思います。
この映画が遺作となったことは、ある意味、セルジオ・レオーネにとって幸せなことだったのかも、と考えたりします。
ただ一つ、出てくる女性の殆どがダッチワイフと化している気がするので、女性には薦められません。
恐れ多くて無理です。
年老いたヌードルスとマックスの再会。
二人の思い出が溢れ出して、
もう泣くしかなかった…。
事さといったら。あの聖書の一節を読む件のアップカットが忘れられない。エリ
ザベス・マクガヴァンがそれに比して余り魅力が無いので困る。リレー・キャス
トの難しさでもあるが、エリザベス・マクガヴァンがデ・ニーロに犯されても、
ちっとも感じないのである。もし、あの女の子が犯されていたとしたら!...」
というのは公開時に書き付けた私のメモ。私と同じように、この映画は何と云
っても子供時代のジェニファー・コネリーに尽きる、という方も多いだろう。
素晴らしい伏線が散りばめられていて、映画のストーリとはこうでなくては、
という感慨を覚える。しかし、それは「映画でストーリを語る」ということとは
全く別なのではあるが。
http://www.page.sannet.ne.jp/egi/