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ジャン・ルノワールのトニ<未>(1935)

TONI

トニ(DVD発売時)

メディア映画
上映時間95分
製作国フランス
公開情報劇場未公開・ビデオ発売
ジャンルドラマ/ロマンス
トニ [DVD]
USED価格:¥ 4,109
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【解説】
 ジャック・ルベールの原作をルノワール自身が潤色・再構成したシナリオを映画化。移民が多く人種のるつぼである南仏にやってきたイタリア人のトニは下宿の娘マリーに好かれながらも、友人のぶどう園主セバスチァンの娘ジョゼファに恋をし、求婚する。しかし、彼の働く採石現場の監督アルベールが無理矢理に彼女をものにし、彼らは結婚。その式の際中も悲嘆にくれるトニは、マリーとかりそめの所帯を持つが、ジョゼファに未練たらたらで、2年後、夫婦互いに浮気をして破局を迎えた彼女と改めてヨリを戻す。ジョゼファは結婚する前から彼女といい仲だった従弟のギャビーと共謀し、セバスチァンの遺した農園の利益を独占するアルベールから金を取り戻そうとして、彼を殺してしまい、その現場にたまたま居合せたトニは彼女と逃亡を図るのだが……。浮気性の女を激しく愛したばかりに倫落する純情な移民男への共感いっぱいに、ルノワールは得意のロケ撮影でほぼ全篇を通し、南仏の生命の輝きを見事フィルムに封じ込めることに成功している。単純で明快で奥深い、〈男〉のメロドラマの傑作だ。ジョゼファが蜂に刺されたのをいいことにトニを誘惑する場面の官能性は特に見もので、スペイン移民たちの奏でるギターの哀愁のメロディも印象深い。
<allcinema>
評価
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
215 7.50
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【ユーザーコメント】
投稿者:Yes We Can投稿日:2009-02-19 19:14:32
もう3回くらい見たけど、あんまり面白くない。

トニって良いヤツだな、人懐っこそうで。
に比べて、アルベールって嫌な男だ。ハゲだし。
一番許せないのは、金持ってとんずらしたギャビーかもな。
ジョゼファも、誉められたものじゃないね。

ラストの警官の現れるシーンは、わざとらしさの度が過ぎる。
そしてついに銃殺されるシーンも、「空に向かって撃て」と言われてるのなぜトニを撃つ?

銃殺現場の立派な大鉄橋をトニが駆けるシーン。
上路トラス橋なのに、トニがアップの場面で彼の背後にトラス鋼材が次々と映るってのはおかしいでしょう。些細なことだが、こういう矛盾は気になります。
この監督、細かいことに意外と無神経だとわかりました。

映画としては良いんじゃないですか?
見終わった後「かわいそうなトニ…」ってしんみりします。
投稿者:ミュジドラ投稿日:2006-06-10 19:05:11
そんなに女にもてるタイプには見えないけど。
投稿者:Ikeda投稿日:2004-08-06 22:55:36
ジャン・ルノワールの作品ながら、劇場公開されなかった映画ですが、確かに内容が暗く、一般向きではないので当然かもしれません。南仏にスペインなどから流れてくる低所得層の人たちの間での恋愛を描き、退廃的な生活の中での人間性をよく描いています。ルノワールは後にこの映画で多くのことを学んだと言っていたそうですが、確かにカメラといい、恋愛感情の描写といい、思い切った仕事をしたように感じます。戦後の日本でも評判になった「イタリアン・リアリズム」の先取りという説もありますが、確かにその通りです。
投稿者:ルミちゃん投稿日:2004-07-14 15:09:02
【ネタバレ注意】

私、パアのルミちゃん.馬鹿、この言葉の意味がよく分からないので、国語辞典を引いてみたの.
1.知恵の働きが鈍いこと
2.馬鹿を見る.つまらない目に遭う.損をする.
3.馬鹿になる.自分から進んで馬鹿を装う.(これは私だ、関係ない)
4.馬鹿の一つ覚え.(これも私かしら、これも関係ない)

と言うことで、1と2でこの映画を考えてみよう.
下に、逃げようとさえしなければと書いたのだけど、荷車で死体を山に運ぶシーンがあったとしたら、それを見て私は、「馬鹿なことはやめなさい」、きっとこんなふうに思ったのでは.
最後にトニを撃ち殺した男、あの男はだれがどう観ても馬鹿としか言い様がない、知恵の働きが鈍い人間.
そして、その結果として、トニは馬鹿を見た.つまらない目に遭った.殺されてしまって得をしたことがあるはずない、損をした、と言える.
まとめれば、トニとジョゼファは、死体を山に運んで自殺に見せかけ、逃げようとした.つまり馬鹿のことを考え、馬鹿なことをした結果、馬鹿な男に、馬鹿な目にあわされた.もっとまとめれば、馬鹿な事をしたばかりに、馬鹿を見た(つまらない目に遭った)、と言うことなのね.
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逃げようとさえしなければ

この映画、音楽で言えば2楽章で構成されていると、言っていいのでは.
「何も殺すことはないだろ」
ジョゼファが背中を観せ、
「ひどい、おれが殺すところだ」
ここまでが第一楽章、だけどここまでの旋律は、ほとんど意味がない.事実があっただけの話.
さて第二楽章を考えてみると、実はこの映画、荷馬車で死体を山に運ぶシーンが、検閲でカットされ、ジャン・ルノワールはひどく怒ったらしい.
元々、後半が短いのに加え、かなり重要な部分がカットされてしまった様に思える.
勝手にカットされた部分を補って考えると、
「トニ、ジョゼファよ、おまえ達、本当にいい奴なんだけど、逃げようとさえしなければ、こんな事件は起きなかったんだ.ジョゼファよ、おまえちゃんと自首できるじゃないか」ジャン・ルノワールはこんなふうに、言いたかったのじゃないかなって.
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情痴事件、馬鹿げた話を、新聞が書きたて民衆が大騒ぎした.さて、この映画、馬鹿げた話ばかり、リアリズムとは.
それはさておき、トニが鉄橋を走るシーン、初めは右側を走り、撃ち殺されたときも右側.真ん中辺は左側の方が景色が良かった?、そこまで観客にサービスすることはないと思うけど.全くもう、映画監督が映画に馬鹿な真似をしてちゃ駄目.
それはさておき、地元住民から役者を集めたのだけど、条件はなるべく??を、間違っても??に見えないこと.ばれたら袋叩きに遭うわね.

投稿者:Katsumi Egi投稿日:2001-01-11 00:05:41
 こういうフィルムを見てしまうと真に驚愕してしまう。映画史の教科書的知識
が見事にうち破られてしまう。
 これが1935年のフランス映画なのである。全くこれは、ネオ・レアリズモじゃ
ないか。ルノワールは真に驚愕に値する。
【ソフト】
  商品名  発売日  税抜価格  
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