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エーゲ海の天使(1991)

MEDITERRANEO

メディア映画
上映時間90分
製作国イタリア
公開情報劇場公開(KUZUI)
初公開年月1993/05/08
ジャンルドラマ/戦争/コメディ

【解説】
 米アカデミー賞の外国語映画賞など、全く値打ちの無いものかもしれない。アメリカ人の外国映画音痴ぶりがそのまま反映され、台詞がただ仏語や西語なだけで、映画の内容はまるでアメリカ映画、といった作品が大抵受賞するからである。本作もそんな一本。大戦中の話なのに深刻な所はなに一つない。牧歌的なギリシャの小島に8人のイタリア兵が派遣されてくるが、サッカーをしたり娼婦のもとを訪ねたりする以外とりたててすることも無く、義務感に燃えていた若い隊長も教会のフレスコ画制作に夢中になる。終戦で島を離れた彼らだが、本国で働き定年を迎え、再び吸い寄せられるように島へ帰ってくるのだった。あまりにも現実逃避的で、諷刺は病院の減塩メニューのように味気ない効き目。人生を頑張りすぎてると自負する人には慰めになるかも。そうでもない人には、ちょっとユルすぎる病人食のお粥みたいな映画。
<allcinema>
評価
【ユーザー評価】
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【ユーザーコメント】
投稿者:ひろちゃん2001投稿日:2010-11-07 14:42:02
確かに、アカデミー外国語映画賞をとる程の映画かと言えば
はなはだ疑問であるが、良くも悪くもイタリア系のダメ男たちの
喜劇であり、ソローライフを描く事での戦争批判映画になっている面も
イタリアらしい喜劇であった。
作風で言うと、マルコ・フェレーラ風であり、男どもは、
カヴァーニ風の野卑で愚かしい男どもの喜劇になっているが、
全体的に低調なので、佳作とも言えない出来である。
ド・ブロカの戦争喜劇の佳作である「まぼろしの市街戦」とも共通する、
戦時下での隔離したソローライフが、ユートピアに見えるゆったりさに
見えてくるのがこの映画の肝であろう。

解説者とコメンテーターの戦いで活況みたいであるが、私も、解説者のコメントは的外れだと思う、この緩さこそがイタリア映画らしい伝統であり、アメリカ風の話ではないイタリア風のストーリー展開であり、解説者こそが、アメリカ風の語り方にこだわりを持ちすぎていると思われます。
投稿者:本読み投稿日:2006-10-03 21:47:14
逃避を肯定的に描いた映画ってそんなにないと言うことを考えれば、むしろ凄く希有な映画です。「その男ゾルバ」の登場人物や島の人々よりリアリティにおいては劣りますが、「日曜はダメよ」に通じる、きまじめさへの抵抗という(そんなに肩肘張ったものじゃないけど)精神はすいっと入ってきます。病人のどこが悪いのか、まともじゃない社会で健康にいる奴の方が信用できないと思います。解説者を憐れみますね。
投稿者:ROMな男投稿日:2006-06-06 17:11:49
 確かにこの解説は的外れでヒドすぎるんで、黙ってられなくなった。そこそこの映画ですよ!

 戦争から取り残されたカラっとしたエーゲ海の島で、のんきなイタリア兵たちがユル〜い軍隊生活を送る、という、和みと癒しの物語。ユルいんだけどノスタルジーとペーソスに溢れてて退屈させない、イタリアらしい良作です。

 ストーリーが現実逃避的と言えばその通りだけど、それが狙いでは? 戦争という悲惨な状況における、ありえないけどあったら素敵なファンタジーを描いたパラダイス映画でしょう、これは。

 ついでに、『コレリ大尉のマンドリン』というまんま同じような話がハリウッドで映画化されましたけど(ベストセラーの原作あるのでパクった訳ではないようです)、最終的には戦闘シーン満載で、やっぱり自由と正義をかけてナチスと闘っちゃう、それこそしょうもないアメリカ映画の典型で、本作の方が格段に上だと思ってます。
投稿者:etienne投稿日:2005-09-04 15:38:18
最初は退屈だなぁ。
島人が出てくるあたりから面白くなったなぁ。
女の人がきれいだったなぁ。
いいなぁ・・・。
投稿者:wildcat投稿日:2005-02-08 13:39:35
この解説を書いた人、どういうセンスしてるの? この映画のどこが「アメリカ映画」なの? どこが「病人食のお粥」なの? この人が選ぶ傑作を知りたい。あるいは、せめて「署名付き解説」にしてほしい。

肝心の映画ですが、イタリア映画ならではっていう感じです。それこそ「アメリカ映画」のように馬鹿笑いするわけでもなく、イギリス映画のように斜に構えるわけでもなく、のんびり大らかにくすくすと笑えます。しかし、笑わせるだけじゃ終わらないのがイタリア映画。というより、もの哀しさを笑いを通して伝えるという感じでしょうか。最後にはちゃんと、考えるようにできています。良質な映画です。

(余談ですが、この映画を観て高校の世界史の先生が言っていたことを思い出しました。「イタリア軍は正直なところ、ある意味、ドイツ軍の『お荷物』だったんだよね。『任せておけ』っていって、例えばアフリカを『占領』しに行くんだけど、そんなに強くないから、勇ましく出かけていっても、結局ドイツ軍に助けを求め、ドイツ軍がイタリア軍の『後始末なり尻ぬぐい』をしてた。」。なんだか、この映画を観ると、この先生の話もまんざら嘘じゃないかもと思ってしまいます。
投稿者:Aubeangel投稿日:2005-02-06 17:41:22
解説の文を読んで驚きました。
この映画にこんなコメントを書くなんてこのサイトにちょっと失望しました。

この映画はとても面白くて充分にアカデミー賞の価値のある映画です。
エーゲ海でボケーッと暮らしているイタリア兵達のなんと面白いこと!
傑作です。
是非見てください。
余計な知識を求める映画ではなくてゆったりとした時間とのんびりした空気を味わえる素敵な映画です。
イタリア語がわからなくても全くなんの問題もなく面白い映画です。
投稿者:ポクスンア投稿日:2002-04-14 01:45:29
冒頭とラストに表示されるメーッセージ通りの映画。
つまり、世の中が狂っているのならそんな世の中から逃げてしまうのもテだよ、と。
確かに戦争みたいに狂った世界で一凡人が殺されずに自分の人間性を守るには逃げるしかないだろうな…。それもチャンスに恵まれればですが。
でも、侵略者側のイタリアが良心的なイタリア兵を描くのは図々しいよ。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
■ 外国語映画賞 
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