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映写技師は見ていた(1991)

THE INNER CIRCLE

インナー・サークル/映写技師は見ていた(ビデオ)

メディア映画
上映時間137分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(Col=COLTRI)
初公開年月1992/10/31
ジャンルサスペンス
私は、見た。歴史の真相を。

【解説】
 スターリン時代のソビエトで実際に起こった実話に基づいて映画化された衝撃作。主人公は、KGB本部の映写技師イワン・サンシン。1939年夏、結婚式をあげたばかりの彼は、突然KGBに連行される。行き先はなんとクレムリン。その日からイワンは、共産党書記長スターリン専属の映写技師として、権力の中枢に入ってゆく……。物語は、イワンに対する妻の愛、スターリンに対するイワンの愛という皮肉な三角関係を縦軸に、スターリンの恐怖政治が終わるまでの激動の時代を横軸にして、ドラマチック且つサスペンスフルに展開してゆく。この作品の主人公イワンは実在の人物で、当時クレムリンで映写技師として仕えたアレクサンドル・ガンシン。映画は、その中枢部に入ってゆく彼の姿を通して、独裁政治の愚かしさ、権力の恐ろしさを克明に描ききっている。特に、ラスト近く、自分の妻の死を目前にしながらも、スターリンとおぼしき人物を見かけて慌てて駆け寄り、満面の笑顔で“スターリン!”と叫ぶシーンは圧巻。まるでマインド・コントロールされているかのような、あのビー玉にも似た“目”には、本作のメッセージである、権力が人間を思考停止にしてしまう“恐ろしさ”が凝縮されて描かれている。文句なく傑作と呼べる必見の1本だ。
<allcinema>
評価
【ユーザー評価】
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【ユーザーコメント】
投稿者:ちゃぷりん投稿日:2009-03-28 17:54:45
スターリンとその側近たちの登場シーンが強く印象に残った。
投稿者:黒美君彦投稿日:2001-02-18 13:03:02
21世紀、2月17日の深夜、地方U局で放送されたこの映画を、いったい何人の人が観ただろう。スターリン時代のソヴィエトを描いたこの作品は、粛清の嵐の背後にいた「純真」な群衆の一端を切り取って見せた。主人公の映写技師サンシンに、アパートの同居人、年老いた「プロフェッサー」と呼ばれる老人が言い放つ。「いいか、よく覚えておけ。お前のように純真で人を疑わない人間が、独裁者を悪魔を産み出すんだ」。スターリンが死んだとき、レーニン廟に詰め掛けた1500人が圧死したという。「純真」という名の暴力。この映画はその恐怖を描ききっている。
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